下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【レポート】09年12月定例運転会
「アルテリオ」における12月の定例運転会が無事終わりました。
今回も11月に続き「アルテリオ」2Fの一番奥まった場所にある「会議室・A」が会場だったということもあって、ギャラリーの来場はなく、メンバーのみの落ち着いた会となりました。
今回は、KATOの新製品「ユニトラム」を初披露と、これまで誰も手がけていなかったコーナーモジュールを引っ提げて「つる」さんが初参加されたことが目玉となりました。
■「つる」さんがコーナーモジュール作成
今回の目玉の一つが、モジュール式レイアウトの内、これまで誰も着手していなかった「コーナーモジュール」が初めて登場したこと。
今回が初見参となる「つる」さんが見事なお手並みで作成したものです。
モジュールの土台は、12mm厚のコンパネを切り出して自作。
強度抜群ですが、「全部12mm厚なので、重くなってしまった」とのこと。
モジュール上には建物を設けず、自然豊かな情景にしたとのことで、カーブの内側にある高台の上には公園があります。
曲線部分は市販のカント付きレールではなく、カーブの外側にプラ板をかませてカントをつけているとのこと。通過する列車がカーブの内側に軽く車体を傾けて走り抜けていきます。
■KATO「ユニトラム」初披露
「ユニトラム」は、既存の「ユニトラック」「ジオタウン」と接続可能な路面モジュール新規格で、まず基本となる周回コースとパワーパック、それに富山ライトレールのLRVをセットにした「スターターキット」が発売されました。
(その後、周回コースと、LRV×3種類が発売)
路面モジュールは素晴らしく、LRVは文句なしの出来映え。
ただ、箱の開け方にちょっとしたコツが必要なのと、モジュールの組み立てに若干注意が必要というのが特記事項。
まず線路を組んでから情景プレートを付け足すような感じで、この辺はまずしっかり注意書きを読みましょうということです(笑)。
「スターターキット」内蔵の線路を組み上げると、正方形のこたつの上に展開できるほどの周回コースができます。
今回は基本の周回コースだけでは物足りず、ジョイント線路を介してTOMIXの直線レールでコースの延長を行いました。
前々から気になっていたんですが、TOMIXの現行のレールは、ジョイント線路との相性が極めて悪い!!
TOMIXのジョイナーがジョイント線路のジョイナーに簡単にははまらないような形状になっていて、やむなく先の細いマイナスドライバーでTOMIXのジョイナーを少し「こじ開け」るようにしてジョイント線路との接続を行いました。
初期のTOMIX線路(道床が茶色いレール)はすんなり接続できていたことを考えると、これは「退化」です。
延長部分もおとなしくKATOのユニトラック線路を使えばこんな苦労はなくて済むんですが……(笑)
ともあれ、今後大きな可能性が生まれたんだなあと実感する素晴らしい新製品でした。
■■■HOゲージは「爆音大会」■■■
他方、HOゲージについては、「ソロモンの悪夢」さんがお持ちのアメリカ型長大編成が豪快なDCCサウンドを鳴り響かせて快走。
「ゆうちゃん」さん、「つる」さんもお手持ちの車両を走らせていました。
HOの方も、そろそろストラクチャーを強化しようかとか、モジュールを入れてみようかとか、今後に向けての話が出ていました。
■打ち上げは今回も「爆弾ハンバーグ」
今回は土曜日、日曜日とも、終了後は「フライングガーデン」で打ち上げ。
連日の爆弾ハンバーグは、今後恒常化するのかも!?(笑)
なお、次回の開催は2010年1月16日(土)~17日(日)、会場は「研修室」です。
(16日は前日設営&試運転)
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