下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【関東鉄道】2010年3月13日(土)常総線ダイヤ改正
- 2010/03/01 (Mon)
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関東鉄道は、2010年3月13日(土)に常総線のダイヤ改正を実施します。
新ダイヤでは、常総線に新たな運行管理システムを導入し、単線区間の交換設備を有する全駅で同時進入が可能となります。
・関東鉄道
http://www.kantetsu.co.jp/
・【ニュースリリース】常総線ダイヤ改正のお知らせ
http://www.kantetsu.co.jp/news/100226_traindia/100226_traindia.html
主な改正ポイントは、次の通りです。
・単線区間の交換設備がある駅では、同時進入が可能に
・日中の取手発の下り列車が15分間隔のパターンダイヤ化(取手 11:15発~ 15:00発)
・下妻 6:55発→下館 7:23着の区間列車を新設
・水海道~取手間で運転本数の調整(一部減便)
公開された新ダイヤを見てみると……。
新たな運行管理システム導入により、交換設備を有する駅に上り列車・下り列車が同時進入できるようになることで、一部列車の所要時間が4~5分短くなっています。
しかし全体で見ると、かえって所要時間が延びている列車もあり、現時点ではあまり大きな時間短縮には結びついていないような印象です。
大半の列車の所要時間短縮が実現するまでには、もうしばらくかかるということなんでしょう。
今後の設備投資と次回以降のダイヤ改正に期待したいところです。
日中の取手発の下り列車が15分間隔でパターン化され、分かりやすくなったというのは目新しいところ。
また、下館~守谷の区間列車に合わせ、守谷~取手の区間列車の本数も増えています。
その一方で、取手方の一部列車が整理・統合されています(全体の利便性を損なう感じではありませんが)。日中はだいたい1時間に4本程度、ここに下館方面~守谷の直通列車が割り込む格好で、水海道~守谷間の運転本数はやや多めとなっています。
取手駅のパターンダイヤ化の一方で、下館方面の日中のダイヤは運転間隔はまちまち。約20分で次の列車が来ることがあれば、その直後の列車は40分以上後になってしまうこともあります。
この部分の改善は、おそらく今後計画されている増発(下館方の日中の普通列車の運転頻度が現行2本/時→3本/時になる)のタイミングで等間隔になるものと思います。
朝の下妻 6:55発→下館 7:23着の区間列車新設は、下館方の利用者にとっては「長年の宿願」だったことでもあり、かなりありがたい増便です。
というのも、朝の水戸線で一番混み合う下館 7:30発の上下列車に乗るためには、従来のダイヤだと下館 7:10着の常総線に乗る必要があり、特に冬期は震えながら下館駅の水戸線ホームで待つ必要がありました。
下館 7:10着の次の常総線下り列車は、水戸線が出た直後の下館 7:32着という意地悪なダイヤ設定で(苦笑)、下館駅に接近する車窓から小山に向けて走り出した水戸線が見えるという有様。
「なぜ数分時間調整できないんだろう」と、一利用者として不満に思っていたものでした。
ちょっとしたことではありますが、沿線住民に使いやすいダイヤ設定を盛り込めるかどうか……ということの繰り返しと積み重ねが、その路線の将来につながっていきます。
このたった1本の列車新設は、実は結構大きな一歩なのかも知れません。
新ダイヤでは、常総線に新たな運行管理システムを導入し、単線区間の交換設備を有する全駅で同時進入が可能となります。
・関東鉄道
http://www.kantetsu.co.jp/
・【ニュースリリース】常総線ダイヤ改正のお知らせ
http://www.kantetsu.co.jp/news/100226_traindia/100226_traindia.html
主な改正ポイントは、次の通りです。
・単線区間の交換設備がある駅では、同時進入が可能に
・日中の取手発の下り列車が15分間隔のパターンダイヤ化(取手 11:15発~ 15:00発)
・下妻 6:55発→下館 7:23着の区間列車を新設
・水海道~取手間で運転本数の調整(一部減便)
公開された新ダイヤを見てみると……。
新たな運行管理システム導入により、交換設備を有する駅に上り列車・下り列車が同時進入できるようになることで、一部列車の所要時間が4~5分短くなっています。
しかし全体で見ると、かえって所要時間が延びている列車もあり、現時点ではあまり大きな時間短縮には結びついていないような印象です。
大半の列車の所要時間短縮が実現するまでには、もうしばらくかかるということなんでしょう。
今後の設備投資と次回以降のダイヤ改正に期待したいところです。
日中の取手発の下り列車が15分間隔でパターン化され、分かりやすくなったというのは目新しいところ。
また、下館~守谷の区間列車に合わせ、守谷~取手の区間列車の本数も増えています。
その一方で、取手方の一部列車が整理・統合されています(全体の利便性を損なう感じではありませんが)。日中はだいたい1時間に4本程度、ここに下館方面~守谷の直通列車が割り込む格好で、水海道~守谷間の運転本数はやや多めとなっています。
取手駅のパターンダイヤ化の一方で、下館方面の日中のダイヤは運転間隔はまちまち。約20分で次の列車が来ることがあれば、その直後の列車は40分以上後になってしまうこともあります。
この部分の改善は、おそらく今後計画されている増発(下館方の日中の普通列車の運転頻度が現行2本/時→3本/時になる)のタイミングで等間隔になるものと思います。
朝の下妻 6:55発→下館 7:23着の区間列車新設は、下館方の利用者にとっては「長年の宿願」だったことでもあり、かなりありがたい増便です。
というのも、朝の水戸線で一番混み合う下館 7:30発の上下列車に乗るためには、従来のダイヤだと下館 7:10着の常総線に乗る必要があり、特に冬期は震えながら下館駅の水戸線ホームで待つ必要がありました。
下館 7:10着の次の常総線下り列車は、水戸線が出た直後の下館 7:32着という意地悪なダイヤ設定で(苦笑)、下館駅に接近する車窓から小山に向けて走り出した水戸線が見えるという有様。
「なぜ数分時間調整できないんだろう」と、一利用者として不満に思っていたものでした。
ちょっとしたことではありますが、沿線住民に使いやすいダイヤ設定を盛り込めるかどうか……ということの繰り返しと積み重ねが、その路線の将来につながっていきます。
このたった1本の列車新設は、実は結構大きな一歩なのかも知れません。
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HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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この記事へのコメント
無題
北線の平日 土曜休日ダイヤが同じだったのが変更
これは、ダイヤ改悪では、
快速の下妻駅停車時間が、無駄。
Re:無題
今後ともどうぞよろしくお願いします。
> 北線は、土曜休日ダイヤでは。4本減便
私がこの記事を掲載した当時に新旧ダイヤを見比べた時には「減った」という印象はなかったのですが、これは具体的にはどの時間帯で、どの区間の列車でしょうか?
