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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

【オススメ】『レイルリポート122』8月21日発売

 ビコムが隔月刊で発売している『レイルリポート(RAIL REPORT/RR)』
 2010年8月21日には最新号『レイルリポート122(RR122)』が発売となりました。

 『RR122』には、先日デビューした新型「スカイライナー」が大きく取り上げられています。新設された成田高速鉄道アクセスをスピード感あふれるスタイルで疾走する新型「スカイライナー」の姿を堪能できます。
 「NEWS REPORT」は、年末の開業を前にほとんど工事が終わっている東北新幹線の八戸~新青森間の様子や、惜しまれつつ引退した会津鉄道の「キハ8500系」(「AIZUマウントエクスプレス」として活躍)、引退を前に堂々の3重連を披露した西武鉄道の電気機関車「E31形」など、盛りだくさん。
 そのほか、ついに電化が決まったJR東海・武豊(たけとよ)線の今の姿を収録。電車並みの走行性能を有する大出力・高性能ディーゼルカー「キハ75系」が名古屋駅まで直通している路線ですが、電化し「313系」で置き換えることが発表されました。「キハ75系」は高山本線に転属となるようで、同線の「キハ40系」の処遇がどうなるかなど、今後も目が離せなくなりそうです。

 今回もてんこ盛りの内容で、お買い得だと思いますよ!!







パッケージ

Amazonで購入


レイルリポート122号(RAIL REPORT 122)

 【発売】ビコム
 【ジャンル】鉄道DVD
 【発売日】2010年8月21日
 【税込価格】2,100円
 【メディア】DVD 1枚
 【備考】収録時間:70分



※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。


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「LRTの導入による都市の再生を考えるフォーラム」9月4日開催

 9月4日に、「LRTの導入による都市の再生を考えるフォーラム」が開催されます。
 会場はJR大塚駅から徒歩5分で、参加するには資料代として2,000円を支払う必要がありますが、「富山ライトレール」実現に尽力した関係諸氏が参加するパネルディスカッション、富山の成功事例を元にLRT導入による交通まちづくりや都市再生をどう進めていくかという議論など、なかなか意義深い会合ですので、当日ご都合がつく方はぜひご検討ください。

 以下、「交通まちづくりの広場」サイト内の「LRTの導入による都市の再生を考えるフォーラム」詳細ページからの抜粋です。



■ 開催日時
 2010年9月4日(土)13:30~17:00

■ 会場
 豊島区立南大塚ホール(JR大塚駅から徒歩5分)
 東京都豊島区南大塚2-36-1/電話:03-3946-4301(代表)

■ 開催主旨
 20世紀のモータリゼーションとともに市街地の拡大が進んだ地方都市の多くにおいて、高齢化が進むとともに生産者人口が減少、拡散した市街地のインフラや福祉サービス等を維持するための自治体の負担が大きな課題となっています。
 また、東京をはじめとする大都市においても、道路空間が自動車であふれる状況は依然として続いており、快適な生活環境を創造するとともに、経済と環境が両立した魅力ある国際都市への変化が求められています。日本の都市の変化の必要性は、もはや待ったなしの状況です。

 LRT等の交通システムを導入は、高齢者や障害者も利用しやすく街中の賑わいを高める人と環境にやさしい移動手段として、このようなニーズを実現させる方策として非常に有望と考えられます。
 しかし、欧米の各都市でLRTの導入が進む一方、日本では多数の都市で導入の動きはあるものの、実際に具現化したのは富山市のみとなっているのが現状です。
 その富山市では、高齢者の外出が増え、LRT沿線の住宅着工数が増加するなど、市民の生活や都市構造の変化が早くも観測されてきています。また、昨年末には中心市街地に環状線(セントラム)が開通、さらに既存鉄道の上滝線のLRT化の検討も開始されています。

 市民の合意プロセス、交通事業者の確保、事業の経済性等の課題が指摘されるなか、富山市の取り組みの舞台裏を詳細に探り、その成功要因を紐解くことは、今後、LRTまちづくりを各地で実現させるために欠かせないのではないでしょうか。
 全国から、明日の交通まちづくりを真剣に考える、行政、市民団体、企業、学識者等が一同に集うこの大会にぜひご参加下さい。

■ 主催
 交通まちづくりの広場(人と環境にやさしい交通をめざす協議会)

■ 共催
 池袋の路面電車とまちづくりの会

■ 後援
 国土交通省
 社団法人日本交通計画協会
 豊島区
 財団法人としま未来文化財団

■ 開催内容【1】
 パネルディスカッション 徹底検証「富山ライトレール」の足跡
 計画立案から開業までの取り組みを詳細に辿り、必要な手続きのみならず、課題をいかに克服してきたか?どのような工夫があったのか?
 富山市のLRTの実現に携わった関係者の方々を迎え、そのプロセスを徹底検証します。

 (パネリスト)
 「望月 明彦」氏(国土交通省 都市・地域整備局/当時・富山市助役)
 「宮沢 功」氏(CORO環境デザイン研究室/当時・GK設計)
 「室 哲雄」氏(富山市都市整備部)

 (コーディネーター)
 「宇都宮 浄人」氏(LRT研究者/日本銀行 エコノミスト)

■ 開催内容【2】
 LRTと都市の再生を考える市民フォーラム
 富山市の事例をもとに、LRT等の導入による新たな交通まちづくりを如何に進めるか?
 そのポイントや戦略を学識者、民間専門家、市民代表等の方々とともに考えます。

 (パネリスト)
 「原田 昇」氏(東京大学大学院工学系研究科教授)
 「松田 暢夫」氏(新潟市都市政策部)
 「市川 嘉一」氏(日本経済新聞社産業地域研究所)

 (コーディネーター)
 「百武 ひろ子」氏(プロセスデザイン研究所)

 (司会)
 「史絵.」(鉄道ジャーナリスト)

■ 資料代
 2,000円




 なお、18:30からはJR大塚駅前「ホテルベルクラシック東京」にて「交流会」(懇親会)も行われます。
 こちらは会費:4,000円で、事前申し込みが必要となります(名前・会社名・電話番号などの記入が必要)。
 詳しくは、「LRTの導入による都市の再生を考えるフォーラム」詳細ページでご確認ください。


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【TX】祝・開業5周年!! 8両化や東京延伸の話も

 2005年8月24日に開業した「つくばエクスプレス(TX)」
 8月24日で開業5周年を迎えたことを記念して、沿線各地で記念行事が行われたようです。

・TX5周年 各地でイベント(「東京新聞」茨城版 2010年8月25日)
 http://www.yagan.co.jp/information/0000000048/detail.html

 大きな期待を背負って開業してから早5年!!

