下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【真岡市】真岡駅東口「SLミュージアム」2013年4月オープンへ
昨年(2011年)の今頃にも紹介した話が、いよいよ具体的な話になってきました。
「真岡鐵道(もおか てつどう)」の真岡(もおか)駅がある栃木県真岡市は、真岡駅周辺を「SLミュージアム」にする構想を明らかにしていましたが、2012年6月に駅東口に新施設の工事を開始し、2013年4月にはオープンする予定であることが分かりました。
「井頭(いがしら)公園」で静態保存中の蒸気機関車「9600形」の「49671」も、今秋真岡駅の東口に移転する予定です。
・真岡駅全体をSLミュージアムに、構想が本格化(読売新聞 2012年2月20日)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120220-OYT1T00197.htm
・真岡駅前にSL展示館 来春 市構想、客車型カフェ「連結」も(読売新聞 2012年2月20日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20120219-OYT8T00839.htm
(参考)
・【真岡市】「井頭公園」の「9600形」を真岡駅東口に移設、「SL展示館」建設(弊ブログ「下館レイル倶楽部」 2011年2月9日)
http://shimodate.blog.shinobi.jp/Entry/272/
▲ 真岡駅全体を「SLミュージアム」として整備する「真岡駅まるごとミュージアム」構想がいよいよ本格化!! 2013年4月オープン予定とのことです。(クリックすると拡大画像を表示します)
昨年(2011年)2月に構想が明らかになった時点では、
・「井頭公園」の「49671」移転と、「SL展示館」の建設は、平成24年度(2012年度)予定
・「SL展示館」には真岡駅構内で保存されている車両なども展示する
という報道が行われていました。
本来であればもう「井頭公園」からの「49671」移設と、「SL展示館」の建設も完了していたのだろうと思いますが、「東日本大震災」の影響でスケジュールが1年先延べになっている格好です。
今回明らかになった真岡市の構想は、次の通りです。
・真岡駅東口に長さ53m×幅10mの新施設(「SL展示館」?)を建設し「49671」を展示
・蒸気機関車の外観を模した真岡駅舎に似せて、新施設の外観も蒸気機関車に似せた形状を予定
・「49671」には直接触れることも可能
・「49671」の後ろには客車を模したカフェも「連結」
・真岡駅の4Fにある「情報センター」にも、新たにSLグッズを展示して「SLギャラリー」として活用
・新施設の横にはディーゼル機関車や車掌車なども移設し、屋根を設置
・蒸気機関車の車庫や検修庫、転車台を自由に見て回れる見学コースも設定
真岡市が真岡鐵道を地域の足としてだけでなく、貴重な観光資源として重要視しているのはとても賢明な判断で、この施設が完成することでより集客力が高い観光資源として役立つことになるはずです。
鉄道趣味者だけでなく、さほど鉄道に詳しくない家族連れなどにも、鉄道の役割と魅力を知ってもらう機会が増えるでしょうし、真岡鐵道が地域にもたらす便益の大きさを理解してもらう機会が増えることにもつながるのではないか……と期待します。
一方、真岡鐵道の始発駅でもあり、「SLもおか」号の始発駅でもある当地・下館駅の周辺には、鉄道を活かしたまちづくりはほとんど行われていないのが現状です。
地元の人や、普段鉄道を使わない人には実感が沸きにくいのかも知れませんが、水戸線・真岡線・常総線が集結し、しっかりターミナル駅として機能している下館駅の価値は極めて大きいものがあります。
これは鉄道趣味者の視点からだけでなく、地域の活性化を考える上でも重要な捉え方だと思っています。
「下館レイル倶楽部」のメンバー間では、下館駅前の「スピカ」に、ドイツ「ミニチュアワンダーランド」もびっくりな鉄道模型レイアウトを設置して、鉄道各社、鉄道模型各社の協力も取り付けた上でミニ鉄道博物館を設ければ……というアイディアが話題に上ることがあります。
単なる趣味者向け施設ではなく、鉄道関連の展示・鉄道や沿線の物産・沿線情報・子ども向け教育などの総合基地として機能させることができれば、「SLもおか」目当ての観光客だけでなく、このミニ博物館自体が「目的地」になることも不可能ではない、という話です。
真岡市が本気で取り組んでいるだけに、筑西市としても何か連携して盛り上げていける(盛り上がっていく)ようなことができれば良いのではないか……と思っているところです。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
