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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

カテゴリー「ニュース(鉄道・LRT・バスなど)」の記事一覧

【JR西日本】「SLやまぐち」号の客車を復刻・新製!

■復刻版の「マイテ49」「オハ35」「オハ31」を計5両、新たに製造!!

 JR西日本が運行する「SLやまぐち」の客車が、なんと外見は戦前のSL列車全盛期と同様に復刻して新たに製造されることに!
 復刻版の旧型客車として新製することになったのは、展望車「マイテ49」1両、普通車「オハ35」3両、ダブルルーフ(二重屋根)の普通車「オハ31」1両の、計5両です。

・「SLやまぐち号」旧型客車を復刻新製へ(鉄道新聞 2015年3月30日)
 http://tetsudo-shimbun.com/article/topic/entry-352.html

・「SLやまぐち号」新車導入 見た目は旧型、中身は最新に(乗りものニュース 2015年3月30日)
 http://trafficnews.jp/post/39110/

・JR西日本、SL『やまぐち』に旧型客車模した新型客車導入へ(レスポンス 2015年3月30日)
 http://response.jp/article/2015/03/30/247858.html

 現在各地で運行するSL列車は、本当の旧型客車で運行しているものもありますが、「SLやまぐち」号は「12系」客車の改造車を、「SLもおか」号は「50系」客車を、「SL銀河」号は「50系」客車をディーゼルカーに改造した「キハ141系」を使用しています。
 しかし、比較的新しい「50系」でさえ国鉄時代に製造されたもので、実はもうそれなりに古い車両。
 「12系」はさらに古く、旧型客車に至っては戦前に製造されたものもあり、今後も長期安定運行するにはいろいろと心許ない状況ではありました。

■マニアの常識を覆す「新型の旧型客車を製造」するという方法

 今回の「外見は旧型客車」の「新型客車」、あえていえば「新型の旧型客車」を製造するという考え方は、管理人は以前から「大いにあり」の手法だと思っていました。
 現在の設計水準&製造技術であれば、外見・内装とも「本物」そっくりでありつつ、(濃いマニアはともかく)多くの人にレトロな雰囲気を感じさせることができるうえに、「本物」よりも取り扱いが容易で、より長期間使い続けることができるだろう……というわけです。
 (「本物」の旧型客車もしっかりメンテナンスして「ここぞ」というタイミングでは使いつつ、普段の運用は「新型の旧型客車」を使う……なんてのもありかも)

 真岡鐵道「SLもおか」号の「50系」客車も、いずれは何らかの方法で更新を考えないといけない時期が来ます。
 そのとき、今回JR西日本が発表した「新型の旧型客車を製造する」方法は、大いに検討に値するのではないか……と考えます。


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【鹿島臨海鉄道】祝・30周年!! 大洗鹿島線

■1985年3月14日、大洗鹿島線開業!!

 昨日(2015年3月14日)は、鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線が開業してから30年目となる節目の日でした。
 先日、沿線自治体などが車両更新や施設改修などの費用を一部負担することが発表され、少なくとも向こう5年の間に3両の車両が更新されることになりました。

鹿島臨海鉄道「6000形」
▲ 大洗鹿島線の「6000形」。関東では珍しい転換クロスシートを備えるディーゼルカーですが、開業時から在籍した車両はそろそろ更新の必要が……。(クリックすると拡大画像を表示します)

 しかし、それでもなお10両以上の車両更新が必要な時期を迎えつつあります。
 それらをどうするか、今後大きな課題になりそうです。


■車両更新が必要といえば……

 一方、大洗鹿島線とは那珂川を挟んで並行する「ひたちなか海浜鉄道」湊線(みなとせん)も、車両更新が必要になっている旧型車両が残っています。

ひたちなか海浜鉄道「キハ2004」
▲ ひたちなか海浜鉄道の古豪「キハ2004」。1966年(昭和41年)製ですので、そろそろ更新を……。(クリックすると拡大画像を表示します)

 一時期は、廃止となったくりはら田園鉄道の軽快ディーゼルカー「KD95形」を購入する話も浮上しました。
 しかし、2008年に発生した「岩手・宮城内陸地震」の際、同鉄道の車両をどうするかを決める検討委員会のメンバーお二方が現地入りして宿泊している旅館が被災しお亡くなりになってしまい……。
 その後、鉄道公園を整備して車両を公園内で走らせることになり、売却話はなくなりました。

・【くりはら田園鉄道】保存鉄道として復活(下館レイル倶楽部 2010年6月15日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/news/20100615_kurihara

 新たに車両を製造できれば良いのですが、軽快ディーゼルカーの製造には1両あたり1億円~1.2億円程度を要します。
 財源が確保できれば新造するのがベストですが、更新が必要な車両全てを新造できないとばれば、手頃な中古車両の導入も検討しなければいけません。
 探している時期に、都合良く条件に合致する中古車両の出物があれば良いのですが……。


■「手頃な中古車両」の候補は……?

