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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

【東日本大震災】がんばれ、ひたちなか海浜鉄道!!

 記事にするのが遅れてしまいましたが、「東日本大震災」で被害を受けて、復旧作業を行っている鉄道の一つが、茨城県ひたちなか市を走る第三セクター鉄道「ひたちなか海浜鉄道」です。

・ひたちなか海浜鉄道
 http://www.hitachinaka-rail.co.jp/


 勝田~阿字ヶ浦間14.3kmを結ぶ路線で、かつては「茨城交通」湊線(みなとせん)だった路線です。
 「茨城交通」が経営破綻してからは存廃問題が浮上し、「日立電鉄」や「鹿島鉄道」の後を追って廃止となる危険性も指摘されていました。
 しかし、ひたちなか市や沿線住民の皆さんのご努力が実を結び、晴れて第三セクター鉄道へと転換することができました。
 (ひたちなか市が51%、茨城交通が49%出資する形態になった)

 新会社の社長には、公募により「万葉線(株)」の総務課次長だった「吉田 千秋」氏が選ばれ、精力的かつ積極的に業務を遂行。
 三セク転換後、乗客は増加に転じ、収益も改善。黒字化が見えてきた中での被災となってしまいました。

 被災状況については、下記各記事をご参照ください。

・ひたちなか海浜鉄道は今。(「編集長敬白」 2011年4月1日)
 http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2011/04/post_129.html

・ひたちなか湊線「廃線にはできない」 復旧へ社長ら意欲(朝日新聞 2011年4月3日)
 http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201104020466.html

・東日本大震災:ひたちなか海浜鉄道、7月全区間再開へ 復旧費用2億円以上 /茨城(毎日新聞 2011年3月31日)
 http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201104020466.html

・ひたちなか海浜鉄道 土台流れ浮くレール 再開未定、代替バス頼み(茨城新聞 2011年3月27日)
 http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13011405930486

・ひたちなか海浜鉄道「湊線ツアー」中止に 駅舎、車両、駅猫おさむは無事(マイコミジャーナル 2011年3月14日)
 http://journal.mycom.co.jp/news/2011/03/14/011/index.html


 主な被害は、線路の脇にある溜め池が決壊し、線路の路盤が流出したり、線路が波打つなど。
 復旧までには約3ヶ月、2億円の資金を要するとのことで、現在復旧作業が進められています。
 復旧まで間は、1時間に1本程度の運行頻度で代行バスが走っています。

 震源域に近い地域の鉄道なので、被災直後はどの程度の被害が出ているのか、非常に不安でした。
 しかし、同鉄道のシンボルの一つでもある「那珂湊(なかみなと)」駅の古い駅舎は損傷することがなく、また走行中の列車も幸いにしてタッチの差で被害を免れていたことが分かり、安堵しました。

 再建の軌道に乗りかけたところでの被災となりましたが、沿線の皆さんから愛されている路線ですので、きっと復活してくれるものと思います。
 当方も引き続き応援していきたいと思っています。


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【運転会告知】アルテリオ2011年4月定例運転会

 当方「下館レイル倶楽部」2011年4月定例運転会のお知らせです。

 先月は、3月11日(金)に発生した「東北関東大震災」改め「東日本大震災」の影響で、会場である「アルテリオ」が使用見合わせとなってお休みとなりましたので、2ヶ月ぶりの開催となります。

 一般公開は、2011年4月17日(日)10:00~16:00です(途中1時間ほど「昼休み」となります)。

 ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。


 なお、今回から前日夕方からの設営(今回は4月16日18:00~)と、当日早朝(4月17日9:00~10:00)は、原則としてメンバー、もしくは参加費をご負担いただける方のみ参加可能と致します。

アルテリオ運転会2011年1月アルテリオ運転会2011年1月アルテリオ運転会2011年1月
▲ こちらは2011年1月定例運転会の模様です。(クリックすると拡大画像を表示します)



【開催予定】

・一般公開:2011年4月17日(日)10:00~16:00(途中、1時間ほど「昼休み」)
・開催会場:しもだて地域交流センター「アルテリオ」2F「研修室 会議室B」(茨城県筑西市)
     http://www.city.chikusei.lg.jp/kurashi/shisetsu/shisetsu/kouryu/kouryu.html

・前日設営:2011年4月16日(土)18:00~21:00(基本的に関係者のみ)
・反省会?:2011年4月16日(土)21:00以降
・早朝走行:2011年4月17日(日) 9:00~10:00(基本的に関係者のみ)
・撤収作業:2011年4月17日(日)16:00~17:00(基本的に関係者のみ)

・備考1:HOゲージ・Nゲージの周回コースを設置予定です
・備考2:前日設営のみ、運転会当日のみの参加も可能です
・備考3:運転会当日はギャラリーが見物に来ます(「早朝運転」「昼休み」中を除く)
・備考4:ご参加の場合、会場費は分担をお願いします^^; (人数次第ですが、500~800円程度となることが多いです)



【参加者の集合について】

・前日設営からご参加の場合
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います
 ……18:00に2F受付前で集合/他に誰もいない場合は、「下館レイル倶楽部です」と名乗って部屋を開けてもらってください
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)

・日曜日ご参加の場合
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います
 ……「早朝運転」にご参加の方は、9:00に2F受付で「下館レイル倶楽部です」と名乗り、部屋を開けてもらってください
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)



 今回の会場は、「アルテリオ」2F「研修室 会議室B」です。

 参加ご希望の方は、人数把握の都合上、2010年4月14日(木)までにお申し出くださいますようお願いします。




【4月16日・朝~夕方/自由行動】

・真岡鐵道「SLもおか号」
 ……大震災の影響で、4月中は運行を見合わせています

・「とばのえステーションギャラリー」見学
 ……開催時間は、9:00~16:00
 ……入場無料/模型の運転を行う場合は、10分140円(硬券の入場券を購入する)



【4月16日・夜/設営、オフ会】

・オフ会
 ……1日目の設営終了後に開催(会場未定)



【4月17日・朝~夕方/運転会】

・運転会
 ……会場は9:00から入室可能ですが、10:00までは基本的に一般非公開の「早朝運転」タイムとします
 ……「昼休み」中は、ご希望の参加者のみ残って基本的に一般非公開の「昼間運転」タイムとします
 ……会場は17:00まで押さえてありますが、ラスト1時間は撤収作業です



【4月17日・夜/オフ会】

・オフ会
 ……2日目の運転会終了後開催(会場未定)





・真岡鐵道(真岡市公式サイト内)
 http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/

・道の駅もてぎ もてぎプラザ
 http://www.motegiplaza.com/

・とばのえステーションギャラリー
 http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html


(ちょこっと宿泊案内)

・「ホテル新東」
 http://www.hotel-shinto.co.jp/

・「ホテル ルートイン下館」
 http://www.route-inn.co.jp/search/hotel/index.php?hotel_id=529


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【東日本大震災】JR水戸線、4月7日(木)からの暫定ダイヤ公開

