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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

カテゴリー「鉄道イベントレポート」の記事一覧

「キハ313」「キハ314」引退!

■旧国鉄「キハ17系」を魔改造した通勤形気動車、残り4両に

 関東鉄道常総線で長年活躍してきた、両開き3ドア片運転台の通勤形ディーゼルカー「キハ310形」。
 初期型「キハ311」「キハ312」は既に引退・廃車となっていましたが、先頭形状を変更し、エンジン換装・冷房化改造を受けて活躍してきた6両の内、このたび「キハ313」「キハ314」が引退することになり、2019年2月16日(土)にさよならイベントが開催されました。▲ 2019年2月11日(祝)に納入された「キハ5020形」と入れ替わる形で、「キハ313」と「キハ314」が引退!▲ 全部で8両いた「キハ310形」も、残るは「キハ315」~「キハ318」の4両に……。

 長く常総線の通勤輸送に活躍してきた「キハ310形」。
 今回の2両が引退することで、残存するのは4両のみとなります。


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【レポート】常総線「キハ5020形」お披露目イベント

■「キハ5020形」公開イベント&試乗会開催

 関東鉄道常総線に、待望の新車がデビュー!
 2年ぶりに新造された「キハ5020形」のお披露目イベントが、2019年3月2日(土)に開催されました。
 当日は、「キハ0形」による水海道駅~車両基地の臨時列車が運行され、イベント参加者を運びました。
▲ 2019年3月2日(土)、「キハ5020形」お披露目イベント参加者は、まずこの臨時列車に乗車!

 今回導入された「キハ5020形」は、「キハ5021」「キハ5022」の2両。
 この2両の代わりに「キハ313」と「キハ314」が廃車となります(当日の車内アナウンスより)。
▲ 車両基地では、2班に分かれて「キハ5020形」の撮影会を実施しました。

 車両基地では、AグループとBグループの2班に分かれ、「キハ5020形」の撮影と、記念グッズの物販を堪能しました。
▲ 撮影用に並べられた「キハ5021」と「キハ5022」。

 撮影会が終わると、試乗会に向けて「キハ5021」と「キハ5022」の連結作業が行われました。
▲ 「キハ5021」と「キハ5022」を連結!

 連結が終わると、いよいよ試乗会です。
▲ 試乗会列車は、車両基地→下妻/下妻→水海道を走りました。

 列車交換のため停車時間が生じる駅では、新型車の撮影の機会を逃すまいと、多くの参加者がホームに下りてカメラを構えていました。
▲ 停車時間に余裕がある駅では、臨時撮影会状態に!

 水海道駅に戻った試乗会列車は、2両編成のまま、水海道→取手間の普通列車として営業運転デビュー!
▲ 試乗会が終わると、そのまま普通列車として営業運転に投入!

 今回、「キハ313」「キハ314」の代替車両として導入された「キハ5021」「キハ5022」。
 今後、4両残っている「キハ310形」も「キハ5020形」で更新していくのか、片運転台の「キハ5020形」だけでなく、両運転台バージョンも登場するのか……等々、今後も関東鉄道の車両事情からは目が離せませんね。


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【レポート】「水戸線開業130周年記念イベント」

■祝・水戸線開業130周年! 「記念出発式」で開催

 筑西市を東西に貫く水戸線が開業して今年で130年!
 (当初は小山駅~水戸駅を結ぶ「水戸鉄道」としての開業でした)
 JR東日本水戸支社は、「水戸線開業130周年記念イベント」を開催しています。
 2019年1月19日(土)には、下館駅などで水戸線各駅で記念イベントが開催されました。
▲ 2019年1月19日(土)、下館駅では「記念出発式」が開催されました。
▲ 「記念出発式」開催に合わせて、記念ヘッドマークを掲げた「E531系」も!
▲ 地元高校生の応援団が、よもやの「茨城県民の歌」で式典を盛り上げ!
▲ 記念ヘッドマークを掲げた「E531系」(1編成のみ)が走りました。
▲ 真岡鐵道は、故障から復帰した「DE10」を一般公開!


■祝・水戸線開業130周年! 下館駅南口2Fテナントで鉄道模型を運転展示!

 弊会「下館レイル倶楽部」は、昨秋JR下館駅長様より直々にお声がけをいただき、下館駅南口2Fの関東鉄道テナントにて、鉄道模型の出展協力を実施しました。
 開催にあたりまして、JR東日本の皆さま、関東鉄道の皆さま、筑西市役所の皆さまには、多大なるご支援・ご協力を賜りました。
 ご多忙中にもかかわらずご対応くださいましたこと、ここに改めて厚く御礼申し上げます。
▲ 下館駅南口2FテナントでNゲージ&HOゲージを運転展示!
▲ 告知が遅れてしまったにもかかわらず、大勢の方がご来場くださいました。


■ちなみに、水戸線開業95周年の際は、こんな記念列車が……

 なお、水戸線が開業95周年を迎えた1984年1月には、水戸~下館~水戸をこんな記念列車が走っていました。
▲ 交直両用電気機関車「EF80」が旧型客車を牽引!

 1984年といえば、翌年の1985年に「つくば科学博」開催を控えた年で、記念ヘッドマークにも同博覧会のマスコットキャラクター「コスモ星丸(ほしまる)がデザインされています。
 懐かしいですね。

 水戸線の記念イベント、次回は何周年で開催されるか分かりませんが、末永く地域社会を支える社会インフラとして、さらに利便性を高めながら機能し続けてほしい……と、沿線住民の一人として切に願っています。


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サンタが「駅」にやって来る In 騰波ノ江駅2015

■今年はレールメイトサンタも!

 関東鉄道常総線の騰波ノ江駅に、今年もサンタがやって来ました!
 しかも、第2期レールメイト達と一緒に!

 騰波ノ江にサンタがやって来たのは、2015年12月19日(土)。
 例年通り、トナカイが牽くソリではなく、常総線に乗ってやって来ました。

 騰波ノ江駅での滞在時間を利用して、レールメイトサンタさん達は、とばのえ支線のトロッコ体験!

 毎年恒例となっている騰波ノ江駅へのサンタ訪問、来年以降も楽しみですね!


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【関東鉄道】常総線「レール☆メイトTrain」2月21・22日運行!

■取手方にはヘッドマークを掲示!!

 2015年2月21(土)・22日(日)は、関東鉄道常総線で「レール☆メイトTrain」運行!!
▲ 2015年2月21(土)・22日(日)は、関東鉄道常総線で「レール☆メイト Train」運行!!
▲ 2015年2月21(土)は「キハ2401」!!
▲ ヘッドマークは取手方に掲示!!
▲ 詳しくは公式サイトなどでご確認を!!
▲ 「キハ2401」は、前後の排障器が異なる形状!!


