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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

カテゴリー「撮影レポート」の記事一覧

【真岡鐵道】SL+DL重連運転実施!

■「C12 66」製造90周年記念企画!

 普段は「C12」が牽引している「SLもおか」号を、「C12」とディーゼル機関車「DE10」が重連で運行する特別企画が実施されました。
 重連運転は、2023年11月3日(金/祝)から11月26日(日)までの計9日間で、午前中の往路(下館→茂木)はSL+DLの重連運転、午後の復路(茂木→下館)は3両の客車の前後をSLとDLが挟み込む「プッシュ・プル運転」となりました。▲ 市塙駅に向けて力走!(2023年11月25日撮影)

 1933年に製造された「C12 66」は、各地で活躍した後、1972年に廃車となり、福島県川俣町で静態保存されていました。
 1988年、JR真岡線を第三セクター鉄道に転換して誕生した真岡鐵道は、軽快に走るレールバスを新製したり、長すぎた駅間に新駅を設置したり、運行頻度を大幅に高めたり……と、快適性と利便性の向上に努めましたが、さらなる利用者確保のためには「目玉」が必要に。
 検討の結果、SL列車の運行により観光客を確保すると共に、話題性を高めることに。そこで白羽の矢が立ったのが「C12 66」でした。
 1991年、同車を保存していた川俣町と、真岡鐵道沿線の芳賀地区広域行政事務組合との間で有償譲渡が決定。1992年から1993年にかけてJR東日本の大宮工場で復元工事が行われ、1994年3月末から「SLもおか」号の運行が始まりました。▲ 重連最終日、下館駅を出発!(2023年11月26日撮影)

 「SLもおか」号は、首都圏からほど近い場所を運行するうえに、週末を中心に通年運行するSL列車として貴重な存在となりました。
 その後、新たな牽引機として「C11 325」が加わったことで、運行形態のバリエーションが豊富に。メディアへの露出も増えて、真岡鐵道と「SLもおか」号の知名度は全国区になりました。
 その後、まことに残念ながら「C11 325」は東武鉄道へと移籍してしまったのですが、「C12 66」は引き続き「SLもおか」号の牽引に活躍し続けています。

 製造から90年、車籍復活から29年を迎えた「C12 66」。
 あと10年で、製造から100年となるばかりか、車籍復活から39年=製造から1972年に廃車となるまでの39年に肩を並べるということにもなります。
 今も走り続ける貴重な「C12」として、今後も末永く活躍していって欲しいものです。


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【宇都宮LRT】超低床LRV「HU300形」を見学!!(3)

■見どころ満載!! 「HU300形」車内の特徴

 2023年8月に「優先整備区間」が先行開業予定の芳賀・宇都宮LRT
 「下館レイル倶楽部」は、LRT運行会社「宇都宮ライトレール」のご協力を得て、超低床LRV「HU300形」(愛称「ライトライン」)の見学会を実施しました!!
 見学会レポート記事(1)では車両の外観を、見学会レポート記事(2)では運転席周りの様子をご紹介しました。
 今回は、見学会用に開放された「HU301」編成の客室内の様子を中心にご紹介!!


▲ 芳賀・宇都宮LRT向けの低床LRV「HU300形」は、編成長30m級・車体幅2.65m、現時点では国内最大級の大柄な超低床LRVです。

■シート配列は2+2列のセミクロスシート

 「HU300形」は、床面が極めて低い超低床LRVです。
 編成長は国内最大級の29.52mで3車体連接構造、車体幅は今や超低床LRVの国際標準規格になっている2.65mです。
 富山地鉄の富山港線(以前の「富山ライトレール」)で使われている「0600形」が編成長18.4m・車体幅2.4mですので、かなり大柄であることがお分かりいただけるかと思います。
 (数値上は2.4mと2.65mで25cm差なのですが、実際に乗ってみるとその違いが大きいことを実感できます)



▲ 車内は2+2列のセミクロスシートで、シートの座り心地は快適そのもの!

 座席の配列は、2+2列のセミクロスシート(いわゆる「ボックスシート」)で、できるだけ着座できる人数を多くしています。
 座席はまるで特急車両のような快適な座り心地で、典型的なクルマ社会(過度なマイカー依存社会)の北関東で、いかに快適に通勤通学してもらえるかを重視していることが分かります。 

■網棚はない代わりに荷物置き場を設置

 車内に網棚は設置されていないものの、座席と座席の間のスペースを利用して、荷物置き場が設けられています。

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▲ シート間のスペースを利用して荷物置き場が設置されています。

 「ゆりかもめ」などの新交通システムも、車内は狭く、網棚は設置されていません。
 昔のように、大荷物を抱えて電車に乗る乗客は多くはありませんが、ちょっとした荷物を置きたい場合はあります。
 網棚ほど大きな収納力はなくとも、適度な高さにちょっとした置き場があることは、これはなかなか良いのではないかと思います。

■開業は2023年8月予定!!

