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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

カテゴリー「オススメ(TV番組)」の記事一覧

『路面電車で行く 世界各街停車の旅』第29回はベルギー特集でした

■6月5日(木)はアントワープ&ゲント(第29回)を放送

 BSフジで放送中の『路面電車で行く 世界各街停車の旅』
 ご紹介が事後になってしまいましたが、2014年6月5日(木)は2時間スペシャル、第29回「フランダースの犬と運河の街 ベルギーの古都 アントワープとゲント」を放送!!

・『路面電車で行く 世界各街停車の旅』(BSフジ 番組情報)
 http://www.bsfuji.tv/top/pub/streetcar.html

■『フランダースの犬』ゆかりの街・アントワープ

 ベルギー北部フランダース(フランドル)地方にある同国第二の都市・アントワープ(アントウェルペン)。北海に流れるスヘルデ川の右岸にあって、人口は約50万人です。


▲ アントワープのトラム。全12路線あって、部分的な地下区間がある「プレトラム」も走っています。(クリックすると動画を再生します)

 日本では『フランダースの犬』で、ルーベンスの絵画が飾られた「聖母大聖堂」がある街としても知られています。
 番組でも、『フランダースの犬』ゆかりのポイントを紹介しながら、主人公「ネロ」が住んでいた隣町・ホーボーケンまで足を伸ばしました。


▲ 新型の低床トラムから、在来型の車両まで、新旧さまざまな車両が走っています。(クリックすると動画を再生します)

 アントワープのトラムは、路線の終端がループ線になっていて、片運転台(編成の先頭にしか運転台がない/最後尾には簡易運転台がある)で、乗降ドアはバスのように片側にしかありません。
 この、片運転台&片側ドアでループ線という構造は、車両の製造コストを抑制する効果を期待できます(その代わり、路線終端にループ線を設けなければいけないという制約はあるのですが……)。

 アントワープのバスとトラムは、共通の「トラムカード」を利用する一体運営です。
 乗車方法は「信用乗車制」セルフレジ方式のように乗客自らが改札処理を行う)で、乗車したら乗客がドア付近に設置されている自己改札機(セルフレジ機)にカードを通します。カードには乗車日時が刻印されて、1時間以内であれば何度でも他のバスやトラムに乗り換え可能です。
 (注:係員が抜き打ち検札を行う際、理由の如何を問わず無賃乗車だと高額の罰金を課されます)
 運賃は、○○停留所から○○停留所がいくら、という方式ではなく、「ゾーン制」で設定されています。

■花の都市・ゲント

 ゲント(ヘント)も、アントワープ同様フランダース(フランドル)地方の都市で、人口は約23万人。
 スヘルデ川とライエ川の合流点にある街です。


▲ ゲントのトラム。アントワープのトラムとそっくりの低床LRVが走っていますが、こちらは両側にドアがあります。(クリックすると動画を再生します)

 ゲントはかつてハンザ同盟都市との通称で栄えた街で、フランドル地方の中心としてフランドル伯爵の居城もありました。
 番組では、この地ならではの美食として、伝統的な菓子「キュベルドン」や、1790年創業のマスタード店などを紹介しました。

 ゲントのトラムも、古い街並みにある狭い路地を走っています。
 トラムもLRTもそうですが、固定した線路の上を走るため、走行空間にブレが生じないため、実は狭い路地にも適応した交通モードだといえます。


 なお、今回の放映情報と、これまでの放映リストなどを反映した2014年6月26日時点の放映リストは、次の通りです。


第1回「世界遺産とワインの街 ポルトガル・ポルト」
第2回「ビールと芸術の街 ドイツ・ミュンヘン」
第3回「七つの坂とファドの街 ポルトガル・リスボン」
第4回「ロマンチック街道街道最古の街 ドイツ・アウグスブルク」
第5回「装飾タイルと世界遺産の街 アルマダ・リスボン ポルトガル」
第6回「野球とキューバ葉巻の街 フロリダ州 タンパ」
第7回「ピッツァとカンツォーネの街 イタリア・ナポリ」
第8回「ジャズの生まれた街 ルイジアナ州 ニューオリンズ」
第9回「大聖堂とファッションの街 イタリア・ミラノ」
第10回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 前編」
第11回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 後編」
第12回「エルビスの愛した街 テネシー州 メンフィス」
第13回「千年の歴史と百塔の街 チェコ・プラハ」
第14回「音楽と芸術の街 チェコ・プラハ」
第15回「ガウディの愛した街 スペイン・バルセロナ」
第16回「バル文化と美食の街 スペイン・バルセロナ」
第17回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(前編)」
第18回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(後編)」
第19回「地中海の楽園 スペイン・マヨルカ島ソーイェル」
第20回「音楽の都 オーストリア・ウィーン」←2014年6月19日(木)再放送
第21回「カフェとお菓子の街 オーストリア・ウィーン」←2014年6月26日(木)再放送
第22回「水の都 運河の街 オランダ・アムステルダム」←2014年7月3日(木)再放送
第23回「名画の生まれた街 オランダ・アムステルダム」
第24回「二階建てトラムとグルメの街 香港」
第25回「風水とパワースポットの街 香港」
第26回「カフェ文化とアーケードの街 オーストラリア・メルボルン」
第27回「庭園と美食の街 オーストラリア・メルボルン」
第28回「海と山と教会の街 オーストラリア・アデレード」
第29回「フランダースの犬と運河の街 ベルギーの古都 アントワープとゲント」←2014年6月5日(木)放送



