下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【関東鉄道】2011年3月12日(土)に常総線ダイヤ改正実施
- 2011/02/28 (Mon)
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関東鉄道は、2011年3月12日(土)に常総線のダイヤ改正を実施します。
新ダイヤでは、
(1)新駅「ゆめみ野」駅が開業
(2)新駅開業に伴い、取手~守谷間の所要時間が18分に
(3)取手~守谷間でのパターンダイヤの時間帯を拡大
(4)平日20時台に取手~守谷間の普通列車を1往復増便
(5)水海道~下館間で一部列車の所要時間短縮
(6)一部列車で「行先の見直し」「編成車両の見直し」を実施
が実施されることになります。
良いこともあるんですが、そうでもないこともあったりするわけでして……。
▲ 2011年3月12日(土)にダイヤ改正を行う関東鉄道常総線。下館方では上下各3本が運転区間短縮となりますが、利便性を大きく損なうものではないといえます。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
(1)新駅「ゆめみ野」駅が開業
既報の通り、新たな街「ゆめみ野」が誕生するのに合わせて工事が進められてきた新駅が開業します。
3月12日(土)には開業記念イベントも行われます。
(2)新駅開業に伴い、取手~守谷間の所要時間が18分に(現行17分)
新駅への停車に伴い、この分所要時間が1分追加となります。
ちなみに、取手~守谷の間は「快速」を含め全列車が停車します。
(3)取手~守谷間でのパターンダイヤの時間帯を拡大
「パターンダイヤ」とは、たとえば「00分」「15分」「30分」「45分」など、何時台であっても平均して同じ間隔で列車が来るダイヤのことです。
下り列車は、取手11:00発の列車から15:15発の列車まで、15分間隔でのパターンダイヤとなります。
上り列車は、取手11:00着の列車から14:45着の列車まで、15分間隔でのパターンダイヤとなります。
ただし、守谷以北は下館方面への区間列車が走ることなどから、ダイヤは一定間隔ではありません。
(4)平日20時台に取手~守谷間の普通列車を1往復増便
上りは、守谷19:49発→取手20:18着の区間列車が新設。
下りは、現行ダイヤでは守谷20:58発→下館22:00着の直通普通列車が運転区間を延長した格好となり、取手20:40発→水海道21:09着/(水海道乗り換え)/水海道21:11発→下館22:00着となります。
(5)水海道~下館間で一部列車の所要時間短縮
所要時間が短くなるのは、守谷16:20発→下館17:14着だった下りの快速と、水海道21:09発→下館22:00着だった普通列車など。
この快速は、下妻駅での8分間停車(!!)を余儀なくされていたのですが、改正後のダイヤでは停車時間が2分となることと、石下~下妻間の所要時間が1分短縮となることから、現行より7分の時間短縮となります。
下館22:00着の普通列車は、上記(4)で運転区間が延長となる下り列車のことで、従来は水海道21:09発だったのが改正後には21:11発と2分繰り下がるのに、下館には22:00着のままとなるので、所要時間が2分短くなります(ただし、守谷からの直通列車ではなくなります)。
もっとも、所要時間の短縮が実現するのは一部列車で、反対に所要時間が長くなる(1~2分程度ですが)列車もあるので、その点はお含み置きを……。
(6)一部列車で「行先の見直し」「編成車両の見直し」を実施
問題はこの項目。
さらっと「行先の見直し」「編成車両の見直し」として詳細には触れていませんが、要するに「運転区間の短縮」とか「2両編成を1両に」とかを行います、という」ことです。
私は旧・下館市の在住なので、まず下館方面から確認してみたところ、現行ダイヤの次の列車が「行先の見直し」つまり「運転区間の短縮」となって、下館にやって来なくなります。
ただし、これらのほとんどは現行ダイヤでは比較的列車の運転間隔が「狭い」時間帯の列車だったので、大きな影響はないものと思います。
(上り列車)
・現行ダイヤで下館11:29発→水海道12:22着の区間列車が削減
……改正後は、前の列車が下館11:06発、後の列車が下館11:42発と、約30分間隔を維持
・現行ダイヤで下館18:20発→水海道19:23着の区間列車が削減
……改正後は、前の列車が下館18:10発、後の列車が下館18:39発と、約40分間の空きに
・現行ダイヤで下館19:58発→水海道20:55着の区間列車が、改正後は下妻以南に運転区間短縮
……改正後は、前の列車が下館19:36発、後の列車が下館20:07発と、約30分間隔を維持
(下り列車)
・現行ダイヤで水海道9:53発→下館10:47着の区間列車が削減
……改正後は、前の列車が水海道9:31発、後の列車が水海道10:04発と、約30分間隔を維持
