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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

【オススメDVD】『ミニチュア ワンダーランド』

 鉄道模型好きなら、海外鉄道に詳しくなくても、こりゃもうぜひぜひご覧ください。
 もう、ただただ圧倒されます。

 日本にもレイアウトを備えている模型店は多数ありますが、ミニチュアワンダーランドと同じような規模のテーマパークとなると、まずありません。
 「鉄道博物館」や「交通科学博物館」のレイアウトも結構大規模なんですが、「ミニチュアワンダーランド」は桁違いのスケールとこだわりっぷりです。

 とことんこだわって作り込まれたレイアウトに、さまざまな列車が走り回ります。
 多数の列車(桁が違う)をコンピュータ制御しているでも十二分にすごいのに、道路ではクルマも走ります。
 そのうえさらに、「火災」が発生して、「火災現場」に「消防車」を出動させて消火するなんて、実に心憎い演出もあります。

 完成に漕ぎ着けるまでの苦労話や、制作過程の映像も盛り込まれていますが、よくぞ成し遂げたものだと脱帽ものです。

 観ていると、なんだか頬が緩んでしまうDVDです。
 ドイツの「ミニチュアワンダーランド」にはなかなか行けませんが、せめてDVDでその素晴らしさを垣間見てみませんか。








パッケージ

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 ビコム海外鉄道シリーズ ミニチュア ワンダーランド ~ドイツ発! 世界最大の鉄道のジオラマ~

 【発売】ビコム
 【ジャンル】鉄道DVD
 【発売日】2004年12月12日
 【税込価格】3,150円
 【メディア】DVD 1枚
 【備考】収録時間:65分

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【オススメDVD】『レイルリポート119号』

 ビコムが各月刊で発売している『レイルリポート(RAIL REPORT/RR)』。
 2010年4月21日には『RR120』が発売となりますが、その前に2月21日発売の『RR119』をご紹介。

 『RR119』には、東海道新幹線からは撤退となった「500系」、いつの間にか姿を消そうとしている山形新幹線「400系」をはじめ、惜しまれつつ廃止となった寝台特急「北陸」、季節列車に格下げとなった夜行急行「能登」などについての特集も。
 「能登」は、489系の中でも「ボンネット型」の車両で運行されていましたが、定期運行終了に伴ってボンネット車は引退となります。
 そのほか、「SLやまぐち」号、伊豆の遊覧鉄道「ロムニー鉄道」、架け替わった長野電鉄名物の「村上橋」の模様なども収録。








パッケージ

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レイルリポート119号(RAIL REPORT 119)

 【発売】ビコム
 【ジャンル】鉄道DVD
 【発売日】2010年2月21日
 【税込価格】2,100円
 【メディア】DVD 1枚
 【備考】収録時間:90分

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【KATO】入門者用の「ポケットライン」リニューアル!!

 下館「アルテリオ」での運転会が間近に迫る中、鉄道模型メーカー・KATO(カトー)の嬉しい新製品情報!!

 かつて入門者用に発売していたかわいらしい「ポケットライン」シリーズが、本当に久しぶりに、リニューアル新製品として登場することになりました。
 (デフォルメモデルですが、Nゲージとしてちゃんと走ります)

 リニューアル再生産されるのは、愛媛の「坊ちゃん列車」のように街中を走る小型SLと小型客車がセットの「チビロコセット」、凸型の小型電気機関車が牽引する「チビ凸セット」、小型の軽快路面電車2両セット「チビ電セット」の3種類。
 それに、「チビロコセット」と色違いの小型SL&客車と小さなエンドレスレール一式、乾電池で列車のコントロールとサウンドを鳴らすことができる「サウンドバッテリーパック」を同梱する「チビロコトータルセット」です。

・10-500-1 ポケットライン チビロコセット たのしい街のSL列車(「Joshin web」先行予約ページ)
 http://joshinweb.jp/train/2990/4949727105001.html

・14-502-1 ポケットライン チビ凸 いなかの街の貨物列車(「Joshin web」先行予約ページ)
 http://joshinweb.jp/train/2990/4949727145021.html

・14-501-1 ポケットライン チビ電 ぼくの街の路面電車(「Joshin web」先行予約ページ)
 http://joshinweb.jp/train/2990/4949727145011.html

・10-501-1 ポケットライン チビロコトータルセット(「Joshin web」先行予約ページ)
 http://joshinweb.jp/train/2990/4949727105011.html

・KATO 新チビロコ製品化!(「ポポンデッタ商品部」ブログ)
 http://popondetta.com/blog/cat1/kato_41.html
 (こちらに販売店向けのポスター画像が掲載されています)


 (定価ベースはともかく)実際の店頭価格で考えると、これから鉄道模型を始めようと考えている人にとっても「かなり入手しやすい」のではないかと思います。
 特筆すべきは「トータルセット」で、車両とレールだけではなく、乾電池式のコントローラーが入っているというのは大きなポイントです。