 今回ののダイヤ改変で、JR東海が使用してきた「キハ40系」「キハ11形」の一部が、新鋭「キハ25形」や「キハ75系」が高山本線と太多線(たいたせん)に転入したことに伴って玉突き余剰に。
 「キハ40系」は、登場時は重い車重の割にアンダーパワーだったのですが、その後エンジン換装・冷房改造などの近代化工事を実施しています。
 「キハ11形」は、湊線の「キハ3710形」や「キハ37100形」と同様、新潟トランシス製の軽快気動車「NDC」の流れを汲む車両です。

 「キハ40系」はともかく、1988年以降に製造された「キハ11形」であれば、あるいは……?


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【真岡鐵道】2015年2月11日(祝)、SL重連運転!!

■運行ダイヤは通常の「SLもおか」号と同じです

 真岡鐵道、2015年2月11日(祝)SL重連運転実施!!!!

・SL重連運転2015.2.11(真岡鐵道 2015年1月8日)
 http://mcatv.co.jp//menu/mokasl/20150108103534/index.html

 運行時刻は、通常の「SLもおか」号と同じです。


・往路(下り)……下館 10:35 発 → 茂木 12:06 着
・復路(上り)……茂木 14:26 発 → 下館 15:56 着


 SL重連は、復路の真岡駅までで、真岡駅でSLを1両切り離し、真岡駅→下館駅は通常の「SLもおか」号と同じ編成(SL×1両+客車×3両)で運行します。

 SL列車に乗車する際は、乗車券(通常の切符、または各種フリー切符)のほかに「SL整理券」が別途必要です(座席指定券ではありません/車内販売も実施)。


■おトクなフリー切符も利用できます!

 なお、本日は祝祭日ですので、茨城県内の大半の鉄道路線&真岡鐵道全線が乗り放題の「ときわ路パス」も利用できます。
 茨城県内のJR駅で購入できます。

 関東鉄道常総線の全線と、真岡鐵道の下館~益子間が1日乗降自由になる「常総線・真岡鐵道線共通一日自由きっぷ」も利用できます。


■往路の「SLもおか」号に乗れなかった……でも大丈夫!!

 今日がSL重連運転日だと知らなかった!! もう間に合わない……。
 いえいえ、そんなことはありません!!

 朝の下り列車(下館→茂木)に乗り損ねてしまっても、下館駅13:01発の真岡線に乗車できれば、帰りの上り列車(茂木→下館)には始発から乗車できます!!
 この列車は、下館 13:01 発 → 茂木 14:06 着 なので、茂木 14:26 発の「SLもおか」号に十分間に合うのです。
 SL重連日のお楽しみ、茂木駅での機関車の方向転換は終わった後になるのですが、発車までの時間を利用しての撮影は可能ですし、往路より復路の方が始発から座席を確保しやすいことが多いといえます。

 また、茂木駅からの乗車にはこだわらない、ということであれば、たとえば下館 15:02 発 → 真岡 15:27 着の列車に乗れば、真岡 15:29 着の「SLもおか」号を待ち受けることが可能です。
 (真岡駅でのSL切り離しシーンに間に合います)

 「寝過ごした!」人や「今日が重連日だと知らなかった!」人のご参考になれば幸いです。


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静岡市の「D51」、真岡市「SLキューロク館」で展示へ!

■一度は解体の危機に瀕した機関車、真岡で「9600形」と一緒に!

 静岡市の公園で30年以上も静態保存されてきた「D51 146」が、真岡市への無償譲渡が決定!!
 しかも、「SLキューロク館」での展示・公開へ!!!!