 4月7日(木)から運行再開が決まったJR水戸線について、JR東日本 水戸支社2011年4月7日(木)からの暫定ダイヤを発表しています。

・4月 7日(木)からの水戸線運転時刻表(JR東日本 水戸支社 2011年4月5日)
 http://www.jrmito.com/press/110406/20110407_press02.pdf
 (PDFファイルです)


 公開された「震災ダイヤ(暫定ダイヤ)」は次の通りです(ここでは主要駅のみ記載します)。

 まずは上り(勝田→小山)から。


【上り/勝田→友部→下館→小山】

(下館始発)           下館 505発 → 小山 528着
勝田 452発 →友部 516発 → 下館 607着/607発 → 小山 631着
(下館始発)           下館 624発 → 小山 653着
(友部始発) 友部 605発 → 下館 658着/659発 → 小山 726着
勝田 549発 →友部 623発 → 下館 712着/713発 → 小山 738着
(友部始発) 友部 648発 → 下館 744着/745発 → 小山 813着
(友部始発) 友部 715発 → 下館 803着/814発 → 小山 843着
勝田 727発 →友部 752発 → 下館 839着/854発 → 小山 918着
(友部始発) 友部 900発 → 下館 948着/948発 → 小山 1012着
(友部始発) 友部 1000発 → 下館 1050着/1050発 → 小山 1114着
(友部始発) 友部 1054発 → 下館 1139着/1139発 → 小山 1208着
(友部始発) 友部 1155発 → 下館 1241着/1241発 → 小山 1310着
(友部始発) 友部 1249発 → 下館 1335着/1335発 → 小山 1359着
(友部始発) 友部 1349発 → 下館 1436着/1437発 → 小山 1501着
(友部始発) 友部 1454発 → 下館 1539着/1539発 → 小山 1607着
(友部始発) 友部 1555発 → 下館 1639着/1640発 → 小山 1702着
(友部始発) 友部 1651発 → 下館 1736着/1737発 → 小山 1800着
水戸 1730発 → 友部 1754発 → 下館 1837着/1838発 → 小山 1902着
(友部始発) 友部 1827発 → 下館 1911着/1912発 → 小山 1940着
勝田 1809発 →友部 1848発 → 下館 1935着/1936発 → 小山 2003着
(友部始発) 友部 1948発 → 下館 2032着/2032発 → 小山 2055着
(友部始発) 友部 2038発 → 下館 2129着/2130発 → 小山 2153着
(下館始発)            下館 2146発 → 小山 2211着
勝田 2100発 →友部 2139発 → 下館 2222着/2223発 → 小山 2246着
勝田 2203発 →友部 2245発 → 下館 2331着(下館止まり)



 続いて、下り(小山→勝田)。


【下り/小山→下館→友部→勝田】

小山 530発 → 下館 553発/553発 → 友部 642着(友部止まり)
小山 559発 → 下館 623発/623発 → 友部 710着(友部止まり)
小山 636発 → 下館 658着/659発 → 友部 742発 → 水戸 804着/804発 → 勝田 809着
小山 708発 → 下館 730着/731発 → 友部 814着(友部止まり)
小山 743発 → 下館 805着/806発 → 友部 850発 → 水戸 910着/924発 → 勝田 930着
小山 825発 → 下館 848着/848発 → 友部 932着(友部止まり)
小山 848発 → 下館 910着/911発 → 友部 959発 → 水戸 1015着/1032発 → 勝田 1037着
小山 934発 → 下館 1004着/1004発 → 友部 1048着(友部止まり)
小山 1013発 → 下館 1036着/1036発 → 友部 1121発 → 水戸 1138着/1141発 → 勝田 1146着
小山 1036発 → 下館 1106着/1106発 → 友部 1150着(友部止まり)
小山 1136発 → 下館 1159着/1200発 → 友部 1243着(友部止まり)
小山 1236発 → 下館 1259着/1300発 → 友部 1344着(友部止まり)
小山 1336発 → 下館 1403着/1404発 → 友部 1448着(友部止まり)
小山 1436発 → 下館 1506着/1506発 → 友部 1550着(友部止まり)
小山 1536発 → 下館 1559着/1600発 → 友部 1650発 → 水戸 1711着(水戸止まり)
小山 1625発 → 下館 1655着/1655発 → 友部 1741発 → 水戸 1758着/1759発 → 勝田 1804着
小山 1709発 → 下館 1732着/1737発 → 友部 1821着(友部止まり)
小山 1809発 → 下館 1832着/1838発 → 友部 1926着(友部止まり)
小山 1909発 → 下館 1933着/1936発 → 友部 2024着(友部止まり)
小山 1946発 → 下館 2009着(下館止まり)
小山 2021発 → 下館 2048着/2048発 → 友部 2132発 → 水戸 2147着/2148発 → 勝田 2154着
小山 2118発 → 下館 2048着/2048発 → 友部 2234着(友部止まり)
小山 2212発 → 下館 2238着/2239発 → 友部 2324発 → 水戸 2340着/2341発 → 勝田 2346着
小山 2311発 → 下館 2334着(下館止まり)



 小山発の下館行き下り最終列車は「下館 23:34着」となっていますね。
 通常ダイヤであれば、この水戸線最終列車の到着を待って、「下館 23:34発」の下妻行き常総線最終列車に乗り継げるのですが、常総線が定刻で発車するのであれば乗り継ぎは不可能です。

 果たして接続を行うのかどうか……これは関東鉄道に確認してみないと分かりません。


 なお、JRの運賃払い戻しなどに関する不明な点がありましたら、各駅の窓口、または次の問い合わせ先に連絡してみてくださいね。


・JR東日本お問い合わせセンター
 ……電話:050-2016-1600
 ……対応時間は、6:00~24:00
・JR東日本水戸支社 サービス品質改革室
 ……電話:029-231-6723
 ……対応時間は、9:30~17:30(平日のみ)




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「とばのえステーションギャラリー」2011年4月16日・17日実施

 毎月、関東鉄道常総線「騰波ノ江(とばのえ)」駅の駅舎内ギャラリーで「関鉄レールファンCLUB」さんが主催している「とばのえステーションギャラリー」
 「東日本大震災」の影響で、3月は中止となりましたが(3月19日・20日開催予定だった)、4月から再開することになりました。

 開催日は、2011年4月16日(土)・17日(日)です。


 ▲ 毎月第3週の週末に開催される「とばのえステーションギャラリー」。入場券(140円)を購入すれば車両の運転が行えるうえ、車両も持ち込めます(クリックすると拡大画像を表示します)。


 開催時間は、4月16日(土)、17日(日)とも9:00~16:00
 開催場所は、関東鉄道常総線の「騰波ノ江(とばのえ)」駅です。
 入場は無料で、入場券(140円)を購入すると10分間模型を走らせることができます(車両の持ち込みも可能)。

・関東鉄道公式サイト内「とばのえステーションギャラリー」
 http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html


 常総線は、今日(4月5日)までは「震災ダイヤ」での徐行・減便ダイヤでの運行ですが、4月6日(水)からは「通常ダイヤ」となります。
 (2011年3月12日に予定していたダイヤ改正が実施される格好です)