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【真岡鐵道】SL集結!! 「“キューロク”サマーフェスティバル」開催

真岡鐵道で最高の夏休みイベント!!
 2013年8月4日(日)、真岡駅と「SLキューロク館」一帯を舞台とするイベント「“キューロク”サマーフェスティバル」が盛大に開催されました。

「キューロクサマーフェスティバル」「キューロクサマーフェスティバル」「キューロクサマーフェスティバル」
▲ 2013年8月4日(日)、真岡駅周辺で「“キューロク”サマーフェスティバル」が開催されました。(クリックすると拡大画像を表示します)

・SL5台揃い踏み「“キューロク”サマーフェスティバル」(真岡鐵道)
 http://www.mcatv.co.jp/menu/mokasl/20130708160111/index.html

・SLキューロク館
 http://www.moka-railway.co.jp/96kan/

 「SLもおか」号を牽引している「C12 66」「C11 325」の2両の蒸気機関車。
 蒸気機関車に似せた外観の真岡駅の駅舎
 同じく、蒸気機関車に似せた外観の「SLキューロク館」
 「SLキューロク館」の主でもある蒸気機関車「9600形」の「49671」
 この「5両のSL」が勢揃いするのは初めてとあって、当日は家族連れなど大勢の来場者で盛況でした。

 我が家の怪獣軍団はあいにく別用で出かけてしまっていたので、「下館ミニレイル倶楽部」(近所の子ども達が自主的に結成してプラレールアドバンスで遊んでいる)の「アドバンス隊長」(小4)と、彼のお父さんと一緒に、常総線と真岡線を乗り継いで15時前に真岡駅へ。

 イベントの目玉は、なんといっても「5両のSL」が一堂に会した15:20~15:30頃の約10分間。
 「SLキューロク館」周辺は、撮影に邪魔にならないように……と、15時過ぎ頃から部分的な立ち入り規制も行われました。

 15:20頃、茂木から帰ってきた「SLもおか」号が到着して、念願の「5両のSL」が並びました。

「キューロクサマーフェスティバル」
▲ 念願の「5両のSL」勢揃いが実現!! よく見ると、「ミニSL」も含めて「6両」体制……!!(クリックすると拡大画像を表示します)

 よ~く見ると、立ち入り規制区域内に「ミニSL」が「停車」しているので、「5両」ではなく「6両のSL」に!!
 意図した展示なのか、そうでないのかは分かりませんが、なかなか面白い絵になりました。

 15:30、「SLもおか」号が下館駅に向けて出発します。

「キューロクサマーフェスティバル」
▲ 「SLもおか」号が出発!!


▲ 当日は大勢の見物客で大いに賑わっていました。(クリックすると動画を再生します)


 真岡駅に隣接する土地に「SLキューロク館」を整備したことで、今回のような駅周辺でのイベント開催がしやすくなりました。
 今回のイベントが成功裏に終わったことで、今後のイベント開催に向けて、真岡市も真岡鐵道も、さまざまなノウハウを蓄積できたのではないかと思います。

 SLと鉄道を活かしたまちづくりを進める真岡。
 今でもターミナル駅として機能している下館駅を擁する筑西市でも、まだまだやれることがたくさんあるように感じています。


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【関東鉄道】「きままに☆5000形撮影会」レポート(2)

 2013年3月2日(土)、関東鉄道が常総線用に新造したディーゼルカー「キハ5000形」2次車2両を使った臨時快速イベント列車が走りました。
 前回の記事に続き、下妻駅での様子をご紹介。

・【ニュースリリース】『きままに☆5000形撮影会』を開催いたします(関東鉄道 2013年2月15日)
 http://www.kantetsu.co.jp/news/130225_train/event.html

「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
▲ 2013年3月2日(土)の「きままに☆5000形撮影会」。下妻駅で乗客を降ろした臨時列車は、一度下館方へと本線を進み、側線へと転線するため戻ってきました。(クリックすると拡大画像を表示します)

 下妻駅に到着後、乗客を全て降ろした臨時快速列車は、一度下館方へと本線を進み、側線に転線するために引き返してきました。
 側線では、帰りの列車が出発するまでの間、しばらく留置。
 列車が折り返すまで、文字通り気ままな撮影を堪能できました。

「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
▲ 側線に移動した「キハ5000形」(2次車)2両による臨時快速列車。(クリックすると拡大画像を表示します)

 編成の両端には異なるヘッドマークを掲示していますが、駅貼りのポスターによると、10:50頃にヘッドマーク交換を実施するとのこと。

ヘッドマーク交換告知(2013年3月2日)ヘッドマーク交換告知(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
▲ 10:50頃、編成の両端に掲げられていたヘッドマークの交換を実施。下館方の「キハ5004」は、交換作業中に一時ヘッドマークがない状態に。(クリックすると拡大画像を表示します)

 思い思いの角度から撮影する参加者の皆さん。
 ホーム上から、側線沿いの道路端から、あるいは下妻駅を跨ぐ歩行者用の跨線橋の上から。
 というわけで、跨線橋から見下ろすアングルでも撮影してみました。

「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
▲ 下妻駅を東西に跨ぐ歩行者用の跨線橋から撮影。(クリックすると拡大画像を表示します)

「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
▲ 普段はなかなか目にできない屋根上機器の様子も分かります。(クリックすると拡大画像を表示します)

 帰りの列車は下妻 11:50発 → 水海道 12:15着のノンストップ運行となったのですが、私は下妻 11:08発の下館行き普通列車で下妻を発つことに。
 というのも、しもだて地域交流センター「アルテリオ」で開催中だった「筑西雛祭り ひなめぐり」に「下館レイル倶楽部」は鉄道模型の出展協力を行っていて、会場での「運行管理」やメンテナンス、来場者への解説などを行う必要があったためです。

 で、帰りの列車に乗ろうとホームに移動したところ……。
 なんと、側線で停車中の臨時快速列車の内、水海道方の「キハ5003」は再度ヘッドマーク交換を実施中!!

 しかも、「急行つくばね」!!

「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
▲ 水海道方の「キハ5003」では再度ヘッドマーク交換!! しかも「急行つくばね」とは……!!(クリックすると拡大画像を表示します)

 再度のヘッドマーク交換に気付いてから、下館行きの列車が到着するまで、わずか1~2分。
 時間があれば、もうちょっと粘って撮影できたんですが……残念。


 今回のイベントは、他の鉄道ではなかなか行っていない積極的なファンサービスで、かつ増収にも寄与するものです。
 今後も新車導入時などには、このような企画が行われると良いですね。



(当ブログ内の参考記事)

・【関東鉄道】「キハ5000形」2両増備、2月25日(月)に入線(2013年2月11日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/news/kiha5000_20130211

・常総線の新型・キハ5000形入線(2009年8月26日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/news/kiha5000_20090826

・【関東鉄道】キハ5000形、快速運用で下館駅に(2009年11月5日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/news/kiha5000_20091105

・【関東鉄道】活躍する「キハ5000形」(2010年11月26日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/report_ph_mv/kiha5000_20101126


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【関東鉄道】「きままに☆5000形撮影会」レポート(1)

