下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【JR東日本】中央線にグリーン車2両増結して12両化
■2020年度から、駅や車両基地などインフラも全て12両化対応へ
JR東日本、中央快速線を12両化したうえで、2020年度から2階建てグリーン車を2両連結することに!
・JR東日本、中央快速線を12両化・グリーン車導入…2020年度から(レスポンス 2015年2月4日)
http://response.jp/article/2015/02/04/243421.html
・中央快速線等へのグリーン車サービスの導入について(JR東日本 2015年2月4日)
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20150203.pdf
(PDF形式の文書ファイルです)
JR東日本のプレスリリースによると、グリーン車を導入することになるのは、中央快速線(東京~大月間)で「E233系」で運行する全ての列車と、青梅線(立川~青梅間)で中央快速線に直通する全ての列車。
グリーン車は、東京寄りから4両目・5両目に連結することに。
現在、10両固定編成の「E233系」は、4号車・5号車にグリーン車を連結して、12両固定編成に。
6両と4両の分割編成は、6両編成にグリーン車2両(4号車・5号車)を連結して8両編成に(8両+4両=12両)。
これまでの宇都宮線・高崎線・常磐線へのグリーン車連結とは異なり、普通車を一切減らすことなく、新たにグリーン車を増結することになります。
(新たにグリーン車を連結すると、これまで普通車を利用していた人の中からグリーン車利用に変更する人が一定の割合で発生するため、普通車の混雑率は若干下がります)
これまで10両編成用に整備されていた駅や車両基地などのインフラも、12両化に合わせて拡張工事を実施します。
かなり大規模な投資になるはずですし、少子高齢化による旅客需要の減少も視野に入っているはずなのですが、その辺の事情も念頭に置きつつ、投資額とグリーン車増結による価値向上・輸送力向上を天秤にかけたうえで「投資効果あり」と判断したということになると思います。
どんどん積極投資が行われて、どんどん便利になっていく都心方面の鉄道。
一方で、都心から100km圏に入っているにも関わらず、日中の運行頻度が低いまま(せいぜい1時間に1本程度)に留め置かれている路線もたくさんあります。
「運転本数が多ければ利用したいのに」
「両数は少なくてもいいから本数を増やして」
「終列車の時刻が早すぎて利用しにくい」
沿線人口との兼ね合いもあって、鉄道会社が自社資金だけで対応するには限界があることも少なくないとはいえ、こうした声なき声をどうフォローアップしていけるか……。
都心への一極集中を是正するためにも、地方の持続的発展を考えるうえでも、今後こうした点の改善をどうしていくかが大きな課題となっていくのでは……と、都心方面の華々しい話題が報じられるたびに感じています。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
JR東日本、中央快速線を12両化したうえで、2020年度から2階建てグリーン車を2両連結することに!
・JR東日本、中央快速線を12両化・グリーン車導入…2020年度から(レスポンス 2015年2月4日)
http://response.jp/article/2015/02/04/243421.html
・中央快速線等へのグリーン車サービスの導入について(JR東日本 2015年2月4日)
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20150203.pdf
(PDF形式の文書ファイルです)
JR東日本のプレスリリースによると、グリーン車を導入することになるのは、中央快速線(東京~大月間)で「E233系」で運行する全ての列車と、青梅線(立川~青梅間)で中央快速線に直通する全ての列車。
グリーン車は、東京寄りから4両目・5両目に連結することに。
JR東日本、中央快速線を12両化したうえで、2020年度から2階建てグリーン車を2両連結することに! ・JR東日本、中央快速線を12両化・グリーン車導入…2020年度から (レスポンス 2015年2月4日) http://t.co/b7td9QXceq
— 下館レイル倶楽部 (@Shimodate_Rail) 2015, 2月 6
現在、10両固定編成の「E233系」は、4号車・5号車にグリーン車を連結して、12両固定編成に。
6両と4両の分割編成は、6両編成にグリーン車2両(4号車・5号車)を連結して8両編成に(8両+4両=12両)。
これまでの宇都宮線・高崎線・常磐線へのグリーン車連結とは異なり、普通車を一切減らすことなく、新たにグリーン車を増結することになります。
(新たにグリーン車を連結すると、これまで普通車を利用していた人の中からグリーン車利用に変更する人が一定の割合で発生するため、普通車の混雑率は若干下がります)
【ウソ電?】昨日、JR東日本より中央快速等へのグリーン車サービスの導入についての発表がありました。2020年度のサービス開始へ向けてと少し先の話ではありますが、高崎線のグリーン車を使って中央線っぽくしてみました。 pic.twitter.com/YcSBaFgeID
— ホビーセンターカトー大阪 (@katoshoposaka) 2015, 2月 5
これまで10両編成用に整備されていた駅や車両基地などのインフラも、12両化に合わせて拡張工事を実施します。
かなり大規模な投資になるはずですし、少子高齢化による旅客需要の減少も視野に入っているはずなのですが、その辺の事情も念頭に置きつつ、投資額とグリーン車増結による価値向上・輸送力向上を天秤にかけたうえで「投資効果あり」と判断したということになると思います。
どんどん積極投資が行われて、どんどん便利になっていく都心方面の鉄道。
一方で、都心から100km圏に入っているにも関わらず、日中の運行頻度が低いまま(せいぜい1時間に1本程度)に留め置かれている路線もたくさんあります。
「運転本数が多ければ利用したいのに」
「両数は少なくてもいいから本数を増やして」
「終列車の時刻が早すぎて利用しにくい」
沿線人口との兼ね合いもあって、鉄道会社が自社資金だけで対応するには限界があることも少なくないとはいえ、こうした声なき声をどうフォローアップしていけるか……。
都心への一極集中を是正するためにも、地方の持続的発展を考えるうえでも、今後こうした点の改善をどうしていくかが大きな課題となっていくのでは……と、都心方面の華々しい話題が報じられるたびに感じています。
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下館レイル倶楽部・代表
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男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
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・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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