下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【いすみ鉄道】国鉄形気動車に似せた「いすみ350形」導入
不要となった「キハ52」や「キハ28」をJRから導入して、観光列車の目玉として運行するいすみ鉄道。
旧型車の導入と並行して、新型車の導入も進めています。
第三セクター転換時に導入したレールバス「いすみ200形」が老朽化したことに伴い、新型「いすみ300形」(新潟トランシス製/真岡鐵道「モオカ14形」と同様の車輌)を導入中ですが、このたび新たに「いすみ350形」が入線しました。
パっと見、旧国鉄「キハ20系」にそっくりの「なんちゃって国鉄形気動車」です。
・いすみ350形が到着しました。(「いすみ鉄道 社長ブログ」 2012年12月21日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?day=20121221
・いすみ350形が完成しました。(「いすみ鉄道 社長ブログ」 2012年12月10日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?day=20121210
「いすみ350形」(2両導入)は、「キハ300形」(3両導入)と同じ新潟トランシス製の軽快ディーゼルカー「NDC」シリーズに属する車輌で、基本性能は「キハ300形」と同じで、車体だけ「キハ20」に似せています。
全長18m、エンジン出力は355ps。イベント対応のためオールロングシートで、トイレはありません。
現在の技術でレトロ風車輌を新造したもので、レトロな雰囲気を醸し出しつつ、現行車輌としてのサービスレベルを持ち、並行して導入を進める「いすみ300形」と同じシステムを有するため、維持管理もしやすい……と、「うまい所」を狙った新型車両といえます。
いすみ鉄道は、廃止対象だった国鉄木原線を第三セクター転換した鉄道です。
しかし、沿線人口がさほど多い地域を走っているわけではなく、転換後もずっといわゆる赤字経営が続いてきました。
存廃問題が表面化し、社長の公募を行って立て直しを図ることになり、2008年2月に最初の公募社長が就任。
しかし、最初の公募社長は2009年2月に行われた千葉県知事選挙に立候補するため辞任してしまい、しばらく社長空白という緊急事態に。
2009年5月、再度の社長公募が行われた結果、2人目の公募社長となる「鳥塚 亮」氏が就任しました。
鳥塚氏は、元「ブリティッシュ・エアウェイズ」旅客運航部長にして、「前面展望」シリーズなどの鉄道DVDを販売する「パシナ倶楽部」を運営する「有限会社パシナコーポレーション」の代表取締役でもあります。
「キハ52」導入などのアイディアは鳥塚氏ならではのもので、今後もさまざまな新機軸を打ち出してくるものと思います。
2013年度には、JR久留里線での運用を終えた「キハ30形」を導入する意向のようです。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
旧型車の導入と並行して、新型車の導入も進めています。
第三セクター転換時に導入したレールバス「いすみ200形」が老朽化したことに伴い、新型「いすみ300形」(新潟トランシス製/真岡鐵道「モオカ14形」と同様の車輌)を導入中ですが、このたび新たに「いすみ350形」が入線しました。
パっと見、旧国鉄「キハ20系」にそっくりの「なんちゃって国鉄形気動車」です。
・いすみ350形が到着しました。(「いすみ鉄道 社長ブログ」 2012年12月21日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?day=20121221
・いすみ350形が完成しました。(「いすみ鉄道 社長ブログ」 2012年12月10日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?day=20121210
「いすみ350形」(2両導入)は、「キハ300形」(3両導入)と同じ新潟トランシス製の軽快ディーゼルカー「NDC」シリーズに属する車輌で、基本性能は「キハ300形」と同じで、車体だけ「キハ20」に似せています。
全長18m、エンジン出力は355ps。イベント対応のためオールロングシートで、トイレはありません。
現在の技術でレトロ風車輌を新造したもので、レトロな雰囲気を醸し出しつつ、現行車輌としてのサービスレベルを持ち、並行して導入を進める「いすみ300形」と同じシステムを有するため、維持管理もしやすい……と、「うまい所」を狙った新型車両といえます。
いすみ鉄道は、廃止対象だった国鉄木原線を第三セクター転換した鉄道です。
しかし、沿線人口がさほど多い地域を走っているわけではなく、転換後もずっといわゆる赤字経営が続いてきました。
存廃問題が表面化し、社長の公募を行って立て直しを図ることになり、2008年2月に最初の公募社長が就任。
しかし、最初の公募社長は2009年2月に行われた千葉県知事選挙に立候補するため辞任してしまい、しばらく社長空白という緊急事態に。
2009年5月、再度の社長公募が行われた結果、2人目の公募社長となる「鳥塚 亮」氏が就任しました。
鳥塚氏は、元「ブリティッシュ・エアウェイズ」旅客運航部長にして、「前面展望」シリーズなどの鉄道DVDを販売する「パシナ倶楽部」を運営する「有限会社パシナコーポレーション」の代表取締役でもあります。
「キハ52」導入などのアイディアは鳥塚氏ならではのもので、今後もさまざまな新機軸を打ち出してくるものと思います。
2013年度には、JR久留里線での運用を終えた「キハ30形」を導入する意向のようです。
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プロフィール
HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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