下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【関東鉄道】「鉄道コレクション」第13弾「キハ751形」4月2日(土)始発から駅で発売
- 2011/04/01 (Fri)
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このところ、「東北関東大震災」関連記事が多かったのですが、久々に「普段の」告知記事を掲載します。
「関東鉄道」は、「鉄道コレクション」第13弾「関東鉄道キハ751形」を駅で発売することになりました。
発売開始日時は2011年4月2日(土)始発からで、販売場所は「守谷」「水海道」「下妻」「竜ヶ崎」の4駅、価格は1つ700円(税込)です。
・「鉄道コレクション第13弾」関東鉄道キハ751形の発売について(関東鉄道 公式サイト 2011年3月30日)
http://www.kantetsu.co.jp/news/110330_tr-collection/110330_tr-collection.html
・(チラシ)鉄道コレクション 関東鉄道キハ751形 Nゲージサイズ(ディスプレイモデル) 平成23年4月2日(土)始発より発売します(関東鉄道 公式サイト 2011年3月30日)
http://www.kantetsu.co.jp/news/110330_tr-collection/info.pdf
(こちらはPDFファイルです)
・問い合わせ先
関東鉄道 鉄道部 業務課(電話:029-822-3718)
「キハ751形」は、かつて種々雑多なディーゼルカーが活躍していた頃の常総線を彩った車両の一つ。
元々は小田急電鉄の特別準急用ディーゼルカー「キハ5000形」として製造されました。
▲ 2011年4月2日(土)始発の時刻から関鉄の4駅で発売が始まる「鉄道コレクション」第13弾の「キハ751形」。通常は非開封販売なので中身が分かりませんが、関鉄の駅では確実に「キハ751」をゲットできます。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
小田急「キハ5000形」は1955年に2両製造され(「キハ5001」「キハ5002」)、1956年と1959年に増備車として「キハ5100形」が2両(「キハ5101」「キハ5102」)製造されています。
(「キハ5000形」と「キハ5100形」では、新造時の座席間隔の違いから、窓の配置が異なっている)
勾配区間を走るため、180PSの「DMH17」エンジンを2基搭載。車内は当時の優等列車では一般的だった固定式クロスシート(ボックスシート)になっていました。
「キハ5100形」では、「キハ5000形」では座席の間隔が狭かった(1,320mm)点を改善して、最初から1,520mmとしています。
これら4両は、国鉄御殿場線へ乗り入れる特別準急に用いられましたが、1968年7月に御殿場線が電化されたのに伴って運用離脱、廃車扱いとなりました。
しかし、車齢がまだ9~13年と浅かったこと、輸送力増強に迫られていた関東鉄道が手頃な出物を探していたこともあって、関東鉄道が譲受することになりました。
関東鉄道への「移籍」に伴い、
・小田急キハ5001 → 関鉄キハ751(キハ751形)
・小田急キハ5002 → 関鉄キハ752(キハ751形)
・小田急キハ5101 → 関鉄キハ753(キハ753形)
・小田急キハ5102 → 関鉄キハ754(キハ753形)
……と改番されています。
関東鉄道への譲受に当たっては、
・クロスシートとトイレを撤去し、オールロングシート化
・外吊り式の片開きドアを2ヶ所新設し、3ドア車化
・ブレーキの変更
・エンジン換装(関鉄の在来車両の内、150PS、160PSエンジン搭載車と交換)
などの改造が行われています。
関東鉄道に「移籍」後は、ずっと常総線で使用されました。
2エンジン車である強みを活かして、エンジンを搭載していない「キクハ」や「キサハ」と組んで運用されることが多かったほか、日中の単行運用もありました。
ペアを組むことが多かった「キクハ1形」は、元・小田急電鉄の通勤電車「1600形」の制御車を、ディーゼルエンジンを搭載しないまま制御車として気動車化したもの。
小田急時代にはあり得なかったペアが、何気ない顔で走っていたことになります。
数奇な運命をたどった「キハ751形」と「キハ753形」でしたが、1980年代後半から行われた旧国鉄「キハ35系」の大量導入による旧型車淘汰・車種統合の荒波にもまれる形で、1988年に全て廃車となりました。
実車は1両も残っていませんが、模型の世界では末永く大事にしていただければと思います。
なお、「鉄道コレクション」は販売時はディスプレイモデルですが、別売りの「動力ユニット」を購入して取り付けることでNゲージの動力車に、別売りの「走行用パーツキット」を装着することでNゲージの付随車(トレーラー)になります。
他にも、連結器(カプラー)の交換や各種改造なども行えますので、いろいろ工夫してみるのも楽しいですよ(注:改造はご自身の責任で行ってくださいね)。
(参考URL)
・ジオコレ 公式サイト
http://www.tomytec.co.jp/diocolle/
・ジオコレ内「鉄道コレクション」
http://www.tomytec.co.jp/diocolle/lineup/tetsudou/
・ジオコレ内「鉄道コレクション」第13弾
http://www.tomytec.co.jp/diocolle/lineup/tetsudou/tetsudou13.html
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
「関東鉄道」は、「鉄道コレクション」第13弾「関東鉄道キハ751形」を駅で発売することになりました。