 この番組で登場する「路面電車」には、旧態依然とした「いわゆる路面電車」もあれば、欧州諸国で路面電車を近代化・輸送力強化を実現してきた「トラム」もあります。
 (「トラム」の中には、既存の鉄道路線に乗り入れる「トラムトレイン」を実施しているケースもあって、鉄道路線では鉄道車両のように高速運転を行います)

 日本でも今後LRTを新規導入(またはトラムを「復活」)する都市が増えていくと思いますので、今後もこの番組で新旧さまざまな事例を紹介してほしいなあ……と思っています。


※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。


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『路面電車で行く 世界各街停車の旅』2014年5月29日はアデレード編

■5月29日(木)はアデレード編(第28回)を放送

 BSフジで放送中の『路面電車で行く 世界各街停車の旅』
 2014年5月1日(第26回)・5月8日(第27回)の2週に渡ってオーストラリア・メルボルン編を放送したのに続き、5月29日(木)は第28回「海と山と教会の街 オーストラリア・アデレード」を放送!!

・『路面電車で行く 世界各街停車の旅』(BSフジ 番組情報)
 http://www.bsfuji.tv/top/pub/streetcar.html


▲ アデレードのLRT。中心市街地や海岸沿いでは路面軌道を走り、郊外では専用軌道区間もあります。(クリックすると動画を再生します)

 南オーストラリア州の州都・アデレード。人口116万人。
 流刑地としてではなく、自由移民のための中心都市となるよう建設された街で、欧州各地からの移民を受け入れたため、過去さまざまな宗派の教会が建てられました。


▲ 市民の足として活用されていることが分かりますね。(クリックすると動画を再生します)

 アデレードの中心市街地では、LRTは運賃無料で利用できます。
 まさに「水平エレベーター」状態ですね。

 アデレードの公共交通機関は「信用乗車制」セルフレジ方式のように乗客自らが改札処理を行う)を導入していて、LRV(ライト・レール・ヴィークル/LRT用の車両のこと)の車内にはそのための自己改札機(セルフレジ機)がドア付近に設置されています。
 (注:係員が抜き打ち検札を行う際、理由の如何を問わず無賃乗車だと高額の罰金を課されます)
 運賃は、○○停留所から○○停留所がいくら、という方式ではなく、「ゾーン制」で設定されています。

 アデレードの公共交通は結構豊富で、鉄道、バス、トラムバス、LRT、オーバーン(専用軌道を高速運行するガイドウェイバス)……と、さまざまな交通モードが導入されています。
 ちなみに、こちらがアデレードのオーバーン(O-bahn)。
 (注:今回の番組には登場していません)


▲ 鉄道並みにしっかりインフラを整備しているガイドウェイバス「オーバーン(O-bahn)」。(クリックすると動画を再生します)

 ご覧の通り、ほとんど鉄道並みのインフラを整備している軌道系交通機関です(つまり、コストも相当にかかっている「ちゃんとしたシステム」です)。
 「オーバーン」の基本的な考え型は、実はLRT(軽量軌道交通)と同様です。
 市街地では短めの停留所に頻繁に停車し(つまり、あまり速くは走らない)、郊外では高速運行して途中あまり停留所を設けない……と。
 専用軌道区間では、最高100km/h程度で運行します。

 日本には同じシステムの交通機関は登場していませんが、名古屋のガイドウェイバスが考え方としては近いものと思います。
 英国では、「シェフィールドの躓き(つまづき)」の後、10年ほどLRTの新設が行われなかった代わりに、いくつかの都市で「オーバーン」が整備されました(現在はLRTの新設が相次いでいます)。

 コスト面で考えると、LRTと変わらないレベルの初期投資が必要になりますので、もし同程度の予算が確保できるのであれば、より輸送力が大きく、他の鉄道路線への乗り入れも可能なLRTの方が有利な場合が多いでしょうね。


