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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

「地域密着型鉄道の活用」

■鉄道やLRTなどを地域輸送の「軸」に据えたまちづくりを

 「鉄道は社会インフラ。事業単体ではなく街全体の収支で考えるべきだ。行政が初期費用を負担し、民間が運行する方式もある」(宇都宮浄人・関西大学教授)

 「毎日新聞」が、地方における鉄軌道の重要性を社説として取り上げました。

・社説:視点・地域密着の鉄道(毎日新聞 2014年10月19日)
 http://mainichi.jp/opinion/news/20141019k0000m070107000c.html
 超高齢化や人口減少社会を迎える中で地域の安定輸送手段として鉄路が注目されている。

 その代表がバリアフリーの低床化などを施し手軽に利用できる次世代型路面電車と呼ばれるLRTの導入だ。
 地方創生に必要な視点はかつての「全国総合開発計画」(全総)のような高速道路や新幹線を重視した開発主導ではなく、かといって市場原理を徹底した競争至上主義でもあるまい。世代を超えて利用でき、住民になじみやすい鉄道や路面電車の役割を再評価し、地域社会を維持する手段として公的支援を拡充するのも選択肢ではないか。

 LRTについての記述があるので捕捉すると、LRTは「次世代型路面電車」というよりも、「路面(に敷設した軌道)を走る」こともある従来型の鉄道より低廉なコストで整備・運営できる「軽量軌道交通」と捉えるべきだろう、ということがいえます。
 何も必ずしも軌道を路面に敷設する必要はないし、必要に応じて部分的な高架区間や地下区間があっても良いし、既存の鉄道路線をLRT転換して活用しても良いし、新設区間と既存の鉄道路線を繋いで直通運転しても良いわけで……。
 この変幻自在さが大きな特徴といえます。


▲ 市街地のトラム(路面電車)と、高速運転する郊外の鉄道を直通する「トラムトレイン」が運行可能という点も、LRT導入によるメリットの一つといえます。(クリックすると動画を再生します)

 どうもこれまで、地方における都市内・地域内輸送は徹底的に軽視され続けてきたのですが、近年やっと潮目が変わりつつあって、制度面の整備(財源確保も含めて)は進みつつあります。
 従来日本ではなかった公設民営や公有民営による上下分離方式による運営が可能になった点も、極めて大きな進展だといえます。


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月刊鉄道誌2014年12月号、10月21日(火)発売!

■毎月21日は月刊鉄道雑誌の発売日!!

 鉄道各誌の2014年12月号、10月21日(火)に発売!!

 『鉄道ピクトリアル』は「485系」特集の第2弾。
 お買い逃しなく!!


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水戸線の川島駅、2015年1月中旬に新駅舎に!

■現在の駅舎は2015年2月下旬に解体を完了

 JR水戸線の川島(かわしま)の駅舎が建て直されることが判明しました。
 新駅舎は、2015年1月中旬から使用開始予定で、今の駅舎は2015年2月下旬には解体を終えるとのことです。

・水戸線川島駅改築工事について(JR水戸支社 2014年10月17日)
 http://www.jrmito.com/press/141017/20141017_press01.pdf
 (PDFファイルです)

・JR東日本、常磐線内郷駅と水戸線川島駅を改築(JR東日本水戸支社 2014年10月19日)
 http://response.jp/article/2014/10/19/235392.html かつて川島駅は、駅北側に貨物専用線が延びていて、貨物の積み込みや貨物列車の組成が行われていて、駅構内はそれなりに広い駅でした。
 が、水戸線での貨物取り扱いは終了。
 使われなくなったヤードはそのまま放置されていたのですが、しばらく前に不要となった側線やポイントが撤去され、かなりスリムな駅に。
 旅客ホームは、典型的な「国鉄型配線」で2面3線(小山行きは対向式ホーム、下館・水戸方面行きは島式ホーム)の構造だったのですが、現在は下館・水戸方面へのホームは対向式ホームとして使われていて、2面2線の構造になっています。
 跨線橋は、かつては小山方のホーム突端にあったのですが、近年ホーム中央に新しい跨線橋が設置され、旧跨線橋は撤去されています。


▲ かつて跨線橋があった小山方のホーム突端。土台部分の色が違っていますね。(クリックすると拡大画像を表示します)


▲ 現在跨線橋はホーム中央付近にあります。階段の向きは、以前は東側を向いていたのですが、現状は西側を向いています。(クリックすると拡大画像を表示します)

 なお、川島駅の隣接地には筑西市の川島出張所が移転しています。
 川島出張所は、かつては駅からかなり離れている国道50号線の近くにあったのですが、老朽化のため立て替えられることになり、それに合わせて駅のそばに移転してきました。


▲ 川島駅の隣接地に移転してきた筑西市の川島出張所。駅西側の踏切を渡る必要がありますが、「駅近」の行政施設といって良いでしょうね。(クリックすると拡大画像を表示します)

 鉄道の駅の近くに公共施設や商業施設、医療施設、集客施設などを集約することは、公共交通の利用促進に役立ちます。
 この出張所はそんなに大きな規模ではないのですが、地元を支える職員さんが鉄道で通勤可能になることは、実は大きな意味があることです。
 他の駅でも、同様の動きが出てくると良いですね。


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【オススメ】『鉄道伝説』BD第7巻、10月12日(日)発売

■今回は振り子式車両特集!!