 メーカーとしては、「プラレールを卒業したらこっちにおいで」という選択肢を用意したい……ということなんでしょうね。
 基本がNゲージですから、後でレールや車両、コントローラーなどを買い足していけば、本格的な鉄道趣味の領域に踏み出しても行けます。

 今のところ、過去発売された製品のリニューアルにとどまっていますが、今後この「ポケットライン」シリーズで新たな展開があるのかどうかも気になるところ。
 KATOはバンダイの「Bトレインショーティー」の台車や動力台車を提供していますので、もしかすると……という気もします。


 私(管理人)としては、鉄道模型のすそ野を広げていくという一助になるのではないか……と、大いに期待しているところです。

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【運転会告知】アルテリオ2010年3月定例運転会

 2010年3月の定例運転会のお知らせです。
 ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。

 なお、3月21日(日)~22日(祝)には水戸で同人誌即売会「コみケッとスペシャル5 in 水戸」が開催となり、即売会の連動する格好で「ひたちなか海浜鉄道」と「鹿島臨海鉄道」で企画列車の運行が行われます。
 21日(日)の運転会が終わった後、22日(祝)のご予定が空いている方は、そちらの即売会や企画列車目当てで水戸に行ってみても良いかもしれません。


【開催予定】

・開 催:2010年3月20日(土)18:00~3月21日(日)16:00(以後、17:00まで撤収作業)
・会 場:しもだて地域交流センター「アルテリオ」2F「研修室・A」(茨城県筑西市)
     http://www.city.chikusei.lg.jp/kurashi/shisetsu/shisetsu/kouryu/kouryu.html

・設営&試走:2010年3月20日(土)18:00~
・夕食懇親会:2010年3月20日(土)21:00頃から
・運転会本番:2010年3月21日(日) 9:00~16:00

・備考1:HOゲージ・Nゲージの周回コースを設置予定です
・備考2:前日設営のみ、運転会本番のみの参加も可能です
・備考3:運転会当日はギャラリーが見物に来ます
・備考4:ご参加の場合、会場費について若干ご支援いただけますと幸いです^^;


【集合】

・最初からご参加の場合
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車後、18:00に2F受付前で集合
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)



 今回の会場は、前回に続き「アルテリオ」2F「会議室・A」です。

 運転会本番は3月21日(日)ですが、20日(土)は設営ついでに「夜間走行」もお楽しみいただけるのではないかと思います。

 参加ご希望の方は、人数把握の都合上、3月18日(木)までにお申し出くださいますようお願いします。



【3月20日・朝~夕方/自由行動】

・真岡鐵道「SLもおか号」乗車
 ……往路は下館10:37発→茂木12:02着
 ……復路は茂木14:28発→下館15:57着
 ……途中の益子(ましこ)駅で下車し、陶芸の街を散策するのも良し
 ……茂木12:20発→もてぎプラザ12:25着の循環バスに乗って昼食を摂り、もてぎプラザ14:15発→茂木駅14:19着で戻れば、復路の「SLもおか号」に乗車可能
 ……下館13:00頃発の普通列車に乗れば、復路の「SLもおか号」に乗車可能

・「とばのえステーションギャラリー」見物
 ……下館から関東鉄道常総線で3駅めの「騰波ノ江(とばのえ)」駅の駅舎内で実施
 ……開催時間は、20日・21日とも9:00~16:00
 ……入場無料/レイアウトで運転する場合は10分150円(車両の持ち込みも可)


【3月20日・夜/設営、オフ会】

・オフ会
 ……1日目の運転会終了後、下館駅周辺(たぶん「フライングガーデン」)で開催


【3月21日・朝~夕方/運転会】

・運転会
 ……会場は17:00まで押さえてありますが、ラスト1時間は撤収作業です




・真岡鐵道(真岡市公式サイト内)
 http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/

・道の駅もてぎ もてぎプラザ
 http://www.motegiplaza.com/

・とばのえステーションギャラリー
 http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html



(ちょこっと宿泊案内)
・「ホテル新東」
 http://www.hotel-shinto.co.jp/

・「ホテル ルートイン下館」
 http://www.route-inn.co.jp/search/hotel/index.php?hotel_id=529

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【ひたちなか海浜鉄道】2両目の新デザイン車両

 ひたちなか海浜鉄道は、2両目となる新デザイン車両(キハ3710-01)の運行を2010年3月14日(日)から開始します。
 当日は、既に新塗色で運行しているキハ3710-02との2両編成での運行を予定しています。

 なお、新デザイン車両についての前の記事は、こちら

・ひたちなか海浜鉄道
 http://www.hitachinaka-rail.co.jp/

・Newデザイン車両「曙光の大地」 2両目運行開始ついて
 http://www.hitachinaka-rail.co.jp/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=30

