下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【真岡鐵道】歴代ディーゼルカーと機関車たち
- 2010/04/14 (Wed)
- 撮影レポート |
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■国鉄真岡線→JR東日本真岡線→真岡鐵道!!
桜の話題で真岡鐵道の記事を掲載したついでで恐縮ですが……。
真岡鐵道に関連する画像を少しご紹介したいと思います。
真岡鐵道(もおかてつどう)は、かつては国鉄真岡線(国鉄時代の読みは「もうかせん」)でした。
開業は1912年、このときは官設鉄道の「真岡軽便線」として下館~真岡間が開業。翌年には真岡~七井間が開業し、当初予定区間が全線開業します。
その後、烏山方面への延伸計画が持ち上がり、1920年末に茂木まで延伸(茂木から烏山への延伸は、一部路盤はできていたものの、結局実現せず)。
1922年、線名が「真岡線」に変わりました。
▲ 国鉄末期(1980年代中盤)の真岡線。末期には「キハ20」だけでなく、「応援」で「キハ45」や「キハ28」も入線していました。
国鉄末期には赤字路線として存廃問題が浮上。
しかし、沿線自治体を中心に存続に向けた運動が行われた結果、第三セクター鉄道「真岡鐵道」としての存続が決まりました。
ただし、準備期間が不十分であったため、わずかな期間は「JR東日本 真岡線」となり、1988年(昭和63年)4月11日に「真岡鐵道」として開業しました。
■真岡鐵道への転換直前には「キハ45」「キハ28」も!
真岡鐵道となってからは、使用車両は富士重工製のレールバス「モオカ63形」(1988年/昭和63年に導入開始)に統一。
「モオカ63形」はバス規格で製造された車両なので、経年劣化の進行が比較的早く、導入から10年経つと傷みが目立つようになってきました。
後継車両として導入が決まったのは、バス規格ではなく、通常の鉄道車両規格の「モオカ14形」(2002年/平成14年に導入開始)でした。
▲ 「モオカ63形」(中央)と、現在の主力「モオカ14形」。「モオカ14形」は、車内がセミクロスシートで前照灯が中央に寄った「1次車」と、車内がロングシートで前照灯がカニ目の「2次車」がある。
真岡鐵道を有名にしたのは、蒸気機関車の動態保存でした。
まず、福島県川俣町で静態保存されていた「C12 66」が「復活」し、次いで新潟県水原町(現・阿賀野市)で静態保存されていた「C11 325」が「復活」。
週末や長期休暇を中心に、「SLもおか号」が通年運行されるようになりました。
SL列車運行に合わせて、回送用のディーゼル機関車として、茶色に白帯の「DD13 55」(元・神奈川臨海鉄道の「DD55 4」)が1992年に入線。
以降12年間働いた「DD13 55」は、老朽化により、2004年に「DE10 1535」(JR東日本から購入)に置き換えられる格好で引退しました。
▲ 普段「SLもおか号」を牽引することが多い「C12 66」(左)と、「出張」することが多い「C11 325」(右)。中央の画像が「DD13 55」のさよなら運転時で、次位は「DE10 1535」。
どうしても「SLもおか号」だけに目が行ってしまいがちなんですが、普通列車など「日常の真岡鐵道」にも関心を持っていただければ幸いです。
そして、撮影にお越しの際は、撮るだけでなく、片道だけでも乗ってくださいますようお願いします!!
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
桜の話題で真岡鐵道の記事を掲載したついでで恐縮ですが……。
真岡鐵道に関連する画像を少しご紹介したいと思います。
真岡鐵道(もおかてつどう)は、かつては国鉄真岡線(国鉄時代の読みは「もうかせん」)でした。
開業は1912年、このときは官設鉄道の「真岡軽便線」として下館~真岡間が開業。翌年には真岡~七井間が開業し、当初予定区間が全線開業します。
その後、烏山方面への延伸計画が持ち上がり、1920年末に茂木まで延伸(茂木から烏山への延伸は、一部路盤はできていたものの、結局実現せず)。
1922年、線名が「真岡線」に変わりました。
▲ 国鉄末期(1980年代中盤)の真岡線。末期には「キハ20」だけでなく、「応援」で「キハ45」や「キハ28」も入線していました。
国鉄末期には赤字路線として存廃問題が浮上。
しかし、沿線自治体を中心に存続に向けた運動が行われた結果、第三セクター鉄道「真岡鐵道」としての存続が決まりました。
ただし、準備期間が不十分であったため、わずかな期間は「JR東日本 真岡線」となり、1988年(昭和63年)4月11日に「真岡鐵道」として開業しました。
■真岡鐵道への転換直前には「キハ45」「キハ28」も!
真岡鐵道となってからは、使用車両は富士重工製のレールバス「モオカ63形」(1988年/昭和63年に導入開始)に統一。
「モオカ63形」はバス規格で製造された車両なので、経年劣化の進行が比較的早く、導入から10年経つと傷みが目立つようになってきました。
後継車両として導入が決まったのは、バス規格ではなく、通常の鉄道車両規格の「モオカ14形」(2002年/平成14年に導入開始)でした。
▲ 「モオカ63形」(中央)と、現在の主力「モオカ14形」。「モオカ14形」は、車内がセミクロスシートで前照灯が中央に寄った「1次車」と、車内がロングシートで前照灯がカニ目の「2次車」がある。
真岡鐵道を有名にしたのは、蒸気機関車の動態保存でした。
まず、福島県川俣町で静態保存されていた「C12 66」が「復活」し、次いで新潟県水原町(現・阿賀野市)で静態保存されていた「C11 325」が「復活」。
週末や長期休暇を中心に、「SLもおか号」が通年運行されるようになりました。
SL列車運行に合わせて、回送用のディーゼル機関車として、茶色に白帯の「DD13 55」(元・神奈川臨海鉄道の「DD55 4」)が1992年に入線。
以降12年間働いた「DD13 55」は、老朽化により、2004年に「DE10 1535」(JR東日本から購入)に置き換えられる格好で引退しました。
▲ 普段「SLもおか号」を牽引することが多い「C12 66」(左)と、「出張」することが多い「C11 325」(右)。中央の画像が「DD13 55」のさよなら運転時で、次位は「DE10 1535」。
どうしても「SLもおか号」だけに目が行ってしまいがちなんですが、普通列車など「日常の真岡鐵道」にも関心を持っていただければ幸いです。
そして、撮影にお越しの際は、撮るだけでなく、片道だけでも乗ってくださいますようお願いします!!
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HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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