・静岡市城北公園内蒸気機関車(D51−146号)譲渡先が決定しました!(静岡市)
 http://www.city.shizuoka.jp/deps/bunka/d51kettei.html

・静岡のD51、栃木・真岡へ 9600形と一緒に展示(下野新聞 2015年2月9日)
 http://www.shimotsuke.co.jp/news/domestic/life/news/20150209/01001916

・静岡のD51、栃木・真岡へ 9600形と一緒に展示(河北新報 2015年2月9日)
 http://www.kahoku.co.jp/naigainews/201502/2015020901001917.html

 「D51形」の「D51 146」は、1975年まで北海道の函館本線や室蘭本線で運用されてきました。
 1976年、静岡市にある駿府公園内に移設され、現在の設置場所である「城北公園」には2004年に移設されました。
 2013年、老朽化などを理由として静岡市は一度「D51 146」の解体を決定しましたが、各方面から保存を求める意見が相次いだことから、解体の方針を撤回して、新たな引き取り手を募集することに。


▲ 一度決まった解体の方針が撤回され、譲渡に向けて整備を行う保存会によれる「D51お掃除会」の模様。(クリックすると動画を再生します)

 応募した3件の中から、一度は栃木県で「那珂川清流鉄道保存会」を運営する「馬頭運送」への無償譲渡が決まったのですが、移送費が捻出できなくなったとして譲渡話は白紙に……。
 その後の処遇がどうなったか……しばらく表立った動きはなかったため気になっていた人も少なくなかったと思いますが、今回晴れて真岡市への無償譲渡が発表されました。

 嬉しいことに、真岡での展示場所は真岡鐵道真岡駅に隣接する「SLキューロク館」!
 今後、「D51 146」はトラックで陸送されて、今年の秋を目処に公開したいとのことです。

 解体が発表された後に撤回され、譲渡先を探している……と報じられた頃、「下館レイル倶楽部」の懇親会では「いっそ下館駅に移設して、『鉄道の街』のシンボルにすれば良いのに」とか「下館と真岡に保存機があれば、『SLもおか』号の付加価値が高まるのでは」……など、メンバー間でも話題になっていました。
 下館駅への移設というのはあくまでも仲間内の会話レベルの話でしたが、当地に隣接する真岡への移設が決まったことは、喜ばしく感じます。

 それにしても、真岡市は「強み」を最大限に活かそうと積極的ですね!


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【JR東日本】中央線にグリーン車2両増結して12両化

■2020年度から、駅や車両基地などインフラも全て12両化対応へ

 JR東日本、中央快速線を12両化したうえで、2020年度から2階建てグリーン車を2両連結することに!

・JR東日本、中央快速線を12両化・グリーン車導入…2020年度から(レスポンス 2015年2月4日)
 http://response.jp/article/2015/02/04/243421.html

・中央快速線等へのグリーン車サービスの導入について(JR東日本 2015年2月4日)
 http://www.jreast.co.jp/press/2014/20150203.pdf
 (PDF形式の文書ファイルです)

 JR東日本のプレスリリースによると、グリーン車を導入することになるのは、中央快速線(東京~大月間)で「E233系」で運行する全ての列車と、青梅線(立川~青梅間)で中央快速線に直通する全ての列車。
 グリーン車は、東京寄りから4両目・5両目に連結することに。

 現在、10両固定編成の「E233系」は、4号車・5号車にグリーン車を連結して、12両固定編成に。
 6両と4両の分割編成は、6両編成にグリーン車2両(4号車・5号車)を連結して8両編成に(8両+4両=12両)。

 これまでの宇都宮線・高崎線・常磐線へのグリーン車連結とは異なり、普通車を一切減らすことなく、新たにグリーン車を増結することになります。
 (新たにグリーン車を連結すると、これまで普通車を利用していた人の中からグリーン車利用に変更する人が一定の割合で発生するため、普通車の混雑率は若干下がります)

 これまで10両編成用に整備されていた駅や車両基地などのインフラも、12両化に合わせて拡張工事を実施します。
 かなり大規模な投資になるはずですし、少子高齢化による旅客需要の減少も視野に入っているはずなのですが、その辺の事情も念頭に置きつつ、投資額とグリーン車増結による価値向上・輸送力向上を天秤にかけたうえで「投資効果あり」と判断したということになると思います。


 どんどん積極投資が行われて、どんどん便利になっていく都心方面の鉄道。
 一方で、都心から100km圏に入っているにも関わらず、日中の運行頻度が低いまま(せいぜい1時間に1本程度)に留め置かれている路線もたくさんあります。

 「運転本数が多ければ利用したいのに」
 「両数は少なくてもいいから本数を増やして」
 「終列車の時刻が早すぎて利用しにくい」

 沿線人口との兼ね合いもあって、鉄道会社が自社資金だけで対応するには限界があることも少なくないとはいえ、こうした声なき声をどうフォローアップしていけるか……。
 都心への一極集中を是正するためにも、地方の持続的発展を考えるうえでも、今後こうした点の改善をどうしていくかが大きな課題となっていくのでは……と、都心方面の華々しい話題が報じられるたびに感じています。


