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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

カテゴリー「その他イベント情報」の記事一覧

【茨城の観光】「真壁のひなまつり 和の風第九章」2月4日~3月3日開催

 テレビなどで紹介されたこともあり、今やすっかり人気となった「真壁のひなまつり」
 これは、旧・真壁町(まかべまち)、現在の桜川市真壁町(まかべちょう/町村合併後、新市の中での「真壁町」は、言ってみれば「真壁区」のような位置づけですね)で行われているまちおこしイベントは、代々受け継がれてきた雛人形を街中の店や家に飾り、観光客に楽しんでもらおうという企画です。
 イベントは2003年にスタートし、今年で9回目。

 開催期間は、2010年2月4日(金)~3月3日(木)の約1ヶ月間です。

・「真壁のひなまつり」
 http://www.makabe-hina.com/

・「真壁のひなまつり 和の風第九章」(ブログ)
 http://plaza.rakuten.co.jp/makabehina/


 問題は、真壁への交通。

 かつては「筑波鉄道」が通っていた真壁ですが、1985年に同鉄道が廃止された後は、一気に不便な地域となってしまいました。
 公共交通が利用できないとなると、観光客はマイカーか観光バスで真壁に来るわけですが……あまりのマイカーで周辺は大渋滞。地域住民の日常生活に支障が出るほどでした。

 そこで、「つくばエクスプレス」(TX)開業後は、イベント期間中は「つくば」駅直上の「つくばセンター」から有料シャトルバスが運行されるようになりました。

 今年は「つくば」駅からのバスに加えて、JR水戸線「岩瀬」駅からの有料シャトルバスも運行が決まりました。

・【お知らせ】2/4~3/3 「和の風第九章・真壁のひなまつり」 真壁のひなまつり号バスの運行について(TX公式サイト 2011年1月26日)
 http://www.mir.co.jp/towntopics/detail.php?a_id=440

・岩瀬駅発臨時急行バス(「真壁のひなまつり」内)
 http://www.makabe-hina.com/jr/index.htm


 「つくばセンター」~旧「真壁」駅のシャトルバスは、往路は旧「真壁」駅に直通、復路は「筑波山神社前」を経由してから「つくばセンター」に戻るルートです。
 (真壁で夕方までゆっくり散策して、帰りは筑波山神社前の宿に宿泊できる設定ですね)


・運行期間:2011年2月4日(金)~3月3日(木)
・乗車料金(1巡回):大人 1,500円/子ども 750円(小学生未満は無料)、2日間有効

・往路:つくばセンター→旧真壁駅(直通)
  9:00 → 9:50
  9:30 → 10:20
 10:00 → 10:50
 10:30 → 11:20
 11:00 → 11:50
 11:30 → 12:20
 12:00 → 12:50
 12:30 → 13:20
 13:00 → 13:50
 13:30 → 14:20
 14:00 → 14:50
 14:30 → 15:20

・復路:旧真壁駅→筑波山神社入口→梅林入口→つくばセンター
 10:00 → 10:25 → 10:25 → 11:05
 10:30 → 10:55 → 10:55 → 11:35
 11:00 → 11:25 → 11:25 → 12:05
 11:30 → 11:55 → 11:55 → 12:35
 12:00 → 12:25 → 12:25 → 13:05
 12:30 → 12:55 → 12:55 → 13:35
 13:00 → 13:25 → 13:25 → 14:05
 13:30 → 13:55 → 13:55 → 14:35
 14:00 → 14:25 → 14:25 → 15:05
 14:30 → 14:55 → 14:55 → 15:35
 15:00 → 15:25 → 15:25 → 16:05
 15:30 → 15:55 → 15:55 → 16:35
 16:00 → 16:25 → 16:25 → 17:05
 16:30 → 16:55 → 16:55 → 17:35
 17:00 → 17:25 → 17:25 → 18:05

・問い合わせ:関鉄観光(株)つくば学園営業所(電話 029-852-5666)



