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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

【関東鉄道】常総線「キハ2201」が「キハ5000形」と同じ塗色に

 今朝、常総線の踏切で列車が通過するのを待っていたときのこと。
 下館駅方向へ向かって走り抜けて行った車両を見て、我が目を疑いました。

 「キハ5000形」の塗色なのに、車番は「キハ2201」!?

 どうにも気になって仕方なかったので、そのまま進路変更して下館駅へ。
 下館駅の6番線ホームに、その車両が……。

キハ2201(新塗色)キハ2201(新塗色)キハ2201(新塗色)
 ▲ 「キハ5000形」と同じカラーリングになった「キハ2201」。2011年4月21日(木)9:20頃、下館駅6番線に停車しているところを撮影。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)


 踏切で一瞬視認した車番は、見間違いではありませんでした。
 紛れもなく、「キハ2201」です。

キハ2201(新塗色)キハ2201(新塗色)キハ2201(新塗色)
 ▲ 基本的な外観は「キハ5000形」と同じなので、パッと見の区別がしにくくなりました。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)


 確認しないと分かりませんが、全般検査(全検)と合わせて塗色変更を行ったのかも知れません。
 床下の台車やエンジン、機器類は、基本的にはグレーに塗り替えられていました。
 車内は従来のままで、普通席はえんじ色、優先席は紺色でした。

キハ2201(新塗色)キハ2201(新塗色)キハ2201(新塗色)
 ▲ 台車や床下機器はグレーに塗られていますが、塗り替えられていない部分もありますね。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)


 台車は従来履いていたのと同じものですし、おそらくエンジンなどもそのまま使用しているものと思います。
 「キハ5000形」が常総線の車両として初めて装備した「排気ブレーキ(エンジンブレーキ)」を追加しているかどうかは、ちょっと分かりませんでした。
 (もしお分かりになる方がいらっしゃったら、ご教授ください)

キハ2201(新塗色)キハ2201(新塗色)キハ2201(新塗色)
 ▲ エンジンや動台車の様子。動台車につながるクランクシャフトも見えます。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)


 今朝撮影した「キハ2201」は、この後守谷行きの快速として折り返して行きました。

 これまでは、塗色の違いで「キハ5000形」を見分けることができたのですが……。
 「キハ2201」が塗色変更したのに続き、今後他の車両も塗色変更するようになると、パッと見ただけではどの形式か分からないことになりそうです。

キハ2201(新塗色)キハ2201(新塗色)キハ2201(新塗色)
 ▲ 「キハ2201」に続き、他の「キハ2200形」と「キハ2400形」も塗色を変更するのでしょうか。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)


 その後、昼過ぎに常総線の線路の側を通ったのですが、守谷方面からやって来た下り列車が「キハ2201」でした。
 夕方に出かける予定があるのですが、また新塗色の「キハ2201」を見かけたりして……。


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5000形塗色

こんにちは。日曜日はすれ違いで申し訳ありませんでした。筑西方面に沿線ガイドを配置していたので、留守にしていました。
 さて、2301の5000塗色ですが、重要部検査で塗色変えしたものです。機関は変わりなく、床下のニュートラルグレーも2100シリーズから登場しているので変わりありません。
5000のホワイトベースは、既存の新製車のそれとは違い、気持ち青味がかった白ですが、2301も準じています。作業効率化で、今後は5000塗色が増えるでしょう。京成Gカナック塗色もバスは少なくなってきてますし、マスキングも簡単ですし。
 塗色って指定色でもロットによって微妙に変わったり難しいのです。再塗装で、朱と青(朱が赤、青が紺に)が強く仕上がっていたり、だから模型造りも色合わせに悩まされます。外観からの5000との違いを見抜くには、台車とドア窓の寸法の相違をチェックして下さい。
 
  • from 関鉄RFC会長 :
  • 2011/04/22 (14:02) :
  • Edit :
  • Res

Re:5000形塗色

 日曜日は、私が騰波ノ江にお邪魔している頃にアルテリオにお越しになっていたようで……(苦笑)
 沿線ガイドは、今後当方の運転会でも継続的に配布していきます。


> 重要部検査で塗色変えしたものです。

 全検ではなく、重要部検査だったんですね。

 「キハ2200形」も登場から15年、外板に錆が出ている車両もありましたから、修繕と合わせて塗色変更が進むのかも知れませんね。


> 機関は変わりなく、床下のニュートラルグレーも2100シリーズから登場しているので変わりありません。

 すみません、これはちょっと言葉足らずでしたね。

 床下のグレーは、年数が経つと汚れでほとんど茶黒くなってしまい、今回の「キハ2201」では台車やエンジンなど、取り外して整備したパーツは塗り直されていましたが、それ以外の部分は今回は茶黒く変色したままでした。

 その意味で「基本的にはグレーに塗り替えられていました」という記述をしたという次第です。


> 作業効率化で、今後は5000塗色が増えるでしょう。

 なるほど、確かに直線部分が多い「キハ5000形」の塗色であれば、従来のデザインに比べると塗装もしやすそうですね。

 個人的には、「キハ2200形」か「キハ2400形」のどれか1両で良いので、かつての関鉄標準色(国鉄の一般形気動車標準色と同様の塗色)を再現してくれないかな……と思っていたりします。