 BSフジ『鉄道伝説』
 2014年10月から番組名を『時代を彩った鉄道たち ~鉄道伝説~』に変えて好評放送中です。

 番組の放映が続く一方、これまでの放送回は3話ずつまとめて映像ソフト(ブルーレイ)として順次発売。
 最新巻となる第7巻(2014年10月12日発売)は、国鉄「381系」電車、JR四国「2000系」気動車、JR北海道「キハ281系」気動車の、振り子特急形車両三部作!!
 「381系」電車は、「自然振り子方式」を採用した記念すべき車両。名古屋~長野間の特急「しなの」用としてデビューし、その後「くろしお」や「やくも」でも使用されました。
 「2000系」気動車は、曲線区間に差し掛かる前に徐々に車体を傾斜させる「制御付き自然振り子方式」を採用。振り子式気動車は本形式が世界初であると共に、日本で制御付き自然振り子方式を採用した最初の形式でもあります。
 「キハ281系」気動車は、JR四国の「2000系」が成功を収めたのを受けて、JR北海道が非電化路線を走る優等列車高速化の切り札として開発した、寒冷地向けの「制御付き自然振り子方式」気動車です。 定時運行性と速達化の高さは、鉄道ならではの長所が最大化できる重要な要素です。
 今回パッケージ化された3形式は、曲線区間や勾配区間が多く、スピードアップが難しいことが多い日本の鉄道にあって、限られた条件下で最大の効果を発揮しようとして開発された意欲的な車両たちでもあります。

 いずれもエポックメイクな車両といえるので、この機会にぜひ数々の開発秘話に触れてみてはいかがでしょうか。


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【運転会告知】アルテリオ2014年10月定例運転会

■今月は第3週の開催!! 10月19日(日)が運転会当日です!!

 「下館レイル倶楽部」2014年10月定例運転会についてのお知らせです。
 今月は通常の開催タイミングである第3週の週末、2014年10月19日(日)10:00~16:00開催となります(途中1時間ほど「昼休み」となります)。

 設営&試運転は、運転会前夜の10月18日(土)18:00~21:00頃に行います。
 ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。

 なお、運転会前日の夕方から行う設営(10月18日18:00~)と、運転会当日の早朝(10月19日9:00~10:00)は、原則としてメンバー、または参加費をご負担いただける方のみ参加可能と致します。
 ご参加の方は、この記事に参加表明のコメントをつけてください(記事タイトル下の「CM」部分をクリックするとコメントを投稿できます)。

アルテリオ定例運転会・2014年9月
▲ 2014年10月の定例運転会は、10月19日(日)が一般公開日です。こちらは2014年9月定例運転会の模様です。(クリックすると拡大画像を表示します)


【開催予定】

・一般公開:2014年10月19日(日)10:00~16:00(途中、1時間ほど「昼休み」)
・開催会場:しもだて地域交流センター「アルテリオ」2F「研修室」(茨城県筑西市)
     http://www.city.chikusei.lg.jp/kurashi/shisetsu/shisetsu/kouryu/kouryu.html

・前日設営:2014年10月18日(土)18:00~21:00頃(基本的に関係者か、参加費をお支払いいただける方)
・反省会?:2014年10月18日(土)21:00頃~
・早朝走行:2014年10月19日(日) 9:00~10:00(基本的に関係者のみ)
・撤収作業:2014年10月19日(日)16:00~17:00(基本的に関係者のみ)

・備考1:HOゲージとNゲージ、Gゲージの周回コースを設置予定です
・備考2:日曜日は「下館ミニレイル倶楽部」によるプラレールアドバンス出展を実施するかも?
・備考3:前日設営のみ、運転会当日のみの参加も可能です
・備考4:運転会当日はギャラリーが見物に来ます(「早朝運転」「昼休み」中を除く)
・備考5:模型を持ち込んでのご参加の場合、参加費のご負担をお願いします^^; (大人1,000円/日、中高生500円/日、未就学児は無料です)


【参加者の集合について】

・前日設営からご参加の場合
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います
 ……18:00に2F受付前で集合/他に誰もいない場合は、「下館レイル倶楽部です」と名乗って部屋を開けてもらってください

・日曜日ご参加の場合
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います(満車の場合は、道向かいにある「筑西しもだて合同庁舎」もしくは「筑西市役所」の駐車場をご利用ください)

アルテリオ定例運転会・2014年9月アルテリオ定例運転会・2014年9月アルテリオ定例運転会・2014年9月
▲ 2014年9月定例運転会の模様です。(クリックすると拡大画像を表示します)



【10月18日・朝~夕方/自由行動】

・真岡鐵道「SLもおか」号乗車
 ……往路(下り)は、下館10:35発→茂木12:06着
 ……復路(上り)は、茂木14:26発→下館15:56着
 ……回送列車(下り)は、下館16:03発→真岡16:31着
 ……途中の益子(ましこ)駅で下車し、陶芸の街を散策するのも良し
 ……下館13:01発→茂木14:06着の普通列車に乗れば、復路の「SLもおか号」に乗車可能

「SLキューロク館」見学
 ……真岡鐵道・真岡駅東口
 ……開館時間は10:00~18:00
 ……休館日は毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
 ……入場無料
 ……SLの場内往復運転は、土曜・日曜と祝祭日です



【10月18日・夜/設営、オフ会】

・オフ会
 ……1日目の設営終了後に開催(会場未定)



【10月19日・朝~夕方/運転会】

・運転会
 ……会場は9:00から入室可能ですが、10:00までは基本的に一般非公開の「早朝運転」タイムとします
 ……「昼休み」中は、ご希望の参加者のみ残って基本的に一般非公開の「昼間運転」タイムとします
 ……会場は17:00まで押さえてありますが、ラスト1時間は撤収作業です



【10月19日・夜/オフ会】

・オフ会
 ……2日目の運転会終了後開催(会場未定)


(ちょこっと観光案内)

・真岡鐵道
 http://www.moka-railway.co.jp/

・SLキューロク館
 http://www.moka-railway.co.jp/96kan/

・道の駅もてぎ もてぎプラザ
 http://www.motegiplaza.com/

・とばのえステーションギャラリー
 http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html

・ウインナー手づくり体験工房 - 下館工房
 http://www.nipponham.co.jp/fun/factory/simodate/


(ちょこっと宿泊案内)

・「ホテル新東」
 http://www.hotel-shinto.co.jp/

・「ホテル ルートイン下館」
 http://www.route-inn.co.jp/search/hotel/index.php?hotel_id=529


 なお、2014年12月までの開催予定(運転会の当日)は、次の通りです。
 運転会実施日の前日(土曜日)は、会場設営&試運転を行います。


・2014年10月……10月19日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2014年11月……11月16日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2014年12月……12月21日(日)「アルテリオ」2F「会議室A」




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『路面電車で行く 世界各街停車の旅』2014年10月9日は第34回アンタルヤ続編!