 当初は一部で不安視する向きもあったようですが、高速・速達路線であること、再開発によって秋葉原が単なる乗換駅から目的地へと変貌しつつある中での開業とあって、私自身は「絶対に発展・成長する」との確信を抱いていました。


 ▲ 2010年8月24日に開業5周年を迎えた「つくばエクスプレス」。今後もますます発展していくでしょうね。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 TX開業に伴い、接続する各路線にも大きな変化がもたらされました。

 JR武蔵野線とは「南流山」駅で接続。ここで乗り換えれば、「幕張メッセ」や「東京ディズニーランド」にもスムーズに行けるようになりました。
 東武野田線は、TXとの交差地点に新駅「流山おおたかの森」駅を建設。新駅開業に合わせて周辺地域の再開発も行われ、駅前に大規模ショッピングセンターができるなど、新都心として発展を続けています。

 関鉄常総線とは、「守谷」駅で接続。元の常総線の「守谷」駅は、今の駅よりも100mほど南側だったのですが、TXとの交差地点に駅を移設し、2線4面の立派な駅に生まれ変わっています。
 TX開業により、従来は「取手」駅まで出てJR常磐線で都心方面に向かっていた人の大半が「守谷」駅でTXに乗り換えるようになり、常総線の平均乗車距離は短くなってしまいました(その分、運賃収入も減少)。
 そのため、より遠距離からの乗客を新規に確保しようと、下館~守谷間の快速運行が始まり、「北線」(水海道~下館間)の普通列車の運行頻度が大幅に向上しています。


 高速運転で所要時間も短く、運転本数も多いTX。

 当初目標だった「27万人/日」をあっさりクリアし、2010年4月には「28万人/日」を達成したとのことです。
 利便性が高い路線なので、今後もますますTXの乗客は増えていくことでしょう。

 そこで問題になってくるのが、現在の6両編成のままでは輸送力不足に陥るということです。
 すでに限界に達しているというのが実情で、当初計画にも盛り込まれている「8両編成化」を実現する必要性が高まってきています。

 それと、私自身は懐疑的なのですが、以前から「東京駅への延伸」という話が持ち上がっています。


・TX開業5周年「27万人」前倒し達成 東京駅延伸、時期は不透明 茨城(「MSN産経」茨城版 2010年8月25日)
 http://www.yagan.co.jp/information/0000000048/detail.html


 東京駅に延伸といっても、JR京葉線などと同様、「大深度地下」で「かなり歩く」ことになるのではないか……という危惧があります。
 (東京駅周辺の地下空間は、既にかなり利用し尽くしている状況で、地下に鉄道を新設するとなると「深く」「遠く」するしかないのです)

 「常磐新線」計画当初の秋葉原というと、駅前に電気街やでかい市場が広がる状況でしたので(多くの人にとって「目的地」ではなかった)、当時の視点で考えると、なるほど「始発駅は東京駅に」という考え方は納得できます。
 しかし、その後の社会情勢の変化や、秋葉原の変貌ぶりを考えると、当初計画のまま東京延伸を墨守するのが最適なのかどうか……。

 再考を促したい理由は、大きく3つあります。


(1)再開発の結果、秋葉原は東京を代表する街の五指に入るようになった
(2)「東北縦貫線」の開通により、上野~東京間の山手線・京浜東北線の混雑が緩和する
(3)延伸するなら、筑波山方面や土浦・石岡方面の方が良いのでは



 まず(1)について。

 単なる通過駅・乗換駅ではなく、立派な「目的地」に生まれ変わった今の、これからの秋葉原ということを考えたとき、「アキバ始発」であることのメリットの方が大きいのではないか、ということです。
 世界的な認知度も高い「アキバ」が始発駅である状態を保つことが、イメージ戦略的にも大きな意味を持つのではないかと思えます。

 もし東京駅までの延伸を行う場合、神田川を越えるために大深度地下を掘り進むことになるため、わずか2kmちょっとの工事に1,000億円を要するそうです。
 現行のTX秋葉原駅は、東京延伸を見越して始発・終着駅としてではなく、島式ホームが一つだけの通過駅タイプの構造です。
 これをもって「だから東京駅に延伸しないといけない」という話もあるようですが、1,000億円あれば現行のTX秋葉原駅の増強工事を行っても相当なお釣りが来るのではないかと思えます。


 続いて、(2)について。

 「東北縦貫線」とは、東北新幹線の東京延伸工事の際に分断してしまった在来線の線路を再び設置して、東北線(宇都宮線)・高崎線・常磐線が上野~東京間を走行できるようにするというものです。
 (東北新幹線開業以前は、東北線・高崎線・常磐線の列車の中には東京駅に直通している列車もありました)
 ポイントは、上野~東京間ノンストップで、秋葉原には駅を設けません(勾配などの関係上「設けられない」のかも知れません)。

 東北新幹線を東京まで延伸する際、秋葉原~神田間の線路脇スペースに余裕が少ない区間があったため、かつては直通していた在来線の線路は分断され、新幹線の軌道が建設されました。
 分断された在来線の線路は、上野方・東京方それぞれで留置線して使われていて、秋葉原駅周辺には東北・高崎・常磐線の電車が出番待ちで休んでいる姿を見ることができます。

