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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

『路面電車で行く 世界各街停車の旅』第29回はベルギー特集でした

■6月5日(木)はアントワープ&ゲント(第29回)を放送

 BSフジで放送中の『路面電車で行く 世界各街停車の旅』
 ご紹介が事後になってしまいましたが、2014年6月5日(木)は2時間スペシャル、第29回「フランダースの犬と運河の街 ベルギーの古都 アントワープとゲント」を放送!!

・『路面電車で行く 世界各街停車の旅』(BSフジ 番組情報)
 http://www.bsfuji.tv/top/pub/streetcar.html

■『フランダースの犬』ゆかりの街・アントワープ

 ベルギー北部フランダース(フランドル)地方にある同国第二の都市・アントワープ(アントウェルペン)。北海に流れるスヘルデ川の右岸にあって、人口は約50万人です。


▲ アントワープのトラム。全12路線あって、部分的な地下区間がある「プレトラム」も走っています。(クリックすると動画を再生します)

 日本では『フランダースの犬』で、ルーベンスの絵画が飾られた「聖母大聖堂」がある街としても知られています。
 番組でも、『フランダースの犬』ゆかりのポイントを紹介しながら、主人公「ネロ」が住んでいた隣町・ホーボーケンまで足を伸ばしました。


▲ 新型の低床トラムから、在来型の車両まで、新旧さまざまな車両が走っています。(クリックすると動画を再生します)

 アントワープのトラムは、路線の終端がループ線になっていて、片運転台(編成の先頭にしか運転台がない/最後尾には簡易運転台がある)で、乗降ドアはバスのように片側にしかありません。
 この、片運転台&片側ドアでループ線という構造は、車両の製造コストを抑制する効果を期待できます(その代わり、路線終端にループ線を設けなければいけないという制約はあるのですが……)。

 アントワープのバスとトラムは、共通の「トラムカード」を利用する一体運営です。
 乗車方法は「信用乗車制」セルフレジ方式のように乗客自らが改札処理を行う)で、乗車したら乗客がドア付近に設置されている自己改札機(セルフレジ機)にカードを通します。カードには乗車日時が刻印されて、1時間以内であれば何度でも他のバスやトラムに乗り換え可能です。
 (注:係員が抜き打ち検札を行う際、理由の如何を問わず無賃乗車だと高額の罰金を課されます)
 運賃は、○○停留所から○○停留所がいくら、という方式ではなく、「ゾーン制」で設定されています。

■花の都市・ゲント

 ゲント(ヘント)も、アントワープ同様フランダース(フランドル)地方の都市で、人口は約23万人。
 スヘルデ川とライエ川の合流点にある街です。


▲ ゲントのトラム。アントワープのトラムとそっくりの低床LRVが走っていますが、こちらは両側にドアがあります。(クリックすると動画を再生します)

 ゲントはかつてハンザ同盟都市との通称で栄えた街で、フランドル地方の中心としてフランドル伯爵の居城もありました。
 番組では、この地ならではの美食として、伝統的な菓子「キュベルドン」や、1790年創業のマスタード店などを紹介しました。

 ゲントのトラムも、古い街並みにある狭い路地を走っています。
 トラムもLRTもそうですが、固定した線路の上を走るため、走行空間にブレが生じないため、実は狭い路地にも適応した交通モードだといえます。


 なお、今回の放映情報と、これまでの放映リストなどを反映した2014年6月26日時点の放映リストは、次の通りです。


第1回「世界遺産とワインの街 ポルトガル・ポルト」
第2回「ビールと芸術の街 ドイツ・ミュンヘン」
第3回「七つの坂とファドの街 ポルトガル・リスボン」
第4回「ロマンチック街道街道最古の街 ドイツ・アウグスブルク」
第5回「装飾タイルと世界遺産の街 アルマダ・リスボン ポルトガル」
第6回「野球とキューバ葉巻の街 フロリダ州 タンパ」
第7回「ピッツァとカンツォーネの街 イタリア・ナポリ」
第8回「ジャズの生まれた街 ルイジアナ州 ニューオリンズ」
第9回「大聖堂とファッションの街 イタリア・ミラノ」
第10回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 前編」
第11回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 後編」
第12回「エルビスの愛した街 テネシー州 メンフィス」
第13回「千年の歴史と百塔の街 チェコ・プラハ」
第14回「音楽と芸術の街 チェコ・プラハ」
第15回「ガウディの愛した街 スペイン・バルセロナ」
第16回「バル文化と美食の街 スペイン・バルセロナ」
第17回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(前編)」
第18回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(後編)」
第19回「地中海の楽園 スペイン・マヨルカ島ソーイェル」
第20回「音楽の都 オーストリア・ウィーン」←2014年6月19日(木)再放送
第21回「カフェとお菓子の街 オーストリア・ウィーン」←2014年6月26日(木)再放送
第22回「水の都 運河の街 オランダ・アムステルダム」←2014年7月3日(木)再放送
第23回「名画の生まれた街 オランダ・アムステルダム」
第24回「二階建てトラムとグルメの街 香港」
第25回「風水とパワースポットの街 香港」
第26回「カフェ文化とアーケードの街 オーストラリア・メルボルン」
第27回「庭園と美食の街 オーストラリア・メルボルン」
第28回「海と山と教会の街 オーストラリア・アデレード」
第29回「フランダースの犬と運河の街 ベルギーの古都 アントワープとゲント」←2014年6月5日(木)放送



 この番組で登場する「路面電車」には、旧態依然とした「いわゆる路面電車」もあれば、欧州諸国で路面電車を近代化・輸送力強化を実現してきた「トラム」もあります。
 (「トラム」の中には、既存の鉄道路線に乗り入れる「トラムトレイン」を実施しているケースもあって、鉄道路線では鉄道車両のように高速運転を行います)

 日本でも今後LRTを新規導入(またはトラムを「復活」)する都市が増えていくと思いますので、今後もこの番組で新旧さまざまな事例を紹介してほしいなあ……と思っています。


※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。


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