下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【オススメ】KATO「キハ30」首都圏色
- 2010/05/05 (Wed)
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当地・下館界隈に関連する鉄道車両の一つが、関東鉄道常総線の「キハ300形」「キハ350形」、「キハ300形」のワンマン改造車「キハ100形」の元となった「キハ30系」です。
「キハ30系」は、国鉄時代に都市近郊路線のラッシュ対策として開発・製造されたディーゼルカーです。
外吊り式の両開き3ドア車で、ロングシート。まるで「101系」通勤形電車の非電化3ドア版のような車両で、都市圏近郊路線ながら非電化だった関西本線や山陰本線、紀勢本線、新潟方面では弥彦線や越後線、関東では房総各線や川越線、八高線、相模線などが電化されるまで活躍していました。
2010年5月現在、「キハ30系」が現役で残っているのは、JR東日本の久留里線のみとなりました。
「キハ30系」には、両運転台でトイレなしの「キハ30」、片運転台でトイレ付きの「キハ35」、片運転台車でトイレなしの「キハ36」の3種類があります。
また、「キハ35」をステンレス車体とした「キハ35 900番台」もあり、こちらは横川の「鉄道文化むら」に展示されているのでご覧になった方もいらっしゃると思います。
下館界隈には縁のない車両でしたが(常総線にはキハ36そっくりで、片開き3ドアの「キハ900形」が走っていましたが)、関東鉄道が国鉄清算事業団から不要となっていた「キハ30系」を大量導入し、バリエーション豊かだった常総線の在来車を置き換え、整備・運用を容易にすることにしてから状況一変。
常総線は一挙に「キハ30系最後の楽園」と化しました。
常総線では、元「キハ30」が「キハ300形」に、元「キハ35」はトイレを撤去して「キハ350形」に、元「キハ36」も「キハ350形」となりました。
これらの車両は、雑多な旧型車(いや、「キハ30系」の方が旧型だったりもしたのですが……)を置き換えるだけでなく、関鉄久々の新造車両となった「キハ2100形」以降の新世代ディーゼルカーの数が揃うまでの間、中継ぎ投手的な役割を担って活躍しました。
また、「キハ300形」にワンマン運転改造を施した車両は「キハ100形」を名乗り、最大時4両が水海道~下館間のワンマン運転に供されました。
2010年5月現在、残存するのは「キハ101」と「キハ102」の2両のみですが、「キハ101」は首都圏色、「キハ102」は常総筑波鉄道時代の塗色(旧気動車塗色と同様)に塗られ、レトロ列車的な役割を果たしています。
Nゲージの「キハ30系」は、かつて「モデモ」(飛行機のプラモデルメーカー「ハセガワ」の鉄道模型ブランド)が製品化していたことがあったのですが、入手可能な製品が事実上市場に出回っていない状態がしばらく続いていました。
しかし、先年KATOが満を持してバリエーション展開をスタート。
これまでに、「国鉄一般色」の
・「キハ30」(動力車)
・「キハ30」(トレーラー)
・「キハ35」(動力車)
・「キハ35」(トレーラー)
・「キハ36」(トレーラー)
と、「首都圏色」の
・「キハ30」(動力車)
・「キハ30」(トレーラー)
・「キハ35」(動力車)
・「キハ35」(トレーラー)
・「キハ35 900番台」(トレーラー)
・「キハ36」(トレーラー)
を発売しています。
いずれもKATOらしい、出来映えと価格のバランスが良い製品群で、動力車はスムーズに走り、トレーラーは「転がり」が良いので、重宝します。
標準で装着しているカプラー(連結器)は「ナックルカプラー」で、これは「KATOカプラー」と互換性があります(連結可能です)。
今回ご紹介するのは、関東鉄道常総線の「キハ101」によく似た両運転台型の「キハ30」首都圏色の動力車(モーター付き)とトレーラー(モーターなし)です。
常総線の「キハ101」は、排障器(スカート)と屋根上のクーラーの冷却器を装着していますので、オリジナルの「キハ30」とは姿が異なるのですが、別売りのスカートを買ってきて装着するだけでも「キハ101」っぽくはなります。
もちろん、国鉄時代を想定してオリジナルの状態で走らせても良いわけで、その場合は「キハ40系」や「キハ20系」、場合によっては「キハ58系」などと組み合わせても絵になると思います。
「キハ30系」は、国鉄時代に都市近郊路線のラッシュ対策として開発・製造されたディーゼルカーです。
