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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

カテゴリー「ニュース(鉄道・LRT・バスなど)」の記事一覧

小山駅前「ロブレ」に宇大サテライトプラザ開設へ

■今春「ロブレ」は駅前の交流拠点としてリニューアルオープン

 JR小山駅西口の駅前再開発ビル「ロブレ」に、宇都宮大学の「サテライトプラザ」開設が決定!
 開設予定は2016年9月です。

・小山市と宇都宮大が連携 ロブレに教育研究拠点整備(下野新聞 2016年2月10日)
 http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/south/oyama/news/20160210/2230299

 かつて小山市に住んでいた頃から、「ロブレ」の書店で各種専門誌の定期購読をしていたし、あれこれ買い物をしていたので、キーテナント「イズミヤ」の撤退は残念でした……。
 (注:その後も映画館「シネマロブレ」や「アニメイト」など、複数のテナントが営業継続中です)

キハ5000形
▲ 小山駅西口は、コミュニティバス「おーバス」の発着拠点・乗換拠点にもなっています。

 ただ、ターミナル駅前の好立地という大きな利点であることには変わりがなく、まちの資産としてうまく活用していただけたら……と、切に願っています。


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【鹿島臨海鉄道】「8000形」12年で計13両導入との報道

■2016年2月3日付の「朝日新聞」茨城版で

 2016年2月3日付けの「朝日新聞」茨城版に、「8000形」は今後12年間で計13両導入予定との記述がありました。

・茨城)鹿島臨海鉄道、初の新型車両披露 3月から導入(朝日新聞 2016年2月3日)
 http://www.asahi.com/articles/ASJ224HCHJ22UJHB00B.html

 現行の「6000形」は19両あるので、13両では全数置き換えることができないのですが……どうなるんでしょうね。


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【鹿島臨海鉄道】新型「8000形」2016年春デビュー

■今春、大荒鹿島線に待望の新型車両が!

 鹿島臨海鉄道、大洗鹿島線の新型車両「8000形」を2016年3月のダイヤ改正でデビュー!!
▲ 鹿島臨海鉄道、大洗鹿島線の新型車両「8000形」を2016年3月から投入!。

 同鉄道の公式サイトがサーバーエラーで閲覧できませんので、上記「鉄道新聞」の記事に基づいてご紹介すると……。


車内……全席ロングシート、定員135人(「6000形」より15人増加)
ドア配置……車端部は片開き、中央部は両開きの変則3ドア車
床面高……「6000形」より低床化
台車……空気バネ台車を採用、乗り心地改善
エンジン……出力増加、加速性能アップ
快適性……冷暖房の効率向上、静粛性も向上



■「顔」は違うけど常総線「キハ5000形」と同仕様

 詳細が確認できないので断定はできませんが、「鉄道新聞」に掲載された画像などから判断すると、関東鉄道常総線のワンマン運転対応の両運転台車「キハ5000形」の準同型車なのではないか……と思います(2016年1月15日現在での判断)。
▲ 公式情報が確認できないので既出の情報や画像からの推測ですが、「顔」以外は常総線「キハ5000形」と同仕様の車両ではないかと。

 「8000形」の「顔」は、第三セクター鉄道向けの標準的なデザインなのですが、ドアや窓の配置、車内のレイアウトは、まさに関東鉄道「キハ5000形」そのものです。
 車体前後の運転席の隣には片開きドアを、車体中央に両開きドアを設置するスタイルは、常総線のワンマン運転対応の両運転台車「キハ2200形」「キハ2400形」「キハ5000形」と同じです。
 このドア配置は、駅員さんがいる駅では全ドアを開閉して乗降をスムーズにし、無人駅では運転席の隣のドアだけを開閉して運賃授受を行うという、両方の対応が可能です。
 車内が全席ロングシートになったのは、製造コスト低減という意味合いと、多客時の混雑対応という意味合いがあるのだろうと思います。
 現行の「6000形」が関東の普通列車では珍しい転換クロスシートで、その後継となる「8000形」が全部ロングシート車になってしまうのか、それとも転換クロスシート車(あるいは「キハE130系」のようなセミクロスシート)も混在させるのか、今後が気になります。

