下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【秩父鉄道】武州荒木駅と「1000系」電車
昨日(2010年4月25日)、墓参のため埼玉・行田市へ出かけてきました。
雲一つない晴天で、この季節らしい暖かさが戻る絶好の日和でした。
墓参には我が家と故人の後輩達が参加。
我が家はクルマで出かけ、先日数年ぶりで連絡が取れた故人の後輩の1人を秩父鉄道・武州荒木駅でピックアップし、お寺へ向かう段取り。
途中、朝食を仕入れたりトイレ休憩したり、買い物したりしながら、合流地点の武州荒木駅には、11:20過ぎに到着。
実際に訪れるのは初めての駅だったんですが、歳月の重みを感じさせる実に風情がある古い駅です。
駅舎はかなり古いようで、駅務室、窓口、改札口、待合室と並んでいます。
待合室が改札とは一体化しておらず、独立した作りになっているのが興味深いところ。寒さ対策なのかも知れません。
駅務室の照明が点いていたので覗いてみると、奥から駅員さんが。
この古い駅に日曜日の日中でも駅員さんがいるというのは、何とも嬉しくなります。
駅員さんの許しを得て、改札を通ってトイレへ。
トイレはつい最近新築されたばかりの真新しい建物で、男女それぞれのトイレの間に授乳スペースもあるユニバーサルトイレが設置されています。
市の補助があったのかも知れませんが、これはとても配慮が行き届いています。
武州荒木駅で待っていると、まず羽生方面から三峰口行きの列車がやってきました。
現行塗色の「1000系」です。
この駅では通常の駅とは逆で、進行方向右側の番線に進入してきます。
1~2分待っていると、今度は熊谷方面から羽生行きの列車が到着。
こちらは関西本線塗色の「1000系」です。
客人も無事到着。個人の墓所があるお寺に向かいました。
その後、別働隊の2人も現地で合流。
お墓参りを済ませた後、武州荒木駅で拾った客人は、午後に別用があるとのことで、再び武州荒木駅まで見送りに。
羽生からやって来た列車は、今度はヘッドマークを掲げた前塗色(現行塗色の前にまとっていた、黄色地に茶帯)の「1000系」でした。
大人4人、子ども2人の見送りを受けて、客人は去っていきました。
その後、故人のご実家へ。
到着するや否や、ご実家のお母さんの手回しで宅配ピザが届き、皆でご馳走になりました。
今回さまざまなバリエーションの塗色を目撃した秩父鉄道の「1000系」電車。
元々は国鉄「101系」電車でしたが、秩父鉄道の旧型車両を置き換えるために譲渡・改造のうえで入線してきました。
数の上では現時点(2010年4月26日)でも秩父鉄道の主力車両で、1編成は3両、両端の先頭車は冷房化改造を受けています(中間車は非冷房のまま)。
2007年には、さいたま市に「鉄道博物館」がオープンしたことを記念して、4編成を「国鉄リバイバルカラー」に変更。
国鉄時代の「101系」(と、改良型の「103系」)がまとったことがある4種類のカラーリング(京浜東北線のスカイブルー、総武線のカナリアイエロー、中央線のオレンジバーミリオン、関西本線のウグイス+先頭に黄帯)に変更。
さらに、1編成を前塗色(黄色地に茶帯)、もう1編成を旧塗色(茶のツートンカラー)に変更。
何とも心憎い演出です。
「1000系」が秩父鉄道に来てから約20年。
しかし、製造は40年以上前という老兵で、そろそろ後継車両との置き換えが必要になっていました。
そこで、東急電鉄で不要となった車両(まだまだ使えるものの、後継車両を導入することになったので玉突きで不要となった)を譲り受けることになりました。
まず昨年(2009年)、東急田園都市線で走っていた「8500系」が秩父鉄道の「7000系」として3両編成に改造され、2編成が入線してきました。
今年(2010年)に入ってからは、東急大井町線で活躍していた「8090系」が秩父鉄道の「7500系」として入線しています(4月26日現在、3両1編成)。
今後は後継車と置き換わることで年々数を減らしていく「1000系」。
かつて新性能電車の第一弾としてデビューした元国電「101系」ですが、今や現役で走る姿を見ることができるのは秩父鉄道だけとなりました。
近年中に、東急からの車両で置き換えられ、姿を消すことになるものと思います。
乗車や撮影は、全廃が決まってからでなく、お早めにどうぞ。
SL列車「パレオエクスプレス」が走り、風情がある駅舎も残る秩父鉄道。
その一方で、地方路線としては運行頻度が高く、有料急行の運行も行うなど、乗客の利便性もしっかり確保している鉄道でもあります。
(高頻度運転を行うJRや私鉄の幹線しか利用したことがない人には意外でしょうが、1時間に2~3本列車が走る路線は「かなり頑張っている路線」なんですよ!!)
