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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

【宇都宮LRT】100億円を超える基金の行方

「清原工業団地を造成・売却した際の売却益は、清原のために使ってほしい」

 1984年から4期に渡って栃木県知事を務めた渡辺文雄氏は、かつてこのように語っていたそうです。
 もっと具体的にいえば、「陸の孤島」で慢性的な渋滞に苦しんでいた清原地区の住民達との「公約」でもあった、宇都宮駅への軌道系公共交通機関整備に充当して欲しい……と。

 現在、売却益は約100億円残されています。


 公共交通に対する姿勢と理解が変わりつつあるとはいえ、まだまだ「下野新聞」の認識は不十分というか何というか。
 LRT整備に関連した報道では、相変わらずこのような報じ方になってしまいます。

・LRT反対派外し? 宇都宮開発組合議員選挙(下野新聞 2013年6月19日)
 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130618/1069017


 「宇都宮市街地開発組合」は栃木県と宇都宮市で構成する一部事務組合で、1960年、工業団地の造成などを目的に設立されました。

 これまでに、清原サッカー場(今の県グリーンスタジアム)の整備などに関わっています。
 組合には今でも100億円を超える財政調整基金があって(以前はもっとあった)、この基金をどのように活用していくかは大きな関心事になっていました。

 知事も市長も、これまでの講演でたびたびこの基金については触れています。
 また、交通事情の抜本的な改善を求め続けている清原地区の住民達も、一刻も早いLRT整備を熱望していて、売却益を整備費として充当することに賛同しているそうです。


 鬼怒川の東側にある清原地区は、元々は「芳賀郡清原村」で、1954年に宇都宮市に編入合併されています。 
 実際に清原工業団地の分譲が始まったのは1974年になってからですが、広大な土地を工業団地にすることには地権者の間でもさまざまな考え方があっただろうことは想像に難くありません。
 一説によると、工業団地整備に合意する交換条件として、地元住民は中心市街地に向かう軌道系公共交通機関の整備を求めたとも言われています。

 清原地区と宇都宮駅を結ぶ軌道系公共交通機関は、当初はLRTの概念がまだ日本には伝わっておらず、モノレールやAGT(「ニューシャトル」や「ゆりかもめ」のようなもの)が検討されていたものと思います。
 しかし、いずれも整備費は高額で、AGTは1kmあたり80~100億円、モノレールは1kmあたり100~120億円ですし、当時は上下分離方式もないご時世ですから、とてもとても早期整備は望めない状況だったと思います。

 その後、海外からLRTの成功事例が伝わってきて、ここでやっとLRTが具体的かつ現実的な有力候補になります。
 路面レベルを走るので乗降がしやすい点や、整備費が1kmあたり20~25億円と他の新交通システムよりかなり割安であること、まちづくりにリンクした交通機関であることなどが評価されたのは、当然だといえます。

 後にLRTから既存鉄道へ乗り入れるトラムトレインが実現可能であること、公設民営による上下分離方式を導入可能であることなど、良い材料が加わっていきました。


 宇都宮市の東にある芳賀町、市貝町、さらには茂木町の3町長が、昨秋の宇都宮市長選前に「LRTの早期整備を」と異例の要望を出した際、芳賀町の町長は「宇都宮テクノポリスセンターまで軌道を敷設してもらえれば、後は我々が東に軌道を延ばして真岡鐵道に結節させる」とまで語ったと報じられました。
 さらには「上三川町(かみのかわまち)にも声を掛けようか」という話まで出ていたと報じられています。

 真岡鐵道に結節して、宇都宮駅~茂木駅(さらには「ツインリンクもてぎ」)まで1本の列車で直通できるようになれば、過疎化に苦しむ芳賀地域にとっては抜本的な変革がもたらされる可能性があります。

 また、いつになるか、どういうルートになるかはまだまだ紆余曲折があるでしょうが、現時点では軌道系交通機関がない上三川町(宇都宮市との境界付近に大規模な郊外型ショッピングエリアと、多数の従業員が通勤する日産の工場があります)と宇都宮駅が直結することになれば、こちらも大きな波及効果があります。

 宇都宮から上三川へ伸びる路線ができれば、当然その東側にある真岡市も黙ってはいないでしょう。
 鬼怒川を渡河する必要はありますが、「真岡まで!」という動きが出てくるのは自然な流れになると思いますし、そうなれば下館駅まで直通する列車が設定される可能性も出てきます。


 宇都宮のLRT計画は、実は単に宇都宮市内だけの問題ではありません。

 市内から清原工業団地や芳賀工業団地などに通勤する7万人の移動をどうするか。
 周辺エリアから宇都宮市内に通勤・通学・買い物に行く人達の移動をどうするか。
 限界に達している路線バスネットワークの効率化・活性化をどうするか。
 伸び悩んでいる東武宇都宮線、JR日光線を今後どうするか。
 過疎化に悩む栃木県の県東地域の活性化をどうするか。

 このような視点から、投資効果や波及効果をトータルで考えていかないといけない問題でもあります。 



 ともあれ、昨秋の市長選で「LRT導入」を明示し、LRTを含む公共交通ネットワーク拡充を公約に掲げた現職が大差で当選したことで、「潮目は変わった」のだと感じることが多くなってきました。

 まだネガティブな動きは出るのだろうと思いますが、少なくとも報道機関は公共交通が果たす役割について、さらに、もっと、しっかり勉強していただきたいと思います。
 また、何か懸念材料があるのだとしても、殊更対立を煽るような表層的な報道からは卒業して、課題があるならどう解決したら良いのか、こんな方法もあるのではないか……といった、未来指向型の有意義な報じ方にシフトしていただいきたいものだと思っています。


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【KATO】HOゲージ「12系」客車を入手しましょう!!