 分断後、東北・高崎・常磐線が東京駅に直通していたメリットが再評価され、「東北縦貫線」として国家事業として実現に向けて動き出しました。
 これが実現すると、東北線・高崎線・常磐線は全列車ではありませんが東京駅に直通し、おそらく品川駅まで通して運行するようになります。
 (東海道線からも大宮方面に乗り入れてくる列車が設定されるかも知れません)

 現在は上野駅で山手線・京浜東北線に乗り換えて東京に向かう人が多いわけですが、「東北縦貫線」が開通して直通運転を行うようになると、わざわざ上野駅で乗り換える人は少なくなるはずです。
 (先述の通り、秋葉原駅には停まらないので、速達効果も生まれます)
 つまり、特に朝ラッシュ時の山手線と京浜東北線の混雑は緩和することが確実なのです。

 莫大な資金を投じてTXを大深度地下で東京駅に延伸するより、秋葉原駅の徹底的な改良を行い、TXとJR各線の乗り換えを容易にすることで、東京駅へのトータルの移動時間を同等にすることは十二分に可能だと思えます。


 (3)については、1,000億円を投じて東京までわずか2km延伸するぐらいなら、秋葉原駅の大改良を行ったうえで、いっそ茨城県内の延伸を検討したらどうか、という考えです。
 筑波山方面へ延伸するのであれば、旧・筑波鉄道の旧・筑波駅が終点になる(用地も駅の施設も廃止当時のまま残っている)と思います。
 もっとも、秋葉原~つくばまでと同様の高規格路線として建設するかどうかは議論の余地があり、延伸は建設費を抑制できるLRT新線として、秋葉原からの直通運転ではなく、つくば駅で容易にLRVに乗り継げるようにする、ということも考えられます。

 この(3)については、TXそのものの話題から逸脱する部分も少なからずありますので、今回はこの程度にとどめますが……。


 東京延伸と8両編成化。
 私は即刻8両編成化を実現して、東京延伸は再考を要すると考えていますが……どうなるでしょうか。


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【造形村】HOゲージ「0系」新幹線、2011年4月発売

 「第11回 国際鉄道模型コンベンション」で発表された新製品はさまざまありますが、その中に注目の新製品をひっさげてHOゲージに参入するブランドがありました。
 「造形村」です。

 「造形村」は、フィギュアなどで知られる「ボークス」系のメーカーで、1/32スケール「震電」でデビューしたことでも知られていますが、ここが鉄道模型、しかもHOゲージに参入するということなので驚きです。
 「スーパーレールシリーズ(SRC)第1弾として発表されたのは、「0系新幹線」でした。

・衝撃発表、SRS始動! 第1弾0系新幹線0番台(「造形村」 2010年8月24日)
 http://www.zoukeimura.co.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=272


 同ブログの掲載情報はまだ限られていて、掲載されている画像は詳細な文字情報を読み取るにはサイズが小さいため、他のブログ等でも情報を拾って総合すると……。


・0系新幹線0番台、大窓仕様
・1/87スケール、16.5mmゲージ
・2011年4月発売予定
・塗装済み完成品、ワイパーなど小物はユーザー取り付け
・材質はプラスチックと金属部品
・ヘッドライト、テールライト、室内灯は点灯(実装済み)
・DCCにも対応(21ピン)
・第2弾も企画進行中


・基本セット(4両) 47,250円……21形+22形+25形+26形(M車)
・増結Aセット(4両) 42,000円……15形+16形+35形×2
・増結Bセット(2両) 20,790円……25形+26形(M車)
・26形(M車)単品 13,440円



 ……などとなっています。
 (メーカーの公式サイトにちゃんとリリースが掲載されれば良いのですが……詳細情報については、公式発表を改めてご確認ください)


 今の段階では、初期の12両編成を再現することを念頭に置いているようなラインナップですね。

 「基本セット」「増結Aセット」「増結Bセット」と、「26形」を2両買うと、12両編成を組成できます。
 ただ、これだとM車(モーター付きの車両/動力車)が4両になりますので、DC運転の場合は電圧降下が心配になりそうです(DCC化してしまえば良い、という前提なのかも知れないのですが……)。

 できれば、増結用の「26形」はM車だけでなく、T車(トレーラー/モーターが付いていない車両)も発売を検討してもらいたいなあ……と思います。


 現段階では発表直後ということもありますし、発売までまだ日があることを考えると、今後も何か新情報が出てくるのかも知れません。
 興味がおありの方は、続報も要チェックですよ!!


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【TOMYTEC】「鉄コレ」第13弾は20m~20.5m級の私鉄気動車

 「第11回 国際鉄道模型コンベンション」で、各社の新製品情報が発表されました。
 「N-Gauge Information」で、TOMYTEC(トミーテック)の新製品情報が掲載されています。

 「鉄道コレクション」第13弾は、待ってました、20m~20.5m級の私鉄ディーゼルカーです。
 2010年12月発売予定で、全10種類+シークレット。単価は735円(税込)です。

・TOMYTEC 第11回国際鉄道模型コンベンション(JAM)会場発表新製品(「N-Gauge Information」 2010年8月20日)
 http://ngi.blog.eonet.jp/n_gauge/2010/08/tomytec11jam-4a.html


 同ブログによると……。


・湘南顔や、国鉄「キハ20」をモデルにした私鉄のディーゼルカー
・自社発注車両をメインに展開(国鉄型車両とは異なる)
・「留萌鉄道」の「キハ1000形」、「同和鉱業小坂鉄道」の「キハ2100形」の製品化が決定
・専用の動力ユニット2種類を新規発売予定
・専用ケースも同時発売(2,100円)