週末などお時間があるとき、ちょっと足を伸ばして秩父鉄道に乗ってみませんか。
雲一つない晴天で、この季節らしい暖かさが戻る絶好の日和でした。
墓参には我が家と故人の後輩達が参加。
我が家はクルマで出かけ、先日数年ぶりで連絡が取れた故人の後輩の1人を秩父鉄道・武州荒木駅でピックアップし、お寺へ向かう段取り。
途中、朝食を仕入れたりトイレ休憩したり、買い物したりしながら、合流地点の武州荒木駅には、11:20過ぎに到着。
実際に訪れるのは初めての駅だったんですが、歳月の重みを感じさせる実に風情がある古い駅です。
駅舎はかなり古いようで、駅務室、窓口、改札口、待合室と並んでいます。
待合室が改札とは一体化しておらず、独立した作りになっているのが興味深いところ。寒さ対策なのかも知れません。
駅務室の照明が点いていたので覗いてみると、奥から駅員さんが。
この古い駅に日曜日の日中でも駅員さんがいるというのは、何とも嬉しくなります。
駅員さんの許しを得て、改札を通ってトイレへ。
トイレはつい最近新築されたばかりの真新しい建物で、男女それぞれのトイレの間に授乳スペースもあるユニバーサルトイレが設置されています。
市の補助があったのかも知れませんが、これはとても配慮が行き届いています。
武州荒木駅で待っていると、まず羽生方面から三峰口行きの列車がやってきました。
現行塗色の「1000系」です。
この駅では通常の駅とは逆で、進行方向右側の番線に進入してきます。
1~2分待っていると、今度は熊谷方面から羽生行きの列車が到着。
こちらは関西本線塗色の「1000系」です。
客人も無事到着。個人の墓所があるお寺に向かいました。
その後、別働隊の2人も現地で合流。
お墓参りを済ませた後、武州荒木駅で拾った客人は、午後に別用があるとのことで、再び武州荒木駅まで見送りに。
羽生からやって来た列車は、今度はヘッドマークを掲げた前塗色(現行塗色の前にまとっていた、黄色地に茶帯)の「1000系」でした。
大人4人、子ども2人の見送りを受けて、客人は去っていきました。
その後、故人のご実家へ。
到着するや否や、ご実家のお母さんの手回しで宅配ピザが届き、皆でご馳走になりました。
今回さまざまなバリエーションの塗色を目撃した秩父鉄道の「1000系」電車。
元々は国鉄「101系」電車でしたが、秩父鉄道の旧型車両を置き換えるために譲渡・改造のうえで入線してきました。
数の上では現時点(2010年4月26日)でも秩父鉄道の主力車両で、1編成は3両、両端の先頭車は冷房化改造を受けています(中間車は非冷房のまま)。
2007年には、さいたま市に「鉄道博物館」がオープンしたことを記念して、4編成を「国鉄リバイバルカラー」に変更。
国鉄時代の「101系」(と、改良型の「103系」)がまとったことがある4種類のカラーリング(京浜東北線のスカイブルー、総武線のカナリアイエロー、中央線のオレンジバーミリオン、関西本線のウグイス+先頭に黄帯)に変更。
さらに、1編成を前塗色(黄色地に茶帯)、もう1編成を旧塗色(茶のツートンカラー)に変更。
何とも心憎い演出です。
「1000系」が秩父鉄道に来てから約20年。
しかし、製造は40年以上前という老兵で、そろそろ後継車両との置き換えが必要になっていました。
そこで、東急電鉄で不要となった車両(まだまだ使えるものの、後継車両を導入することになったので玉突きで不要となった)を譲り受けることになりました。
まず昨年(2009年)、東急田園都市線で走っていた「8500系」が秩父鉄道の「7000系」として3両編成に改造され、2編成が入線してきました。
今年(2010年)に入ってからは、東急大井町線で活躍していた「8090系」が秩父鉄道の「7500系」として入線しています(4月26日現在、3両1編成)。
今後は後継車と置き換わることで年々数を減らしていく「1000系」。
かつて新性能電車の第一弾としてデビューした元国電「101系」ですが、今や現役で走る姿を見ることができるのは秩父鉄道だけとなりました。
近年中に、東急からの車両で置き換えられ、姿を消すことになるものと思います。
乗車や撮影は、全廃が決まってからでなく、お早めにどうぞ。
SL列車「パレオエクスプレス」が走り、風情がある駅舎も残る秩父鉄道。
その一方で、地方路線としては運行頻度が高く、有料急行の運行も行うなど、乗客の利便性もしっかり確保している鉄道でもあります。
(高頻度運転を行うJRや私鉄の幹線しか利用したことがない人には意外でしょうが、1時間に2~3本列車が走る路線は「かなり頑張っている路線」なんですよ!!)
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HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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