 「下館レイル倶楽部」に参加しているメンバーのお一人から、素朴なご質問がありました。

 「HOゲージの機関車を買ったんだけど、何を牽かせたら良いでしょうね……」

 元々鉄道に詳しい方ならともかく、そんなに実物の鉄道に詳しくない人だと、どんな車両の組み合わせが良いのか、迷ってしまうのは当然だと思います。

 鉄道模型趣味の裾野を広げることも活動目的の一つである「下館レイル倶楽部」としては、あまり詳しくない人向けに「こんな組み合わせもありますよ」というご提案ができれば……ということで、これからシリーズ企画として「こんな車両もあります」というご紹介をしていきます。

 なお、便宜上「Amazon.co.jp」取り扱い商品のご紹介とはなりますが、お近くの模型店、他の通販ショップなどでも取り扱っていると思いますので、適宜お求めいただければと思います。

■万能選手!! 「12系」客車

 「12系」客車は、臨時列車や団体列車、イベント列車など、さまざまな用途に使用されてきた万能客車です。

 車内は急行形電車「165系」や急行形気動車「キハ58系」と同様のシート配置です。
 どんな機関車でも牽引できるよう、照明や空調で使用する電気は「スハフ12」の床下に装備した発電用ディーゼルエンジンで発電。「スハフ12」の発電用エンジンで6両の客車に給電可能で、「オハフ13」+「オハ12」+「オハ12」+「オハ12」+「オハ12」+「スハフ12」(発電用ディーゼルエンジン搭載)の6両単位で運用できるように設計されています。

 模型でも実物同様、新旧さまざまな機関車が牽引して絵になる車両です。
 基本の6両編成でも、6両+6両を繋いだ堂々の12両編成でも、中間車の「オハ12」を減車して「オハフ13」+「オハ12」+「スハフ12」の3両編成でも、あるいは他の形式との混成編成でも、走らせるスペースと予算に応じて、自在な編成を組んでくださいね。






パッケージ

Amazonで購入



 HOゲージ 1-501 オハ12

 【発売】KATO(カトー)
 【ジャンル】鉄道模型(HOゲージ)
 【発売日】2004年9月10日
 【税込価格】4,830円(参考:2013年6月11日時点でのAmazon.co.jpでの販売価格は「3,623円」)
 【備考】室内灯は別売り







パッケージ

Amazonで購入



 HOゲージ 1-502 スハフ12

 【発売】KATO(カトー)
 【ジャンル】鉄道模型(HOゲージ)
 【発売日】2004年9月10日
 【税込価格】5,250円(参考:2013年6月11日時点でのAmazon.co.jpでの販売価格は「3,818円」)
 【備考】尾灯点灯/室内灯は別売り







パッケージ

Amazonで購入



 HOゲージ 1-502 オハフ13

 【発売】KATO(カトー)
 【ジャンル】鉄道模型(HOゲージ)
 【発売日】2004年9月10日
 【税込価格】5,250円(参考:2013年6月11日時点でのAmazon.co.jpでの販売価格は「4,220円」)
 【備考】尾灯点灯/室内灯は別売り




(参考URL)

・HO 12系客車(KATO 公式サイト 2012年11月6日更新)
 http://www.katomodels.com/product/nmi/ho_12kei.shtml


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【運転会告知】アルテリオ2013年6月定例運転会

 当方「下館レイル倶楽部」2013年6月定例運転会についてのお知らせです。

 今月は通常の開催スケジュールである「第3週の週末開催」となります。

 一般公開は2013年6月16日(日)10:00~16:00となります(途中1時間ほど「昼休み」となります)。
 設営&試運転は、運転会前夜の6月15日(土)18:00~21:00頃に行います。
 ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。

 なお、運転会前日の夕方から行う設営(6月15日18:00~)と、運転会当日の早朝(6月16日9:00~10:00)は、原則としてメンバー、または参加費をご負担いただける方のみ参加可能と致します。
 ご参加の方は、この記事に参加表明のコメントをつけてください(記事タイトル下の「CM」部分をクリックするとコメントを投稿できます)。

アルテリオ定例運転会・2013年5月アルテリオ定例運転会・2013年5月アルテリオ定例運転会・2013年5月
▲ 2013年6月の定例運転会は、6月16日(日)が一般公開日です。これらの画像は、2013年5月定例運転会の模様です。(クリックすると拡大画像を表示します)


【開催予定】

・一般公開:2013年6月16日(日)10:00~16:00(途中、1時間ほど「昼休み」)
・開催会場:しもだて地域交流センター「アルテリオ」2F「研修室」(茨城県筑西市)
     http://www.city.chikusei.lg.jp/kurashi/shisetsu/shisetsu/kouryu/kouryu.html

・前日設営:2013年6月15日(土)18:00~21:00頃(基本的に関係者か、参加費をお支払いいただける方)
・反省会?:2013年6月15日(土)21:00頃~
・早朝走行:2013年6月16日(日) 9:00~10:00(基本的に関係者のみ)
・撤収作業:2013年6月16日(日)16:00~17:00(基本的に関係者のみ)

・備考1:HOゲージとNゲージ、Gゲージの周回コースを設置予定です
・備考2:日曜日は「下館ミニレール倶楽部」によるプラレールアドバンス出展を実施予定です
・備考3:前日設営のみ、運転会当日のみの参加も可能です
・備考4:運転会当日はギャラリーが見物に来ます(「早朝運転」「昼休み」中を除く)
・備考5:ご参加の場合、会場費はその日ごとに分担をお願いします^^; (人数次第ですが、500~800円程度/日となることが多いです)



【参加者の集合について】

・前日設営からご参加の場合
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います
 ……18:00に2F受付前で集合/他に誰もいない場合は、「下館レイル倶楽部です」と名乗って部屋を開けてもらってください
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)