 2022年8月下旬に実施した弊倶楽部の「HU300形」見学会レポートは、以上です。
 今後は一般向けの見学会や見学イベントなども行われていくでしょうから、ぜひさまざまな機会に見学していただければ、と思います。


▲ 今後はさらに見学できる機会が増えるのでは……と思います。

 芳賀・宇都宮LRTの開業時期は当初より少し延びて、2023年8月開業予定となりました。
 8月の新線開業というと、2005年8月24日に開業したTX(つくばエクスプレス)を思い出します。

 秋葉原とつくばを直結するTXは、その後年々利用者を増やして、今や1日あたり30万人を超える利用者数を数える一大路線に成長しました。
 従来は公共交通空白エリアだった沿線一帯は、速達性と利便性が高いTXが開業したことで、大きな社会的変化を遂げつつあります。

 芳賀・宇都宮LRTは、JR宇都宮駅と郊外の新興エリアや工業団地を結ぶ駅東側の区間が先行開業します。運行頻度は通勤通学時は6分に1本、日中などは10分に1本という、地方においては画期的ともいえる高頻度ダイヤで、快速運転も実施します。
 今後はJR宇都宮駅を東西に乗り越え、東武宇都宮駅などがある駅西側区間の整備も行う計画で、さらに既存の鉄道路線への接続・乗り入れも視野に入れた設計になっています。
 開業が待ち遠しいですね!!


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【宇都宮LRT】超低床LRV「HU300形」を見学!!(2)

■見どころ満載!! 「HU300形」車内の特徴

 2023年8月に「優先整備区間」が先行開業予定の芳賀・宇都宮LRT
 「下館レイル倶楽部」は、LRT運行会社「宇都宮ライトレール」のご協力を得て、超低床LRV「HU300形」(愛称「ライトライン」)の見学会を実施しました!!
 見学会レポート記事(1)では、車両の外観を中心にご紹介しました。
 今回は、見学会用に開放された「HU301」編成の車内の様子を中心にご紹介!!


▲ 芳賀・宇都宮LRT向けの低床LRV「HU300形」には数々の新機軸が!!

 「HU300形」は、芳賀・宇都宮LRTがICカード乗車券を利用して信用乗車方式(セルフレジ方式)を導入するのに対応して、全ドアに簡易改札機(タッチパネル)を設置しています。
 簡易改札機は、乗車用降車用に分かれていて、一目で見分けることが出来るようになっています。
 ドアは、乗客がボタン操作で開閉できます。


▲ 信用乗車制度を導入し、電停では全ドア開閉可能になるため、全ドアに簡易改札機が完備。

 ICカード乗車券は、「Suica」「PASMO」なども利用できるのですが、宇都宮を中心とする栃木県独自のカード「totra」(トトラ)を利用するのが断然オススメ。
 「totra」は電車やバス、地域内交通でも利用できるICカード乗車券で、宇都宮市が導入する乗り継ぎ割引制度市内上限運賃制度の恩恵を全て受けることができるし、独自ポイントも加算!! しかも、「Suica」互換カードなので、他の地域でもそのまま利用できます。

 なお、運賃は現金支払いも可能で、運転席後方にはバスで見かけるような運賃箱が設置されています。
 ただ、現金決済だと時間と手間がかかりますし、割引制度の対象にもなりませんから、ぜひICカード乗車券の利用をオススメします(一度使ってみれば、その便利さを実感できると思います)。

■見晴らしが良い運転席

 見学会では、なんと運転席に座ることもできました!(編成の片側だけ)
 「HU300形」の運転台は、ベースになった福井鉄道の「F1000形」よりも細長く伸びた先頭部の中央に設置されていて、見晴らしがよく、電車の運転席というより戦闘機のコックピットのような印象も受けます。


▲ 運転席は細長い先頭部の中央に配置。必要な機器がシンプルにまとまっています。

 一般的な電車と比べると、「HU300形」は客室も運転席も窓ガラスが大型です(曲面ガラスは特注で、1枚300万円以上とのこと!!)
 客室はともかく、運転席にはカーテンなどの日除けでガラスを全部覆ってしまうわけにはいきませんから、いくら熱線吸収ガラスを使っても夏季は強烈な直射日光で相当暑くなることが考えられます。
 で、どんな対策をしているのかな……と天井を確認したところ、扇風機2基、エアコンの送風口が左右に2個ずつと、万全を期していました。


▲ 運転席の夏の暑さ対策はしっかりしていました。


 見学会レポート(3)では、客室の様子などをご紹介します。


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【宇都宮LRT】超低床LRV「HU300形」を見学!!(1)

■2023年8月「優先整備区間」開業!! 芳賀・宇都宮LRTの車両基地を見学!!

