下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【関東鉄道】下館駅の「キハ5001」
2009年にデビューした関東鉄道常総線の新型車両「キハ5000形」。
基本的には前の「キハ2400形」の3次車(キハ2405・2406)に準じた仕様ですが、塗色が変わり、エンジンがコモンレール式の環境負荷対応型となったほか、関鉄の車両としては初めて排気ブレーキ(エンジンブレーキ)を採用しています。
シートの配色も変わり、一般席が「青」、優先席が「赤」と、これまでの車両とは逆になっています。
シートの座り心地はとても良く、オールロングシート車ではありますが、快適な車両です。
2010年6月5日(土)夕方、我が家の怪獣軍団(注:子ども達)を連れて黒子駅まで常総線に乗ろうと下館駅で待っていると、5番ホームにやって来たのは「キハ5001」でした。
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▲ 下館駅5番線に停車中のキハ5001(クリックすると拡大画像を表示します)。
昨年の甲種輸送の際に下館駅での転線作業を見物し、試乗イベントでも乗車した、我が家にとっては何かと縁がある車両です。
夕方ということと曇っていたということもあって、車体の「白」の部分がずいぶん沈んだ色彩に見えるな……と思い近寄ってみると、どうも洗車から日が経っているような感じの汚れが目立ちました。
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▲ キハ5000形の「白」はかなり鮮やかな色彩なので、どうしても汚れが目立ってしまいます……(クリックすると拡大画像を表示します)。
列車は定期的に洗車している筈なので、この状態がいつまでも続くわけではないのですが、ちょっと気になってしまいました。
ちょっとしたことではあるのですが、掃除が行き届いているかどうかは、乗客、特にたまにしか利用しない人の心証に大きく影響することがあります。
今はどこの地方鉄道も厳しい状況下にあって、なかなか清掃まで手が回らないというのが実情だろうと思います。
後は工夫次第ということなんでしょうけれども、沿線の皆さんや愛好家団体にボランティアで清掃を依頼する(あるいは、沿線や愛好者団体から鉄道会社に提案する)ことで、人手と資金の問題を解決するというのも一手かな……と思ったりしています。
ともあれ、この日乗車した「キハ5001」はいつものように良い走りで、減速時の排気ブレーキも快調に作動していました。
この日はほんの2駅だけの乗車でしたが、子ども達にはちょうど良いお手軽レジャーのようで、おそらく毎週土曜日はこうして2駅乗車するようになると思います。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
基本的には前の「キハ2400形」の3次車(キハ2405・2406)に準じた仕様ですが、塗色が変わり、エンジンがコモンレール式の環境負荷対応型となったほか、関鉄の車両としては初めて排気ブレーキ(エンジンブレーキ)を採用しています。
シートの配色も変わり、一般席が「青」、優先席が「赤」と、これまでの車両とは逆になっています。
シートの座り心地はとても良く、オールロングシート車ではありますが、快適な車両です。
2010年6月5日(土)夕方、我が家の怪獣軍団(注:子ども達)を連れて黒子駅まで常総線に乗ろうと下館駅で待っていると、5番ホームにやって来たのは「キハ5001」でした。
▲ 下館駅5番線に停車中のキハ5001(クリックすると拡大画像を表示します)。
昨年の甲種輸送の際に下館駅での転線作業を見物し、試乗イベントでも乗車した、我が家にとっては何かと縁がある車両です。
夕方ということと曇っていたということもあって、車体の「白」の部分がずいぶん沈んだ色彩に見えるな……と思い近寄ってみると、どうも洗車から日が経っているような感じの汚れが目立ちました。
▲ キハ5000形の「白」はかなり鮮やかな色彩なので、どうしても汚れが目立ってしまいます……(クリックすると拡大画像を表示します)。
列車は定期的に洗車している筈なので、この状態がいつまでも続くわけではないのですが、ちょっと気になってしまいました。
ちょっとしたことではあるのですが、掃除が行き届いているかどうかは、乗客、特にたまにしか利用しない人の心証に大きく影響することがあります。
今はどこの地方鉄道も厳しい状況下にあって、なかなか清掃まで手が回らないというのが実情だろうと思います。
後は工夫次第ということなんでしょうけれども、沿線の皆さんや愛好家団体にボランティアで清掃を依頼する(あるいは、沿線や愛好者団体から鉄道会社に提案する)ことで、人手と資金の問題を解決するというのも一手かな……と思ったりしています。
ともあれ、この日乗車した「キハ5001」はいつものように良い走りで、減速時の排気ブレーキも快調に作動していました。