■先週(10月2日)の放送回に続きトルコ・アンタルヤのLRT&トラムを紹介!

 BSフジで放送中の『路面電車で行く 世界各街停車の旅』
 2014年10月9日(木)は第34回「地中海リゾートとグルメの街 トルコ・アンタルヤ」を放送!!

・『路面電車で行く 世界各街停車の旅』(BSフジ 番組情報)
 http://www.bsfuji.tv/top/pub/streetcar.html

 アンタルヤは、トルコ南西部にあるリゾート都市。人口71万人(77万人という資料も)。
 紀元前から続くこの都市は、古代ローマ帝国、ビザンツ帝国(東ローマ帝国)、セルジューク朝トルコ、オスマン帝国……と、時代の変遷と共に統治者を変えながら、さまざまな歴史的建造物が建造されてきました。
 この街には、旧市街の海沿いを走る路面電車「ノスタルジック トラムヴァイ」と、2009年に開業したLRT「アントライ」の2系統が走っています。


▲ 2009年に開業したLRT「AntRay(アントライ)」。5車体連接構造の100%低床LRVが走っています。大胆なラッピング広告を施しています。(クリックすると動画を再生します)

 運賃は現金払いもできますが、2回乗車券、5回乗車券、IC乗車券「ANTKART」(トラム、LRT、バス、ミニバス共通)があって、回数乗車券やIC乗車券を利用する方がお得になっています。

 先週放映の第33回「地中海と遺跡の街 トルコ・アンタルヤ」では、この街を走る2つの路面電車を紹介。
 番組前半では現地在住の日本人女性が、後半ではベリーダンスの美人ダンサーが、トラム&LRTを使いこなして観光とグルメの魅力を紹介。


▲ 旧市街を30分ごとに走る「Nostaljik Tramvay(ノスタルジック トラムヴァイ)」。旧型トラムが2両編成で走ります。IC乗車券にも対応。(クリックすると動画を再生します)

 今週放映の第34回「地中海リゾートとグルメの街 トルコ・アンタルヤ」では、郊外にある広大な敷地のレストランで、トルコ伝統の朝食を堪能。
 さらに、伝統的なトルココーヒー店ににも足を伸ばし、海岸での釣りも楽しむ……という構成のようです。


 なお、今回の放映情報を反映した2014年10月9日(木)時点の放映リストは、次の通りです。


第1回「世界遺産とワインの街 ポルトガル・ポルト」
第2回「ビールと芸術の街 ドイツ・ミュンヘン」
第3回「七つの坂とファドの街 ポルトガル・リスボン」
第4回「ロマンチック街道街道最古の街 ドイツ・アウグスブルク」
第5回「装飾タイルと世界遺産の街 アルマダ・リスボン ポルトガル」
第6回「野球とキューバ葉巻の街 フロリダ州 タンパ」
第7回「ピッツァとカンツォーネの街 イタリア・ナポリ」
第8回「ジャズの生まれた街 ルイジアナ州 ニューオリンズ」
第9回「大聖堂とファッションの街 イタリア・ミラノ」
第10回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 前編」
第11回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 後編」
第12回「エルビスの愛した街 テネシー州 メンフィス」
第13回「千年の歴史と百塔の街 チェコ・プラハ」
第14回「音楽と芸術の街 チェコ・プラハ」
第15回「ガウディの愛した街 スペイン・バルセロナ」
第16回「バル文化と美食の街 スペイン・バルセロナ」
第17回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(前編)」
第18回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(後編)」
第19回「地中海の楽園 スペイン・マヨルカ島ソーイェル」
第20回「音楽の都 オーストリア・ウィーン」
第21回「カフェとお菓子の街 オーストリア・ウィーン」
第22回「水の都 運河の街 オランダ・アムステルダム」
第23回「名画の生まれた街 オランダ・アムステルダム」
第24回「二階建てトラムとグルメの街 香港」
第25回「風水とパワースポットの街 香港」
第26回「カフェ文化とアーケードの街 オーストラリア・メルボルン」
第27回「庭園と美食の街 オーストラリア・メルボルン」
第28回「海と山と教会の街 オーストラリア・アデレード」
第29回「フランダースの犬と運河の街 ベルギーの古都 アントワープとゲント」(2時間SP)
第30回「ダイヤモンドと建築の街 ベルギー・アントワープ」
第31回「月の港 ワインの聖地 フランス・ボルドー」
第32回「名作文学と芸術の街 フランス・ナント」
第33回「地中海と遺跡の街 トルコ・アンタルヤ」←2014年10月2日(木)放送!!
第34回「地中海リゾートとグルメの街 トルコ・アンタルヤ」←2014年10月9日(木)放送!!



 この番組で登場する「路面電車」には、旧態依然とした「いわゆる路面電車」もあれば、欧州諸国で路面電車を近代化・輸送力強化を実現してきた「トラム」もあります。
 (「トラム」の中には、既存の鉄道路線に乗り入れる「トラムトレイン」を実施しているケースもあって、鉄道路線では鉄道車両のように高速運転を行います)

 日本でも今後LRTを新規導入(またはトラムを「復活」)する都市が増えていくと思いますので、今後もこの番組で新旧さまざまな事例を紹介してほしいなあ……と思っています。


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『路面電車で行く 世界各街停車の旅』2014年10月2日は第33回トルコ・アンタルヤ!

■トルコ南西部のリゾート都市・アンタルヤのLRT&トラムを紹介!

 BSフジで放送中の『路面電車で行く 世界各街停車の旅』
 2014年10月2日(木)は第33回「地中海と遺跡の街 トルコ・アンタルヤ」を放送!!