 2023年8月に「優先整備区間」が先行開業予定の芳賀・宇都宮LRT。JR宇都宮駅東口から、大規模商業施設「ベルモール」と「宇都宮大学」陽東キャンパス、「清陵高校」、「作新学院大学」、「清原工業団地」、「ゆいの杜」、「芳賀工業団地」を経由して、芳賀町の「本田技研」北門付近まで、約14.6kmを結びます。
 (注:LRT整備区間は、JR宇都宮駅から「栃木県教育会館」付近までの約5kmの区間を含む、約20kmです)
 このたび「下館レイル倶楽部」は、官民共同で設立された運行会社「宇都宮ライトレール」本社も併設となる車両基地にお邪魔して、超低床LRV「HU300形」(愛称「ライトライン」)の見学会を実施しました!!


▲ 宇都宮ライトレールの車両基地(宇都宮市下平出町)で、最新鋭LRV「HU300形」を満喫!!

■3車体連接、編成長30m級!! 国内最大級の最新鋭LRV「HU300形」

 「HU300形」は、福井鉄道の超低床LRV「F1000形」(愛称「FUKURAM」)をベースに開発。「F1000形」と同じく新潟トランシスで製造され、陸路はるばる新潟から栃木まで運ばれてきました。
 3車体連接構造の100%超低床LRVで、編成長29.52m、全幅2,650mmというサイズは、超低床LRVとしては国内最大級です。
 電圧は直流750V、軌間は将来栃木県内の在来線に乗り入れることを想定しているため、1067mmゲージを採用。最高運転速度は70km/h(開業時は40km/h)、最小半径25m、宇都宮駅の東西乗り越えを想定して66.7‰の勾配に対応しています。


▲ 編成長は30m級で、1車体増やして40m級にできる設計になっています。

 車両基地には「優先整備区間」の開業までに必要な17編成が勢ぞろい!!
 旧来の「路面電車」のイメージを覆す編成長と、流麗なスタイリングが目を引きます。
 雷をイメージしたイエロー基調の車体に、窓周りのアクセントにブラックを配色。大胆なカラーリングが、このスタイリッシュな車両にはとてもよく似合っていますね。

 
▲ 車両基地には17編成の「HU300形」が勢ぞろい!!


 見学会レポート(2)では、車内の様子もご紹介します。


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【真岡鐵道】「SLもおか」号、2月・3月は運休

■客車&回送用ディーゼル機関車の定期点検のため

 「SLもおか」号は、3両の「50系」客車と、SL列車の回送に活躍しているディーゼル機関車「DE10」の定期車両検査のため、2月・3月の2ヶ月間は運休となります。
▲ 「SLもおか」号は、客車と回送用のディーゼル機関車が定期検査を実施するため、3月末まで運休となります。

 ……ということで、今週末(1月30日)が点検前に乗車・撮影できるチャンス、ということになります。
 あいにく、年末年始以降は感染拡大傾向が続いていて、気軽に出かけよう……という感じではないのですが、もし当地までお運びの場合は、くれぐれも感染予防対策の徹底をお願いします。





▲ 「SLもおか」号(2022年1月23日撮影)


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【関東鉄道】塗色変更! 「キハ2401」「キハ2402」

■かつてのツートンカラーに

 1922年9月3日、現在の関東鉄道の前身の一つとなった鹿島参宮鉄道株式会社が開業しました。
 関東鉄道は、この日を開業日としてカウントしています。
 つまり、2022年9月3日に開業100周年を迎える、ということになります。

 その前年となる今年(2021年)、開業100周年を前にした企画として、常総線の「キハ2400形」の内2両が「レトロ塗色」(昭和40~60年代の、朱色とクリーム色のツートンカラー)に変更されています。
 まず、4月に「キハ2401」が塗色変更を実施。
 続いて、7月には「キハ2402」も塗色変更を実施しました。
 

▲ 塗色変更と合わせて、片側の排障器も大型のものに交換した「キハ2401」。



▲ 塗色変更を実施した「キハ2402」。

 塗色変更を行った2両は、それぞれ単行で運行されることもあれば、朝夕ラッシュ時に2両編成として運行することもあります。

■開業100周年となる来年(2022年)、さらなる企画も……?

 さて、常総線の「レトロ塗色」といえば、朱とクリームのツートンカラー以前にまとっていた旧・常総筑波鉄道時代の塗色も再現されたことがあります。
 すでに退役していますが、「キハ100形」(旧「キハ30形」→関鉄「キハ300形」をワンマン改造)の2両がまとっていた塗色です。


▲ 旧・常総筑波鉄道時代の塗色をまとった「キハ102」。

 この内、「キハ101」は首都圏色に塗り替えられて引退しましたが、「キハ102」は最後まで旧・常総筑波鉄道時代の塗色をまとっていました。
 (これら2両は、関東鉄道で廃車となった後、筑西市のレジャー施設「ザ・ヒロサワ・シティ」に移設・エンジンがかかる状態で保存されています)

 開業100周年となる2022年、もしかするとこの旧・常総筑波鉄道時代の塗色に変更する車両が現れるのでしょうか……。





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【常総線】「キハ2401」が塗色変更!

■かつての関東鉄道カラーに!! 取手方の排障器は大型に換装

 関東鉄道常総線の「キハ2401」がかつての関東鉄道標準色に塗色変更!!
 国鉄一般気動車の標準色と同様の、朱とクリームの塗り分けは、常総線では昭和40~60年代にかけて見られた塗色です。

▲ 往年の「関鉄標準色」をまとって登場した「キハ2401」。なかなか精悍な印象!