 JR「岩瀬」駅~旧「真壁」駅のシャトルバスは、往路は旧「真壁」駅に直通、復路は「雨引(あまびき)観音」に立ち寄ってから「岩瀬」駅に戻るルートです。


・運行期間:2011年2月4日(金)~3月3日(木)
・乗車料金(片道):大人 500円/子ども 250円

・往路:JR岩瀬駅ー→旧真壁駅(直通)
  9:40 → 10:05
 10:30 → 10:55
 11:30 → 11:55
 12:30 → 12:55
 13:30 → 13:55
 14:50 → 15:15
 15:30 → 15:55
 16:30 → 16:55

・復路:旧真壁駅→雨引観音(乗車のみ)→JR岩瀬駅
 10:10 → 10:25 → 10:45
 11:00 → 11:15 → 11:35
 12:10 → 12:25 → 12:45
 13:00 → 13:15 → 13:35
 14:00 → 14:15 → 14:35
 15:20 → 15:35 → 15:55
 16:00 → 16:15 → 16:35
 17:00 → 17:15 → 17:35

・問い合わせ:桜川市観光協会(電話 0296-55-1111)



 「つくばセンター」~旧「真壁」駅のルートは、「1巡回」で「大人1,500円」。
 JR「岩瀬」駅~旧「真壁」駅のルートは、「片道」で「大人500円」ですので、往復だと「大人1,000円」となりますので、ご注意ください。

 真壁への道路は高規格道路ではありませんし(片側1車線の対面通行)、街中は古い街並みが残る=道幅が狭いので交通規制が行われています。
 このため、できるだけ鉄道&有料シャトルバスをご利用になるか、観光ツアーでお出かけになるかで、マイカーでのご来訪は極力お控えください。


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【講演会】11月11日(木)「めざせ!『自転車のまち』」宇都宮で開催

 環境と福祉の交通まちづくりをめざす市民団体「雷都レールとちぎ」から、講演会のお知らせが届きましたのでお知らせします。
 (掲載が当日になってしまいました……先日の講演会ともども、後日レポート記事を掲載予定ですのでご勘弁を……)

 今回の講師は、プロサイクルチーム「宇都宮ブリッツェン」のコーチ兼ライダーでもある「柿沼 章」さんです。

 開催日時は、2010年11月11日(木)18:30~20:30
 開催場所は、「宇都宮市中央生涯学習センター」2階「205・206学習室」です。

 聴講は無料で、空席があれば当日参加も可能だと思います。
 また、講演会終了後には懇親会も開催予定です(一般会費:500円/「雷都レールとちぎ」会員は無料)。


・環境と福祉の交通まちづくりをめざす市民団体「雷都レールとちぎ」
 http://www.t-lrt.com/

・講演会「めざせ!『自転車のまち』」チラシ(「雷都レールとちぎ」サイト内)
 http://www.t-lrt.com/rep/usrdoc/20101111.pdf


 以下、「雷都レールとちぎ」からの案内メールを転記します。

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     未来につなぐまちづくり講演会
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      「めざせ! 自転車のまち」
  宇都宮ブリッツェン 柿沼 章 氏 講演会
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 クルマ中心のまちづくりから転換し、人と環境にやさしいまち
 づくりを進めるには・・?
 多くの海外遠征の経験から、日本と海外での自転車に対する意識
 の違いや、県都「宇都宮」が目指す「自転車のまち」について、
 課題や展望をお話しいただきます。
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●日時:2010年11月11日(木)
     開場18:15
     開演18:30
     閉会20:30

●場所:宇都宮市中央生涯学習センター 2階 205・206学習室
     (宇都宮市中央1丁目1-13)

●内容:

 18:30 開会 主催者あいさつ

 18:35 第1部 基調講演
       「めざせ! 自転車のまち」
       講師:柿沼 章 氏
          (宇都宮ブリッツェン コーチ/ライダー)

       柿沼 章(かきぬま あきら)氏
        宇都宮ブリッツェン・プレーイングコーチ
        1972年4月生まれ 栃木県足利市出身
        GIANT.A.R.T、ミヤタスバル、ブリヂストンアンカー
        を経て、2009年1月より宇都宮ブリッツェンの立ち
        上げに尽力。
        2001年インディビジュアルタイムトライアル日本
        チャンピオン。
        餃子とウイスキーと焚火を愛する。

 19:30 第2部 まちづくり談論
        宮沢 功 氏
        芳賀 教人 氏(宇都宮市役所交通政策課)
       コーディネーター
        古池 弘隆 氏(宇都宮共和大学教授)