 ……とあります。

 湘南顔で20m級の自社発注ディーゼルカー……と来ると、

・鹿島鉄道「キハ710形」(元・三井芦別鉄道「キハ100形」)
・鹿島鉄道「キハ714」(元・夕張鉄道「キハ251」)
・鹿島鉄道「キハ715」(元・夕張鉄道「キハ254」)
・関鉄常総線「キハ721」(元・加越能鉄道「キハ187」)
・茨城交通「キハ1000形」(元・留萌鉄道「キハ1000形」)
・茨城交通「キハ1100形」(元・留萌鉄道「キハ1103」)


 「キハ20系」をモデルにした20m級の自社発注ディーゼルカー……と来ると、


・筑波鉄道「キハ760形」(元・雄別鉄道「キハ49200形」)……国鉄「キハ21」の準同形車
・筑波鉄道「キハ810形」(元・雄別鉄道「キハ104」「キハ105」)……国鉄「キハ22」の準同形車
・関鉄常総線「キハ813」(元・雄別鉄道「キハ106」)……上記「キハ810形」の片運転台車
・ひたちなか海浜鉄道「キハ22形」(元・羽幌炭礦鉄道「キハ22形」)……国鉄「キハ22」の準同形車
・ひたちなか海浜鉄道「キハ2000形」(元・留萌鉄道「キハ2000形」)……国鉄「キハ22」の準同形車


 単に20m級の自社発注ディーゼルカー……と来ると、


・茨城交通「ケハ601」
・小田急電鉄「キハ5000形」(後に関鉄常総線「キハ751形」に改造)
・小田急電鉄「キハ5100形」(後に関鉄常総線「キハ753形」に改造)
・関鉄常総線「キハ700形」……特急「しもだて」用として新製、後に通勤化改造
・関鉄常総線「キハ800形」……同和鉱業小坂鉄道「キハ2100形」と準同形車
・関鉄常総線「キハ900形」……関鉄版「キハ36」/片開き3ドアで、外吊り式ではなく戸袋式
・鹿島臨海鉄道「6000形」
・鹿島臨海鉄道「7000形」
・関鉄龍ヶ崎線「キハ2000形」
・関鉄常総線「キハ2100形」
・関鉄常総線「キハ2200形」
・関鉄常総線「キハ2300形」
・関鉄常総線「キハ2400形」
・関鉄常総線「キハ5000形」


 地元・茨城に関係がある車両だけでも、結構あります。
 (常総線のキハ0形やキハ310形は、新造車両ではないのでおそらく対象外なんだろうと思います)

 果たしてどんな車両が製品化の対象となるのか……。
 続報に期待したいですね。


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【TOMIX】「国際鉄道模型コンベンション」で新製品発表

 現在開催中の「国際鉄道模型コンベンション」で、各社の新製品情報が発表されました。
 「Joshin Web」のスタッフブログ「J-鉄道部」で、各社の新製品情報についての速報が掲載されています。

 KATOに続き、TOMIXの新製品情報です。

・鉄道模型コンベンション トミックス新製品速報(「J-鉄道部」 2010年8月18日)
 http://blog.joshinweb.jp/joshintrain/2010/08/post-a7dd.html

・鉄道模型コンベンション トミックス新製品速報2(「J-鉄道部」 2010年8月18日)
 http://blog.joshinweb.jp/joshintrain/2010/08/2-8c55.html


 Nゲージの新製品は、次の通り。


・C57 1 蒸気機関車
・12系レトロ客車(やまぐち号)
・100系 山陽新幹線フレッシュグリーン 6両
・N700系7000番台「さくら」(九州新幹線直通運転用車両)
・113系1500番台横須賀線色(リニューアル)
・EF66+ワム380000形(専用貨物列車セット)……青ワム34両(!!)編成
・231系500番台 山手線 サハE231-400・サハE231-4000セット(限定)……山手線のホームドア化に対応して従来の6扉車を置き換える4扉車のセット
・183系特急まいづる
・183系特急たんば


 「SLやまぐち」号とN700系7000番台「さくら」が注目でしょうか。
 「青ワム34両セット」ってのはクレイジー(笑)ですが、きっと結構人気が出るんじゃないかと思います。
 (価格はいくらになるんでしょうね……)


 HOゲージの新製品として発表されたのは次の通り。
 確か先日の「松屋銀座」での「鉄道模型ショウ」会場で、今後の発売予定品として発表されていたと思います。


・EF510 0番台 レッドサンダー
・EF510 500番台 北斗星色
・EF510 500番台 カシオペア色
・24系24形ブルートレイン(→24系25型から変更)


 HOで、しかも「EF510」を3タイプとも製品化するのか……と驚いたのですが、どうやらやる気のようですね。
 ただ、「カシオペア色」が発売予定に入っても、「E26系」については予定品リストには入っていません。
 これはKATOもそうですが、当面はユーザー動向(と、競合するKATOの動向)を注視して……ということなんでしょうか。
 製品化するとなれば新規に多数の車種を新造することになりますから、確実に「売れる!!」とならないと、なかなかアナウンスすらできないというところなのではないかと思います。


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【KATO】「国際鉄道模型コンベンション」で新製品発表

 現在開催中の「国際鉄道模型コンベンション」で、各社の新製品情報が発表されました。
 「Joshin Web」のスタッフブログ「J-鉄道部」で、各社の新製品情報についての速報が掲載されています。

 まず、KATOから。

・KATO 鉄道模型コンベンション発表の新製品情報(「J-鉄道部」 2010年8月18日)
 http://blog.joshinweb.jp/joshintrain/2010/08/kato-82ac.html


 Nゲージの新製品は、次の通り。


・キハ181系特急形ディーゼルカー(国鉄色)……2010年12月発売予定
・EF510 500番台 カシオペア色
・E26系カシオペア色(製品内容のリニューアル)


