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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

【お願い】踏切では必ず一時停止を!!

 踏切では「必ず」「一時停止」して左右確認。
 警報機&遮断機があってもなくても、「必ず」「一時停止」して左右確認。
 ドライバー自身が安全を確認してから横断してください。

 当たり前のことですが、これを怠ったことが原因と見られる事故が相次いでいます。

・列車と衝突車の3人死傷 下妻の関鉄常総線踏切(「読売新聞」茨城版 2010年7月30日)
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20100729-OYT8T01104.htm


 今朝の「茨城新聞」でも、社会面で結構大きく取り上げられています。

 事故が起きたのは、黒子(くろご)駅~騰波ノ江(とばのえ)駅間の踏切で、警報機と遮断機がない踏切、つまり「第4種踏切」です。
 下館発・守谷行きの普通列車が65km/hで走行中、一時停止せず踏切に進入してきたワゴン車を直前(30m手前)で確認。
 ブレーキをかけたが間に合わなかった……とのこと。


 自動車の場合、65km/h走行時の制動距離は、アスファルト路面が乾いていてダイヤの状態が良い場合、約35m。
 雨天時だと、約47m。

 列車の場合、晴天時の60km/hの制動距離は約125mとされています。

 列車の運転士は約30m手前で確認して制動をかけたとのことですが、到底停止できる距離ではありません。

 「列車は急に止まれない」からこそ、踏切を横断する際は一時停止と左右確認が義務づけられているのですが……。


 この事故で、ワゴン車の2人が亡くなり、1人が負傷しています。
 当該列車は1時間20分後に運転を再開。
 常総線は上下14本が運休し、上下7本に最大18分の遅延が発生しています。


 今年に入ってからだけでも、常総線はこれで6件目の踏切事故。
 「茨城新聞」の記事の小見出しには「警報機、遮断機なく」とあり、記事では次のような記述が。


 「止まれ踏切」と書かれた看板のみの踏切では、一時停止せず通過する車が少なくない。あわや列車と接触という状況もあったという。通り慣れた踏切だが「通るたびに怖いと思う」と話す。一方で、「遮断機があれば(事故は)防げたかもしれない」と指摘した。


 関東鉄道によると、常総線の踏切は190カ所。警報機と遮断機があるのは137カ所で、残りの53カ所は両方とも設置されていない。



 繰り返しますが、事故のそもそもの原因は、「一時停止せず踏切に進入した」ことのようです。
 警報機や遮断機があってもなくても「一時停止する」ことが定められているので、交通法規に則って安全確認を行っていれば起きなかっただろう事故だといえます。


 10年ほど前の常総線と、現在の常総線は、まるで別路線のように列車の運転本数が増えています。
 以前10年ほど前の時刻表と今の時刻表を見比べてみたら、運転本数は文字通り倍増。しかも、列車の運転速度は最高90km/hに上がっています。
 さらに、途中駅を通過する快速が走るようにもなっています。

 これだけ「大化け」している常総線ですが、普段列車に乗らない人はこの変化をなかなか実感できていないようで、いまだに「たまにしか走らない」とか「車両が古いから遅い」というような変な固定観念から脱却できていません。


 踏切での一時停止義務を怠る交通違反者が多いこと、上記のように常総線の変化に対応できていない沿線ドライバーの意識不足が、今回のような踏切事故が相次いでいる原因だろうと思います。


 都市の路線だろうが地方のローカル線だろうが、、複線だろうが単線だろうが、警報機と遮断機があろうがなかろうが、踏切では必ず一時停止して左右確認。
 当たり前のことですが、くれぐれもよろしくお願いします。



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【鹿島鉄道跡BRT】2010年8月30日(月)から運行開始

 先年、残念ながら廃止となった鹿島鉄道の線路跡をバス専用道として整備し、代替バスや路線バス、茨城空港シャトルバスを走らせる「BRT」(バス高速輸送システム)について、2010年8月30日(月)から運行開始となる方針がまとまりました。

・線路跡バス道8月30日運行開始(「読売新聞」茨城版 2010年7月23日)
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20100723-OYT8T00105.htm