 20:30 閉会

●聴講料:無料

●定員:50名
    (事前申込みが必要です。申込み順にて受け付けます。)

●懇親会について:
  講演会終了後、同会場にて懇親会(アルコールなし、会員無料、
  非会員は参加費500円)を予定しています。
  参加希望の方は、申込時にその旨明記してください。

●主催・問い合せ・お申込み:
  環境と福祉の交通まちづくりをめざす
  市民団体「雷都レールとちぎ」
   〒320-0802 宇都宮市江野町10-3 イエローフィッシュ内
   常駐者はおりません。連絡はメールまたはFAXでお願いします。
    メール info@t-lrt.com
    FAX 028-632-0699
   雷都レールとちぎホームページ 

============================================================

●聴講および懇親会申込みについて:

 ・聴講を希望される方は、下記の申込書(または添付チラシの
  申込書)に記入の上、FAXまたはメールでお申込みください。

 ・定員を超えた場合、記入いただいた連絡先にご連絡しますので、
  必ず連絡先を記入してください。

 ・団体でお申込みの場合も、個人のお名前とお住まいを記入して
  お申込みください。

============================================================
      <<< 聴講申込書 >>>
============================================================
送信先 市民団体「雷都レールとちぎ」事務局あて
      FAX 028-632-0699
      メール info@t-lrt.com
============================================================

未来につなぐまちづくり講演会の聴講を希望します。

■氏名:


■住所(町名までで結構です):


■連絡先(FAX番号またはメールアドレス):


■懇親会への参加の有無:
 下のいずれかを選択(または削除)してください。

  □聴講のみ
  □聴講および懇親会(会員無料、非会員500円)参加希望

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 「LRTの導入を検討している団体が、なんで自転車の講演会を?」という疑問をお持ちになる方もいらっしゃると思います。

 実は、電車と自転車というのは相性が良いんです。
 欧州各国では地方の中小都市でもLRTと自転車を組み合わせたまちづくりを行っていたり、日本で言えばJRの幹線を走る列車内に自転車をそのまま設置できるスペースを用意していたりします。
 日本の場合、JRなどの鉄道車両は高床で、ホームもかさ上げされているうえに、駅舎が高架で自転車を駅構内に持ち込むことが難しい場合が少なくないのですが、地方鉄道ではホームなどに駅舎やスロープを設けて持ち込みやすくしていたり、自転車を持ち込む時間帯を日中に限ることで「サイクルトレイン」を実現している例は結構あります。
 また、過度なクルマ依存から脱却する新しいまちづくりを考えたとき、LRTと既存の鉄軌道やバスなどと組み合わせる形で駅や停留所に駐輪場やレンタサイクルステーションを併設するなど、さまざまな方法が考えられています。

 自転車だけで都市内交通をどうにかできるわけではなくて、公共交通といかにスムーズに連携させるかということが今後の課題になるはずです。
 「雷都レールとちぎ」でも、このような事情・状況を踏まえた上で、これからの宇都宮がどんな街になれば良いかという将来像を考えていて、その中でLRT導入と公共交通ネットワーク再編を行い、併せて自転車の活用を考えているようです。

 LRT先進地域でもあるヨーロッパ各国を転戦してきた「宇都宮ブリッツェン」のお一人として、講師の柿沼さんは示唆に富んだお話をしてくださるのではないかと思います。


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【雷都レールとちぎ】「『まちづくり』におけるデザインの役割」10月16日(土)開催

 環境と福祉の交通まちづくりをめざす市民団体「雷都レールとちぎ」から、講演会のお知らせが届きましたのでお知らせします。

 2004年に「富山ライトレール(ポートラム)」、2009年に「セントラム」が相次ぎ開業した富山市。
 今回の講演会は、これらのトータルデザインを担当した「宮沢 功(みやざわ いさお)」です。
 (元「GKインダストリアルデザイン研究所」→2009年に退職後「CORO環境デザイン研究所」を開設)

 開催日時は、2010年10月16日(土)13:30~16:30
 開催場所は、栃木県庁の南側にある「栃木県総合文化センター」3階「第1会議室」です。

 聴講は無料で、事前に申し込めばどなたでも参加できます。
 また、講演会終了後には懇親会も開催予定です(会費:3,000円/事前申し込みが必要)。
 いずれも、申し込み期限は、2010年10月13日(水)です。