 来ました、隠し球は「キハ181系」でした。
 実車は間もなく引退ということで、先日の定例運転会後の打ち上げでも「国鉄形が新製品なら、キハ181系かも? まさか70系はないだろうし……」という話は出ていたんですが、その通りになりました。
 これで後継の「キハ189系」も製品化されたら素晴らしいですが、どうなるでしょうか。

 「EF510 カシオペア色」は、「E26系」のリニューアル(製品内容の変更)と合わせての発売となるようです。


 KATOのビックリは、今回はHOゲージでした。


・EF510 0番台
・EF510 500番台 北斗星色


 HOで新製品を、という期待に応えるかたちで、なんと「EF510 0番台」「EF510 500番台 北斗星色」の発売が決まりました。

 実はこのKATO「EF510」製品化についても、先日の定例運転会後の打ち上げの席上、希望を込めた予測として話題になっていたので、何とも嬉しい限りです。
 記事によると、メーカー側として「価格を抑えめに設定したい」との記述があります。高価格路線のTOMIXに対する対抗心の現れなのかも知れませんけど、やはりある程度安価でないと普及も見込めませんから、ぜひ頑張ってもらいたいと思います(し、「応援」したいと思います)。
 また、「時期は微妙」としながらも「客車も製作したい」とありますので、こりゃたぶん本気です。

 Nゲージに続き、HOでも「EF510 500番台 カシオペア色」を……と期待してしまいますが、すでに製品化が行われている「24系」客車と異なり、「カシオペア」の「E26系」はHOゲージでの製品化が行われていませんので、現時点では機関車だけ製品化しても仕方ないだろう、という判断があるものと推察します。
 HOでも「E26系」が製品化されるのかどうかは、今後のユーザーの動向次第なのではないか……と思います。


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【関東鉄道】老兵健在!! スカ色の「キハ102」健在

 今ではすっかり希少種になってしまった「キハ35系」(キハ30/キハ35/キハ36)。
 関東鉄道常総線では、数こそ減ってしまいましたが、まだその勇姿を目にすることができます。

 下の画像は、8月17日(火)に下館駅で撮影した「キハ102」です。
 関鉄入線後に機関換装・冷房改造を受け、ワンマン改造で「キハ100形」となった際にワンマン機器とスカートを取り付けています。
 「キハ100形」は一時期4両にまで増えましたが、新造車である「キハ2200形」「キハ2400形」の量産が進む過程で2両が元の「キハ300形」に戻され(その後廃車)、現在は「キハ101」と「キハ102」の2両だけが下館~守谷間のワンマン運転を行っています。


 ▲ 関鉄に入線した「キハ30」は「キハ300形」を名乗り、それにワンマン改造を施した車両は「キハ100形」となりました。「キハ300形」は全数引退し、「キハ100形」は2両が現役です。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)


 「キハ35系」は、電化していないものの、都市圏近郊の通勤需要が多い路線向けの通勤型気動車として登場しました。
 20年ほど前であれば、首都圏でも八高線や相模線などでもその姿を見ることができたのですが、今やJRでは千葉の久留里線の「キハ30」だけとなりました。

 関東鉄道では、1980年代後半から国鉄・JRで不要となった「キハ35系」を大量導入。
 これは、かつての常総線の魅力でもあった種々雑多な車両達を置き換える目的で、両運転台の「キハ30」は「キハ300形」、片運転台でトイレがある「キハ35」はトイレを撤去し、片運転台でトイレなしの「キハ36」ともども「キハ350形」となりました。
 これにより、常総線はオリジナルの「キハ310形」「キハ0形」と、「キハ300形」「キハ350形」に集約されました。
 (その後、「キハ300形」をワンマン運転対応型とした「キハ100形」が登場)

 「キハ300形」は「キハ100形」へ改造されなかった全車両が引退しましたが、「キハ350形」は「キハ2100形」以降の新造車が増えてきた今でも、まだ数両が常総線で現役にとどまっています。

 旧・常総筑波鉄道時代の塗色をまとった「キハ102」ですが、近くで見ると結構退色が進んでいます。
 遠からず新造車による置き換えが行われるのではないかと思いますので、何となくこのまま使い続けて置き換え……という気もしますね。


 ▲ 「キハ102」のアップ。近くで見ると、退色がかなり進行していることが分かります。ところどころ、上塗りしている箇所があります。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 関鉄に来た時点で結構使い込まれた車両でしたし、いつ引退するか分からない状態ではあると思いますので、撮影や乗車はお早めに。


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【野岩鉄道】ファンクラブ設立、会員募集中

 東武鬼怒川線の「新藤原」駅と、会津鉄道会津線の「会津高原尾瀬口」駅を結ぶ第三セクター鉄道「野岩鉄道」は、開業25周年を記念して「野岩鉄道ファンクラブ」を設立。
 この8月から会員を募集しています。

 入会金・年会費は無料で、入会手続きを行うと会員証が発行され、会員限定の缶バッジももらえます。
 さらに、「お誕生日プレゼント」として同鉄道の片道優待乗車証も進呈されます。

 なお、入会手続きは郵送かファクシミリで行います。

・野岩鉄道ファンクラブ会員募集中!!(「野岩鉄道」公式サイト 2010年8月4日)
 http://www.yagan.co.jp/information/0000000048/detail.html
 (入会方法の詳細もこちらでご確認ください)

・野岩鉄道 利用増へファンクラブ 会費無料参加募る 優待乗車券の特典も(「東京新聞」 2010年8月16日)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20100816/CK2010081602000064.html


 「東京新聞」の記事によると、近年同鉄道の利用客は減少の一途を辿り、2009年度の利用者数は約48.9万人と、2004年度と比較すると約6.9万人減っているとのこと。
 ファンクラブの設立は、リピーターの確保が主眼で、少しでも同鉄道の魅力を知ってもらい、継続利用してもらおうということのようです。

 クネクネと線形が悪い東武鬼怒川線に比べると、野岩鉄道は線形が良く、電車は快走していきます。
 トンネルもあるのですが、ダム湖など眺望が良い区間も多いので、乗っていて楽しい路線です。
 沿線には川治温泉や湯西川温泉があるし(湯西川温泉は、駅から温泉までバスかタクシー利用)、浅草や栃木方面から会津方面に向かうのに適した路線でもあります。
 鬼怒川温泉周辺で遊んだ後、野岩鉄道と会津鉄道を使って会津若松へ向かうとか、あるいは逆に会津方面から鬼怒川温泉方面に向かうのに利用するとか、いろいろな利用の仕方があります。

 まずは年に1~2度でも良いので、これを機会にぜひご利用くださいね!!


