下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
カテゴリー「ニュース(鉄道・LRT・バスなど)」の記事一覧
- 2011.02.09
【JR西日本】「可部線」廃止区間の一部が「復活」
- 2011.02.05
【都心LRT】銀座~晴海間のLRT整備計画・続報
- 2011.02.02
【JR東日本】いわき~仙台を結ぶ「E653系」新特急の愛称募集中!!
- 2011.02.02
【都心LRT】東京都中央区、2020年代前半に銀座-晴海間にLRT整備
- 2011.01.29
【水戸LRT】公式サイトの「Q&A」更新
- 2011.01.28
【JR東日本】復元中の「C61 20」が火入れ式を実施
- 2011.01.26
【JR東日本】「水郡線(すいぐんせん)」の愛称募集中!!
- 2011.01.25
【JR東日本】「253系1000番台」報道公開
- 2011.01.14
新「茨城県公共交通活性化指針」策定に関する意見募集中
- 2011.01.12
【TX】2012年度に3編成増備、「南流山」駅ホーム延長
- 2010.12.24
【JR東日本・長電】「253系1000番台」と長電「スノーモンキー」用編成が出場
- 2010.12.15
【JR東日本】「キハ40 1003」が一般形気動車の標準色に
- 2010.12.15
【ひたちなか海浜鉄道】「歳末パークアンドライド」実施
- 2010.12.12
【JR東日本】修復作業が進む「C61 20」
- 2010.12.10
【いすみ鉄道】「キハ52 125」無事到着!!
【JR西日本】「可部線」廃止区間の一部が「復活」
- 2011/02/09 (Wed)
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一度廃止されたら、鉄道路線を「復活」するのは容易ではない……というのがこれまでの「常識」。
その「常識」を覆す、小さいけど大きな復活劇が実現することになります。
復活劇の舞台となるのは、広島の「可部(かべ)線」で、2003年に廃止となった非電化の「可部」駅~「三段峡」駅間の46.2kmの内、「可部」駅から「河戸(こうど)」駅付近の約2kmです。
・廃止路線を復活 全国初、広島の可部線2キロ 25年度中完成目指す(MSN産経 2011年2月3日)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110203/trd11020317500012-n1.htm
・JR廃線、初の復活…広島市の可部線(読売新聞 2011年2月4日)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110204-OYT1T00091.htm
・JR西日本:廃止路線、一部区間を復活--広島の可部線(毎日新聞 2011年2月4日)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110204ddm041020108000c.html
上記「MSN産経」の記事によると、
「市と国が建設費の大半を負担して23年度中に着工し、25年度中の完成を目指す」
とあります。
JR西日本の路線ではありますが、言ってみれば「上下分離方式」で設備は公的負担で整備し、運行はJR西日本が行うということになります。
2010年に高速化事業が完成した「姫新(ひめしん)線」もそうでしたが、こうした設備投資は基本的に地元負担で行うのが通例となっています。
JRも民間企業ですから、単に「公益性があるから」という理由だけで動くことはなく、逆に言えば国や県、沿線自治体が出すものを出しさえすれば「何とかなる」ともいえます。
今回のケースは、廃止区間に含まれた区間ではあるものの、一定以上の需要が十分見込める区間であることと、地元からの要望もあったことなどの背景はあります。
しかし、とにもかくにも「廃止されたら二度と復活することはない」という長年の「常識」を覆すことなので、今後良き先例となってくれればと期待したいものです。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
その「常識」を覆す、小さいけど大きな復活劇が実現することになります。
復活劇の舞台となるのは、広島の「可部(かべ)線」で、2003年に廃止となった非電化の「可部」駅~「三段峡」駅間の46.2kmの内、「可部」駅から「河戸(こうど)」駅付近の約2kmです。
・廃止路線を復活 全国初、広島の可部線2キロ 25年度中完成目指す(MSN産経 2011年2月3日)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110203/trd11020317500012-n1.htm
・JR廃線、初の復活…広島市の可部線(読売新聞 2011年2月4日)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110204-OYT1T00091.htm
・JR西日本:廃止路線、一部区間を復活--広島の可部線(毎日新聞 2011年2月4日)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110204ddm041020108000c.html
上記「MSN産経」の記事によると、
「市と国が建設費の大半を負担して23年度中に着工し、25年度中の完成を目指す」
とあります。
JR西日本の路線ではありますが、言ってみれば「上下分離方式」で設備は公的負担で整備し、運行はJR西日本が行うということになります。
2010年に高速化事業が完成した「姫新(ひめしん)線」もそうでしたが、こうした設備投資は基本的に地元負担で行うのが通例となっています。
JRも民間企業ですから、単に「公益性があるから」という理由だけで動くことはなく、逆に言えば国や県、沿線自治体が出すものを出しさえすれば「何とかなる」ともいえます。
今回のケースは、廃止区間に含まれた区間ではあるものの、一定以上の需要が十分見込める区間であることと、地元からの要望もあったことなどの背景はあります。
しかし、とにもかくにも「廃止されたら二度と復活することはない」という長年の「常識」を覆すことなので、今後良き先例となってくれればと期待したいものです。
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【都心LRT】銀座~晴海間のLRT整備計画・続報
- 2011/02/05 (Sat)
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東京都中央区が明らかにした銀座~晴海間のLRT計画について、2月2日の「日本経済新聞」に続き、2月3日には「読売新聞」でも記事になりました。
・銀座~晴海に路面電車、2020年導入目指す(読売新聞 2011年2月3日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20110203-OYT8T00052.htm
記事によると、
・2016年度までに、バス専用レーンを設けて、BRT(バス高速輸送システム)として先行開業
・2020年頃までに、(路面軌道を設置して)BRTをLRTに転換して運行
とあります。
まずは走行空間の確保を優先して行ってしまうというのは、ちょっと遠回りなようで、実は賢明で着実な手法ともいえます。
(何しろ、都市部では場所の確保が一番の課題ですので……)
海外ではよくあることですが、LRT導入後は電停(停留所)はバスも発着できるようにすることで、LRTとバスの連携強化を図ることも可能です。
このとき、LRTとバスの料金体系を一元化できていればベストで、一元化できないまでも、乗り換えに伴う金銭負担をいかに抑制できるかどうかも重要となります。
中央区がどの程度の将来計画を現時点で持っているのかは分かりませんが、銀座の目抜き通りをスタイリッシュな長大編成のLRV(最短でも30~50m、できれば70m超)が颯爽と走っていく情景が日常のものとなれば、都心部の公共交通整備に関する意識は大きく変わるでしょうし、各地の地方都市で検討されているLRT計画についても追い風になることは間違いないものと思います。
LRT最大の障害が、「知ってるつもり」で「実は全然知らない」人があまりにも多いこと。
未だに「チンチン電車なんだろ」「そんな古くさい乗り物はいらない」というような無知と偏見が溢れています。
それゆえ、とにもかくにも「現物」(LRT導入とセットで行われるだろう公共交通ネットワークの再編と近代化)を見せつけるという「荒療治」が喫緊の課題ともいえます。
都心では、他にも池袋周辺でのLRT構想があり、また荒川線の延伸も構想があると聞きます。
銀座~晴海LRTの動向次第では、これらについても今後大きな進展があるかも知れませんね。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
・銀座~晴海に路面電車、2020年導入目指す(読売新聞 2011年2月3日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20110203-OYT8T00052.htm
記事によると、
・2016年度までに、バス専用レーンを設けて、BRT(バス高速輸送システム)として先行開業
・2020年頃までに、(路面軌道を設置して)BRTをLRTに転換して運行
とあります。
まずは走行空間の確保を優先して行ってしまうというのは、ちょっと遠回りなようで、実は賢明で着実な手法ともいえます。
(何しろ、都市部では場所の確保が一番の課題ですので……)
海外ではよくあることですが、LRT導入後は電停(停留所)はバスも発着できるようにすることで、LRTとバスの連携強化を図ることも可能です。
このとき、LRTとバスの料金体系を一元化できていればベストで、一元化できないまでも、乗り換えに伴う金銭負担をいかに抑制できるかどうかも重要となります。
中央区がどの程度の将来計画を現時点で持っているのかは分かりませんが、銀座の目抜き通りをスタイリッシュな長大編成のLRV(最短でも30~50m、できれば70m超)が颯爽と走っていく情景が日常のものとなれば、都心部の公共交通整備に関する意識は大きく変わるでしょうし、各地の地方都市で検討されているLRT計画についても追い風になることは間違いないものと思います。
LRT最大の障害が、「知ってるつもり」で「実は全然知らない」人があまりにも多いこと。
未だに「チンチン電車なんだろ」「そんな古くさい乗り物はいらない」というような無知と偏見が溢れています。
それゆえ、とにもかくにも「現物」(LRT導入とセットで行われるだろう公共交通ネットワークの再編と近代化)を見せつけるという「荒療治」が喫緊の課題ともいえます。
都心では、他にも池袋周辺でのLRT構想があり、また荒川線の延伸も構想があると聞きます。
銀座~晴海LRTの動向次第では、これらについても今後大きな進展があるかも知れませんね。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
【JR東日本】いわき~仙台を結ぶ「E653系」新特急の愛称募集中!!