・(プレスリリース)Newデザイン車両「曙光の大地」 2両目運行開始ついて
 http://www.hitachinaka-rail.co.jp/htdocs/index.php?action=cabinet_action_main_download&block_id=42&room_id=1&cabinet_id=1&file_id=59&upload_id=385
 (PDFファイルです)

・3月14日 ひたちなか海浜鉄道 新デザイン車両2両目の運行を開始(「鉄道ファン」誌サイト「railf.jp」イベント情報)
 http://railf.jp/event/2010/03/07/012000.html


 なお、新デザインへの塗り替えは、今回の「キハ3710-01」で終了となるようです。

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【関鉄グリーンバス】3月11日から「茨城空港連絡バス」運行

 当地・下館からは(同じ県内とはいえ)かなり距離があるのですが……。
 2010年3月11日、「茨城空港」が開港しました。

 航空自衛隊「百里(ひゃくり)基地」との官民共用空港です。

 公共交通アクセスが不便と言われる中、関鉄グリーンバスは、「茨城空港」開港に合わせ、路線バス「茨城空港連絡バス」2010年3月11日(木)から運行しています。
 これは既存のバス路線を茨城空港に乗り入れるようにルート変更することで実現したもののようで、「石岡ルート」「水戸ルート」の2路線が空港対応となっています。
 「水戸ルート」は「小川駅」停留所で「鹿島鉄道代替バス(かしてつバス)」との接続を取るようになっています(ただし、遅延により接続できない場合もあり)。
 また、石岡駅~茨城空港の直行便も設定されます。

・関鉄グリーンバス
 http://www.kantetsu.co.jp/green-bus/index.html

・関鉄グリーンバス・関鉄パープルバス 路線バス
 http://www.kantetsu.co.jp/green-bus/omnibus/omnibus.html

・茨城空港連絡バス 運行ルート・時刻表・運賃表
 http://www.kantetsu.co.jp/green-bus/omnibus/timetable_airport_access.pdf
 (PDF形式)

・(関鉄グリーンバス)3/11 ダイヤ改正のお知らせ
 http://www.kantetsu.co.jp/green-bus/news/news/revise_green20100311.pdf
 (PDFファイル)

・(関鉄グリーンバス)停留所新設および路線振替について
 http://www.kantetsu.co.jp/green-bus/news/news/ogawa-mito.pdf
 (PDFファイル)

・問い合わせ先
 関鉄グリーンバス株式会社 鉾田営業所(電話:0291-33-3181)


 発表された内容によると、両ルートの概要は次の通りです。


「水戸ルート」
 小川駅~茨城空港~奥ノ谷~水戸駅北口~吉沢車庫

 小川駅 8:55発 → 茨城空港 9:30着 → 水戸駅北口 10:20着
  (石岡駅 8:20発 → 小川駅 8:40着の「かしてつバス」から乗り継ぎ可)
 小川駅 10:00発 → 茨城空港 10:15着 → 水戸駅北口 11:25着
  (石岡駅 9:20発 → 小川駅 9:40着の「かしてつバス」から乗り継ぎ可)
 小川駅 12:30発 → 茨城空港 12:45着 → 水戸駅北口 13:55着
  (石岡駅 12:05発 → 小川駅 12:25着の「かしてつバス」から乗り継ぎ可)
 小川駅 14:10発 → 茨城空港 14:25着 → 水戸駅北口 15:35着
  (石岡駅 13:35発 → 小川駅 13:55着の「かしてつバス」から乗り継ぎ可)
 小川駅 15:10発 → 茨城空港 15:25着 → 水戸駅北口 16:35着(土休日運休)
  (石岡駅 14:35発 → 小川駅 14:55着の「かしてつバス」から乗り継ぎ可)

 水戸駅北口 8:20発 → 茨城空港 9:25着 → 小川駅 9:45着)
  (小川駅 10:00発 → 石岡駅 10:25着の「かしてつバス」に乗り継ぎ可/土休日運休)
 水戸駅北口 9:40発 → 茨城空港 10:45着 → 小川駅 11:05着(土休日運休)
  (小川駅 11:30発 → 石岡駅 11:55着の「かしてつバス」に乗り継ぎ可)
 水戸駅北口 10:50発 → 茨城空港 11:55着 → 小川駅 12:15着
  (小川駅 12:15発 → 石岡駅 12:40着の「かしてつバス」に乗り継ぎ可?)
 水戸駅北口 12:30発 → 茨城空港 13:35着 → 小川駅 13:55着
  (小川駅 13:55発 → 石岡駅 14:20着の「かしてつバス」に乗り継ぎ可?)
 水戸駅北口 13:30発 → 茨城空港 14:35着 → 小川駅 14:55着(土休日運休)
  (小川駅 15:00発 → 石岡駅 15:25着の「かしてつバス」に乗り継ぎ可)
 水戸駅北口 14:30発 → 茨城空港 15:35着 → 小川駅 15:55着
  (平日は、小川駅 15:55発 → 石岡駅 16:20着の「かしてつバス」に乗り継ぎ可?)
  (土休日は、小川駅 16:00発 → 石岡駅 16:25着の「かしてつバス」に乗り継ぎ可)