この日はほんの2駅だけの乗車でしたが、子ども達にはちょうど良いお手軽レジャーのようで、おそらく毎週土曜日はこうして2駅乗車するようになると思います。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
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【運転会告知】アルテリオ2010年6月定例運転会
- 2010/06/09 (Wed)
- 運転会開催のお知らせ |
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2010年6月の定例運転会のお知らせです。
ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。
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▲ こちらは5月の定例運転会の模様です(画像をクリックすると、拡大画像を表示できます)。
【開催予定】
・開 催:2010年6月19日(土)18:00~6月20日(日)16:00(以後、17:00まで撤収作業)
・会 場:しもだて地域交流センター「アルテリオ」2F「研修室」(茨城県筑西市)
http://www.city.chikusei.lg.jp/kurashi/shisetsu/shisetsu/kouryu/kouryu.html
・設営&試走:2010年6月19日(土)18:00~
・夕食懇親会:2010年6月19日(土)21:00頃から
・運転会本番:2010年6月20日(日) 9:00~16:00
・備考1:HOゲージ・Nゲージの周回コースを設置予定です
・備考2:前日設営のみ、運転会本番のみの参加も可能です
・備考3:運転会当日はギャラリーが見物に来ます
・備考4:ご参加の場合、会場費について若干ご支援いただけますと幸いです^^;
【集合】
・前日設営からご参加の場合
……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車後、18:00に2F受付前で集合
……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)
今回の会場は、「アルテリオ」2F「研修室」です。
なお、6月20日(日)の午前中は、私(NAL)が不在となります(怪獣軍団絡みの用があるため)。
参加ご希望の方は、人数把握の都合上、6月17日(木)までにお申し出くださいますようお願いします。
【6月19日・朝~夕方/自由行動】
・真岡鐵道「SLもおか号」
……3両の客車が「車検」中のため、運休中です。
・「とばのえステーションギャラリー」見物
……下館から関東鉄道常総線で3駅めの「騰波ノ江(とばのえ)」駅の駅舎内で実施
……開催時間は、15日・16日とも9:00~16:00
……入場無料/レイアウトで運転する場合は10分150円(車両の持ち込みも可)
【6月19日・夜/設営、オフ会】
・オフ会
……1日目の運転会終了後、下館駅周辺(たぶん「フライングガーデン」)で開催
【6月20日・朝~夕方/運転会】
・運転会
……会場は17:00まで押さえてありますが、ラスト1時間は撤収作業です
・真岡鐵道(真岡市公式サイト内)
http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/
・道の駅もてぎ もてぎプラザ
http://www.motegiplaza.com/
・とばのえステーションギャラリー
http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html
(ちょこっと宿泊案内)
・「ホテル新東」
http://www.hotel-shinto.co.jp/
・「ホテル ルートイン下館」
http://www.route-inn.co.jp/search/hotel/index.php?hotel_id=529
ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。
▲ こちらは5月の定例運転会の模様です(画像をクリックすると、拡大画像を表示できます)。
【開催予定】
・開 催:2010年6月19日(土)18:00~6月20日(日)16:00(以後、17:00まで撤収作業)
・会 場:しもだて地域交流センター「アルテリオ」2F「研修室」(茨城県筑西市)
http://www.city.chikusei.lg.jp/kurashi/shisetsu/shisetsu/kouryu/kouryu.html
・設営&試走:2010年6月19日(土)18:00~
・夕食懇親会:2010年6月19日(土)21:00頃から
・運転会本番:2010年6月20日(日) 9:00~16:00
