下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【TX】祝!! 開業7周年
今日は「つくばエクスプレス(TX)」開業(2005年8月24日)からちょうど7年目の日です。
大きな期待と共に開業したTXは、1日の利用者数が30万人に迫り、なおも発展の余地を残しているという「優良路線」として日々運行を行っています。
・「つくばエクスプレス」
http://www.mir.co.jp/
▲ 2012年8月24日(金)で、つくばエクスプレス(TX)は開業7周年!! まだまだ伸び代(のびしろ)がある高速路線です。(クリックすると拡大画像を表示します)
TXは駅間距離が長く、最高130km/h(普段は125km/h程度)での高速運転を行っています。
乗車時間の割に到達時間が短く、「これしか乗っていないのに、こんなに運賃がかかるのか!?」と錯覚する人が続出するほど。
実際には、運賃レベルはJR常磐線と同程度。
確かに、首都圏の大手民鉄に比べれば少し割高ではあるけれども、決して高いわけではありません。
それでも「時間の割に料金がかかる」と感じる人が多いということは、逆説的ですがそれだけ「速い」し「早い」ということ。
大手民鉄と同じ乗車時間でも、到達距離は2倍以上(!!)なんてことはざらです。
▲ 10月15日のダイヤ改正で、新たに「通勤快速」が新設されます。(クリックすると拡大画像を表示します)
この高規格新線の開業によって、秋葉原は従来の「通過駅」から「始発駅」に。
TX開業に合わせてヨドバシカメラなど街区の大規模な再開発も進み、秋葉原は通過地点から「目的地」に成長。
今や秋葉原は、東京を代表する街の五指に入るまでになりました。
先述の通り、利用者数は順調に増え続け、1日あたりの乗降客数は29万人を超えました。
開業初年度の2005年度は1日あたり15.7万人でしたから、わずか7年で利用者は倍増したことになります。
いくら増発に次ぐ増発を行っているとはいえ、6両編成のままでは輸送力に限界があり、当初予定の8両編成化が現実味を帯びて来ました。
また、大深度地下での東京延伸なんて話もあります。
しかし、常磐新線の計画当初であればいざ知らず、
・東京までわずか数km延伸するだけで、建設コストは約1,100億円と高額(TX開業までに要した建設費は8,081億円)
・東京に延伸しても大深度で高低差が大きいため、他路線との乗り換えは必ずしもスムーズに行えない
・今や秋葉原は、東京を代表する「目的地」に成長し、大きなブランド力がある
・2014年度にJR東北・高崎・常磐線が東京に直通する「東北縦貫線」が完成すると、TXが東京直通するインパクトが薄れる
など、本当に従前の構想をそのまま推進しても良いのだろうか……と、私は以前からずっと懐疑的です。
それにもし同じ投資を行うにしても、土浦とか筑波山方面への延伸に振り向けるほうが効果的であるように感じます。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
大きな期待と共に開業したTXは、1日の利用者数が30万人に迫り、なおも発展の余地を残しているという「優良路線」として日々運行を行っています。
・「つくばエクスプレス」
http://www.mir.co.jp/
▲ 2012年8月24日(金)で、つくばエクスプレス(TX)は開業7周年!! まだまだ伸び代(のびしろ)がある高速路線です。(クリックすると拡大画像を表示します)
TXは駅間距離が長く、最高130km/h(普段は125km/h程度)での高速運転を行っています。
乗車時間の割に到達時間が短く、「これしか乗っていないのに、こんなに運賃がかかるのか!?」と錯覚する人が続出するほど。
実際には、運賃レベルはJR常磐線と同程度。
確かに、首都圏の大手民鉄に比べれば少し割高ではあるけれども、決して高いわけではありません。
それでも「時間の割に料金がかかる」と感じる人が多いということは、逆説的ですがそれだけ「速い」し「早い」ということ。
大手民鉄と同じ乗車時間でも、到達距離は2倍以上(!!)なんてことはざらです。
▲ 10月15日のダイヤ改正で、新たに「通勤快速」が新設されます。(クリックすると拡大画像を表示します)
この高規格新線の開業によって、秋葉原は従来の「通過駅」から「始発駅」に。
TX開業に合わせてヨドバシカメラなど街区の大規模な再開発も進み、秋葉原は通過地点から「目的地」に成長。
今や秋葉原は、東京を代表する街の五指に入るまでになりました。
先述の通り、利用者数は順調に増え続け、1日あたりの乗降客数は29万人を超えました。
開業初年度の2005年度は1日あたり15.7万人でしたから、わずか7年で利用者は倍増したことになります。
いくら増発に次ぐ増発を行っているとはいえ、6両編成のままでは輸送力に限界があり、当初予定の8両編成化が現実味を帯びて来ました。
また、大深度地下での東京延伸なんて話もあります。
しかし、常磐新線の計画当初であればいざ知らず、
・東京までわずか数km延伸するだけで、建設コストは約1,100億円と高額(TX開業までに要した建設費は8,081億円)
・東京に延伸しても大深度で高低差が大きいため、他路線との乗り換えは必ずしもスムーズに行えない
・今や秋葉原は、東京を代表する「目的地」に成長し、大きなブランド力がある
・2014年度にJR東北・高崎・常磐線が東京に直通する「東北縦貫線」が完成すると、TXが東京直通するインパクトが薄れる
など、本当に従前の構想をそのまま推進しても良いのだろうか……と、私は以前からずっと懐疑的です。
それにもし同じ投資を行うにしても、土浦とか筑波山方面への延伸に振り向けるほうが効果的であるように感じます。
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プロフィール
HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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