下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【鹿島臨海鉄道】新型「8000形」2016年春デビュー
■今春、大荒鹿島線に待望の新型車両が!
鹿島臨海鉄道、大洗鹿島線の新型車両「8000形」を2016年3月のダイヤ改正でデビュー!!
同鉄道の公式サイトがサーバーエラーで閲覧できませんので、上記「鉄道新聞」の記事に基づいてご紹介すると……。
車内……全席ロングシート、定員135人(「6000形」より15人増加)
ドア配置……車端部は片開き、中央部は両開きの変則3ドア車
床面高……「6000形」より低床化
台車……空気バネ台車を採用、乗り心地改善
エンジン……出力増加、加速性能アップ
快適性……冷暖房の効率向上、静粛性も向上
■「顔」は違うけど常総線「キハ5000形」と同仕様
詳細が確認できないので断定はできませんが、「鉄道新聞」に掲載された画像などから判断すると、関東鉄道常総線のワンマン運転対応の両運転台車「キハ5000形」の準同型車なのではないか……と思います(2016年1月15日現在での判断)。
「8000形」の「顔」は、第三セクター鉄道向けの標準的なデザインなのですが、ドアや窓の配置、車内のレイアウトは、まさに関東鉄道「キハ5000形」そのものです。
車体前後の運転席の隣には片開きドアを、車体中央に両開きドアを設置するスタイルは、常総線のワンマン運転対応の両運転台車「キハ2200形」「キハ2400形」「キハ5000形」と同じです。
このドア配置は、駅員さんがいる駅では全ドアを開閉して乗降をスムーズにし、無人駅では運転席の隣のドアだけを開閉して運賃授受を行うという、両方の対応が可能です。
車内が全席ロングシートになったのは、製造コスト低減という意味合いと、多客時の混雑対応という意味合いがあるのだろうと思います。
現行の「6000形」が関東の普通列車では珍しい転換クロスシートで、その後継となる「8000形」が全部ロングシート車になってしまうのか、それとも転換クロスシート車(あるいは「キハE130系」のようなセミクロスシート)も混在させるのか、今後が気になります。
■向こう4~5年の間に3両を更新
鹿島臨海鉄道の「6000形」は、大洗鹿島線の開業時から活躍している車両です。
もっとも古い車両は車齢30年を越えているうえ、本形の設計のベースになっている国鉄「キハ37形」は軽快気動車が開発されるまでの過渡期に登場した車両でした。
車両更新の時期を迎えて、「6000形」をリニューアルして使うより、現在の規格・仕様で新規に製造する方が良いという判断になったものと思います。
車両更新にあたっては、水戸市などの沿線自治体が費用の一部を負担することが決まっていて、少なくとも今後4~5年の間に3両を更新することが決まっています。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
鹿島臨海鉄道、大洗鹿島線の新型車両「8000形」を2016年3月のダイヤ改正でデビュー!!
#鹿島臨海鉄道、#大洗鹿島線 の新型ディーゼルカー「#8000形」を2016年3月のダイヤ改正から運用開始! ・鹿島臨海鉄道、大洗鹿島線に新型車両「8000形」デビューへ(鉄道新聞 2016年1月15日) https://t.co/Lgtg0FNch2
— 下館レイル倶楽部 (@Shimodate_Rail) 2016, 1月 15
▲ 鹿島臨海鉄道、大洗鹿島線の新型車両「8000形」を2016年3月から投入!。同鉄道の公式サイトがサーバーエラーで閲覧できませんので、上記「鉄道新聞」の記事に基づいてご紹介すると……。
車内……全席ロングシート、定員135人(「6000形」より15人増加)
ドア配置……車端部は片開き、中央部は両開きの変則3ドア車
床面高……「6000形」より低床化
台車……空気バネ台車を採用、乗り心地改善
エンジン……出力増加、加速性能アップ
快適性……冷暖房の効率向上、静粛性も向上
■「顔」は違うけど常総線「キハ5000形」と同仕様
詳細が確認できないので断定はできませんが、「鉄道新聞」に掲載された画像などから判断すると、関東鉄道常総線のワンマン運転対応の両運転台車「キハ5000形」の準同型車なのではないか……と思います(2016年1月15日現在での判断)。
#鹿島臨海鉄道 #大洗鹿島線 の新型ディーゼルカー「#8000形」、「顔」は三セク向け軽快気動車の標準タイプですが、ドアや窓の配置、車内レイアウトは、#関東鉄道 #常総線「#キハ2400形」「#キハ5000形」(画像)と同様ですね! pic.twitter.com/1IkFSCI1KH
— 下館レイル倶楽部 (@Shimodate_Rail) 2016, 1月 15
▲ 公式情報が確認できないので既出の情報や画像からの推測ですが、「顔」以外は常総線「キハ5000形」と同仕様の車両ではないかと。「8000形」の「顔」は、第三セクター鉄道向けの標準的なデザインなのですが、ドアや窓の配置、車内のレイアウトは、まさに関東鉄道「キハ5000形」そのものです。
車体前後の運転席の隣には片開きドアを、車体中央に両開きドアを設置するスタイルは、常総線のワンマン運転対応の両運転台車「キハ2200形」「キハ2400形」「キハ5000形」と同じです。
このドア配置は、駅員さんがいる駅では全ドアを開閉して乗降をスムーズにし、無人駅では運転席の隣のドアだけを開閉して運賃授受を行うという、両方の対応が可能です。
車内が全席ロングシートになったのは、製造コスト低減という意味合いと、多客時の混雑対応という意味合いがあるのだろうと思います。
現行の「6000形」が関東の普通列車では珍しい転換クロスシートで、その後継となる「8000形」が全部ロングシート車になってしまうのか、それとも転換クロスシート車(あるいは「キハE130系」のようなセミクロスシート)も混在させるのか、今後が気になります。
■向こう4~5年の間に3両を更新
鹿島臨海鉄道の「6000形」は、大洗鹿島線の開業時から活躍している車両です。
もっとも古い車両は車齢30年を越えているうえ、本形の設計のベースになっている国鉄「キハ37形」は軽快気動車が開発されるまでの過渡期に登場した車両でした。
車両更新の時期を迎えて、「6000形」をリニューアルして使うより、現在の規格・仕様で新規に製造する方が良いという判断になったものと思います。
昨日、新型車両「#8000形」の情報が出た #鹿島臨海鉄道。#大洗鹿島線 の現行車両「#6000形」は車両更新の時期に差し掛かっていて、沿線自治体などが費用を一部負担して4~5年の間に車両3両を更新することが決まっています。 https://t.co/GLghx18HiG
— 下館レイル倶楽部 (@Shimodate_Rail) 2016, 1月 15
▲ 大洗鹿島線の車両は、向こう4~5年の間に3両更新されることが決まっています。車両更新にあたっては、水戸市などの沿線自治体が費用の一部を負担することが決まっていて、少なくとも今後4~5年の間に3両を更新することが決まっています。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
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「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
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