・日曜日ご参加の場合
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います(満車の場合は、道向かいにある「筑西しもだて合同庁舎」もしくは「筑西市役所」の駐車場をご利用ください)
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)




【6月15日・朝~夕方/自由行動】

・真岡鐵道「SLもおか号」乗車
 ……往路は下館10:37発→茂木12:02着
 ……復路は茂木14:28発→下館15:57着
 ……途中の益子(ましこ)駅で下車し、陶芸の街を散策するのも良し
 ……下館13:02発→茂木14:07着の普通列車に乗れば、復路の「SLもおか号」に乗車可能

「SLキューロク館」見学
 ……真岡鐵道・真岡駅東口
 ……開館時間は10:00~18:00
 ……休館日は毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
 ……入場無料
 ……SLの場内往復運転は、日曜日と祝祭日のみです

「とばのえステーションギャラリー」見学
 ……開催時間は、9:00~16:00
 ……入場無料/模型の運転を行う場合は、10分140円(硬券の「入場券」を購入する)



【6月15日・夜/設営、オフ会】

・オフ会
 ……1日目の設営終了後に開催(会場未定)



【6月16日・朝~夕方/運転会】

・運転会
 ……会場は9:00から入室可能ですが、10:00までは基本的に一般非公開の「早朝運転」タイムとします
 ……「昼休み」中は、ご希望の参加者のみ残って基本的に一般非公開の「昼間運転」タイムとします
 ……会場は17:00まで押さえてありますが、ラスト1時間は撤収作業です



【6月16日・夜/オフ会】

・オフ会
 ……2日目の運転会終了後開催(会場未定)



・真岡鐵道
 http://www.moka-railway.co.jp/

・SLキューロク館http://www.moka-railway.co.jp/96kan/

・道の駅もてぎ もてぎプラザ
 http://www.motegiplaza.com/

・とばのえステーションギャラリー
 http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html


(ちょこっと宿泊案内)

・「ホテル新東」
 http://www.hotel-shinto.co.jp/

・「ホテル ルートイン下館」
 http://www.route-inn.co.jp/search/hotel/index.php?hotel_id=529


 なお、2013年8月までの開催予定(運転会の当日)は次の通りです(それぞれ運転会前日の土曜日は、会場設営&試運転を行います)。


・2013年6月……6月16日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2013年7月……7月21日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2013年8月……8月18日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2013年9月……9月24日(日)の予定です(申し込みはこれから)




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両毛線から宇都宮に向かう「115系」

 2013年6月6日(木)夕方、JR小山駅で撮影した「115系」。
 両毛線から宇都宮線(東北本線)に直通して宇都宮まで向かう列車で、小山駅の9番線ホームでスイッチバックする格好になります。

 宇都宮線を走る数少ない「115系」列車ですが、遠からず後輩達に道を譲ることになるものと思います。


▲ かつては各地で見ることができた「115系」。宇都宮線では「E231系」導入を期に引退したのですが、両毛線から宇都宮に乗り入れる列車だけは「115系」で運行中です。(クリックすると拡大画像を表示します)


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【お得きっぷ】「東北ローカル線パス」2013年度版発売

 金・土・日曜、または土・日・月曜の「連続する3日間」利用できる「東北ローカル線パス」が今年度も発売されます。

・JR東日本、今年度も「東北ローカル線パス」発売…東北6県のJR線など3日間乗り降り自由(レスポンス 2013年5月29日)
 http://response.jp/article/2013/05/29/198879.html

 発売期間は、次の通り。


・2013年5月31日~7月27日
・2013年9月12日~11月23日
・2014年1月31日~3月29日



 利用期間は、次の通り。


・2013年6月1日~7月29日
・2013年9月13日~11月25日
・2014年2月1日~3月31日



 対象路線は、東北6県を走る次の鉄道路線。


・JR東日本各線
・IGRいわて銀河鉄道
・青い森鉄道
・弘南鉄道
・秋田内陸縦貫鉄道
・由利高原鉄道
・三陸鉄道
・山形鉄道
・阿武隈急行
・福島交通
・会津鉄道


 運休区間の代行バス(常磐線、仙石線、石巻線、只見線、岩泉線)と、気仙沼線と大船渡線の仮復旧BRTも利用可能です。

 なお、乗車可能な列車は、基本的には「普通列車」の「普通車自由席」。
 新幹線や特急列車、急行列車などを利用する場合は、別途乗車券や特急などが必要になります。


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【ひたちなか海浜鉄道】新駅は国道245号線の陸橋下に

 先日当ブログでご紹介しましたが、ひたちなか海浜鉄道(みなと)新駅設置が検討されています。
 2013年5月15日(水)の「茨城新聞」に、新駅の場所が決定したとの記事が掲載されました。
 また、同鉄道の「吉田千秋」社長のブログ「海浜鉄道日誌」にも、新聞報道に関する記事が掲載されました。

 新駅「柳が丘駅(仮称)の設置場所は、那珂湊駅から勝田方面に1kmほど、田中後(たなかうしろ)地区にある国道245号線の陸橋下
 今後、2014年10月の開業に向けて準備を進めていくことになります。

・新駅位置決定(ひたちなか海浜鉄道「海浜鉄道日誌」 2013年5月15日)
 http://www.hitachinaka-rail.co.jp/journal/2013/05/15/新駅位置決定/


▲ 新駅は、写真の那珂湊駅から勝田方面に1kmほどの田中後(たなかうしろ)地区にある、国道245号線の陸橋下に設置予定です。(クリックすると拡大画像を表示します)


 新駅「柳が丘駅(仮称)」の設置候補地は、那珂湊駅から西に約1km、中根駅から東に約2.4kmの距離にあります。
 国道の陸橋の下にホームを設置すれば、ホームの上屋(屋根)を設置しなくても、設置しているのと同様の効果も期待できます。