 撮影していて気づいたのは、取手方の排障器が大型のものに換装されていること。
 2014年に発生した踏切事故で、「キハ2401」は下館方の排障器のみ大型のものに換装。
 取手方の排障器は、登場時と同じ丈の短い旧型のままだったため、今回の改装工事が実施されるまでの数年間は、前後で形状が異なる状態で走り続けていました。



▲ 2014年に発生した踏切事故の際、損傷した下館方の排障器を大型のものに換装したため、車両の前後で異なる排障器を装備していました。

 今回の塗色変更に合わせて、登場時オリジナルのままだった取手方の排障器を換装し、下館方と同じ、大型のものに。
 これで前後で排障器のサイズが異なるアンバランスさは解消されました。

 2021年4月17日(土)に水海道の車両基地で実施されたお披露目イベントの後、往年の関鉄カラーをまとった「キハ2401」はすぐ運用に入りました。



▲ 懐かしい塗色ながら、当時走っていた車両とはずいぶん「顔」の印象が異なることもあってか、「古い」イメージは全くなく、むしろ新鮮かつ精悍な印象を受けます。

 来年(2022年)は関東鉄道設立100周年(注:前進となる会社の一つ・鹿島参宮鉄道の開業から100年)、再来年(2023年)は常総線開業100周年ということで、今後もいろいろなイベントや企画が行われるのではないかと思います。
 次なるサプライズにも大いに期待したいですね。 

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【レポート】常総線「キハ5020形」甲種輸送

■祝・「キハ5020形」導入! 2年ぶりの新車投入

 関東鉄道常総線に、待望の新車が登場!
 2年ぶりに新造されたのは、「キハ5020形」です。▲ 2019年2月11日(祝)、新潟から「キハ5020形」がやってきました!
▲ 下館駅で、常総線内で牽引役を担う「キハ2101」&「キハ2102」と連結!
▲ 雪の中を運ばれてきたので、スカート(排障器)や台車には道中で付着した雪が……。
▲ 普段、常総線の下館~水海道間では最大2両編成ですが、新車入線の歳にはこのように4両編成(前の2両が牽引)として走ります。

 「5010形」の増備とならず、新形式の「5020形」となった最大の理由は、先頭形状の変更(ライトボックスの位置が腰部から額部へ移動)にあるように見受けます。


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東京近郊区間ぐるっと大回り旅・2018年5月

■企画立案は小学生!! 首都圏ぐるっと乗りっぱなしの列車旅リターンズ

 2018年5月3日(祝)、近所の小学生たち&お父さんの有志グループで、再び東京近郊区間ぐるっと大回り旅を敢行!
 前日の内に駅の窓口で購入した乗車券は玉戸駅→下館駅の一駅区間……ですが、茨城・栃木・埼玉・東京・千葉の1都4県を大回り!▲ 今回も水戸線の始発列車で出発!

 前回は、小山駅から「湘南新宿ライン」で新宿駅に向かいましたが、今回は「上野東京ライン」で大宮駅まで移動。▲ 小山から大宮へと移動。

 大宮駅では地下の埼京線・川越線ホームに下りて、川越線の列車で川越駅に向かいます。
 川越駅では10両編成の「E233系」から、4両編成の「209系」に乗り換えて、高麗川(こまがわ)駅に向かいます。▲ この日乗車したのは「209系」でした。

 高麗川駅では、八高線の非電化区間を走る「キハ110系」の出発を見送り、乗ってきた電車で拝島へ。▲ 八高線非電化区間の「キハ110系」(今回は乗車せず)。

 拝島駅から立川駅に移動して、中央線に乗車。
 西国分寺駅に移動します。▲ 立川駅からは中央線で。

 西国分寺では、武蔵野線に乗り換え。▲ 武蔵野線「205系」。

 武蔵浦和で埼京線に乗り換え、都心方面へ。▲ 武蔵浦和から埼京線で都心方面へ。

 今回は前回に比べると、比較的おとなしいルート設定です。
 神奈川方面に出ることはなく、山手線に乗り換えました。▲ 駅での撮影は、安全に配慮して実施しています。

 前回同様、上野駅で休憩タイム。
 改札から外に出ることなく、駅構内の売店で昼食をゲット。▲ 上野駅始発の常磐線で茨城県へ向かいます。

 常磐線ではグリーン車に乗車し、先ほど上野駅構内の売店で買い求めた弁当などで昼食を摂ります。▲ 途中駅で特急の通過待ち!