 8月30日時点では、石岡駅~旧・四箇村駅の5.1kmが先行開通。
 (BRT専用道として整備するのは石岡駅~旧・常陸小川駅までの7.1kmです)

 当初は、石岡駅の東側(鹿島鉄道の敷地)に専用ターミナルを建設する予定でしたが、他の路線バスなどとの乗り換えを考慮し、現行の駅西口ターミナル発着という形に落ち着きました。

 開業後の運賃は、石岡駅~玉造駅間が30円安い220円、石岡駅~小川駅間も30円安い360円となります。


 この区間がバス専用道として供用されれば、並行する国道355号線(渋滞が頻発)を通らずに済むため、定時運行性と速達性が確保できます。

 特に効果を発揮すると考えられるのが「百里基地航空祭」開催日。
 毎回石岡から基地へと至る道が大渋滞し、バスも一般道を通るため渋滞に巻き込まれていたのですが、これが専用道経由となれば状況は一変します。
 BRTとして整備されるのは旧・常陸小川駅までなので、そこから空港ターミナルなり基地入り口まで優先通行できないと効果が半減してしまうのですが……。
 今年(2010年)の「第27回 百里基地航空祭」では、少なくとも空港シャトルバスについては優先通行を実施したようなので、これは極めて大きな一歩といえます。
 来年以降、航空祭のシャトルバスも専用道経由・優先通行の対象となるのであれば、従来の「シャトルバスはアテにならない」という状況が劇的に改善し、「一般車が渋滞しているのを横目にシャトルバスが快走する」ということになる可能性があります。

 その辺の詳細は、また来年お伝えすることになると思いますが、ぜひその方向で話が進むことを期待したいと思います。



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【レポート】2010年7月「とばのえステーションギャラリー」訪問

 2010年7月17日(土)午後、関東鉄道常総線「騰波ノ江(とばのえ)駅」で行われた毎月恒例のイベント「とばのえステーションギャラリー」に行って来ました。

 「とばのえステーションギャラリー」は、当方「下館レイル倶楽部」の定例運転会と同様、毎月第3週の週末に定期開催しているイベントです。
 (以前は会場が下妻駅だったので、「しもつまステーションギャラリー」でした)
 入場は無料で、駅舎内の展示室にはNゲージの周回コースと、HOゲージの「コ」の字レイアウトが設置され、常総線に関わるパネル展示なども行われています。
 Nゲージ・HOゲージの運転を行う場合は、入場券(140円)を購入すれば10分間運転できます(車両も持ち込めます/スタッフの方に一声おかけください)。



 今回は先日発売された「EF510 500番台」を持参し、こちらの素晴らしい周回モジュールをお借りして試運転を実施しました。
 青い新鋭機関車に、青い「12系」客車。
 実際の「EF510 500番台」の試運転でもこの組み合わせが実現していますが、今後も団体列車や臨時列車でこの組み合わせをぜひ見たいものです。


 次回の「とばのえステーションギャラリー」開催は、先日も告知しました通り、8月21日(土)・22日(日)の9:00~16:00です。
 8月20日(金)~22日(日)は、東京ビッグサイトで「国際鉄道模型コンベンション」も開催されていますので、スケジュールをうまく調整して遊びに出かけてくださいね。

 なお、当方「下館レイル倶楽部」の8月定例運転会は、8月7日(土)18:00から前日設営&試運転、8日(日)9:00~16:00が運転会本番です。
 今回はイレギュラー開催なので、お間違えなく!!