 候補地付近には「ヨークベニマル」那珂湊店、「ココス」那珂湊店、「しまむら」那珂湊店、「ザ・ダイソー」ひたちなか店、「ワンダーグー」那珂湊店などがあります。
 駅の仮称ともなっている住宅地・柳が丘地区からは、約1km。やや離れています。

 設置場所があと300~400m中根駅の方(勝田寄り)だと、柳が丘地区に隣接することにはなるのですが、その代わり上記のような商業集積エリアからはかなり離れてしまいます。
 おそらく、その辺のバランスも考慮しての選定ではないかと思います。


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【運転会告知】アルテリオ2013年5月定例運転会

 当方「下館レイル倶楽部」が出展協力しました、5月3日(祝)開催の「第2回 下館駅なか・駅まえフェスティバル」における「鉄道ジオラマ」展示にご来場くださいまして、ありがとうございました。
 少なく見積もっても300~400人の方々がご来場になり、大盛況の内にイベントを終了することができました。

 さて、今度は当方「下館レイル倶楽部」2013年5月定例運転会についてのお知らせです。

 今月は通常の開催スケジュールである「第3週の週末開催」となります。

 一般公開は2013年5月19日(日)10:00~16:00となります(途中1時間ほど「昼休み」となります)。
 設営&試運転は、運転会前夜の5月18日(土)18:00~21:00頃に行います。
 ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。

 なお、運転会前日の夕方から行う設営(5月18日18:00~)と、運転会当日の早朝(5月19日9:00~10:00)は、原則としてメンバー、または参加費をご負担いただける方のみ参加可能と致します。
 ご参加の方は、この記事に参加表明のコメントをつけてください(記事タイトル下の「CM」部分をクリックするとコメントを投稿できます)。

アルテリオ定例運転会・2013年4月アルテリオ定例運転会・2013年4月アルテリオ定例運転会・2013年4月
▲ 2013年5月の定例運転会は、5月19日(日)が一般公開日です。これらの画像は、2013年4月定例運転会の模様です。(クリックすると拡大画像を表示します)


【開催予定】

・一般公開:2013年5月19日(日)10:00~16:00(途中、1時間ほど「昼休み」)
・開催会場:しもだて地域交流センター「アルテリオ」2F「研修室」(茨城県筑西市)
     http://www.city.chikusei.lg.jp/kurashi/shisetsu/shisetsu/kouryu/kouryu.html

・前日設営:2013年5月18日(土)18:00~21:00頃(基本的に関係者か、参加費をお支払いいただける方)
・反省会?:2013年5月18日(土)21:00頃~
・早朝走行:2013年5月19日(日) 9:00~10:00(基本的に関係者のみ)
・撤収作業:2013年5月19日(日)16:00~17:00(基本的に関係者のみ)

・備考1:HOゲージとNゲージ、Gゲージの周回コースを設置予定です
・備考2:前日設営のみ、運転会当日のみの参加も可能です
・備考3:運転会当日はギャラリーが見物に来ます(「早朝運転」「昼休み」中を除く)
・備考4:ご参加の場合、会場費はその日ごとに分担をお願いします^^; (人数次第ですが、500~800円程度/日となることが多いです)



【参加者の集合について】

・前日設営からご参加の場合
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います
 ……18:00に2F受付前で集合/他に誰もいない場合は、「下館レイル倶楽部です」と名乗って部屋を開けてもらってください
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)

・日曜日ご参加の場合
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います(満車の場合は、道向かいにある「筑西しもだて合同庁舎」もしくは「筑西市役所」の駐車場をご利用ください)
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)




【5月18日・朝~夕方/自由行動】

・真岡鐵道「SLもおか号」乗車
 ……往路は下館10:37発→茂木12:02着
 ……復路は茂木14:28発→下館15:57着
 ……途中の益子(ましこ)駅で下車し、陶芸の街を散策するのも良し
 ……下館13:02発→茂木14:07着の普通列車に乗れば、復路の「SLもおか号」に乗車可能

「SLキューロク館」見学
 ……真岡鐵道・真岡駅東口
 ……開館時間は10:00~18:00
 ……休館日は毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
 ……入場無料
 ……SLの場内往復運転は、日曜日と祝祭日のみです

「とばのえステーションギャラリー」見学
 ……開催時間は、9:00~16:00
 ……入場無料/模型の運転を行う場合は、10分140円(硬券の「入場券」を購入する)



【5月18日・夜/設営、オフ会】

・オフ会
 ……1日目の設営終了後に開催(会場未定)



【5月19日・朝~夕方/運転会】

・運転会
 ……会場は9:00から入室可能ですが、10:00までは基本的に一般非公開の「早朝運転」タイムとします
 ……「昼休み」中は、ご希望の参加者のみ残って基本的に一般非公開の「昼間運転」タイムとします
 ……会場は17:00まで押さえてありますが、ラスト1時間は撤収作業です



【5月19日・夜/オフ会】

・オフ会
 ……2日目の運転会終了後開催(会場未定)



・真岡鐵道
 http://www.moka-railway.co.jp/

・SLキューロク館http://www.moka-railway.co.jp/96kan/

・道の駅もてぎ もてぎプラザ
 http://www.motegiplaza.com/

・とばのえステーションギャラリー
 http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html


(ちょこっと宿泊案内)

・「ホテル新東」
 http://www.hotel-shinto.co.jp/

・「ホテル ルートイン下館」
 http://www.route-inn.co.jp/search/hotel/index.php?hotel_id=529


 なお、2013年8月までの開催予定(運転会の当日)は次の通りです(それぞれ運転会前日の土曜日は、会場設営&試運転を行います)。


・2013年5月……5月19日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2013年6月……6月16日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2013年7月……7月21日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2013年8月……8月18日(日)「アルテリオ」2F「研修室」




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5月3日(祝)「下館駅なか・駅まえフェスティバル」に出展