「石岡ルート」
 石岡駅~大谷津~小川駅~茨城空港

 石岡駅 10:35発 → 小川駅 10:50着 → 茨城空港 11:10着
 石岡駅 11:35発 → 小川駅 11:50着 → 茨城空港 12:10着

 茨城空港 12:30発 → 石岡駅 13:05着(直行/航空便到着時刻によって時刻変更あり)
 茨城空港 13:00発 → 小川駅 13:15着 → 石岡駅 13:40着

 (スカイマークの茨城~神戸線が就航する4月16日以降)
 石岡駅 9:10発 → 茨城空港 9:40着(直行)
 茨城空港 9:50発 → 石岡駅 10:25着(直行)



 所要時間が結構かかるなあ……というのが正直な印象ですが、路線バスなので致し方ないでしょうね。
 また、バスの便数が少ないのも、茨城空港の発着便数を考えれば妥当なのかも知れません。

 鹿島鉄道の線路跡地をバス専用道化してBRT運行を行えるようになると、石岡駅~小川駅間は専用道経由となるものと思います。
 そうなれば、渋滞の影響は受けにくくなるほか、所要時間も若干短縮できるようになるでしょうね。


 なお、関東鉄道でも、スカイマークの茨城~神戸線就航に合わせて、4月中旬から「茨城空港シャトルバス」の運行を行う予定です。

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【TOMIX】2010年7月の新製品情報

鉄道模型ショップ「ポポンデッタ」のスタッフブログ「ポポンデッタ商品部NEWS」に、鉄道模型メーカー「TOMIX(トミックス)」の2010年7月の新製品情報が掲載されました。


(Nゲージ新製品)

・92360 E2-100系東北新幹線(はやて)3両基本セット
・92361 E2-100系東北新幹線(はやて)4両増結セットA
・92362 E2-100系東北新幹線(はやて)3両増結セットB
・92805 E2系東北新幹線(あさま)8両基本セット
・92819 14系700番代客車(サロンカーなにわ)7両セット
・92339 E231系0番代通勤電車(常磐線)5両基本セット
・92340 E231系0番代通勤電車(常磐線)5両増結セット
・92343 E231系0番代通勤電車(総武線)3両基本セット
・92344 E231系0番代通勤電車(総武線)4両増結セット
・8925 サハE231-0(総武線)
・3134 私有UM12A-5000形コンテナ(日本通運・2個入)


(Nゲージ再生産)

・2134 EF81(トワイライトカラー)
・2218 DD51 JR貨物更新車
・2219 DD51-1000 暖地型
・92251 カシオペア 基本3両セット
・92252 カシオペア 増結セットI 4両
・92253 カシオペア 増結セットII 6両

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【JR東日本】東北新幹線の列車新名称を募集中

 JR東日本が、2011年3月に新型車両「E5系」が登場するのを前に、現行の速達列車「はやて」に代わる新たな列車愛称の募集を行っています。

・新しい東北新幹線の列車愛称を募集します
 http://www.jreast.co.jp/press/2009/20100302.pdf
 (PDF形式のファイルです)

 募集期間は、2010年3月2日~3月31日。
 応募方法は、パソコン・携帯電話の専用応募サイト、または郵便ハガキで。

 応募後には、特製E5系壁紙を利用できるようになります。

 皆さんぜご応募を!!



 大宮~盛岡間で開業した東北新幹線も、今や東京~八戸間の運転となり、2010年12月には新青森まで延伸、2011年3月のダイヤ改正では満を持して新型・E5系での300km/h運転を開始します。
 その後は、青函トンネルを介して新函館までの延伸が決まっていて(2015年度に開業予定)、現在工事が着々と進められています。
 新函館まで延伸すると、今度は320km/h運転が予定されていて、東京~新函館は4時間を切る所要時間になるはずです。


 今回募集している列車名が、新函館延伸後も見据えたものなのか、それとも青森開業を盛り上げるためのものなのか、その辺の詳細はわからないのですが……。

 管理人(つまり私)の完全な私見ですが、おそらく新愛称としてJRが腹案として持っているのは「はつかり」なのではないか……と思っています。

 「はつかり」は、永く上野~青森を結んだ特急であると同時に、東京以北では初めての特急でもありました。
 東北新幹線の開業以降は、盛岡~青森間の新幹線接続特急となり、2002年の東北新幹線の八戸延伸と共に廃止となりました。