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松屋銀座「鉄道模型ショウ」2010年7月26日まで開催中

 毎年恒例の「松屋銀座」での「鉄道模型ショウ」
 今年(2010年)は7月21日(水)~26日(月)の開催です。

 開催時間は10:00~20:00(最終日は17:00まで)で、入場は閉場の30分前まで。
 入場料は、大人:700円、高校生・大学生:500円、小学生・中学生:300円、小学生未満は無料です。


 ▲ 毎年恒例の「松屋銀座 鉄道模型ショウ」。7月26日(月)まで開催中!!(クリックすると拡大画像を表示します)。

・「第32回 鉄道模型ショウ2010」(「松屋」公式サイト)
 http://www.matsuya.com/ginza/topics/100707e_train/index.html

・松屋銀座鉄道模型ショウに行ってきました。(「ポポンデッタ商品部NEWS」2010年7月22日)
 http://popondetta.com/blog/cat11/post_173.html


 カトー、トミーテック、マイクロエース、グリーンマックス、モデモ、ディディエフ、河合商会が出展し、新製品情報もポスターなどで掲示してあります。
 他に販売コーナーもあります。
 お子さん向けには予約制の試運転コーナーもありますので、夏休みのちょいレジャーにはうってつけかも。

 実は開催初日の21日(水)に行ってきましたので、後ほど改めてレポートを掲載したいと思います。



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「とばのえステーションギャラリー」2010年8月21日・22日開催

 毎月、関東鉄道常総線「騰波ノ江(とばのえ)」駅の駅舎内ギャラリーで開催されている「とばのえステーションギャラリー」
 次回は2010年8月21日(土)・22日(日)に開催となります(開催時間は、両日とも9:00~16:00)。


 ▲ 毎月第3週の週末に開催される「とばのえステーションギャラリー」。入場券(140円)を購入すれば車両の運転が行えるうえ、車両も持ち込めます(クリックすると拡大画像を表示します)。

・関東鉄道公式サイト内「とばのえステーションギャラリー」
 http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html


 開催時間は、8月21日(土)、22日(日)とも9:00~16:00
 開催場所は、関東鉄道常総線の「騰波ノ江(とばのえ)」駅です。
 入場は無料で、入場券(140円)を購入すると10分間模型を走らせることができます(車両の持ち込みも可能)。


 常総線は日中でも30分に1本程度の運行頻度ですし(数年前までは1時間に1本程度だった)、会場が駅舎内ということもありますので、ぜひ常総線でのご来場をお願いできればと思います。
 なお、遠方からのお越しの場合は、「常総線1日フリーきっぷ」(1,500円)、もしくは「TX&常総ライン往復きっぷ」を利用するとお得です。

 午前中は「SLもおか」号で茂木まで行き、折り返し普通列車で下館まで引き返し、常総線に乗り換えて騰波ノ江駅へ……というような移動パターンもあります。
 ぜひ遊びに行ってみてくださいね。



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「第11回 国際鉄道模型コンベンション」2010年8月20日~22日開催

 今年も夏の鉄道模型の祭典「国際鉄道模型コンベンション」が開催となります。

・NPO法人「日本鉄道模型の会」(JAM)
 http://jam.gr.jp/


 開催日時は、2010年8月20日(金)~22日(日)10:00~18:00(最終日は17:00まで)。
 開催場所は、「東京ビッグサイト」
 入場料は、大人:1,500円で会期中何度でも入場可能、中学生以下は無料です。


 会場には、鉄道模型メーカー、鉄道模型趣味の団体、高校などの鉄道模型サークルなど、さまざまなブースが出展します。
 レイアウトも多数設置され、Nゲージ、HOゲージ、Gゲージなど、さまざまなスケールの模型が走り回ります。
 また、屋外にはライブスチームの線路も複数設置され、来場者を乗せて周回コースを走ります。

 8月は定例運転会をこの週末から外していますので、定例運転会に参加できない人も、ぜひこちらのイベントには足を運んでみてはいかがでしょうか。
 曜日と時間帯にもよりますが、お子さん連れでも無理なく見て回ることができますよ。



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【運転会告知】アルテリオ2010年8月定例運転会

 2010年8月の定例運転会のお知らせです。
 ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。

 なお、通常は毎月第3週の週末開催ですが、8月はお盆の月ということでその限りにあらず、ということにしております。
 今年は8月20日(金)~22日(日)に東京ビッグサイトで「第11回 国際鉄道模型コンベンション」が開催となることもあって、イレギュラーなタイミングでの開催となります。
 また、通常であれば当方の定例運転会と同じ会期での開催となる「とばのえステーションギャラリー」は、8月21日(土)・22日(日)の開催となります。