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【JR東日本】仙台・東北ライン「HB-E210系」甲種輸送

■仙石線・東北本線接続用の新型ハイブリッド車両

 JR東日本が仙石線・東北本線接続線用に製造した新型車両「HB-E210系」、甲種輸送!
 ディーゼルハイブリッドシステムを搭載した車両です。

・HB-E210系が甲種輸送される|鉄道ニュース(鉄道ファン「railf.jp」 2015年1月14日掲載)
 http://railf.jp/news/2015/01/14/180000.html

 「HB-E210系」は、JR小海線用のディーゼルハイブリッド車両「キハE200形」がベースで、全幅2,950mmの幅広車体(ステンレス製)。
 仙台地区の通勤需要に対応するため、両開き3ドア(耐寒・耐雪構造、半自動ドア仕様)としています。営業最高速度は100km/hです。
 片運転台仕様の2両編成が基本で、2両×8編成、計16両が製造されます。

 JR東日本が実用化したディーゼルハイブリッドシステムは、ディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を搭載して、


・発車時……蓄電池に充電した電力で、モーターを回転させる
・加速時……ディーゼルエンジンを動作して発電機を回し、蓄電池の電力と併用してモーターを回転
・減速時……モーターを逆転させて発電機として利用して、運動エネルギーを電気に変換して蓄電池に充電


 ……というものです。

 JR東日本では、まずJR小海線用にディーゼルハイブリッドシステム搭載車両「キハE200形」を開発。
 続いて、「キハ200形」と同様のシステムを搭載するジョイフルトレイン「HB-E300系」(JR五能線用のリゾートしらかみ「青池」、JR大糸線用のリゾートビューふるさと、JR津軽線・大湊線用のリゾートあすなろ)を投入していました。

 今回甲種輸送が実施された「HB-E210系」は、直流電化のJR仙石線と、交流電化の東北本線を直通する「仙石線・東北本線接続線」(直通列車の愛称は「仙台・東北ライン」)のために製造されました。
 仙石線と東北本線は、仙石線の松島海岸駅~高城町駅の間、東北本線の塩釜駅~松島駅の間でかなり接近する区間があって、ここに両線の接続線(約0.3km)を新設して直通運転を行うというものです。

 直流と交流の路線を接続するとなれば、本格的なデッドセクションを新設しなければ……となりますが、そのためにはかなりの投資を要します。
 東日本大震災で甚大な被害を受けたJR仙石線の沿線自治体の活性化を目的としている「仙石線・東北本線接続線」は、迅速な整備が重要課題。
 そこで、あえて「ここを非電化にする!」と割り切って、高性能ハイブリッドディーゼルカーによる直通運転を行うことが決まった……というわけです。
 ディーゼルカーであれば、電化方式が違う路線でも何ら問題なく相互に行き来できますし、ハイブリッド方式とすることで環境負荷の低減にも配慮できる……というメリットがあります。

 ディーゼルハイブリッド車両は、通常のディーゼルカーに比べると製造コストは割高になりますが、さまざまなメリットがあるため、今後導入が進むのでは……と思います。


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「地域密着型鉄道の活用」

■鉄道やLRTなどを地域輸送の「軸」に据えたまちづくりを

 「鉄道は社会インフラ。事業単体ではなく街全体の収支で考えるべきだ。行政が初期費用を負担し、民間が運行する方式もある」(宇都宮浄人・関西大学教授)

 「毎日新聞」が、地方における鉄軌道の重要性を社説として取り上げました。

・社説:視点・地域密着の鉄道(毎日新聞 2014年10月19日)
 http://mainichi.jp/opinion/news/20141019k0000m070107000c.html
 超高齢化や人口減少社会を迎える中で地域の安定輸送手段として鉄路が注目されている。

 その代表がバリアフリーの低床化などを施し手軽に利用できる次世代型路面電車と呼ばれるLRTの導入だ。
 地方創生に必要な視点はかつての「全国総合開発計画」(全総)のような高速道路や新幹線を重視した開発主導ではなく、かといって市場原理を徹底した競争至上主義でもあるまい。世代を超えて利用でき、住民になじみやすい鉄道や路面電車の役割を再評価し、地域社会を維持する手段として公的支援を拡充するのも選択肢ではないか。

 LRTについての記述があるので捕捉すると、LRTは「次世代型路面電車」というよりも、「路面(に敷設した軌道)を走る」こともある従来型の鉄道より低廉なコストで整備・運営できる「軽量軌道交通」と捉えるべきだろう、ということがいえます。
 何も必ずしも軌道を路面に敷設する必要はないし、必要に応じて部分的な高架区間や地下区間があっても良いし、既存の鉄道路線をLRT転換して活用しても良いし、新設区間と既存の鉄道路線を繋いで直通運転しても良いわけで……。
 この変幻自在さが大きな特徴といえます。