■向こう4~5年の間に3両を更新

 鹿島臨海鉄道の「6000形」は、大洗鹿島線の開業時から活躍している車両です。
 もっとも古い車両は車齢30年を越えているうえ、本形の設計のベースになっている国鉄「キハ37形」は軽快気動車が開発されるまでの過渡期に登場した車両でした。
 車両更新の時期を迎えて、「6000形」をリニューアルして使うより、現在の規格・仕様で新規に製造する方が良いという判断になったものと思います。
▲ 大洗鹿島線の車両は、向こう4~5年の間に3両更新されることが決まっています。

 車両更新にあたっては、水戸市などの沿線自治体が費用の一部を負担することが決まっていて、少なくとも今後4~5年の間に3両を更新することが決まっています。


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【真岡鐵道】「SL新年号」2016年1月9日・10日運行!

■日章旗とヘッドマークを掲げて新年初の運行!

 真岡鐵道、2016年最初のSL列車は「SL新年号」として運行!
 日章旗とヘッドマークを掲示しての運行は、2016年1月9日(土)・10日(日)の2日間です!
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【ひたちなか海浜鉄道】「キハ11形」運行開始!

■「キハ11-5」と「キハ11-7」の2両

 ひたちなか海浜鉄道、JR東海・東海交通事業から購入した「キハ11形」の営業運転を2015年12月30日(水)に開始!

 走り始めたのは、「キハ11-5」(元「キハ11-123」)と、「キハ11-7」(元「キハ11-204」)です。

 元日の快速「なかみなと」号をこの2両で運行する予定です。

 ひたちなか海浜鉄道では、今回の2両を含め、全部で5両の「キハ11形」を購入します。
 遠からず、同鉄道の主力車両は「キハ11形」ということに。引退する旧型車両に比べて、走行性能や快適性が大幅に向上することになります。


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JR三江線、専門家が上下分離方式での存続を提案

■各地のローカル線をどう支えていくか、共通する課題

 存廃問題が浮上しているJR西日本の三江(さんこう)線。
 関西大学の宇都宮浄人(きよひと)教授は、地域の持続性を保つためにも鉄道が機能していることの意義と、短期的な収支だけで考えるのではなく長期的な戦略に基づいて考えることが重要だと説明したうえで、上下分離方式による存続を提案しています。

・「三江線存続への秘策? 専門家が提言」(RCC 中国放送 2015年12月22日)
 http://news.rcc.jp/?i=25473http%3A%2F%2Fnews.rcc.jp%2F%3Fi%3D25473

 リンク先のニュース動画がいつまで視聴できるか分からないので、要点だけ箇条書きにすると、交通の統計分析がご専門の宇都宮教授は……


・鉄道があることで他地域から客が来る
・鉄道があることで地域の存在を知らしめられる
・鉄道の価値は単に儲からないから廃止するというものではない
・過疎に悩む地域を再生するカギの一つは鉄道による集客力が握っている
・民間企業である鉄道会社が利用者の少ない路線を維持していくのは困難
・そのため、行政が財政支援して支えていく必要があり、その一例は上下分離方式
・道路や空港などと同様にインフラの財政は行政が支え、列車の運行は鉄道会社が担うという考え方
・土台は行政が支えつつ、民間ならではのサービスを提供できる
・ヨーロッパでは上下分離方式の導入で鉄道が復権している
・利用者が激減している三江線は、年間2,000万円の収入に対し、経費は年間5,000万円以上かかっている
・三次(みよし)市が建設した市民ホールは建設費(初期投資)だけで39億7,000万円かかり、今後は毎年維持費がかかっていく
・三江線の年間損失が年間3,900万円だとすると、市民ホールの建設費だけで100年以上維持できる
・鉄道の費用負担は長期的な視点で考える必要があり、コストカットによる短期的な数字合わせだけで議論すべきではない
・三江線の維持に要する経費は、市民ホールや道路と比べても決して高いものではない
・全国各地で鉄道を廃止した地域は、廃止によって経費負担が減ったので栄えた……という例はほとんどなく、むしろ衰退が加速した