 ▲ こちらは7月の定例運転会の模様です(画像をクリックすると、拡大画像を表示できます)。


【開催予定】

・開 催:2010年8月7日(土)18:00~8月8日(日)16:00(以後、17:00まで撤収作業)
・会 場:しもだて地域交流センター「アルテリオ」2F「会議室A」(茨城県筑西市)
     http://www.city.chikusei.lg.jp/kurashi/shisetsu/shisetsu/kouryu/kouryu.html

・設営&試走:2010年8月7日(土)18:00~
・夕食懇親会:2010年8月7日(土)21:00頃から
・運転会本番:2010年8月8日(日) 9:00~16:00

・備考1:HOゲージ・Nゲージの周回コースを設置予定です
・備考2:前日設営のみ、運転会本番のみの参加も可能です
・備考3:運転会当日はギャラリーが見物に来ます
・備考4:ご参加の場合、会場費について若干ご支援いただけますと幸いです^^;


【集合】

・前日設営からご参加の場合
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車後、18:00に2F受付前で集合
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)


 今回の会場は、「アルテリオ」2F「会議室A」です。

 参加ご希望の方は、人数把握の都合上、8月5日(木)までにお申し出くださいますようお願いします。
 (この記事にコメントをつけていただくことでもOKです/コメントは、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます)



【8月7日・朝~夕方/自由行動】

・真岡鐵道「SLもおか号」乗車
 ……往路は下館10:37発→茂木12:02着
 ……復路は茂木14:28発→下館15:57着
 ……途中の益子(ましこ)駅で下車し、陶芸の街を散策するのも良し
 ……茂木12:20発→もてぎプラザ12:25着の循環バスに乗って昼食を摂り、もてぎプラザ14:15発→茂木駅14:19着で戻れば、復路の「SLもおか号」に乗車可能
 ……下館13:00頃発の普通列車に乗れば、復路の「SLもおか号」に乗車可能



【8月7日・夜/設営、オフ会】

・反省会(という名のオフ会)
 ……1日目の運転会終了後、下館駅周辺(たぶん「フライングガーデン」)で開催


【8月8日・朝~夕方/運転会】

・運転会
 ……会場は17:00まで押さえてありますが、ラスト1時間は撤収作業です



・真岡鐵道(真岡市公式サイト内)
 http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/

・道の駅もてぎ もてぎプラザ
 http://www.motegiplaza.com/

・とばのえステーションギャラリー
 http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html


(ちょこっと宿泊案内)

・「ホテル新東」
 http://www.hotel-shinto.co.jp/

・「ホテル ルートイン下館」
 http://www.route-inn.co.jp/search/hotel/index.php?hotel_id=529



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【JR北海道】新型「DMV」が「3両編成」で試運転

 JR北海道が開発中の「DMV」(デュアル モード ヴィークル)
 このたび、最新型の試作車3両(3台?)を連結しての試運転を実施したようです。

・「DMV」新形試作車が連結試運転(「railf.jp」2010年7月20日)
 http://railf.jp/news/2010/07/20/153000.html


 記事によると、今回の試運転はJR北海道「苗穂工場」にある試運転線で実施。
 試験に供されたのは、「トヨタ自動車」と「日野自動車」が開発に携わった現行の試作車(第3次試作車)で、「923」「921」「922」の順に3両編成を組成。
 3両の間にはそれぞれ総括制御用のコードが渡されていたようです。

 1両あたりの乗車定員が少ないDMV(元はマイクロバスですので……)を実用化するにあたり、総括制御を行えるかどうかは極めて重要な意味を持ちます。
 総括制御とは、複数の車両の制御を1人の運転士が行う(何両編成であっても、先頭車の運転士が1人で運転できる)ということ。
 DMVの場合、よほどの閑散路線でなければ、線路上を走る場合は2両以上を連結するケースが多くなるはずなので、総括制御できれば運用の柔軟性が飛躍的に増します。
 つまり、DMVの効用の一つとして考えられている「線路上は何両かで連結して列車として走り、ターミナル駅で各方面行きのバスとして分割(あるいは併合)する」という構想を実現しやすくなります。