- 2011/02/02 (Wed)
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JR東日本 水戸支社は、2012年春から「いわき」駅と「仙台」駅を結ぶ「E653系」新特急の名称募集を行っています。
応募期間は、2011年2月1日(火)~2月28日(日)。
応募方法は、郵送ハガキのみ(2月28日の消印まで有効)。
・常磐線いわき~仙台間E653 系特急列車の愛称名募集について(JR東日本水戸支社 2011年1月26日)
http://www.jrmito.com/press/110128/20110128_press03.pdf
(PDFファイルです)
常磐線の特急は、従来は主に「651系」が「スーパーひたち」を、主に「E653系」が「フレッシュひたち」を受け持って来ましたが、2012年春から新型特急車両「E657系」を投入し、2012年秋までに「上野」駅~「いわき」駅間の特急は全て「E657系」に置き換えることが発表されました。
これにより、「E653系」は「いわき」駅以北の新特急に転用することも併せて発表されたのです。
(「651系」の処遇については、今のところ明確な発表は行われていません)



▲ 編成ごとに異なる塗色の「E653系」。2012年秋に上野~いわき間の特急が全て「E657系」に統一されると、いわき~仙台間の新特急としての運用がメインとなる予定です。(クリックすると拡大画像を表示します)
「E653系」新特急の愛称について、募集要項は次の通りです。
・選考基準
……いわき~仙台間の「浜通り」を走る特急列車にふさわしいこと
……乗客や沿線住民に親しみやすいこと
……呼びやすい愛称名であること
・募集期間
……2011年2月1日(火)~2011年2月28日(月)
・応募方法
……郵便ハガキ(2月28日の消印まで有効)を使用
……新特急名、その理由、郵便番号、住所、氏名、年齢、性別、電話番号を記入すること(全て必須)
・宛先
……〒310-0011 茨城県水戸市三の丸1-4-47 JR東日本水戸支社営業部内「いわき~仙台間特急列車愛称名募集」係 御中
……(最後の「御中」は個人宛の「様」に該当しますので、必ず書きましょう)
・賞品
……金賞:1名(応募愛称名の採用者から抽選)
……びゅう商品券(30,000円分)+「E653系」記念品
……銀賞:2名(応募愛称名の採用者から抽選)
……びゅう商品券(10,000円分)+「E653系」記念品
……銅賞:50名(全応募者の中から抽選)
……「E653系」記念品
・備考
……愛称名の発表は、4月上旬以降、JR東日本 水戸支社の公式サイトで実施予定
……賞品の発送は、愛称名決定後に当選者へ直接発送
先の東北新幹線「E5系」新列車名公募の際は、列車名とは無関係な理由での残念な応募が相次いだそうですが、今回はそうしたことを踏まえてか、明確な基準が提示されています。
(いや、しっかり応募基準は明示されていたのですが、それを無視した応募が多かったという方が正しいかも知れませんね)
ご応募の際は、ぜひこれらの基準を考慮した上で、良いネーミングを考えてくださいね。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
応募期間は、2011年2月1日(火)~2月28日(日)。
応募方法は、郵送ハガキのみ(2月28日の消印まで有効)。
・常磐線いわき~仙台間E653 系特急列車の愛称名募集について(JR東日本水戸支社 2011年1月26日)
http://www.jrmito.com/press/110128/20110128_press03.pdf
(PDFファイルです)
常磐線の特急は、従来は主に「651系」が「スーパーひたち」を、主に「E653系」が「フレッシュひたち」を受け持って来ましたが、2012年春から新型特急車両「E657系」を投入し、2012年秋までに「上野」駅~「いわき」駅間の特急は全て「E657系」に置き換えることが発表されました。
これにより、「E653系」は「いわき」駅以北の新特急に転用することも併せて発表されたのです。
(「651系」の処遇については、今のところ明確な発表は行われていません)
▲ 編成ごとに異なる塗色の「E653系」。2012年秋に上野~いわき間の特急が全て「E657系」に統一されると、いわき~仙台間の新特急としての運用がメインとなる予定です。(クリックすると拡大画像を表示します)
「E653系」新特急の愛称について、募集要項は次の通りです。
・選考基準
……いわき~仙台間の「浜通り」を走る特急列車にふさわしいこと
……乗客や沿線住民に親しみやすいこと
……呼びやすい愛称名であること
・募集期間
……2011年2月1日(火)~2011年2月28日(月)
・応募方法
……郵便ハガキ(2月28日の消印まで有効)を使用
……新特急名、その理由、郵便番号、住所、氏名、年齢、性別、電話番号を記入すること(全て必須)
・宛先
……〒310-0011 茨城県水戸市三の丸1-4-47 JR東日本水戸支社営業部内「いわき~仙台間特急列車愛称名募集」係 御中
……(最後の「御中」は個人宛の「様」に該当しますので、必ず書きましょう)
・賞品
……金賞:1名(応募愛称名の採用者から抽選)
……びゅう商品券(30,000円分)+「E653系」記念品
……銀賞:2名(応募愛称名の採用者から抽選)
……びゅう商品券(10,000円分)+「E653系」記念品
……銅賞:50名(全応募者の中から抽選)
……「E653系」記念品
・備考
……愛称名の発表は、4月上旬以降、JR東日本 水戸支社の公式サイトで実施予定
……賞品の発送は、愛称名決定後に当選者へ直接発送
先の東北新幹線「E5系」新列車名公募の際は、列車名とは無関係な理由での残念な応募が相次いだそうですが、今回はそうしたことを踏まえてか、明確な基準が提示されています。
(いや、しっかり応募基準は明示されていたのですが、それを無視した応募が多かったという方が正しいかも知れませんね)
ご応募の際は、ぜひこれらの基準を考慮した上で、良いネーミングを考えてくださいね。
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【都心LRT】東京都中央区、2020年代前半に銀座-晴海間にLRT整備
- 2011/02/02 (Wed)
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今朝(2011年2月2日)の「日本経済新聞」朝刊に、東京都中央区のLRT計画についての記事が掲載されました。
今回計画が出たのは銀座~晴海間の約3kmで、時期については「2020年代前半」とのこと。
おそらく、この区間だけの整備ということではなく、銀座~晴海間はあくまでも「一期線」ということで、その後には東京駅(八重洲口)などと結ぶことになるでしょう。
もし実現すれば、地元居住・勤務者のみならず、観光客にとっても極めて分かりやすい「走るランドマーク」になります。
他の交通機関との連携を図ることで、この地域の利便性が大きく向上することは間違いなく、これはぜひ実現してほしいと思います。
・都心に路面電車復活へ 銀座-晴海に整備計画 中央区、20年代前半の開業目指す(「日本経済新聞」 2011年2月2日 朝刊)
(会員登録しないと全文を読むことはできません/無料会員に登録すればOKです)
1998年に行われた住民説明会では、東京駅(八重洲口)~銀座~築地~勝鬨橋~晴海~月島~中央大橋~八丁堀~東京駅(八重洲口)という約9.5kmの環状ルートが示されています。
1998年当時は、支援の枠組みなどが不十分すぎて「LRTを即導入」という情勢ではなかったのですが、その後公的支援の枠組みや上下分離方式の導入など、LRTや公共交通を取りまく環境は大きく変わり、今や導入へのハードルは相当下がっているといえます。
先年やっと豊洲までの延伸を実現した「ゆりかもめ」についても、今後延伸するとしたら結構建設費がかかってしまうAGT方式のままではなく、LRT方式とすべきだという話もあります。
単純にかつての都電を復活するという意味ではなく、将来を見据えた新時代の公共交通としてLRTを中心とする「地平レベルの公共交通ネットワーク」を再構築する端緒になるかも知れません。
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今回計画が出たのは銀座~晴海間の約3kmで、時期については「2020年代前半」とのこと。
おそらく、この区間だけの整備ということではなく、銀座~晴海間はあくまでも「一期線」ということで、その後には東京駅(八重洲口)などと結ぶことになるでしょう。
もし実現すれば、地元居住・勤務者のみならず、観光客にとっても極めて分かりやすい「走るランドマーク」になります。
他の交通機関との連携を図ることで、この地域の利便性が大きく向上することは間違いなく、これはぜひ実現してほしいと思います。
・都心に路面電車復活へ 銀座-晴海に整備計画 中央区、20年代前半の開業目指す(「日本経済新聞」 2011年2月2日 朝刊)
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1998年に行われた住民説明会では、東京駅(八重洲口)~銀座~築地~勝鬨橋~晴海~月島~中央大橋~八丁堀~東京駅(八重洲口)という約9.5kmの環状ルートが示されています。
1998年当時は、支援の枠組みなどが不十分すぎて「LRTを即導入」という情勢ではなかったのですが、その後公的支援の枠組みや上下分離方式の導入など、LRTや公共交通を取りまく環境は大きく変わり、今や導入へのハードルは相当下がっているといえます。