 2013年3月2日(土)、関東鉄道が常総線用に新造したディーゼルカー「キハ5000形」2次車2両を使った臨時快速イベント列車が走りました。

・【ニュースリリース】『きままに☆5000形撮影会』を開催いたします(関東鉄道 2013年2月15日)
 http://www.kantetsu.co.jp/news/130225_train/event.html

「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
▲ 2013年3月2日(土)の「きままに☆5000形撮影会」。(クリックすると拡大画像を表示します)

 往路は、水海道(みつかいどう)→石下(いしげ)→下妻を快速運転。
 下妻駅では、側線に移動して、しばらく留置。
 復路は、下妻→水海道をノンストップ運転。

 イベント参加者は、乗車券だけで気ままに乗車でき(予約不要)、出発前の水海道駅、対向列車待ちを行う石下駅、折り返しまでの間しばらく側線に待機する下妻駅で、文字通り気ままな撮影を堪能できました。

「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
▲ 出発前の水海道駅での撮影。(クリックすると拡大画像を表示します)

 当日、まず自宅最寄りの大田郷駅から水海道駅まで移動。
 車内で発券機から整理券を受け取り、水海道駅の有人改札で「1日フリーきっぷ」(1,500円)を購入。

 水海道駅では、「とばのえステーションギャラリー」を運営している「関鉄レールファンCLUB」のメンバーさんや、いつも「とばのえステーションギャラリー」と「アルテリオ定例運転会」をハシゴしている小学生・A君に合流。
 イベント列車の出発まで、皆さん思い思いの角度から撮影を行っていました。

「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
▲ 「キハ5000形」(2次車)の車内。吊り輪の形状が三角形タイプになっています。(クリックすると拡大画像を表示します)

 水海道駅の1番線に停車中の「キハ5000形」(2次車)の隣(2番線)に、定期列車の運用に就く「キハ5000形」(1次車)が並びました。
 同じ「キハ5000形」ですが、排障器(スカート)の違いだけでなく、前照灯・尾灯を収めたライトボックスの取り付け位置が1次車と2次車では微妙に異なること、ライトボックスの形状も微妙に異なること、前面ガラスの窓枠の色が異なることなど、細かい差異があることも判明。

「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
▲ 水海道駅で並んだ「キハ5000形」の1次車(左)と2次車(右)。(クリックすると拡大画像を表示します)

 特にライトボックスの取り付け位置は、こうして1次車と2次車が並んでみて初めて分かるほどに微妙な差異でした。

「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
▲ ライトボックスの位置が微妙に違うのと、ライトボックスの形状そのものも違うようです。(クリックすると拡大画像を表示します)

 列車は石下駅に向かいます。
 石下駅では、交換列車を待つ間、わずかな時間ですが撮影を行えました。

「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)「キハ5000形」2次車(2013年3月2日)
▲ 石下駅にて。対向列車との並びも撮影できました。(クリックすると拡大画像を表示します)


 レポートはその2に続きます。


(当ブログ内の参考記事)

・【関東鉄道】「キハ5000形」2両増備、2月25日(月)に入線(2013年2月11日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/news/kiha5000_20130211

・常総線の新型・キハ5000形入線(2009年8月26日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/news/kiha5000_20090826

・【関東鉄道】キハ5000形、快速運用で下館駅に(2009年11月5日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/news/kiha5000_20091105

・【関東鉄道】活躍する「キハ5000形」(2010年11月26日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/report_ph_mv/kiha5000_20101126


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【レポート】真岡鐵道「SL新年号」乗車

 先日もご紹介しましたが、真岡鐵道は新年恒例の「SL新年号」2011年1月8日(土)・9日(日)に運行しました。

 我が家は1月9日(日)に往路のみ乗車しました。

・真岡鐵道で“SL新年号”運転(「railf.jp」 2011年1月8日)
 http://railf.jp/news/2011/01/09/084900.html


 当日は、関東鉄道常総線の普通列車に乗って、10時前に下館駅へ。
 「SL新年号」は1番線横の側線に入っていました。

SL新年号2011SL新年号2011SL新年号2011
 ▲ 2011年1月8日(土)・9日(日)の2日間、真岡鐵道で「SL新年号2011」が運転されました。「賀正」ヘッドマークに日章旗を掲示し、車内ではくじ引きとみかんプレゼントが行われました。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 「SL新年号」は、運転時刻は普段の「SLもおか」号と変わりませんが、


・車内イベント実施……SLグッズ抽選会、みかん配布
・日章旗掲示……機関車先頭に日章旗を掲げて走行
・ヘッドマーク掲示……「賀正」ヘッドマーク掲示


 という点が異なります。

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 ▲ 我が家が乗車したのは1月9日(日)。この日の牽引機は「C11 325」。怪獣軍団、ちょっと眠そうな目をしてます(笑)。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 今年最初の「SLもおか」号運行ということと、3連休ということもあり、下館駅のホームは大勢の家族連れで賑わっていて、思い思いに記念撮影を行っていました。
 10:07、1番線ホームには真岡方面からの上り列車が到着。この列車は、下館 10:16発の下り普通列車となって折り返しますが、それまでの間1番線に「SLもおか」号は入線できません。
 10:16発の下り普通列車が出発すると、側線からの入れ替え作業が行われます。この作業が終わって列車が1番線に入線すると、いよいよ乗客が車内に乗り込みます。

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 ▲ 側線から1番線へ転線するために動き出した「SL新年号2011」。この作業が始まると、発車までは10分ほどとなります。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 暖房が効いた車内に入り、まずは座席の確保。
 「SLもおか」号に乗車する際は、運賃の他に500円の「SL整理券」が必要で、これには号車の指定はあるものの、座席の指定はありません。
 このため、基本的には「早い者順」となり、乗車待ちの列に早く並んでおく方が賢明ということになります(発車時刻ギリギリでも乗車はできますが、良い席に座れない可能性が高い)。

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 ▲ 客車内の様子。昨年「全検」(全般検査)を行ったのですが、足下の暖房装置のパネル形状が変わったような気が……。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 我が家は2号車中央付近のボックス席(クロスシート)に陣取ることができました。
 「SLもおか」号の客車(ほぼオリジナルの状態を保つ「50系」)は、車端部はロングシート、車両中央は4人掛けのクロスシートというセミクロス車となっているので、家族連れやグループで乗車する場合は、クロスシートに座れると良いでしょうね。

 さあ、今日も定刻で出発です。

 発車すると間もなく、最後尾の3号車から順に係の人が回ってきて、くじ引きとミカン配布を実施。
 我が家はプチ怪獣が真岡鐵道カレンダー(小)を引き当てました。無欲の勝利といったところでしょうかね(笑)。
 怪獣軍団は全員プレゼントで配布されたミカンが嬉しかったらしく、早速パクパクと完食。

 その後、車掌さんの検札に続いて、怪獣軍団が待ちに待っていたものが!!
 車内販売のワゴンです!!