 グリーン車は、2両に1つ洋式トイレがありますから万一のときも安心ですし、疲れてしまったら仮眠しやすいという利点もあります。
 今回は前回の大回り旅ほど長いルート設定ではなかったため、グリーン車に乗ったのは上野→友部間だけでした。

 友部駅からは水戸線に乗り換えて下館方面へ。▲ 水戸線「E501系」。

 出立から約9時間、目的地の下館駅に到着しました。
 余裕を持った大回り旅は無事終了しました。▲ 14時過ぎ、下館駅に到着しました。

 子ども達自らが企画した列車旅。
 「次」はどこに行こうか……楽しみですね。


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東京近郊区間ぐるっと大回り旅

■企画立案は小学5年生!! 首都圏ぐるっと乗りっぱなしの列車旅

 11月26日(日)、近所の小学生たち&お父さんの有志グループで、東京近郊区間ぐるっと大回り旅を敢行!
 前日に駅の窓口で購入した乗車券は玉戸駅→下館駅の一駅区間……ですが、所要時間はなんと約9時間!


▲ 水戸線の始発列車で出発!

 JR水戸線の玉戸駅から乗車し、小山駅から「湘南新宿ライン」で新宿駅に向かい、新宿駅から拝島駅まで中央線・青梅線快速、拝島駅からは八高線で八王子駅へ。
 八王子駅からはJR横浜線の快速で東神奈川駅まで南下し、東神奈川駅から川崎駅までは京浜東北線で移動し、川崎駅からは「上野東京ライン」で上野駅へ。
 上野駅で昼食の弁当を買うなどした後、上野始発のJR常磐線快速で友部駅に向かい、友部駅から水戸線で下館駅に戻ってくる……という旅程。

 途中、改札口から外に出ることはありません! このような「大回り」の旅は、東京近郊区間内で、移動経路が重複しなければ可能です。

 今回この旅を企画したのは、近所に住む小学5年生の少年!
 さすがに小学生だけで送り出すわけにはいきませんので、大人(参加する小学生の父親)が2人同行することになりました。

 途中、多くの路線のさまざまな列車に乗車し、いろんな列車に遭遇しました。 旅程の内、小山→新宿、川崎→上野、上野→友部の3区間は、万一の体調不良とトイレ使用を想定してグリーン車を利用しています。
 グリーン車であれば、2両に1つ洋式トイレがありますから安心ですし、疲れてしまったら仮眠しやすいという利点があります。

 上野駅には予定より少し早い列車で到着。
 駅ナカに多くのお店があるので、ここで車中での昼食に備えて弁当などを調達し、お土産も購入しました。

 上野駅から、常磐線快速で友部へ。
 途中の高浜駅では、猛烈なスピードで通過する「E657系」を撮影できました。 友部駅からは、「E501系」で下館駅へ。
 5時過ぎに出発した大回りの旅は、14時頃に終了となりました。


▲ 「E501系」で下館駅へ!

 子ども達自らが企画した今回の列車旅。
 早くも「次」の企画に向けて、あれこれ構想が出始まっているようです。


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JR水戸線「415系1500番台」運行終了

■水戸線は「4ドア・5両編成」に

 JR水戸線・常磐線で走ってきた交直両用電車「415系1500番台」が、2016年3月25日(金)をもって引退!
 運行最終日、水戸線を走る「415系1500番台」の姿を追ってみました。 長年、水戸線の主力車両として走ってきた「415系1500番台」。
 こうやって走っている姿を見ると、まだまだ使い続けられそうな印象も受けますが、すでに運用開始から30年が経っています。 小山行きのラストランは、「776M」列車。
 「K543」編成が充当されていました。 小山に行った「K543」編成は、折り返し「779M」列車となって戻ってきました。
 これが水戸線における「415系1500番台」の最終列車となりました。 今後の水戸線は、「E501系」と「E531系」の、4ドア・5両編成での運行となります。
 よもや水戸線が全列車4ドア車で運行されることになるとは……。


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引退迫る水戸線の「415系1500番台」

■2016年3月ダイヤ改正で水戸線・常磐線から引退

 1986年のデビュー以来、30年に渡って水戸線・常磐線で走ってきた「415系1500番台」
 2016年3月のダイヤ改正をもって引退します。▲ いよいよ引退する「415系1500番台」。背後に見える国道50号線の跨線橋は、バイパス工事の進捗に伴って掛け替え予定なので、この組み合わせで撮影できるのもあと一月半ほど。

 「415系1500番台」は、JR宇都宮線や高崎線、東海道本線などに投入された直流電車「211系」と同じ「顔」とステンレス車体を有する交直流電車です。
 ただし足回りは「211系」と同等ではなく、鋼製「415系」との共通運用・併結を考慮して、あえて鋼製「415系」と同じ性能に抑制していました。
 基本的に4両編成・全車ロングシート仕様として製造されました。▲ 撮影したのは、2016年2月9日(火)。下館駅に向かう「735M」列車は「K537」編成でした。

 例外で異彩を放っていたのは、試験的に製造された2階建ての制御「クハ415-1901」
 着座数の増加を狙って製造され、ドア数が少ない(2ドア車)ことから停車駅が少ない「通勤快速」要に用いられました。
 シート配置は、1階と車両後部は2+2列のクロスシート、ドア付近はロングシート、2階は2+3列のクロスシートでした。
 たった1両のみの製造でしたが、後に「215系」を開発する際の参考となりました。▲ 下館駅を発つ「K535」編成。2016年2月11日(木/祝)撮影。

 また、付随車「サハ」は2両しか製造されず、上記「クハ415-1901」と同じ「K880」編成用に製造された「サハ411-1601」と、鋼製「415系」の7両編成に組み込まれた「サハ411-1701」(セミクロスシート車)のみでした。▲ 上記「744M」列車は、「K535」編成が充当されていました。

 引退まで、あと一月半ほど。
 間際になってから慌てず、乗るのも録るのも、くれぐれもお早めに……。


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【関東鉄道】「バッチリ号」改め「ビクトリーバッチリ号」!

