下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【関東鉄道】老兵健在!! スカ色の「キハ102」健在
今ではすっかり希少種になってしまった「キハ35系」(キハ30/キハ35/キハ36)。
関東鉄道常総線では、数こそ減ってしまいましたが、まだその勇姿を目にすることができます。
下の画像は、8月17日(火)に下館駅で撮影した「キハ102」です。
関鉄入線後に機関換装・冷房改造を受け、ワンマン改造で「キハ100形」となった際にワンマン機器とスカートを取り付けています。
「キハ100形」は一時期4両にまで増えましたが、新造車である「キハ2200形」「キハ2400形」の量産が進む過程で2両が元の「キハ300形」に戻され(その後廃車)、現在は「キハ101」と「キハ102」の2両だけが下館~守谷間のワンマン運転を行っています。
▲ 関鉄に入線した「キハ30」は「キハ300形」を名乗り、それにワンマン改造を施した車両は「キハ100形」となりました。「キハ300形」は全数引退し、「キハ100形」は2両が現役です。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
「キハ35系」は、電化していないものの、都市圏近郊の通勤需要が多い路線向けの通勤型気動車として登場しました。
20年ほど前であれば、首都圏でも八高線や相模線などでもその姿を見ることができたのですが、今やJRでは千葉の久留里線の「キハ30」だけとなりました。
関東鉄道では、1980年代後半から国鉄・JRで不要となった「キハ35系」を大量導入。
これは、かつての常総線の魅力でもあった種々雑多な車両達を置き換える目的で、両運転台の「キハ30」は「キハ300形」、片運転台でトイレがある「キハ35」はトイレを撤去し、片運転台でトイレなしの「キハ36」ともども「キハ350形」となりました。
これにより、常総線はオリジナルの「キハ310形」「キハ0形」と、「キハ300形」「キハ350形」に集約されました。
(その後、「キハ300形」をワンマン運転対応型とした「キハ100形」が登場)
「キハ300形」は「キハ100形」へ改造されなかった全車両が引退しましたが、「キハ350形」は「キハ2100形」以降の新造車が増えてきた今でも、まだ数両が常総線で現役にとどまっています。
旧・常総筑波鉄道時代の塗色をまとった「キハ102」ですが、近くで見ると結構退色が進んでいます。
遠からず新造車による置き換えが行われるのではないかと思いますので、何となくこのまま使い続けて置き換え……という気もしますね。
▲ 「キハ102」のアップ。近くで見ると、退色がかなり進行していることが分かります。ところどころ、上塗りしている箇所があります。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
関鉄に来た時点で結構使い込まれた車両でしたし、いつ引退するか分からない状態ではあると思いますので、撮影や乗車はお早めに。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
関東鉄道常総線では、数こそ減ってしまいましたが、まだその勇姿を目にすることができます。
下の画像は、8月17日(火)に下館駅で撮影した「キハ102」です。
関鉄入線後に機関換装・冷房改造を受け、ワンマン改造で「キハ100形」となった際にワンマン機器とスカートを取り付けています。
「キハ100形」は一時期4両にまで増えましたが、新造車である「キハ2200形」「キハ2400形」の量産が進む過程で2両が元の「キハ300形」に戻され(その後廃車)、現在は「キハ101」と「キハ102」の2両だけが下館~守谷間のワンマン運転を行っています。
▲ 関鉄に入線した「キハ30」は「キハ300形」を名乗り、それにワンマン改造を施した車両は「キハ100形」となりました。「キハ300形」は全数引退し、「キハ100形」は2両が現役です。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
「キハ35系」は、電化していないものの、都市圏近郊の通勤需要が多い路線向けの通勤型気動車として登場しました。
20年ほど前であれば、首都圏でも八高線や相模線などでもその姿を見ることができたのですが、今やJRでは千葉の久留里線の「キハ30」だけとなりました。
関東鉄道では、1980年代後半から国鉄・JRで不要となった「キハ35系」を大量導入。
これは、かつての常総線の魅力でもあった種々雑多な車両達を置き換える目的で、両運転台の「キハ30」は「キハ300形」、片運転台でトイレがある「キハ35」はトイレを撤去し、片運転台でトイレなしの「キハ36」ともども「キハ350形」となりました。
これにより、常総線はオリジナルの「キハ310形」「キハ0形」と、「キハ300形」「キハ350形」に集約されました。
(その後、「キハ300形」をワンマン運転対応型とした「キハ100形」が登場)
「キハ300形」は「キハ100形」へ改造されなかった全車両が引退しましたが、「キハ350形」は「キハ2100形」以降の新造車が増えてきた今でも、まだ数両が常総線で現役にとどまっています。
旧・常総筑波鉄道時代の塗色をまとった「キハ102」ですが、近くで見ると結構退色が進んでいます。
遠からず新造車による置き換えが行われるのではないかと思いますので、何となくこのまま使い続けて置き換え……という気もしますね。
▲ 「キハ102」のアップ。近くで見ると、退色がかなり進行していることが分かります。ところどころ、上塗りしている箇所があります。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
関鉄に来た時点で結構使い込まれた車両でしたし、いつ引退するか分からない状態ではあると思いますので、撮影や乗車はお早めに。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
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HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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