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 ▲ 「SLもおか」号では、シルバー人材のおばちゃん達による車内販売が行われます。ボックス一つ一つに声をかけてくれるので、ついつい買ってしまいます(笑)。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 「SLもおか」号の車内販売は、お菓子なども全て市販の標準価格。
 よくありがちな「割り増し車内価格」ではありません。
 プチ怪獣(弟)は、迷わず「これ買う!!」とばかり、プルバック式のおもちゃを買うんだと指さしましたが、「それ家にあるよ~」と教えてやると、今度は真岡鐵道限定キューピーストラップを鷲掴み(笑)。はい、売り上げに貢献。
 チビ怪獣(姉)は、今回もお菓子を購入。

 地元・下館を走る3路線の内、車内販売を行っているのはこの「SLもおか」号だけですので、実は結構「上等なサービス」を提供しているとも言えます。

 そうこうしている内に、列車は真岡駅に到着します。

真岡駅真岡駅真岡駅
 ▲ 真岡駅に到着した際、ふと気になったので撮影。シートをかぶっているのは明らかに「DE10」なんですが、これって前からシートありましたっけ!?(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 ふと窓から外の保存車両に目をやると、駅舎側に留置されている「キハ20」の隣に違和感が。
 シートをかけられた「DE10」です。
 これって、以前からシートがかかっていたんでしょうか(シートがかかっていた記憶がないんですが……)。
 腐食がひどくてシートをかけたのか、それとも他に何か目的があってシートをかけたのでしょうか。気になってしまいました。

 さて、列車は真岡を発ち、益子に近づきました。
 沿線の撮影スポットは、どこも大勢のマニアが陣取っています。
 中には、ちらほらと「鉄子」の姿もありました。

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 ▲ 益子駅に到着。この日我が家はここで下車して下館に引き返しました。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 この日我が家は午後から別用があり、時間的に終点の茂木駅までは乗車できないので、益子駅で下車しました。
 益子では怪獣軍団のトイレ休憩の後、駅に隣接する観光案内所に立ち寄り、ちょっとしたお土産を買い求めながら30分ほど滞在し、益子 12:06発の上り普通列車で下館に引き上げ。
 帰りの列車は、「モオカ14形」の中で2両しかないセミクロス車の内の1両「モオカ14-2」。ボックス席に着座でき、程よい揺れとエンジン音を子守唄に怪獣軍団は昼寝していました。

 下館到着後は、トイレ休憩の後、13:00発の小山行きで小山へ向かいました。


 「SL新年号」としての運転日に乗車したことがなかったので、その雰囲気を味わうことができたのは何よりでした。


 なお、「SL新年号」としての運行は8日・9日の2日間だけでしたが、「成人の日」の1月10日も日章旗を掲げての運行が行われました。


(参考用)

・SL新年号(「真岡鐵道」公式サイト 2010年12月15日)
 http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/mokainfo89.php


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【レポート】真岡鐵道、2010年内最後のSL重連

 「とばのえステーションギャラリー」に子連れサンタが来たのと同じタイミング(12月18日・19日)で、真岡鐵道でも「サンタトレイン2010」の運行を行っていました。
 特に12月19日(日)は、2010年最後の重連運転とも重なっていたので、大勢の乗客とギャラリーで賑わいました。

「サンタトレイン2010」「サンタトレイン2010」「サンタトレイン2010」
▲ 2010年12月19日(日)、真岡鐵道では年内ラストの重連運転が行われました。「サンタトレイン」の運転とも重なり、天気も良く、大勢の乗客と観客で賑わいました。(クリックすると拡大画像を表示します)


 当日は「下館レイル倶楽部」の定例運転会当日でもあったので、会場に留守番メンバーを残し、我が家の怪獣軍団と、メンバーお二人と一緒に、10時過ぎに「アルテリオ」を出発。
 駅までは徒歩数分ですが、構内から撮影するよりも駅西側の踏切付近に移動した方が良い写真を撮ることができるので、皆でそちらへ移動。

 細い路地を抜けると、真岡鐵道が使っている側線のすぐ横に出ます。
 まずはここから撮影。

重連C12 66C11 325
▲ 「C11 325」と「C12 66」を後方から撮影。絵に木の枝が入ってしまいますが、実はここ、春は満開の桜が咲き誇る撮影ポイントでもあります。(クリックすると拡大画像を表示します)


 踏切付近には、すでに大勢の先客が。
 早速、撮影開始です。

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▲ 先頭の「C11 325」には「サンタトレイン」のヘッドマークが掲げられています。(クリックすると拡大画像を表示します)


 本当は、この角度から出発時のSL列車を撮影すると逆光気味になるので、できれば対岸(踏切の南側)で、もうちょっと駅から西に離れる方が良い絵になるんですが、子連れなので無理はできません。
 (旧294号の陸橋付近の踏切辺りが良いのですが、警報機も遮断機もない踏切なので、お子さん連れの場合、大人が撮影に夢中になっているとお子さんが線路に接近するなどの不測の事態に対応できなくなる危険性があります)


 さて、数枚の写真を撮影した後、出発シーンは動画でも……と思っていたんですが、怪獣軍団と話している間に出発の汽笛が鳴ってしまった!!
 この汽笛が鳴る前から撮影したかったので、大失敗。
 やむなく、汽笛の途中から撮影を開始しました。

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▲ 盛大に汽笛を鳴らして、下館駅を定刻に出発していきました。(クリックすると拡大画像を表示します)


 来年も重連運転は行われると思いますので、次回は取り損ねないようにしないと……。


 さて、2011年の真岡鐵道SL運転ですが、1月1日(土/祝)・2日(日)はお休みとなり、1月8日(土)が新年最初のSL運行となります。
 8日・9日は「SL新年号」としての運転となり、車内企画を実施するほか、日章旗を掲げての運行となります(10日も日章旗を掲げて運行します)。

 こちらも是非お見逃しなく!!


(参考URL)

・SL重連運転(「真岡鐵道」公式サイト 2010年11月24日)
 http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/mokainfo82.php


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【レポート】関東鉄道騰波ノ江駅「サンタが駅にやって来る!」

 2010年12月18日(土)・19日(日)の2日間、関東鉄道常総線の「騰波ノ江(とばのえ)」駅では、毎月好例の「とばのえステーションギャラリー」のクリスマス特別企画「サンタが駅にやって来る!」が行われました。

 今回はこの時期ならではの特別イベントとして、「朱い列車でサンタがやってくる」という企画を実施。
 事前に新聞・テレビ・ブログ等で告知していたこともあって、大勢の家族連れで賑わっていました。

 我が家が現地に行ったのは12月18日(土)。
 まずは私とチビ怪獣(♀/まもなく6歳)が先行し、別用で遅れるヨメとプチ怪獣(♂/4歳)が追って合流する段取り。
 騰波ノ江駅には、自宅最寄りの大田郷駅から常総線で8分。すでに大勢の家族連れが整理券を受け取って、駅舎内の展示室で鉄道模型を見物したり、駅の外を散策したり、思い思いに待機しています。
 チビ怪獣の整理券は「23番」でした。
 (整理券は子どもにしか配布しなかったので、大人も含めるとこの時点ですでに50人前後の人がいたのだろうと思います)