先年やっと豊洲までの延伸を実現した「ゆりかもめ」についても、今後延伸するとしたら結構建設費がかかってしまうAGT方式のままではなく、LRT方式とすべきだという話もあります。
単純にかつての都電を復活するという意味ではなく、将来を見据えた新時代の公共交通としてLRTを中心とする「地平レベルの公共交通ネットワーク」を再構築する端緒になるかも知れません。
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【水戸LRT】公式サイトの「Q&A」更新
- 2011/01/29 (Sat)
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水戸市の交通まちづくりを考える市民団体「高齢者と環境にやさしい交通街作りを考える会」の公式サイトが更新され、「Q&A」が拡充されました。
・高齢者と環境にやさしい交通街作りを考える会
http://koutsuu-machi.eco.coocan.jp/
・高齢者と環境にやさしい交通街作りを考える会・Q and A
http://koutsuu-machi.eco.coocan.jp/question.html
おそらく、同会の講演会に度々招かれている「宇都宮 浄人」氏が「Q&A」の監修にも参加しているのではないかと思います。
・LRTの利点は何か。
・バスより優れている点は何か。
・渋滞は発生しないのか。
・各種コストが問題にならないか。
・かつて水戸を走っていた「水浜線」とどう違うのか。
これらの問いに対して、市民向けに平易で分かりやすい内容で解説が掲載されています。
(「水郡線」と連携してのトラムトレイン実施という案は、実に興味深い内容だと思います)
LRTは、既存の路面電車とは全く次元が異なる交通システムなのですが、日本では「見本」となる「現物」に恵まれていないため、関心を抱いている人はともかく、それ以外の多くの人にはなかなか実感を持って理解していただきにくい状況にはあります。
また、単に路線を通して電車が走るというだけでなく、むしろ「まちづくり」の中の一手段としての導入となるのですが、どうもLRT導入だけが目的であるような誤解を抱いている人も少なくないようです。
その中で、完全新規のLRTではないとはいえ、市の積極政策で開業(転換)した「富山ライトレール」や「セントラム」は、目に見えて「これがLRT」という姿を垣間見せる存在にはなっています。
また、システムとしては従来型の路面電車レベルの都市であっても、軌道の更新やLRVの導入などによってLRTに近づいている都市では、ある程度までは「LRTになるとこうなる」という予想がしやすいとも言えます。
LRT導入に伴う地域交通ネットワーク構築(再編)は、大げさに言えば「交通革命」に近い意識変革を伴うケースも考えられます。
このため、ある種の勇気と決断が必要になる局面が出てくるかも知れないのですが、先々を見据えた高い見識で、必要な投資を必要な時期に行えるよう(←これ重要)、市民レベルでも認識を深めておくことが大切だと思います。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
・高齢者と環境にやさしい交通街作りを考える会
http://koutsuu-machi.eco.coocan.jp/
・高齢者と環境にやさしい交通街作りを考える会・Q and A
http://koutsuu-machi.eco.coocan.jp/question.html
おそらく、同会の講演会に度々招かれている「宇都宮 浄人」氏が「Q&A」の監修にも参加しているのではないかと思います。
・LRTの利点は何か。
・バスより優れている点は何か。
・渋滞は発生しないのか。
・各種コストが問題にならないか。
・かつて水戸を走っていた「水浜線」とどう違うのか。
これらの問いに対して、市民向けに平易で分かりやすい内容で解説が掲載されています。
(「水郡線」と連携してのトラムトレイン実施という案は、実に興味深い内容だと思います)
LRTは、既存の路面電車とは全く次元が異なる交通システムなのですが、日本では「見本」となる「現物」に恵まれていないため、関心を抱いている人はともかく、それ以外の多くの人にはなかなか実感を持って理解していただきにくい状況にはあります。
また、単に路線を通して電車が走るというだけでなく、むしろ「まちづくり」の中の一手段としての導入となるのですが、どうもLRT導入だけが目的であるような誤解を抱いている人も少なくないようです。
その中で、完全新規のLRTではないとはいえ、市の積極政策で開業(転換)した「富山ライトレール」や「セントラム」は、目に見えて「これがLRT」という姿を垣間見せる存在にはなっています。
また、システムとしては従来型の路面電車レベルの都市であっても、軌道の更新やLRVの導入などによってLRTに近づいている都市では、ある程度までは「LRTになるとこうなる」という予想がしやすいとも言えます。
LRT導入に伴う地域交通ネットワーク構築(再編)は、大げさに言えば「交通革命」に近い意識変革を伴うケースも考えられます。
このため、ある種の勇気と決断が必要になる局面が出てくるかも知れないのですが、先々を見据えた高い見識で、必要な投資を必要な時期に行えるよう(←これ重要)、市民レベルでも認識を深めておくことが大切だと思います。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
【JR東日本】復元中の「C61 20」が火入れ式を実施
- 2011/01/28 (Fri)
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復元作業が行われている「C61 20」の「火入れ式」が大宮総合車両センターで行われました。
今春予定している「復活」に向けて、一つの重要なセレモニーを終えたことになります。
・ついにC61 20が火入れ。(「編集長敬白」 2011年1月27日)
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2011/01/c61.html
(動画もあります)
詳しくは「編集長敬白」の記事をご覧いただくとして……。
「C61 20」が「復活」すれば、JR東日本が有する蒸気機関車は「C57」「D51」「C61」の3両体制となり、より弾力的な運用が行えるようになるものと思います。
これに真岡鐵道から「C11 325」を借り入れるので、従来以上にSL列車の運行が行えるようになるはずです。
「C61」は、「D51」のボイラーと「C57」の足回りを流用した旅客用機関車で、かつては特急「はつかり」などの牽引も受け持っていました。
JRが3両目の蒸機として「C61」を選んだ真相は推測するしかないのですが、既に「D51」と「C57」を運用していたことを考えると、他の形式を復元するより、メンテナンスなどの面で有利だと判断したのかも知れません。
(単に「他の候補機より状態が良かった」だけなのかも知れませんが……)
いずれにしても、各地で蒸気機関車が走る姿を見ることができるというのは、子ども達に生で産業遺産に触れてもらう機会が増えることでもあるし、鉄道に興味を持ってもらう機会にもなりますので、心強いものを感じます。
(家庭では「クルマしか乗らない」という子どもが増えているので、蒸気機関車が公共交通を認識・利用するきっかけの一つになるでしょうから)
「復活」した蒸気機関車は、余命を考えて「全力運転」は行っていないのですが、「本当は結構速いんだぞ」ということを感じてもらえるように、たまに全力運転してみても良いかも知れません(無理か……)。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
今春予定している「復活」に向けて、一つの重要なセレモニーを終えたことになります。
・ついにC61 20が火入れ。(「編集長敬白」 2011年1月27日)
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2011/01/c61.html
(動画もあります)
詳しくは「編集長敬白」の記事をご覧いただくとして……。
「C61 20」が「復活」すれば、JR東日本が有する蒸気機関車は「C57」「D51」「C61」の3両体制となり、より弾力的な運用が行えるようになるものと思います。
これに真岡鐵道から「C11 325」を借り入れるので、従来以上にSL列車の運行が行えるようになるはずです。
「C61」は、「D51」のボイラーと「C57」の足回りを流用した旅客用機関車で、かつては特急「はつかり」などの牽引も受け持っていました。
JRが3両目の蒸機として「C61」を選んだ真相は推測するしかないのですが、既に「D51」と「C57」を運用していたことを考えると、他の形式を復元するより、メンテナンスなどの面で有利だと判断したのかも知れません。
(単に「他の候補機より状態が良かった」だけなのかも知れませんが……)
いずれにしても、各地で蒸気機関車が走る姿を見ることができるというのは、子ども達に生で産業遺産に触れてもらう機会が増えることでもあるし、鉄道に興味を持ってもらう機会にもなりますので、心強いものを感じます。
(家庭では「クルマしか乗らない」という子どもが増えているので、蒸気機関車が公共交通を認識・利用するきっかけの一つになるでしょうから)
「復活」した蒸気機関車は、余命を考えて「全力運転」は行っていないのですが、「本当は結構速いんだぞ」ということを感じてもらえるように、たまに全力運転してみても良いかも知れません(無理か……)。
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【JR東日本】「水郡線(すいぐんせん)」の愛称募集中!!