▲ 市街地のトラム(路面電車)と、高速運転する郊外の鉄道を直通する「トラムトレイン」が運行可能という点も、LRT導入によるメリットの一つといえます。(クリックすると動画を再生します)

 どうもこれまで、地方における都市内・地域内輸送は徹底的に軽視され続けてきたのですが、近年やっと潮目が変わりつつあって、制度面の整備(財源確保も含めて)は進みつつあります。
 従来日本ではなかった公設民営や公有民営による上下分離方式による運営が可能になった点も、極めて大きな進展だといえます。


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水戸線の川島駅、2015年1月中旬に新駅舎に!

■現在の駅舎は2015年2月下旬に解体を完了

 JR水戸線の川島(かわしま)の駅舎が建て直されることが判明しました。
 新駅舎は、2015年1月中旬から使用開始予定で、今の駅舎は2015年2月下旬には解体を終えるとのことです。

・水戸線川島駅改築工事について(JR水戸支社 2014年10月17日)
 http://www.jrmito.com/press/141017/20141017_press01.pdf
 (PDFファイルです)

・JR東日本、常磐線内郷駅と水戸線川島駅を改築(JR東日本水戸支社 2014年10月19日)
 http://response.jp/article/2014/10/19/235392.html かつて川島駅は、駅北側に貨物専用線が延びていて、貨物の積み込みや貨物列車の組成が行われていて、駅構内はそれなりに広い駅でした。
 が、水戸線での貨物取り扱いは終了。
 使われなくなったヤードはそのまま放置されていたのですが、しばらく前に不要となった側線やポイントが撤去され、かなりスリムな駅に。
 旅客ホームは、典型的な「国鉄型配線」で2面3線(小山行きは対向式ホーム、下館・水戸方面行きは島式ホーム)の構造だったのですが、現在は下館・水戸方面へのホームは対向式ホームとして使われていて、2面2線の構造になっています。
 跨線橋は、かつては小山方のホーム突端にあったのですが、近年ホーム中央に新しい跨線橋が設置され、旧跨線橋は撤去されています。


▲ かつて跨線橋があった小山方のホーム突端。土台部分の色が違っていますね。(クリックすると拡大画像を表示します)


▲ 現在跨線橋はホーム中央付近にあります。階段の向きは、以前は東側を向いていたのですが、現状は西側を向いています。(クリックすると拡大画像を表示します)

 なお、川島駅の隣接地には筑西市の川島出張所が移転しています。
 川島出張所は、かつては駅からかなり離れている国道50号線の近くにあったのですが、老朽化のため立て替えられることになり、それに合わせて駅のそばに移転してきました。


▲ 川島駅の隣接地に移転してきた筑西市の川島出張所。駅西側の踏切を渡る必要がありますが、「駅近」の行政施設といって良いでしょうね。(クリックすると拡大画像を表示します)

 鉄道の駅の近くに公共施設や商業施設、医療施設、集客施設などを集約することは、公共交通の利用促進に役立ちます。
 この出張所はそんなに大きな規模ではないのですが、地元を支える職員さんが鉄道で通勤可能になることは、実は大きな意味があることです。
 他の駅でも、同様の動きが出てくると良いですね。


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常総線「バッチリ・ビクトリーZ号」フォトコン開催中!

■2代目「バッチリ・ビクトリーZ号」となった「キハ2404」を激写しよう!!

 関東鉄道常総線を走る「バッチリ・ビクトリーZ号」こと「キハ2404」が題材のフォトコンテスト開催中!

・常総線ラッピング車両「バッチリ・ビクトリーZ号」フォトコンテスト開催および定期運行について(関東鉄道 2014年8月9日)
 http://www.kantetsu.co.jp/news/2014/140809_victory/victory_z.html

・「バッチリ・ビクトリーZ号」をぱっちり! フォトコンテスト作品募集中!(関東鉄道 2014年8月9日)
 http://www.kantetsu.co.jp/news/2014/140809_victory/victory_z.pdf
 (PDFファイルです) 写真の応募締め切りは、2014年9月30日(火)。
 応募先は、「JA北つくば」「JA常総ひかり」「JA茨城みなみ」の窓口にある応募箱に応募用紙を添えて写真を投函するか、下記コンテスト事務局宛に応募用紙同封で郵送してください。