 2010年末の新青森開業と、それより半年遅れでデビュー予定のE5系(正確には、新青森開業が約半年前倒しになる)。
 これだけの一大イベントですから、JRも地元も納得できるふさわしい列車名で、なおかつ現在使われていないものとなれば……「はつかり」ではないかと。

 ちなみに私は、たぶん「はつかり」が本命なんだろうなと思いつつ、スピード感と力強さを考慮し、あえて「はやぶさ」で応募しました。

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【鉾田駅保存会】4月4日「ほっとパーク鉾田」で初イベント

 2007年3月に廃止となった「鹿島鉄道」のディーゼルカー2両を旧・鉾田(ほこた)駅跡で保存していた「鉾田駅保存会」は、車両の移転先である「ほっとパーク鉾田」での初めてのイベント「風・さくら色に輝いて 0.05 鉄路の夢ふたたび」2010年4月4日(日)に開催すると発表しました。

 旧・鉾田駅で保存されていた2両のディーゼルカー「キハ601」と「KR-505」は、「ほっとパーク鉾田」への移設を念頭に2009年11月2日付けで鉾田市に寄贈され、同年12月24日に「ほっとパーク鉾田」内に移設。
 「鉾田駅保存会」は、2010年度(平成22年度)から車両の保存・維持活動をボランティア団体(任意団体)として「ほっとパーク鉾田」から受託……という形態になっています。

・「鉾田駅保存会」
 http://homepage3.nifty.com/hokota-station/

・同サイト内『風・さくら色に輝いて 0.05 鉄路の夢ふたたび』
 http://homepage3.nifty.com/hokota-station/z.htm

・鉾田駅保存会 ほっとパーク鉾田で初の車輌公開(「鉄道ホビダス」内「最新鉄道情報」)
 http://rail.hobidas.com/news/info/article/114093.html

・「ほっとパーク鉾田」
 http://www.hotpark.or.jp/

・「ほっとパーク鉾田」交通アクセス
 http://www.hotpark.or.jp/access.html


 当日の開催概要は、次の通りです。


■開催日時:2010年4月4日(日) 9:30~16:30
■開催場所:ほっとパーク鉾田(茨城県鉾田市当間220)
■イベント内容
 ・キハ601・KR-505車内公開(10:00~16:00)
 ・サウンドWRAP(ANAK)コンサート(11:00~12:00/13:00~14:00)
 ・「鉾田駅保存会」特製とん汁配布(12:00頃~/先着順)
 ・面白トロッコ『テトロ』体験運転(10:15~16:15)
 ・人力トロッコ体験乗車(10:15~16:15)
 ・キハ601車内での鉄道模型運転展示(10:15~15:45)
 ・キハ601車内でのプラレールコーナー(お子様向け/10:15~15:45)
 ・「鉾田駅保存会」特製かしてつグッズの販売(「ほっとパーク鉾田」売店で)
 ・その他



 交通手段については、公共交通を利用する場合、


・鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線「新鉾田(しんほこた)」駅からタクシーで10分(←約4.0kmほど)
・鹿島鉄道代替バス(かしてつバス)「坂戸」バス停から徒歩5分


 となります。

 鹿島鉄道代替バスは「関鉄グリーンバス」が運行していて、最寄りのバス停まで石岡駅から72分、鉾田駅(正確には鉾田駅跡地のバスターミナル)から3分です。
 なお、土休日は大人:1,000円/子ども:500円で「鹿島鉄道代替バス」が乗り降り自由になる「鹿島鉄道代替バス1日フリーきっぷ」が発売されていますので、石岡から現地に向かう場合はこの割引切符を購入すると良いと思います(通常運賃は、片道で1,040円です)。


 イベント中は、鹿島鉄道で最古の車両だった「キハ601」と、最新の車両だった「KR-505」の2両ともエンジンを動かす予定ですし、合計5回警笛を鳴らすパフォーマンスも実施するとのことです。

 「鉾田駅保存会」としては、現状ではわずか50mの展示線路をゆくゆくはもっと延伸して「動態保存」としたいようです。
 せっかくエンジンが稼働するコンディションを維持していますので、1日も早く「走っている」姿を見たいと思います。

 可能であれば、「ほっとパーク鉾田」を中心に、新鉾田駅や旧・鉾田駅にもレールを延ばして、鉾田市内だけでも「復活」となれば良いですね。

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【JR東日本】EF510 500番台を報道公開

 JR東日本が寝台列車牽引用として製造を進めている「EF510 500番台」が報道公開されました(既に試験運転が実施されていますが、今回晴れて「正式公開」となった形です)。
 やはりというか、「カシオペア」専用塗色も用意するようです。

・“高級ホテル”引っ張る新型機関車デビューへ(読売新聞 2010年3月4日 5:38)
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100303-OYT1T00882.htm?from=nwlb