・現行ダイヤで水海道16:48発→下館17:44着の区間列車と、水海道17:17発→下館18:04着の区間列車が削減
……改正後は、水海道17:08発→下館17:59着の区間列車を新設
……改正後は、水海道16:41発、17:08発、17:34発と、利便性は確保
・現行ダイヤで守谷19:13発→下館20:17着の区間列車が、改正後は守谷19:13発→下妻19:55着に運転区間短縮
……改正後この時間の下館行き列車は、前の列車が下妻19:34発、後の列車がまず快速が下妻20:09発、普通列車は下妻20:24発となり、普通列車は50分空いてしまう
そのほか、守谷~水海道の区間列車が前後の列車に「統合」されたり、細かいところで微調整が行われるようです。
下館方面の乗客の立場としては、特に運行間隔がかなり空いてしまう夜の時間帯の削減は困ったなあというところなんですが……。
(できれば、どんなに本数が少ない時間帯でも「おおむね30分間隔」の状態を維持してもらいたいですからね……)
とはいえ、関東鉄道としてもかなり頑張ってダイヤを工面しているんだろうなあ……という感じは伝わってきますので、これはもう利用を増やして増便につなげていくしかありませんね。
特に都心方面へお出かけの際は、長年使い慣れた小山経由だけでなく、常総線とつくばエクスプレスを使ってみてくださいね。
行き先次第ですが、上野や秋葉原、東京など、山手線の東半分方面に行く場合は小山経由よりも所要時間がかからないことが多いし、運行頻度も結構高くなりましたので、利便性も高いのです。
また、運賃の面でも、割引切符「TX&常総ライン往復きっぷ」を使うと、下館~秋葉原間の運賃は3,080円となりますので、JR経由の場合とほぼ同等です。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
新ダイヤでは、
(1)新駅「ゆめみ野」駅が開業
(2)新駅開業に伴い、取手~守谷間の所要時間が18分に
(3)取手~守谷間でのパターンダイヤの時間帯を拡大
(4)平日20時台に取手~守谷間の普通列車を1往復増便
(5)水海道~下館間で一部列車の所要時間短縮
(6)一部列車で「行先の見直し」「編成車両の見直し」を実施
が実施されることになります。
良いこともあるんですが、そうでもないこともあったりするわけでして……。
▲ 2011年3月12日(土)にダイヤ改正を行う関東鉄道常総線。下館方では上下各3本が運転区間短縮となりますが、利便性を大きく損なうものではないといえます。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
(1)新駅「ゆめみ野」駅が開業
既報の通り、新たな街「ゆめみ野」が誕生するのに合わせて工事が進められてきた新駅が開業します。
3月12日(土)には開業記念イベントも行われます。
(2)新駅開業に伴い、取手~守谷間の所要時間が18分に(現行17分)
新駅への停車に伴い、この分所要時間が1分追加となります。
ちなみに、取手~守谷の間は「快速」を含め全列車が停車します。
(3)取手~守谷間でのパターンダイヤの時間帯を拡大
「パターンダイヤ」とは、たとえば「00分」「15分」「30分」「45分」など、何時台であっても平均して同じ間隔で列車が来るダイヤのことです。
下り列車は、取手11:00発の列車から15:15発の列車まで、15分間隔でのパターンダイヤとなります。
上り列車は、取手11:00着の列車から14:45着の列車まで、15分間隔でのパターンダイヤとなります。
ただし、守谷以北は下館方面への区間列車が走ることなどから、ダイヤは一定間隔ではありません。
(4)平日20時台に取手~守谷間の普通列車を1往復増便
上りは、守谷19:49発→取手20:18着の区間列車が新設。
下りは、現行ダイヤでは守谷20:58発→下館22:00着の直通普通列車が運転区間を延長した格好となり、取手20:40発→水海道21:09着/(水海道乗り換え)/水海道21:11発→下館22:00着となります。
(5)水海道~下館間で一部列車の所要時間短縮
所要時間が短くなるのは、守谷16:20発→下館17:14着だった下りの快速と、水海道21:09発→下館22:00着だった普通列車など。
この快速は、下妻駅での8分間停車(!!)を余儀なくされていたのですが、改正後のダイヤでは停車時間が2分となることと、石下~下妻間の所要時間が1分短縮となることから、現行より7分の時間短縮となります。
下館22:00着の普通列車は、上記(4)で運転区間が延長となる下り列車のことで、従来は水海道21:09発だったのが改正後には21:11発と2分繰り下がるのに、下館には22:00着のままとなるので、所要時間が2分短くなります(ただし、守谷からの直通列車ではなくなります)。
もっとも、所要時間の短縮が実現するのは一部列車で、反対に所要時間が長くなる(1~2分程度ですが)列車もあるので、その点はお含み置きを……。