・『路面電車で行く 世界各街停車の旅』(BSフジ 番組情報)
 http://www.bsfuji.tv/top/pub/streetcar.html


▲ アンタルヤでは、旧市街の路面電車「Nostaljik Tramvay(ノスタルジック トラムヴァイ)」と、2009年に開業したLRT「AntRay(アントライ)」が走っています。(クリックすると動画を再生します)

 アンタルヤは、トルコ南西部にあるリゾート都市。人口71万人(77万人という資料も)。
 紀元前から続くこの都市は、古代ローマ帝国、ビザンツ帝国(東ローマ帝国)、セルジューク朝トルコ、オスマン帝国……と、時代の変遷と共に統治者を変えながら、さまざまな歴史的建造物が建造されてきました。
 この街には、旧市街の海沿いを走る路面電車「ノスタルジック トラムヴァイ」と、2009年に開業したLRT「アントライ」の2系統が走っています。


▲ 2009年に開業したLRT「AntRay(アントライ)」。基本は地平レベルを走りますが、部分的な地下区間も。(クリックすると動画を再生します)

 運賃は現金払いもできますが、2回乗車券、5回乗車券、IC乗車券「ANTKART」(トラム、LRT、バス、ミニバス共通)があって、回数乗車券やIC乗車券を利用する方がお得になっています。


▲ LRT「AntRay(アントライ)」の地下にある駅。ほとんど地下鉄の駅と同様ですね。(クリックすると動画を再生します)

 「アントライ」が開業するまでは、路面電車然とした「ノスタルジック トラムヴァイ」しかなかったわけで、「アントライ」ができたことによるインパクトはかなり大きかったのでは……と。


 なお、今回の放映情報を反映した2014年10月2日(木)時点の放映リストは、次の通りです。


第1回「世界遺産とワインの街 ポルトガル・ポルト」
第2回「ビールと芸術の街 ドイツ・ミュンヘン」
第3回「七つの坂とファドの街 ポルトガル・リスボン」
第4回「ロマンチック街道街道最古の街 ドイツ・アウグスブルク」
第5回「装飾タイルと世界遺産の街 アルマダ・リスボン ポルトガル」
第6回「野球とキューバ葉巻の街 フロリダ州 タンパ」
第7回「ピッツァとカンツォーネの街 イタリア・ナポリ」
第8回「ジャズの生まれた街 ルイジアナ州 ニューオリンズ」
第9回「大聖堂とファッションの街 イタリア・ミラノ」
第10回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 前編」
第11回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 後編」
第12回「エルビスの愛した街 テネシー州 メンフィス」
第13回「千年の歴史と百塔の街 チェコ・プラハ」
第14回「音楽と芸術の街 チェコ・プラハ」
第15回「ガウディの愛した街 スペイン・バルセロナ」
第16回「バル文化と美食の街 スペイン・バルセロナ」
第17回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(前編)」
第18回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(後編)」
第19回「地中海の楽園 スペイン・マヨルカ島ソーイェル」
第20回「音楽の都 オーストリア・ウィーン」
第21回「カフェとお菓子の街 オーストリア・ウィーン」
第22回「水の都 運河の街 オランダ・アムステルダム」
第23回「名画の生まれた街 オランダ・アムステルダム」
第24回「二階建てトラムとグルメの街 香港」
第25回「風水とパワースポットの街 香港」
第26回「カフェ文化とアーケードの街 オーストラリア・メルボルン」
第27回「庭園と美食の街 オーストラリア・メルボルン」
第28回「海と山と教会の街 オーストラリア・アデレード」
第29回「フランダースの犬と運河の街 ベルギーの古都 アントワープとゲント」(2時間SP)
第30回「ダイヤモンドと建築の街 ベルギー・アントワープ」
第31回「月の港 ワインの聖地 フランス・ボルドー」
第32回「名作文学と芸術の街 フランス・ナント」
第33回「地中海と遺跡の街 トルコ・アンタルヤ」←2014年10月2日(木)放送!!



 この番組で登場する「路面電車」には、旧態依然とした「いわゆる路面電車」もあれば、欧州諸国で路面電車を近代化・輸送力強化を実現してきた「トラム」もあります。
 (「トラム」の中には、既存の鉄道路線に乗り入れる「トラムトレイン」を実施しているケースもあって、鉄道路線では鉄道車両のように高速運転を行います)

 日本でも今後LRTを新規導入(またはトラムを「復活」)する都市が増えていくと思いますので、今後もこの番組で新旧さまざまな事例を紹介してほしいなあ……と思っています。


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『全国百線鉄道の旅』2014年9月28日は最終回「阪堺電軌」

■第90回「大阪の下町を走るチンチン電車 阪堺電気軌道」

 BSフジ『旅するハイビジョン 全国百線鉄道の旅』は、今週末が最終回!
 最終回となる第90回は、「大阪の下町を走るチンチン電車 阪堺電気軌道」。
 放送は、2014年9月28日(日)15:00~16:00です。

・『旅するハイビジョン 全国百線鉄道の旅』
 http://www.bsfuji.tv/top/pub/100rail.html

 阪堺電気軌道は、大阪市と堺市を結ぶ全長14.1kmの「阪堺線」と、天王寺駅前から住吉公園を結ぶ全長4.6kmの「上町線」の2路線が営業しています。
 一時期は車両や施設の近代化が困難だからと存廃問題が取り沙汰されたり、堺市で検討が進んでいた東西LRT計画に連動して近代化しようという話が持ち上がるも、市長選でLRT計画が凍結されたため、一転して廃線の危機に直面したり……。
 しかし、今後も「地域の足」として存続しようという方針が固まり、今日に至っています。

 最近の話題は、何と言っても新型LRV「モ1001形」の登場。
 「堺トラム」の愛称でも知られる100%超低床車で、従来の「チンチン電車」のイメージを根底から覆すインパクトをもたらしています。


▲ 「堺トラム」。100%低床LRVです。(クリックすると動画を再生します)


 今回で最終回となる『旅するハイビジョン 全国百線鉄道の旅』。
 2003年に放映がスタートし、再放送を繰り返しながら新作の放送も行ってきた番組でしたが、いよいよラストを迎えることになりました。
 その最終回が、存廃危機を乗り越えて、旧来のチンチン電車から近代的なLRTへと移行しようとしている阪堺電軌が題材というのが、なんとも味わい深いものがあるなあ……と感じます。


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【イベント】中井精也写真展「1日1鉄!」今秋下館で開催

■「ゆる鉄」写真でおなじみ・鉄道写真家「中井精也」さんが下館に!!

