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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

【宇都宮LRT】「HU300形」第8編成まで納入

■「優先整備区間」開業までに17編成が納入予定

 2023年春に「優先整備区間」が先行開業予定の芳賀・宇都宮LRT。JR宇都宮駅から大規模商業施設「ベルモール」方面に東進し、「清原工業団地」と「ゆいの杜」エリアを経由し、芳賀町の「本田技研」北門付近まで、約15kmの区間が先行開業します。
 電車を運行するのは、官民共同で設立された「宇都宮ライトレール」。朝夕ラッシュ時は1時間に10本(6分ごと!)、日中でも1時間に6本(10分ごと)の運行頻度を予定していて、快速も運行します。
 すでに工事は全区間で進んでいて、車両基地には毎月1編成のペースで超低床LRV「HU300形」(愛称「ライトライン」)が陸送されています。1月下旬には、相次いで2編成が到着!
 「宇都宮ライトレール」の公式アカウントや、LRT情報を発信するアカウントなど、さまざなな情報がSNSでも発信されています。▲ 「HU307編成」「HU308編成」が相次いで到着!

 宇都宮ライトレールの「HU300形」は、福井鉄道が導入している「F1000形」をベースに開発。 編成長30m級で、3車体連接構造(1車体1台車)を採用しています。
 「F1000形」よりも編成両端の先頭部が長い分、編成長がやや長くなっています。
 製造しているのは、福井鉄道「F1000形」と同じく「新潟トランシス」。完成した車両は、同社で各種テストを行った後、1車体ごとに分割してトレーラーに積載。交通量が少なくなる深夜帯を利用して、宇都宮まで陸送しています。▲ 新潟からトレーラーで深夜に陸送!

 車両基地は、新国道4号沿いの宇都宮市下平出町にあって、遠目にもよく目立つ立地です。
 搬入された車両は、重機でレール上に下ろされ、編成を組成して留置されています。
 留置場所は一定ではなく、並び順や位置が変わっています。また、パンタグラフを展張して構内を試験運転することも!▲ 車両基地は宇都宮市下平出町に建設。フェンス越しに「HU300形」を眺めることができます。

 宇都宮市や芳賀町だけでなく、当地(筑西市)を含む周辺エリア一帯の住民にとっても、宇都宮の交通事情が大きく改善することは、通勤・通学・買い物などの利便性向上に直結する大きな関心事です。
 また、こうして近隣の地方主要都市で革新的な交通施策が具現化することは、周辺自治体にとっても貴重かつ重要な「お手本」になるでしょう。
 開業まであと1年ほど。楽しみですね!


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下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
 「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
 しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
 公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!

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