【郵送での応募先】
 〒308-0847
 茨城県 筑西市(ちくせいし) 玉戸(たまど) 1018-28
 協友アグリ株式会社 関東営業チーム 気付
 「バッチリ・ビクトリーZ号 フォトコンテスト」事務局 御中



 「バッチリ・ビクトリー号」とは、農薬の広告をまとったラッピング車両のことで、現在の「キハ2404」「は2代目」の車両です。
 先代となる「初代」の「バッチリ・ビクトリー号」は、同じ「キハ2400形」のトップナンバー「キハ2401」が務めていました。 その「キハ2401」は、以前は「バッチリ号」として、沿線の子ども達にも広く親しまれてきました。 その後、ラッピングを一新。
 片側は「バッチリ」、反対側は「ビクトリーZ」の広告となって、「バッチリ・ビクトリーZ号」に!!
 2014年7月までは「キハ2401」が「バッチリ・ビクトリーZ号」だったのですが、先日からその座を「キハ2404」に譲って、「キハ5000形」同様の新塗色に変更しています。


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京急&西武のコラボ! 西武に「幸運の赤い電車」

■西武「9000系が京急風の塗色に!!

 「赤い電車」でおなじみの京急「黄色い電車」
 「黄色い電車」でおなじみの西武「赤い電車」
 鉄道会社の垣根を越えた、粋なコラボ企画に発展しました!

・西武の電車が京急に…「幸運の赤い電車」7月19日から運転開始(レスポンス 2014年7月9日)
 http://response.jp/article/2014/07/09/227273.html

・幸運の赤い電車 西武鉄道、19日から(MSN産経 2014年7月10日)
 http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/2014/07/10seibu_red/

・京急「HAPPY」&西武「LUCKY」電車共同運行開始
 京急電鉄「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」とのコラボレーション!
 「幸運の赤い電車 RED LUCKY TRAIN」の運行を開始します!(西武鉄道 2014年7月9日)
 http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2014/__icsFiles/afieldfile/2014/07/09/20140709keikyuseibu.pdf
 (PDFファイルです)
 「異変」は、京浜急行電鉄が2014年5月から「しあわせの黄色い電車」を走らせたことでスタート。
 「赤い電車」メインの京浜急行にあって「黄色い電車」は異彩を放ち、「まるで西武の電車みたい!」と人気に。

 これに気をよくした京浜急行電鉄から、その西武鉄道に対して「せっかくだから、コラボ企画やりませんか!」と持ちかけたところ、西武鉄道もノリノリで「やりましょう!」となった……という次第。
 西武鉄道は「9000系」1編成(10両)を「赤い電車」化して、「幸運の赤い電車(RED LUCKY TRAIN)」として池袋線で運行することに!

 7月19日(土)11:08~11:23に池袋駅七番線ホームで出発式を、12:30~15:00には西武球場前駅で車両展示イベントを開催!
 西武球場前駅では通常の「黄色い」状態の「9000系」と、「赤い」状態の「RED LUCKY TRAIN」が並びます。
 イベント来場者には記念ポストカードをプレゼントとのことなので、ご都合が良い方はゼヒ!!


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ロシアの戦車工場製! 新型トラム「RUSSIA ONE」

■製造元は戦車工場「ウラル車輌工場(UralVagonZavod)」

 ロシア・エカテリンブルクの展示会で、なんと戦車工場「ウラル車輌工場(UralVagonZavod)」(「T-72」や「T-90」などを生産!)が製造した新型トラム(路面電車)の試作車両が展示され、その斬新すぎるスタイリングで話題になっています。

・ロシアの戦車工場が作った“路面電車”が斬新すぎる(日刊SPA! 2014年7月10日)
 http://nikkan-spa.jp/677289

・Russia One tram prototype revealed(Railway Gazette 2014年7月9日)
 http://www.railwaygazette.com/news/single-view/view/russia-one-tram-prototype-revealed.html
 これは驚きました!
 スタイリッシュであるとか、洗練されているといえるのかどうかはともかく、「とにかく斬新!」で「目立つ!」ことは間違いありません!