- 2011/01/26 (Wed)
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「茨城県水郡線利用促進会議」(事務局:茨城県企画課交通対策室)と「水郡線活性化対策協議会」(事務局:福島県石川町総務課)は、水戸と郡山を結ぶJR東日本のローカル線「水郡線(すいぐんせん)」の魅力が伝わるような愛称を募集しています。
応募〆切は、2011年2月28日(日)。
応募方法は、郵送・ファクシミリ・電子メールで。
・水郡線愛称募集(「いばらきの公共交通」 2011年1月20日)
http://www.koutsu-ibaraki.jp/boshu/suigusen_boshu.html
・水郡線の愛称名募集!
http://www.koutsu-ibaraki.jp/cgi/data/newsdoc/1295482236_1.pdf
(PDFファイルです)
・水郡線に愛称付けて 沿線地域のイメージアップに(東京新聞 2011年1月28日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20110128/CK2011012802000066.html
優秀賞(1名)には旅行券「びゅう商品券」30,000円分を、佳作(2名)には「びゅう商品券」10,000円分が進呈されます。



▲ JR水郡線の愛称募集中!! 水郡線は山間部を走る非電化路線ですが、水戸近郊は通勤通学利用も多く、両開き3ドアの新鋭気動車「キハE130系」が投入されています。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
ぜひ良いネーミングを考えて応募してみてくださいね。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
応募〆切は、2011年2月28日(日)。
応募方法は、郵送・ファクシミリ・電子メールで。
・水郡線愛称募集(「いばらきの公共交通」 2011年1月20日)
http://www.koutsu-ibaraki.jp/boshu/suigusen_boshu.html
・水郡線の愛称名募集!
http://www.koutsu-ibaraki.jp/cgi/data/newsdoc/1295482236_1.pdf
(PDFファイルです)
・水郡線に愛称付けて 沿線地域のイメージアップに(東京新聞 2011年1月28日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20110128/CK2011012802000066.html
優秀賞(1名)には旅行券「びゅう商品券」30,000円分を、佳作(2名)には「びゅう商品券」10,000円分が進呈されます。
▲ JR水郡線の愛称募集中!! 水郡線は山間部を走る非電化路線ですが、水戸近郊は通勤通学利用も多く、両開き3ドアの新鋭気動車「キハE130系」が投入されています。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
ぜひ良いネーミングを考えて応募してみてくださいね。
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【JR東日本】「253系1000番台」報道公開
- 2011/01/25 (Tue)
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「ネコパブリッシング」社の鉄道系Webサイト「鉄道ホビダス」内の名物コーナー「編集長敬白」に、「成田エクスプレス」での運用を終え、日光・鬼怒川特急用に改造された「253系1000番台」についての話題が掲載されています。
・253系1000番代誕生。(「編集長敬白」 2011年1月24日)
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2011/01/253.html
「253系1000番台」は、JR東日本と東武鉄道が共同運行している新宿発着の日光・鬼怒川特急「日光」「きぬがわ」用の新車両として、2011年4月16日に営業運転を開始します。
デビュー列車は「日光1号」と「はちおうじ日光号」となります。
「成田エクスプレス」の運用から離脱した「253系200番台」6両編成を2本改造。
制御装置がVVVFインバータ制御方式に変更され、シートピッチが拡大されたほか、貫通トビラの撤去などが実施されています。
先頭車(クハ)の貫通トビラは、かつて秩父鉄道に譲渡された「165系」と同様の手法で撤去され、新たに窓ガラスとLED表示の愛称表示器が設置されました。
シートピッチはオリジナルの1,020mmから、現行の「485系」リニューアル車と同じ1,100mmに拡大。シート背面に収納テーブルが設けられているだけでなく、座席を向かい合わせにする時のために肘掛けの中に小テーブルも収納しています。
そのほか、多目的室、車椅子対応の大型トイレ、パウダーコーナー、荷物置き場など、観光特急として必要十分な設備が設けられています。
記事によると、2011年2月12日(土)にはJR品川駅で、2月20日(日)には東武日光駅で、それぞれ車両展示会を行うとのこと。
これはぜひ行ってみたいですね(特に品川駅の展示会は相当混雑すると思いますが……)。
なお、「253系1000番代」の投入に伴い、現行の「485系」リニューアル編成は他の線区に転属となり、「189系」の「彩野」編成は廃車となるようです。
(参考記事)
・253系1000番台が出場(「railf.jp」2010年12月24日)
http://railf.jp/news/2010/12/24/151100.html
(写真も掲載されています)
・特急〈日光〉〈きぬがわ〉に253系リニューアル車投入へ(「鉄道ホビダス」2010年11月17日)
http://rail.hobidas.com/news/info/article/124167.html
(写真も掲載されています)
・特急「日光号」「きぬがわ号」 来年4月に車両一新 二社一寺をイメージ(「東京新聞」2010年11月18日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20101118/CK2010111802000092.html
(写真も掲載されています)
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・253系1000番代誕生。(「編集長敬白」 2011年1月24日)
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2011/01/253.html
「253系1000番台」は、JR東日本と東武鉄道が共同運行している新宿発着の日光・鬼怒川特急「日光」「きぬがわ」用の新車両として、2011年4月16日に営業運転を開始します。
デビュー列車は「日光1号」と「はちおうじ日光号」となります。
「成田エクスプレス」の運用から離脱した「253系200番台」6両編成を2本改造。
制御装置がVVVFインバータ制御方式に変更され、シートピッチが拡大されたほか、貫通トビラの撤去などが実施されています。
先頭車(クハ)の貫通トビラは、かつて秩父鉄道に譲渡された「165系」と同様の手法で撤去され、新たに窓ガラスとLED表示の愛称表示器が設置されました。
シートピッチはオリジナルの1,020mmから、現行の「485系」リニューアル車と同じ1,100mmに拡大。シート背面に収納テーブルが設けられているだけでなく、座席を向かい合わせにする時のために肘掛けの中に小テーブルも収納しています。
そのほか、多目的室、車椅子対応の大型トイレ、パウダーコーナー、荷物置き場など、観光特急として必要十分な設備が設けられています。
記事によると、2011年2月12日(土)にはJR品川駅で、2月20日(日)には東武日光駅で、それぞれ車両展示会を行うとのこと。
これはぜひ行ってみたいですね(特に品川駅の展示会は相当混雑すると思いますが……)。
なお、「253系1000番代」の投入に伴い、現行の「485系」リニューアル編成は他の線区に転属となり、「189系」の「彩野」編成は廃車となるようです。
(参考記事)
・253系1000番台が出場(「railf.jp」2010年12月24日)
http://railf.jp/news/2010/12/24/151100.html
(写真も掲載されています)
・特急〈日光〉〈きぬがわ〉に253系リニューアル車投入へ(「鉄道ホビダス」2010年11月17日)
http://rail.hobidas.com/news/info/article/124167.html
(写真も掲載されています)
・特急「日光号」「きぬがわ号」 来年4月に車両一新 二社一寺をイメージ(「東京新聞」2010年11月18日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20101118/CK2010111802000092.html
(写真も掲載されています)
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新「茨城県公共交通活性化指針」策定に関する意見募集中
- 2011/01/14 (Fri)
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茨城県の公共交通に関する総合サイト「いばらきの公共交通」で、新しい「茨城県公共交通活性化指針」の素案が公開されています。
また、素案を踏まえての意見募集も受け付けています。
意見の募集は、2011年1月25日(火)までで、郵送、ファクシミリ、電子メールで提出できます。
・「いばらきの公共交通」茨城県公共交通活性化会議 鉄道・バス・タクシーいばらき
http://www.koutsu-ibaraki.jp/
・新しい「茨城県公共交通活性化指針」の策定に関する意見募集(2010年12月27日 公開)
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kikaku/kikakuka/kikaku3_koutsu/12.27/newpage1.htm
長年クルマ優先・道路優先の施策を行ってきた茨城県ですが、近年やっと公共交通の活性化に本腰を入れ始めようとしているように見えます。



▲ 茨城県内では2005年に「日立電鉄」(中央画像)、2007年に「鹿島鉄道」(左画像)が相次ぎ廃止。ドミノ廃止が危惧された「茨城交通湊線」は、2008年に第三セクター「ひたちなか海浜鉄道」(右画像)として見事再生しました。(クリックすると拡大画像を表示します)