 待つことしばし、騰波ノ江駅11:11着の下館行き「キハ101」(朱一色の首都圏色)に乗って、サンタさんがやって来ました。
 なんと、パパサンタ&チビサンタの「子連れサンタ」です。

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 ▲ なんと、やって来たのは子連れサンタでした。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)


 早速、集まっていた子ども達にお菓子の小袋をプレゼント。
 この時間、晴れていたものの寒風が強まっていて、ちょっと寒い中でのプレゼント引き渡しとなりました。

 チビ怪獣は寒くてブルブルしていたので、私のフリースを羽織った状態で記念撮影。
 (別行動だったプチ怪獣とヨメも11:50頃到着)
 サンタさんからプレゼントをもらってご満悦でした。

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 ▲ 大勢の家族連れで賑わいました。我が家の怪獣軍団もちゃっかりプレゼントをゲット。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)


 子連れサンタは約50分滞在。

 プレゼント待ちの行列がはけた後は、Nゲージのレイアウトを展示している展示室内で気軽に記念撮影に応じたり、チビサンタの子守をしたり。

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 ▲ プレゼント配布が一息つくと、展示室内でくつろいでいました。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)


 もちろん、毎月恒例の「とばのえステーションギャラリー」自体も、通常通りに開催していました。
 サンタ企画もあって、いつもよりかなり多くの来場者で賑わいました。

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 ▲ 恒例の「とばのえステーションギャラリー」も開催していました。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)


 先ほどサンタが乗って来た「キハ101」は、下り列車として下館に着いた後、折り返し水海道行きの上り普通列車(水海道では同じホームで取手行きに接続)として戻ってきました。
 騰波ノ江駅の出発は11:59。
 子連れサンタは皆に見送られて「キハ101」に乗り込み、下妻方面に戻っていきました。

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 ▲ 騰波ノ江11:59発の上り列車(キハ101)に乗って、子連れサンタはいずこへと去っていきました。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)


 子ども達(や親御さん)が喜ぶだけでなく、路線や沿線の活性化にもつながるこうした企画は、特に地方路線では重要です。
 とかくクルマに頼りがちな地方だからこそ、子どもの頃からマイレール意識を持ってもらい、「移動手段はクルマだけじゃないんだ」ということを覚えてもらって、行き先や目的によって自家用車と公共交通を上手に使い分ける「クセ」をつけてもらえれば……と思います。
 また、子ども達の親御さん達にも、クルマと公共交通を上手に使い分けるという認識を強くしていただいて、お子さんの社会教育に役立てていただければと思います。

 今回の企画を主導した「関鉄レールファンCLUB」の皆さんには、今後もぜひ、さまざまな企画をお願いしたいと思います(「下館レイル倶楽部」としても応援しています!!)。


 なお、この週末は、真岡鐵道も「SLサンタ号」を運行していて盛り上がっていました。
 そちらも別途レポートしますので、お楽しみに。



(参考URL)

・とばのえステーションギャラリー・Xmas特別企画 ~あわてんぼうのサンタクロース~ サンタが駅にやって来る!(関東鉄道 公式サイト 2010年12月2日)
 http://www.kantetsu.co.jp/news/101202_xmas/101202_xmas.html
 http://www.kantetsu.co.jp/news/101202_xmas/info.pdf
 (こちらはPDFファイルです)


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【レポート】関東鉄道「第17回鉄道の日イベント」

 2011年11月3日(祝)、TX(つくばエクスプレス)総合基地公開イベント「第6回つくばエクスプレスまつり」と、関東鉄道常総線の車両基地公開イベント「第17回鉄道の日イベント」に行ってきました。

 前回の「第6回つくばエクスプレスまつり」に続き、関東鉄道「第17回鉄道の日イベント」です。

整備工場4編成並びキハ5001
 ▲ 毎年恒例の「鉄道の日イベント」。今年もTXのイベントと同日開催となり、両イベントをハシゴできました。(クリックすると拡大画像を表示します)。


■新守谷から水海道までは常総線で

 TX総合基地からは、徒歩で関鉄常総線の「新守谷」駅へ。
 ここから2駅北上すると「水海道(みつかいどう)」駅です。

 常総線は、取手から水海道までが複線、水海道から下館までが単線です。
 当たり前といえば当たり前なのですが、非電化路線なので、架線や架線柱がありません。
 このため、踏切を渡る際などには、とてもすっきりとした印象を受けます。

 取手~新守谷までは駅間距離が短く(山手線並みの区間もある)、直線区間では隣の駅がかなり間近に見えることがあります。
 かつて複線化する際には用地買収を行ったわけですが、すでに宅地化が進行してからの線増となったため、元々単線だった線路の片側だけを買収することができず、確保できた用地は線路の両サイドに跨っています。
 このため、ある駅を出た途端に、これまでとは反対サイドに線路が移行する区間もあり、複線化した当時の用地買収で苦労したんじゃないかと感じるものです。

 さて、このとき乗車したのは新守谷~水海道でしたが、新守谷以北の区間は駅間距離が長い区間が多く、現在の常総線車両本来の走行性能を堪能できます。

 新守谷から数分で水海道に到着。

 水海道から車両基地までは、無料シャトルバスが走っています。
 が、日中のこの時間帯は運行頻度が30分ごと!!

 幸い、次のバスまで10分ちょっと待つ程度で済みました。


■今年も撮影用に4編成が並ぶ

 車両基地では、留置線に撮影用の列車4本が並んでいます。
 今年は東側から、朱色の「キハ101」、「キハ2308」+「キハ2807」、「キハ008」+「キハ007」、「キハ358」+「キハ3511」が展示されました。


 ▲ 今年も晴天に恵まれ、真っ青な空をバックに撮影できました。(クリックすると拡大画像を表示します)。

 「キハ101」は、今となっては貴重な元・国鉄「キハ30」の生き残りの1両です。
 関鉄での「キハ30」は「キハ300形」となり、機関(エンジン)換装と冷房化工事を行いましたが、その内ワンマン改造を受けた車両が「キハ100形」となりました。
 最大時は4両が「キハ100形」となりましたが、「キハ2200形」の増備が進んだことにより、「キハ103」「キハ104」は「キハ300形」に戻され、現在は「キハ101」「キハ102」の2両のみが稼働しています。

キハ101キハ101 エンジンキハ101 変速機
 ▲ 機関換装、冷房化改造、ワンマン改造を行っている「キハ101」。スカート付きなので、顔が引き締まって見えます。(クリックすると拡大画像を表示します)。

 「キハ2308」+「キハ2307」は、「キハ2300形」の第4編成です。
 片運転台の両開き3ドア車で、主に水海道以南の複線区間で走っています。
 常総線の主力車両の一つです。