 細かい話を書き出すと長くなりますので(苦笑)ここでは詳細は割愛しますが、DMVが実用化することで地方における公共交通ネットワークは変わっていくだろうと思います。
 DMVにはさまざまな制約があり、決して万能選手ではないのですが、しかしその将来性には大きな可能性を感じています。


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【レポート】2010年7月定例運転会・01

 2010年7月17日(土)~18日(日)、茨城県筑西市の「しもだて地域交流センター アルテリオ」にて、毎月恒例の「アルテリオ定例運転会」を開催しました。


 ▲ 2010年7月17日(土)は、前日設営と試運転を行いました。Nゲージはコースが完成せず、モジュールでの撮影のみ先行実施(クリックすると拡大画像を表示します)。

 今回は2日とも猛暑で、特に日中の開催となった18日(日)はあまりの気温と日射で室内の冷房の利きが悪くなるほど。
 大きな窓のロールカーテンを下ろしただけでは改善せず、やむを得ず入口のドアを閉めるという状況となりました(通常は開けっ放しにしておくのですが、今回は来場者にいちいち開けていただく格好となりました)。


【7月17日の参加メンバー】

・「駿くんパパ」さん
・「グランデ」さん
・「ゆうちゃん」さん
・「NAL」(管理人)


【7月18日の参加メンバー】

・「駿くんパパ」さん
・「グランデ」さん
・「たひ」さん
・「ゆうちゃん」さん
・「NAL」(管理人)


 まずは7月17日(土)の動画から。
 なお、この日はNゲージの周回コースの敷設が終わっていなかったため、動画はHOゲージのみです。


■(HOゲージ)DCCサウンド大会?

 「駿くんパパ」さんが手持ちのアメリカ型車両と、「ゆうちゃん」さんのアメリカ型車両です。
 今回も外周はDCC用、内周はDC用として使い分けを行っています。




 続いて、ドイツの振り子式ディーゼルカー「BR 610 ペンドリーノ」です。




 プロイセンのC形タンク機「T.9」(後のドイツ鉄道「BR 91」に貨物を牽かせています。
 ……小型タンク機を見ると、どうも「ゆうちゃん」さんは牽引力試験を行いたくなるようで(苦笑)、以前のトーマスに続き、今回も激しく空転させていました。




 なお、運転会本番の18日(日)の模様は、後ほど改めて掲載します。



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【真岡鐵道】帰ってきた「SLもおか」号

 3両の50系客車が「全般検査」(=全検/クルマの車検にあたる定期的な検査)を行っていたため、梅雨の間は運休となっていた「SLもおか」号が、予定通り「海の日」連休から運行を再開しました。
C12 66(7月17日午前)リフレッシュした50系客車C11 325(7月19日午後)
 ▲ 2010年7月17日(土)から運行を再開した「SLもおか」号(クリックすると拡大画像を表示します)。

 今回の特記事項は、これまで茶色の車体に白帯が描かれていた50系客車が、茶色に赤帯に塗色変更したことです。
 (かつての基準だと、白帯が1等車、青帯が2等車、赤帯が3等車なので、あるべき姿になった……という見方もできます)

 運行初日の7月17日(土)は、「C12 66」の牽引でした。


 この日の午後、下館に戻ってくる「SLもおか」号を撮影しようと15:50頃に下館駅西側の踏切を通ってみると、SL運行日には必ず待機している「DE10 1535」の姿がありません。
 午前中は間違いなく待機していたので、何かあったか……と思い、下館駅の駅員に確認してみたところ、何らかのトラブルで復路(茂木→下館)の運行が取りやめになったとのこと。

 JRの駅員さんは詳細をご存じではなかったので、その後真岡鐵道に確認してみたところ……。
 朝の往路は問題なく運行したものの、茂木での待機中に不具合が見つかったための運休となったようです。
 幸い、つい先日「C11 325」が真岡に戻ってきていたので、翌18日の運行は「C11 325」が務めるとのお返事でした。