 などと話しています。

 これに対して、JR西日本は「JRとして提案することは今考えていない」一方で「全く否定するわけではない」ものの「どういうものを提案して議論するか、議論してもハードルが高いのでは」と慎重な姿勢。
 沿線自治体も「現時点では全く考えていない」というより「今はそういう議論をする段階ではない」という考え。これはまず従来通りJR西日本に運行継続をしてほしいということが念頭にあるためでしょう(上下分離方式となれば、行政の財政支援が必要になるので、今の交渉段階ではまだ「手札を切れない」ということでしょう)。

 ニュースの最後では、キャスターが「沿線自治体はJRに存続を要望するだけではなく、どういう方法なら存続できるか積極的に提案すべき」と締めくくっています。


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【ひたちなか海浜鉄道】2015年度内に延伸ルート一本化

■4ルート案の中からいずれか1案に、国との交渉を進めて着工準備へ

 ひたちなか海浜鉄道の地元・ひたちなか市は、「国営ひたち海浜公園」方面への湊線の延伸を検討しています。
 このたび、国が鉄道延伸に対する基盤整備事業の調査費を予算化したことを受けて、ひたちなか市の本間市長は2015年度内に事業費を精査した上で延伸ルートを一本化する方針を明らかに!

・ひたちなか海浜鉄道湊線 延伸ルート年度内決定 国が調査費 市長「大きな一歩」(茨城新聞 2015年12月25日)
 http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14509562881638▲ 「ひたちなか海浜鉄道」湊線の延伸について、大きな前進。「ひたち海浜公園」や、郊外型SCが並ぶ「ひたちなか地区」までの延伸が実現すれば、かなりの効果が期待できます。

■延伸ルートは4案、総工費は12~28億円の見込み

 ひたちなか市が延伸を検討しているルートは4つあります。


(1)橋梁横断・園外南回り
(2)橋梁横断・園内南口
(3)畑地経由・園外南回り
(4)海岸経由・園外北行



ひたちなか市、湊線延伸4ルート案 調査報告書 総工費12~28億円(茨城新聞 2014年2月27日)
▲ 2014年2月時点で報道された延伸ルート(茨城新聞 2014年2月27日掲載)。ルートは4案あって、これらの中からいずれか1案に絞り込むことになります。

 (1)橋梁横断・園外南回りは、現在の終点である阿字ヶ浦(あじがうら)駅から北上して、県道「常陸海浜公園線」を高架橋を渡って、県道の東側を沿う形で「ひたち海浜公園」の南駐車場入口に至るルート。
 (2)橋梁横断・園内南口は、県道を高架橋で渡るところまでは(1)ルートと同じですが、そのまま公園内に入って「ひたち海浜公園」の南口ゲートに至るルート。
 (3)畑地経由・園外南回りは、LRT(軽量軌道交通/次世代型路面電車システム)としての延伸を想定していて、阿字ヶ浦駅でスイッチバックして西側の畑を突っ切って、県道を経由して「ひたち海浜公園」の南駐車場入口に至るルート。
 (4)海岸経由・園外北行は、全線高架で阿字ヶ浦海岸を経由し、海沿いに「ひたち海浜公園」の海浜口駐車場入口に至るルート。

 (1)~(3)の3ルートについては商業地区(郊外型ショッピングセンター)が集まっている「ひたちなか地区」までの延伸を視野に入れています。
 (4)については、「那珂港」への延伸を視野に入れることが可能です。

 現時点での総工費の試算は、もっとも少額の(3)ルートで12億円、もっとも高額の(4)ルートで28億円。
 (ただし、今後精査すると、試算より総工費が増加する可能性はあります)