 下館レイル倶楽部は、2013年4月7日(日)に行われた第1回「下館駅なか・駅まえフェスティバル」に続き、2013年5月3日(祝)に開催されるまちおこしイベント第2回「下館駅なか・駅まえフェスティバル」に出展協力します。

 開催日時は、2013年5月3日(祝)10:00~15:00
 開催場所は、下館駅北口駅前の再開発ビル「スピカ」1Fです。

第2回「下館駅なか・駅まえフェスティバル」チラシ(表)
▲ 5月3日(金/祝)開催「下館駅なか・駅まえフェスティバル」に出展協力します!!(クリックすると拡大画像を表示します)

第2回「下館駅なか・駅まえフェスティバル」チラシ(裏)
▲ 当日は真岡鐵道の「C11 325」が夕方まで下館駅に滞留!!(クリックすると拡大画像を表示します)

 当日は、Nゲージの周回コースと、HOゲージの周回コースを設けます。
 さらにGゲージも展示できるかも……。


 今回のイベントは、4月のイベント規模をベースとしながら、さらに追加要素てんこ盛りとなります。


【追加要素1】SLイベント開催!!

 真岡鐵道の「C11 325」が16:00頃まで下館駅に滞留し、さまざまなイベントを開催!

 当日は「SLもおか」号の運転日で、「C12 66」がSL列車を牽引するのですが、もう1両の蒸機「C11 325」が初めてのイベント出展を行います。
 詳しくはポスター裏面をご参照いただくとして……。
 当日12:00~15:00は下館駅構内に無料で入場できるので(入場証を受け取ってください)、じっくりと「C11 325」を見学できます。
 (安全に留意し、他の人の迷惑にならない範囲内で、譲り合いの精神でお願いします)


【追加要素2】ご当地アイドル「しもんchu」ライブ!!

 下妻市を中心とするご当地アイドル「しもんchu」がライブを行います!


 なお、当日はできるだけ鉄道をご利用ください。

 また、どうしてもクルマをご利用になる場合は、「スピカ」横の立体駐車場か平面駐車場をご利用ください。駐車券をイベント会場にご持参になると、終車料金無料化の手続きを行えます。

 多くの方のご来訪をお待ちしております。


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【運転会告知】アルテリオ2013年4月定例運転会

 当方「下館レイル倶楽部」2013年4月定例運転会のお知らせです。

 今月は通常の開催スケジュールである「第3週の週末開催」となります。

 一般公開は2013年4月21日(日)10:00~16:00となります(途中1時間ほど「昼休み」となります)。
 設営&試運転は、運転会前夜の4月20日(土)18:00~21:00頃に行います。
 ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。

 なお、運転会前日の夕方から行う設営(4月20日18:00~)と、運転会当日の早朝(4月21日9:00~10:00)は、原則としてメンバー、または参加費をご負担いただける方のみ参加可能と致します。
 ご参加の方は、この記事に参加表明のコメントをつけてください(記事タイトル下の「CM」部分をクリックするとコメントを投稿できます)。

アルテリオ定例運転会・2013年3月アルテリオ定例運転会・2013年3月アルテリオ定例運転会・2013年3月
▲ 2013年4月の定例運転会は、4月20日(日)が一般公開日です。これらの画像は、2013年3月定例運転会の模様です。(クリックすると拡大画像を表示します)


【開催予定】

・一般公開:2013年4月21日(日)10:00~16:00(途中、1時間ほど「昼休み」)
・開催会場:しもだて地域交流センター「アルテリオ」2F「研修室」(茨城県筑西市)
     http://www.city.chikusei.lg.jp/kurashi/shisetsu/shisetsu/kouryu/kouryu.html

・前日設営:2013年4月20日(土)18:00~21:00頃(基本的に関係者か、参加費をお支払いいただける方)
・反省会?:2013年4月20日(土)21:00頃~
・早朝走行:2013年4月21日(日) 9:00~10:00(基本的に関係者のみ)
・撤収作業:2013年4月21日(日)16:00~17:00(基本的に関係者のみ)

・備考1:HOゲージとNゲージ(もしかするとZゲージも?)の周回コースを設置予定です
・備考2:前日設営のみ、運転会当日のみの参加も可能です
・備考3:運転会当日はギャラリーが見物に来ます(「早朝運転」「昼休み」中を除く)
・備考4:ご参加の場合、会場費はその日ごとに分担をお願いします^^; (人数次第ですが、500~800円程度/日となることが多いです)



【参加者の集合について】

・前日設営からご参加の場合
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います
 ……18:00に2F受付前で集合/他に誰もいない場合は、「下館レイル倶楽部です」と名乗って部屋を開けてもらってください
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)

・日曜日ご参加の場合
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います(満車の場合は、道向かいにある「筑西しもだて合同庁舎」もしくは「筑西市役所」の駐車場をご利用ください)
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)




【4月20日・朝~夕方/自由行動】

・真岡鐵道「SLもおか号」乗車
 ……往路は下館10:37発→茂木12:02着
 ……復路は茂木14:28発→下館15:57着
 ……途中の益子(ましこ)駅で下車し、陶芸の街を散策するのも良し
 ……下館13:02発→茂木14:07着の普通列車に乗れば、復路の「SLもおか号」に乗車可能

「とばのえステーションギャラリー」見学
 ……開催時間は、9:00~16:00
 ……入場無料/模型の運転を行う場合は、10分140円(硬券の「入場券」を購入する)

 今月は4月13日(土)・14日(日)の開催です!