 連休最終日の7月19日(祝/月)午後。

 今度は下館に戻ってくる様子を撮影しようと、猛暑の中下館駅へ。
 この日の牽引機は「C11 325」でした。
 ……ということは、「C12 66」はまだ復調していないんでしょうか。ちょっと気になります。


 3両の50系客車がリフレッシュしただけでなく、実は同じタイミングで「DE10 1535」も検査と再塗装を行っています。


 ▲ 「SLもおか」号の運行を支える回送用のディーゼル機関車「DE10 1535」も塗装をしなおしてリフレッシュしています(クリックすると拡大画像を表示します)。

 塗色は変わっていないのですが、まるで新車のようにピカピカと輝いていました。


 こちらは導入以来、旧国鉄時代からの塗色を守り続けています。
 前任の「DD13 55」は茶色に白帯という出で立ちでしたので、2代目のディーゼル機関車の塗色が変わらないのかどうかも、今後の注目ポイントの一つではあります。


 特に鉄道好きでなくても、まるで生きているかのような蒸気機関車の「息づかい」は、一度は乗車体験してみる価値があると思います。
 客車に冷房はありませんが、窓を全開にしておけばさわやかな涼風が吹き込んできます。
 車内販売のワゴンも回ってきますので、飲食物だけでなく、SL関連のお土産も買い求めることができますよ。

  ご家族と、あるいはお友達と、夏休み中のレジャーに「SLもおか」号の旅はいかがですか。



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【TOMIX】2010年秋~2011年新春の発売予定

 鉄道模型メーカー「TOMIX(トミックス)」が、2010年秋~2011年新春の発売予定を発表しています。

 目玉は今注目の機関車「EF510 500番台」の製品化でしょうね。
 既にKATOがNゲージで「EF510 500番台 北斗星色」を発売して好評ですが、TOMIXはこれに刺激された格好で、なんとNゲージとHOゲージで「EF510 500番台 カシオペア色」を発売すると発表しています。
 先日HOゲージで「EF510 500番台 北斗星色」と貨物型の「EF510 基本番台」を発売すると発表していますので、HOゲージでも「EF510」をコンプリートする腹づもりのようです。

・製品化決定速報 2010年秋~新春発売予定アイテム(TOMIX「製品化決定速報」2010年7月9日)
 http://www.tomytec.co.jp/tomix/products/kettei/seihinkakettei.htm#20100709


 掲載された新製品予定情報は、次の通り。


■発売日未定■
(Nゲージ)
 ・EF510 500番台 カシオペア色

(HOゲージ)
 ・EF510 500番台 カシオペア色


■2010年秋発売予定■
(Nゲージ HGシリーズ)
 ・92164 キハ47形0番台 2両セット(税込:10,185円)
 ・92165 キハ47形500番台 2両セット(税込:10,185円)
 ・8409 キハ47形0番台(税込:3,780円)
 ・8410 キハ47形1000番台(税込:3,780円)

(Nゲージ)
 ・92820 キハ183系0番台(新塗装)6両セット(税込:20,160円)
 ・8428 キハ182形0番台(新塗装)M車(税込:4,620円)
 ・8428 キハ182形0番台(新塗装)T車(税込:1,890円)

 ・92973 キハ183系(「とかち」新塗装)5両セット(税込:17,115円)※限定品

 ・3137 JR 19A形コンテナ 3個入(税込:735円)

(HOゲージ)
 ・HO-3113 JR 19G形コンテナ 3個入(税込:1,890円)


■2010年秋発売予定■
(Nゲージ)
 ・ワイドPCレールシリーズの新ラインナップ


■2010年冬発売予定■
(Nゲージ)
 ・92822 山陽新幹線700系7000番台(「ひかりレールスター」)8両セット(税込:22,890円)

(HOゲージ)
 ・HO-063 24系25形0番台 4両セット(税込:36,540円)
 ・HO-541 オハネフ25形0番台 前期形(税込:10,290円)
 ・HO-542 オハネ25形0番台(税込:7,770円)


■2011年新春発売予定■
(Nゲージ)
 ・3138 JR 19B形通風コンテナ 3個入(税込:735円)