よろしければ、ご教授くださいますと幸いです。
> 北線の平日 土曜休日ダイヤが同じだったのが変更
できれば同じ方が良いとは思いますが、ダイヤ設定上やむを得ないことがあるのではないか……とも思います。
> これは、ダイヤ改悪
運転本数が半減するとか、所要時間が10分単位で延びるのであれば「改悪」だと断じて良いと思いますが……。
今春の新ダイヤでは、一部列車の速達化が実現していますし、サービスレベルが低下しているわけえもありませんので、一概に「改悪」とはいえないと思います。いかがでしょうか?
> 快速の下妻駅停車時間が、無駄。
これは単線区間では致し方ない面があります(もちろん、快速の停車時間が短いに越したことはないと思いますが……)。
常総線は地方路線としては駅が多く、しかもそのほとんどが交換設備を有していますが、下妻~水海道間では1線1面の交換できない駅が残っています。
単線のままでも全駅で交換できるようになれば、ダイヤ設定はかなり楽になると思います(そのような長期計画もあったはずです)。
また、快速については、向こう2~3年の内に「1線スルー化」が実現する駅が出て来ます。
1線スルー化対応駅は、通過する快速が大きな減速をせずに済むようになります。時間短縮は1駅につき1分程度ですが、単線区間の下館~水海道間における快速通過駅は10駅あり、現在交換設備を有する駅ではほぼ減速していますので(大宝駅の上り線は減速を要しない)、これらの駅が全て1線スルー化するだけでも所要時間は5~6分短くなることになります。
現在、下館~守谷間は最速46分ですが、これが30分台になる可能性が出てくるということでもあります。
無題
平日にくらべて 下館発次の4本がない。
11時29分発 18時20分発 19時58分発 22時10分発
Re:無題
ご指摘の列車について見てみますと、そもそも平日の運転間隔が「詰まっている」時間帯なので、土休日はそれを平準化しているとも言えそうですね。
・平日は下館11:29発の列車が土休日はない
……平日の11時台は、11:06発、11:29発、11:44発
……土休日の11時台は、11:06発、11:44発
……「おおむね30分に1本」レベルを維持しています。
・平日は下館18:20発の列車が土休日にはない
……平日の18時台は、18:10発、18:20発、18:39発
……土休日の18時台は、18:14発、18:39発
……平日の18:20発がなくても、土休日で「おおむね30分に1本」レベルを維持しています。
・平日は下館19:58発の列車が土休日にはない
……平日の19時台は、19:12発、19:36発、19:58発で、直後に20:07発がある
……土休日の19時台は、19:12発、19:37発で、次発は20:07発
……平日の19:58発がなくても、土休日で「おおむね30分に1本」レベルを維持しています。
・平日は下館22:10発の列車が土休日にはない
……平日の22時台は、22:10発、22:34発、22:55発で、直前に21:51発がある
……土休日の22時台は、22:34発、22:55発で、直前に21:51発がある
……平日の22:10発がなくても、土休日で「おおむね30分に1本」レベルを維持しています。
現在の常総「北」線は、「おおむね30分に1本」レベル(ただし、朝夕ラッシュ時は運行頻度が向上する)の運行頻度が基本ですので、ご指摘の4本については「前後の列車との運転間隔が詰まりすぎている」ことがご理解いただけると思います。
言い換えれば、平日は走っている「運転間隔が詰まっている」列車が土休日には走らなくても、「おおむね30分に1本」レベル自体は維持されますので、「改悪」と糾弾するようなレベルではないものと考えます。
これがもし、列車1本の設定がなくなることで「おおむね30分に1本」レベルだった状態が「60分に1本」レベルになったのであれば、これは明らかな「改悪」と言って差し障りないと思います。
しかし、実情はそうではないことが明らかですので、「減便」は事実なんですが、決して「改悪」とは言えないと考えます。いかがでしょうか?
私はここ30年ほど、毎日ではないとはいえ、常総線を利用して通学したり仕事に行ったり、遊びに出かけたりしています。
かつては「おおむね60分に1本」レベルだった路線が、今では本数が少ない時間帯でも「おおむね30分に1本」レベルで走っているうえ、速達列車である快速が上下各6本走っていること、守谷で「つくばエクスプレス」に乗り継ぐことで極めて便利な路線に「化けた」ことを力強く感じています。
今後も利便性が向上する方向で推移すると聞いていますので、地元住民の1人として積極的に利用していきたいと考えています。
早川さんは、普段常総線を利用されていますでしょうか?