・環境と福祉の交通まちづくりをめざす市民団体「雷都レールとちぎ」
 http://www.t-lrt.com/

・講演会「『まちづくり』におけるデザインの役割」チラシ(「雷都レールとちぎ」サイト内)
 http://www.t-lrt.com/rep/usrdoc/20101016.pdf


 以下、「雷都レールとちぎ」の案内メールを転記します。

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未来につなぐまちづくり講演会
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  「まちづくり」におけるデザインの役割
   環境デザイナー 宮沢 功 氏 講演会
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 みなさんが自分の家や部屋を持ったとき、間取りや家具のレイアウト、照明の色など、細部に至るまで迷ったことがあると思います。つきつめるとそれは、その場所で「どんな生活をしたいか」「どんな時間を過ごしたいか」という「想い」を具現化していくこと・・、それが「デザイン」の領域です。
 「まちづくり」も同じです。みなさんがこのまちで「どんな生活をしたいか」「どんな時間を過ごしたいか」という「想い」を形にして、「住みやすいまち」「魅力あるまち」を創るためには、「まちをデザインする」ことが必要なのです。
 今回は、数々の都市デザインに関わってこられた宮沢功氏をお招きして、まちづくりにおけるデザインの役割についてお話しをいただきます。
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●日時:2010年10月16日(土)
     開場13:15
     開演13:30
     閉会16:30

●場所:栃木県総合文化センター 3階 第1会議室
     (宇都宮市本町1-8)

●内容:

 13:30 開会 主催者あいさつ

 13:35 第1部 基調講演
       「まちづくりにおけるデザインの役割」
       講師:宮沢 功 氏(CORO環境デザイン研究所主宰)

       宮沢 功(みやざわ いさお)氏
        環境デザインで有名なGKグループに49年間在籍。
        GK設計にて、取締役社長、取締役相談役を歴任。
        大阪万博などの会場設計、ストリートファニチュア、
        各地域の都市交通デザインなど多数担当。
        定年退職後、CORO環境デザイン研究所を開設。
        現在、環境デザイン領域で活動中。

 15:00 第2部 まちづくり対談
       「これからの宇都宮のまちづくりをデザインする」
       宮沢 功 氏
       森本章倫 氏(宇都宮大学大学院准教授)

 16:30 閉会

●聴講料:無料

●定員:100名(事前申込みが必要です。申込み順にて受け付ます。)

●懇親会について:
  17:00より懇親会を予定しております。(別途会費3,000円)
  参加希望の方は、申込時にその旨明記してください。

●主催・問い合せ・お申込み:
  環境と福祉の交通まちづくりをめざす
  市民団体「雷都レールとちぎ」
   〒320-0802 宇都宮市江野町10-3 イエローフィッシュ内
   常駐者はおりません。連絡はメールまたはFAXでお願いします。
    メール info@t-lrt.com
    FAX 028-632-0699
   雷都レールとちぎホームページ 

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●聴講および懇親会申込みについて:

 ・聴講を希望される方は、下記の申込書(または添付チラシの
  申込書)に記入の上、FAXまたはメールでお申込みください。

 ・定員を超えた場合、記入いただいた連絡先にご連絡しますので、必ず連絡先を記入してください。

 ・団体でお申込みの場合も、個人のお名前とお住まいを記入してお申込みください。

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      <<< 聴講申込書 >>>
==============================================================
送信先 市民団体「雷都レールとちぎ」事務局あて
      FAX 028-632-0699
      メール info@t-lrt.com
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未来につなぐまちづくり講演会の聴講を希望します。

■氏名:


■住所(町名までで結構です):


■連絡先(FAX番号またはメールアドレス):


■懇親会への参加の有無:
 下のいずれかを選択(または削除)してください。

  □聴講のみ
  □聴講および懇親会(会費3000円)への参加を希望

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 富山の成功事例は、「既存の鉄道路線をLRT転換できたから」とか「北陸新幹線の工事に合わせることができたから」など、あくまでも「富山が恵まれていたから」(言い換えれば「他の都市では無理」)だとする論調もあります。
 しかし、本当にそうなんでしょうか。