 なお、今回の放映情報を反映した2014年5月29日時点の放映リストは、次の通りです。


第1回「世界遺産とワインの街 ポルトガル・ポルト」
第2回「ビールと芸術の街 ドイツ・ミュンヘン」
第3回「七つの坂とファドの街 ポルトガル・リスボン」
第4回「ロマンチック街道街道最古の街 ドイツ・アウグスブルク」
第5回「装飾タイルと世界遺産の街 アルマダ・リスボン ポルトガル」
第6回「野球とキューバ葉巻の街 フロリダ州 タンパ」
第7回「ピッツァとカンツォーネの街 イタリア・ナポリ」
第8回「ジャズの生まれた街 ルイジアナ州 ニューオリンズ」
第9回「大聖堂とファッションの街 イタリア・ミラノ」
第10回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 前編」
第11回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 後編」
第12回「エルビスの愛した街 テネシー州 メンフィス」
第13回「千年の歴史と百塔の街 チェコ・プラハ」
第14回「音楽と芸術の街 チェコ・プラハ」
第15回「ガウディの愛した街 スペイン・バルセロナ」
第16回「バル文化と美食の街 スペイン・バルセロナ」
第17回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(前編)」
第18回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(後編)」
第19回「地中海の楽園 スペイン・マヨルカ島ソーイェル」
第20回「音楽の都 オーストリア・ウィーン」
第21回「カフェとお菓子の街 オーストリア・ウィーン」
第22回「水の都 運河の街 オランダ・アムステルダム」
第23回「名画の生まれた街 オランダ・アムステルダム」
第24回「二階建てトラムとグルメの街 香港」
第25回「風水とパワースポットの街 香港」
第26回「カフェ文化とアーケードの街 オーストラリア・メルボルン」
第27回「庭園と美食の街 オーストラリア・メルボルン」
第28回「海と山と教会の街 オーストラリア・アデレード」←2014年5月29日(木)放送!!



 この番組で登場する「路面電車」には、旧態依然とした「いわゆる路面電車」もあれば、欧州諸国で路面電車を近代化・輸送力強化を実現してきた「トラム」もあります。
 (「トラム」の中には、既存の鉄道路線に乗り入れる「トラムトレイン」を実施しているケースもあって、鉄道路線では鉄道車両のように高速運転を行います)

 日本でも今後LRTを新規導入(またはトラムを「復活」)する都市が増えていくと思いますので、今後もこの番組で新旧さまざまな事例を紹介してほしいなあ……と思っています。


※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。


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『路面電車で行く 世界各街停車の旅』5月13日・20日はプラハ編を再放映

■5月13日(木)・20日(日)はプラハ編(第13回・第14回)を再放送

 BSフジで放送中の『路面電車で行く 世界各街停車の旅』
 2014年5月1日(第26回)・5月8日(第27回)の2週に渡ってオーストラリア・メルボルン編を放送したのに続いて新作……と思っていたら、5月15日(木)は第13回「千年の歴史と百塔の街 チェコ・プラハ」を再放送。
 プラハ編は前後編2回構成で、今週木曜(5月22日)には第14回「音楽と芸術の街 チェコ・プラハ」を再放送!!

・『路面電車で行く 世界各街停車の旅』(BSフジ 番組情報)
 http://www.bsfuji.tv/top/pub/streetcar.html


▲ プラハには、総延長140kmのトラムネットワークがあります。(クリックすると動画を再生します)

 チェコの首都・プラハ。人口126万人。
 1,000年の歴史を誇る都市で、その美しい街並みはユネスコの世界遺産に登録されています。
 第二次大戦後はソ連の支配下に置かれ、社会主義国チェコスロヴァキアとして共産圏に組み込まれてしまいました。


▲ 全部で34の系統があります。(クリックすると動画を再生します)

 1968年、「プラハの春」として知られる変革運動が発生したものの、ソ連軍の介入により頓挫。
 1989年、「ビロード革命」と称された民主化革命の結果、共産党政権が崩壊。しかし、チェコとスロヴァキアの不仲は加速してしまいます。
 1993年、チェコとスロヴァキアは平和裏に分離することになりました。


▲ かつて共産圏の標準トラム車両だった「タトラカー」が当時と変わらない姿で走っているほか、近代化改造を行った更新車も活躍。(クリックすると動画を再生します)

 プラハのトラムは、1875年に開業した馬車軌道が、1891年に電気運転を開始したときから走り続けています。
 現在の運行は、プラハ市が出資する「プラハ交通」が行っていて、総延長140km・34系統・900両の車両が走っています。