 運転本数が少なめの下館~水海道間でも、日中30分~40分に1本程度の運行頻度でし、会場が駅舎内ということもありますので、ぜひ常総線でのご来場をお願いできれば……と思います。
 なお、遠方からのお越しの場合は「常総線1日フリーきっぷ」(1,500円)、あるいは秋葉原や北千住からつくばエクスプレス(TX)にご乗車の場合は「TX&常総ライン往復きっぷ」を利用するとお得です。
 (常総線のお得なきっぷについては、関鉄公式サイトの「おトクなきっぷ」をご覧ください)

 また、4月17日(日)は当方「下館レイル倶楽部」4月定例運転会開催日でもありますので、併せてご覧ください。
 (一般公開時間は10:00~16:00で、途中1時間ほど「昼休み」予定です)

 もしご都合がよろしければお出かけくださいね。


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【東日本大震災】真岡鐵道、4月6日(水)から通常ダイヤに

 「東日本大震災」被災後、2011年3月23日(水)から真岡~茂木間で、4月1日(金)から全線で限定的に運行を再開していた真岡鐵道ですが、4月6日(水)から通常ダイヤで運行するとの発表がありました。

・真岡線の全線通常運転再開について(真岡鐵道 2011年4月1日)
 http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/mokainfo93.php

・4月5日(火)までの「震災ダイヤ」(真岡鐵道 2011年3月29日)
 http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/images/rinji_jikokuhyou2.pdf
(PDF形式のファイルです)

・4月6日(水)からの「通常ダイヤ(上り)」(真岡鐵道 2011年3月29日)
 http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/images/nobori_2010.pdf
(PDF形式のファイルです)

・4月6日(水)からの「通常ダイヤ(下り)」(真岡鐵道 2011年3月29日)
 http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/images/kudari_2010.pdf
(PDF形式のファイルです)

・真岡鐵道全線通常運行開始のお知らせ(茨城県筑西市 2011年4月4日)
 http://www.city.chikusei.lg.jp/bousai.php?code=626


 下館界隈の鉄道各線も、ここに来て活気を取り戻しつつあります。

 被災後いち早く運行を再開していた関東鉄道常総線は、真岡鐵道と同じ4月6日(水)から通常ダイヤでの運行を再開します。
 つまり、真岡線と常総線については、新学期の始業式当日からの「普段通り」の列車運行が再開することになります。

 なお、JR水戸線は、4月7日(木)から「震災ダイヤ(暫定ダイヤ)」での運行再開を予定しています。


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【東日本大震災】JR水戸線、4月7日(木)から運行再開

 「東日本大震災」(従来「東北関東大震災」と表記していましたが、公式の呼称が変更になったので表記を変更しています)の影響で運休が続いていたJR水戸線ですが、本日(4月4日)JR東日本 水戸支社から発表があり、運行再開は2011年4月7日(木)になるとのことです。

 当面は、通常の7割程度の運転本数で、私見ですがおそらく日中は1時間に1本になるのかなと。
 (下館~小山間には、日中1時間おきに区間列車が走っていますが、たぶんそれが運休になるのではないか……と)
 また、徐行運転を行うので、通常より所要時間が長くなるとのことです。

 暫定ダイヤについては、運行再開直前に公開されるものと思います。

・常磐線・水戸線・水郡線の運転計画について(JR東日本 水戸支社 2011年4月4日)
 http://www.jrmito.com/press/110404/20110404_press03.pdf
 (PDFファイルです)


 なお、今日のプレスリリースでは、水戸線だけでなく、常磐線と水郡線の運行予定についても触れています。

 常磐線は、勝田~高萩間が4月7日(木)、高萩~いわき間は4月11日(月)頃、亘理~岩沼間は4月12日(火)頃に運行再開見込みであること。
 特急は、上野~高萩間で4月中旬から一部列車の運行再開を予定。

 水郡線は、常陸青柳~常陸大子間と上菅谷~常陸太田間は4月10日(日)頃、常陸大子~安積永盛間は4月11日(月)頃に運行再開見込み。
 水戸~常陸青柳間は4月中旬再開見込みで、常陸青柳~常陸大子間の列車運行が始まる4月10日(日)頃からは、水戸~常陸青柳間にも代行バスを走らせるとのことです。

 これらについての詳細は、項を改めてご紹介します。


 運賃の払い戻しなどに関する不明な点がありましたら、各駅の窓口、または次の問い合わせ先に連絡してみてくださいね。


・JR東日本お問い合わせセンター
 ……電話:050-2016-1600
 ……対応時間は、6:00~24:00
・JR東日本水戸支社 サービス品質改革室
 ……電話:029-231-6723
 ……対応時間は、9:30~17:30(平日のみ)




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【東日本大震災】がんばれ、三陸鉄道!!

 「東日本大震災」(これまでは「東北関東大震災」と表記してきましたが、統一呼称が決まりましたので、今後はこの表記にします)で甚大な被害が発生している鉄道の一つが、三陸沿岸を走る第三セクター鉄道三陸鉄道です。
 「北リアス線」では、3月16日から久慈~陸中野田間で、3月21日からは宮古~田老間でも無料で利用できる「復興支援列車」が走り始めていましたが(現在は割引運賃で運行中)、大地震と大津波による被害は甚大です。


・東日本大震災:三陸鉄道、存続の危機 線路寸断、復旧費用100億円(毎日新聞 2011年4月2日 夕刊)
 http://mainichi.jp/select/biz/news/20110402dde003040003000c.html


 この毎日新聞の記事によると、


 南リアス線……釜石市の唐丹(とうに)~吉浜駅間の高架橋が落下
 南リアス線……釜石~平田駅間の大渡川鉄橋は橋脚にひびが入っている
 北リアス線……島越駅などの駅舎が壊滅


 ……といった被害が発生しているようです。

 「北リアス線」は、多くの区間が台地の上など、津波の被害を受けにくい場所を通っていたのだろうと思います。
 地図で見る限り、海に近いのは損害を受けた島越駅など一部区間なので、その区間をどう復旧するかが決まれば、全線での運行再開はそう遠いことではないのかも知れません。
 ただ、「南リアス線」の区間は、津波の被害が増大する「リアス式海岸」の海に近い場所を通っているので、こちらの復旧は容易ではないかも知れません。


 今後の復旧は、三陸鉄道単独ではなく、そもそも沿線の市街地をどのように再建するのか、どの場所に再建するのかという再建プランの一環として考えていくことだろうと考えます。

 たとえば、大津波の被害が甚大だった地域は、市街地そのものを高台など内陸に移転するということになるでしょう。
 そうなれば住宅や公共施設だけでなく、駅も線路も道路も上下水道も、まるごと移転しないと……ということになります。