■延伸が実現すると、回遊性も大幅に向上

 ひたちなか海浜鉄道の延伸が実現すると、行楽期や繁忙期などを中心に深刻な渋滞が発生する那珂湊地区・ひたち海浜公園・ひたちなか地区への移動がかなり便利になります。
 この状態で1日フリーきっぷを購入すれば、那珂湊地区・ひたち海浜公園・ひたちなか地区を何度でも行き来できるようになって、回遊性が大幅に向上すること請け合いです。

那珂湊の渋滞那珂湊の渋滞那珂湊の渋滞
▲ 行楽シーズンなど渋滞どころか麻痺状態に陥る旧・那珂湊市街地。(クリックすると拡大画像を表示します)

 道路がどんなに渋滞していても、鉄道なら時間通りに大勢の乗客を運ぶことが可能です。
 延伸には相応の事業費はかかりますが、それ以上の社会的効果を生み出すことになるでしょうね。

■最大の渋滞対策はクルマ以外の交通手段を拡充・便利にすること

 麻痺状態の深刻な渋滞が発生する理由は明白で、「許容量以上のクルマが流入するため」。
 「道路や駐車場を増やせば……」と錯覚しがちなんですが、実はそうではありません。
 どんなに道路や駐車場を整備しても、クルマの流入量が減らない限り、渋滞を根本的に解決することは不可能なんです。

 もっとも効果的な解決方法はクルマ以外の交通手段で移動する人を増やすことに尽きます。▲ 行楽シーズンに阿字ヶ浦駅~国営ひたち海浜公園を結ぶ無料シャトルバスが走ります。ある意味、延伸を先取りした姿ともいえます。

 もちろん、クルマでないと移動できない人は従来通りクルマを使って移動すればよいのですが、公共交通を利用できる人にはできるだけ公共交通を利用してもらう……ということになります。
 (移動手段の選択肢が複数あって、「目的や状況によって使い分けが可能」であることが重要)
 そのためには、公共交通を利用しての移動を促すことも必要ですし、公共交通ネットワークとサービスが十分なレベルに達していて便利なことも重要です。

 ひたちなか海浜鉄道の延伸が実現するかどうか、実現するとしたらどこまでなのか、現時点では「確定」ではないのですが、実現に向けて着々と準備が進んでいるような印象を受けます。
 今後の展開、大いに期待しています!


【参考記事】

・ひたちなか市、湊線延伸4ルート案 調査報告書 総工費12~28億円(茨城新聞 2014年2月27日)
 http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13934232260212

・湊線延伸 茨城新聞トップ記事(ひたちなか海浜鉄道「海浜鉄道日誌」 2014年2月27日)
 http://www.hitachinaka-rail.co.jp/journal/2014/02/27/湊線延伸 茨城新聞トップ記事/

・湊線延伸 増収効果は?(ひたちなか海浜鉄道「海浜鉄道日誌」 2013年5月8日)
 http://www.hitachinaka-rail.co.jp/journal/2013/05/08/湊線延伸 増収効果は?/


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【ひたちなか海浜鉄道】東海交通事業から「キハ11形」2両譲受へ

■東海交通事業、JR東海から「キハ11形」300番台を2両購入→200番台2両は湊線へ!

 ひたちなか海浜鉄道、既に3両購入している軽快気動車「キハ11形」を、今年度中にさらに2両増備することに!!
 調達先は、東海交通事業
 東海交通事業では、現在使用している「キハ11形」200番台(2両)を、JR東海から中古購入するステンレス車体の「キハ11形」300番台(2両)で置き換える計画で、余剰となる200番台を順次ひたちなか海浜鉄道に譲渡する予定です。 本日(2015年9月8日)付けで東海交通事業が発表した内容によると……。

