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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

『路面電車で行く 世界各街停車の旅』5月14日は第46回フランス・マルセイユ!

■5月14日(木)は第46回「フランス最古の港町・マルセイユ」!

 BSフジで放送中の『路面電車で行く 世界各街停車の旅』
 2015年5月14日(木)は、第46回「フランス最古の港町・マルセイユ」!!

・『路面電車で行く 世界各街停車の旅』(BSフジ 番組情報)
 http://www.bsfuji.tv/top/pub/streetcar.html

■港町ならでは!! 帆船をイメージした車両が走るマルセイユのLRT

 フランス南部、地中海に面したプロヴァンス地方の中心都市・マルセイユは、人口約85万人、都市圏人口は約135万人。古代ローマ帝国時代から地中海貿易で栄えた港町です。
 この港湾都市で特筆すべきなのは、フランスで2番目に地下鉄が整備されたこと。パリで地下鉄が整備されたのは1900年から約30年間で、その後フランスでは地下鉄整備は進まず、1977年になってやっとマルセイユの地下鉄が開業しています。
 (日本よりずっと早くモータリゼーションが進行したため、永らくクルマ優先の交通政策が採られてきた)


▲ マルセイユのLRT。現在2系統が走っています。(クリックすると番組公式サイトへジャンプします)

 地下鉄の整備にあたっては「交通税」あるいは「交通負担金」制度を導入(従業員9人以上の会社や事業者に対し、その都市圏の交通政策だけに使う=公共交通の財源に使う目的で課税するというもの/参考資料:『運輸と経済』第70巻 第12号)。
 この制度は、地下鉄を2系統整備した後、マルセイユにLRTを整備する際の財源ともなりました。


▲ 車両はボンバルディア製の100%低床LRV「フレキシティ・アウトルックC(シティランナー)」。編成長32.5mです。(クリックすると番組公式サイトへジャンプします)

 マルセイユには、フランスでわずか3都市に減ってしまった「旧来型の路面電車」が残っていた都市の一つでもありました。
 といっても、ほとんどの区間は廃止されてしまい、残っていたのはわずか3kmほど。LRTの導入にあたっては、このわずかに残っていた区間は新路線に組み込まれました。
 現在、旧来の路線を組み込だうえで延伸した「T1」系統と、完全新規に建設された「T2」系統が運行しています。


▲ こちらは7車体連接編成。ちょっと正確なデータが見つからないんですが、編成長はおそらく43.6m。(クリックすると番組公式サイトへジャンプします)

 導入された車両は、ドイツ・ボンバルディア製の100%低床LRV「フレキシティ・アウトルック」(元々は「シティーランナー」という名称でした)。
 港町なので、帆船をイメージした特徴的な外観になっています。
 5車体連接構造の編成は、編成長は32.5m。
 7車体連節構造の編成は、5車体連節編成と共通仕様なら、編成長は43.6m。

 番組では、古代ローマ帝国時代に建設された古い港や、水の宮殿・ロンシャン宮、『巌窟王』の舞台となった「シャトー・ディフ(イフ城)」があるイフ島にも訪れます。


■2015年5月14日(木)時点の放映リスト

 なお、今回の放映情報と、これまでの放映リストなどを反映した2015年5月14日時点の放映リストは、次の通りです。


第1回「世界遺産とワインの街 ポルトガル・ポルト」
第2回「ビールと芸術の街 ドイツ・ミュンヘン」
第3回「七つの坂とファドの街 ポルトガル・リスボン」
第4回「ロマンチック街道街道最古の街 ドイツ・アウグスブルク」
第5回「装飾タイルと世界遺産の街 アルマダ・リスボン ポルトガル」
第6回「野球とキューバ葉巻の街 フロリダ州 タンパ」
第7回「ピッツァとカンツォーネの街 イタリア・ナポリ」
第8回「ジャズの生まれた街 ルイジアナ州 ニューオリンズ」
第9回「大聖堂とファッションの街 イタリア・ミラノ」
第10回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 前編」
第11回「アルプスの麓 美食の街 イタリア・トリノ 後編」
第12回「エルビスの愛した街 テネシー州 メンフィス」
第13回「千年の歴史と百塔の街 チェコ・プラハ」
第14回「音楽と芸術の街 チェコ・プラハ」
第15回「ガウディの愛した街 スペイン・バルセロナ」
第16回「バル文化と美食の街 スペイン・バルセロナ」
第17回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(前編)」
第18回「アルプスに囲まれたチロルの古都 オーストリア・インスブルック(後編)」
第19回「地中海の楽園 スペイン・マヨルカ島ソーイェル」
第20回「音楽の都 オーストリア・ウィーン」
第21回「カフェとお菓子の街 オーストリア・ウィーン」
第22回「水の都 運河の街 オランダ・アムステルダム」
第23回「名画の生まれた街 オランダ・アムステルダム」
第24回「二階建てトラムとグルメの街 香港」
第25回「風水とパワースポットの街 香港」
第26回「カフェ文化とアーケードの街 オーストラリア・メルボルン」
第27回「庭園と美食の街 オーストラリア・メルボルン」
第28回「海と山と教会の街 オーストラリア・アデレード」
第29回「フランダースの犬と運河の街 ベルギーの古都 アントワープとゲント」(2時間SP)
第30回「ダイヤモンドと建築の街 ベルギー・アントワープ」
第31回「月の港 ワインの聖地 フランス・ボルドー」
第32回「名作文学と芸術の街 フランス・ナント」
第33回「地中海と遺跡の街 トルコ・アンタルヤ」
第34回「地中海リゾートとグルメの街 トルコ・アンタルヤ」
第35回「バラとヨーグルトの街 ブルガリア・ソフィア」
第36回「温泉と地下遺跡の街 ブルガリア・ソフィア」
第37回「クリスマスと音楽の街 ドイツ・ドレスデンスペシャル」(2時間SP)
特番回「7か国10都市の路面電車 すべて見せますSP」(2時間SP)
第38回「路面電車の生まれた街 ドイツ・ベルリン」
第39回「芸術とアーティストの街 ドイツ・ベルリン」
第40回「ダンスとイルミネーションの街 イギリス・ブラックプール」
第41回「霧と歴史と蒸気機関車の島 マン島」
第42回「カリフォルニア発祥の歴史の街 アメリカ・サンディエゴ」
第43回「海軍基地とカリフォルニアグルメの街 アメリカ・サンディエゴ」
第44回「イタリア・フィレンツェ&パドヴァ2時間スペシャル ルネサンス発祥の街とガリレオの愛した街」
第45回「星の王子様と美食の街 フランス・リヨン」←2015年5月7日(木)放送
第46回「フランス最古の港町・マルセイユ」←2015年5月14日(木)放送!!



 この番組で登場する「路面電車」には、旧態依然とした「いわゆる路面電車」もあれば、欧州諸国で路面電車を近代化・輸送力強化を実現してきた「トラム」もあります。
 (「トラム」の中には、既存の鉄道路線に乗り入れる「トラムトレイン」を実施しているケースもあって、鉄道路線では鉄道車両のように高速運転を行います)

 日本でも今後LRTを新規導入(またはトラムが「復活」)する都市が増えていくと思いますので、「導入するとかんな感じになるのかな」など、参考になると思います。
 今後もこの番組で新旧さまざまな事例を紹介してほしいなあ……と期待しているところです。


※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。


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