 この秋「しもだて美術館」で、NHK-BSプレミアム『中井精也のてつたび!』にも出演中の鉄道写真家「中井精也」さんの写真展など関連イベント多数開催!!

・次回企画展 鉄道写真家 中井精也写真展 1日1鉄!-in ターミナル・ステーション しもだて!-関連イベントのお知らせ(しもだて美術館 2014年8月27日)
 http://www.shimodate-museum.jp/kanren.html

 期間中は、「しもだて美術館」で写真展が行われるほか、さまざまなイベントが催されます。
 中井精也さんご本人も度々登場!!

・10月4日(土)……中井精也 スライド&トーク(先着150人)
・10月5日(日)……SL対談! 機関士 湯浅陽三×中井精也(先着150人)
・11月1日(土)……中井精也と行く! 撮り鉄×乗り鉄×ゆる鉄の旅(要予約)
・11月2日(日)……中井精也の「1日1鉄!」写真教室(限定20人)
・11月23日(日)……下館駅なか・駅前フェスティバル(ゲスト:中井精也氏)


 というわけで、2014年11月23日(日)には「下館駅なか・駅前フェスティバル」も開催!!
 こちらについての詳細は、追ってご紹介していきます。
 (「下館レイル倶楽部」は、今回も「出展します」!!)


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【運転会告知】アルテリオ2014年9月定例運転会

■今月は第4週の開催!! 9月28日(日)が運転会当日です!!

 「下館レイル倶楽部」2014年9月定例運転会についてのお知らせです。

 今月第3週末は、運転会の会場である「アルテリオ」が筑西市の職員採用試験の会場として全館立ち入り禁止となるため、「第4週の週末開催」に変更して、2014年9月28日(日)10:00~16:00開催となります(途中1時間ほど「昼休み」となります)。

 設営&試運転は、運転会前夜の9月27日(土)18:00~21:00頃に行います。
 ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。

 なお、運転会前日の夕方から行う設営(9月27日18:00~)と、運転会当日の早朝(9月28日9:00~10:00)は、原則としてメンバー、または参加費をご負担いただける方のみ参加可能と致します。
 ご参加の方は、この記事に参加表明のコメントをつけてください(記事タイトル下の「CM」部分をクリックするとコメントを投稿できます)。

アルテリオ定例運転会・2014年8月
▲ 2014年9月の定例運転会は、9月28日(日)が一般公開日です。こちらは2014年8月定例運転会の模様です。(クリックすると拡大画像を表示します)


【開催予定】

・一般公開:2014年9月28日(日)10:00~16:00(途中、1時間ほど「昼休み」)
・開催会場:しもだて地域交流センター「アルテリオ」2F「研修室」(茨城県筑西市)
     http://www.city.chikusei.lg.jp/kurashi/shisetsu/shisetsu/kouryu/kouryu.html

・前日設営:2014年9月27日(土)18:00~21:00頃(基本的に関係者か、参加費をお支払いいただける方)
・反省会?:2014年9月27日(土)21:00頃~
・早朝走行:2014年9月28日(日) 9:00~10:00(基本的に関係者のみ)
・撤収作業:2014年9月28日(日)16:00~17:00(基本的に関係者のみ)

・備考1:HOゲージとNゲージ、Gゲージの周回コースを設置予定です
・備考2:日曜日は「下館ミニレイル倶楽部」によるプラレールアドバンス出展を実施するかも?
・備考3:前日設営のみ、運転会当日のみの参加も可能です
・備考4:運転会当日はギャラリーが見物に来ます(「早朝運転」「昼休み」中を除く)
・備考5:模型を持ち込んでのご参加の場合、参加費のご負担をお願いします^^; (大人1,000円/日、中高生500円/日、未就学児は無料です)


【参加者の集合について】

・前日設営からご参加の場合
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います
 ……18:00に2F受付前で集合/他に誰もいない場合は、「下館レイル倶楽部です」と名乗って部屋を開けてもらってください

・日曜日ご参加の場合
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います(満車の場合は、道向かいにある「筑西しもだて合同庁舎」もしくは「筑西市役所」の駐車場をご利用ください)

アルテリオ定例運転会・2014年8月アルテリオ定例運転会・2014年8月アルテリオ定例運転会・2014年8月
▲ 2014年8月定例運転会の模様です。(クリックすると拡大画像を表示します)



【9月27日・朝~夕方/自由行動】

・真岡鐵道「SLもおか」号乗車
 ……往路(下り)は、下館10:35発→茂木12:06着
 ……復路(上り)は、茂木14:26発→下館15:56着
 ……回送列車(下り)は、下館16:03発→真岡16:31着
 ……途中の益子(ましこ)駅で下車し、陶芸の街を散策するのも良し
 ……下館13:01発→茂木14:06着の普通列車に乗れば、復路の「SLもおか号」に乗車可能

「SLキューロク館」見学
 ……真岡鐵道・真岡駅東口
 ……開館時間は10:00~18:00
 ……休館日は毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
 ……入場無料
 ……SLの場内往復運転は、土曜・日曜と祝祭日です



【9月27日・夜/設営、オフ会】

・オフ会
 ……1日目の設営終了後に開催(会場未定)



【9月28日・朝~夕方/運転会】

・運転会
 ……会場は9:00から入室可能ですが、10:00までは基本的に一般非公開の「早朝運転」タイムとします
 ……「昼休み」中は、ご希望の参加者のみ残って基本的に一般非公開の「昼間運転」タイムとします
 ……会場は17:00まで押さえてありますが、ラスト1時間は撤収作業です



【9月28日・夜/オフ会】

・オフ会
 ……2日目の運転会終了後開催(会場未定)


