下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【オススメ】KATO「キハ35」一般色
- 2010/05/07 (Fri)
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当地・下館界隈に関連する鉄道車両の一つが、関東鉄道常総線の「キハ300形」「キハ350形」、「キハ300形」のワンマン改造車「キハ100形」の元となった「キハ30系」です……というのは、以前の記事(KATOのNゲージ「キハ30」首都圏色の紹介)でもご紹介しました。
常総線に大量導入された「キハ300形」と「キハ350形」は、それまで常総線で活躍してきた「キハ500形」「キハ610形」「キハ700形」「キハ751形」「キハ753形」「キハ800形」「キハ900形」や、1両1形式だった「キハ551」「キハ721」「キハ755」「キハ813」など、種々雑多だった在来車を一挙置き換えました。
在来車にとっては「災厄」ともいえる大量置き換えの「犠牲」にならずに済んだのは、8両の「キハ310形」と、8両の「キハ0形」のみ。
これにより車種統合が進み、常総線の車両は全て「20m・3ドア車」となりました。
ちなみに……。
一乗客としての印象としては、置き換えられた在来車の方が「程度が良かった」と感じたのですが……(苦笑/「キハ30系」はかなり「くたびれた感」が強かった)。
とはいえ、整備や運用の面からは、旧「キハ30系」に統一する方が好都合であったのだろうと思います。
さて、一挙合計39両の「キハ30系」が入線し、「キハ30系最後の楽園」と化した常総線では、関鉄標準色に塗色変更した「キハ300形」「キハ350形」が数的主力となった時期がありました。
これらは冷房改造済みの車両であったため、良くも悪くも常総線の冷房化も一気に進みました。
その後、「キハ310形」「キハ0形」ともども機関換装が実施され(180hpのDMH17→330hpのDMF13に換装/変速機は旧来のままなので、250hpに出力を落として使用)、走行性能が改善しました。
(「キハ310形」「キハ0形」は冷房改造も実施/「キハ311」と「キハ312」は廃車)
しかし、旧「キハ30系」が「数的主力車」であったのは、そう長いことではありませんでした。
1993年、関鉄久々の新造車でもある片運転台・2両固定編成の「キハ2100形」(12両)がデビュー。
1997年、その両運転台タイプでワンマン運転車の「キハ2200形」(4両)がデビュー。
2000年、「キハ2100形」の改良型「キハ2300形」(10両)の新造がスタート。
2004年には、「キハ2200形」の改良型「キハ2400形」(6両)が登場。
これらの増備が進むにつれて、旧「キハ30系」は徐々に数を減らしていきます。
「キハ300形」は、ワンマン運転改造型の「キハ100」形となった2両を除き、事実上「壊滅」。
「キハ350形」は、「現役」に留まっているのは8両にまで減りました(水海道車両基地の片隅で「休車」扱いになっている数両は除く)。
残存している「キハ350形」の内、「キハ353」と「キハ354」は国鉄一般色に塗色変更され(関鉄の旧塗色ともそっくりですが)、「キハ358」「キハ3511」「キハ3518」「キハ3519」は映画撮影のため水色一色に(京浜東北線をイメージした模様)。今でも「キハ3518」「キハ3519」の2両は水色のまま運用されていると思います。
……さて、Nゲージの「キハ30系」は、KATOが満を持してバリエーション展開をスタートしてから入手が容易になりました。
これまでに、「国鉄一般色」では
・「キハ30」(動力車)
・「キハ30」(トレーラー)
・「キハ35」(動力車)
・「キハ35」(トレーラー)
・「キハ36」(トレーラー)
が、「首都圏色」では
・「キハ30」(動力車)
・「キハ30」(トレーラー)
・「キハ35」(動力車)
・「キハ35」(トレーラー)
・「キハ35 900番台」(トレーラー)
・「キハ36」(トレーラー)
が発売。
いずれもKATOらしい、出来映えと価格のバランスが良い製品群で、動力車はスムーズに走り、トレーラーは「転がり」が良いので、重宝します。
標準で装着しているカプラー(連結器)は「ナックルカプラー」で、これは「KATOカプラー」と互換性があります(連結可能です)。
今回ご紹介するのは、常総線の「キハ353」「キハ354」を再現するにも打って付けの「キハ35」一般色の動力車(モーター付き)とトレーラー(モーターなし)です。
常総線の「キハ350形」は、排障器(スカート)と屋根上のクーラーの冷却器を装着していますので、厳密にはオリジナルの「キハ35」とは姿が異なるのですが、製品のままでも雰囲気は醸し出せると思います。