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【水戸LRT】講演会「LRTと水戸市の成長戦略」8月21日(土)実施

 水戸の交通まちづくりを考える「高齢者と環境にやさしい交通まちづくりを考える会」(代表:早船 徳子 氏)から、講演会「LRTと水戸市の成長戦略」についてのご案内が届いていますので、お知らせします。

 開催日時は、2010年8月21日(土)16:00~17:00
 会場は、水戸市南町「紅茶館」2F(電話:029-224-5078/ファクシミリ:029-212-5082)です。
 参加は無料ですが、会場スペースの都合上、事前に予約(当日含む)を入れてくださいとのことです。

 ご興味がある方は、ぜひ足をお運びください。
 なお、水戸駅からは歩いても行けますが(やや距離があります)、各社の路線バスが数多く走る区間でもありますので、大工町方面を経由する路線バスをご利用になるとよろしいかと思います。
 最寄りのバス停は「南町3丁目」(水戸駅北口からの運賃:160円)です。


 以下、「高齢者と環境にやさしい交通まちづくりを考える会」から届いたご案内の内容を一部転載します。


演題:「LRTと水戸市の成長戦略」

 日本政府は、将来の日本社会の成長戦略の一環として交通基本法による交通システムの改革を考えています。 その改革の中でLRTは重要な位置づけとされています。
 今回は経済学者でLRTの専門家である宇都宮氏に、この戦略についての解説と、私達の水戸市にとっての意義について講演してもらいます。

講師:宇都宮 浄人 氏(エコノミスト)

 中学・高校時代を水戸で過ごす。「路面電車ルネッサンス」をはじめ、都市交通に関する著書・研究論文多数。
 現在日本銀行勤務。


予約先
・岡崎整形外科医院
 (電話:029-231-4032/ファクシミリ:029-226-2995)
・紅茶館
 (電話:029-224-5078/ファクシミリ:029-212-5082)



 なお、本ブログでご紹介した関連記事は、次の通りです。

・水戸市にLRT導入を検討する市民団体発足(本ブログ 2009年11月16日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/Entry/28/

・【水戸LRT】2月6日(土)に水戸市内で勉強会開催(本ブログ 2010年1月22日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/Entry/44/

・【水戸LRT】2月6日(土)勉強会レポート(本ブログ 2010年2月8日)
 http://shimodate.blog.shinobi.jp/Entry/50/


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【ひたちなか海浜鉄道】「レトロ列車」8月13日・21日・29日運行

 「ひたちなか海浜鉄道」が、夏休み限定の特別列車を運行します。
 暑~い夏を逆手にとって、旧型の非冷房車(クーラーがない車両)をあえて運行するという企画です。

 窓を全開にして涼風を楽しむという、最近の窓が開かない車両では経験できない貴重な体験ができると思います。


 ▲ 今や貴重な「キハ20系」一族のディーゼルカー。ひたちなか海浜鉄道は、8月中の3日間、非冷房車+冷房車による「レトロ列車」を運行します。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

・ひたちなか海浜鉄道「タイムスリップ、真夏の“あつ~い”レトロ列車運行 3days」開催のご案内(「ひたちなか海浜鉄道」公式サイト 2010年8月4日)
 http://www.hitachinaka-rail.co.jp/htdocs/index.php?action=cabinet_action_main_download&block_id=42&room_id=1&cabinet_id=1&file_id=86&upload_id=539


 レトロ列車は、2010年8月13日(金)・21日(土)・29日(日)の3日間運行します。
 列車は、「キハ222」「キハ2004」「キハ2005」のいずれかの非冷房車と、旧型ながら冷房車の「キハ205」による2両編成で運転します。


【運行日】
・8月13日(金)……「キハ222」+「キハ205」
・8月21日(土)……「キハ2004」+「キハ205」
・8月29日(日)……「キハ2005」+「キハ205」


【運行時刻・下り(阿字ヶ浦行き)】
・那珂湊 1059発 / 勝田 1200発 / 勝田 1316発 / 勝田 1439発 / 勝田 1556発(→ 那珂湊 1611着)
【運行時刻・上り(勝田行き)】
・阿字ヶ浦 1125発 / 阿字ヶ浦 1239発 / 阿字ヶ浦 1354発 / 阿字ヶ浦 1521発


 いずれの列車も、通常の列車と同じダイヤで運行し、各駅に停車。一般のお客さんも乗車します。

 なお、「キハ205」「キハ222」「キハ2005」の3両については、昔懐かしい「栓抜き」が窓下に残されています。
 窓を開け放って、冷たいジュースの瓶の栓を栓抜きで開けて、涼風を全身に浴びながらジュースを飲み干してプハ~ッ……なんてのも良いかも知れませんね。


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【ひたちなか海浜鉄道】2010年9月1日から3往復増発

 「ひたちなか海浜鉄道」が列車増発の告知を行いました。
 金上駅における列車交換設備の新設工事(従来は単線にホームがついているだけの駅だったものを、駅部分は複線にして上下列車が交換できるようにした)が終わり、この駅で列車交換を行えば増発が可能となったのですが、早速増発を行うという積極姿勢が良いですね。