 記事によると、現在「カシオペア」や「北斗星」などの寝台列車を牽引している「EF81」(JR東日本の保有両数は32両)の平均車齢は33年。
 老朽化が進んでいて故障も頻発していることから、やっと更新することになったとのこと。

 新型機のベースとして白羽の矢が立ったのは、新鋭の交直両用電気機関車「EF510」で、これに旅客列車牽引用の装備を追加して「EF510 500番台」としました。
 (「500番台」は「501号機」からスタート/「EF510 501」は「501両目に製造されたEF510」という意味ではない)

 「EF510」は、JR貨物が貨物列車牽引用に保有している「EF81」の置き換え用として開発した新鋭機で、「EF81」に比べると出力は約3割増し。
 前々から、この機関車を寝台列車の牽引用にすれば……という声はあったので、それがやっと実現するということになります。

 JR東日本が製造する「EF510 500」は、15両の予定。


 今回の記事で特筆すべきは、

・「うち2両はカシオペア用として同じシルバーに塗装」
・「残る13両は青色」
・「北斗星などに使われる」

 ということに言及している点で、「2両がシルバー」というのはおそらく初出なのではないかと思います。
 また、改めて「北斗星など」と、「北斗星」以外の列車も牽引すると報じています。
 貨物列車の牽引という「副業」もこなすことは以前明らかになっていましたが、そこに上野~青森を結ぶ寝台特急「あけぼの」が加わるのかどうか、この点は気になるところです。


 模型の方でも、青色の「500番台」はKATOが6月に発売予定との情報が出ました。
 となれば当然シルバーも遠くない内に発売ということになるんでしょう。


 私は今回の「EF510」や、2車体型の大型電気機関車「EH500」、北海道に配備されているディーゼル機関車「DF200」など、JR発足後に開発された新型機関車のデザインが好きなので、もっと活躍の範囲が広がれば……と思っています。



(追記)

 「鉄道ホビダス」内のブログ「編集長敬白。」に、「カシオペア」塗色のEF510 500番台のイメージ画像が掲載されていました。

・EF510形500番代を正式発表。(2010年3月3日) http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2010/03/post_1214.html
 (記事の下の方に掲載されています)

 これこそ、長らくファンが待ち望んでいた「カシオペア塗色」。
 やっと客車と同じ塗色の機関車が登場することになります。

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【KATO】2010年6月の新製品情報

 鉄道模型ショップ「ポポンデッタ」のスタッフブログ「ポポンデッタ商品部NEWS」に、鉄道模型メーカー「KATO(カトー)2010年6月の新製品情報が掲載されました。


(Nゲージ新製品)

・3065-1 EF510 500番台 北斗星色
・10-486 205系埼京線 基本5両セット
・10-487 205系埼京線 増結5両セット
・10-294 205系3100番台 仙石線 シングルアームパンタグラフ4両セット
・8042-1 コキ200 ISOタンクコンテナ積載
・4076-9 200系新幹線(先頭車)222-35鉄道博物館展示車両


(Nゲージ再生産)

・10-278 E2系1000番台はやて 基本4両セット
・10-221 E3系秋田新幹線こまち 6両セット
・3023-1 EF64-1000 一般色
・80461 ヨ5000
・10-565 M250系スーパーレールカーゴ基本(4両)
・10-566 M250系スーパーレールカーゴ増結A(4両)
・10-228 M250系 スーパーレールカーゴ 増結(8両)
・10-594 E231系東海道線・湘南新宿ライン基本セット(4両)
・10-595 E231系東海道線・湘南新宿ライン増結セットA(4両)
・10-596 E231系東海道線・湘南新宿ライン増結セットB(2両)


(HOゲージ再生産)

・1-201 (HO)C56
・1-512 (HO)オハ35茶
・1-514 (HO)オハフ33茶



 今回のポイントは、Nゲージの新製品「EF510 500番台」と、HOゲージの再生産「C56」でしょうね。

 「EF510 500番台」は、JR東日本が「カシオペア」「北斗星」を牽引している「EF81」に代わる新型機関車として製造中の新鋭機です。
 ベースはJR貨物が導入を続けている交直両用の新鋭電気機関車「EF510」で、「500番台」では塗色(カラーリング)や搭載機器が変わるなどの変更があります。
 すでに「カシオペア」や「北斗星」の編成を持っている人は、ぜひ押さえておきたい新製品です。

 HOゲージの「C56」は、今では市場でほとんど見かけない貴重なモデルで、再生産は飛び上がるほど嬉しい!! という人が結構いるものと思います(私もその一人)。
 小型タンク機「C12」にテンダを追加した格好のかわいらしい機関車で、12系を牽かせても良し、旧客を牽かせても良し、混合列車を牽かせても良し……と、これを持っていればずいぶん絵になる機関車でもあります。