(ちょこっと観光案内)

・真岡鐵道
 http://www.moka-railway.co.jp/

・SLキューロク館
 http://www.moka-railway.co.jp/96kan/

・道の駅もてぎ もてぎプラザ
 http://www.motegiplaza.com/

・とばのえステーションギャラリー
 http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html

・ウインナー手づくり体験工房 - 下館工房
 http://www.nipponham.co.jp/fun/factory/simodate/


(ちょこっと宿泊案内)

・「ホテル新東」
 http://www.hotel-shinto.co.jp/

・「ホテル ルートイン下館」
 http://www.route-inn.co.jp/search/hotel/index.php?hotel_id=529


 なお、2014年11月までの開催予定(運転会の当日)は、次の通りです。
 運転会実施日の前日(土曜日)は、会場設営&試運転を行います。


・2014年9月……9月28日(日)「アルテリオ」2F「和室」★「第4週の週末」開催です!!

・2014年10月……10月19日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2014年10月……11月16日(日)「アルテリオ」2F「研修室」




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【宇都宮LRT】大幅な需要増に対応して事業費も増加

■既出の記事の中では、おそらくもっとも詳しい記事

 宇都宮市と芳賀町が共同で整備するLRTについて、おそらくこれまででもっとも詳しい記事が「レスポンス」に掲載されました。
 今回発表された新たな事業費は406億円、快速を運行する場合は412億円となっています。
 増加の理由は至ってシンプルで、要するに「従来の予想より、大幅に多い利用者が見込める」ため。
 この記事では、事業費の増加が大幅な需要増加に伴うものであること、新たな需要予測に基づく試算だと、快速を運行するケースでもしないケースでも営業黒字になる見通しである点なども明記しています。

・宇都宮LRT構想、事業費は412億円…車両増加などで1.6倍に(レスポンス 2014年8月29日)
 http://response.jp/article/2014/08/29/231080.html

 芳賀・宇都宮LRTについては、沿線企業アンケートでマイカーからの転換率が19.1%にも及ぶというデータが。
 かなりシビアに見積もって、開業当初はこの半分程度しか転換しないとしても、従来想定の転換率3.6%を大きく上回る通勤利用者がクルマから電車へとシフト(このケースでも当初想定の約3倍に!!)。


▲ 福井鉄道「F1000形」と同様、30m級のLRVを18編成導入する想定です(注:「F1000形」は編成長27m)。(クリックすると動画を再生します)

 地方でマイカー通勤の人が1~2割公共交通利用にシフトすれば、地域社会に大きな変革をもたらします。

 実際に運行を始めるまでは、半信半疑の人も多いものと思いますが、公共交通を使うか使わないかの判断基準は、一言でいえば「便利かどうか」
 通勤通学時間帯に快速運行の場合は4分ごと、そうでないケースでも6分ごとという「都心並みに高頻度に列車が走ってくる」(しかも、渋滞に巻き込まれず時間通りに運行する)という状態は、地方における公共交通観を根底から覆すインパクトを持っています。

 これ、まさに「革命級」です。

 LRT導入を機にバスネットワークが再編されて、利便性が目に見えて向上(運賃制度の共通化や、支払い方法の簡略化など)すれば、さらなる相乗効果を期待できます。


【当ブログの宇都宮LRT関連記事】
【宇都宮LRT】企業アンケ「利用する」23.3%(2014年7月25日掲載)

【宇都宮LRT】関東自動車が「営業主体に」との意向表明(2014年4月12日掲載)

本田技研北門まで「快速」で最速32分(2014年2月28日掲載)

宇都宮市長「2018~19年に運行開始」(2014年1月6日掲載)

使用車両は「30m級」を想定?(2013年12月28日掲載)

JR宇都宮駅東口~本田技研北門までの全ルート案提示(2013年12月18日掲載)

「東側」は最低限「9,089人/日」利用と試算(2013年11月21日掲載)

100億円を超える基金の行方(2013年6月19日掲載)

とちテレ、市長インタビュー特番を放映(その1)(2013年3月3日掲載)
とちテレ、市長インタビュー特番を放映(その2)(2013年3月3日掲載)

佐藤市政3期目に、LRT導入への課題(2012年11月25日掲載)
課題(1)関東自動車との調整(2012年11月25日掲載)
課題(2)運行主体の決定(2012年11月25日掲載)
課題(3)市民への周知継続(2012年11月25日掲載)

建設費などの具体的なデータについて(2012年11月17日掲載)

朝日新聞の連載記事「宮っ子の選択」前編都市間競争に生き残れるのか(朝日新聞 2012年11月6日)について

【特集:宇都宮LRT】下野新聞の連載記事「LRTを問う」について
「LRTを問う」第1回富山:中心部への回帰傾向が進む(下野新聞 2012年10月27日)について
「LRTを問う」第2回宇都宮:民間との信頼を築けるか(下野新聞 2012年10月28日)について
「LRTを問う」第3回いわゆる「採算性」の問題(下野新聞 2012年10月29日)について
「LRTを問う」第4回支援:国、県は市の計画待ち(下野新聞 2012年10月30日)について
「LRTを問う」第5回BRT:コスト安いが課題も(下野新聞 2012年10月31日)について
「LRTを問う」第6回議論:市は「受益」示しきれず(下野新聞 2012年11月1日)について
「LRTを問う」第7回連合栃木の主張(下野新聞 2012年11月2日)について
「LRTを問う」第8回筑波大大学院・谷口守教授へのインタビュー(下野新聞 2012年11月3日)について


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常総線「バッチリ・ビクトリーZ号」フォトコン開催中!

■2代目「バッチリ・ビクトリーZ号」となった「キハ2404」を激写しよう!!

 関東鉄道常総線を走る「バッチリ・ビクトリーZ号」こと「キハ2404」が題材のフォトコンテスト開催中!