外吊り式の両開き3ドア車で、ロングシート。まるで「101系」通勤形電車の非電化3ドア版のような車両で、都市圏近郊路線ながら非電化だった関西本線や山陰本線、紀勢本線、新潟方面では弥彦線や越後線、関東では房総各線や川越線、八高線、相模線などが電化されるまで活躍していました。
2010年5月現在、「キハ30系」が現役で残っているのは、JR東日本の久留里線のみとなりました。
「キハ30系」には、両運転台でトイレなしの「キハ30」、片運転台でトイレ付きの「キハ35」、片運転台車でトイレなしの「キハ36」の3種類があります。
また、「キハ35」をステンレス車体とした「キハ35 900番台」もあり、こちらは横川の「鉄道文化むら」に展示されているのでご覧になった方もいらっしゃると思います。
下館界隈には縁のない車両でしたが(常総線にはキハ36そっくりで、片開き3ドアの「キハ900形」が走っていましたが)、関東鉄道が国鉄清算事業団から不要となっていた「キハ30系」を大量導入し、バリエーション豊かだった常総線の在来車を置き換え、整備・運用を容易にすることにしてから状況一変。
常総線は一挙に「キハ30系最後の楽園」と化しました。
常総線では、元「キハ30」が「キハ300形」に、元「キハ35」はトイレを撤去して「キハ350形」に、元「キハ36」も「キハ350形」となりました。
これらの車両は、雑多な旧型車(いや、「キハ30系」の方が旧型だったりもしたのですが……)を置き換えるだけでなく、関鉄久々の新造車両となった「キハ2100形」以降の新世代ディーゼルカーの数が揃うまでの間、中継ぎ投手的な役割を担って活躍しました。
また、「キハ300形」にワンマン運転改造を施した車両は「キハ100形」を名乗り、最大時4両が水海道~下館間のワンマン運転に供されました。
2010年5月現在、残存するのは「キハ101」と「キハ102」の2両のみですが、「キハ101」は首都圏色、「キハ102」は常総筑波鉄道時代の塗色(旧気動車塗色と同様)に塗られ、レトロ列車的な役割を果たしています。
Nゲージの「キハ30系」は、かつて「モデモ」(飛行機のプラモデルメーカー「ハセガワ」の鉄道模型ブランド)が製品化していたことがあったのですが、入手可能な製品が事実上市場に出回っていない状態がしばらく続いていました。
しかし、先年KATOが満を持してバリエーション展開をスタート。
これまでに、「国鉄一般色」の
・「キハ30」(動力車)
・「キハ30」(トレーラー)
・「キハ35」(動力車)
・「キハ35」(トレーラー)
・「キハ36」(トレーラー)
と、「首都圏色」の
・「キハ30」(動力車)
・「キハ30」(トレーラー)
・「キハ35」(動力車)
・「キハ35」(トレーラー)
・「キハ35 900番台」(トレーラー)
・「キハ36」(トレーラー)
を発売しています。
いずれもKATOらしい、出来映えと価格のバランスが良い製品群で、動力車はスムーズに走り、トレーラーは「転がり」が良いので、重宝します。
標準で装着しているカプラー(連結器)は「ナックルカプラー」で、これは「KATOカプラー」と互換性があります(連結可能です)。
今回ご紹介するのは、関東鉄道常総線の「キハ101」によく似た両運転台型の「キハ30」首都圏色の動力車(モーター付き)とトレーラー(モーターなし)です。
常総線の「キハ101」は、排障器(スカート)と屋根上のクーラーの冷却器を装着していますので、オリジナルの「キハ30」とは姿が異なるのですが、別売りのスカートを買ってきて装着するだけでも「キハ101」っぽくはなります。
もちろん、国鉄時代を想定してオリジナルの状態で走らせても良いわけで、その場合は「キハ40系」や「キハ20系」、場合によっては「キハ58系」などと組み合わせても絵になると思います。
キハ30 首都圏色(動力車) 【発売】KATO(カトー) 【ジャンル】鉄道模型(Nゲージ) 【発売日】2009年11月28日(再生産) 【税込価格】5,670円 【備考】 |
キハ30 首都圏色(トレーラー) 【発売】KATO(カトー) 【ジャンル】鉄道模型(Nゲージ) 【発売日】2009年11月28日(再生産) 【税込価格】2,835円 【備考】 |
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プロフィール
HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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