 「100億円」とだけ聞くと、「そんなにかかるのか」と感じる人がいるかも知れませんが、たとえば首都高は1m建設するのに1億円かかるとも言われています(1kmではありませんよ)し、社会的便益を考えれば必ずしも「高い」とは言えない面があります。
 「100億円」という試算は、三陸鉄道だけの再建を図る場合のことでしょうし、そもそも三陸沿岸の再建は国家プロジェクト級の大事業ですから、その枠組みの中で考えて行くべきことだろうと思います。
 もし震災前と同じルートでの再建を行う場合でも、三陸鉄道単独での再建は困難ですから、その場合でも国が全面的に支援する枠組みを作るべきでしょうね。
 (上下分離方式によるインフラ整備ぐらいは最低限やるべきでしょう)


 ともあれ、年間89万人が利用する三陸鉄道を再建することが、沿線の復興にも大きな役割を果たすだろうことは間違いないことです。
 また、普段通りに列車が走っていること自体、十二分に復興のシンボルとなるでしょう。

 現場の士気も旺盛のようですし、沿線住民の期待も高いようですので、ぜひ良い解決方法を探ってほしいものだと思います。

 微力ですが、当方も「援護射撃」したいと考えています。


【三陸鉄道について】

 三陸鉄道は、三陸沿岸を南北に貫く「三陸縦貫線」として建設が始まった路線で、途切れ途切れで順次開業していた路線の内、国鉄末期に廃止となりJRに継承されなかった路線をベースに、未開業だった区間を延伸して接続して開業した鉄道です。

 路線は2つあり、久慈~宮古間の「北リアス線」(71.0km)と、釜石~盛間の「南リアス線」(36.6km)があります。
 (宮古~釜石間は、JR山田線の一部)

・三陸鉄道 公式サイト(随時更新)
 http://www.sanrikutetsudou.com/

・三陸鉄道ブログ(随時更新)
 http://tetsulog.jp/


 「北リアス線」は、国鉄の久慈線(普代~久慈間/1975年開業)と宮古線(宮古~田老間/1972年開業)がベース。
 線路がつながっていなかった田老~普代間の工事は三陸鉄道が継承して、1984年4月1日に全線開業しています。
 「南リアス線」は、国鉄の盛線(盛~里間/1970年開業、綾里~吉浜間/1973年開業)をベースとして、未開通だった吉浜~釜石間の工事は三陸鉄道が継承して、1984年4月1日に全線開業しています。

 三陸海岸一帯は、宮古以北は断崖絶壁(隆起した地形)で台地が多く、宮古以南はリアス式海岸(沈降した地形)で、陸側に切れ込んだような深い入り江が連続する地形になっています(天然の良港となりますが、津波の被害が拡大しやすい地形でもあります)。
 入り江の奥は、ちょうど谷間にできた沖積平野になっていて、そこに市街地が形成されているのですが……海岸沿いの隣町は「山の向こう側」となるため、かつては隣町へは船便で移動するなど不便を強いられていました。
 このため、海岸線に沿って南北を走る鉄道の開通は、地元では「百年越しの悲願」でもあったのです。


 現在は高速道路も開通していますが、鉄道もその重要性を失っているわけではなく、生活路線として、観光路線として、日々列車が走っていました。
 今回の震災を教訓にどのようにしてこの地域を再建していくのか、鉄道を復旧していくのか、問われているともいえるのではないでしょうか。


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【関東鉄道】「鉄道コレクション」第13弾「キハ751形」4月2日(土)始発から駅で発売

 このところ、「東北関東大震災」関連記事が多かったのですが、久々に「普段の」告知記事を掲載します。

 「関東鉄道」は、「鉄道コレクション」第13弾「関東鉄道キハ751形」を駅で発売することになりました。
 発売開始日時は2011年4月2日(土)始発からで、販売場所は「守谷」「水海道」「下妻」「竜ヶ崎」の4駅、価格は1つ700円(税込)です。

・「鉄道コレクション第13弾」関東鉄道キハ751形の発売について(関東鉄道 公式サイト 2011年3月30日)
 http://www.kantetsu.co.jp/news/110330_tr-collection/110330_tr-collection.html

・(チラシ)鉄道コレクション 関東鉄道キハ751形 Nゲージサイズ(ディスプレイモデル) 平成23年4月2日(土)始発より発売します(関東鉄道 公式サイト 2011年3月30日)
 http://www.kantetsu.co.jp/news/110330_tr-collection/info.pdf
 (こちらはPDFファイルです)

・問い合わせ先
 関東鉄道 鉄道部 業務課(電話:029-822-3718)


 「キハ751形」は、かつて種々雑多なディーゼルカーが活躍していた頃の常総線を彩った車両の一つ。
 元々は小田急電鉄の特別準急用ディーゼルカー「キハ5000形」として製造されました。

キハ751キハ751キハ751
 ▲ 2011年4月2日(土)始発の時刻から関鉄の4駅で発売が始まる「鉄道コレクション」第13弾の「キハ751形」。通常は非開封販売なので中身が分かりませんが、関鉄の駅では確実に「キハ751」をゲットできます。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 小田急「キハ5000形」は1955年に2両製造され(「キハ5001」「キハ5002」)、1956年と1959年に増備車として「キハ5100形」が2両(「キハ5101」「キハ5102」)製造されています。
 (「キハ5000形」と「キハ5100形」では、新造時の座席間隔の違いから、窓の配置が異なっている)

 勾配区間を走るため、180PSの「DMH17」エンジンを2基搭載。車内は当時の優等列車では一般的だった固定式クロスシート(ボックスシート)になっていました。
 「キハ5100形」では、「キハ5000形」では座席の間隔が狭かった(1,320mm)点を改善して、最初から1,520mmとしています。

 これら4両は、国鉄御殿場線へ乗り入れる特別準急に用いられましたが、1968年7月に御殿場線が電化されたのに伴って運用離脱、廃車扱いとなりました。
 しかし、車齢がまだ9~13年と浅かったこと、輸送力増強に迫られていた関東鉄道が手頃な出物を探していたこともあって、関東鉄道が譲受することになりました。

 関東鉄道への「移籍」に伴い、


・小田急キハ5001 → 関鉄キハ751(キハ751形)
・小田急キハ5002 → 関鉄キハ752(キハ751形)
・小田急キハ5101 → 関鉄キハ753(キハ753形)
・小田急キハ5102 → 関鉄キハ754(キハ753形)


 ……と改番されています。

 関東鉄道への譲受に当たっては、


・クロスシートとトイレを撤去し、オールロングシート化
・外吊り式の片開きドアを2ヶ所新設し、3ドア車化
・ブレーキの変更
・エンジン換装(関鉄の在来車両の内、150PS、160PSエンジン搭載車と交換)


 などの改造が行われています。


 関東鉄道に「移籍」後は、ずっと常総線で使用されました。

 2エンジン車である強みを活かして、エンジンを搭載していない「キクハ」や「キサハ」と組んで運用されることが多かったほか、日中の単行運用もありました。
 ペアを組むことが多かった「キクハ1形」は、元・小田急電鉄の通勤電車「1600形」の制御車を、ディーゼルエンジンを搭載しないまま制御車として気動車化したもの。
 小田急時代にはあり得なかったペアが、何気ない顔で走っていたことになります。

 数奇な運命をたどった「キハ751形」と「キハ753形」でしたが、1980年代後半から行われた旧国鉄「キハ35系」の大量導入による旧型車淘汰・車種統合の荒波にもまれる形で、1988年に全て廃車となりました。

