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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

【水戸LRT】公式サイトの「Q&A」更新

 水戸市の交通まちづくりを考える市民団体「高齢者と環境にやさしい交通街作りを考える会」の公式サイトが更新され、「Q&A」が拡充されました。

・高齢者と環境にやさしい交通街作りを考える会
 http://koutsuu-machi.eco.coocan.jp/

・高齢者と環境にやさしい交通街作りを考える会・Q and A
 http://koutsuu-machi.eco.coocan.jp/question.html


 おそらく、同会の講演会に度々招かれている「宇都宮 浄人」氏が「Q&A」の監修にも参加しているのではないかと思います。


・LRTの利点は何か。
・バスより優れている点は何か。
・渋滞は発生しないのか。
・各種コストが問題にならないか。
・かつて水戸を走っていた「水浜線」とどう違うのか。


 これらの問いに対して、市民向けに平易で分かりやすい内容で解説が掲載されています。
 (「水郡線」と連携してのトラムトレイン実施という案は、実に興味深い内容だと思います)


 LRTは、既存の路面電車とは全く次元が異なる交通システムなのですが、日本では「見本」となる「現物」に恵まれていないため、関心を抱いている人はともかく、それ以外の多くの人にはなかなか実感を持って理解していただきにくい状況にはあります。
 また、単に路線を通して電車が走るというだけでなく、むしろ「まちづくり」の中の一手段としての導入となるのですが、どうもLRT導入だけが目的であるような誤解を抱いている人も少なくないようです。

 その中で、完全新規のLRTではないとはいえ、市の積極政策で開業(転換)した「富山ライトレール」や「セントラム」は、目に見えて「これがLRT」という姿を垣間見せる存在にはなっています。
 また、システムとしては従来型の路面電車レベルの都市であっても、軌道の更新やLRVの導入などによってLRTに近づいている都市では、ある程度までは「LRTになるとこうなる」という予想がしやすいとも言えます。

 LRT導入に伴う地域交通ネットワーク構築(再編)は、大げさに言えば「交通革命」に近い意識変革を伴うケースも考えられます。
 このため、ある種の勇気と決断が必要になる局面が出てくるかも知れないのですが、先々を見据えた高い見識で、必要な投資を必要な時期に行えるよう(←これ重要)、市民レベルでも認識を深めておくことが大切だと思います。


※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。


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下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
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 「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
 しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
 公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!

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