(HOゲージ)
 ・HO-714 コキ107形 コンテナなし(税込:2,625円)

 ・HO-3109 JR V19B形通風コンテナ 3個入(税込:1,890円)
 ・HO-3111 JR 19A形コンテナ 3個入(税込:1,890円)
 ・HO-3112 JR 19B形通風コンテナ(リニューアル) 3個入(税込:1,890円)



 実車の方も注目の「EF510 500番台」ですが、どうやら模型の方でも各メーカーの動きから目が離せない状況になりそうです。


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【JR東日本】「E1系」と、「E2系」+「E3系」

 東北新幹線の新列車「はやぶさ」用の新型車両「E5系」、秋田新幹線「こまち」用の新型車両「E6系」が登場し、向こう2~3年でJR東日本の新幹線事情は大きく変わります。
 東北新幹線は「E5系」と「E6系」がメインとなり、山形新幹線の車両もやがては「E6系」かその派生型に置き換わっていくのでしょう。
 「E2系」と「E4系」は上越新幹線に転じ、「E1系」と「200系」は淘汰されていくものと思います。

 その「E1系」ですが、2010年5月13日(木)に大宮駅で列車待ちをしている際、上野方面から入線してくる姿を撮影できました。
 以前は東北新幹線でも走っていましたが、現在は上越新幹線専用となっています。



 その後、小山にも停車する「E3系」+「E2系」の「やまびこ」が入線してきました。



 大宮駅では、在来線も新幹線もさまざまな種類の車両を見かけることができます。
 急いでいるときは見物している余裕はありませんが、乗り換えで時間的な余裕があるときは格好の撮影タイムとなります。

 もっとも、撮影に熱中しすぎて、駅員さんや他の乗客に迷惑をかけるようなことはあってはなりませんけどね(苦笑)


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【JR東日本】新型新幹線「E6系」を報道公開

 秋田新幹線用の新型車両「E6系」が報道公開されました。
 2013年以降は、東北新幹線用の新型「E5系」と連結し、宇都宮以北では320km/h運転を行うことになります。

・国内最速320キロ!新型新幹線「E6系」を初公開 車体は秋田のあかね、座席は稲穂の黄(「読売新聞」2010年7月10日)
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20100710-OYT8T00149.htm


 山形新幹線と秋田新幹線は、在来線の線路幅(1,067mmゲージ)を新幹線と同じ幅(1,435mmゲージ)に換えた「ミニ新幹線」です。
 通常の新幹線とは異なり、車体のサイズも在来線サイズなので(新幹線よりは一回り小さい)、普通車のシート配列は新幹線の2席+3席の1列5席ではなく、2席+2席の1列4席(つまり、在来線の特急と同じ)となっています。

 「E6系」が営業運転に投入されるのは、2011年3月。
 秋田新幹線開業から見慣れてきた「E3系」は、「E6系」と交替する格好で引退となるはずです。

 小山駅の新幹線ホームではさまざまな新幹線車両が走り抜けて行きますが、遠からず東北新幹線を走る車両は「E5系」と「E6系」がメインになります。
 今は当たり前に走っている「E2系」や2階建ての「E4系」は上越新幹線に転じ、最古参「200系(リニューアル車)」は引退となる予定です。


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【EF510 500番台】「カシオペア」を牽引

 先日から当方でもお知らせしていますように、JR東日本の新型電気機関車「EF510 500番台」が寝台特急「カシオペア」を牽引して営業運転を行っています。
 (6月25日から営業運転を開始しています)

 2010年7月2日(金)夕刻、たまたま小山駅で列車を待っている際、上野方面から北上してくる姿を撮影できました。



 なお、試運転(慣熟運転)の際は、単機や重連で走ることも、数両の24系や12系を牽くこともありました。



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【阪堺電軌】堺市が50億円の支援策提示/上下分離方式導入も

 遠方の話題ではありますが、気になる話ですのでこちらでも取り上げます。

 大阪と堺を結ぶ「阪堺電軌(はんかいでんき)という路面電車があります。
 昔ながらのスタイルで走り続けてきた路線で、ノスタルジーを感じさせるともいえるのですが、言い換えれば設備も車両も老朽化していました。
 近年はすっかり輸送人員が減少してしまい、存廃問題が浮上する事態に。