▲ 停留所のデザインにも力を入れています。(クリックすると動画を再生します)

 チェコのトラム……と来れば、旧共産圏の標準トラムとして10,000両以上が製造された「タトラカー」こと「タトラT3」が有名です。
 基本は単車で、ループ線で折り返す&ホームは対面式という前提だったので運転台と乗降ドアは片側にしか設置されていなかったのですが、その後両運転台・両側ドアの3連接車が登場。
 2006年、シュコダ社が30m級・50%の部分低床LRV「14T」の製造を開始。
 2009年、シュコダ社は洗練された姿の30m級・100%低床LRV「15T(ForCity)」をデビューさせました。


▲ スタイリッシュな低床LRV「15T(ForCity)」。こちらは3車体タイプ。(クリックすると動画を再生します)


 なお、今回の放映情報を反映した2014年5月19日現在の放映リストは、次の通りです。


第1回「世界遺産とワインの街 ポルトガル・ポルト」
第2回「ビールと芸術の街 ドイツ・ミュンヘン」
第3回「七つの坂とファドの街 ポルトガル・リスボン」
第4回「ロマンチック街道街道最古の街 ドイツ・アウグスブルク」
第5回「装飾タイルと世界遺産の街 アルマダ・リスボン ポルトガル」
第6回「野球とキューバ葉巻の街 フロリダ州 タンパ」
第7回「ピッツァとカンツォーネの街 イタリア・ナポリ」
第8回「ジャズの生まれた街 ルイジアナ州 ニューオリンズ」
第9回「大聖堂とファッションの街 イタリア・ミラノ」
第10回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 前編」
第11回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 後編」
第12回「エルビスの愛した街 テネシー州 メンフィス」
第13回「千年の歴史と百塔の街 チェコ・プラハ」←2014年5月15日(木)再放送
第14回「音楽と芸術の街 チェコ・プラハ」←2014年5月22日(木)再放送!!
第15回「ガウディの愛した街 スペイン・バルセロナ」
第16回「バル文化と美食の街 スペイン・バルセロナ」
第17回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(前編)」
第18回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(後編)」
第19回「地中海の楽園 スペイン・マヨルカ島ソーイェル」
第20回「音楽の都 オーストリア・ウィーン」
第21回「カフェとお菓子の街 オーストリア・ウィーン」
第22回「水の都 運河の街 オランダ・アムステルダム」
第23回「名画の生まれた街 オランダ・アムステルダム」
第24回「二階建てトラムとグルメの街 香港」
第25回「風水とパワースポットの街 香港」
第26回「カフェ文化とアーケードの街 オーストラリア・メルボルン」
第27回「庭園と美食の街 オーストラリア・メルボルン」



 この番組で登場する「路面電車」には、旧態依然とした「いわゆる路面電車」もあれば、欧州諸国で路面電車を近代化・輸送力強化を実現してきた「トラム」もあります。
 (「トラム」の中には、既存の鉄道路線に乗り入れる「トラムトレイン」を実施しているケースもあって、鉄道路線では鉄道車両のように高速運転を行います)

 日本でも今後LRTを新規導入(またはトラムを「復活」)する都市が増えていくと思いますので、今後もこの番組で新旧さまざまな事例を紹介してほしいなあ……と思っています。


※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。


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『路面電車で行く 世界各街停車の旅』5月8日は第27回メルボルン編(2)!

■5月8日(木)は新作!! 第27回「庭園と美食の街 オーストラリア・メルボルン」放送!!

 BSフジで放送中の『路面電車で行く 世界各街停車の旅』
 先週木曜日(2014年5月1日)の第26回「カフェ文化とアーケードの街 オーストラリア・メルボルン」に続き、今週は第27回「庭園と美食の街 オーストラリア・メルボルン」を放送!!

・『路面電車で行く 世界各街停車の旅』(BSフジ 番組情報)
 http://www.bsfuji.tv/top/pub/streetcar.html

 人口425万人のメルボルンには、世界最大級のトラムネットワークが張り巡らされていて、路線長は約250km、全28系統のトラムが走っています。
 今回は市内の1/4を占める450以上の庭園を紹介するほか、美食カフェなどを紹介する内容とのこと。


▲ 世界最大級のトラムネットワークを誇るメルボルン。(クリックすると動画を再生します)


▲ 新型車両も導入しています。(クリックすると動画を再生します)