公開されている新しい「茨城県公共交通活性化指針」の素案はかなりのページ数ですが、注目すべきは(おそらく、茨城県におけるこの手の文書で初めて)LRT(ライト・レール・トランジット=次世代型路面交通システム)やLRV(ライト・レール・ヴィークル=LRT用の車両)についての記載があるということです。
LRVの例として、川崎重工が開発中の架線レス車両「SWIMO」の画像を掲載して簡単に紹介しています。
(注:素案には「LRVは架線レス」との記載がありますが、これはあくまでも大容量バッテリーを搭載し、急速充電が可能な「SWIMO」など一部の車両に限られます/現時点ではパンタグラフを上げて架線から集電する方式が一般的です)
具体的に「どこに」という言及はないのですが、県として可能性を探り始めているということは実に興味深いことです。
現在、茨城県内でLRT導入の動きが出始まったのは水戸市です。



▲ 水戸市では、LRT導入を検討する市民団体が、LRT研究で知られる「宇都宮 浄人(きよひと)」氏を講師に招いて度々講演会や勉強会を開催しています。(クリックすると拡大画像を表示します)
他に、つくば市では一部の有識者がLRTによる公共交通ネットワークの再編を唱えています。
素案での記載が、この2市の動きを念頭に置いたものなのかどうかは分かりませんが、もしそうだとしたら大きな前進と見ることができます。
また、2007年に廃止されてしまった「鹿島鉄道」の線路跡地をバス専用道として先行開業した地方型BRT(バス・ラピッド・トランジット=バス高速輸送システム)を今後他の地域での導入を検討する方向性であるような記載もあります。



▲ 鹿島鉄道の線路跡地をバス専用道に転用し、2010年夏から運行を開始した「地方型BRT」。まだまだ課題が山積ですが、定時運行性確保という点では効果があります。(クリックすると拡大画像を表示します)
こちらもそれが「どこ」なのかの明記はありませんが、2005年に廃止されてしまった「日立電鉄」の跡地の一部をBRTの専用道とする計画がありますから、その辺を念頭に置いているのかも知れません。
廃止された鉄道路線を転用……と来れば、1987年に廃止されてしまった「筑波鉄道」の線路跡地を利用した「つくばりんりんロード」を忘れてはいけません。
正式名称は「茨城県道501号桜川土浦自転車道線」で、自転車道への転用工事になんと総額80.7億円(!!)が投じられています。
県道としての整備の理由の一つが、「将来鉄道を復活することになったとき、用地買収に困らないようにするため」などと言われていました(真偽の程は定かではありませんが)。
もしかすると、ここも新たなBRTの候補ルートの一つ……なのかも知れませんね。
ともあれ、公共交通の活性化と利便性の向上は、「今」はもちろんですが、「将来」の県土発展のために不可欠で重要な要素の一つです。
「クルマがあるから大丈夫」という人も多いのですが、「今」はそれで良いとしても、「将来」は保証してくれません。
他の記事でも書きましたが、これからの社会において「将来確実性」がある地域かどうかは、極めて重要な意味を持ってきます。
つまり、定時運行性が高く、運行頻度もある程度以上の「信頼できる公共交通」が通っているかどうかで、今後の地域発展の様相は大きく変わると見られています。



▲ お隣・栃木県小山市では、経営危機に陥った民間バス会社がほぼ完全に撤退。市がタクシー会社に運行委託してコミュニティバスを運行しています。クルマに依存しきったままの市民意識が変わらないと、公共交通はますます苦境に立たされます。(クリックすると拡大画像を表示します)
今回の素案を見て、「もっとここはこうすべきだ」とか「こうしてもらいたい」というご意見がある場合は、ぜひ建設的な視点からご回答いただければと思います。
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また、素案を踏まえての意見募集も受け付けています。
意見の募集は、2011年1月25日(火)までで、郵送、ファクシミリ、電子メールで提出できます。
・「いばらきの公共交通」茨城県公共交通活性化会議 鉄道・バス・タクシーいばらき
http://www.koutsu-ibaraki.jp/
・新しい「茨城県公共交通活性化指針」の策定に関する意見募集(2010年12月27日 公開)
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kikaku/kikakuka/kikaku3_koutsu/12.27/newpage1.htm
長年クルマ優先・道路優先の施策を行ってきた茨城県ですが、近年やっと公共交通の活性化に本腰を入れ始めようとしているように見えます。
▲ 茨城県内では2005年に「日立電鉄」(中央画像)、2007年に「鹿島鉄道」(左画像)が相次ぎ廃止。ドミノ廃止が危惧された「茨城交通湊線」は、2008年に第三セクター「ひたちなか海浜鉄道」(右画像)として見事再生しました。(クリックすると拡大画像を表示します)
公開されている新しい「茨城県公共交通活性化指針」の素案はかなりのページ数ですが、注目すべきは(おそらく、茨城県におけるこの手の文書で初めて)LRT(ライト・レール・トランジット=次世代型路面交通システム)やLRV(ライト・レール・ヴィークル=LRT用の車両)についての記載があるということです。
LRVの例として、川崎重工が開発中の架線レス車両「SWIMO」の画像を掲載して簡単に紹介しています。
(注:素案には「LRVは架線レス」との記載がありますが、これはあくまでも大容量バッテリーを搭載し、急速充電が可能な「SWIMO」など一部の車両に限られます/現時点ではパンタグラフを上げて架線から集電する方式が一般的です)
具体的に「どこに」という言及はないのですが、県として可能性を探り始めているということは実に興味深いことです。
現在、茨城県内でLRT導入の動きが出始まったのは水戸市です。
▲ 水戸市では、LRT導入を検討する市民団体が、LRT研究で知られる「宇都宮 浄人(きよひと)」氏を講師に招いて度々講演会や勉強会を開催しています。(クリックすると拡大画像を表示します)
他に、つくば市では一部の有識者がLRTによる公共交通ネットワークの再編を唱えています。
素案での記載が、この2市の動きを念頭に置いたものなのかどうかは分かりませんが、もしそうだとしたら大きな前進と見ることができます。
また、2007年に廃止されてしまった「鹿島鉄道」の線路跡地をバス専用道として先行開業した地方型BRT(バス・ラピッド・トランジット=バス高速輸送システム)を今後他の地域での導入を検討する方向性であるような記載もあります。
▲ 鹿島鉄道の線路跡地をバス専用道に転用し、2010年夏から運行を開始した「地方型BRT」。まだまだ課題が山積ですが、定時運行性確保という点では効果があります。(クリックすると拡大画像を表示します)
こちらもそれが「どこ」なのかの明記はありませんが、2005年に廃止されてしまった「日立電鉄」の跡地の一部をBRTの専用道とする計画がありますから、その辺を念頭に置いているのかも知れません。
廃止された鉄道路線を転用……と来れば、1987年に廃止されてしまった「筑波鉄道」の線路跡地を利用した「つくばりんりんロード」を忘れてはいけません。
正式名称は「茨城県道501号桜川土浦自転車道線」で、自転車道への転用工事になんと総額80.7億円(!!)が投じられています。
県道としての整備の理由の一つが、「将来鉄道を復活することになったとき、用地買収に困らないようにするため」などと言われていました(真偽の程は定かではありませんが)。
もしかすると、ここも新たなBRTの候補ルートの一つ……なのかも知れませんね。
ともあれ、公共交通の活性化と利便性の向上は、「今」はもちろんですが、「将来」の県土発展のために不可欠で重要な要素の一つです。
「クルマがあるから大丈夫」という人も多いのですが、「今」はそれで良いとしても、「将来」は保証してくれません。
他の記事でも書きましたが、これからの社会において「将来確実性」がある地域かどうかは、極めて重要な意味を持ってきます。
つまり、定時運行性が高く、運行頻度もある程度以上の「信頼できる公共交通」が通っているかどうかで、今後の地域発展の様相は大きく変わると見られています。
▲ お隣・栃木県小山市では、経営危機に陥った民間バス会社がほぼ完全に撤退。市がタクシー会社に運行委託してコミュニティバスを運行しています。クルマに依存しきったままの市民意識が変わらないと、公共交通はますます苦境に立たされます。(クリックすると拡大画像を表示します)
今回の素案を見て、「もっとここはこうすべきだ」とか「こうしてもらいたい」というご意見がある場合は、ぜひ建設的な視点からご回答いただければと思います。
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【TX】2012年度に3編成増備、「南流山」駅ホーム延長
- 2011/01/12 (Wed)
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「つくばエクスプレス」を運行する「首都圏新都市鉄道」は、平成24年度/2012年度に「TX-2000系」3編成の増備と「南流山駅」のホーム延長を行うと発表しました。
・「つくばエクスプレス」
http://www.mir.co.jp/
・プレスリリース「3編成18両の車両増強と南流山駅ホーム改良計画について」(2011年1月11日)
https://www.mir.co.jp/uploads/20110112085747.pdf
車両の増備は、平成20年/2008年秋のダイヤ改正に合わせて「TX-2000系」6両編成×4本を増備して以来のこととなります。
このときの増備車は、従来の「TX-2000系」にはなかった窓下の赤ラインが追加されたのが外見上の相違点となっています。
今回発表された増備車は、果たしてどんな形態となるでしょうか。



▲ 2010年秋の車両基地公開イベント「第6回つくばエクスプレスまつり」で展示されていた「赤帯」車。(クリックすると拡大画像を表示します)
「南流山駅」のホーム延長は、東京方に40m、つくば方に40m、合計80mホームを延長するというもの。
現在のホーム長は6両編成(120m)に対応した125mですので、延長後は80m長い「205m」となります。
延長後の列車停車位置はそれぞれ東京方の先端・つくば方の先端となります。
これにより、現状ではホームが6両編成ギリギリの長さしかないため、乗車待ちの行列がほぼ同じ位置にできてしまう状態を改善し、ラッシュ時の乗客集中を「前後にずらす」ことで、ホーム上の混雑緩和を図ろう……というわけです。
興味深いのは、合計80mのホーム延長は、車両の長さに換算すると「4両分」、つまり「10両編成にも対応可能」な長さになるということです。