> 外観からの5000との違いを見抜くには、台車とドア窓の寸法の相違をチェックして下さい。

 一番分かりやすいのは「車番を確認すること」なんでしょうね(苦笑)。

 「キハ5000形」の塗色が経年でどの程度退色したり変色するのかは分かりませんが、特有の青みがかった白がいつまでも鮮やかであればと思います。
  • from NAL(管理人) :
  • 2011/04/22 (18:16) :
  • Edit :
  • Res

因みに

新造車入線時は、屋根色はグレーですが、検査時にシルバーに塗られます。検査工程で先にクーラーユニットがシルバーで、屋根はグレーの時もありますが、関鉄=屋根シルバーは永年定番ですね。筑波も鹿島もそうでした。水海道に部品庫と化してしまった301も筑波時代はおでこまでシルバー巻かれちゃって強烈でしたね。
 実はグレーより、シルバーの方が耐久性が高いので、採用している訳です。眩しい関鉄シルバーが日差しを反射させて
焼けを防いでいます。そうそう、大田郷駅舎の屋根が数年前に茶色からシルバーに塗り替えられましたが、あの塗色は車両屋根のそれと同じ塗料なんです。
  • from 関鉄RFC会長 :
  • 2011/04/22 (20:54) :
  • Edit :
  • Res

Re:因みに

> 新造車入線時は、屋根色はグレーですが、検査時にシルバーに塗られます。

 なるほど、確かに入線時はシルバーではありませんね。


> 関鉄=屋根シルバーは永年定番ですね。

 幼少の自分は跨線橋の上から列車の屋根を眺めていたりしたものですが、常総線のシルバーは異彩を放っていたような記憶があります。


> 301も筑波時代はおでこまでシルバー巻かれちゃって強烈でしたね。

 たぶん1985年前後だったと思いますが、その「おでこまでシルバー」状態の「キハ301」と「キハ500形」の2両編成が下館から取手方面に出発する様子を撮影した写真があります。
 切妻の車両だと、どこからシルバーに塗るかも難しかったのでしょうね……。


> 実はグレーより、シルバーの方が耐久性が高い

 そうなんですか……。
 長持ちすれば、その分塗装し直す回数を減らせますから、経費節減にもなるんでしょうね。


> 大田郷駅舎の屋根が数年前に茶色からシルバーに塗り替えられましたが、あの塗色は車両屋根のそれと同じ塗料なんです。

 これはうっかりしておりました。
 今度跨線橋に上って、しかと確認してみます。
  • from NAL(管理人) :
  • 2011/04/27 (10:52) :
  • Edit :
  • Res

通りすがりに

はじめまして、この件についてですが、24日にプレミアム体験運転に参加した際に聞いていますので、その範囲内でお答えします。

まず新塗装ですが、今後塗装する必要がある場合に、変更されるとのことです。(2000シリーズのみかは未確認ですが、入場中で腐食修繕済みの310形が塗装変更されていなかったので、2000シリーズのみとおもいます。)
屋根は別の方のおっしゃる通り、シルバーだそうです。(車両から離れてから聞いたので確認できませんでした。)
これも別の方のおっしゃる通り、検査と修繕で改造は伴わないとのことでした。

現在、2202が腐食修繕中です。
次はその2202が新塗装になるそうです。(見学時点では、腐食部分に切れ目をいれた状態でしたので、出場はまだ先になるとおもいますが・・・)

この件でお聞きしたのは以上です。
  • from (ハンドルネームをご記入ください) :
  • 2011/04/27 (22:53) :
  • Edit :
  • Res

Re:通りすがりに

 コメントを残してくださいまして、ありがとうございます。


> 今後塗装する必要がある場合に、変更されるとのことです。(2000シリーズのみかは未確認ですが、入場中で腐食修繕済みの310形が塗装変更されていなかったので、2000シリーズのみとおもいます。)

 情報ありがとうございます。

 新塗色をまとった「キハ310形」も見てみたい気はしますが、「キハ0形」ともども、現行塗色のままで引退まで働くことになるのかな……とは予想しています。


> 検査と修繕で改造は伴わないとのことでした。

 改造となれば相応のコストも発生しますから、車両の更新が一段落するとか、状況的に余裕が生じなければなかなか難しいのでしょうね。


> 現在、2202が腐食修繕中です。
> 次はその2202が新塗装になるそうです。

 「キハ2200形」は入線したのが1997年・1998年でしたから、腐食が目立つようになっていましたから、そろそろ修繕が必要な時期にはなっていました。
 今後は「キハ2203」「キハ2204」についても、順次修繕が行われるのでしょうね。


 今後ともどうぞよろしくお願いします。
  • from NAL(管理人) :
  • 2011/04/28 (08:03) :
  • Edit :
  • Res

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 「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
 しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
 公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!

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