常総線に大量導入された「キハ300形」と「キハ350形」は、それまで常総線で活躍してきた「キハ500形」「キハ610形」「キハ700形」「キハ751形」「キハ753形」「キハ800形」「キハ900形」や、1両1形式だった「キハ551」「キハ721」「キハ755」「キハ813」など、種々雑多だった在来車を一挙置き換えました。
在来車にとっては「災厄」ともいえる大量置き換えの「犠牲」にならずに済んだのは、8両の「キハ310形」と、8両の「キハ0形」のみ。
これにより車種統合が進み、常総線の車両は全て「20m・3ドア車」となりました。
ちなみに……。
一乗客としての印象としては、置き換えられた在来車の方が「程度が良かった」と感じたのですが……(苦笑/「キハ30系」はかなり「くたびれた感」が強かった)。
とはいえ、整備や運用の面からは、旧「キハ30系」に統一する方が好都合であったのだろうと思います。
さて、一挙合計39両の「キハ30系」が入線し、「キハ30系最後の楽園」と化した常総線では、関鉄標準色に塗色変更した「キハ300形」「キハ350形」が数的主力となった時期がありました。
これらは冷房改造済みの車両であったため、良くも悪くも常総線の冷房化も一気に進みました。
その後、「キハ310形」「キハ0形」ともども機関換装が実施され(180hpのDMH17→330hpのDMF13に換装/変速機は旧来のままなので、250hpに出力を落として使用)、走行性能が改善しました。
(「キハ310形」「キハ0形」は冷房改造も実施/「キハ311」と「キハ312」は廃車)
しかし、旧「キハ30系」が「数的主力車」であったのは、そう長いことではありませんでした。
1993年、関鉄久々の新造車でもある片運転台・2両固定編成の「キハ2100形」(12両)がデビュー。
1997年、その両運転台タイプでワンマン運転車の「キハ2200形」(4両)がデビュー。
2000年、「キハ2100形」の改良型「キハ2300形」(10両)の新造がスタート。
2004年には、「キハ2200形」の改良型「キハ2400形」(6両)が登場。
これらの増備が進むにつれて、旧「キハ30系」は徐々に数を減らしていきます。
「キハ300形」は、ワンマン運転改造型の「キハ100」形となった2両を除き、事実上「壊滅」。
「キハ350形」は、「現役」に留まっているのは8両にまで減りました(水海道車両基地の片隅で「休車」扱いになっている数両は除く)。
残存している「キハ350形」の内、「キハ353」と「キハ354」は国鉄一般色に塗色変更され(関鉄の旧塗色ともそっくりですが)、「キハ358」「キハ3511」「キハ3518」「キハ3519」は映画撮影のため水色一色に(京浜東北線をイメージした模様)。今でも「キハ3518」「キハ3519」の2両は水色のまま運用されていると思います。
……さて、Nゲージの「キハ30系」は、KATOが満を持してバリエーション展開をスタートしてから入手が容易になりました。
これまでに、「国鉄一般色」では
・「キハ30」(動力車)
・「キハ30」(トレーラー)
・「キハ35」(動力車)
・「キハ35」(トレーラー)
・「キハ36」(トレーラー)
が、「首都圏色」では
・「キハ30」(動力車)
・「キハ30」(トレーラー)
・「キハ35」(動力車)
・「キハ35」(トレーラー)
・「キハ35 900番台」(トレーラー)
・「キハ36」(トレーラー)
が発売。
いずれもKATOらしい、出来映えと価格のバランスが良い製品群で、動力車はスムーズに走り、トレーラーは「転がり」が良いので、重宝します。
標準で装着しているカプラー(連結器)は「ナックルカプラー」で、これは「KATOカプラー」と互換性があります(連結可能です)。
今回ご紹介するのは、常総線の「キハ353」「キハ354」を再現するにも打って付けの「キハ35」一般色の動力車(モーター付き)とトレーラー(モーターなし)です。
常総線の「キハ350形」は、排障器(スカート)と屋根上のクーラーの冷却器を装着していますので、厳密にはオリジナルの「キハ35」とは姿が異なるのですが、製品のままでも雰囲気は醸し出せると思います。
キハ35 一般色(動力車) 【発売】KATO(カトー) 【ジャンル】鉄道模型(Nゲージ) 【発売日】2008年9月11日 【税込価格】5,355円 【備考】 |
キハ35 一般色(トレーラー) 【発売】KATO(カトー) 【ジャンル】鉄道模型(Nゲージ) 【発売日】2008年9月12日 【税込価格】2,520円 【備考】 |
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プロフィール
HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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