 今回の講演会は、各地に導入すべきだとお考えの方にとっても、「富山以外の都市では無理」だとお考えの方にとっても、おそらく有意義なものになるのではないかと思います。


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「LRTの導入による都市の再生を考えるフォーラム」9月4日開催

 9月4日に、「LRTの導入による都市の再生を考えるフォーラム」が開催されます。
 会場はJR大塚駅から徒歩5分で、参加するには資料代として2,000円を支払う必要がありますが、「富山ライトレール」実現に尽力した関係諸氏が参加するパネルディスカッション、富山の成功事例を元にLRT導入による交通まちづくりや都市再生をどう進めていくかという議論など、なかなか意義深い会合ですので、当日ご都合がつく方はぜひご検討ください。

 以下、「交通まちづくりの広場」サイト内の「LRTの導入による都市の再生を考えるフォーラム」詳細ページからの抜粋です。



■ 開催日時
 2010年9月4日(土)13:30~17:00

■ 会場
 豊島区立南大塚ホール(JR大塚駅から徒歩5分)
 東京都豊島区南大塚2-36-1/電話:03-3946-4301(代表)

■ 開催主旨
 20世紀のモータリゼーションとともに市街地の拡大が進んだ地方都市の多くにおいて、高齢化が進むとともに生産者人口が減少、拡散した市街地のインフラや福祉サービス等を維持するための自治体の負担が大きな課題となっています。
 また、東京をはじめとする大都市においても、道路空間が自動車であふれる状況は依然として続いており、快適な生活環境を創造するとともに、経済と環境が両立した魅力ある国際都市への変化が求められています。日本の都市の変化の必要性は、もはや待ったなしの状況です。

 LRT等の交通システムを導入は、高齢者や障害者も利用しやすく街中の賑わいを高める人と環境にやさしい移動手段として、このようなニーズを実現させる方策として非常に有望と考えられます。
 しかし、欧米の各都市でLRTの導入が進む一方、日本では多数の都市で導入の動きはあるものの、実際に具現化したのは富山市のみとなっているのが現状です。
 その富山市では、高齢者の外出が増え、LRT沿線の住宅着工数が増加するなど、市民の生活や都市構造の変化が早くも観測されてきています。また、昨年末には中心市街地に環状線(セントラム)が開通、さらに既存鉄道の上滝線のLRT化の検討も開始されています。

 市民の合意プロセス、交通事業者の確保、事業の経済性等の課題が指摘されるなか、富山市の取り組みの舞台裏を詳細に探り、その成功要因を紐解くことは、今後、LRTまちづくりを各地で実現させるために欠かせないのではないでしょうか。
 全国から、明日の交通まちづくりを真剣に考える、行政、市民団体、企業、学識者等が一同に集うこの大会にぜひご参加下さい。

■ 主催
 交通まちづくりの広場(人と環境にやさしい交通をめざす協議会)

■ 共催
 池袋の路面電車とまちづくりの会

■ 後援
 国土交通省
 社団法人日本交通計画協会
 豊島区
 財団法人としま未来文化財団

■ 開催内容【1】
 パネルディスカッション 徹底検証「富山ライトレール」の足跡
 計画立案から開業までの取り組みを詳細に辿り、必要な手続きのみならず、課題をいかに克服してきたか?どのような工夫があったのか?
 富山市のLRTの実現に携わった関係者の方々を迎え、そのプロセスを徹底検証します。

 (パネリスト)
 「望月 明彦」氏(国土交通省 都市・地域整備局/当時・富山市助役)
 「宮沢 功」氏(CORO環境デザイン研究室/当時・GK設計)
 「室 哲雄」氏(富山市都市整備部)

 (コーディネーター)
 「宇都宮 浄人」氏(LRT研究者/日本銀行 エコノミスト)

■ 開催内容【2】
 LRTと都市の再生を考える市民フォーラム
 富山市の事例をもとに、LRT等の導入による新たな交通まちづくりを如何に進めるか?
 そのポイントや戦略を学識者、民間専門家、市民代表等の方々とともに考えます。

 (パネリスト)
 「原田 昇」氏(東京大学大学院工学系研究科教授)
 「松田 暢夫」氏(新潟市都市政策部)
 「市川 嘉一」氏(日本経済新聞社産業地域研究所)