・ひたちなか海浜鉄道湊線 9月1日から3往復増発します(「ひたちなか海浜鉄道」公式サイト 2010年8月10日)
 http://www.hitachinaka-rail.co.jp/htdocs/index.php?action=cabinet_action_main_download&block_id=42&room_id=1&cabinet_id=1&file_id=88&upload_id=543


 発表によると、増発となるのは次の3往復。
 朝の時間帯に2往復、夕方に1往復が増発となります(いずれも勝田~那珂湊の区間列車です)。


・那珂湊 720発 → 勝田 734着 / 勝田 747着 → 那珂湊 801発
・那珂湊 842発 → 勝田 855着 / 勝田 909着 → 那珂湊 923発
・那珂湊 1705発 → 勝田 1719着 / 勝田 1731着 → 那珂湊 1745発


 なお、このダイヤ改正は従来のダイヤはそのままで、この3往復が純増となります。
 朝夕の通勤通学に役立つ増発ですし、他の列車の減便を伴うものでもないので、とても素晴らしいことだと思います。


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【KATO】2010年11月の新製品/再生産情報

 鉄道模型通販ショップ「壱番館」の新製品紹介ブログ「壱番館スタッフblog」で、「KATO」の2010年11月新製品情報が掲載されています。

・カトー 11月発売予定の新製品と再生産品です。(「壱番館スタッフblog」 2010年8月3日)
 http://d.hatena.ne.jp/ichibankan/20100803/1280815236


 新製品は、次の通り(いずれもNゲージ)。


・2016-1 D51 498

・10-831 24系寝台特急「北斗星」〈デラックス編成〉 6両基本セット
・10-832 24系寝台特急「北斗星」〈デラックス編成〉 6両増結セット


 「D51 498」は、現行モデルの「D51」とは異なり、完全新規金型の新仕様となります。先に発売された「C62」に続き、「ファインスケール」でのリニューアル製品化です。
 雰囲気を重視していた現行モデルとは異なり、リニューアルされた「C62」と同じく忠実な1/150スケールとなります。動力はフライホイール採用、前照灯も点灯します。
 ヘッドマークと、テンダー用のナックルカプラー、先頭連結用のカプラーを同梱予定。
 今回は2008年頃の状態を再現するとのことで、デフレクタ(排煙版)は標準タイプを装備しています。

 「北斗星」用の「24系」は、先日発売された「あけぼの」用に続いてのリニューアル製品。
 ボディーマウントカプラーなど最新の仕様で、「あけぼの」用のモデルの出来映えを考えると今回も相当良好な製品になるものと思います。
 食堂車の「スシ24」はテーブルライトが点灯する仕様で、編成の両端となる「オハネフ25-2」と「カニ24-505」の機関車連結側はアーノルトカプラーを装備(同梱のナックルカプラーと交換可能)。


 続いて、2010年11月の再生産情報(いずれもNゲージ)。


・10-557 12系 JR東日本仕様 6両セット

・3065-1 EF510 500番台 北斗星色
・7008-2 DD51 後期 耐寒形 北斗星

・10-317 コキ104 2両セット


 「12系」は、「D51 498」の製品化に併せて再生産。
 どんな機関車に牽かせても絵になりますので、お持ちでない方はもちろん、増備したい方もこの機会をお見逃しなく。

 「EF510 500番台」と「DD51 北斗星」は、「北斗星」用のリニューアル「24系」セットの発売に呼応して再生産となります。

 「コキ104 2両セット」は、コンテナスキーにはたまらない再生産となりますね。



 なお、こちらでのご紹介が遅れていますが、先日開催された「松屋銀座」での「鉄道模型ショウ」にて、KATOから「EF510 500番台 カシオペア色」の製品化も発表されています。
 お盆明けの8月20日(金)~22日(日)には、「東京ビッグサイト」で「国際鉄道模型コンベンション」が開催となり、ここでも何か新製品情報が公開されるものと思います。



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夏休みは鉄道・バス利用のチャンス!!

 夏休み真っ盛り!!
 いろんなところで家族連れや子ども達の姿を見かける機会が多くなりました。

 家族で外出というと、どうもクルマで……ということが多くなりがちなんですが、実はこうした長期休暇の期間こそ鉄道やバスでの小旅行にはうってつけの機会です。

キハ5001C11 325(7月19日午後)ミキ300-103
 ▲ 夏休みの行楽には、クルマだけでなく、ぜひ鉄道やバスも利用しましょう!! お子さんの社会勉強にもうってつけです(画像をクリックすると、拡大画像を表示できます)。

 通学で鉄道やバスを使っているお子さんでもないと、普段なかなか公共交通機関を利用する機会は多くないと思います。
 1人だとなかなか利用するきっかけがないと思いますが、家族や友達と一緒なら、案外すんなり利用できる場合があります。

 切符の買い方(運賃の支払い方)や乗り換えの段取り、列車やバスの時刻に合わせて行動するための工夫など、普段の生活ではなかなか学べないことを体験するのは貴重なことです。
 また、クルマと違って見知らぬ大勢の中で行動することになるので、どのように行動すれば迷惑をかけずに済むかということを学ぶ機会にもなります。
 (近年、公共の場でのマナーを知らない人数が増えているという声をよく耳にしますが、子どもの頃から移動はクルマだけで、公共交通機関を利用しない率が高まっているからではないか……とも考えられます)


 行き先や状況にもよりますが、もしクルマでしか出かけたことがないご家庭があるのだとしたら、月に1~2回でも良いので、お子さんを連れて鉄道やバスでの外出を計画してみてはいかがでしょうか。

東武250系E653系快速「むさしの」号
 ▲ さまざまな列車が走っています。うまく利用できると、旅行が便利で楽しくなりますよ!!(画像をクリックすると、拡大画像を表示できます)。