(1)東海交通事業はJR東海から「キハ11形」300番台(幅2.8mのステンレス車体)を2両中古で購入(1両目は9月24日、2両目は来年3月)
(2)現在使用している「キハ11形」200番台(幅2.7mの鋼製車体)が余剰に
(3)300番台の購入・運用開始に伴い、順次200番台をひたちなか海浜鉄道へ譲渡

 ……という流れになるようです。

 ひたちなか海浜鉄道は、既にJR東海からの「キハ11 123」と、東海交通事業からの「キハ11 203」「キハ11 204」の3両を譲受済みです。
 来春までには、今回譲渡が明らかになった「キハ11 201」「キハ11 202」の2両が加わって、総勢5両となります。

 東海交通事業向けに製造された「キハ11形」200番台の4両は、これで4両全てがひたちなか海浜鉄道にやって来ることになるわけです。


■JR東海に残る「キハ11形」300番台は……

 JR東海の「キハ11形」は、ステンレス車体の300番台(全6両)を除き、新型ディーゼルカー「キハ25形」製造・「キハ75系」の転用に伴って、全て余剰となって主にミャンマーへと譲渡されました。
 「キハ11形」300番台はそのまま使い続けるのだろうな……と思っていたのですが、全6両中2両を東海交通事業が購入するとなれば、残りはわずか4両ということになります。

 JR東海は、国鉄時代に製造したディーゼルカーは全てJRになってからの車両に置き換える計画で、その点では「キハ11形」300番台は例外(1999年に製造)なのですが、果たしてどうなることやら……。


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小湊鐵道、復刻版SL列車「里山トロッコ」号を運行!

■見た目は蒸気、中身はディーゼルの復刻版機関車が客車4両を牽引

 千葉県の小湊鐵道、見た目は蒸気・中身はディーゼル機関車が牽引する「里山トロッコ」号を2015年11月頃から運行開始!

・小湊鉄道、「里山トロッコ」号運行へ 現代版の復刻SLが牽引(鉄道新聞 2015年9月1日)
 http://tetsudo-shimbun.com/headline/entry-460.html

 「里山トロッコ」号は、機関車+客車4両の観光列車。

 機関車は、かつて小湊鐵道で走っていたドイツ製の蒸気機関車「C型コッペル」がモデル。
 とはいえ、本物の蒸気機関車としてではなく、クリーンディーゼルエンジンを搭載する「なんちゃって蒸気機関車」として新造します。
 (伊予鉄道の「坊ちゃん列車」と同様の手法ですね)

 客車は、開放感溢れる仕様で、4両を新造。

 運行区間は、里見~養老渓谷間(9.2km)で、当面は暫定的に上総牛久~里見も延長運行。
 運行速度は、あえての30km/h弱となる模様です。

 本物の蒸気機関車を復元するにはかなりの費用がかかりますし、後年のメンテナンス費用もかかります。
 「本物」ではないとはいえ、十分に雰囲気を醸し出すことができますし、諸々の手間暇や費用を考えると、この手法も大いに「あり」だと思います!


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東武鬼怒川線のSL、始発駅・終着駅に転車台を新設との報道

■下今市駅と鬼怒川温泉駅に転車台を……!?

 東武鉄道がJR北海道から「C11 207」を借り受けて鬼怒川線でSL列車を運行する話題の続報。なんと、下今市駅と鬼怒川温泉駅にそれぞれ転車台を新設する計画のようです!

・東武鉄道が鬼怒川線SL再開へ(NHK栃木県のニュース 2015年8月24日)
 http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1094357111.html

 この報道内容どおりに計画が進むとなれば、どうも恒久的なSL列車の運行を考えているように受け取れます。
 (でなければ、転車台を2ヶ所に新設することはしないでしょうから)

 現時点ではJR北海道から「C11 207」を「借り受ける」ことになっているのですが、もし長期的な運行を考えているのであれば、もしかするともしかするのかも……?

 なお、運行開始は2017年度の予定です。


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祝・常総線快速運行10周年!