 現地の状況は、「世界のLRT動画 トラムに乗って世界の街角さんぽ」管理人さんの体験記もご参照ください。


 なお、今回の最新回放映情報を反映した2014年5月8日現在の放映リストは、次の通りです。


第1回「世界遺産とワインの街 ポルトガル・ポルト」
第2回「ビールと芸術の街 ドイツ・ミュンヘン」
第3回「七つの坂とファドの街 ポルトガル・リスボン」
第4回「ロマンチック街道街道最古の街 ドイツ・アウグスブルク」
第5回「装飾タイルと世界遺産の街 アルマダ・リスボン ポルトガル」
第6回「野球とキューバ葉巻の街 フロリダ州 タンパ」
第7回「ピッツァとカンツォーネの街 イタリア・ナポリ」
第8回「ジャズの生まれた街 ルイジアナ州 ニューオリンズ」
第9回「大聖堂とファッションの街 イタリア・ミラノ」
第10回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 前編」
第11回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 後編」
第12回「エルビスの愛した街 テネシー州 メンフィス」
第13回「千年の歴史と百塔の街 チェコ・プラハ」
第14回「音楽と芸術の街 チェコ・プラハ」
第15回「ガウディの愛した街 スペイン・バルセロナ」
第16回「バル文化と美食の街 スペイン・バルセロナ」
第17回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(前編)」
第18回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(後編)」
第19回「地中海の楽園 スペイン・マヨルカ島ソーイェル」
第20回「音楽の都 オーストリア・ウィーン」
第21回「カフェとお菓子の街 オーストリア・ウィーン」
第22回「水の都 運河の街 オランダ・アムステルダム」
第23回「名画の生まれた街 オランダ・アムステルダム」
第24回「二階建てトラムとグルメの街 香港」
第25回「風水とパワースポットの街 香港」
第26回「カフェ文化とアーケードの街 オーストラリア・メルボルン」
第27回「庭園と美食の街 オーストラリア・メルボルン」←2014年5月8日(木)放送!!



 この番組で登場する「路面電車」には、旧態依然とした「いわゆる路面電車」もあれば、欧州諸国で路面電車を近代化・輸送力強化を実現してきた「トラム」もあります。
 (「トラム」の中には、既存の鉄道路線に乗り入れる「トラムトレイン」を実施しているケースもあって、鉄道路線では鉄道車両のように高速運転を行います)

 日本でも今後LRTを新規導入(またはトラムを「復活」)する都市が増えていくと思いますので、今後もこの番組で新旧さまざまな事例を紹介してほしいなあ……と思っています。


※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。


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『路面電車で行く 世界各街停車の旅』5月1日は第26回メルボルン編!

■5月1日(木)は新作!! 第26回「カフェ文化とアーケードの街 オーストラリア・メルボルン」放送!!

 BSフジで放送中の『路面電車で行く 世界各街停車の旅』
 先日最新作「香港編」(第24回・第25回)を放送した後、第6回、第7回の再放送を行っていて、このまま再放送が続くのか……と思いきや、今週木曜日(2014年5月1日)は第26回「カフェ文化とアーケードの街 オーストラリア・メルボルン」を放送!!

・『路面電車で行く 世界各街停車の旅』(BSフジ 番組情報)
 http://www.bsfuji.tv/top/pub/streetcar.html

 オーストラリア第2の都市・メルボルンは、人口425万人の大都市。
 この街には世界最大級のトラムネットワークが張り巡らされていて、路線長は約250km、全28系統のトラムが走っています。


▲ 世界最大級のトラム網が機能しているメルボルン。市の中心街は多数の歩行者で活気があります。(クリックすると動画を再生します)


▲ メルボルンには地下鉄&近郊鉄道と、トラム、バスが走っています。(クリックすると動画を再生します)

 市の郊外はクルマ社会ですが、市の中心部は鉄道やトラム、バスなどの公共交通サービスが充実していて、人々は自転車を使ったり公共交通&徒歩で移動していて、活気にあふれています。


▲ 新旧さまざまな車両が走っています。(クリックすると動画を再生します)


▲ フランスやドイツ生まれの低床型車両も多数走っています。(クリックすると動画を再生します)

