下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【オススメ】KATO「キハ20」首都圏色
- 2010/05/03 (Mon)
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当地・下館界隈を走っていた鉄道車両の一つが、「キハ20系」です。
「キハ20系」は、国鉄時代に全国津々浦々で見ることが出来たディーゼルカーです。
今も県内の「ひたちなか海浜鉄道」では現役で走っている仲間がいますが、これはかなり希有なケース。
すっかり「絶滅危惧種」になってしまいました。
「キハ20系」は、両運転台の「キハ20」、片運転台の「キハ25」をベースに、寒冷地用の両運転台車「キハ22」、車体の半分は郵便荷物車の「キハユニ26」などのバリエーションがありました。
下館界隈では、電化前の水戸線で日中の普通列車に「キハ25」が2両とか3両編成で走っていたようですし、真岡線でも「キハ20」や「キハ25」が走っていました。
国鉄末期には、真岡線から小山駅への直通列車も走っていて、「キハ20系」の普通列車が結城駅で待避線に入り、後続の急行「つくばね」(小山貨物線を通るので小山駅には行かない)と接続を取っていたりしました。
実は関東鉄道常総線の「キハ0形」は、不要となった「キハ20系」の足回りを流用して、車体を新製した車両なんです。
もっとも、デビュー時点で「キハ20系」を感じさせる要素はエンジン音以外にはほとんどなく、その後エンジン換装や冷房改造を行ってますので、現在は天井に設置されている扇風機の「JNR」ロゴが辛うじて残る「痕跡」といえます(扇風機は「現役」/冷房使用時も併用することで冷気を攪拌しています)。
Nゲージでは、もう30年ほど前にKATO(当時は「関水金属」)がバリエーション展開していて、モーターなしの車両は850円(!!)、動力車でも2,800円ほどというリーズナブルな価格設定で、事実上「入門モデル」でもありました。
最近になって、TOMIXがHGシリーズで「キハ20系」を製品化し、細かいディテールも再現。しかし、価格がかなり割高になっています。
KATOの「キハ20系」は、最近のモデルでは標準の前照灯は点灯せず、TOMIXのHG「キハ20系」に比べればディテールはさすがに見劣りします。
しかし、全体的な特徴はちゃんと再現しているし、何よりも昔と変わらない安価なモデルであるというのが最大のメリットです。
初期の生産品では「ディーゼルエンジン積んでるのか!?」と揶揄された(苦笑)盛大な駆動音も、再生産の度にどんどん改良され、今ではとてもスムーズで、全く問題ないレベルです。
今回ご紹介するのは、真岡線でも活躍し、現在も真岡駅構内で静態保存されている両運転台型の「キハ20」首都圏色の動力車(モーター付き)です。
1両で走らせても良いし、ほかの車両と組み合わせて走らせても良いので、1両持っておくと良い車両だといえます。
「ライトが点かないと……」という場合は、たとえば「キハ30系」や「キハ40系」、「キハ52」など、前照灯や尾灯が点灯する車両と組み合わせて、この「キハ20」が先頭にならないようにすれば、本車がライト機能を有しないということはさほど問題にはなりません。
元は古いモデルなんですが、持っていると何かと便利な車両ですし、何より動力車なのに実売価格では2,000円ちょっとで手が届くというお手頃感が魅力の一品です。
往年の真岡線での活躍を思い浮かべながら、1両いかがですか?
「キハ20系」は、国鉄時代に全国津々浦々で見ることが出来たディーゼルカーです。
今も県内の「ひたちなか海浜鉄道」では現役で走っている仲間がいますが、これはかなり希有なケース。
すっかり「絶滅危惧種」になってしまいました。
「キハ20系」は、両運転台の「キハ20」、片運転台の「キハ25」をベースに、寒冷地用の両運転台車「キハ22」、車体の半分は郵便荷物車の「キハユニ26」などのバリエーションがありました。
下館界隈では、電化前の水戸線で日中の普通列車に「キハ25」が2両とか3両編成で走っていたようですし、真岡線でも「キハ20」や「キハ25」が走っていました。
国鉄末期には、真岡線から小山駅への直通列車も走っていて、「キハ20系」の普通列車が結城駅で待避線に入り、後続の急行「つくばね」(小山貨物線を通るので小山駅には行かない)と接続を取っていたりしました。
実は関東鉄道常総線の「キハ0形」は、不要となった「キハ20系」の足回りを流用して、車体を新製した車両なんです。
もっとも、デビュー時点で「キハ20系」を感じさせる要素はエンジン音以外にはほとんどなく、その後エンジン換装や冷房改造を行ってますので、現在は天井に設置されている扇風機の「JNR」ロゴが辛うじて残る「痕跡」といえます(扇風機は「現役」/冷房使用時も併用することで冷気を攪拌しています)。
Nゲージでは、もう30年ほど前にKATO(当時は「関水金属」)がバリエーション展開していて、モーターなしの車両は850円(!!)、動力車でも2,800円ほどというリーズナブルな価格設定で、事実上「入門モデル」でもありました。
最近になって、TOMIXがHGシリーズで「キハ20系」を製品化し、細かいディテールも再現。しかし、価格がかなり割高になっています。
KATOの「キハ20系」は、最近のモデルでは標準の前照灯は点灯せず、TOMIXのHG「キハ20系」に比べればディテールはさすがに見劣りします。
しかし、全体的な特徴はちゃんと再現しているし、何よりも昔と変わらない安価なモデルであるというのが最大のメリットです。
初期の生産品では「ディーゼルエンジン積んでるのか!?」と揶揄された(苦笑)盛大な駆動音も、再生産の度にどんどん改良され、今ではとてもスムーズで、全く問題ないレベルです。
今回ご紹介するのは、真岡線でも活躍し、現在も真岡駅構内で静態保存されている両運転台型の「キハ20」首都圏色の動力車(モーター付き)です。
1両で走らせても良いし、ほかの車両と組み合わせて走らせても良いので、1両持っておくと良い車両だといえます。
「ライトが点かないと……」という場合は、たとえば「キハ30系」や「キハ40系」、「キハ52」など、前照灯や尾灯が点灯する車両と組み合わせて、この「キハ20」が先頭にならないようにすれば、本車がライト機能を有しないということはさほど問題にはなりません。
元は古いモデルなんですが、持っていると何かと便利な車両ですし、何より動力車なのに実売価格では2,000円ちょっとで手が届くというお手頃感が魅力の一品です。
往年の真岡線での活躍を思い浮かべながら、1両いかがですか?
キハ20 首都圏色(動力車) 【発売】KATO(カトー) 【ジャンル】鉄道模型(Nゲージ) 【発売日】2004年9月10日 【税込価格】2,993円 【備考】実売価格は2,000円台前半 |
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プロフィール
HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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