■つくばエクスプレス(TX)開業で快速運行&下館方の運行頻度倍増

 祝・ 関東鉄道常総線快速運行開始10周年
 常総線は、守谷駅でTX(つくばエクスプレス)に接続することから、下館方面からの利用促進を図る一環として快速列車の運行をTX開業に合わせてスタート!
 当初は上下3本ずつの運行でしたが、好評のため、ほどなく上下6本ずつに拡大。 また、快速運行だけでなく、軌道強化による最高運転速度の引き上げ(80km/h→90km/h)、下館方の運行頻度倍増(日中でも30分に1本に)、割引往復切符「TX&常総ライン往復きっぷ」販売など、さまざまな施策を実施しています。


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祝・つくばエクスプレス開業10周年

■都心と筑波研究学園都市を直結する便利で速い鉄道!

 祝・「つくばエクスプレス(TX)」開業10周年!!
 高規格路線、加減速性能に優れた車両での130km/h運転、長めの駅間距離、高頻度運転……と、これまで鉄道空白エリアだった地域に、鉄軌道の持つ強みを最大化した新路線が誕生したインパクトは絶大でした。
 そして今なお、TX沿線は大きな伸び代を秘めています。

・【今日は何の日?】常磐新線が開業 対策を迫られた常磐線(乗りものニュース 2015年8月24日)
 http://trafficnews.jp/post/42537/ 都心から筑波山方面に向かう鉄道として最初に計画されたのは、実現しなかった「筑波高速度電気鉄道」がありました(1928年免許取得→1931年免許失効)。

 「第二常磐線」計画が浮上したのは1978年。
 とはいえ、筑波研究学園都市が建設された頃から、諸々の検討は始まっていたようです。

 その後、1985年に「常磐新線」という名称で東京~守谷間の整備と、守谷~筑波研究学園都市間の将来的な整備検討が運輸政策審議会答申に盛り込まれました。

 その後、それこそさまざまな紆余曲折を経て、2005年8月24日「つくばエクスプレス」は秋葉原~つくば間が一括開業しています。


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東武鉄道、「C11 207」の鬼怒川線での運行を発表!

■JR北海道から借り受けて、下今市~鬼怒川温泉間で運行予定

 東武鉄道、JR北海道から「C11 207」を借り受けて、鬼怒川線下今市~鬼怒川温泉間で運行予定であると発表!

・蒸気機関車(SL)の復活を目指します(2017年度目途)~約50年ぶりのSL復活で日光・鬼怒地区の活性化を推進します~(東武鉄道 2015年8月10日)
 http://www.tobu.co.jp/file/pdf/600f37f037a7d2fbc1d0fe205c15e469/150810.pdf?date=20150810092953(PDFファイルです)

 運行を予定しているのは、東武鬼怒川線の下今市~鬼怒川温泉間(12.4km)とのことです。
 どんな客車を使うのか、どんなダイヤを想定しているのかなどの詳細は現時点では不明です。


 この計画がスムーズに進めば、あと2年ほどで栃木県内の2ヶ所でSL列車が走ることになります。
 (もう一ヶ所は、言うまでもなく真岡鐵道です)

 東武鉄道のSL運行計画は、日光観光の付加価値を高めるオプションの一つという位置づけになるものと思います。
 実際の運行がどの程度の頻度なのか、継続的に運行し続けるのかどうかは分からないのですが、場合によってはこれまで真岡鐵道が持っていたSL運行によるアドバンテージが若干低下することも考える必要が出てくるかも。
 (とはいえ、栃木県内といってもずいぶん離れた場所ではありますし、直接的に大きな影響が及ぶとは考えにくいのですが……)

 こういう場合、新しく始まる方の動きに「うまく乗って」しまって「相乗効果を狙う」方が良いので、そのときに向けて関係各方面の皆様、もろもろ準備を進めていただけたら……と。


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お子さんと一緒に公共交通で出かけてみましょう!

■夏休み! お子さんと一緒に公共交通でお出かけしてみませんか?