【4月20日・夜/設営、オフ会】

・オフ会
 ……1日目の設営終了後に開催(会場未定)



【4月21日・朝~夕方/運転会】

・運転会
 ……会場は9:00から入室可能ですが、10:00までは基本的に一般非公開の「早朝運転」タイムとします
 ……「昼休み」中は、ご希望の参加者のみ残って基本的に一般非公開の「昼間運転」タイムとします
 ……会場は17:00まで押さえてありますが、ラスト1時間は撤収作業です



【4月21日・夜/オフ会】

・オフ会
 ……2日目の運転会終了後開催(会場未定)





・真岡鐵道
 http://www.moka-railway.co.jp/

・道の駅もてぎ もてぎプラザ
 http://www.motegiplaza.com/

・とばのえステーションギャラリー
 http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html


(ちょこっと宿泊案内)

・「ホテル新東」
 http://www.hotel-shinto.co.jp/

・「ホテル ルートイン下館」
 http://www.route-inn.co.jp/search/hotel/index.php?hotel_id=529


 なお、2013年7月までの開催予定(運転会の当日)は次の通りです(それぞれ運転会前日の土曜日は、会場設営&試運転を行います)。


・2013年4月……4月21日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2013年5月……5月19日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2013年6月……6月16日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2013年7月……7月21日(日)「アルテリオ」2F「研修室」



 また、2013年5月3日(祝)に下館駅前でのまちおこしイベントに参加する予定です。


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トミーテック、JR大宮駅西口に「TOMIX WORLD」4月21日(日)開館

 トミーテックは、埼玉県さいたま市のJR大宮駅西口に、常設ショウルーム「TOMIX WORLD(トミックス ワールド)2013年4月21日(日)にオープンします。
 所在地は、埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-9-6 大宮センタービル1F(→地図/大宮駅西口にある「ビックカメラ」の西隣のビルです)。
 営業時間は、平日は12:00~20:00、土日祝祭日は11:00~19:00。毎週火曜日は休館です(火曜日が祝祭日の場合は営業)。

・タカラトミー 鉄道の街、大宮に 「TOMIX WORLD」が4月21日(日)にオープン!鉄道模型が大集合!(共同通信PRワイヤー 2013年4月9日)
 http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201304081048/

・(同上)PDFファイル版
 http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M000076/201304081048/_prw_PR1fl_f6qKO19y.pdf
 (PDF形式のファイルです)

・鉄道の街、大宮に 「TOMIX WORLD」が4月21日(日)にオープン!鉄道模型が大集合!(SankeiBiz 2013年4月9日)
 http://www.sankeibiz.jp/business/news/130409/prl1304091410040-n1.htm

 施設の概要は、次の通りです。


・面積は73坪(240.9平方メートル)
・昔の駅の改札をイメージした木の改札を設置
・中央にトラス架線をイメージしたコンセプトタワーを設置
・新製品の製品化情報や、ブランドコンセプト商品を展示
・トミックス総合ガイド掲載の車両を編成展示するショウケース
・幅4m以上の第ジオラマを設置(運転可能)
・ショウルーム奥にインフォメーションコーナー・修理コーナーなどの受付窓口を設置
・受付窓口の隣に「機関車組立て教室」「ジオラマ製作教室」などを開催する多目的ルームを設置


 TOMIXブランドの鉄道模型だけでなく、「ジオラマコレクション」や「鉄道むすめ」などの展示も行うとのこと。

 なお、オープン当日の4月21日(日)は、11:45からオープニングセレモニー、12:00がグランドオープンとなります。


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【真岡鐵道】「SLキューロク館」2013年4月28日(日)開館

 真岡鐵道真岡駅東口に建設中の「SLキューロク館」2013年4月28日(日)にオープンします。
 開館時間は10:00~18:00で、入場無料。毎週火曜日は休館です(火曜日が祝祭日の場合は、翌日が休館日)。

 現在、オープンに向けての準備が着々と進められています。

「SLキューロク館」(2013年3月10日時点)
▲ 真岡鐵道の真岡駅東口に建設中の「SLキューロク館」。こちらは2013年3月10日(日)に撮影した写真です。(クリックすると拡大画像を表示します)

・SLキューロク館
 http://www.moka-railway.co.jp/96kan/

・キューロクが動く! SLキューロク館 4/28(日)OPEN(真岡市観光協会)
 http://moka-kankou.org/menu/kankou/20130322161726/index.html

・真岡の「SLキューロク館」 来月28日オープン(下野新聞 2013年3月27日)
 http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/central/mooka/news/20130326/1009535

・「SLキューロク」の自走も…栃木に4月展示館(読売新聞 2013年3月29日)
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130327-OYT1T00585.htm

・キューロク館オープン準備(「もてつブログ」 2013年3月30日)
 http://www.mcatv.co.jp/swan/bbopb1ish-31/#_31

・蒸気機関車 深夜のお引っ越し 栃木・真岡「キューロク館」で展示へ(産経新聞 2013年3月30日)
 http://sankei.jp.msn.com/region/news/130330/tcg13033002350004-n1.htm

・蒸気機関車:真岡駅のSLキューロク館に運び込む /栃木(毎日新聞 2013年3月31日)
 http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20130331ddlk09040061000c.html

 移設された「49671」は、主に貨物列車を牽引していた「9600形」の1両です。
 オープン初日となる4月28日は、10:00、11:30、13:00、14:30、16:00の計5回往復する予定で、その後は休日を中心に往復する回数を検討する模様です。
 なお、「SLもおか」号とは異なり、観光客を乗せて走るわけではありません。

 実は3月10日(日)のSL重連運転の際に「現地視察」を行っていたのですが、なかなかご紹介できないまま一月経ってしまいました……。

「SLキューロク館」(2013年3月10日時点)「SLキューロク館」(2013年3月10日時点)「SLキューロク館」(2013年3月10日時点)
▲ 3月10日時点では、建物の内部に線路は設置されておらず、敷地の整備も真っ最中という感じでした。(クリックすると拡大画像を表示します)