■「キハ2401」がラッピングリニューアル!!

 関東鉄道常総線で活躍中の「キハ2401」。
 その大胆なラッピング広告から「バッチリ号」と呼ばれていたのですが……。

「キハ2401」「キハ2401」「キハ2401」
▲ 従来の「キハ2401」。(クリックすると拡大画像を表示します)

「キハ2401」
▲ このインパクト強烈な農薬の広告から、通称「バッチリ号」として親しまれてきました。(クリックすると拡大画像を表示します)

 ところが先日、真岡鐵道「SLもおか」号に乗車するため下館駅で待っていると……。

「キハ2401」
▲ あれ? 「キハ2401」なのにラッピングが……!?(クリックすると拡大画像を表示します)

 「キハ2401」のラッピングが大きく変わってるじゃありませんか!!
 新たな広告は「ビクトリーZ」!!

 ……米俵の「バッチリくん(※勝手に呼称)がいない!?

「キハ2401」
▲ こちらの側面は「ビクトリーZ」の広告だけ……。(クリックすると拡大画像を表示します)

 このときはてっきりラッピングを全面更新したのだと思っていたのですが、後日子ども達から「バッチリ号が走ってたよ~」という目撃情報が。
 そこで、「キハ2401」と遭遇したら、まだ視認していなかった側の側面を確認しないと……と思っていたのですが、なかなか遭遇できず……。


■ついに確認!!

 4月23日(水)夕方、4月から列車通勤に変わった家人から、

 「ビクトリーZ号に乗って、下館駅で発車待ち」

 とのメールが。

 連絡を受けて、急ぎ駅に移動して待ち構えていると、やって来ました「キハ2401」!!

「キハ2401」
▲ 久々に遭遇した「キハ2401」(160列車)。2014年4月23日(水)撮影。(クリックすると拡大画像を表示します)

 さあ、気になる側面には……「バッチリ」の文字!!

「キハ2401」
▲ 「バッチリ」の文字が!!(クリックすると拡大画像を表示します)

 そして米俵の「バッチリくん」(※勝手に呼称)も!!

「キハ2401」
▲ 「バッチリくん(※勝手に呼称)」のイラストも!!(クリックすると拡大画像を表示します)

 「キハ2401」、片側は「ビクトリーZ」、片側は「バッチリ」のダブル広告仕様に!

「キハ2401」「キハ2401」「キハ2401」
▲ これまでのラッピングも派手でしたが、今度のラッピングもかなりインパクト強烈!!(クリックすると拡大画像を表示します)


 ……というわけで、「バッチリ号」改め「ビクトリーバッチリ号」にパワーアップした「キハ2401」の活躍は明日も続く!!


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【JR東日本】「EV-E301系」(ACCUM/アキュム)見学

■新型「EV-E301系」見学のため烏山駅へ!!

 JR烏山線(からすやません)で、蓄電池駆動方式の新型電車「EV-E301系」(一般公募で愛称は「ACCUM/アキュム」に決定)の先行車(2両固定編成)が運行を開始しました。
 「NE Train スマート電池くん」の研究成果を活かした実用型車両で、今後運用実績を積み上げながら老朽化・陳腐化している「キハ40」を更新していく予定です。

・EV-E301系(JR東日本 車両図鑑)
 http://www.jreast.co.jp/train/local/ev_e301.html

・烏山線でEV-E301系が営業運転を開始(「railf.jp」 2014年3月16日)
 http://railf.jp/news/2014/03/16/174500.html

・烏山線にEV-E301系。(「編集長敬白」 2012年11月8日)
 http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2012/11/post_347.html

・【JR東日本】烏山線に蓄電池電車「EV-E301系」2014年春頃導入(「下館レイル倶楽部」 2012年11月6日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/news/ev-e301_20121106

 ダイヤ改正から日が経ってしまいましたが、「下館レイル倶楽部」のメンバー有志と共に「視察」に行ってきました。

「EV-E301系」
▲ JR烏山線の新型バッテリー電車「EV-E301系」。こちらは宇都宮方の「EV-E300形」。(クリックすると拡大画像を表示します)

 今回訪れた烏山駅と、東北本線(宇都宮線)から分岐する宝積寺(ほうしゃくじ)駅には、本形式のための部分的な架線区間を新設。停車中に充電を行います。
 宇都宮駅に乗り入れる際は、宇都宮~宝積寺間は直流電化されていますので、ここでは普通の電車と同じようにパンタグラフを上げて走ります。

