下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【宇都宮LRT】車両基地や電停などの詳細明らかに
- 2015/08/25 (Tue)
- 【特集:宇都宮LRT】 |
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芳賀・宇都宮LRT、車両基地は新4号バイパスの内側(西側)に設置し、敷地面積は約4ha。「優先整備区間」開業時に必要な最大25編成は勿論、駅西延伸時に30編成を超えても対応できる余地も……。
2015年8月24日(月)に開催された第8回「芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委員会」で、LRTの詳細が明らかに!
車両基地は新4号内側に LRTで芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委(下野新聞 2015年8月25日) http://t.co/LVg5AKDOgD #宇都宮 #芳賀 #LRT の車両基地は約4ha。優先整備区間分の最大25編成は勿論、駅西延伸時に30編成を超えても対応できる余地も。
— NAL (@NAL_MUTHU) 2015, 8月 25
「将来の拡張性をあらかじめ見越しておく」って重要。たとえば建造物の場合、実際に増築するかどうかはともかく、増築の余地を見越しておかないと、いざ「やる」ことになってからコスト増加や対処不能なんてことも。6両編成の「つくばエクスプレス」が8両分を見越して整備されたのも、この理由から。
— NAL (@NAL_MUTHU) 2015, 8月 25
新聞報道だけではちょっと情報不足だったので、宇都宮市の公式サイトに掲載された詳細な資料(PDFファイル)を見てみると……。
かなり詳細な情報が掲載されてます。
■第8回「芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委員会」の資料に詳細情報が
#芳賀 #宇都宮 #LRT、昨日の報道(web版)だと少々分かりにくい点もあったんだけど、市が公開している資料を見てみると、かなり細かく検討結果が紹介されています。 第8回芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委員会 次第 http://t.co/9sneu68Eau PDFファイル注意
— NAL (@NAL_MUTHU) 2015, 8月 25
(1)#芳賀 #宇都宮 #LRT 官民連携の新会社、増資しつつ開業までに官民出資比率を逆転(民主導)。経営の安定化に伴って、改めて官民の役割を検討。 LRT事業の運営を担う「官民連携による新会社」の設立について http://t.co/Y2JbA7UECH PDFファイル注意
— NAL (@NAL_MUTHU) 2015, 8月 25
(2)#芳賀 #宇都宮 #LRT 沿線で事業説明会やオープンハウスを開催。新4号国道交差部の部分地下化に伴いルート&電停位置を変更、「下竹下」電停の位置を変更。 沿線地域におけるLRT事業説明の取組状況について http://t.co/VjiLHZ9enx PDFファイル注意
— NAL (@NAL_MUTHU) 2015, 8月 25
(3)#芳賀 #宇都宮 #LRT 車両基地や変電所は報道の通り。電停は相対式ホーム(幅2m以上)が基本で交差点を挟み上下ホームを千鳥配置、起終点や交差点を曲がる所は島式ホーム(幅2.5m以上)。 施設計画について http://t.co/eIYsM1TEC2 PDFファイル注意
— NAL (@NAL_MUTHU) 2015, 8月 25
(4)#芳賀 #宇都宮 #LRT の車両は、既存鉄道への乗り入れ(可能性があるのはJR各線、東武鉄道、真岡鐵道)を見据えた性能・仕様に。軌間は1,067mm、電圧は直流750V。 芳賀・宇都宮LRTの車両について http://t.co/DQewpcmtI3 PDFファイル注意
— NAL (@NAL_MUTHU) 2015, 8月 25
(4の続き)#芳賀 #宇都宮 #LRT、市街地トラムは70km/h、郊外型トラムは90km/h程度まで出せる(この程度は見越す?)。JR各線や東武への乗り入れ時は複電圧車を、真岡鐵道や烏山線へはバッテリートラムや路線の電化などが必要。 http://t.co/DQewpcmtI3
— NAL (@NAL_MUTHU) 2015, 8月 25
(4の続き・2)#芳賀 #宇都宮 #LRT、運賃授受方式はICカードが基本で、乗車券や現金精算は補助的。ドアを限定せず乗降可能(全ドアに端末設置?)、乗客の車内異動を最小化。乗降が多い主要4~6電停に改札機・精算機・券売機を設置。 http://t.co/DQewpcmtI3
— NAL (@NAL_MUTHU) 2015, 8月 25
注目すべきは、以前から各方面から要望が出ていた東武宇都宮線やJR日光線、真岡鐵道などへの延伸可能性についても検討していること、鉄道路線に乗り入れても遜色ない走りが可能な車両を検討していること、「Suica」「PASMO」などIC乗車券の導入によってほぼ「信用乗車制」(セルフレジ方式)に近い乗降ができそうなこと……などなど。
電停(停留所)のホーム配置は実に合理的で、交差点を挟んで上下ホームを互い違いにすることで、しっかり右折レーンのスペースも確保。
いろんなことをしっかり検討していることが分かります。
真岡鐵道への延伸が実現すると、接続地点にもよりますが茂木や益子への直通列車が運行できるようになったり、現在整備準備中のルート以外に新たなルートの整備が検討されれば、たとえば真岡駅へ短絡する新ルートが整備されたり……なんてことも十分あり得ます。
(管理人個人としては、宇都宮~上三川~真岡というのはかなり有望なルートだろうと考えています)
……というわけで、「余所の出来事だ」なんて傍観している余裕はなく、今後どんな展開になっていくか注視して、状況を先取りしていかないと……と考える次第です。
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