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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

【LRT】総合車両製作所、アルストムと日本向けLRV導入協力へ

鉄道車両製造メーカー・総合車両製作所とフランスの鉄道車両製造メーカー・アルストムは、日本のLRT(ライト・レール・トランジット=次世代型の路面電車システム)市場への参入に向けて協力していくため、覚書を締結しました。

・ALSTOM社製LRTの国内導入協力に関する覚書の締結について(総合車両製作所 2013年6月19日)
 http://www.j-trec.co.jp/news/news_13/130619.pdf
 (PDFファイルです)


 総合車両製作所は、新津車両製作所を自社保有するJR東日本が立ち上げた100%子会社で、東急車輛の全事業をも継承する形でスタートしています。
 アルストム社は、言わずと知れた世界規模の鉄道車両メーカーで、「シタディス」は同社を代表するLRV(ライト・レール・ヴィークル=LRT用の車両)です。
 その先進的なスタイルとデザインは、「都市をデザインする」力に満ちあふれています。


▲ パリ交通公団が運行するトラム3号線(T3)の「シタディス」。こちらでは7車体連接・40m級の編成を使用しています。(クリックすると拡大画像を表示します)

 日本で現在「シタディス」のようなLRVが必要になりそうな都市の筆頭に挙げて良い都市(=ビジネスチャンスがある都市)は、間違いなく宇都宮市です。
 完全新規のLRT導入となる宇都宮には、今回の「シタディス」や、福井鉄道が導入した「F1000形(FUKURAM)のような30m級以上のLRVを導入して、十分な輸送力を確保することが重要では……と考えています。

 今回の日仏連携の動きは、かなり現実味を帯びた話であるようにも感じます。


※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。


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下館レイル倶楽部・代表
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男性
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鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
 「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
 しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
 公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!

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