 「キハ008」+「キハ007」は、「キハ0形」の第4編成です。
 この形式は、車体は新製しましたが、足回りは元国鉄の「キハ20」の発生品を利用しています。
 片運転台の両開き3ドア車で、主に水海道以南の複線区間で走っています。
 1990年代半ばに機関換装と冷房化改造を実施し、スカート(排障器)の取り付けを行っています。

 「キハ358」+「キハ3511」は、元国鉄の「キハ35」「キハ36」の生き残りである「キハ350形」の内の2両で、かつて映画撮影用に水色をまとった4両中の2両でもあります。
 (他の2両は「キハ3518」+「キハ3519」で、現在も水色のまま)
 「キハ350形」は、都市近郊の非電化路線が相次ぎ電化されたことによって大量に余剰となった「キハ35」「キハ36」を極めて安価で購入。種々雑多だった常総線の従来車両を一気に置き換えました。
 「キハ35」はトイレ撤去工事を行った上で常総線仕様に改造して投入されました。
 その後、冷房化改造と機関換装を実施しています。


■整備工場で30tクレーンの作業実演

 14:00から、整備工場で30tクレーンの作業実演が行われました。

 この日の実演に使われたのは、「キハ2302」。
 既に台車と車体が分離された状態で展示されていた同車。
 クレーン実演では、クレーンで持ち上げた車体を台車に設置する寸前までの状況を公開していました。


 ▲ 30tクレーンの実演に供された「キハ2302」。分離展示されていた台車側へと吊り上げられています。(クリックすると拡大画像を表示します)。

 30t級の車体を、か細く見えるワイヤーで吊り上げる様子を見て、驚く見物者が多かったようです。


 ▲ 台車の上に車体が下りてきます。台車に近づくと、微調整で少しずつ下げていきます。(クリックすると拡大画像を表示します)。

 普段は見られない床下の状況も確認できました。


■最新型「キハ5000形」から最古参「DD502」まで

 昨年新造された「キハ5001」は、ヘッドマーク掲示で体験乗車に供されていました。
 僚車の「キハ5002」は、この日も営業運転に就いていましたが、給油で車両基地に戻ってくることもありました。

 見て回る順番が逆になったのですが、基地入り口から一番近い位置には、今年も古参ディーゼル機関車「DD502」が鎮座。来場者を出迎えていました。
 運転室まで仮設階段が設けられ、内部で機器類の説明を受けたり、運転席に座ったり、記念撮影したり。

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 ▲ 構内はともかく、本線上の走行は難しそうな「DD502」(左・中)と、体験乗車に供されていた「キハ5001」(右)。閉幕後、「DD502」は轟音を上げて機関始動していました。(クリックすると拡大画像を表示します)。

 我が家は閉幕間際であったので、プチ怪獣を運転席に座らせて写真を2~3枚撮影したところで退散。


■「関鉄レールファンクラブ」のレイアウトも

 話が前後しますが、整備棟でのクレーン実演を見て、帰り際に「DD502」の見物をするまでの間は、業務棟の2Fにいました。
 ここには物販ブースと、鉄道模型レイアウトの展示が行われていました。

 Nゲージのレイアウトは、普段「とばのえステーションギャラリー」で使っているモジュール式レイアウト。
 その外周を走るHOゲージのコースは、以前の「しもつまステーションギャラリー」時代に使っていたものでした。


 ▲ 業務棟2Fで展示していた鉄道模型。左は「C12」の同型車(HOゲージ)、中央は2両編成の鹿島鉄道「キハ600形」(HOゲージ)、右は「TX-2000系」(HOゲージ)。(クリックすると拡大画像を表示します)。

 いつも「とばのえステーションギャラリー」にお邪魔してお世話になっている代表の十文字さんや皆さんにご挨拶。
 あれこれお話をしたり、初めて見る模型に興奮して手にしようとする子ども達を驚かせたり(笑/線路に電気が通っているから危ないよ……と、子ども本人と、その親に注意喚起)していました。


 今年も閉幕時刻を過ぎてから、最終に近いシャトルバスに乗って水海道駅に戻りました。

 TX総合基地から同行していたグランデ氏とは水海道駅で別れ、こちらは下館行きの単行で帰宅。
 往路に続き、プチ怪獣は帰りも心地よく昼寝ができたようです。


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【レポート】「第6回つくばエクスプレスまつり」

 2011年11月3日(祝)、TX(つくばエクスプレス)総合基地公開イベント「第6回つくばエクスプレスまつり」と、関東鉄道常総線の車両基地公開イベント「第17回鉄道の日イベント」に行ってきました。

 まずは、「第6回つくばエクスプレスまつり」から。

整備工場TX-2000系(赤帯)&TX-1000系TX-1000系&TX-2000系(赤帯)
 ▲ 毎年恒例の「つくばエクスプレスまつり」。今年も常総線のイベントと同日開催となり、両イベントをハシゴできました。(クリックすると拡大画像を表示します)。


■常総線快速で守谷へ

 行きは、下館 9:42発→守谷10:30着の常総線快速に乗車。

 我が家の最寄り駅である大田郷駅には快速が停まりません。
 そこで、まず大田郷 9:30→下館 9:34着の普通列車で下館に行き、ホームにある窓口で土休日発売の「1日フリーきっぷ」(1,500円)を買い求め、隣のホームで待機中の快速に乗り換えて、守谷に向かいます。

 下館→守谷は、快速だと46~50分ほど。
 途中の停車駅は、下妻、石下、水海道のみ。
 普通列車に比べると、マイナス10~15分ほどとなります。
 常総線はJRに比べると駅の数が多いので、それらの駅に停まらないだけでも時短効果が大きく、頻繁に駅に停まらないため体感的な速さも実感できます。


■シャトルバスでTX車両基地へ

 守谷駅では、無料シャトルバス待ちの長蛇の列ができていましたが、バスは文字通りシャトル運行していたため、思ったほどは待たずに乗車できました。

 車両基地へは、バスで数分。

 基地の入り口でバスを降りると、スタンプラリーの大行列が。それを横目に留置線の方に向かうと、大きなはしご車やパトカー、白バイがお出迎え。


 ▲ 今年も晴天に恵まれた「つくばエクスプレスまつり」。まずは「スピーフィ」の着ぐるみと、はしご車、パトカー、白バイのお出迎え。(クリックすると拡大画像を表示します)。

 マスコットの「スピーフィ」にも子ども達が大喜びで群がっています。

 はしご車のカゴの前では記念撮影を行えたんですが、プチ怪獣は怖がって近寄ろうとしなかったので、スルーして電車の方へ。


■スピード感あふれる車両を眺めながら

 留置線には、鋭角的な先頭形状が魅力の「TX-1000系」と「TX-2000系」が並んでいます。


 ▲ スピード感にあふれる「TX-1000系」と「TX-2000系」。新幹線や特急だけでなく、一般の電車も「顔」(先頭形状)の善し悪しが路線のイメージをも変えます。TXは大成功してますね。(クリックすると拡大画像を表示します)。