 そこで、堺市では以前からの弱点であった市の東西方向を結ぶ新たな公共交通機関としてLRTを新設することを決め、阪堺電軌と接続・乗り入れを行って一体運営で活性化しよう……という計画を打ち出しました。
 しかし、昨年行われ多市長選の結果、LRT計画中止を掲げた候補者が当選し、実現寸前と思われていたLRT新設が頓挫。
 LRT計画が中止となったまま何も手を打たないと、阪堺電軌は廃線の危機という状況に追い込まれました。

 新市長は当選後に「大阪方面からの地下鉄延伸」など、到底実現不可能な構想をぶち上げていたりしたのですが、ここに来て阪堺電軌存続を優先するような現実的な方向に舵を切ったのでしょうか。
 中止としたLRT計画とは別に、阪堺電軌に10年間で50億円の支援を行い、設備と車両を近代化することでLRT化してはどうかと提案したようです。

・廃線の危機-大阪の路面電車「阪堺線」に堺市が50億円支援案(MSN産経 2010年7月1日)
 http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/100701/osk1007011140003-n1.htm

・堺市 阪堺に50億円提示 支援10年間 値下げや停留所増設(読売新聞 2010年7月1日)
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20100701-OYT8T00092.htm

・堺市 阪堺電車存続のため 市が50億円支援案(「路面電車とLRTの館」 2010年7月4日)
 http://www.urban.ne.jp/home/yaman/news96.htm


 記事によると、インフラや車両などを堺市が買い取り、阪堺電軌は運行を行う「公設民営方式」の導入についても、積極的に検討する模様です。


 旧態依然とした「チンチン電車」のままではジリ貧になるのが当たり前で、単に存続させるというだけでなく、これからの社会情勢に対応するLRT化を積極的に進めることが重要です。
 一気にLRT化できるわけではないでしょうし、先の市長選の結果中止となってしまったLRT東西線をどうするのかも考えないといけないのでしょうが……。

 単に堺市だけの問題というだけでなく、古くからの交通インフラをどう再生するのか、(LRT路線を新設できるとすれば)既存の路線と新設路線をどう連携させていくのかという一つのモデルケースにもなりますので、関係各方面にはぜひ前向きな方向での議論を期待したいところです。


 下館界隈には路面電車はないのですが、老朽化して輸送人員が減少した路線……ということであれば、いくつかの地方路線のケースが該当します(しました)。

 従来であれば、老朽化したまま廃止、というのがさも当然であるかのように行われていたわけですが……。
 果たしてそれらが妥当だったのかといえば、必ずしも全てが妥当だったわけではありません。

 近年、日本でもやっと「公設民営方式」や「上下分離方式」という手法が公共交通にも取り入れられるようになり、道路交通と同じく線路などのインフラは公的に整備・管理し、運行だけ民間の交通事業者に任せるという形態が採れるようになりつつあります。
 鉄道・軌道でもっとも資金を要するのがインフラ整備で、この部分を負担しなくて良いとなれば、後は経営努力で何とかなるケースは少なからずあります。

 戦後はクルマ優先の施策が重視されてきましたが、その結果公共交通が衰退してしまい、クルマがないと不便な地域が急増しています。
 そこに住んでいる人は「クルマがあるからいいや」と思うかも知れませんが、余所から来る人にとっては極めて不便な状況となりますし、不便な地元より便利な都心へと人口流出が起こることを食い止めることが出来なくなります。
 公共交通、特に定時運行性と速達性に優れる鉄道がなくなるということは、その沿線の衰退に直結するという実例がごまんとあります。

 クルマが高性能化し、高規格道路がこれだけ整備されている状況下で、それでも「乗ると便利」と思ってもらえる公共交通機関をどう整備していくのか、あるいは既存の交通機関をいかにして現在の情勢に適応するよう再生できるか。
 今後の地方活性化を考えるとき、この問題はかなり重要な意味を持ってきます。


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