 実車は1両も残っていませんが、模型の世界では末永く大事にしていただければと思います。


 なお、「鉄道コレクション」は販売時はディスプレイモデルですが、別売りの「動力ユニット」を購入して取り付けることでNゲージの動力車に、別売りの「走行用パーツキット」を装着することでNゲージの付随車(トレーラー)になります。
 他にも、連結器(カプラー)の交換や各種改造なども行えますので、いろいろ工夫してみるのも楽しいですよ(注:改造はご自身の責任で行ってくださいね)。


(参考URL)

・ジオコレ 公式サイト
 http://www.tomytec.co.jp/diocolle/

・ジオコレ内「鉄道コレクション」
 http://www.tomytec.co.jp/diocolle/lineup/tetsudou/

・ジオコレ内「鉄道コレクション」第13弾
 http://www.tomytec.co.jp/diocolle/lineup/tetsudou/tetsudou13.html


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【東北関東大震災】両毛線、3月31日(木)から全線で運行再開

 「東北関東大震災」の影響で運行できない状態が続いていたJR両毛線(りょうもうせん)。
 計画停電の影響などもあり、これまでは桐生以西での運行再開にとどまっていましたが、2011年3月31日(木)から全線で運行再開しました。

 両毛線は、下館界隈からも水戸線経由・小山乗り換えで通勤通学利用の多い路線です。
 しかし、今回の震災後は高崎方での運行は再開していたのですが、小山~桐生間の運行は再開されないまま。
 新学期も近いというのに、いつになったら運行再開となるのだろう、そもそも運行を再開できないほど甚大な被害が発生しているのだろうか……と気にはなっていました。

 一昨日、両毛線を管轄するJR東日本 高崎支社「列車運転計画」を見てみると、3月31日(木)以降については実にあっさりと、

「両毛線(高崎~小山間) ほぼ通常通りの運転です」

 と紹介されていて(3月30日以前は高崎~桐生間のみの運行だった)、ちょっと肩すかしを食らった気分になりました。

 ともあれ、やっと栃木南部を東西に貫く大動脈が復活したことになります。

・最新の上越線、信越線、両毛線、吾妻線(高崎~長野原草津口間)、八高線(高崎~寄居間)の列車運転計画(JR東日本 高崎支社)※随時更新
 http://jres.jp/unten_plan/

・両毛線・小山―桐生間きょう運転再開(読売新聞 2011年3月31日)
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20110331-OYT8T00111.htm

・生活路線 運行に安堵 「新学期に間に合って良かった」(東京新聞 2011年4月1日)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20110401/CK2011040102000082.html

・東日本大震災:JR両毛線の桐生-小山駅間、きょう運転再開 /栃木(毎日新聞 2011年3月31日)
 http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110331ddlk09040138000c.html


 両毛線が運行再開できなかった最大の理由は、橋梁や路盤に被害があったからではなく、列車の運行に必要な電力を東京電力からの供給に頼っていたため……とのこと。
 電力供給が不安定になり、いつ停電になるか分からない状態である……ということは、どこで列車への給電が停止するか分からないことでもあります。
 橋の真ん中や、駅と駅の昼間付近で電気が来なくなって電車が走れないとなると……というわけです。

 なお、両毛線は計画停電の複数エリアをまたぐ路線なので、今後も引き続き計画停電による影響が出る可能性はあり、最悪の場合は運休する場合もあるとのこと。
 ただし、朝夕の通勤通学時間帯に関しては、東京電力からの電力優先供給を受けて運行できるようにする模様です。


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【東北関東大震災】常磐線、3月31日(木)土浦~勝田間で運行再開

 「東北関東大震災」の影響で運行できない状態が続いていた茨城県内のJR常磐線ですが、取手以南、土浦以南と徐々に運行を再開し、2011年3月31日(木)から土浦~勝田間でも運行を再開しました。

 当面は普通列車のみの運行で、運転本数は通常の半分程度(つまり、日中は1時間に1本程度)。
 元々そう本数が多くない区間なので、できればもうちょっと頑張って欲しいところではありますが……。

・地震による列車影響と運転見込みについて(JR東日本 水戸支社)※随時更新
 http://www.jrmito.com/top.html

・4月1日(金)運転計画について(JR東日本 水戸支社 2011年3月31日)
 http://www.jrmito.com/press/110331/20110331_press01.pdf
 (PDFファイルです)

・4月1日(金)の常磐線(上野・藤代~勝田間)運転時刻表(JR東日本 水戸支社 2011年3月31日)
 http://www.jrmito.com/press/110331/20110331_press02.pdf
 (PDFファイルです)

・常磐線土浦―勝田間が再開(読売新聞 2011年4月1日)
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20110401-OYT8T00074.htm

・常磐線 土浦-勝田間が復旧 当面は普通電車のみ(東京新聞 2011年4月1日)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20110401/CK2011040102000077.html

・東日本大震災:常磐線、土浦-勝田の運転再開 水戸駅ににぎわい /茨城(毎日新聞 2011年4月1日)
 http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20110401ddlk08040162000c.html

・常磐線 土浦-勝田間で運転を再開(「railf.jp」 2011年3月31日)
 http://railf.jp/news/2011/03/31/122300.html


 なお、4月1日(金)現在、JR東日本 水戸支社管内の次の線区ではすでに運行を再開しています。


・常磐線
 ……上野~勝田間(水戸支社管内は、取手~勝田間)
 ……普通列車のみ、特急は当面の間は運行取りやめ
 ……上野~土浦間は平常の60%程度、土浦~勝田間は50%程度の運転本数



 また、次の区間は、4月9日(土)から運行再開予定です。


・常磐線
 ……勝田~高萩間



 さらに、次の線区についても今後の予定が発表されています。


・常磐線
 ……高萩~いわき間は、4月下旬から運行再開見込み
・水戸線
 ……小山~友部間は、4月上旬から運行再開見込み
・水郡線
 ……水戸~常陸青柳間は、4月下旬から運行再開見込み
 ……常陸青柳~安積永盛間は、4月中旬から運行再開見込み
 ……上菅谷~常陸太田間は、4月中旬から運行再開見込み



 ただし、次の線区については、福島第一原発の事故により被害調査が行えないため、復旧の見通しが立てられない状態が続いています。


・常磐線
 ……いわき駅~亘理間




 なお、3月11日(金)以降、連続して5日間以上運行不能となっている区間に関わりがある定期券や回数券については、日割り計算で払い戻しを行うとのことです。
 現時点でも運行不能が続いている区間の定期券や回数券については、最終的な運行不能日数が確定してから払い戻しなどの対応を決めるとのことです。

 また、大震災による運休によって、事前に購入していた乗車券を使用しての旅行を中止せざるを得なかった人に対しては、手数料不要で全額払い戻しを行うとのことです。
 通常であれば、日付が過ぎてしまった切符の払い戻しは行えませんが、今回の震災では特例として2012年3月11日までの間、払い戻しに対応してくれるとのことです。