今後予定されている「8両編成化」に最低限必要な長さは、「2両分」に相当する40mですので、さらに「2両分」長いということになります。
まだ「8両化」も実現していない段階ですので、一足飛びに「10両化」するとは考えにくいのですが……。
(TXは全駅で「8両化」する際に必要なホーム延長スペースを確保しています)
「10両化」を行わないとしても、ホームの長さを延ばすことでホーム上の混雑を分散させようという手法は有効でしょうから、混雑する他の駅でも導入する可能性があるのかも知れませんね。
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・「つくばエクスプレス」
http://www.mir.co.jp/
・プレスリリース「3編成18両の車両増強と南流山駅ホーム改良計画について」(2011年1月11日)
https://www.mir.co.jp/uploads/20110112085747.pdf
車両の増備は、平成20年/2008年秋のダイヤ改正に合わせて「TX-2000系」6両編成×4本を増備して以来のこととなります。
このときの増備車は、従来の「TX-2000系」にはなかった窓下の赤ラインが追加されたのが外見上の相違点となっています。
今回発表された増備車は、果たしてどんな形態となるでしょうか。
▲ 2010年秋の車両基地公開イベント「第6回つくばエクスプレスまつり」で展示されていた「赤帯」車。(クリックすると拡大画像を表示します)
「南流山駅」のホーム延長は、東京方に40m、つくば方に40m、合計80mホームを延長するというもの。
現在のホーム長は6両編成(120m)に対応した125mですので、延長後は80m長い「205m」となります。
延長後の列車停車位置はそれぞれ東京方の先端・つくば方の先端となります。
これにより、現状ではホームが6両編成ギリギリの長さしかないため、乗車待ちの行列がほぼ同じ位置にできてしまう状態を改善し、ラッシュ時の乗客集中を「前後にずらす」ことで、ホーム上の混雑緩和を図ろう……というわけです。
興味深いのは、合計80mのホーム延長は、車両の長さに換算すると「4両分」、つまり「10両編成にも対応可能」な長さになるということです。
今後予定されている「8両編成化」に最低限必要な長さは、「2両分」に相当する40mですので、さらに「2両分」長いということになります。
まだ「8両化」も実現していない段階ですので、一足飛びに「10両化」するとは考えにくいのですが……。
(TXは全駅で「8両化」する際に必要なホーム延長スペースを確保しています)
「10両化」を行わないとしても、ホームの長さを延ばすことでホーム上の混雑を分散させようという手法は有効でしょうから、混雑する他の駅でも導入する可能性があるのかも知れませんね。
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【JR東日本・長電】「253系1000番台」と長電「スノーモンキー」用編成が出場
- 2010/12/24 (Fri)
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月刊の鉄道雑誌「鉄道ファン」誌のWebサイト「railf.jp」のニュースコーナーに、「成田エクスプレス」での運用を終えた「253系」についての話題が2つ掲載されています。
一つは、JR東日本と東武鉄道が共同運行している新宿発着の日光・鬼怒川特急「日光」「きぬがわ」用の新車両として2011年4月16日デビュー予定の「253系1000番台」について。
もう一つは、長野電鉄に譲渡され「スノーモンキー」という愛称で特急運用に就く編成についてです。
これら(JR用の6両+長電用の3両×2編成の計12両)はいずれも東急車輌から同時に出場し、東急車輌から逗子までは併結輸送されたようです。
まずは、日光・鬼怒川特急用の「253系1000番台」から。
・253系1000番台が出場(「railf.jp」2010年12月24日)
http://railf.jp/news/2010/12/24/151100.html
(写真も掲載されています)
いや~、朱い赤い!!(笑)
掲載されている写真を見る限り、前面の黒がアクセントになって、思った以上に引き締まった印象を受けます。
この際、運転室上の「羽根」(アンテナ)も赤くして、「通常より3倍速い」をキャッチフレーズに……(以下略)
続いて、「長野電鉄」に譲渡された「元・253系」について。
(「スノーモンキー」という愛称は決まっていますが、形式名はどうなるんでしょうね)
・もと253系が長野電鉄へ(「railf.jp」2010年12月24日)
http://railf.jp/news/2010/12/24/151100.html
(写真も掲載されています)
こちらは元のカラーリングを活かしつつ、赤の色合いがより鮮明になっています。
長野電鉄の特急は、長らく名車「2000系」が務めてきましたが(デビューから50年以上も活躍!!)、2006年末には「1000系」が登場。
「1000系」は、元は「小田急電鉄」の「10000形」(HiSE)で、小田急時代には11車体であったものを4車体に短編成化し、「ゆけむり」の愛称で特急運用に就いています。
「1000系」は「S1編成」と「S2編成」の2本で、この代わりに大ヴェテラン「2000系」の「B編成」と「C編成」が廃車されました。
今回JR東日本から譲受した「元・253系」は3両編成×2本ですので、残存する「2000系」の「A編成」と「D編成」の2本を置き換えるものと思います。
それぞれの詳細については、おそらく今後報道公開があると思いますので、来月21日発売の鉄道各誌辺りで詳細が明らかになるのではないかと思います。
(参考記事)
・特急〈日光〉〈きぬがわ〉に253系リニューアル車投入へ(「鉄道ホビダス」2010年11月17日)
http://rail.hobidas.com/news/info/article/124167.html
(写真も掲載されています)
・特急「日光号」「きぬがわ号」 来年4月に車両一新 二社一寺をイメージ(「東京新聞」2010年11月18日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20101118/CK2010111802000092.html
(写真も掲載されています)
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
一つは、JR東日本と東武鉄道が共同運行している新宿発着の日光・鬼怒川特急「日光」「きぬがわ」用の新車両として2011年4月16日デビュー予定の「253系1000番台」について。
もう一つは、長野電鉄に譲渡され「スノーモンキー」という愛称で特急運用に就く編成についてです。
これら(JR用の6両+長電用の3両×2編成の計12両)はいずれも東急車輌から同時に出場し、東急車輌から逗子までは併結輸送されたようです。
まずは、日光・鬼怒川特急用の「253系1000番台」から。
・253系1000番台が出場(「railf.jp」2010年12月24日)
http://railf.jp/news/2010/12/24/151100.html
(写真も掲載されています)
いや~、朱い赤い!!(笑)
掲載されている写真を見る限り、前面の黒がアクセントになって、思った以上に引き締まった印象を受けます。
この際、運転室上の「羽根」(アンテナ)も赤くして、「通常より3倍速い」をキャッチフレーズに……(以下略)
続いて、「長野電鉄」に譲渡された「元・253系」について。
(「スノーモンキー」という愛称は決まっていますが、形式名はどうなるんでしょうね)
・もと253系が長野電鉄へ(「railf.jp」2010年12月24日)
http://railf.jp/news/2010/12/24/151100.html
(写真も掲載されています)
こちらは元のカラーリングを活かしつつ、赤の色合いがより鮮明になっています。
長野電鉄の特急は、長らく名車「2000系」が務めてきましたが(デビューから50年以上も活躍!!)、2006年末には「1000系」が登場。
「1000系」は、元は「小田急電鉄」の「10000形」(HiSE)で、小田急時代には11車体であったものを4車体に短編成化し、「ゆけむり」の愛称で特急運用に就いています。
「1000系」は「S1編成」と「S2編成」の2本で、この代わりに大ヴェテラン「2000系」の「B編成」と「C編成」が廃車されました。
今回JR東日本から譲受した「元・253系」は3両編成×2本ですので、残存する「2000系」の「A編成」と「D編成」の2本を置き換えるものと思います。
それぞれの詳細については、おそらく今後報道公開があると思いますので、来月21日発売の鉄道各誌辺りで詳細が明らかになるのではないかと思います。
(参考記事)
・特急〈日光〉〈きぬがわ〉に253系リニューアル車投入へ(「鉄道ホビダス」2010年11月17日)
http://rail.hobidas.com/news/info/article/124167.html
(写真も掲載されています)
・特急「日光号」「きぬがわ号」 来年4月に車両一新 二社一寺をイメージ(「東京新聞」2010年11月18日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20101118/CK2010111802000092.html
(写真も掲載されています)
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
【JR東日本】「キハ40 1003」が一般形気動車の標準色に
- 2010/12/15 (Wed)
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月刊鉄道雑誌「鉄道ファン」のWeb版「railf.jp」に、国鉄時代の一般形気動車「標準色」をまとった「キハ40」の目撃情報が掲載されました。
この車両は「キハ40 1003」で、JR宇都宮駅にも乗り入れてくる「烏山線」で走っている車両です。
・キハ40 1003、一般形標準色風塗色に(「railf.jp」 2010年12月15日)
http://railf.jp/news/2010/12/15/101000.html
「キハ40系」が製造されるようになる前に少数が製造された「キハ45」は、登場時に朱とクリームの「一般形標準色」をまとっていましたが、「キハ40系」はデビュー時から朱一色の「首都圏色」をまとっていました。
おそらく「キハ40系」が「一般形標準色」塗色となるのは、今回が初めてではないでしょうか。
現在JR各社に残っている「キハ40系」は、地域ごとにさまざまな塗色になっています。