「真岡鐵道(もおか てつどう)」の真岡(もおか)駅がある栃木県真岡市は、真岡駅周辺を「SLミュージアム」にする構想を明らかにしていましたが、2012年6月に駅東口に新施設の工事を開始し、2013年4月にはオープンする予定であることが分かりました。
「井頭(いがしら)公園」で静態保存中の蒸気機関車「9600形」の「49671」も、今秋真岡駅の東口に移転する予定です。
・真岡駅全体をSLミュージアムに、構想が本格化(読売新聞 2012年2月20日)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120220-OYT1T00197.htm
・真岡駅前にSL展示館 来春 市構想、客車型カフェ「連結」も(読売新聞 2012年2月20日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20120219-OYT8T00839.htm
(参考)
・【真岡市】「井頭公園」の「9600形」を真岡駅東口に移設、「SL展示館」建設(弊ブログ「下館レイル倶楽部」 2011年2月9日)
http://shimodate.blog.shinobi.jp/Entry/272/
▲ 真岡駅全体を「SLミュージアム」として整備する「真岡駅まるごとミュージアム」構想がいよいよ本格化!! 2013年4月オープン予定とのことです。(クリックすると拡大画像を表示します)
昨年(2011年)2月に構想が明らかになった時点では、
・「井頭公園」の「49671」移転と、「SL展示館」の建設は、平成24年度(2012年度)予定
・「SL展示館」には真岡駅構内で保存されている車両なども展示する
という報道が行われていました。
本来であればもう「井頭公園」からの「49671」移設と、「SL展示館」の建設も完了していたのだろうと思いますが、「東日本大震災」の影響でスケジュールが1年先延べになっている格好です。
今回明らかになった真岡市の構想は、次の通りです。
・真岡駅東口に長さ53m×幅10mの新施設(「SL展示館」?)を建設し「49671」を展示
・蒸気機関車の外観を模した真岡駅舎に似せて、新施設の外観も蒸気機関車に似せた形状を予定
・「49671」には直接触れることも可能
・「49671」の後ろには客車を模したカフェも「連結」
・真岡駅の4Fにある「情報センター」にも、新たにSLグッズを展示して「SLギャラリー」として活用
・新施設の横にはディーゼル機関車や車掌車なども移設し、屋根を設置
・蒸気機関車の車庫や検修庫、転車台を自由に見て回れる見学コースも設定
真岡市が真岡鐵道を地域の足としてだけでなく、貴重な観光資源として重要視しているのはとても賢明な判断で、この施設が完成することでより集客力が高い観光資源として役立つことになるはずです。
鉄道趣味者だけでなく、さほど鉄道に詳しくない家族連れなどにも、鉄道の役割と魅力を知ってもらう機会が増えるでしょうし、真岡鐵道が地域にもたらす便益の大きさを理解してもらう機会が増えることにもつながるのではないか……と期待します。
一方、真岡鐵道の始発駅でもあり、「SLもおか」号の始発駅でもある当地・下館駅の周辺には、鉄道を活かしたまちづくりはほとんど行われていないのが現状です。
地元の人や、普段鉄道を使わない人には実感が沸きにくいのかも知れませんが、水戸線・真岡線・常総線が集結し、しっかりターミナル駅として機能している下館駅の価値は極めて大きいものがあります。
これは鉄道趣味者の視点からだけでなく、地域の活性化を考える上でも重要な捉え方だと思っています。
「下館レイル倶楽部」のメンバー間では、下館駅前の「スピカ」に、ドイツ「ミニチュアワンダーランド」もびっくりな鉄道模型レイアウトを設置して、鉄道各社、鉄道模型各社の協力も取り付けた上でミニ鉄道博物館を設ければ……というアイディアが話題に上ることがあります。
単なる趣味者向け施設ではなく、鉄道関連の展示・鉄道や沿線の物産・沿線情報・子ども向け教育などの総合基地として機能させることができれば、「SLもおか」目当ての観光客だけでなく、このミニ博物館自体が「目的地」になることも不可能ではない、という話です。
真岡市が本気で取り組んでいるだけに、筑西市としても何か連携して盛り上げていける(盛り上がっていく)ようなことができれば良いのではないか……と思っているところです。
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プロフィール
HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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