 払い戻しなどに関する不明な点がありましたら、各駅の窓口、または次の問い合わせ先に連絡してみてくださいね。


・JR東日本お問い合わせセンター
 ……電話:050-2016-1600
 ……対応時間は、6:00~24:00
・JR東日本水戸支社 サービス品質改革室
 ……電話:029-231-6723
 ……対応時間は、9:30~17:30(平日のみ)




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【東北関東大震災】つくばエクスプレス、4月4日(月)からほぼ通常ダイヤに

 つくばエクスプレスを運行する「首都圏新都市鉄道」は、2011年4月4日(月)からの運行計画を発表しました。

 平日は、始発~10時頃の時間帯と、17時頃~終電までの時間帯については、ほぼ平常通りの運行。「快速」「区間快速」「各駅停車」の3種別とも運行します。
 平日の10時頃~17時頃の時間帯は、平常の80%程度の運行本数で、「区間快速」と「各駅停車」のみの運行となります。

 土休日については、終日運行本数を減らしての運行となり、「区間快速」と「各駅停車」のみの運行となります。

・つくばエクスプレス
 http://www.mir.co.jp/

・【3月31日10時30分現在】 4月4日(月)以降の運行計画について(つくばエクスプレス 2011年3月30日)
 http://www.mir.co.jp/topics/topics_detail.php?topics_id=763


 なお、所要時間は平常と異なること、計画停電など今後の電力需給状況によっては運行見合わせが発生する可能性があるので、あらかじめご了承くださいとのこと。
 また、節電対策として、駅構内の照明は通常の半分程度に抑え、エレベーターとエスカレーターの使用も原則的に停止するとのことです。
 (あくまでも「原則停止」なので、移動困難な方は、駅員に相談すれば動かしてくれるのではないかと思います/駅にてご確認ください)


 常総線が4月6日(水)から通常ダイヤでの運行となりますので、常総線&TXルートはほぼ通常通りに利用できることになります。
 下館周辺から都心方面に向かう場合、普段は水戸線で小山経由だという人も多いかと思いますが、これを機に常総線&TXルートも「開拓」していただけたら……と思います。
 常総線の運行本数は、今や水戸線よりもなかり多くなりましたし、所要時間も短い場合が増えました。
 運賃についても、近年は各種割引切符が発売されていますので、行き先次第ですがJRより安い場合もあります。


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【東北関東大震災】関東鉄道常総線、4月6日(水)から通常ダイヤに!!

 関東鉄道は、2011年4月6日(水)から常総線通常ダイヤで運行する予定だと発表しました。
 ここでいう「通常ダイヤ」とは、3月12日(土)に予定していた改正ダイヤを指します。

 常総線は、「東北関東大震災」を受けて、当初は時刻表なしの徐行運転、3月22日(火)からは暫定ダイヤ(震災ダイヤ)での運行を行っていました。
 (快速は運休し、通常の7割程度の減便ダイヤで、一部区間で減速も行っていた)。

 新学期が始まる4月6日に通常運行を再開するというのは、何とも心憎い配慮といえます。

・関東鉄道
 http://www.kantetsu.co.jp/

・常総線 4月6日(水)より平常運転を予定しております(関東鉄道 2011年3月30日)
 http://www.kantetsu.co.jp/news/110330_tr-press/110330_tr-press.html


 常総線は、震災発生後は運転を見合わせていました。
 しかし、すぐに復旧に向けて動き出しました。

 3月12日(土)、本数は少ないし時間も全く読めない応急措置だったとはいえ、下館まで代行バスを運行。
 3月13日(日)、取手~水海道間の列車運行を再開(水海道~下館間は代行バス)。
 3月14日(月)、下妻までの列車運行を再開(下妻~下館間は代行バス)。
 3月15日(火)、下館までの列車運行を再開。

 いつ大きな余震があるか分からないため、通常より大きく減速しての徐行運転。
 しかし、被災地(下館界隈も被災しました)で列車が走る心理的な影響は絶大でした。

 そして今回、JR水戸線と真岡鐵道の運行再開に先駆けて、いち早く通常運行に復帰することとなったわけです。

下館駅_20110317キハ2202踏切_20110317
 ▲ 2011年3月17日(木)に撮影した下館駅の模様。被災から1週間経たずに、徐行ながら運行を再開していました。駅西側の踏切には、警備員が配置され、列車は踏切手前で一時停止して安全確認を行っていました。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 なお、詳細は別記事でご紹介しますが、つくばエクスプレス(TX)も4月4日(月)から運転本数の拡充を行うと発表しています。
 始発~午前10時頃までと、夕方17時頃~終電までは、ほぼ平常通りの運行本数で、「快速」「区間快速」「各駅停車」を運行。
 10~17時頃までは、平常の80%程度の運行で、「区間快速」「各駅停車」のみの運行となります。

 常総線が通常ダイヤとなり、つくばエクスプレス(TX)もほぼ通常に近い運行となれば、都心方面への移動がかなり楽になると言えます。


 私は常々「特に都心方面へお出かけの際は、長年使い慣れた小山経由だけでなく、常総線&つくばエクスプレスを使ってみてくださいね」というような呼びかけを行っています。

 行き先次第ですが、上野や秋葉原、東京など、山手線の東半分方面に行く場合は小山経由よりも所要時間がかからないことが多いのです。
 また、以前に比べると、常総線の運行頻度は大幅に向上し(TX開業前の倍以上)、しかも快速運行まで行っています。
 運賃の面でも、割引切符「TX&常総ライン往復きっぷ」を使うと、下館~秋葉原間の運賃は3,080円で、JR経由の場合とほぼ同等となります。

 今回の震災で、初めて常総線に乗った人も、何十年ぶりに常総線に乗った人もいるのではないかと思います。
 被災後は減量ダイヤでしたが、4月6日からは通常ダイヤとなります。
 震災を機に、常総線を利用する機会が増えることで、沿線住民の認知が好転することも個人的にはかなり期待しています。


 何度も言っていることで恐縮ですが、クルマ以外の移動手段が複数あるということは、地域にとっては大きな財産です。
 なぜなら、日頃の移動の柔軟性を高めるだけでなく、今回のような非常時の際、あるルートが使用できなくても、他のルートでも移動できるという安心感をもたらしてくれるからです。

 こんなときだからこそ、そのことの重要性を再認識していただいて、震災から復興後も常総線を利用する機会を増やしていただければと思います。


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【東北関東大震災】真岡鐵道、4月1日(金)から全線で運行再開

 「東北関東大震災」被災後、2011年3月23日(水)から真岡~茂木間で運行を再開していた真岡鐵道
 このたび、下館~真岡間についても安全を確認できたため、2011年4月1日(金)から下館~茂木間の全線で運行再開すると発表しました。

 当面は「震災ダイヤ」での運行となり、朝の時間帯と、午後~夜の時間帯のみの運行となります。

・真岡鐵道真岡線の運行再開について(茨城県筑西市 2011年3月29日)
 http://www.city.chikusei.lg.jp/news.php?code=611

・インフォメーション93(真岡鐵道 2011年3月29日)
 http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/mokainfo93.php