(6)一部列車で「行先の見直し」「編成車両の見直し」を実施
問題はこの項目。
さらっと「行先の見直し」「編成車両の見直し」として詳細には触れていませんが、要するに「運転区間の短縮」とか「2両編成を1両に」とかを行います、という」ことです。
私は旧・下館市の在住なので、まず下館方面から確認してみたところ、現行ダイヤの次の列車が「行先の見直し」つまり「運転区間の短縮」となって、下館にやって来なくなります。
ただし、これらのほとんどは現行ダイヤでは比較的列車の運転間隔が「狭い」時間帯の列車だったので、大きな影響はないものと思います。
(上り列車)
・現行ダイヤで下館11:29発→水海道12:22着の区間列車が削減
……改正後は、前の列車が下館11:06発、後の列車が下館11:42発と、約30分間隔を維持
・現行ダイヤで下館18:20発→水海道19:23着の区間列車が削減
……改正後は、前の列車が下館18:10発、後の列車が下館18:39発と、約40分間の空きに
・現行ダイヤで下館19:58発→水海道20:55着の区間列車が、改正後は下妻以南に運転区間短縮
……改正後は、前の列車が下館19:36発、後の列車が下館20:07発と、約30分間隔を維持
(下り列車)
・現行ダイヤで水海道9:53発→下館10:47着の区間列車が削減
……改正後は、前の列車が水海道9:31発、後の列車が水海道10:04発と、約30分間隔を維持
・現行ダイヤで水海道16:48発→下館17:44着の区間列車と、水海道17:17発→下館18:04着の区間列車が削減
……改正後は、水海道17:08発→下館17:59着の区間列車を新設
……改正後は、水海道16:41発、17:08発、17:34発と、利便性は確保
・現行ダイヤで守谷19:13発→下館20:17着の区間列車が、改正後は守谷19:13発→下妻19:55着に運転区間短縮
……改正後この時間の下館行き列車は、前の列車が下妻19:34発、後の列車がまず快速が下妻20:09発、普通列車は下妻20:24発となり、普通列車は50分空いてしまう
そのほか、守谷~水海道の区間列車が前後の列車に「統合」されたり、細かいところで微調整が行われるようです。
下館方面の乗客の立場としては、特に運行間隔がかなり空いてしまう夜の時間帯の削減は困ったなあというところなんですが……。
(できれば、どんなに本数が少ない時間帯でも「おおむね30分間隔」の状態を維持してもらいたいですからね……)
とはいえ、関東鉄道としてもかなり頑張ってダイヤを工面しているんだろうなあ……という感じは伝わってきますので、これはもう利用を増やして増便につなげていくしかありませんね。
特に都心方面へお出かけの際は、長年使い慣れた小山経由だけでなく、常総線とつくばエクスプレスを使ってみてくださいね。
行き先次第ですが、上野や秋葉原、東京など、山手線の東半分方面に行く場合は小山経由よりも所要時間がかからないことが多いし、運行頻度も結構高くなりましたので、利便性も高いのです。
また、運賃の面でも、割引切符「TX&常総ライン往復きっぷ」を使うと、下館~秋葉原間の運賃は3,080円となりますので、JR経由の場合とほぼ同等です。
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プロフィール
HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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この記事へのコメント
常総線ダイヤについて
遅ればせながら常総線のダイヤならびに今回の改正内容についてコメントさせていただきます.
・(3)(4)について
パターンダイヤは歓迎なので,できれば日中の守谷(水海道)~下館
もパターン化を希望したいところです(交換駅も考慮してざっと見積
ったところ,できそうな感じではありますので...)
・(6)について
もとの文章で触れられていませんでしたが,現行ダイヤで運転されて
いる,休日朝の守谷7:29→下館8:32,下館8:52→水海道9:43の列車
が間引きされています.
本数減はやむない部分もありますが,水海道以北だと15分で次の列
車が来ることもあれば40分以上空くこともあり,運転間隔のばら
つきをなくす工夫がほしいところです.
・その他
守谷でTX秋葉原方面の快速,区間快速と常総線下館方面の接続時間
が2分しかなく,事実上乗り継げない列車が何本もありますので,解
消を望みたいところです(可能ならば4分,少なくとも3分はないと
乗り継げません).
こちらについては今回のダイヤ改正で改善された時間帯もあるもの
の,逆に改悪された時間もあり,残念に思っています.
パターンダイヤ案も考えてみたのですが,長くなりますのでまたの機会ということで.
利用者の立場で常総線のダイヤに興味をもっていただける方がネット上に少ない(ように見える)のは悲しいことですが,今後とも意見交換をお願いできればと思います.