 現地の状況は、「世界のLRT動画 トラムに乗って世界の街角さんぽ」管理人さんの体験記もご参照ください。

 なお、今回の最新回放映情報を反映した2014年4月28日現在の放映リストは、次の通りです。


第1回「世界遺産とワインの街 ポルトガル・ポルト」
第2回「ビールと芸術の街 ドイツ・ミュンヘン」
第3回「七つの坂とファドの街 ポルトガル・リスボン」
第4回「ロマンチック街道街道最古の街 ドイツ・アウグスブルク」
第5回「装飾タイルと世界遺産の街 アルマダ・リスボン ポルトガル」
第6回「野球とキューバ葉巻の街 フロリダ州 タンパ」
第7回「ピッツァとカンツォーネの街 イタリア・ナポリ」
第8回「ジャズの生まれた街 ルイジアナ州 ニューオリンズ」
第9回「大聖堂とファッションの街 イタリア・ミラノ」
第10回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 前編」
第11回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 後編」
第12回「エルビスの愛した街 テネシー州 メンフィス」
第13回「千年の歴史と百塔の街 チェコ・プラハ」
第14回「音楽と芸術の街 チェコ・プラハ」
第15回「ガウディの愛した街 スペイン・バルセロナ」
第16回「バル文化と美食の街 スペイン・バルセロナ」
第17回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(前編)」
第18回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(後編)」
第19回「地中海の楽園 スペイン・マヨルカ島ソーイェル」
第20回「音楽の都 オーストリア・ウィーン」
第21回「カフェとお菓子の街 オーストリア・ウィーン」
第22回「水の都 運河の街 オランダ・アムステルダム」
第23回「名画の生まれた街 オランダ・アムステルダム」
第24回「二階建てトラムとグルメの街 香港」
第25回「風水とパワースポットの街 香港」
第26回「カフェ文化とアーケードの街 オーストラリア・メルボルン」←2014年5月1日(木)放送!!




▲ メルボルン名物の一つ、「トラムカーレストラン」。(クリックすると動画を再生します)

 この番組で登場する「路面電車」には、旧態依然とした「いわゆる路面電車」もあれば、欧州諸国で路面電車を近代化・輸送力強化を実現してきた「トラム」もあります。
 (「トラム」の中には、既存の鉄道路線に乗り入れる「トラムトレイン」を実施しているケースもあって、鉄道路線では鉄道車両のように高速運転を行います)

 日本でも今後LRTを新規導入(またはトラムを「復活」)する都市が増えていくと思いますので、今後もこの番組で新旧さまざまな事例を紹介してほしいなあ……と思っています。


※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。


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BSフジ『路面電車で行く 世界各街停車の旅』今晩は第7回を再放送

■4月24日(木)は第7回「ピッツァとカンツォーネの街 イタリア・ナポリ」の再放送

 BSフジで放送中の『路面電車で行く 世界各街停車の旅』
 最新作「香港編」(第24回、第25回)を放送した後、第6回からの再放送を行っています。
 先週(2014年4月17日)は第6回「野球とキューバ葉巻の街 フロリダ州 タンパ」の再放送。
 で、今日(2014年4月24日)は……第7回「ピッツァとカンツォーネの街 イタリア・ナポリ」を再放送!!

・『路面電車で行く 世界各街停車の旅』(BSフジ 番組情報)
 http://www.bsfuji.tv/top/pub/streetcar.html

 南イタリア最大の都市・ナポリ。
 長い歴史の中で独自の食文化や芸術を育んできた街で、ピッツァ発祥の地でもあるナポリには、3系統のトラムが走っています。


▲ ナポリのトラムには、新旧さまざまな車両が走っています。(クリックすると動画を再生します)

 ナポリのトラムは、道路交通と混在する区間があったり、車両がまちまちだったりはしますが、低床型車両も導入して体質改善を図っています。
 (注:「低床型車両でなければいけない」わけではなく、たとえば都電荒川線のように、高床式でもバリアフリー対策を講じることは十分可能ではあります)

 なお、2014年4月24日現在の放映リストは、次の通りです。


第1回「世界遺産とワインの街 ポルトガル・ポルト」
第2回「ビールと芸術の街 ドイツ・ミュンヘン」
第3回「七つの坂とファドの街 ポルトガル・リスボン」
第4回「ロマンチック街道街道最古の街 ドイツ・アウグスブルク」
第5回「装飾タイルと世界遺産の街 アルマダ・リスボン ポルトガル」
第6回「野球とキューバ葉巻の街 フロリダ州 タンパ」
第7回「ピッツァとカンツォーネの街 イタリア・ナポリ」←2014年4月24日(木)再放送!!
第8回「ジャズの生まれた街 ルイジアナ州 ニューオリンズ」
第9回「大聖堂とファッションの街 イタリア・ミラノ」
第10回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 前編」
第11回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 後編」
第12回「エルビスの愛した街 テネシー州 メンフィス」
第13回「千年の歴史と百塔の街 チェコ・プラハ」
第14回「音楽と芸術の街 チェコ・プラハ」
第15回「ガウディの愛した街 スペイン・バルセロナ」
第16回「バル文化と美食の街 スペイン・バルセロナ」
第17回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(前編)」
第18回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(後編)」
第19回「地中海の楽園 スペイン・マヨルカ島ソーイェル」
第20回「音楽の都 オーストリア・ウィーン」
第21回「カフェとお菓子の街 オーストリア・ウィーン」
第22回「水の都 運河の街 オランダ・アムステルダム」
第23回「名画の生まれた街 オランダ・アムステルダム」
第24回「二階建てトラムとグルメの街 香港」
第25回「風水とパワースポットの街 香港」