 (コーディネーター)
 「百武 ひろ子」氏(プロセスデザイン研究所)

 (司会)
 「史絵.」(鉄道ジャーナリスト)

■ 資料代
 2,000円




 なお、18:30からはJR大塚駅前「ホテルベルクラシック東京」にて「交流会」(懇親会)も行われます。
 こちらは会費:4,000円で、事前申し込みが必要となります(名前・会社名・電話番号などの記入が必要)。
 詳しくは、「LRTの導入による都市の再生を考えるフォーラム」詳細ページでご確認ください。


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【水戸LRT】講演会「LRTと水戸市の成長戦略」8月21日(土)実施

 水戸の交通まちづくりを考える「高齢者と環境にやさしい交通まちづくりを考える会」(代表:早船 徳子 氏)から、講演会「LRTと水戸市の成長戦略」についてのご案内が届いていますので、お知らせします。

 開催日時は、2010年8月21日(土)16:00~17:00
 会場は、水戸市南町「紅茶館」2F(電話:029-224-5078/ファクシミリ:029-212-5082)です。
 参加は無料ですが、会場スペースの都合上、事前に予約(当日含む)を入れてくださいとのことです。

 ご興味がある方は、ぜひ足をお運びください。
 なお、水戸駅からは歩いても行けますが(やや距離があります)、各社の路線バスが数多く走る区間でもありますので、大工町方面を経由する路線バスをご利用になるとよろしいかと思います。
 最寄りのバス停は「南町3丁目」(水戸駅北口からの運賃:160円)です。


 以下、「高齢者と環境にやさしい交通まちづくりを考える会」から届いたご案内の内容を一部転載します。


演題:「LRTと水戸市の成長戦略」

 日本政府は、将来の日本社会の成長戦略の一環として交通基本法による交通システムの改革を考えています。 その改革の中でLRTは重要な位置づけとされています。
 今回は経済学者でLRTの専門家である宇都宮氏に、この戦略についての解説と、私達の水戸市にとっての意義について講演してもらいます。

講師:宇都宮 浄人 氏(エコノミスト)

 中学・高校時代を水戸で過ごす。「路面電車ルネッサンス」をはじめ、都市交通に関する著書・研究論文多数。
 現在日本銀行勤務。


予約先
・岡崎整形外科医院
 (電話:029-231-4032/ファクシミリ:029-226-2995)
・紅茶館
 (電話:029-224-5078/ファクシミリ:029-212-5082)



 なお、本ブログでご紹介した関連記事は、次の通りです。

・水戸市にLRT導入を検討する市民団体発足(本ブログ 2009年11月16日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/Entry/28/

・【水戸LRT】2月6日(土)に水戸市内で勉強会開催(本ブログ 2010年1月22日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/Entry/44/

・【水戸LRT】2月6日(土)勉強会レポート(本ブログ 2010年2月8日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/Entry/50/


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【雷都レールとちぎ】「齋藤 雅男」氏講演会7月8日(木)開催

 宇都宮の街づくりと公共交通ネットワークを考える市民団体「雷都レールとちぎ」から、講演会の開催案内が届きましたのでお知らせします。

 鉄道工学の専門家で、東海道新幹線開業当時は運転車両部長を務め、近年は台湾新幹線(台湾高鐡)の開業に尽力された「齋藤 雅男」氏の講演会が行われます。

・「雷都レールとちぎ」
 http://www.t-lrt.com

・2010年7月定例会「未来につなぐまちづくり講演」開催のお知らせ
 http://www.t-lrt.com/rep/usrdoc/saito20100708.pdf
 (PDFファイルです)


 開催概要は、次の通り。


・開催日時……2010年7月8日(木)18:30~19:30(開場:18:00)/懇親会:19:30~20:30
・開催場所……宇都宮市総合福祉センター10F「大会議室」(宇都宮市中央1丁目1-13)
・参加費用……無料(懇親会は会員:無料/一般:500円)


・問い合わせ……「雷都レールとちぎ」(メール:info@T-LRT.com/ファクシミリ:028-632-0699)