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【わたらせ渓谷鐵道】トロッコ列車を指定席化

 下館からはちょっと距離がありますが、群馬・栃木両県を走るわたらせ渓谷鐵道トロッコ列車が、今シーズンの運行から座席指定制になるそうです。

・トロッコ列車を指定席化 わたらせ渓谷鉄道(読売新聞 2010年3月2日 群馬版)
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20100302-OYT8T00015.htm

 このトロッコ列車は、窓ガラスを設置していない車両があり、花見シーズンなど沿線の自然を直に感じながら乗車できるということで人気です。
 開放式の車両なのでさすがに冬期は運行せず、毎年4~11月の間、週末や行楽シーズンに運行しています。

 記事によると、今年の運行が始まる4月3日から座席を指定席化するとのこと。
 ただ、座席予約の電算化はできないので、先着順になること自体は変わりませんが、これまではずっと行列に並んでいなければならなかったことを考えると、一度予約を済ませてしまえば「自由行動」ができるので、楽にはなるでしょう。

 「自由時間」が大幅に増えることを見越して、わたらせ渓谷鐵道連絡協議会に依頼して、トロッコ列車の始発駅・大間々駅周辺の「散策マップ」を制作。
 これには、大間々駅周辺の飲食店の紹介や、トイレの位置を記載するとのこと。


 今回のニュースは、大きな予算をかけずとも今すぐできることをやって、ひとまず乗客の負担を軽減しようということで、なかなか効果的なのではないかと思います。
 ここのトロッコ列車は、近年中に新型車両への置き換えを予定していたと思いますが、車両が新しくなってもこのノウハウは活かせますから、うまく定着すると良いですね。

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【関東鉄道】2010年3月13日(土)常総線ダイヤ改正

 関東鉄道は、2010年3月13日(土)常総線のダイヤ改正を実施します。

 新ダイヤでは、常総線に新たな運行管理システムを導入し、単線区間の交換設備を有する全駅で同時進入が可能となります。

・関東鉄道
 http://www.kantetsu.co.jp/

・【ニュースリリース】常総線ダイヤ改正のお知らせ
 http://www.kantetsu.co.jp/news/100226_traindia/100226_traindia.html


 主な改正ポイントは、次の通りです。


・単線区間の交換設備がある駅では、同時進入が可能に
・日中の取手発の下り列車が15分間隔のパターンダイヤ化(取手 11:15発~ 15:00発)
・下妻 6:55発→下館 7:23着の区間列車を新設
・水海道~取手間で運転本数の調整(一部減便)



 公開された新ダイヤを見てみると……。

 新たな運行管理システム導入により、交換設備を有する駅に上り列車・下り列車が同時進入できるようになることで、一部列車の所要時間が4~5分短くなっています。
 しかし全体で見ると、かえって所要時間が延びている列車もあり、現時点ではあまり大きな時間短縮には結びついていないような印象です。
 大半の列車の所要時間短縮が実現するまでには、もうしばらくかかるということなんでしょう。
 今後の設備投資と次回以降のダイヤ改正に期待したいところです。

 日中の取手発の下り列車が15分間隔でパターン化され、分かりやすくなったというのは目新しいところ。
 また、下館~守谷の区間列車に合わせ、守谷~取手の区間列車の本数も増えています。
 その一方で、取手方の一部列車が整理・統合されています(全体の利便性を損なう感じではありませんが)。日中はだいたい1時間に4本程度、ここに下館方面~守谷の直通列車が割り込む格好で、水海道~守谷間の運転本数はやや多めとなっています。

 取手駅のパターンダイヤ化の一方で、下館方面の日中のダイヤは運転間隔はまちまち。約20分で次の列車が来ることがあれば、その直後の列車は40分以上後になってしまうこともあります。
 この部分の改善は、おそらく今後計画されている増発(下館方の日中の普通列車の運転頻度が現行2本/時→3本/時になる)のタイミングで等間隔になるものと思います。

 朝の下妻 6:55発→下館 7:23着の区間列車新設は、下館方の利用者にとっては「長年の宿願」だったことでもあり、かなりありがたい増便です。
 というのも、朝の水戸線で一番混み合う下館 7:30発の上下列車に乗るためには、従来のダイヤだと下館 7:10着の常総線に乗る必要があり、特に冬期は震えながら下館駅の水戸線ホームで待つ必要がありました。
 下館 7:10着の次の常総線下り列車は、水戸線が出た直後の下館 7:32着という意地悪なダイヤ設定で(苦笑)、下館駅に接近する車窓から小山に向けて走り出した水戸線が見えるという有様。
 「なぜ数分時間調整できないんだろう」と、一利用者として不満に思っていたものでした。

 ちょっとしたことではありますが、沿線住民に使いやすいダイヤ設定を盛り込めるかどうか……ということの繰り返しと積み重ねが、その路線の将来につながっていきます。
 このたった1本の列車新設は、実は結構大きな一歩なのかも知れません。