 この番組で登場する「路面電車」には、旧態依然とした「いわゆる路面電車」もあれば、欧州諸国で路面電車を近代化・輸送力強化を実現してきた「トラム」もあります。
 (「トラム」の中には、既存の鉄道路線に乗り入れる「トラムトレイン」を実施しているケースもあって、鉄道路線では鉄道車両のように高速運転を行います)

 日本でも今後LRTを新規導入(またはトラムを「復活」)する都市が増えていくと思いますので、今後もこの番組で新旧さまざまな事例を紹介してほしいなあ……と思っています。


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BSフジ『路面電車で行く 世界各街停車の旅』第24回・第25回放送

■第24回・第25回は香港編でした

 BSフジで放送中の『路面電車で行く 世界各街停車の旅』
 再放送が続いていましたが、このたび第24回第25回が放映されました。

・『路面電車で行く 世界各街停車の旅』(BSフジ 番組情報)
 http://www.bsfuji.tv/top/pub/streetcar.html

 第24回(2014年4月3日放送)は、「二階建てトラムとグルメの街 香港」
 第25回(2014年4月10日放送)は、「風水とパワースポットの街 香港」


▲ 香港の路面電車といえば、ロンドンバスのように2階建ての車両が有名!! イギリス領だった頃の面影を感じます。(クリックすると動画を再生します)

 第25回では、新興開発エリア「新界」地区で導入された「軽鉄」(LRT)も紹介。
 香港の「軽鉄」は、次のような特徴があります。


・総延長……36.15km
・軌間(ゲージ)……1,435mm
・電圧……直流750V
・最高運転速度……70km/h
・乗車方式……信用乗車制
・車両……全長20.2m、全幅2.65m/1~2両編成で運行
・備考……終端部はループ線で、乗降用のドアは進行方向左側だけに設置




▲ 1988年、新興開発エリア「新界」地区に「軽鉄」(LRT)が開業。各路線の総延長は約36kmです。車両は全長20m、路線終端はループ線で基本的にバック運転はしないことから、運転席は車両の片側だけ、乗降ドアは左側だけにあります(バスと同様)。日本製の車両も採用されています。(クリックすると動画を再生します)


 このたび2回の香港編が放送されましたので、各回サブタイトル一覧を次のように更新!!
 (2014年4月17日現在)


第1回「世界遺産とワインの街 ポルトガル・ポルト」
第2回「ビールと芸術の街 ドイツ・ミュンヘン」
第3回「七つの坂とファドの街 ポルトガル・リスボン」
第4回「ロマンチック街道街道最古の街 ドイツ・アウグスブルク」
第5回「装飾タイルと世界遺産の街 アルマダ・リスボン ポルトガル」
第6回「野球とキューバ葉巻の街 フロリダ州 タンパ」
第7回「ピッツァとカンツォーネの街 イタリア・ナポリ」
第8回「ジャズの生まれた街 ルイジアナ州 ニューオリンズ」
第9回「大聖堂とファッションの街 イタリア・ミラノ」
第10回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 前編」
第11回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 後編」
第12回「エルビスの愛した街 テネシー州 メンフィス」
第13回「千年の歴史と百塔の街 チェコ・プラハ」
第14回「音楽と芸術の街 チェコ・プラハ」
第15回「ガウディの愛した街 スペイン・バルセロナ」
第16回「バル文化と美食の街 スペイン・バルセロナ」
第17回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(前編)」
第18回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(後編)」
第19回「地中海の楽園 スペイン・マヨルカ島ソーイェル」
第20回「音楽の都 オーストリア・ウィーン」
第21回「カフェとお菓子の街 オーストリア・ウィーン」
第22回「水の都 運河の街 オランダ・アムステルダム」
第23回「名画の生まれた街 オランダ・アムステルダム」

(今回、新規に放送した回)

