下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【水戸LRT】2月6日(土)勉強会レポート
- 2010/02/08 (Mon)
- 勉強会などのレポート |
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2010年2月6日(土)、水戸市南町「紅茶館」で行われた「高齢者と環境にやさしい交通まちづくりを考える会」(代表:早船 徳子 氏)の勉強会にお邪魔してきました。
(16:00からの回と、19:00からの回の2回開催で、私は16:00からの回に参加しました)
勉強会は「紅茶館」の2Fで行われ、たぶん50人ほどの皆さんが参加。
一般市民の方や地元商店街の方、市内のお年寄り、さらには市議会議員なども参加していたようです。
講師は、日本のLRT研究の第一人者で、日本銀行にお勤めの「宇都宮 浄人」氏。
宇都宮氏は、中高を水戸で過ごした経験があり(この時期に早船氏と同級生だったそうです)、他の地方都市もそうですが、水戸の中心街が衰退する現状に危機感を持っていたそうです。
宇都宮氏は、スライドで写真やグラフなどを示しながら、
・水戸の中心街を活性化するツールの一つとして、便利で視覚的にもわかりやすい公共交通が必要なこと。
・それにはLRTを軸に据えつつ、バスや自家用車などとの連携を円滑にするのがベストであろうこと。
・インフラ面を公的に整備すれば、水戸ほどの都市規模があれば運行収支はプラスになるだろうこと。
・基軸となる分かりやすい交通手段ができることで市内に回遊性が生まれ、賑わいを創出する効果も生じること。
おおむねこんな話を行いました。
その後、予定時間を超過して熱心な質疑応答が行われ、関心の高さをうかがわせました。
水戸ではこうした街中勉強会を繰り返し行うことで、市民への認知を(変な誤解が生じないように)広めていくようです。
県内ながら、ほとんど縁がなかったのが水戸でした。
が、これを機に訪問回数もつながりも増えそうです。
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