個人的には、「国鉄急行色」の「キハ40」も見てみたいのですが……(ご担当の方、ぜひご検討ください^^;)。
ちなみに、これまでに撮影したことがある「キハ40」の写真をご紹介します。
岐阜駅で撮影した、JR東海色の写真もあったはずなんですが……ちょっと見当たりませんでした。



▲ 左の2枚は、宇都宮駅に停車中している烏山線の「キハ40 1009」(2007年1月13日撮影)。右の写真は、帯広駅で撮影した「キハ40 760」(2003年9月11日撮影)。隣にいるのは、池田で「キハ40」と連結し、帯広まで乗り入れていた当時の「北海道ちほく高原鉄道」の「CR75-2」。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
こうして改めて画像を探してみると、「キハ40系」の写真が思ったより相当少ないことに驚きました。
旅行に行ったときなど、意識して撮影しとかないと……。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
この車両は「キハ40 1003」で、JR宇都宮駅にも乗り入れてくる「烏山線」で走っている車両です。
・キハ40 1003、一般形標準色風塗色に(「railf.jp」 2010年12月15日)
http://railf.jp/news/2010/12/15/101000.html
「キハ40系」が製造されるようになる前に少数が製造された「キハ45」は、登場時に朱とクリームの「一般形標準色」をまとっていましたが、「キハ40系」はデビュー時から朱一色の「首都圏色」をまとっていました。
おそらく「キハ40系」が「一般形標準色」塗色となるのは、今回が初めてではないでしょうか。
現在JR各社に残っている「キハ40系」は、地域ごとにさまざまな塗色になっています。
個人的には、「国鉄急行色」の「キハ40」も見てみたいのですが……(ご担当の方、ぜひご検討ください^^;)。
ちなみに、これまでに撮影したことがある「キハ40」の写真をご紹介します。
岐阜駅で撮影した、JR東海色の写真もあったはずなんですが……ちょっと見当たりませんでした。
▲ 左の2枚は、宇都宮駅に停車中している烏山線の「キハ40 1009」(2007年1月13日撮影)。右の写真は、帯広駅で撮影した「キハ40 760」(2003年9月11日撮影)。隣にいるのは、池田で「キハ40」と連結し、帯広まで乗り入れていた当時の「北海道ちほく高原鉄道」の「CR75-2」。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
こうして改めて画像を探してみると、「キハ40系」の写真が思ったより相当少ないことに驚きました。
旅行に行ったときなど、意識して撮影しとかないと……。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
【ひたちなか海浜鉄道】「歳末パークアンドライド」実施
- 2010/12/15 (Wed)
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「ひたちなか海浜鉄道」は、那珂湊漁港近くの「おさかな市場」周辺道路の渋滞緩和を図るため、「歳末パークアンドライド」を実施すると発表しています。
対象日時は、12月25日(土)・26日(日)・30日(木)の8:00~16:00。
パーク&ライド用の駐車場は、「おさかな市場」の最寄り駅である「那珂湊(なかみなと)」駅から2駅勝田寄りの「金上(かねあげ)」駅至近。300台程度が駐車できます。
パーク&ライド利用者は、特別割引運賃として5人まで500円で「金上」~「那珂湊」間を往復できます。
また、利用者には「金上」駅でキャリーカートの無料貸出しも行います(数量限定)。
・湊線の利用で渋滞緩和 歳末パークアンドライドの実施について(「ひたちなか海浜鉄道」プレスリリース 2010年12月13日)
http://www.hitachinaka-rail.co.jp/htdocs/index.php?action=cabinet_action_main_download&block_id=42&room_id=1&cabinet_id=1&file_id=119&upload_id=684
(PDFファイルです)
旧・那珂湊市内は、古い街並みがしっかり残っているので風情がある一方、街中の道路は決して広いわけではありませんし、駐車場にも限りはあります。
また、市街地の東側が港ということは、当然ながら地形的制約があるわけで、以前から渋滞が頻発していました。
ここに、無料化実験中の「東水戸道路」を経由して大量のクルマが流入するようになったため、ただでさえ発生していた渋滞が悪化してしまっています。
「ひたちなかインター」を下りて旧・那珂湊市街地に向かおうとしても、渋滞で身動きできないのでは本末転倒です。
今回の「歳末パークアンドライド」は、一見遠回りのような方法ではありながら、かえって時間が読める鉄道を利用することで、トータルの移動時間を節約できる妙策ということになります。
現代人はとかくせっかちになりがちですが、先人の「急がば回れ」という知恵に学び、市街地での渋滞によるイライラから解放されてみませんか?
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
対象日時は、12月25日(土)・26日(日)・30日(木)の8:00~16:00。
パーク&ライド用の駐車場は、「おさかな市場」の最寄り駅である「那珂湊(なかみなと)」駅から2駅勝田寄りの「金上(かねあげ)」駅至近。300台程度が駐車できます。
パーク&ライド利用者は、特別割引運賃として5人まで500円で「金上」~「那珂湊」間を往復できます。
また、利用者には「金上」駅でキャリーカートの無料貸出しも行います(数量限定)。
・湊線の利用で渋滞緩和 歳末パークアンドライドの実施について(「ひたちなか海浜鉄道」プレスリリース 2010年12月13日)
http://www.hitachinaka-rail.co.jp/htdocs/index.php?action=cabinet_action_main_download&block_id=42&room_id=1&cabinet_id=1&file_id=119&upload_id=684
(PDFファイルです)
旧・那珂湊市内は、古い街並みがしっかり残っているので風情がある一方、街中の道路は決して広いわけではありませんし、駐車場にも限りはあります。
また、市街地の東側が港ということは、当然ながら地形的制約があるわけで、以前から渋滞が頻発していました。
ここに、無料化実験中の「東水戸道路」を経由して大量のクルマが流入するようになったため、ただでさえ発生していた渋滞が悪化してしまっています。
「ひたちなかインター」を下りて旧・那珂湊市街地に向かおうとしても、渋滞で身動きできないのでは本末転倒です。
今回の「歳末パークアンドライド」は、一見遠回りのような方法ではありながら、かえって時間が読める鉄道を利用することで、トータルの移動時間を節約できる妙策ということになります。
現代人はとかくせっかちになりがちですが、先人の「急がば回れ」という知恵に学び、市街地での渋滞によるイライラから解放されてみませんか?
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【JR東日本】修復作業が進む「C61 20」
- 2010/12/12 (Sun)
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「ネコパブリッシング」社の鉄道系サイト「鉄道ホビダス」の名物コーナー「編集長敬白」に、JR東日本が修復作業を行っている蒸気機関車「C61」の取材記事が掲載されました。
復活してしまうと、こうした記事を見かける機会は少なくなると思いますので、「復活」する過程を記録した貴重な記事だと思います。
・C61 20 いよいよ動態復活へ。(「編集長敬白」 2010年12月10日)
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2010/12/post_87.html
(写真も掲載されています)
記事には、鉄道関係者や報道関係者でもないとまず目にできないクレーンによるボイラーの吊り下げシーンや、パーツごとにバラした状態の写真が掲載されています。
(名取編集長による詳細な解説もありますので、詳しくは同ブログの記事をご覧ください)
「D51」のボイラーを流用し、「C57」の足回りを基本としつつ、従輪を2軸台車として軸重軽減を図ったのが「C61」です。
車軸配置は「2C2」(2軸の従輪-3軸の動輪-2軸の従輪)、いわゆる「ハドソン」と呼ばれる配置です。
33両が「D51」からの改造によって登場しました。
かつては東北本線や常磐線でも走っていたことがあり、デビュー当時の特急「はつかり」や「はくつる」を牽引したこともあります。
修復作業が終わると、既に活躍している「D51 498」ともども、高崎方面でのSL列車牽引の役割を担うことになります。
「復活」は2011年の夏頃の予定です。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
復活してしまうと、こうした記事を見かける機会は少なくなると思いますので、「復活」する過程を記録した貴重な記事だと思います。
・C61 20 いよいよ動態復活へ。(「編集長敬白」 2010年12月10日)
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2010/12/post_87.html
(写真も掲載されています)
記事には、鉄道関係者や報道関係者でもないとまず目にできないクレーンによるボイラーの吊り下げシーンや、パーツごとにバラした状態の写真が掲載されています。
(名取編集長による詳細な解説もありますので、詳しくは同ブログの記事をご覧ください)
「D51」のボイラーを流用し、「C57」の足回りを基本としつつ、従輪を2軸台車として軸重軽減を図ったのが「C61」です。
車軸配置は「2C2」(2軸の従輪-3軸の動輪-2軸の従輪)、いわゆる「ハドソン」と呼ばれる配置です。
33両が「D51」からの改造によって登場しました。
かつては東北本線や常磐線でも走っていたことがあり、デビュー当時の特急「はつかり」や「はくつる」を牽引したこともあります。
修復作業が終わると、既に活躍している「D51 498」ともども、高崎方面でのSL列車牽引の役割を担うことになります。
「復活」は2011年の夏頃の予定です。
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【いすみ鉄道】「キハ52 125」無事到着!!