 計画当初、「これからは道路とクルマ」と考えられていた時代にあって、膨大な資金を要する新幹線計画は無駄ではないかという批判が多数寄せられていたと聞きます。
 しかし開業から45年、新幹線は日本にとって不可欠な交通手段であり、その存在意義は確固たるものとなっています。

 計画当初には必ず反対意見が出るが、必要な投資は長期的な展望に立ち、必ず成し遂げなければならない……というのが同氏のご意見です。

 当日は、万難を排して今日の「新幹線安全神話」の基礎を築いてきた数々の貴重なお話しを拝聴できることと思います。

 開催が平日の夜で、告知が直前になってしまいましたが、ご都合の合う方、興味がある方は、ぜひお運びください。


※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。


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水戸で公共交通シンポジウム2月8日(月)開催

 市民団体からLRT導入の声が出始まった水戸で、「『ひと』『まち』『地球』にやさしいこれからの交通システムを考えよう 公共交通シンポジウム」が開かれます。

 開催日時は、2010年2月8日(月)13:00~16:30
 入場は無料で、事前の申し込みは不要ですが、先着順となっています。

・「ひと」「まち」「地球」にやさしいこれからの交通システムを考えよう 公共交通シンポジウム
 http://www.koutsu-ibaraki.jp/kasseika/sypo.html

・チラシ(オモテ)
 http://www.koutsu-ibaraki.jp/kasseika/pdfs/1259920239_1.pdf

・チラシ(ウラ)
 http://www.koutsu-ibaraki.jp/kasseika/pdfs/1259920239_2w.pdf


 コーディネーターの鈴木文彦氏は、鉄道やバスに造詣が深い交通ライターで、「鉄道ジャーナル」誌のバス連載コーナーを担当しています。

 ひたちなか海浜鉄道の吉田社長は、元々は富山地鉄の社員だった方で、高岡の「万葉線」(元は加越能鉄道の市内線でした)立ち上げの際に移籍して活性化を実現した人物です。
 廃線必至と思われていた高岡の路面電車を万葉線として再生させた実績もありますし、地方の公共交通について一家言あると思いますので、貴重なお話しを伺えるのではないかと思います。

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「小栗判官まつり」09年12月6日(日)開催!!

 鉄道や鉄道模型と直接関係のある話ではないんですが、筑西市内で地域のイベント「小栗判官まつり」が行われます。
 開催日は、2009年12月6日(日)9:00~15:00
 開催場所は、メイン会場が「新治(にいはり)小学校」、サブ会場が新治小学校~JR水戸線「新治(にいはり)」駅の駅前通りです。

 今回はなんとご当地ヒーロー「イバライガーR」が登場します!!

・小栗判官まつりの開催について(筑西市公式サイト内)
 http://www.itwill.jp/cms/chikusei/cgi-bin/upsys/view_hp.cgi

・「20回記念 小栗判官まつり」チラシ(表)
 http://www.itwill.jp/cms/chikusei/upsys/data/news/doc/1258332457_0.pdf

・「20回記念 小栗判官まつり」チラシ(裏)
 http://www.itwill.jp/cms/chikusei/upsys/data/news/doc/1258011921_1.pdf


 目玉となる催しは、次の通り。
 


・出陣式(12:10~/新治小学校)
・武者行列(出陣式終了後/駅前通り)
・「イバライガーR」ショー(10:20~、14:20~/新治小学校)
・屋台で食べ歩き(新治小学校)
・クラシックカー・ミーティング(協和総合センター)

 このほか、さまざまなステージイベントがあります。

 交通手段は、駐車場(筑西市役所の協和支所/旧・協和町役場)が混雑しますので、JR水戸線で来るのが案外便利です。
 メイン会場の新治小学校までは、大人の足なら10分ほどです。


 今回の「小栗判官」役は、20回目の記念ということで芸能人ではなく、筑西市長なんですが……(昨年は「格さん」役で知られた伊吹吾郎氏だった)。
 「イバライガーR」のショーは本格的なものですので(しかも2回公演)、お子さん連れで大いに楽しめると思います。

 天気予報によると当日の天気は今ひとつなんですが、飲み食いのハシゴも大いに楽しめますから、ぜひお越しください。

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プロフィール

HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
 「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
 しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
 公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!

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・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
 nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)

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