下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【オススメ】KATO「E531系」付属編成セット(5両)
- 2010/05/03 (Mon)
- オススメ(鉄道模型) |
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当地・下館界隈を走る鉄道車両の中で、「E531系」にはちょっと複雑な思いを抱いている方が少なくないかも知れません。
「E531系」は、老朽化・陳腐化した「403系」や鋼製「415系」(ステンレス車体を採用した「1500番台」登場までに製造された車両)を置き換えるためにJR東日本が開発・量産した常磐線・水戸線の車両です。
宇都宮・高崎線用、東海道線に開発・量産した「E231系」を進化させた交直両用の電車で、10両の基本編成と、5両の付属編成の、最長15両編成を組成します。
2005年8月に開業し、130km/h運転を行う「つくばエクスプレス」に対抗して、最高運転速度は130km/h。
「E231系」での問題点を踏まえ、さまざまな改良が施され、なかなか完成度の高い形式となりました。
デビュー当初はロングシート車とセミクロスシート車だけでしたが、宇都宮・高崎線に導入したグリーン車が(JR東日本の予想を良い意味で裏切って)とても好評で、じゃあ常磐線にもグリーン車を……ということになったため、途中から10両の基本編成の4号車と5号車は2階建てグリーン車に変更となりました。
さて……。
こうして華々しくデビューした「E531系」が、水戸線にも投入されるとの発表が行われました。
水戸線には5両編成の付属編成(ロングシート車×2、セミクロス車×3)が入ることになるので、これは乗客満足度も高い内容です。
実際に水戸線での「お披露目」運用が始まると、「403系」や鋼製「415系」とは比べものにならない良好な居住性・快適性に、一般の乗客も大満足。
これで水戸線にも少しは明るい兆しが……と思った矢先のことでした。
あろうことか、水戸線には「E531系」ではなく、「E501系」の付属編成が入線することに!!
「お披露目」運用では格上の「E531系」が走っているのに、本運用では格落ちの「E501系」になるというのです。
これには「E531系」にグリーン車が連結されることになったことが背景にありました。
常磐線の上野~土浦間を走っていた「403系」、鋼製「415系」、「415系1500番台」、「E501系」は、全てこの区間から追い出され、土浦までの全列車にグリーン車を連結する、つまり「E531系」に運用を統一することになったのです。
「403系」や鋼製「415系」は、どちらにしても全廃。
「415系1500番台」は、土浦以北の常磐線と水戸線に限定。
「E501系」は改造の上、10両の基本編成は土浦以北の常磐線、5両の付属編成は土浦以北の常磐線と、水戸線に限定。
真新しく快適な「E531系」に慣れてきた水戸線の乗客は、この突然の方針変更をどう感じたのでしょうか……。
従来7両編成の鋼製「415系」で運転していた列車は、5両の「E501系」付属編成での運転に変わりました。
新設されたトイレは、気のせいか他の車両の使い回しのような印象で、全車オールロングシート。
鋼製「415系」よりは快適性が増したとはいえ……がっかりした利用者が多いことは言うまでもありません。
「遠くに行ってしまった」ような感じの「E531系」付属編成ですが、その後「E501系」や「415系1500番台」の代走として水戸線に入線してくることがあり、タイミング良く乗ることができた人は「ラッキー!!」と感じていることは言うまでもありません(笑)。
……というわけで、前置きが長くなりましたが、「KATO(カトー)」からNゲージの「E531系」をモデル化しています。
発売当初は、「基本セット」(8両)と「付属編成セット」(5両)、それに「増結セット」(サハ2両)の3種類でした。当初は車輪のフランジが実車に近い「ローフランジ」仕様でした。
グリーン車の連結が決まると、「増結セット」はグリーン車2両に変更となりました。
その後、KATOが新方針を打ち出し、各地域を代表する車両は入手しやすい商品構成に変え、品切れを起こしにくくするという目的で「ベストセレクション」として展開することに。
現在「E531系」は、
・10-570「E531系常磐線 基本セット(4両)」(税込定価:11,550円)
・10-571「E531系常磐線 増結セットA(4両)」(税込定価:8,505円)
・10-572「E531系常磐線 増結セットB(2両)」(税込定価:3,150円)
・10-283「E531系常磐線 付属編成セット(5両)」(税込定価:14,910円)
の、4種類の商品ラインナップとなっています。
10両の基本編成は、基本セット+増結セットA+増結セットBを揃えると組成できます。
今回ご紹介するのは、水戸線にも入線してくる「付属編成セット」です。
5両編成ですので、そんなに大きなレイアウトでなくても十分見栄えがしますし、「415系1500番台」など他の形式と一緒に走らせることで「水戸線気分」を味わうこともできるかと思います。
老舗KATOらしい、値段と出来映えのバランスが良い製品で、スムーズに良く走ります。