 先ほどの画像は、宇都宮方の「EV-E300形」。
 パンタグラフは、烏山方の「EV-E301形」(下の画像)に2基搭載。

「EV-E301系」
▲ JR烏山線の新型バッテリー電車「EV-E301系」。パンタグラフを2基搭載する「EV-E301形」側から撮影。(クリックすると拡大画像を表示します)

 2両1ユニットで、片方の車両だけにパンタグラフがついているので「1M+1T」(動力車×1、付随車×1)かと思いきや、「EV-E300系」は「0.5M+0.5M」構造。
 どちらの車両も、運転席寄りの台車は付随台車ですが、連結面寄りの台車は動力台車です。

鋼体架線
▲ 充電用の鋼体架線。(クリックすると拡大画像を表示します)

 烏山駅構内は、パンタグラフを搭載する「EV-E301形」の停車位置付近だけ、地下鉄の駅構内にあるような鋼体架線が設置されています。

 ちょっと場所を変えて、今度は変電&充電施設の方から撮影してみました。

「EV-E301系」
「EV-E301系」「EV-E301系」
▲ ホームから離れ、充電施設の方から撮影。(クリックすると拡大画像を表示します)

 JR烏山線の「キハ40」は、さすがに陳腐化が目立つようになっていました。
 そろそろ車両更新の時期では……という話題は前からあって、「キハ110系」(片開き2ドア車)が転属になるのではないか、いやいや新潟地区に投入された「キハE120系」(両開き2ドア車)や、水郡線や久留里線に投入された「キハE130系」(両開き3ドア)が導入されるのでは……などなど、さまざまな憶測が飛んでいました。
 しかし実際には、試験車両「NE Train スマート電池くん」の技術をフィードバックした先進車両「EV-E301系」への置き換えが決定。

 「EV-E301系」導入を機に、非電化のまま(烏山駅構内と宝積寺駅構内の充電施設以外は電化工事を行わないまま)正真正銘の「電車」が走る路線に変わっていくことになります。
 (なお、本車の設計最高速度は100km/hですが、烏山線内の運転速度はこれまでと変わらず65km/hのままです……)


■車内レイアウトはごく「普通」

 「EV-E301系」は、「209系」や「E501系」などと同様、裾の絞り込みがないストンとした車体断面。
 車内はオールロングシート。

「EV-E301系」
▲ 車内はロングシートです。(クリックすると拡大画像を表示します)

 ドアは両開き・3ドアで、連結面寄りのドアには整理券発券機が設置され、一見するとトイレのような機器室も。

「EV-E301系」車内「EV-E301系」車内「EV-E301系」車内
▲ 車内にはバッテリー駆動システムを説明する液晶パネルも。(クリックすると拡大画像を表示します)


■「EV-E301系」導入に合わせて変電&充電施設を設置

 駅の奥手(北側)には変電&充電施設が設置されていて、ここから鋼体架線区間に向けて給電用の架線が張られています。

充電施設充電施設充電施設
▲ 「EV-E301系」導入に合わせて設置された充電施設。施設は高床式になっています。(クリックすると拡大画像を表示します)

 烏山駅はかつて2面2線の構造で(普段東側のホーム&レールは使用していなかった)、機関車牽引列車を運行する際には「機回し」も行えたのですが……。
 「EV-E301系」導入を機に、変電&充電施設の設置用地が必要になったため、普段使っていなかった東側のレールと機回し線を撤去。
 現在は1面1線の構造になっています(東側のホームはそのまま残されてます)。


■「EV-E301系」導入を機に駅舎もリニューアルした烏山駅

 烏山駅の駅舎は、「EV-E301系」導入を機にリニューアル。
 ご覧の通り、なかなかダイナミックな外見になっています。

烏山駅烏山駅烏山駅
▲ 「EV-E301系」導入に合わせて、烏山駅はリニューアルを実施しています。(クリックすると拡大画像を表示します)

 駅舎の隣には、腕木式信号機がオブジェとして設置されています。

腕木式信号機
▲ 大胆なデザインの駅舎の隣には、腕木式信号機も。(クリックすると拡大画像を表示します)

 今の烏山線は、日中1時間半に1本ほどの運行頻度ですが、終点の烏山駅は宇都宮まで32km、直通列車なら1時間かからないという近さ。
 やりようによってはかなり化けても不思議ではない路線でもあります。

 この日は撮影に訪れていた人達だけでなく、中高年の団体客も列車に乗っていました。

 烏山駅には、地元・那須烏山市が運行する市営バスが複数発着。
 新しい駅舎は、交通拠点としてはもちろん、地元にとって重要な交流拠点としても機能しているような印象を受けました。


■発車時刻が迫るとパンタグラフを畳む

 さて、発車時刻が迫ると「EV-E301形」のパンタグラフは下ろされました。

「EV-E301系」
▲ 発車時刻が近づくと、2基のパンタグラフは収納。(クリックすると拡大画像を表示します)