・「震災ダイヤ」(真岡鐵道 2011年3月29日)
 http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/images/rinji_jikokuhyou2.pdf
(PDF形式のファイルです)

 「震災ダイヤ」は、次の通りです。
 まずは、下り列車(下館→真岡→茂木)。


(下り)

(真岡始発) 真岡 550発 → 茂木 630着
(真岡始発) 真岡 636発 → 茂木 715着
下館 653発 → 真岡 725発 → 茂木 805着
下館 731発 → 真岡 756発 → 茂木 838着
下館 806発 → 真岡 831着
下館 850発 → 真岡 915着
下館 941発 → 真岡 1003着

(真岡始発) 真岡 1229発 → 茂木 1307着
(真岡始発) 真岡 1415発 → 茂木 1455着
(真岡始発) 真岡 1505発 → 茂木 1545着
下館 1504発 → 真岡 1534発 → 茂木 1614着
下館 1645発 → 真岡 1637発 → 茂木 1722着
下館 1716発 → 真岡 1712発 → 茂木 1751着
下館 1716発 → 真岡 1747発 → 茂木 1829着
下館 1814発 → 真岡 1838着
下館 1848発 → 真岡 1910着



 続いて、上り列車(茂木→真岡→下館)。


(上り)

(真岡始発) 真岡 612発 → 下館 634着
(真岡始発) 真岡 654発 → 下館 720着
茂木 636発 → 真岡 718発 → 下館 744着
茂木 726発 → 真岡 813発 → 下館 835着
茂木 815発 → 真岡 857発 → 下館 919着
茂木 855発 → 真岡 934着

茂木 1325発 → 真岡 1421発 → 下館 1446着
(真岡始発) 真岡 1533発 → 下館 1555着
茂木 1523発 → 真岡 1612発 → 下館 1635着
茂木 1552発 → 真岡 1634発 → 下館 1658着
茂木 1627発 → 真岡 1724発 → 下館 1746着
茂木 1729発 → 真岡 1807発 → 下館 1829着
茂木 1804発 → 真岡 1843着
茂木 1855発 → 真岡 1934着



 今日、つまり3月31日(木)から、水戸線が運行再開するまでの間、「小山~下館」と「下館~友部」の臨時代行バスが走ることになりました。
 水戸線の運行再開時期は、「4月上旬予定」と発表されました。

 また、関東鉄道常総線は被災3日目から列車の運行を再開していて、3月22日(火)からは「震災ダイヤ」で7割程度の運転本数、4月6日(水)からは通常ダイヤ(3月12日に予定していた改正ダイヤ)での運行を予定しています。

 真岡線も「震災ダイヤ」とはいえ全線で運行再開となれば、にわかに沿線も活気づいてくると思います。


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【東北関東大震災】水戸線代行バス、3月31日(木)から運行

 「東北関東大震災」の影響で、3月11日(木)から運休しているJR水戸線利用者に朗報!!

 関鉄観光バスは、水戸線が運行再開するまでの期間限定で、2011年3月31日(木)から臨時代行バスを運行すると発表しました。

 運行ルートは、「小山駅(東口)~下館駅(北口)」「下館駅(北口)~友部駅(北口)」の2系統です。
 運賃は、乗車距離に応じた従量制で、小山駅東口~下館駅北口が500円、下館駅北口~友部駅北口が700円となっています。

・水戸線区間代行バスのお知らせ(茨城県筑西市 2011年3月30日)
 http://www.city.chikusei.lg.jp/bousai.php?code=612

・友部駅~下館駅、下館駅~小山駅間の臨時バスの運行について(関鉄観光バス 2011年3月29日)
 http://www.kantetsu.co.jp/kanbus/new/110325/110325.html

・臨時バス時刻・運賃表(関鉄観光バス 2011年3月29日)
 http://www.kantetsu.co.jp/kanbus/new/110325/timetable.pdf
(PDF形式のファイルです)

 臨時代行バスの運行予定は次の通りです(主要駅のみ記載します)。

 まずは、下館駅(北口)~小山駅(東口)間。


(上り/下館駅北口→結城駅入口→小山駅東口)

下館駅北口 600発 → 結城駅入口 630発 → 小山駅東口 700着
下館駅北口 700発 → 結城駅入口 730発 → 小山駅東口 800着
下館駅北口 730発 → 結城駅入口 800発 → 小山駅東口 830着
下館駅北口 800発 → 結城駅入口 830発 → 小山駅東口 900着
下館駅北口 900発 → 結城駅入口 930発 → 小山駅東口 1000着
下館駅北口 1000発 → 結城駅入口 1030発 → 小山駅東口 1100着
下館駅北口 1100発 → 結城駅入口 1130発 → 小山駅東口 1200着
下館駅北口 1200発 → 結城駅入口 1230発 → 小山駅東口 1300着
下館駅北口 1300発 → 結城駅入口 1330発 → 小山駅東口 1400着
下館駅北口 1400発 → 結城駅入口 1430発 → 小山駅東口 1500着
下館駅北口 1500発 → 結城駅入口 1530発 → 小山駅東口 1600着
下館駅北口 1600発 → 結城駅入口 1630発 → 小山駅東口 1700着
下館駅北口 1700発 → 結城駅入口 1730発 → 小山駅東口 1800着
下館駅北口 1800発 → 結城駅入口 1830発 → 小山駅東口 1900着


(下り/小山駅東口→結城駅入口→下館駅北口)

小山駅東口 630発 → 結城駅入口 652発 → 下館駅北口 730着
小山駅東口 730発 → 結城駅入口 752発 → 下館駅北口 830着
小山駅東口 830発 → 結城駅入口 852発 → 下館駅北口 930着
小山駅東口 900発 → 結城駅入口 922発 → 下館駅北口 1030着
小山駅東口 930発 → 結城駅入口 952発 → 下館駅北口 1030着
小山駅東口 1030発 → 結城駅入口 1052発 → 下館駅北口 1130着
小山駅東口 1130発 → 結城駅入口 1152発 → 下館駅北口 1230着
小山駅東口 1230発 → 結城駅入口 1252発 → 下館駅北口 1330着
小山駅東口 1330発 → 結城駅入口 1352発 → 下館駅北口 1430着
小山駅東口 1430発 → 結城駅入口 1452発 → 下館駅北口 1530着
小山駅東口 1530発 → 結城駅入口 1552発 → 下館駅北口 1630着
小山駅東口 1630発 → 結城駅入口 1652発 → 下館駅北口 1730着
小山駅東口 1730発 → 結城駅入口 1752発 → 下館駅北口 1830着
小山駅東口 1830発 → 結城駅入口 1852発 → 下館駅北口 1930着
小山駅東口 1930発 → 結城駅入口 1952発 → 下館駅北口 2030着
小山駅東口 2030発 → 結城駅入口 2052発 → 下館駅北口 2130着



 続いて、下館駅(北口)~友部駅(北口)間。


(上り/友部駅北口→岩瀬駅入口→下館駅北口)