発売開始日時は2011年4月2日(土)始発からで、販売場所は「守谷」「水海道」「下妻」「竜ヶ崎」の4駅、価格は1つ700円(税込)です。
・「鉄道コレクション第13弾」関東鉄道キハ751形の発売について(関東鉄道 公式サイト 2011年3月30日)
http://www.kantetsu.co.jp/news/110330_tr-collection/110330_tr-collection.html
・(チラシ)鉄道コレクション 関東鉄道キハ751形 Nゲージサイズ(ディスプレイモデル) 平成23年4月2日(土)始発より発売します(関東鉄道 公式サイト 2011年3月30日)
http://www.kantetsu.co.jp/news/110330_tr-collection/info.pdf
(こちらはPDFファイルです)
・問い合わせ先
関東鉄道 鉄道部 業務課(電話:029-822-3718)
「キハ751形」は、かつて種々雑多なディーゼルカーが活躍していた頃の常総線を彩った車両の一つ。
元々は小田急電鉄の特別準急用ディーゼルカー「キハ5000形」として製造されました。
▲ 2011年4月2日(土)始発の時刻から関鉄の4駅で発売が始まる「鉄道コレクション」第13弾の「キハ751形」。通常は非開封販売なので中身が分かりませんが、関鉄の駅では確実に「キハ751」をゲットできます。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
小田急「キハ5000形」は1955年に2両製造され(「キハ5001」「キハ5002」)、1956年と1959年に増備車として「キハ5100形」が2両(「キハ5101」「キハ5102」)製造されています。
(「キハ5000形」と「キハ5100形」では、新造時の座席間隔の違いから、窓の配置が異なっている)
勾配区間を走るため、180PSの「DMH17」エンジンを2基搭載。車内は当時の優等列車では一般的だった固定式クロスシート(ボックスシート)になっていました。
「キハ5100形」では、「キハ5000形」では座席の間隔が狭かった(1,320mm)点を改善して、最初から1,520mmとしています。
これら4両は、国鉄御殿場線へ乗り入れる特別準急に用いられましたが、1968年7月に御殿場線が電化されたのに伴って運用離脱、廃車扱いとなりました。
しかし、車齢がまだ9~13年と浅かったこと、輸送力増強に迫られていた関東鉄道が手頃な出物を探していたこともあって、関東鉄道が譲受することになりました。
関東鉄道への「移籍」に伴い、
・小田急キハ5001 → 関鉄キハ751(キハ751形)
・小田急キハ5002 → 関鉄キハ752(キハ751形)
・小田急キハ5101 → 関鉄キハ753(キハ753形)
・小田急キハ5102 → 関鉄キハ754(キハ753形)
……と改番されています。
関東鉄道への譲受に当たっては、
・クロスシートとトイレを撤去し、オールロングシート化
・外吊り式の片開きドアを2ヶ所新設し、3ドア車化
・ブレーキの変更
・エンジン換装(関鉄の在来車両の内、150PS、160PSエンジン搭載車と交換)
などの改造が行われています。
関東鉄道に「移籍」後は、ずっと常総線で使用されました。
2エンジン車である強みを活かして、エンジンを搭載していない「キクハ」や「キサハ」と組んで運用されることが多かったほか、日中の単行運用もありました。
ペアを組むことが多かった「キクハ1形」は、元・小田急電鉄の通勤電車「1600形」の制御車を、ディーゼルエンジンを搭載しないまま制御車として気動車化したもの。
小田急時代にはあり得なかったペアが、何気ない顔で走っていたことになります。
数奇な運命をたどった「キハ751形」と「キハ753形」でしたが、1980年代後半から行われた旧国鉄「キハ35系」の大量導入による旧型車淘汰・車種統合の荒波にもまれる形で、1988年に全て廃車となりました。
実車は1両も残っていませんが、模型の世界では末永く大事にしていただければと思います。
なお、「鉄道コレクション」は販売時はディスプレイモデルですが、別売りの「動力ユニット」を購入して取り付けることでNゲージの動力車に、別売りの「走行用パーツキット」を装着することでNゲージの付随車(トレーラー)になります。
他にも、連結器(カプラー)の交換や各種改造なども行えますので、いろいろ工夫してみるのも楽しいですよ(注:改造はご自身の責任で行ってくださいね)。
(参考URL)
・ジオコレ 公式サイト
http://www.tomytec.co.jp/diocolle/
・ジオコレ内「鉄道コレクション」
http://www.tomytec.co.jp/diocolle/lineup/tetsudou/
・ジオコレ内「鉄道コレクション」第13弾
http://www.tomytec.co.jp/diocolle/lineup/tetsudou/tetsudou13.html
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下館レイル倶楽部・代表
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男性
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「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
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・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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