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【関東鉄道】2並び記念入場券を期間限定で通信販売

 関東鉄道は、平成22年2月22日の日付が印字された「2並び」硬券入場券を期間限定で通信販売すると発表しました。
 販売期間は、2010年2月23日(火)~3月31日(水)

・関東鉄道 公式サイト
 http://www.kantetsu.co.jp/

・同サイト内【ニュースリリース】「平成22年2月22日」の日付入り硬券入場券の期間限定通信発売について
 http://www.kantetsu.co.jp/news/100222_trainticket/100222_trainticket.html

・問い合わせ先
 関東鉄道鉄道部 業務課
 (電話:029-822-3718/平日 8:30~17:30)


 面白いのは、希望する駅名を指定できるということで、何枚でも購入可能です。
 対象となる駅は、常総線・竜ヶ崎線の全駅で、各駅とも入場券は1枚140円。入場券は記念販売用のものなので、実際の入場用としては使用できません。

 購入希望の場合は、80円切手を貼付した返信用封筒を同封のうえ、

・氏名
・住所
・希望する駅名
・希望する枚数

 を明記し(注文書を同封するのが無難でしょう)、
・注文枚数×140円分の郵便小為替を同封するか、
・注文枚数×140円分の現金書留で

 関東鉄道本社宛に郵送してください。

 申込先は、次の通りです。

〒300-8555
茨城県土浦市真鍋 1-10-8
関東鉄道株式会社 鉄道部「2並び入場券」係


 なお、今回の販売はあくまでも通信販売限定で、駅の窓口や、同社オンラインショップ「関鉄Webshop」では取り扱っていないのでご注意くださいとのことです。


 常総線には、戦勝祈願などで知られる「大宝八幡宮」最寄りの「大宝(だいほう)」駅があります。
 ぞろ目が印字された「大宝」駅の記念入場券となれば、受験シーズンには何とも心強い感じがしますので、受験生へのお守りとしても良いのではないかと思います。

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【皆様にお願い】撮影マナーについて

 各種報道でご存じの方が多いと思いますが、JR西日本のお座敷列車「あすか」が2月15日に続き、昨日(2月20日)にも線路に異常接近していた「不審者」によって緊急停止するというトラブルに見舞われました。

 これだけ短期間に、同じ列車が相次ぎ運行を妨害されるというのは、異常事態です。

・お座敷列車目当て「撮り鉄」?また快速止める(2010年2月20日)
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100220-OYT1T00971.htm?from=main1

・暴走鉄道ファン、列車止める…線路脇で撮影(2010年2月15日)
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100214-OYT1T00731.htm?from=nwla


 珍しい列車が走るということで、おそらく遠方から撮影するのを楽しみに沿線に訪れた鉄道ファンも少なくなかったものと思います。
 しかし、その内の一部とはいえ、線路に異常接近して列車の運行を妨げた者がいたということは、痛恨の極みとしか言いようがありません。

 しかも、2月15日は2回も緊急停止を余儀なくされたばかりでなく、職員や警察官の「説得」にもなかなか応じようとしなかった不届き者までいたそうです。
 その間、列車は身動きが取れなかったため、当該列車のみならず、他の列車にも遅延や運休という甚大な影響を及ぼすことになりました。



 列車の安全運行を妨げるのは、明白な犯罪行為です。

 線路内への立ち入り、線路への異常接近などがあれば、運転士は危険と判断して列車を緊急停止させます。
 「他人より良い写真を撮りたかった」
 「自分は安全だと思った」

 このような身勝手な理由は、一切許容されません。

 鉄道ファンであれば、絶対に列車の安全運行を妨げたり、鉄道会社や沿線の皆さんに迷惑をかけてはいけません。
 今一度、ご自身の普段の趣味活動に問題がなかったかどうか再点検をお願いすると共に、周囲に問題行動をしている人がいないかどうかのご確認と、そのような人への注意喚起をお願いできればと思います。


 実は、真岡鐵道でも線路への異常接近を行っている人をたびたび見受けます。
 特に、「SLもおか」号がヘッドマークを掲げて走るときや、重連運転を行うときには、こうした危険行為をしている人が続出します。
 くどいようですが、たとえご自分が危険はないだろうと思っても「線路からは離れる」ことを徹底してください。
 また、駅から離れた撮影スポットでよく見かけることですが、田畑や余所様の土地に無断進入しないよう、十二分にご注意ください。


 「あすか」のような不届き者が続出すれば、鉄道会社はイベント列車の運行を取りやめる方向にシフトしかねません。
 今後も末永く鉄道を趣味として続けていけるようにするためにも、お一人お一人の心がけが極めて重要になります。

 鉄道を愛する者の一人として、皆様のご理解とご協力をお願いできればと切にお願い申し上げる次第です。

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プロフィール

HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
 「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
 しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
 公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!

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