・常総線ラッピング車両「バッチリ・ビクトリーZ号」フォトコンテスト開催および定期運行について(関東鉄道 2014年8月9日)
 http://www.kantetsu.co.jp/news/2014/140809_victory/victory_z.html

・「バッチリ・ビクトリーZ号」をぱっちり! フォトコンテスト作品募集中!(関東鉄道 2014年8月9日)
 http://www.kantetsu.co.jp/news/2014/140809_victory/victory_z.pdf
 (PDFファイルです) 写真の応募締め切りは、2014年9月30日(火)。
 応募先は、「JA北つくば」「JA常総ひかり」「JA茨城みなみ」の窓口にある応募箱に応募用紙を添えて写真を投函するか、下記コンテスト事務局宛に応募用紙同封で郵送してください。


【郵送での応募先】
 〒308-0847
 茨城県 筑西市(ちくせいし) 玉戸(たまど) 1018-28
 協友アグリ株式会社 関東営業チーム 気付
 「バッチリ・ビクトリーZ号 フォトコンテスト」事務局 御中



 「バッチリ・ビクトリー号」とは、農薬の広告をまとったラッピング車両のことで、現在の「キハ2404」「は2代目」の車両です。
 先代となる「初代」の「バッチリ・ビクトリー号」は、同じ「キハ2400形」のトップナンバー「キハ2401」が務めていました。 その「キハ2401」は、以前は「バッチリ号」として、沿線の子ども達にも広く親しまれてきました。 その後、ラッピングを一新。
 片側は「バッチリ」、反対側は「ビクトリーZ」の広告となって、「バッチリ・ビクトリーZ号」に!!
 2014年7月までは「キハ2401」が「バッチリ・ビクトリーZ号」だったのですが、先日からその座を「キハ2404」に譲って、「キハ5000形」同様の新塗色に変更しています。


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『路面電車で行く 世界各街停車の旅』2014年8月14日は第32回ナント編

■先週(8月7日)のボルドーに続きフランスの新設トラム(LRT)を紹介!

 BSフジで放送中の『路面電車で行く 世界各街停車の旅』
 2014年8月14日(木)は第32回「名作文学と芸術の街 フランス・ナント」を放送!!

・『路面電車で行く 世界各街停車の旅』(BSフジ 番組情報)
 http://www.bsfuji.tv/top/pub/streetcar.html

 ナントは、フランス西部の都市。人口29万人。「ナントの勅令」が発布されたことでも知られる街です。

 番組では、「ジュール・ヴェルヌ博物館」やジュール・ヴェルヌゆかりの地、さらにはナントの歴史を感じ取れる城を訪問して、名作文学と芸術を楽しむ旅に出る……ようです。


▲ ナントのトラム。100%低床LRVが実用化される前から部分低床型LRVを採用した先進都市で、近年は100%低床LRVも数を増やしています。(クリックすると動画を再生します)


 なお、今回の放映情報を反映した2014年8月14日時点の放映リストは、次の通りです。


第1回「世界遺産とワインの街 ポルトガル・ポルト」
第2回「ビールと芸術の街 ドイツ・ミュンヘン」
第3回「七つの坂とファドの街 ポルトガル・リスボン」
第4回「ロマンチック街道街道最古の街 ドイツ・アウグスブルク」
第5回「装飾タイルと世界遺産の街 アルマダ・リスボン ポルトガル」
第6回「野球とキューバ葉巻の街 フロリダ州 タンパ」
第7回「ピッツァとカンツォーネの街 イタリア・ナポリ」
第8回「ジャズの生まれた街 ルイジアナ州 ニューオリンズ」
第9回「大聖堂とファッションの街 イタリア・ミラノ」
第10回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 前編」
第11回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 後編」
第12回「エルビスの愛した街 テネシー州 メンフィス」
第13回「千年の歴史と百塔の街 チェコ・プラハ」
第14回「音楽と芸術の街 チェコ・プラハ」
第15回「ガウディの愛した街 スペイン・バルセロナ」
第16回「バル文化と美食の街 スペイン・バルセロナ」
第17回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(前編)」
第18回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(後編)」
第19回「地中海の楽園 スペイン・マヨルカ島ソーイェル」
第20回「音楽の都 オーストリア・ウィーン」
第21回「カフェとお菓子の街 オーストリア・ウィーン」
第22回「水の都 運河の街 オランダ・アムステルダム」
第23回「名画の生まれた街 オランダ・アムステルダム」
第24回「二階建てトラムとグルメの街 香港」
第25回「風水とパワースポットの街 香港」
第26回「カフェ文化とアーケードの街 オーストラリア・メルボルン」
第27回「庭園と美食の街 オーストラリア・メルボルン」
第28回「海と山と教会の街 オーストラリア・アデレード」
第29回「フランダースの犬と運河の街 ベルギーの古都 アントワープとゲント」(2時間SP)
第30回「ダイヤモンドと建築の街 ベルギー・アントワープ」
第31回「月の港 ワインの聖地 フランス・ボルドー」←2014年8月7日(木)放送!!
第32回「名作文学と芸術の街 フランス・ナント」←2014年8月14日(木)放送!!



 この番組で登場する「路面電車」には、旧態依然とした「いわゆる路面電車」もあれば、欧州諸国で路面電車を近代化・輸送力強化を実現してきた「トラム」もあります。
 (「トラム」の中には、既存の鉄道路線に乗り入れる「トラムトレイン」を実施しているケースもあって、鉄道路線では鉄道車両のように高速運転を行います)

 日本でも今後LRTを新規導入(またはトラムを「復活」)する都市が増えていくと思いますので、今後もこの番組で新旧さまざまな事例を紹介してほしいなあ……と思っています。


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【運転会告知】アルテリオ2014年8月定例運転会

■今月は第5週の開催!! 8月31日(日)が運転会当日です!!

