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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

【わたらせ渓谷鐵道】三セク鉄道のまま全線存続することが決定!

■観光鉄道としての価値を高く評価

 群馬県内を走る私鉄3路線のあり方を協議する「沿線地域交通リ・デザイン推進協議会」で、わたらせ渓谷鐵道は第三セクター鉄道のまま全線存続する基本方針が2月4日に決定!
 先日の上毛電鉄に続き、こちらも鉄道の価値を最大化する方針が決まりました!!

・わたらせ渓谷鉄道(群馬・みどり市)も全線存続 上毛電鉄に続き協議会が基本方針(上毛新聞 2025年2月5日)
 https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/606544


▲ 群馬県内の私鉄の今後を話し合う「沿線地域交通リ・デザイン推進協議会」で、上毛電鉄に続き、わたらせ渓谷鐵道の存続が決定!

 わたらせ渓谷鐵道は、桐生駅(桐生市)と間藤(まとう)駅(日光市)の44.1kmを結ぶ鉄道路線です。元々は、足尾銅山からの鉱石輸送を担うために建設された鉄道でした。
 渡良瀬川上流の渓谷を縫うように走り、風光明媚な路線としても知られています。

 とはいえ、少子高齢化の影響で沿線人口が減少し続けていますので、経営環境は年々悪化しているといえます。
 そんな中でも、沿線住民や利用者の約7割が「鉄道を維持するためなら運賃引き上げも致し方ない」と回答。
 上毛電鉄と同様、(1)鉄道を維持した場合、(2)バスに転換した場合について比較した結果、名物のトロッコ列車などによる経済波及効果が年間約2億円以上と試算されるなど、観光鉄道としての価値が高いことから、第三セクター鉄道として存続する方針が決まりました。

 これで、桐生市を発着する2つの地方鉄道(上毛電鉄&わたらせ渓谷鐵道)の存続が決まったことになります。
 あとは上信電鉄についての基本方針がどう決まるか、ということになってきました。

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 「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
 しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
 公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!

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