 「9600形」「49671」は、1976年に現役引退した後、真岡市内の「井頭(いがしら)公園」で静態保存されてきました。
 野ざらしではなく、屋根が取り付けられていたこともあって、保存状態は良好でした。
 2013年3月28日深夜、真岡駅に隣接する「SLキューロク館」への移設作業を実施しました。

 「SLキューロク館」では、30~40mの短い距離ではありますが、「49671」が自走します。
 自走するといっても石炭を燃やして蒸気で走るのではなく、給炭車(テンダー)に取り付けたコンプレッサーで圧縮空気を発生させ、その圧縮空気を蒸気の代わりに利用して走ります。

 かつて全国各地で活躍した「9600形」ですが、1両も動態保存されていません。
 今回の「49671」は、石炭を燃やして本線上を走るわけではないとはいえ、貴重な動態保存機ということになります。


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4月7日(日)「下館駅なか・駅まえフェスティバル」に出展

 下館レイル倶楽部は、2~3月に行われた「筑西雛祭り ひなめぐり」に続き、当倶楽部のホームタウンでもある筑西市で行われるまちおこしイベント「下館駅なか・駅まえフェスティバル」に出展協力します。

 開催日時は、2013年4月7日(日)10:00~15:00
 開催場所は、下館駅北口駅前の再開発ビル「スピカ」1Fです。

「下館駅なか・駅まえフェスティバル」チラシ(表)
▲ 4月7日(日)開催「下館駅なか・駅まえフェスティバル」に出展協力します!!(クリックすると拡大画像を表示します)

 当日は、Nゲージの周回コースと、HOゲージの周回コースを設けます。
 場合によっては、さらに他のスケールの模型を展示できるかも……。

「下館駅なか・駅まえフェスティバル」チラシ(裏)
▲ 当日は下館駅を中心に、駅の南北でさまざまな催し物が行われます。(クリックすると拡大画像を表示します)

 チラシには「鉄道ジオラマ」(!!)と記載されているんですが、実際には「鉄道ジオラマ風の展示」を行います。
 (鉄道模型ショップ「ポポンデッタ」のような本格的な固定式レイアウトがあるのか……と過剰な期待をなさいませんように……)

 実は以前、各メンバーがそれぞれ分割式レイアウトを持っていた時期もあったのですが、あるメンバーは東日本大震災で落下・破損してしまい、大きな分割式レイアウトを製作した別のメンバーはクルマを買い換えたらレイアウトを車載できなくなってしまった(!!)などの事情で、現在稼働状態の分割式レイアウトを展示できる状態にはないのです……。

 というわけで、あくまでも「ジオラマ風」の展示ですが、適宜ストラクチャーを配置して「それっぽく」見せる工夫はしますので、そういう意味ではご期待いただければと思います。


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【真岡鐵道】SL重連「震災復興応援号」レポート(その2)

 真岡鐵道は、2013年3月10日(日)蒸気機関車の重連運転を実施しました。

 前回の記事では、下館駅を出発するまでをご紹介しました。
 今回は、茂木駅から戻ってきた列車が真岡駅に到着し、機関車の付け替えを行って、下館駅に向かうまでの様子を動画と画像でご紹介します。


・SL重連運転 震災復興応援号(真岡鐵道)
 http://www.mcatv.co.jp/menu/mokasl/20130110115727/index.html

■「C12」は真岡駅で切り離し

 茂木駅からの帰路(下館行き)の先頭に立っていた「C12 66」は、真岡駅での切り離しとなります。
 ヘッドマークが外され、一度下館方の本線を進み、側線へとバックしてきます。


▲ 真岡鐵道がSL重連運転による「震災復興応援号」が真岡駅に戻ってきました。(クリックすると動画を再生します)

真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)

真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)

真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)
▲ 帰路は「C12」が先頭でしたが、真岡駅で御役御免に。ヘッドマークは手早く外され、真岡から先頭に立つ「C11」に改めて装着。(クリックすると拡大画像を表示します)

■「DE10」をぶら下げた編成で下館駅へ

 「C12 66」が車庫に戻るのと入れ替えに、編成の最後尾には「DE10」を連結。
 通常の運転だと、午前中に下館駅へと「SLもおか」号を牽引した「DE10」は、下館駅の側線で待機し続けるのですが、重連運転の際は帰路の真岡駅で増結され、下館駅へと向かいます。

真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)
▲ 真岡駅からは「C11」が先頭に立ち、最後尾には「DE10」が連結されています。(クリックすると拡大画像を表示します)

真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)
▲ 真岡駅から下館駅に向かう「震災復興応援号」。(クリックすると拡大画像を表示します)

真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・真岡駅)
▲ 列車の増速に合わせて、編成最後尾の「DE10」のエンジンも。唸りを上げています。SL+DLの協調運転です。(クリックすると拡大画像を表示します)


 この日は午前中から風は出ていたのですが、昼過ぎから「猛烈」といってよい暴風になり、土埃を巻き上げて煙霧が上空を覆う有様。
 水戸線をはじめ、JR各線は大幅なダイヤの乱れや運休が頻発していたのですが、真岡鐵道も関東鉄道常総線も定刻通りに運行を続けました。

 この後、真岡駅東口で工事中の「SLキューロク館」を敷地外から見学した後、真岡線で下館に戻りました。
 「SLキューロク館」の様子は、後日改めて。


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【真岡鐵道】SL重連「震災復興応援号」レポート(その1)

 真岡鐵道は、2013年3月10日(日)蒸気機関車の重連運転を実施しました。

・SL重連運転 震災復興応援号(真岡鐵道)
 http://www.mcatv.co.jp/menu/mokasl/20130110115727/index.html

真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・下館駅)
▲ 真岡鐵道がSL重連運転による「震災復興応援号」を運行しました。(クリックすると拡大画像を表示します)

■下館駅への回送は「C11」がバック運転で先頭に!!