- 2010/12/10 (Fri)
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千葉・房総半島を走るいすみ鉄道がJR西日本から譲受した「キハ52 125」が、12月7日(火)、無事「大多喜」駅に到着し、「納車」が行われました。
この車両は、JR西日本が大糸線で走らせていた3両の「キハ52」の内、旧国鉄気動車色をまとった車両で、先頃JR西日本では「引退」。
その後の去就が注目されていましたが、幸い3両とも解体とはならず、それぞれ「第二の人生」を歩むことになりました。
・本日納車 キハ52(「いすみ鉄道 社長ブログ」 2010年11月19日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=585070
・「キハ52型」現役復帰へ いすみ鉄道集客に期待(東京新聞 2010年12月10日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20101210/CK2010121002000056.html
・懐かしのディーゼルカー、キハ52撮影会 12日大多喜(朝日新聞 2010年12月8日)
http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201012070352.html
・ちば経済:「昭和」楽しむ観光列車 キハ52型、いすみ鉄道が来春から運行 /千葉(毎日新聞 2010年12月9日)
http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201012070352.html
先日ご紹介しましたが、12月12日(日)には「キハ52 WELCOME 撮影会」が「大多喜」駅で開催となります。
このイベントが終わると、翌13日から「キハ52 125」は塗色変更作業に入り、かつては全国各地で見ることができた国鉄気動車一般色をまとうことになります。
・いすみ鉄道 キハ52 撮影会のお知らせ(「いすみ鉄道」 2010年11月22日)
http://www.isumirail.co.jp/topics/101122.html
・12日の キハ52 WELCOME 撮影会のご案内(「いすみ鉄道 社長ブログ」 2010年12月9日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=585612
・いすみ鉄道 キハ52 撮影会のお知らせ(「いすみ鉄道 社長ブログ」 2010年11月19日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=576972
・名列車キハ52の車両内も撮り放題! 『D列車でいこう』特別協賛 いすみ鉄道「キハ52歓迎写真教室」を開催。12/12(日) 13:00~ 30名限定!.(「徳間書店」 2010年11月19日)
http://www.tokuma.jp/news/20105e74-1/5b9f52d53059308b540d8eca30ad30cf52309264ae5f713057653e984c-300ed52178eca304430533046300f7279522553548cdb30443059307f92449053300c30ad30cf526b538fce5199771f65595ba4300d3092958b50ac300212-12-65e5-13-00-96505b9a30540d69d8
(参考)
・いすみ鉄道の新形式導入について(「いすみ鉄道 社長ブログ」 2010年9月10日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=543494
・懐かしの木原線再現 鉄道ファンにアピール いすみ鉄道(「千葉日報」 2010年9月8日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=543494
念のため再掲載しますが、開催概要は次の通りです。
(いすみ鉄道主催の撮影会)
・開催日時……2010年12月12日(日)10:30~14:00
・開催場所……「デンタルサポート大多喜駅」構内
・入場……170円
・備考……車両は走行せず、車内に立ち入ることはできません
12:00~13:00には、国鉄時代の「サボ」(サインボードの略/行先票)など鉄道部品の販売会も実施するとのこと。
なお、当日は徳間書店主催の撮影イベントも開催となり、鉄道写真家「中井 精也」氏の鉄道写真教室(主催:徳間書店)も行われます(有料・定員制)。
(徳間書店主催の撮影会)
・開催日時……2010年12月12日(日)13:00~16:00/雨天決行、現地集合・現地解散
・開催場所……「デンタルサポート大多喜駅」構内、「大多喜観光」本陣・会議室
・参加費……3,200円(受講料:2,000円、記念乗車券:1,200円)/当日現地で支払い
・参加資格……野外で撮影できる健康な人で、当日スチール撮影できるデジカメを有し、現地集合・解散できる人/小学生以下は保護者同伴
・募集人数……30人
・応募〆切……郵送で2010年12月3日(必着)
・備考……車内撮影、教室参加者のみの外観撮影、中井氏による寸評、記念品贈呈など/詳細は徳間書店のイベント告知でご確認ください
イベント時、「キハ52 125」は旧気動車色を(「スカ色」に似た配色)をまとっています。
イベント後は検査に入り、2011年2月下旬には国鉄標準色となって戻ってくるとのことですから、事実上旧気動車色の「キハ52」を目にできる最後の機会ということになります。
なお、イベント当日から始動する「キハ52」のオーナー制度・サポーター制度についても、
・いすみ鉄道キハ52サポーター会員
……年会費:5,000円(特典付き)
・いすみ鉄道キハ52トレインオーナー制度
……年会費:50,000円(特典付き)
・いすみ鉄道キハ52プレミアムトレインオーナー制度
……年会費:500,000円(特典付き)
・いすみ鉄道キハ52応援募金
……金額は任意
との記載があります。
(詳細は本日公開となるようです)
プレミアムトレインオーナー制度、年間50万円ってのは結構な金額ですね……。
果たしてどんな特典があるんでしょうね。ちょっと気になります。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
この車両は、JR西日本が大糸線で走らせていた3両の「キハ52」の内、旧国鉄気動車色をまとった車両で、先頃JR西日本では「引退」。
その後の去就が注目されていましたが、幸い3両とも解体とはならず、それぞれ「第二の人生」を歩むことになりました。
・本日納車 キハ52(「いすみ鉄道 社長ブログ」 2010年11月19日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=585070
・「キハ52型」現役復帰へ いすみ鉄道集客に期待(東京新聞 2010年12月10日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20101210/CK2010121002000056.html
・懐かしのディーゼルカー、キハ52撮影会 12日大多喜(朝日新聞 2010年12月8日)
http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201012070352.html
・ちば経済:「昭和」楽しむ観光列車 キハ52型、いすみ鉄道が来春から運行 /千葉(毎日新聞 2010年12月9日)
http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201012070352.html
先日ご紹介しましたが、12月12日(日)には「キハ52 WELCOME 撮影会」が「大多喜」駅で開催となります。
このイベントが終わると、翌13日から「キハ52 125」は塗色変更作業に入り、かつては全国各地で見ることができた国鉄気動車一般色をまとうことになります。
・いすみ鉄道 キハ52 撮影会のお知らせ(「いすみ鉄道」 2010年11月22日)
http://www.isumirail.co.jp/topics/101122.html
・12日の キハ52 WELCOME 撮影会のご案内(「いすみ鉄道 社長ブログ」 2010年12月9日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=585612
・いすみ鉄道 キハ52 撮影会のお知らせ(「いすみ鉄道 社長ブログ」 2010年11月19日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=576972
・名列車キハ52の車両内も撮り放題! 『D列車でいこう』特別協賛 いすみ鉄道「キハ52歓迎写真教室」を開催。12/12(日) 13:00~ 30名限定!.(「徳間書店」 2010年11月19日)
http://www.tokuma.jp/news/20105e74-1/5b9f52d53059308b540d8eca30ad30cf52309264ae5f713057653e984c-300ed52178eca304430533046300f7279522553548cdb30443059307f92449053300c30ad30cf526b538fce5199771f65595ba4300d3092958b50ac300212-12-65e5-13-00-96505b9a30540d69d8
(参考)
・いすみ鉄道の新形式導入について(「いすみ鉄道 社長ブログ」 2010年9月10日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=543494
・懐かしの木原線再現 鉄道ファンにアピール いすみ鉄道(「千葉日報」 2010年9月8日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=543494
念のため再掲載しますが、開催概要は次の通りです。
(いすみ鉄道主催の撮影会)
・開催日時……2010年12月12日(日)10:30~14:00
・開催場所……「デンタルサポート大多喜駅」構内
・入場……170円
・備考……車両は走行せず、車内に立ち入ることはできません
12:00~13:00には、国鉄時代の「サボ」(サインボードの略/行先票)など鉄道部品の販売会も実施するとのこと。
なお、当日は徳間書店主催の撮影イベントも開催となり、鉄道写真家「中井 精也」氏の鉄道写真教室(主催:徳間書店)も行われます(有料・定員制)。
(徳間書店主催の撮影会)
・開催日時……2010年12月12日(日)13:00~16:00/雨天決行、現地集合・現地解散
・開催場所……「デンタルサポート大多喜駅」構内、「大多喜観光」本陣・会議室
・参加費……3,200円(受講料:2,000円、記念乗車券:1,200円)/当日現地で支払い
・参加資格……野外で撮影できる健康な人で、当日スチール撮影できるデジカメを有し、現地集合・解散できる人/小学生以下は保護者同伴
・募集人数……30人
・応募〆切……郵送で2010年12月3日(必着)
・備考……車内撮影、教室参加者のみの外観撮影、中井氏による寸評、記念品贈呈など/詳細は徳間書店のイベント告知でご確認ください
イベント時、「キハ52 125」は旧気動車色を(「スカ色」に似た配色)をまとっています。
イベント後は検査に入り、2011年2月下旬には国鉄標準色となって戻ってくるとのことですから、事実上旧気動車色の「キハ52」を目にできる最後の機会ということになります。
なお、イベント当日から始動する「キハ52」のオーナー制度・サポーター制度についても、
・いすみ鉄道キハ52サポーター会員
……年会費:5,000円(特典付き)
・いすみ鉄道キハ52トレインオーナー制度
……年会費:50,000円(特典付き)
・いすみ鉄道キハ52プレミアムトレインオーナー制度
……年会費:500,000円(特典付き)
・いすみ鉄道キハ52応援募金
……金額は任意
との記載があります。
(詳細は本日公開となるようです)
プレミアムトレインオーナー制度、年間50万円ってのは結構な金額ですね……。
果たしてどんな特典があるんでしょうね。ちょっと気になります。
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HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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