 この先頭形状は、実際に「速い」TXを見るからに「速い!!」と感じさせる相乗効果がありますので、イメージ戦略的にも秀逸だなあとつくづく感心します。
 「人形は顔が命です」ではありませんが、鉄道車両もデザインは極めて重要です。
 少々製造コストが高くなるとしても、「速そうだな」とか「かっこいいな」とか、あるいは「かわいらしいな」と感じさせる「何か」がないと……と思います。

 例年通り、一部の編成は「体験乗車」(通り抜け歩き)ができたり、事前に予約していれば運転席にも立ち入ることができました。

 TXの営業車両は、直流専用の「TX-1000系」と、交直両用の「TX-2000系」の2形式のみ。
 「TX-2000系」の増備車には赤帯が入っていることも考慮しても、3タイプの電車しか在籍していないので、正直なところ毎年あまり大きな変化はありません(笑)

 とはいえ、都心から30分ちょっとで来られる好立地(シャトルバスの待ち時間や移動時間も含めると約1時間)ということと、TXの利便性が高いということもあって、毎年家族連れを中心に多くの来場者が押し寄せます。

 営業車両だけでなく、保線車両も展示され、作業展示も行っていました。

 しばらく見物している内に、後輩のグランデ氏も合流。
 一通り撮影を行った後、場内の飲食ブースで昼食を買い求め、休憩テントで昼食タイム。
 プチ怪獣は「おいなりさんがいい!!」とのことで、稲荷寿司の3個パックを平らげました。


■徒歩で新守谷駅へ

 昼食後は、物販コーナーでうっかり安売りだった本を買ってしまったりしながら、整備棟へ。
 床下機器や、先頭車両の非常ドアを開放した状況などをしっかり見物。


 ▲ 普段は目にできない床下機器や、非常時用の貫通トビラが展開状態で展示されているのも公開イベントならではの「来場特典」です。(クリックすると拡大画像を表示します)。

 整備棟の隣には、鉄道模型の展示を行う棟もあるのですが、今回は早めに切り上げて、常総線の車両基地に向かうことに。

 TX総合基地と常総線の水海道車両基地の間にも、無料シャトルバスが運行されているのですが、運行頻度は30分おき。
 しかも、結構な大行列で、見たところ3台分ほどの人が並んでいます。

 一瞬迷った末、こりゃあ常総線の新守谷駅まで歩いて、そこから常総線で水海道駅に向かい、水海道駅から無料シャトルバスに乗った方が早いのでは……ということに。

 新守谷駅までは徒歩15分ほど。

 天気も良く、心地よい散歩となりました。


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【レポート】「2009年 東武ファンフェスタ」

 2009年11月8日(日)、東武鉄道「南栗橋車両管理区」(東武日光線・南栗橋駅から徒歩20分)で開催された「2009年 東武ファンフェスタ」に行ってきました。

・東武鉄道「11月8日(日)南栗橋車両管区で『2009年 東武ファンフェスタ』を開催します」
 http://www.tobu.co.jp/file/2185/091022.pdf
 (PDFファイルです)


 栗橋から東武日光線に乗ったのは、実は今回が初めて。
 15年ほど前に、浅草→鬼怒川温泉/鬼怒川温泉→川治温泉→浅草を乗車(行き帰りとも東武線内は「スぺーシア」乗車)した際に通過したことはあるんですが……。
 JR宇都宮線は結構頻繁に利用しているし、「まあ、その内乗る機会があるだろう」と思っていたのですが、案外乗る機会がなかったりするもんです。

 南栗橋には、12:20頃到着。
 駅前ロータリーではちょうど無料シャトルバスが出るところだったので、せっかくなので乗車して、3分ほどで車両基地へ。

東武「250系」 車両基地では、まず入口付近に「250系」(特急「りょうもう」号用の車両)と対面。
 JR宇都宮線に乗っている際、久喜駅などで見かけたことは何度もありますが、実物をこんなに近くで見るのは初めて。
 特急形車両らしいスピード感を感じさせる先頭形状ながら、比較的シンプルなデザインでまとまっている車両で、余計な装飾を極力盛り込まない機能美を感じさせます。
 まだ「りょうもう」号には乗ったことがないんですが、たぶん内装は西武のニューレッドアローに近い感じなんでしょうね。

 さて、この日の天気は穏やかな快晴。
 先日の「つくばエクスプレスまつり」とは打って変わって、快晴で風がなく、暖かく穏やかな休日となったこともあって、場内は大勢の来場者で混雑していました。

「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」
▲ 「2009年 東武ファンフェスタ」の模様。好天に恵まれ、大勢の人で賑わっていました。(クリックすると拡大画像を表示します)


 鉄道各社や沿線自治体などのブースも多数出展(「つくばエクスプレスまつり」にも出店していた鉄道・団体が多かった/関連鉄道だけでなく、ライバル鉄道各社も出展)。
 トミーテックのブースでは、「鉄道むすめ」だけでなく、「鉄道コレクション」東武「5700系」の限定販売をい待つ長い長い行列も。

 その様子を横目に、まずは撮影用に並べて展示されている通勤形車両の方へ移動。
 展示されていたのは、「8000系」「10000系」「20050系」「30000系」「50050系」

「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」
▲ 撮影用に並べられた「8000系」「10000系」「20050系」「30000系」「50050系」。(クリックすると拡大画像を表示します)


 「8000系」から「50050系」にかけて、少しずつ前にずれる格好での展示方法で、車両の近くまで接近できるようになっていました。

東武「50050系」 ただ……この展示だと、うまく「8000系」側から広角レンズで全部撮影できるのであれば良いのですが、そうでないと車両に接近しているギャラリーが映り込んでしまい、うまく撮影できません。
 小さいお子さん連れのお父さんが、規制ロープぎりぎりの所に子どもを立たせて撮影……というのは微笑ましい光景なんですが、撮影マナーを良く把握していない小学生や親御さんがカメラの放列の前を横切ってしまったり、中には居座ってしまったり……ということも。
 一応、持っていた一眼レフ(デジタルじゃなく、フィルム)を使って「8000系」側から全部入るように撮影してはみましたが、現像してみないことにはどんな出来映えかは不明でして……。

 できれば、もうちょっと規制ロープを車両から遠ざけるか、車両は横一線の方が良いかなあと。  (もしかすると、時間によって車両の位置を変更していたのかも知れませんね)


 その後、整備工場の方へ。
 あまり関心を寄せている人はいませんでしたが、保線車両も各種展示されていました。

「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」
▲ 普段はなかなかお目にかかれない保線車両も展示されていました。(クリックすると拡大画像を表示します)


 整備工場での目玉はクレーンの実演ですが、パンタグラフの昇降体験や、マスコンの操作体験、ブレーキの操作体験など、体験型のアトラクション(?)も各種用意されていました。

「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」
▲ 広大な工場内を自由に歩き回れるのもこのイベントの醍醐味の一つ。(クリックすると拡大画像を表示します)