 子育て家族でお出かけとなると、ついついマイカーで……となってしまいませんか?

 電車やバスだと、子どもが騒いだら大変だから……。
 荷物が多くなると、クルマの方が楽だから……。

 お子さんがまだ小さい場合、「ぐずったらどうしよう」とご心配の親御さんも少なくないと思います。
 そんな子育て世代の親御さんに、ぜひ読んで欲しい記事が掲載されました。

・電車で子どもがぐずったら 専門家が教える親が取るべき行動(乗りものニュース 2015年7月19日)
 http://trafficnews.jp/post/41713/

 詳しくは、上記記事でご覧いただくとして……。

 小さい内から移動手段が「ほとんどマイカーだけ」のお子さんと、「公共交通も適宜利用する」お子さんでは、公共の場での身の振り方が自ずと変わってきます。
 マイカーは私的空間の延長ですが、公共交通は公的空間です。
 公的空間には、家族や身内ではない他者も多数いますから、他者に迷惑をかける言動は慎む必要が生じます。
 言い換えれば、親御さんがお子さんに対して、公共マナーを教える学びの場でもあるわけです。

 これまでは10回出かければ10回ともマイカーだったというご家庭なら、たとえば最初の内は10回の内の1~2回でも鉄道やバスを使って出かけやすい場所に行ってみるなど、いろいろ工夫してみると良いと思います。

 「いつでもどこへでもクルマ」ではなくて、行き先や状況などに応じてクルマと公共交通を「上手に使い分ける」ことができるようになれば良いですね。


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和歌山電鐵の名物ミケ猫「たま」、老衰で大往生

■ローカル線再生のシンボルにも

 和歌山電鐵貴志川線の貴志駅の駅長として人気を博した三毛猫の「たま」(社長代理ウルトラ駅長)が老衰のため大往生。
 16歳で、人間なら80歳相当の高齢でした。

・三毛猫「たま駅長」死ぬ 和歌山電鉄、28日に社葬(朝日新聞 2015年6月24日)
 http://www.asahi.com/articles/ASH6S5V2CH6SPXLB00Y.html

 一時は廃線も取り沙汰された貴志川線は、テレビ番組に出演した沿線住民達が「重要な社会インフラである貴志川線がなくなったら、地域の持続的発展は望めない」と危機感を共有したことが、再生のきっかけに。
 費用対効果分析によって存続する社会的な意義をデータで裏付けたことなどが功を奏して、地元自治体が南海電鉄から鉄道用地などを買い取って、運行会社を公募する形で再スタートすることになりました。
 運行会社に決まった和歌山電鐵は、岡山電気軌道が100%子会社として設立した新会社です。

 「たま」は、貴志川線の終点・貴志駅に棲みついたトラ猫が産んだ猫で、駅隣の小屋で飼われていました。
 和歌山電鐵に移管するとき、駅周辺の整備を行うことになって小屋は撤去されたのですが、「たま」の飼い主から寄せられた「猫が駅に住めるようにしてほしい」という要望を受けて、貴志駅の新駅舎は猫を形取った特徴的な姿に。
 「たま」は駅長に任命されました。

 その後、ユニークな電車で乗客に楽しんでもらおうというコンセプトで、まず「いちご電車」、続いて「おもちゃ電車」が登場(リニューアル改造)。
 第3弾として登場したのは、「たま」を題材にした「たま電車」でした。

 こうして和歌山電鐵のマスコットキャラとして世界的にも知られるようになった「たま」ですが、1999年生まれと猫としてはかなり長寿で、2015年6月22日(月)に大往生を遂げました。

 貴志川駅の「ウルトラ駅長」にして「和歌山電鐵社長代理」という肩書きを持つ猫でもあったことから、和歌山電鐵では6月28日(土)12:30から、貴志駅のコンコースで小嶋社長が葬儀委員長となって社葬を営むことになっています。


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プロフィール

HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
 「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
 しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
 公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!

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