友部駅北口 630発 → 岩瀬駅入口 712発 → 下館駅北口 740着
友部駅北口 730発 → 岩瀬駅入口 812発 → 下館駅北口 840着
友部駅北口 830発 → 岩瀬駅入口 912発 → 下館駅北口 940着
友部駅北口 930発 → 岩瀬駅入口 1012発 → 下館駅北口 1040着
友部駅北口 1030発 → 岩瀬駅入口 1112発 → 下館駅北口 1140着
友部駅北口 1230発 → 岩瀬駅入口 1312発 → 下館駅北口 1440着
友部駅北口 1430発 → 岩瀬駅入口 1512発 → 下館駅北口 1640着
友部駅北口 1530発 → 岩瀬駅入口 1612発 → 下館駅北口 1640着
友部駅北口 1630発 → 岩瀬駅入口 1712発 → 下館駅北口 1740着
友部駅北口 1730発 → 岩瀬駅入口 1812発 → 下館駅北口 1840着
友部駅北口 1830発 → 岩瀬駅入口 1912発 → 下館駅北口 1940着
友部駅北口 1930発 → 岩瀬駅入口 2012発 → 下館駅北口 2040着


(下り/下館駅北口→岩瀬駅入口→友部駅北口)

下館駅北口 600発 → 岩瀬駅入口 627発 → 友部駅北口 710着
下館駅北口 700発 → 岩瀬駅入口 727発 → 友部駅北口 810着
下館駅北口 800発 → 岩瀬駅入口 827発 → 友部駅北口 910着
下館駅北口 900発 → 岩瀬駅入口 927発 → 友部駅北口 1010着
下館駅北口 1000発 → 岩瀬駅入口 1027発 → 友部駅北口 1110着
下館駅北口 1200発 → 岩瀬駅入口 1227発 → 友部駅北口 1310着
下館駅北口 1400発 → 岩瀬駅入口 1427発 → 友部駅北口 1510着
下館駅北口 1500発 → 岩瀬駅入口 1527発 → 友部駅北口 1610着
下館駅北口 1600発 → 岩瀬駅入口 1627発 → 友部駅北口 1710着
下館駅北口 1700発 → 岩瀬駅入口 1727発 → 友部駅北口 1810着
下館駅北口 1800発 → 岩瀬駅入口 1827発 → 友部駅北口 1910着
下館駅北口 1900発 → 岩瀬駅入口 1927発 → 友部駅北口 2010着



 なお、宍戸駅入口~福原駅入口については、友部駅北口行きのバスでは降車専用、下館駅北口行きのバスでは乗車専用となります。
 ご注意ください。


 新年度を前に、やっと代行バスの運行が決まりました。

 ダイヤを見ていただければお分かりのように、列車なら約20分ほどの小山~下館間に約60分、列車なら約40分ほどの下館~友部間に約70分を要します。
 今回は、ダイレクトに主要駅間をノンストップ走行する「急行バス」の設定はありません。
 しかも、走行距離と所要時間をできるだけ短くするように、メイン走行ルートである国道50号線からできるだけ外れないようなルート設定で、下館駅以外の途中駅では「駅前」ではなく、「駅入口」にしか停車しません。

 しかしそれでも、被災から20日経って、やっと代行バスが走るという意味は小さくありません。


 水戸線の運行再開は4月上旬予定です。
 (筑西市の告知では「4月9日頃」としています)

 それまでの間、普段水戸線をご利用の方は代行バスをご利用ください。


※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。


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【東北関東大震災】水戸線4月上旬に復旧か JR東日本 水戸支社の運転再開情報

 「東北関東大震災」の影響で列車の運行に支障を来しているJR東日本 水戸支社管内の各路線について、3月28日(月)夕方に水戸支社からの最新情報が発表されました。

 それによると、水戸線の運行再開は4月上旬の見通しとのことです。
 (他の線区については、↓で引き続きご紹介します)

・地震による列車影響と運転見込みについて(JR東日本 水戸支社 2011年3月30日 更新情報)
 http://www.jrmito.com/top.html

・3 月30 日(水)運転計画について(JR東日本 水戸支社 2011年3月29日)
 http://www.jrmito.com/press/110329/20110329_press.pdf
 (PDFファイルです)

・常磐線・水戸線・水郡線の運転計画について(JR東日本 水戸支社 2011年3月28日)
 http://www.jrmito.com/press/110328/20110328_press_02.pdf
 (PDFファイルです)

・土浦-勝田駅間31日再開 JR常磐線 茨城(MSN産経 2011年3月29日)
 http://sankei.jp.msn.com/region/news/110329/ibr11032902100001-n1.htm

下館駅_20110328下館駅_20110328下館駅_20110328
 ▲ 2011年3月28日(月)夕方、水戸支社から初めて水戸線の運行再開についての情報が出ました。写真は3月28日夜の下館駅。先日来、常総線が運行しているので、駅舎内も照明が灯っています。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 3月30日現在、水戸支社管内の次の線区ではすでに運行を再開しています。


・常磐線
 ……上野~土浦間(水戸支社管内は、取手~土浦間)
 ……普通列車のみ、特急は当面の間は運行取りやめ
 ……朝の通勤時間帯は平常の40%程度、終日では50%程度の運転本数



 また、次の区間は、明日(3月31日)から運行再開予定です。


・常磐線
 ……土浦~勝田間
 ……普通列車のみ、通常の50%程度の運転本数



 さらに、次の線区についても今後の予定が発表されています。


・常磐線
 ……勝田~高萩間は、4月9日(土)頃から運行再開見込み
 ……高萩~いわき間は、4月下旬から運行再開見込み
・水戸線
 ……小山~友部間は、4月上旬から運行再開見込み
・水郡線
 ……水戸~常陸青柳間は、4月下旬から運行再開見込み
 ……常陸青柳~安積永盛間は、4月中旬から運行再開見込み
 ……上菅谷~常陸太田間は、4月中旬から運行再開見込み



 ただし、次の線区については、福島第一原発の事故により被害調査が行えないため、復旧の見通しが立てられない状態が続いています。


・常磐線
 ……いわき駅~亘理間



下館駅_20110328下館駅_20110328下館駅_20110328
 ▲ 2011年3月28日(月)夜、下館駅北口駅舎内に掲示されていた貼り紙。中央はJR東日本水戸支社関連の最新情報、右写真は関東鉄道常総線の「震災ダイヤ」です。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)


 なお、3月11日(金)以降、連続して5日間以上運行不能となっている区間に関わりがある定期券や回数券については、日割り計算で払い戻しを行うとのことです。
 現時点でも運行不能が続いている区間の定期券や回数券については、最終的な運行不能日数が確定してから払い戻しなどの対応を決めるとのことです。

 また、大震災による運休によって、事前に購入していた乗車券を使用しての旅行を中止せざるを得なかった人に対しては、手数料不要で全額払い戻しを行うとのことです。
 通常であれば、日付が過ぎてしまった切符の払い戻しは行えませんが、今回の震災では特例として2012年3月11日までの間、払い戻しに対応してくれるとのことです。


※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。


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下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
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 「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
 しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
 公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!

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