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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

【TX】2012年度に3編成増備、「南流山」駅ホーム延長

 「つくばエクスプレス」を運行する「首都圏新都市鉄道」は、平成24年度/2012年度に「TX-2000系」3編成の増備「南流山駅」のホーム延長を行うと発表しました。


・「つくばエクスプレス」
 http://www.mir.co.jp/

・プレスリリース「3編成18両の車両増強と南流山駅ホーム改良計画について」(2011年1月11日)
 https://www.mir.co.jp/uploads/20110112085747.pdf


 車両の増備は、平成20年/2008年秋のダイヤ改正に合わせて「TX-2000系」6両編成×4本を増備して以来のこととなります。
 このときの増備車は、従来の「TX-2000系」にはなかった窓下の赤ラインが追加されたのが外見上の相違点となっています。
 今回発表された増備車は、果たしてどんな形態となるでしょうか。

TX-2000系(赤帯)TX-2000系(赤帯)TX-2000系(赤帯)
 ▲ 2010年秋の車両基地公開イベント「第6回つくばエクスプレスまつり」で展示されていた「赤帯」車。(クリックすると拡大画像を表示します)


 「南流山駅」のホーム延長は、東京方に40m、つくば方に40m、合計80mホームを延長するというもの。
 現在のホーム長は6両編成(120m)に対応した125mですので、延長後は80m長い「205m」となります。

 延長後の列車停車位置はそれぞれ東京方の先端・つくば方の先端となります。
 これにより、現状ではホームが6両編成ギリギリの長さしかないため、乗車待ちの行列がほぼ同じ位置にできてしまう状態を改善し、ラッシュ時の乗客集中を「前後にずらす」ことで、ホーム上の混雑緩和を図ろう……というわけです。

 興味深いのは、合計80mのホーム延長は、車両の長さに換算すると「4両分」、つまり「10両編成にも対応可能」な長さになるということです。
 今後予定されている「8両編成化」に最低限必要な長さは、「2両分」に相当する40mですので、さらに「2両分」長いということになります。
 まだ「8両化」も実現していない段階ですので、一足飛びに「10両化」するとは考えにくいのですが……。
 (TXは全駅で「8両化」する際に必要なホーム延長スペースを確保しています)

 「10両化」を行わないとしても、ホームの長さを延ばすことでホーム上の混雑を分散させようという手法は有効でしょうから、混雑する他の駅でも導入する可能性があるのかも知れませんね。


※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。

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男性
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 「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
 しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
 公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!

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