下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【お願い】踏切では必ず一時停止を!!
踏切では「必ず」「一時停止」して左右確認。
警報機&遮断機があってもなくても、「必ず」「一時停止」して左右確認。
ドライバー自身が安全を確認してから横断してください。
当たり前のことですが、これを怠ったことが原因と見られる事故が相次いでいます。
・列車と衝突車の3人死傷 下妻の関鉄常総線踏切(「読売新聞」茨城版 2010年7月30日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20100729-OYT8T01104.htm
今朝の「茨城新聞」でも、社会面で結構大きく取り上げられています。
事故が起きたのは、黒子(くろご)駅~騰波ノ江(とばのえ)駅間の踏切で、警報機と遮断機がない踏切、つまり「第4種踏切」です。
下館発・守谷行きの普通列車が65km/hで走行中、一時停止せず踏切に進入してきたワゴン車を直前(30m手前)で確認。
ブレーキをかけたが間に合わなかった……とのこと。
自動車の場合、65km/h走行時の制動距離は、アスファルト路面が乾いていてダイヤの状態が良い場合、約35m。
雨天時だと、約47m。
列車の場合、晴天時の60km/hの制動距離は約125mとされています。
列車の運転士は約30m手前で確認して制動をかけたとのことですが、到底停止できる距離ではありません。
「列車は急に止まれない」からこそ、踏切を横断する際は一時停止と左右確認が義務づけられているのですが……。
この事故で、ワゴン車の2人が亡くなり、1人が負傷しています。
当該列車は1時間20分後に運転を再開。
常総線は上下14本が運休し、上下7本に最大18分の遅延が発生しています。
今年に入ってからだけでも、常総線はこれで6件目の踏切事故。
「茨城新聞」の記事の小見出しには「警報機、遮断機なく」とあり、記事では次のような記述が。
「止まれ踏切」と書かれた看板のみの踏切では、一時停止せず通過する車が少なくない。あわや列車と接触という状況もあったという。通り慣れた踏切だが「通るたびに怖いと思う」と話す。一方で、「遮断機があれば(事故は)防げたかもしれない」と指摘した。
関東鉄道によると、常総線の踏切は190カ所。警報機と遮断機があるのは137カ所で、残りの53カ所は両方とも設置されていない。
繰り返しますが、事故のそもそもの原因は、「一時停止せず踏切に進入した」ことのようです。
警報機や遮断機があってもなくても「一時停止する」ことが定められているので、交通法規に則って安全確認を行っていれば起きなかっただろう事故だといえます。
10年ほど前の常総線と、現在の常総線は、まるで別路線のように列車の運転本数が増えています。
以前10年ほど前の時刻表と今の時刻表を見比べてみたら、運転本数は文字通り倍増。しかも、列車の運転速度は最高90km/hに上がっています。
さらに、途中駅を通過する快速が走るようにもなっています。
これだけ「大化け」している常総線ですが、普段列車に乗らない人はこの変化をなかなか実感できていないようで、いまだに「たまにしか走らない」とか「車両が古いから遅い」というような変な固定観念から脱却できていません。
踏切での一時停止義務を怠る交通違反者が多いこと、上記のように常総線の変化に対応できていない沿線ドライバーの意識不足が、今回のような踏切事故が相次いでいる原因だろうと思います。
都市の路線だろうが地方のローカル線だろうが、、複線だろうが単線だろうが、警報機と遮断機があろうがなかろうが、踏切では必ず一時停止して左右確認。
当たり前のことですが、くれぐれもよろしくお願いします。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
警報機&遮断機があってもなくても、「必ず」「一時停止」して左右確認。
ドライバー自身が安全を確認してから横断してください。
当たり前のことですが、これを怠ったことが原因と見られる事故が相次いでいます。
・列車と衝突車の3人死傷 下妻の関鉄常総線踏切(「読売新聞」茨城版 2010年7月30日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20100729-OYT8T01104.htm
今朝の「茨城新聞」でも、社会面で結構大きく取り上げられています。
事故が起きたのは、黒子(くろご)駅~騰波ノ江(とばのえ)駅間の踏切で、警報機と遮断機がない踏切、つまり「第4種踏切」です。
下館発・守谷行きの普通列車が65km/hで走行中、一時停止せず踏切に進入してきたワゴン車を直前(30m手前)で確認。
ブレーキをかけたが間に合わなかった……とのこと。
自動車の場合、65km/h走行時の制動距離は、アスファルト路面が乾いていてダイヤの状態が良い場合、約35m。
雨天時だと、約47m。
列車の場合、晴天時の60km/hの制動距離は約125mとされています。
列車の運転士は約30m手前で確認して制動をかけたとのことですが、到底停止できる距離ではありません。
「列車は急に止まれない」からこそ、踏切を横断する際は一時停止と左右確認が義務づけられているのですが……。
この事故で、ワゴン車の2人が亡くなり、1人が負傷しています。
当該列車は1時間20分後に運転を再開。
常総線は上下14本が運休し、上下7本に最大18分の遅延が発生しています。
今年に入ってからだけでも、常総線はこれで6件目の踏切事故。
「茨城新聞」の記事の小見出しには「警報機、遮断機なく」とあり、記事では次のような記述が。
「止まれ踏切」と書かれた看板のみの踏切では、一時停止せず通過する車が少なくない。あわや列車と接触という状況もあったという。通り慣れた踏切だが「通るたびに怖いと思う」と話す。一方で、「遮断機があれば(事故は)防げたかもしれない」と指摘した。
関東鉄道によると、常総線の踏切は190カ所。警報機と遮断機があるのは137カ所で、残りの53カ所は両方とも設置されていない。
繰り返しますが、事故のそもそもの原因は、「一時停止せず踏切に進入した」ことのようです。
警報機や遮断機があってもなくても「一時停止する」ことが定められているので、交通法規に則って安全確認を行っていれば起きなかっただろう事故だといえます。
10年ほど前の常総線と、現在の常総線は、まるで別路線のように列車の運転本数が増えています。
以前10年ほど前の時刻表と今の時刻表を見比べてみたら、運転本数は文字通り倍増。しかも、列車の運転速度は最高90km/hに上がっています。
さらに、途中駅を通過する快速が走るようにもなっています。
これだけ「大化け」している常総線ですが、普段列車に乗らない人はこの変化をなかなか実感できていないようで、いまだに「たまにしか走らない」とか「車両が古いから遅い」というような変な固定観念から脱却できていません。
踏切での一時停止義務を怠る交通違反者が多いこと、上記のように常総線の変化に対応できていない沿線ドライバーの意識不足が、今回のような踏切事故が相次いでいる原因だろうと思います。
都市の路線だろうが地方のローカル線だろうが、、複線だろうが単線だろうが、警報機と遮断機があろうがなかろうが、踏切では必ず一時停止して左右確認。
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HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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