 SL重連は、「C11 325」「C12 66」の2両によって行われます。
 一言に重連といっても、さまざまな連結形態が考えられますので、どんな連結が行われるのか……と楽しみにしつつ、当日下館駅に向かいました。
 (当日は昼前後に別の予定が入っていたため、下館駅を出発するまでと、茂木駅から真岡駅に戻ってきたシーンを撮影しています)

 関東鉄道常総線に乗って下館駅に到着すると、すでにSL列車(真岡から回送)は到着済み。
 ひとまず1番線に向かうと、「C11 325」が下館方に背を向けた格好で停車していて、3両の「50系」客車と「C12 66」は側線に転線するため移動を始めたところでした。

真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・下館駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・下館駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・下館駅)
▲ 朝の回送は、「C11」がバック運転で先頭に立ちました。回送列車は下館駅の1番線に到着後「C11」を切り離し、まず「C12」+3両の「50系」が側線へと移動。(クリックすると拡大画像を表示します)

 3両の「50系」客車と「C12 66」が側線に転線していく様子はいつも通り。
 ただ、この日はちょっとオーバーラン気味で、側線の車止め間際まで後退していて、一瞬大丈夫かな……と冷や冷やものでした。

 「C11 325」が移動する前に、撮影ポイントまで移動しないと……ということで、慌ただしく北口改札を出て、駅西側にある下妻街道踏切方面へ。
 すると、踏切に向かう細道で「C11 325」が転線していることが分かったため、「新花町児童館」付近から撮影を開始。


▲ 「C11 325」が先頭に立つ編成が組成されました。(クリックすると動画を再生します)

■絶大な重連効果!! 溢れるお客さん

 真岡鐵道の「C11」はJRなどへの貸し出しが多いため、SL重連運転は結構貴重です。

 ホーム上には家族連れなど大勢の乗客と、またとないシーンを撮影しようとする撮影者であふれかえっています。
 普通列車は警笛を鳴らしながら慎重に入線してきました。

真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・下館駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・下館駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・下館駅)
▲ 側線で待機する「震災復興応援号」。1番線の普通列車が発車してから1番線に転線します。(クリックすると拡大画像を表示します)

 10:18、1番線から真岡線の普通列車が、5番線から常総線の快速列車が同時発車!!
 常総線快速は、先日入線したばかりの「キハ5004」でした。


▲ 真岡線の普通列車と常総線の快速列車が同時に発車します。軽快に加速していきます。(クリックすると動画を再生します)

■側線から1番線へ……間もなく出発

 茂木行きの普通列車が出発し、1番線が空きましたので、SL列車は側線から転線します。


▲ 普通列車の出発後、SL列車は1番線へと転線します。(クリックすると動画を再生します)

 1番線に移動した「震災復興応援号」に大勢の乗客が乗り込みます。
 聞くところによると、「SL乗車券」の事前販売分は早々に完売していたそうです。
 当日の状況を見ると、おそらく3両の客車の内、1両はツアー客、1両は事前販売分、残る1両が当日販売分だったのかな……と思います。

真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・下館駅)

真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・下館駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・下館駅)真岡鐵道SL重連(2013年3月10日・下館駅)
▲ 「C11」に掲げられたヘッドマークは「がんばれ東北 震災復興応援号」。(クリックすると拡大画像を表示します)

■いよいよ出発!!

 10:36、SL重連による「震災復興応援号」は、いつもより盛大に汽笛を鳴らして下館駅を出発しました。


▲ 大勢のギャラリーに見送られて、「震災復興応援号」は下館駅を発ちました。(クリックすると動画を再生します)

 本当はこのまま後続の列車で茂木まで移動し、茂木でも撮影を……というところですが、この日は別の予定があって午後の早い時間は下館界隈にいなければならず、残念ながらここで一旦「中座」。
 茂木から戻ってくる「震災復興号」が真岡駅に到着する頃合いを見計らって再度出撃することにしました。


 レポート記事(その2)に続きます。


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【ひたちなか海浜鉄道】新駅設置、延伸を検討へ

 茨城県ひたちなか市は、同市市内を走るひたちなか海浜鉄道(みなと)新駅を設置する方針を固めました。
 また、2~3kmの路線延伸についても検討を始めるようです。

・海浜鉄道湊線に新駅 ひたちなか市方針(読売新聞 2013年3月10日)
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20130309-OYT8T01224.htm

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▲ ひたちなか市内を走る湊線。新駅は那珂湊~中根間への設置が有力。阿字ヶ浦から国営ひたち海浜公園への延伸も検討を始める模様です。(クリックすると拡大画像を表示します)

 新駅の設置候補地は、那珂湊~中根間。
 両駅の間は、湊線の駅間距離としては最長となる3.4km離れているうえ、近隣には住宅地があるため、需要が見込めるとのことです。
 総事業費は約3,000万円で、国や市の補助を活用して2015年3月末の設置を目指すとのこと。

 路線の延伸については、阿字ヶ浦駅から「国営ひたち海浜公園」方面への延伸を検討することに。
 国営ひたち海浜公園は、4~5月にはネモフィラ、9~10月にはコキアが咲き誇ることでも知られているほか、隣接する一帯には「ジョイフル本田」「TOHOシネマズひたちなか」など人気店が集まる郊外型ショッピングモール「ファッションクルーズ」があります。
 「国営ひたち海浜公園」だけでなく「ファッションクルーズ」付近までの延伸が実現し、運行頻度の向上や運行時間帯の拡大(特に終列車の時刻繰り下げ)も行えれば、湊線の利用促進に直結するように感じます。

 ひたちなか市が鉄道・バスなどの公共交通を「市にとって重要な社会インフラ」と位置づけ、まちづくりに利活用してきたことはよく知られるところです。
 今回の取り組みは、同市のさらなる発展に寄与することになるのではないかと思います。


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下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
 「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
 しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
 公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!

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