 公共交通を上手に利用するには、確かにちょっとした慣れというかコツはあります。
 最初の内は試行錯誤もあるでしょうし、「クルマの方が楽でいいや」と思うこともあるかと思いますが、何度も利用している内に馴染んでくると思います。
 最初からいきなり遠方に出かけるとか、分刻みのタイトな移動計画にするのではなく、あまり遠くなく、比較的ゆるい移動計画であれば、無理も出ないものと思います。
 (ちなみに、小さいお子さんが「おりこうさん」でイスに座っていられるのは、たいてい30分程度です/個人差や状況にもよります)

 「継続は力」ではありませんが、時折でも良いので継続的に利用するように工夫していただけたら……と願っています。


 それでは、お出かけの際に参考となりそうな鉄道会社などの公式サイトを列記します。

 まずは、実は立派なターミナル駅・下館駅を発着する鉄道各社です。

・JR東日本 水戸支社
 http://www.jrmito.com/

・関東鉄道
 http://www.kantetsu.co.jp/

・真岡鐵道(真岡市公式サイト内)
 http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/


 続いては、茨城県内を走る他の鉄道各社です。

 夏休みは、つくばエクスプレスで浅草や秋葉原方面に出かけても良いし、南流山でJR武蔵野線に乗り換えれば「東京ディズニーランド」へも下館から2時間ほどで行けます。
 ひたちなか海浜鉄道(湊線)は、那珂湊の魚市場や阿字ヶ浦の海水浴場や行くのに便利ですし、阿字ヶ浦からはひたち海浜公園・ジョイフル本田方面へシャトルバスも走っています。
 鹿島臨海鉄道(大洗鹿島線)は、大洗に行くのに利用できます。

・つくばエクスプレス
 http://www.mir.co.jp/

・ひたちなか海浜鉄道
 http://www.hitachinaka-rail.co.jp/htdocs/

・鹿島臨海鉄道
 http://www.rintetsu.co.jp/


 真岡鐵道のSL列車は、実は真岡鐵道自身が直接行っているのではなく、芳賀広域(真岡鐵道の沿線の内、栃木県側の沿線自治体の広域行政組織)が行っているんです。
 真岡鐵道の公式サイトだけでなく、こちらの掲載情報もご参考になさってください。

・芳賀広域
 http://hagakouiki.jp/


 「SLもおか」号に乗ったら、茂木駅から町営バスで「道の駅もてぎ もてぎプラザ」まで移動して昼食。
 復路の「SLもおか」号に間に合うよう茂木駅に戻って来られる便も設定されています。

・道の駅もてぎ もてぎプラザ
 http://www.motegiplaza.com/


 こちらは会場が駅舎なので、常総線で出かけてみましょう。
 今月は8月20日(土)・21日(日)開催です。

・とばのえステーションギャラリー
 http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html


 便利でお得な各種きっぷ情報も掲載しよう……と思ったのですが、今回は時間の都合上ここまでということで……。

 なお、各種情報は順次更新される可能性があります。
 (極端な話、昨日は掲載されていた情報が、今日は変更されていることもあります)
 お出かけの際は直前のリサーチもお忘れなく!!


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【JR東日本】E531系付属編成、今年度2本目の新造

 6月末に、実に3年半ぶりの「E531系」増備をご紹介しました。
 このとき新造されたのは5両編成(付属編成)の「K467編成」だったのですが、果たして増備はこれ1本止まりなのか、それとも2本目以降も増備を行うのか、気になっていたのですが……。

 月刊「鉄道ファン」誌のwebサイト「railf.jp」の「新着鉄道ニュース」コーナーに今年度2本目の新造となる「E531系」付属編成「K468編成」が尾久まで配給輸送され、その後試運転を兼ねて勝田まで自力回送を行ったとの記事が掲載されました。

・E531系K468編成が勝田車両センターへ(「railf.jp」2010年7月31日)
 http://railf.jp/news/2010/06/29/205800.html


 ▲ 先日の「K467編成」に続き、今度は「K468編成」が増備された「E531系」付属編成(左・中央画像が「E531系」です)。このまま増備が続けば「415系1500番台」(右画像)を一気に淘汰する可能性も……?(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)


 「E531系」は、数年前から量産が進み、旧式化していた「403系」の生き残りや、従来の主力車だった「415系(鋼製車)」を一挙に淘汰しました。
 その結果、常磐線・水戸線では「E531系」が数的主力となり、「415系」はステンレス車体の「415系1500番台」だけが生き残りました。異端児だった「E501系」は10両の基本編成が土浦以北の常磐線で、5両の付属編成が水戸線と土浦以北の常磐線で使われています。

 「415系1500番台」は、「211系」と同様の軽量ステンレス製の車体とボルスタレス台車を採用しつつ、既存の「403系」「415系(鋼製車/鋼製415系)」との連結を考慮して電装品やブレーキなどは鋼製「415系」の最終版であった「500番台」や「700番台」と同等品を採用。
 軽くなった分走行性能を上げることもできましたが、在来車との連結を重視して、あえて走行性能を抑えています。

 現在も活躍中の「415系1500番台」は、全て4両編成です。
 乗り心地は良好で、当面使えそうな感じなんですが、実は車齢が20~25年。数年の内に置き換えを検討しても良い段階には達しつつあります。
 また、(これはちゃんと調べてみないと断言はできませんが)どうも近年故障が発生しやすくなっているような印象があります。


 今回再び「E531系」が増備されたわけですが、前回の記事でも書いたように、3年半ぶりに増備が行われた理由が気になるところです。


(1)増発のため、編成を増やす必要が生じた
(2)不調気味な「415系1500番台」の置き換え用
(3)「415系1500番台」全てを「E531系」で置き換える


 前回の記事では、2番目の可能性が高いのではないか……と推測したのですが、今後も新造が続くようであれば(3)なのかも知れません。

 新造が続くのか、続くとしたらどの程度の本数になるか……。
 今後の動向が気になるところです。



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性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
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 「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
 しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
 公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!

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