 展示会に出展されたのは試作編成で、全長24m、全幅2.5mで、3車体連接構造。
 前後の車体(動力台車付き)で、中間車体(台車なし)を挟み込むフローティング構造で、乗降ドア(両開き)は中間車体に4ヶ所(左右2ヶ所ずつ)あります。
 この試作編成の定員は、150~190人だそうです。


▲ もう、「斬新!」としか言いようがないというか何というか……。(クリックすると動画を再生します)

 車体は複合材料を使用していて、軽量化されています。
 バッテリーも搭載していて、バッテリーの電力だけで50km程度は走れるようです。
 運転席からの視界は、とても広く確保されています。全面のガラスは前方に12度傾斜しているため、下方の視界も良好です。

 今回の車両はあくまでも概念を具現化したプロトタイプではあるのですが、量産型が2017年頃からロシア国内で運行を始める模様。
 1編成あたりの導入コストは100万ユーロ(約1.4億円)程度で、販売のほか、リースにも対応可能とのことです。


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山手線に新型「E235系」2015年秋から投入

■「顔」がかなり大胆な「E235系」

 JR東日本、新型電車「E235系」の量産先行編成を製造すると発表しました。

・新型通勤電車(E235系)量産先行車新造について(JR東日本 2014年7月2日)
 http://www.jreast.co.jp/press/2014/20140701.pdf
 (PDFファイルです) 「顔」が無機質っぽいという批判も出そうなデザインですが、まあこれはこれで、実車が出てくると納得できるのではないかと思います。
 何しろ、ロンドン地下鉄の新車(http://response.jp/article/2013/10/07/207964.html)なんか、もう2世紀ぐらい先を行ってる感じですし(笑) 「E235系」、ベースになっている「顔」のデザインは、おそらく「EV-E301系」なんだろうと思います。
 そう考えると、(好き嫌いはあるとして)まあ「なるほどなあ」という線ではあるかな……と。

 ただまあ、「電車っぽい」デザインか、と言われると、ちょっと違う方向性なのかなあとは感じます。
 もしかすると、ホームドア越しに見える「上半分」の印象を重視しているのかも知れませんね。


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渋滞が起きなかった「IKEA」立川

■従来の常識を覆した駐車料金「一律1,000円」&「ご来店は公共交通で」

 立川の中心市街地に開店した家具量販店「IKEA」立川
 郊外に巨大店舗を展開し、クルマでの来店を前提としてきた「IKEA」が、都内の中心市街地に初出店し、しかも「駐車場は無料にしない」ことで渋滞対策を図るという「冒険」に打って出ました。

・立川駅前渋滞対策「イケア見習え」(読売新聞 2014年5月31日)
 http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20140530-OYTNT50616.html

 JR中央線の「立川」駅から約1km、徒歩12分。
 多摩都市モノレールの「高松」駅から約600m、徒歩7分。
 路線バスの「災害医療センター」「災害医療センター東」停留所から、徒歩1分。
 「駅前」ではないのですが、JRもモノレールも運行頻度が高く、また、駅からも「普通に歩ける」範囲内です。

 そこで、公共交通での来店を前提として、駐車料金は一律1,000円(商品を購入してもしなくても)に設定。

 事前には「ひどい渋滞が発生するのでは……」とささやかれていたのですが……。
 大袈裟に言えば、「無料の巨大駐車場がないと客が来ない」という「従来の常識が覆った」といえます。

 「駐車場は無料が当たり前」を根底から覆し、なおかつそれが成功していることは注目に値すべきものだと思います。

 もちろん、便利な立地だからこそ実現できたともいえますし、それを踏まえて効果的な対策を打って、それが利用者にもメリットだと映ったからこそ実現できたのだ……ということにはなるわけです。
 当たり前のことをしたら、当たり前の結果が出たわけですが、それが当たり前だと普段から考えていない(意識していなかった)人に対して「論より証拠」を示せた点は大きいのかなと。

 「何となくそうなるんじゃないか」という「漠然とした常識」が実は「覆せる」のだということは、静かな驚きを伴ってじわじわ浸透していくのではないかと思います。


■地方都市でも「便利な公共交通」を提供して「ご来店は公共交通で」が実現できるか

 「IKEA」の渋滞対策が成功したことで、既存店の対応に疑問符がつき始めているというのは何とも興味深いものがあります。
 (商品の価格帯や客単価が異なるので、そうした点も考慮する必要はあるのですが)

 たとえば秋葉原でも、駅の度真ん前にある「ヨドバシカメラ」は、地下に結構な台数が入る駐車場がありますが、駐車料金はべらぼうに高いわけです。
 どうしてもクルマでないと困る人(買った商品をすぐ持ち帰りたい人や、体力などの問題でクルマを使わざるを得ない人など)は、対価を支払えば乗り入れOKですよ、しかしできるだけ公共交通機関でお越しください……という姿勢は、公共交通サービスが高いからこそ実現できるといえます。

 今後の課題は、これがもし地方都市であっても、こうした手法が採り得る状態にまで持って行けるかどうかです。
 そのカギになるのが、効率的なまちづくりと、それを支える便利な公共交通サービスを構築(再構築)できるかどうか、です。

 これまでのように、どんどん新しい道路を整備して、市街地が拡散するに任せた状況を改めることができなければ、地方はどんどん非効率な状況に陥ってしまいます。
 従来の「常識」を覆して、クルマに過度には依存しなくて済むような状況にしていけるかどうかが問われているといえます。


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まるで魔改造!? 3軸入替用ディーゼル機関車「TP56」

■まるで模型を改造するような手法で入替用DLが……!!