「E531系」は、老朽化・陳腐化した「403系」や鋼製「415系」(ステンレス車体を採用した「1500番台」登場までに製造された車両)を置き換えるためにJR東日本が開発・量産した常磐線・水戸線の車両です。
宇都宮・高崎線用、東海道線に開発・量産した「E231系」を進化させた交直両用の電車で、10両の基本編成と、5両の付属編成の、最長15両編成を組成します。
2005年8月に開業し、130km/h運転を行う「つくばエクスプレス」に対抗して、最高運転速度は130km/h。
「E231系」での問題点を踏まえ、さまざまな改良が施され、なかなか完成度の高い形式となりました。
デビュー当初はロングシート車とセミクロスシート車だけでしたが、宇都宮・高崎線に導入したグリーン車が(JR東日本の予想を良い意味で裏切って)とても好評で、じゃあ常磐線にもグリーン車を……ということになったため、途中から10両の基本編成の4号車と5号車は2階建てグリーン車に変更となりました。
さて……。
こうして華々しくデビューした「E531系」が、水戸線にも投入されるとの発表が行われました。
水戸線には5両編成の付属編成(ロングシート車×2、セミクロス車×3)が入ることになるので、これは乗客満足度も高い内容です。
実際に水戸線での「お披露目」運用が始まると、「403系」や鋼製「415系」とは比べものにならない良好な居住性・快適性に、一般の乗客も大満足。
これで水戸線にも少しは明るい兆しが……と思った矢先のことでした。
あろうことか、水戸線には「E531系」ではなく、「E501系」の付属編成が入線することに!!
「お披露目」運用では格上の「E531系」が走っているのに、本運用では格落ちの「E501系」になるというのです。
これには「E531系」にグリーン車が連結されることになったことが背景にありました。
常磐線の上野~土浦間を走っていた「403系」、鋼製「415系」、「415系1500番台」、「E501系」は、全てこの区間から追い出され、土浦までの全列車にグリーン車を連結する、つまり「E531系」に運用を統一することになったのです。
「403系」や鋼製「415系」は、どちらにしても全廃。
「415系1500番台」は、土浦以北の常磐線と水戸線に限定。
「E501系」は改造の上、10両の基本編成は土浦以北の常磐線、5両の付属編成は土浦以北の常磐線と、水戸線に限定。
真新しく快適な「E531系」に慣れてきた水戸線の乗客は、この突然の方針変更をどう感じたのでしょうか……。
従来7両編成の鋼製「415系」で運転していた列車は、5両の「E501系」付属編成での運転に変わりました。
新設されたトイレは、気のせいか他の車両の使い回しのような印象で、全車オールロングシート。
鋼製「415系」よりは快適性が増したとはいえ……がっかりした利用者が多いことは言うまでもありません。
「遠くに行ってしまった」ような感じの「E531系」付属編成ですが、その後「E501系」や「415系1500番台」の代走として水戸線に入線してくることがあり、タイミング良く乗ることができた人は「ラッキー!!」と感じていることは言うまでもありません(笑)。
……というわけで、前置きが長くなりましたが、「KATO(カトー)」からNゲージの「E531系」をモデル化しています。
発売当初は、「基本セット」(8両)と「付属編成セット」(5両)、それに「増結セット」(サハ2両)の3種類でした。当初は車輪のフランジが実車に近い「ローフランジ」仕様でした。
グリーン車の連結が決まると、「増結セット」はグリーン車2両に変更となりました。
その後、KATOが新方針を打ち出し、各地域を代表する車両は入手しやすい商品構成に変え、品切れを起こしにくくするという目的で「ベストセレクション」として展開することに。
現在「E531系」は、
・10-570「E531系常磐線 基本セット(4両)」(税込定価:11,550円)
・10-571「E531系常磐線 増結セットA(4両)」(税込定価:8,505円)
・10-572「E531系常磐線 増結セットB(2両)」(税込定価:3,150円)
・10-283「E531系常磐線 付属編成セット(5両)」(税込定価:14,910円)
の、4種類の商品ラインナップとなっています。
10両の基本編成は、基本セット+増結セットA+増結セットBを揃えると組成できます。
今回ご紹介するのは、水戸線にも入線してくる「付属編成セット」です。
5両編成ですので、そんなに大きなレイアウトでなくても十分見栄えがしますし、「415系1500番台」など他の形式と一緒に走らせることで「水戸線気分」を味わうこともできるかと思います。
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E531系常磐線 付属編成セット(5両) 【発売】KATO(カトー) 【ジャンル】鉄道模型(Nゲージ) 【発売日】2007年10月19日 【税込価格】14,910円 【備考】「ホビナビ」が半額セール実施中(2010.5.2現在) |
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HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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