 列車は発車時刻ちょうどに出発。
 ここから宝積寺駅までの約20km、架線がない区間を走って行くことになります。


■非電化路線を全線電化するよりも……

 ディーゼルカーが走る非電化路線は、全国にたくさんあります。

 非電化路線でも電化路線並みのサービスを提供することは十分可能ですが(高性能ディーゼルカーはその辺の電車以上の性能を持っています)、ディーゼルカーのままだと電車より運行経費が割高になることと、メンテナンスの手間がかかることがネックです。
 とはいえ、電化工事を行うためには大きな設備投資が必要になるので、一定以上の需要がないとなかなか電化に踏み切れなかった……というのがこれまでの状況でした。

 もし「EV-E301系」のような車両が手頃なコストで調達・運用できるとなれば、必ずしも全線電化にこだわらなくても良い(少なくとも全線電化する必要はない)ということになります。
 大容量バッテリーの耐久性がどうか、寿命はどの程度か、どの程度のコスト低減が実現できるか、万が一の衝突時の安全性は……などなど、まだまだ運用実績を蓄積していく必要はあるとは思いますが、多大な設備投資を要する電化工事を行わずに非電化路線をアップグレードできるというのは、大きな可能性を秘めています。

 というのは、既存路線のアップグレードを検討する場合だけでなく、今後新規に鉄道やLRTを整備する場合にも、


全線電化……通常タイプの電車を運行
部分的電化……「EV-E301系」のような構造のバッテリー電車を運行
全線非電化……ディーゼルカーを運行


 のいずれが適しているか、比較検討できるようになるためです。


 「EV-E301系」は、まだ2両編成×1本だけしか運行していませんが、こうしたことを考えると、きわめて重要な車両であるといえます。


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【真岡鐵道】SLだけの重連運転!!(復路の真岡駅にて)

■復路の真岡駅到着を待ち構えて撮影

 真岡鐵道が2014年1月5日(日)に実施したSL2両だけによる重連運転
 当日午前中に実施した往路の折本駅での撮影に続き、重連運転を行ったSLが真岡駅に戻ってくるのを出迎えました。
 (日中は地元などで別用が複数あって、茂木駅に行くことは朝の時点で断念していました……)

・SL単機重連運転のお知らせ(真岡鐵道)
 http://mcatv.co.jp//menu/mokasl/20131222151522/index.html

・新年号SL単機重連撮影会(真岡鐵道)
 http://mcatv.co.jp//menu/mokasl/20131222151522/index.html

「SL単機重連運転」(2014年1月5日撮影)
▲ 2014年1月5日(日)、真岡鐵道でSL2両だけによる重連運転が行われました。復路の真岡駅で撮影。(クリックすると拡大画像を表示します)

 このイレギュラーな重連は、昨年12月に発生した客車の台車脱線トラブルの影響で「SLもおか」号としての運行が行えないための代替措置です。
 が、結果として、蒸気機関車だけでの重連運転という、極めて珍しいケースが実現し、注目を浴びることになりました。


▲ 真岡駅に戻ってきた「C11 325」と「C12 66」。往路とは異なり、背中合わせでの重連でした。(クリックすると動画を再生します)

 15:20、真岡駅にSL重連列車が到着しました。
 往路は「C11 325」+「C12 66」の順で、2両とも進行方向(茂木方)に先頭を向けての重連でした。
 復路は「C11 325」+「C12 66」の順は変わらないものの、背中合わせの状態で、「C11 325」は進行方向(下館方)に先頭を向けて、「C12 66」は進行方向とは逆(茂木方)に先頭を向けての重連でした。

 上の動画を切り取った画像も併せて掲載します。

「SL単機重連運転」(2014年1月5日撮影)「SL単機重連運転」(2014年1月5日撮影)「SL単機重連運転」(2014年1月5日撮影)
「SL単機重連運転」(2014年1月5日撮影)「SL単機重連運転」(2014年1月5日撮影)「SL単機重連運転」(2014年1月5日撮影)
▲ 動画から切り取った画像です。画質はあまり良くないのすが……。(クリックすると拡大画像を表示します)

 普段なら、真岡駅から下館駅まで「SLもおか」号として運行し、下館駅からは回送列車 兼 「快速列車」(客車1両のみ客扱いを行う)として真岡に戻ってくるのですが、この日は真岡で運転終了。
 到着後ほどなくして、2両の機関車は連結したままの状態で茂木方へと本線上を引き返し、入庫のために転線しました。

 その後、上記動画後半にも収録しましたが、連結を解き、「C11 325」は方向転換を実施。
 まず「C12 66」の、続いて「C11 325」が給炭作業を行って、それぞれの車庫に収納されました。


 苦肉の策だったのかも知れませんが、蒸気機関車だけの重連というのは、かなりインパクトがありました。
 客車の代わりに「モオカ14形」を連結しても良かったのかな……とは思うのですが、まあその辺は今後の検討課題ということで……。


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