第24回「二階建てトラムとグルメの街 香港」
第25回「風水とパワースポットの街 香港」




 ……で、新規に香港編が放送されたことで、このまま新シリーズが始まるのか……と思いきや、2014年4月17日(木)の放送は、


第6回「野球とキューバ葉巻の街 フロリダ州 タンパ」


 の再放送。
 ……どこから再放送を始めるか、ちょっとナゾですね……。


 この番組で登場する「路面電車」には、旧態依然とした「いわゆる路面電車」もあれば、欧州諸国で路面電車を近代化・輸送力強化を実現してきた「トラム」もあります。

 とはいえ、番組ではまだ、欧州諸都市で新規に導入した「トラム」(欧州で「トラム」と称するものにはLRTも含まれることが多い)や、「トラムトレイン」を運行している様子、アメリカ各都市の近郊鉄道としても機能している「ライトレール」はまだ取り上げていません。
 また、ソ連時代からトラム大国でもあったロシアも未紹介のままです。
 また、中国では地下鉄建設だけでは都市内交通整備が追いつかず、LRT(軽量軌道交通)整備も急速に進んでいますが、こちらも未紹介。

 ……ということは、まだまだ「世界中にネタが転がっている」状態!!
 今後も新作の放送に期待したいですね。


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BSフジ『路面電車で行く 世界各街停車の旅』

■世界各地のトラム(路面電車)やLRTを紹介!

 BSフジで放送中の『路面電車で行く 世界各街停車の旅』
 現在、再放送を行ってます。

・『路面電車で行く 世界各街停車の旅』(BSフジ 番組情報)
 http://www.bsfuji.tv/top/pub/streetcar.html

 次回は2014年2月13日(木)22:00~22:55、第10回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 前編」を放映!


 なお、番組公式サイトはなく、BSフジの番組放映予定では最新回の情報しか掲載していないので、これまでに放映された回の情報が案外分かりにくい!
 そこで、2014年2月18日時点での各回のサブタイトルをまとめてみました。


第1回「世界遺産とワインの街 ポルトガル・ポルト」
第2回「ビールと芸術の街 ドイツ・ミュンヘン」
第3回「七つの坂とファドの街 ポルトガル・リスボン」
第4回「ロマンチック街道街道最古の街 ドイツ・アウグスブルク」
第5回「装飾タイルと世界遺産の街 アルマダ・リスボン ポルトガル」
第6回「野球と葉巻の街 フロリダ州 タンパ」
第7回「ピッツァとカンツォーネの街 イタリア・ナポリ」
第8回「ジャズの生まれた街 ルイジアナ州 ニューオリンズ」
第9回「大聖堂とファッションの街 イタリア・ミラノ」
第10回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 前編」
第11回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 後編」
第12回「エルビスの愛した街 テネシー州 メンフィス」
第13回「千年の歴史と百塔の街 チェコ・プラハ」
第14回「音楽と芸術の街 チェコ・プラハ」
第15回「ガウディの愛した街 スペイン・バルセロナ」
第16回「バル文化と美食の街 スペイン・バルセロナ」
第17回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(前編)」
第18回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(後編)」
第19回「地中海の楽園 スペイン・マヨルカ島ソーイェル」
第20回「音楽の都 オーストリア・ウィーン」
第21回「カフェとお菓子の街 オーストリア・ウィーン」
第22回「水の都 運河の街 オランダ・アムステルダム」
第23回「名画の生まれた街 オランダ・アムステルダム」



 一言に「路面電車」とくくってますが、旧態依然とした「いわゆる路面電車」もあれば、欧州諸国で路面電車を近代化・輸送力強化を実現してきた「トラム」もあります。
 (「トラム」の中には、既存の鉄道路線に乗り入れる「トラムトレイン」を実施しているケースもあって、鉄道路線では鉄道車両のように高速運転を行います)

 番組ではまだまだ紹介していない都市が多く、特にアメリカ諸都市で導入している「ライトレール」の紹介はまだですので、今後さらに新作が制作されるんじゃないか……とも思えます。


 あ、日本各地で「LRT(ライト・レール・トランジット)」を導入しようという動きが本格化していますが、国内ではあまり例がなかったことだけに、「イメージしにくい」という声もあるようです。
 たとえば、欧州で「トラムトレイン」を実施している「トラム」や、米国式の「ライトレール」のように、


・中心市街地では路面電車のように頻繁に停車(停留所の間隔が短め)
・郊外では鉄道の様に高速運転する(停留所の間隔が長め)
・場合によっては、他の鉄道路線に直通する


 ……というようなスタイルをイメージするのが「近い」のではないかと思います。

 宇都宮市と芳賀町が共同で導入するLRTも、こうしたスタイルに近いものを目指しているようです。
 宇都宮・芳賀のLRTは、「路線一本を整備して終わり」というものではなく、地域戦略やまちづくりのための重要な「手段」の一つで、既にある鉄道とかバスとかと一体的に「公共交通ネットワーク」を形成する(サービス水準を高める)性格を帯びていますので、大いに期待しているところです。


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