 これはカナダの話題なんですが、3軸台車の上にエンジンと運転台を「乗せただけ」スタイルの入替用ディーゼル機関車が登場。
 何というか……「下館レイル倶楽部」では既視感がある魔改造チックな車両構造で……(笑)

・Economical shunter unveiled(Railway Gazette 2014年4月28日)
 http://www.railwaygazette.com/news/traction-rolling-stock/single-view/view/economical-shunter-unveiled.html

・The TP56 - A Customized Solution For Your Switching Needs
 http://www.tractivepowercorp.com/wp-content/uploads/2013/12/TP56%20_DEC2013-mini.pdf
 (PSD形式のファイルです)

「TP56」
▲ 一見すると、ごく普通の産業用入替DLのように見えますが……。(クリックすると公式サイトにジャンプします)

 この「TP56」は、カナダ・「Tractive Power」社製の入替用ディーゼル機関車。
 全長9.8m、重量80t。
 最高速度は40km/h。
 エンジン出力は375hp(キャタピラー社「C9」産業ディーゼルエンジン搭載)で、「D77」モーター×3を装備……とあるので、電気式ディーゼル機関車ということになります。


▲ 電気式ディーゼル機関車「SD40」が2つ履いている3軸動台車を一つ持ってきて、その上に運転席とエンジンを乗せたような構造!!(クリックすると動画を再生します)

 もっとぶっちゃければ、北米ではありふれたディーゼル機関車「SD40」が2つ履いている3軸台車を1つ持ってきて、その上に運転台と発電用ディーゼルエンジンを乗せただけ(笑)
 入手が容易なパーツを寄せ集めれば、手頃な入替機のできあがり……と。


▲ まるでカスタムカーを組み立てるような要領で入替機が……!!(クリックすると動画を再生します)

 余剰品をかき集めて、安価で手頃な入替用機関車を……ということなんでしょうか。
 まるで廃品をかき集めてカスタムカーを作り上げるような手法ですが、それだけ元の機関車「SD40」が多数出回っていて、そのパーツは機関車以上に「その辺に転がっている」からこそ実現できる手法なんでしょうね。

 3軸の機関車ですので、軸配置は「C」ということになります。
 3軸の入替用ディーゼル機関車はほかにも多数ありますが、本線用ディーゼル機関車の3軸動台車をそのまま転用するケースは珍しいので(たぶん他にはないんじゃないかと)、結構インパクトがあります。


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【ひたちなか海浜鉄道】祝・「ひたちなか海浜鉄道」6周年

■祝・開業6周年!! 旧型車両の3両連結運行も!!

 第三セクター鉄道として再出発してから6周年を迎えた「ひたちなか海浜鉄道」
 存廃問題が浮上して、報道される内容を気にしていたのがついこの前のことのようです。

 これまでにもご紹介していますが、新駅設置の話に続き、「国営ひたち海浜公園」方面への延伸話が現実味を帯びてくるなど、明るい話題が続いています。

・新年度 今年もいい年になりそう(海浜鉄道日誌 2014年4月1日)
 http://www.hitachinaka-rail.co.jp/journal/2014/04/02/新年度 今年もいい年になりそう/

ひたちなか海浜鉄道
▲ 開業6周年を迎えた「ひたちなか海浜鉄道」。今後は新駅設置、延伸検討、旧型車更新など、気になる話題が盛りだくさんです。(クリックすると拡大画像を表示します)

 同公園への足は、現在事実上クルマしかないため、行楽シーズンなどを中心に深刻な渋滞が発生しています。
 また、同公園に隣接して複数の大型商業施設があって、ここへの足をどう確保するかも課題です。
 まずはできることから試験的に、延伸実現に向けて一歩一歩進んでいただきたいと願っています。


 あ、旧型車両の更新も、遠からず課題になりそうです。

 新造するのか、中古車を探すのか……。

 中古の場合、各地で「キハ40」が余剰となってきますので候補にはなると思いますが、ちょっと「重い」かなあ……と。


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 しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
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