 また、整備中の車両もそのままの状態で展示されていました。

「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」
▲ 広大な工場内を自由に歩き回れるのもこのイベントの醍醐味の一つ。(クリックすると拡大画像を表示します)


 13:20、いよいよ目玉のでクレーン実演開始。
 しっかり手順を踏んで、台車を外した状態で展示されていた「50050系」の中間車がクレーンに吊られて(……というよりは「持ち上げられて」)、台車の方に運ばれてきます。

「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」
▲ クレーン実演は、工場内での大きな見せ場です。(クリックすると拡大画像を表示します)


 車体が台車の上に達すると、オペレーターが慎重にコントローラーを操作し、車体を少しずつ下げていきます。

「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」
▲ オペレーターが慎重にクレーンを操作し、床に置かれた台車の上にピタリと下ろしていきます。(クリックすると拡大画像を表示します)


 後は車体と台車の位置を微調整しながら、台車を取り付けます。
 (両方一度に取り付けるのではなく、片側が終わってからもう一方……と、順番に取り付けてました)

「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」
▲ オペレーターが操作しているコントローラーは、ゲーム機のコントローラーを大きくしたような感じ。(クリックすると拡大画像を表示します)


 クレーン実演が終わり、一通り見物は終了。
 名残惜しいところですが、夕方以降は地元で用があるし、帰路は春日部・大宮経由で帰ろうとしていたので、これにて撤収することに。
 帰り際、工場の出口に向かう途中には、洗車機があったり、何気なく置かれていた壁際の木枠の中に「100系」や「200系」の前面ガラスが収まっていたり。

「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」
▲ 工場内には電車用の洗車機が設置されているほか、壁際に「100系」や「200系」の前面ガラスの在庫が保管されています。(クリックすると拡大画像を表示します)


 また、休憩スペース付近には車両の塗色見本や東京スカイツリーの模型が展示されていたり、車両以外の見どころも満載でした。

「2009年 東武ファンフェスタ」「2009年 東武ファンフェスタ」 帰りも無料シャトルバスがちょうど出るところだったので、そのまま乗車。
 南栗橋駅からは、春日部→大宮を経由し、大宮からはJR宇都宮線で栗橋へ戻りました。

 大宮駅では、ホームから見える位置に「NE Train スマート電池くん」(蓄電池試験車両)が停まっていたので、撮影してきたことは言うまでもありません。
 (デジカメではなく、フィルムの一眼レフで撮影したので、出来映えは現像後ということで……)

 それにしても、この車両基地も工場も、かなり広大。  「つくばエクスプレス」(TX)の総合基地を訪れて「広いなあ」と感じたのですが、南栗橋は比較にならない大きさでした。
 南栗橋は東北新幹線に乗っていると良く見えるのですが、新幹線から見ているのと実際に来てみた印象では、相当異なるものになりました。


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【レポート】「第5回つくばエクスプレスまつり」

 2009年11月3日(祝)は、つくばエクスプレスの総合基地で「第5回つくばエクスプレスまつり」が、関東鉄道常総線の水海道車両基地で「第16回 鉄道の日イベント」が開催されました。
 午前中にTX総合基地、午後に水海道車両基地に行くことにして、下館 9:42発の常総線快速で出発。

 常総線は11月1日にダイヤ改正を行ったばかりで、この快速は単行(1両編成)で取手まで直通する運用(改正前は2両編成だった)。
4d0f58ef.jpeg しかし、水海道に到着する寸前で「本日に限り、次の水海道でお乗り換えとなります」との車内アナウンスが。
 なんだろうと思っていると、水海道駅の3番線ホームには、なんとキハ0形(2両編成)が!!
 おそらく、今日のイベント開催で水海道以南の乗客が増えることを見越しての措置なんだろうと思いますが、キハ0形の快速運用はこれまで出くわしたことがありません。
 キハ2100形以降の新型に比べると、さすがに出足は鈍いものの、車両基地を通り過ぎる頃には速度は乗り切って、小絹、新守谷を通過して守谷へ。


 守谷からは無料シャトルバスで会場へ。

 会場に到着すると、いや~風が強い!! そして、猛烈に寒い!!!!
 空模様こそ晴天だったものの、前の晩からの猛烈な寒風が吹き付ける中、半ば凍えながらの見物となりました。

8efea4bb.jpeg 場内では、前回同様、留置線にTX-1000系やTX-2000系が並んでいたほか、車内の見学や記念撮影も行えました。
 また、保線車両の実演、整備工場内の見学、鉄道模型&プラレール展示、鉄道各社や沿線自治体・企業などの出店など、おおむね前回と同じ内容(結構充実してます)。

 屋外展示は寒すぎるので、とにかく寒風を避けて、屋内展示を優先して回ろう……ということになり、まず鉄道模型とプラレールが展示されている整備棟へ。
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 鉄道模型は、Nゲージのレイアウトを鉄道模型ショップ「ポポンデッタ」土浦店が展示していたようです。さすがに店舗のような二段式のレイアウトではありませんでしたが、高架線もある本格的なもの。

 プラレールのレイアウトは、かなり立体的に構築されていて、なかなか見栄えのするものでした。
 つくばエクスプレスの「八潮」駅も再現されていました。

 注目は、何とはなしに走っていたHOゲージの4両編成。実はこの車両こそ、つくばエクスプレスの当初計画にあった車両なのです。
 当初の計画では、編成中の2両がダブルデッカー(2階建て)となっていて、着座定員を増やす……というものでした。
 もしこの姿で登場していたら……今頃とんでもない混雑で遅延連発だったんだろうけど……。

 その後、車両の床下装置を観察できる整備工場に移動。

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 まず、入口付近に展示されていたヘッドマークやパンタグラフなどを見物。
9fc7e722.jpeg 次いで、展示してある編成の先頭から順に各車両の床下機器をじっくり見学し、最後に編成の最後尾の車両の貫通扉が開いている(救助ハシゴも下りている)様子を見て、一通り見学終了。


 その後、他の参加メンバーとの合流も兼ねて、屋外のテント下に設置されている休憩スペースに陣取って、昼食タイムに。
 ところが、座って動きが止まった途端、朝から吹き付けている寒風があっという間に体感温度を下げてしまい、凍えてしまって半ば遭難状態に。
 食事で暖を取れば……というのは甘い考えで、奪われる体温の方が上回ってしまい……。
 昨年は同じような快晴で、まったく風もなく、かなり温かいイベントだったと記憶しているので、その落差にただただ驚きます。


 さて、凍えそうになりながらも昼食が済んだので、今度は常総線のイベントに行こうということになり、撤収開始。
 メイン会場からバス乗り場に向かう途中には消防と警察の「友情出演」もあり、はしご車や白バイ、パトカーとの記念撮影も楽しめました。

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 TX総合基地入り口に設けられた無料シャトルバス乗り場からバスで守谷に戻り、常総線で水海道まで移動して、常総線のイベントへ……(そちらのレポートは後ほど)。
 

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下館レイル倶楽部・代表
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 「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
 しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
 公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!

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