Re:常総線ダイヤについて
いつもありがとうございます。
> パターンダイヤ
守谷~取手間は、日中は15分間隔で統一していくと良いように思います。
水海道~下館間は、「常総線活性化計画」に定めた日中20分間隔+快速毎時1本を目標に設備投資や車両更新・増備を行っている途中だと思います。
現行では運行頻度はおおむね30分程度に1本ですが、ご指摘のように運転間隔がバラついている時間帯もありますので、できれば一部時間帯だけでもパターン化を……と期待したいところです。
石下駅での緩急接続が可能になった後、この辺の改善も行われるのかな、とは思います。
下館方のダイヤについては、水戸線との接続も考慮しなければならず、水戸線のダイヤが相変わらず凸凹ダイヤであることがネックにはなってしまうのだろうとは思います。
水戸線の日中の運行頻度は、30分ごとの時間帯と60分ごとの時間帯がまちまちだし、
「本数が多ければ電車に乗る」という住民が多いにも関わらず、何十年も前とほとんど変わらない閑散ダイヤのままで、せっかくの潜在需要をみすみす捨てているような状態です。
沿線に長く住んでいる者にとっては「JRはもうちょっとやる気を出してくれないものか……」という忸怩たる思いを抱いています。
> 休日朝の守谷7:29→下館8:32,下館8:52→水海道9:43の列車が間引きされています
平日のダイヤを見比べたところで記事を書いてしまいましたので、土休日のダイヤについてはノーマークでした……(ご指摘くださいまして、ありがとうございます)。
TX開業を機に運転本数が倍増していますので、これらの「調整」はその反動のようなところもあるのではないかと思いますが、乗車人数が少ない順から○本削減というような間引きであるのだとしたら、それは勘弁してほしいなあ……と思います。
特に地方路線の場合、「乗車機会の確保(一定以上の運行頻度の実現)」と「将来確実性の確保」は、極めて重要な意味を持っていると思いますので、これを損なうような方向にはならないようにしてもらいたいなあと。
幸い、茨城県は県内の残存鉄道路線の重要性を十分認識しているようですので、件としても今後さらなる下支えを期待したいところです。
> 守谷でTX秋葉原方面の快速,区間快速と常総線下館方面の接続時間が2分しかなく
いくら乗り換えがしやすいといっても、あの距離を2分で移動するのは無謀ですから、この辺は改善を期待したいですね。
守谷での乗り換えは、実体験から3分ではかなり忙しく、できれば4分以上、お年寄りなど移動困難者の乗り換えを考慮するとたぶん6~7分ないと厳しいと感じています。
今後の常総線は、守谷中心のダイヤ設定を考えて行くことになるかと思いますが、TXとの乗り継ぎが良いかどうかも利用者増加に直結する要因となります。
今後のダイヤ改正では、今まで以上に重視していただきいものですね。
> 利用者の立場で常総線のダイヤに興味をもっていただける方がネット上に少ない
確かに、そうかも知れませんね。
そもそも沿線住民の数が大手民鉄よりもかなり少ないこともあって、関心を持つ鉄道好きも比例して少ないといえますし、その中で趣味人としてではなく、利用者視点でダイヤについて考えている人というのは、どうしても少なくなってしまうのではないかと思います。
常総線についてネット上で見かける論調は、おそらく普段常総線をほとんど利用したことがない人たちによるものが多く、相変わらずというか何というか、実態を踏まえているようで踏まえていない悲観的な(無責任な?)ものが多いようです。
彼らの多くは、おそらく運行頻度が高いJR沿線や大手民鉄の沿線に住んでいるのでしょう。だからこそ、長編成の「電車」に溢れんばかりに乗客が乗り込んでいることが「正しく」て、短編成の「電車ではない」列車にそれほど乗客が乗っていないのは「異常事態」だと映るのでしょうね。
で、ローカル線の「閑散ぶり」を見て、やれ「赤字だ」「廃止だ」と発言することがまるで「正論」であるかのようにも見受けます。
常総線もそうですが、地方路線では乗車人数が少なくても、客単価が高いケースがあり、単純に「乗客が少ないから」という理由だけで判断してはいけない場合があります。
(極論ですが、150円の切符で乗車した乗客100人と、1,500円の切符を買った乗客10人から得られる運賃収入は同額となりますしね)
また、地域の維持・発展という観点から考えたとき、そこに鉄道があって一定以上の運行頻度で列車が走っているのであれば、それは「地域力」を高める重要なツールになっていると考えることができます。
私自身は、地元だけでなく、西武池袋線やJR京浜東北線やJR宇都宮線などの沿線で長年生活していた経験があり、仕事関連で都心部の路線も頻繁に利用している身です。
このため、都市部の鉄道と地方の鉄道のそれぞれをよく知る立場にありますので、これからも複眼的で広い視点で見ていきたいなあと考えていますし、皆さんとの意見交換も行っていきたいと考えています(今後ともどうぞよろしくお願いします)。