下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【JR東日本】「C58 239」復元、牽引客車は「キハ141系」改造!!
JR東日本が4両目となる蒸気機関車復活を決定しました。
今度は「C58」で、岩手県盛岡市の「岩手県営運動公園」の交通公園に静態保存されている「C58 239」を復元するとのこと。
2013年度の冬以降に運行する予定で、運行エリアは釜石線を中心とした東北エリア。
土休日などに年間80日程度運行するとのこと。
サプライズは牽引する客車で、なんとJR北海道から「キハ141系」を購入・改造するようです。
・東北でSLが復活します!~SL銀河鉄道(仮称)~ (JR東日本 2012年10月12日)
http://www.jreast.co.jp/press/2012/20121003.pdf
(PDFファイルです)
・JR東日本、C58239を復元(「railf.jp」 2012年10月12日)
http://railf.jp/news/2012/10/12/180000.html
・C58 239が動態復活へ。(「編集長敬白」 2012年10月12日)
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2012/10/58_293.html
「キハ141系」は、国鉄末期に製造された「50系」客車を気動車化したもので、次のバリエーションがあります。
・キハ141……片運転台、エンジン1基(「DMF13HS」250PS)、トイレ付き
・キハ142……片運転台、エンジン1基(「DMF13HS」250PS)、トイレ無し
・キハ143……片運転台、エンジン1基(「N-DMF13HZD」450PS)、 100番台はトイレ付き、150番台はトイレ無し
・キサハ144……中間車、エンジン無し
「キハ143」は、JR北海道の一般形気動車「キハ150」の駆動システムを採用。大出力化に対応して、動力台車は2軸駆動のボルスタレス式空気バネ台車「N-DT150A」を採用しています(付随台車は「N-TR150A」)。
最高速度は、「キハ141」と「キハ142」の95km/hから、110km/hに向上しています。
「キサハ144」は、 ぶっちゃけ「50系」客車をそのまま気動車の形式に組み入れたもので、台車は廃車となった「キハ56」の発生品(付随台車「TR51」)に履き替えています。
JR東日本のプレスリリースによると、客車は4両編成で、指定席車とオープンスペース車を設定。
動力付きの「キハ141系」を導入するのは、勾配がきつい釜石線で運行するには、「C58」だけでは心許ないから……ということのようです。
(注:蒸気機関車の製造・整備がレアケースとなっている現在では破損した場合の修理が困難なので、復元した蒸気機関車は長期「大事に」「おとなしく」使うものと思います)
「キハ141系」は、札幌近郊の札沼線(さっしょうせん)などで活躍してきましたが、札沼線の内「学園都市線」と称される多客区間が電化されることに伴い、今後の動向に注目が集まっていました。
(以前当ブログでもご紹介しています)
「キハ150」と同等の性能を持つ「キハ143」は、ワンマン対応工事を行った上で室蘭本線に転属することが決まっていましたが、「キハ141」「キハ142」「キサハ144」は廃車解体となるか、海外へ輸出されるのか、あるいは……と、好事家の間では憶測が飛んでいました。
JR東日本が購入することになる4両の内訳が気になるところですが、それは続報に期待……ということでしょうか。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
今度は「C58」で、岩手県盛岡市の「岩手県営運動公園」の交通公園に静態保存されている「C58 239」を復元するとのこと。
2013年度の冬以降に運行する予定で、運行エリアは釜石線を中心とした東北エリア。
土休日などに年間80日程度運行するとのこと。
サプライズは牽引する客車で、なんとJR北海道から「キハ141系」を購入・改造するようです。
・東北でSLが復活します!~SL銀河鉄道(仮称)~ (JR東日本 2012年10月12日)
http://www.jreast.co.jp/press/2012/20121003.pdf
(PDFファイルです)
・JR東日本、C58239を復元(「railf.jp」 2012年10月12日)
http://railf.jp/news/2012/10/12/180000.html
・C58 239が動態復活へ。(「編集長敬白」 2012年10月12日)
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2012/10/58_293.html
「キハ141系」は、国鉄末期に製造された「50系」客車を気動車化したもので、次のバリエーションがあります。
・キハ141……片運転台、エンジン1基(「DMF13HS」250PS)、トイレ付き
・キハ142……片運転台、エンジン1基(「DMF13HS」250PS)、トイレ無し
・キハ143……片運転台、エンジン1基(「N-DMF13HZD」450PS)、 100番台はトイレ付き、150番台はトイレ無し
・キサハ144……中間車、エンジン無し
「キハ143」は、JR北海道の一般形気動車「キハ150」の駆動システムを採用。大出力化に対応して、動力台車は2軸駆動のボルスタレス式空気バネ台車「N-DT150A」を採用しています(付随台車は「N-TR150A」)。
最高速度は、「キハ141」と「キハ142」の95km/hから、110km/hに向上しています。
「キサハ144」は、 ぶっちゃけ「50系」客車をそのまま気動車の形式に組み入れたもので、台車は廃車となった「キハ56」の発生品(付随台車「TR51」)に履き替えています。
JR東日本のプレスリリースによると、客車は4両編成で、指定席車とオープンスペース車を設定。
動力付きの「キハ141系」を導入するのは、勾配がきつい釜石線で運行するには、「C58」だけでは心許ないから……ということのようです。
(注:蒸気機関車の製造・整備がレアケースとなっている現在では破損した場合の修理が困難なので、復元した蒸気機関車は長期「大事に」「おとなしく」使うものと思います)
「キハ141系」は、札幌近郊の札沼線(さっしょうせん)などで活躍してきましたが、札沼線の内「学園都市線」と称される多客区間が電化されることに伴い、今後の動向に注目が集まっていました。
(以前当ブログでもご紹介しています)
「キハ150」と同等の性能を持つ「キハ143」は、ワンマン対応工事を行った上で室蘭本線に転属することが決まっていましたが、「キハ141」「キハ142」「キサハ144」は廃車解体となるか、海外へ輸出されるのか、あるいは……と、好事家の間では憶測が飛んでいました。
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下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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