 「下館レイル倶楽部」2014年8月定例運転会についてのお知らせです。

 今月はいつもの開催スケジュールがお盆休みに重なってしまったこともあって、「第5週の週末開催」に変更しまして、2014年8月31日(日)10:00~16:00となります(途中1時間ほど「昼休み」となります)。

 設営&試運転は、運転会前夜の8月30日(土)18:00~21:00頃に行います。
 ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。

 なお、運転会前日の夕方から行う設営(8月30日18:00~)と、運転会当日の早朝(8月31日9:00~10:00)は、原則としてメンバー、または参加費をご負担いただける方のみ参加可能と致します。
 ご参加の方は、この記事に参加表明のコメントをつけてください(記事タイトル下の「CM」部分をクリックするとコメントを投稿できます)。

アルテリオ定例運転会・2014年7月
▲ 2014年8月の定例運転会は、8月31日(日)が一般公開日です。こちらは2014年7月定例運転会の模様です。(クリックすると拡大画像を表示します)


【開催予定】

・一般公開:2014年8月31日(日)10:00~16:00(途中、1時間ほど「昼休み」)
・開催会場:しもだて地域交流センター「アルテリオ」2F「研修室」(茨城県筑西市)
     http://www.city.chikusei.lg.jp/kurashi/shisetsu/shisetsu/kouryu/kouryu.html

・前日設営:2014年8月30日(土)18:00~21:00頃(基本的に関係者か、参加費をお支払いいただける方)
・反省会?:2014年8月30日(土)21:00頃~
・早朝走行:2014年8月31日(日) 9:00~10:00(基本的に関係者のみ)
・撤収作業:2014年8月31日(日)16:00~17:00(基本的に関係者のみ)

・備考1:HOゲージとNゲージ、Gゲージの周回コースを設置予定です
・備考2:日曜日は「下館ミニレイル倶楽部」によるプラレールアドバンス出展を実施するかも?
・備考3:前日設営のみ、運転会当日のみの参加も可能です
・備考4:運転会当日はギャラリーが見物に来ます(「早朝運転」「昼休み」中を除く)
・備考5:模型を持ち込んでのご参加の場合、参加費のご負担をお願いします^^; (大人1,000円/日、中高生500円/日、未就学児は無料です)


【参加者の集合について】

・前日設営からご参加の場合
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います
 ……18:00に2F受付前で集合/他に誰もいない場合は、「下館レイル倶楽部です」と名乗って部屋を開けてもらってください

・日曜日ご参加の場合
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います(満車の場合は、道向かいにある「筑西しもだて合同庁舎」もしくは「筑西市役所」の駐車場をご利用ください)

アルテリオ定例運転会・2014年7月アルテリオ定例運転会・2014年7月アルテリオ定例運転会・2014年7月
▲ 2014年7月定例運転会の模様です。(クリックすると拡大画像を表示します)



【8月30日・朝~夕方/自由行動】

・真岡鐵道「SLもおか」号乗車
 ……往路(下り)は、下館10:35発→茂木12:06着
 ……復路(上り)は、茂木14:26発→下館15:56着
 ……回送列車(下り)は、下館16:03発→真岡16:31着
 ……途中の益子(ましこ)駅で下車し、陶芸の街を散策するのも良し
 ……下館13:01発→茂木14:06着の普通列車に乗れば、復路の「SLもおか号」に乗車可能

「SLキューロク館」見学
 ……真岡鐵道・真岡駅東口
 ……開館時間は10:00~18:00
 ……休館日は毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
 ……入場無料
 ……SLの場内往復運転は、土曜・日曜と祝祭日です



【8月30日・夜/設営、オフ会】

・オフ会
 ……1日目の設営終了後に開催(会場未定)



【8月31日・朝~夕方/運転会】

・運転会
 ……会場は9:00から入室可能ですが、10:00までは基本的に一般非公開の「早朝運転」タイムとします
 ……「昼休み」中は、ご希望の参加者のみ残って基本的に一般非公開の「昼間運転」タイムとします
 ……会場は17:00まで押さえてありますが、ラスト1時間は撤収作業です



【8月31日・夜/オフ会】

・オフ会
 ……2日目の運転会終了後開催(会場未定)


(ちょこっと観光案内)

・真岡鐵道
 http://www.moka-railway.co.jp/

・SLキューロク館
 http://www.moka-railway.co.jp/96kan/

・道の駅もてぎ もてぎプラザ
 http://www.motegiplaza.com/

・とばのえステーションギャラリー
 http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html

・ウインナー手づくり体験工房 - 下館工房
 http://www.nipponham.co.jp/fun/factory/simodate/


(ちょこっと宿泊案内)

・「ホテル新東」
 http://www.hotel-shinto.co.jp/

・「ホテル ルートイン下館」
 http://www.route-inn.co.jp/search/hotel/index.php?hotel_id=529


 なお、2014年11月までの開催予定(運転会の当日)は、次の通りです。
 運転会実施日の前日(土曜日)は、会場設営&試運転を行います。


・2014年8月……8月31日(日)「アルテリオ」2F「研修室」★「第5週の週末」開催です!!

・2014年9月……9月28日(日)「アルテリオ」2F「和室」★「第4週の週末」開催です!!

・2014年10月……10月19日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2014年10月……11月16日(日)「アルテリオ」2F「会議室A」(予定)


 8月と9月は、いつもの開催タイミングとは異なりますので、ご注意ください!!


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【書籍】「RM LIBRARY」180巻・181巻は「加悦鉄道」

■「RM LIBRARY」2号連続で「加悦(かや)鉄道」

 ネコ・パブリッシングが刊行している「RM LIBRARY」で、2号に渡って「加悦(かや)鉄道」の特集号が発売されます。

 まず、2014年7月19日発売の第180巻「加悦鉄道(上)」

 「加悦鉄道」は、国鉄宮津線「丹後山田」駅、現在の「北近畿タンゴ鉄道」の「野田川」駅から「加悦」駅、わずか5.7㎞を結んでいた鉄道です。
 1985年に廃止されましたが、1977年にオープンした「加悦SLの広場」は今も営業していて、貴重な車両が保存されています。

 続いて、2014年8月20日発売の第181巻「加悦鉄道(下)」

 いずれも、執筆は「NPO法人 加悦鐵道保存会」が担当しています。


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趣味:
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 「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
 しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
 公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!

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