・備考1:HOゲージ・Nゲージの周回コースを設置予定です
・備考2:前日設営のみ、運転会本番のみの参加も可能です
・備考3:運転会当日はギャラリーが見物に来ます
・備考4:ご参加の場合、会場費について若干ご支援いただけますと幸いです^^;
【集合】
・前日設営からご参加の場合
……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車後、18:00に2F受付前で集合
……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)
今回の会場は、「アルテリオ」2F「研修室」です。
なお、6月20日(日)の午前中は、私(NAL)が不在となります(怪獣軍団絡みの用があるため)。
参加ご希望の方は、人数把握の都合上、6月17日(木)までにお申し出くださいますようお願いします。
【6月19日・朝~夕方/自由行動】
・真岡鐵道「SLもおか号」
……3両の客車が「車検」中のため、運休中です。
・「とばのえステーションギャラリー」見物
……下館から関東鉄道常総線で3駅めの「騰波ノ江(とばのえ)」駅の駅舎内で実施
……開催時間は、15日・16日とも9:00~16:00
……入場無料/レイアウトで運転する場合は10分150円(車両の持ち込みも可)
【6月19日・夜/設営、オフ会】
・オフ会
……1日目の運転会終了後、下館駅周辺(たぶん「フライングガーデン」)で開催
【6月20日・朝~夕方/運転会】
・運転会
……会場は17:00まで押さえてありますが、ラスト1時間は撤収作業です
・真岡鐵道(真岡市公式サイト内)
http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/
・道の駅もてぎ もてぎプラザ
http://www.motegiplaza.com/
・とばのえステーションギャラリー
http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html
(ちょこっと宿泊案内)
・「ホテル新東」
http://www.hotel-shinto.co.jp/
・「ホテル ルートイン下館」
http://www.route-inn.co.jp/search/hotel/index.php?hotel_id=529
【関東鉄道】老兵健在!! 朱色の「キハ101」
一昨日(6月7日)の正午頃、下館駅の常総線ホームに朱色の車体が見えたので、ちょっと寄り道。
「首都圏色」に塗られた「キハ101」です。
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▲ 下館駅の6番線に停車中の「キハ101」(クリックすると画像を拡大できます)。元国鉄の「キハ30」は関鉄では「キハ300形」となり、それをワンマン改造したのが「キハ100形」です。
「キハ101」は、元「キハ30」の「キハ300形」をワンマン改造した「キハ100形」の内の1両。
一時期は4両にまで増えた「キハ100形」でしたが、新型の両運転台・ワンマン車「キハ2200形」「キハ2400形」の増備が進む過程で、2両は任を解かれて「キハ300形」に戻され、現在は残る2両「キハ101」「キハ102」のみが使用されています。
「キハ101」は首都圏色に、「キハ102」は旧・常総筑波鉄道時代の塗色(国鉄の旧気動車色/スカ色と同様)に塗られています。
昨年、新型「キハ5000形」が2両導入され、今後も増備が行われる筈なので、私見ですがそろそろ「キハ100形」はお役ご免になるのではないか……と思えます。
引退が決まってから大慌てするのではなく、日頃から撮影したり乗車しておくと良いでしょうね。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
「首都圏色」に塗られた「キハ101」です。
▲ 下館駅の6番線に停車中の「キハ101」(クリックすると画像を拡大できます)。元国鉄の「キハ30」は関鉄では「キハ300形」となり、それをワンマン改造したのが「キハ100形」です。
「キハ101」は、元「キハ30」の「キハ300形」をワンマン改造した「キハ100形」の内の1両。
一時期は4両にまで増えた「キハ100形」でしたが、新型の両運転台・ワンマン車「キハ2200形」「キハ2400形」の増備が進む過程で、2両は任を解かれて「キハ300形」に戻され、現在は残る2両「キハ101」「キハ102」のみが使用されています。
「キハ101」は首都圏色に、「キハ102」は旧・常総筑波鉄道時代の塗色(国鉄の旧気動車色/スカ色と同様)に塗られています。
昨年、新型「キハ5000形」が2両導入され、今後も増備が行われる筈なので、私見ですがそろそろ「キハ100形」はお役ご免になるのではないか……と思えます。
引退が決まってから大慌てするのではなく、日頃から撮影したり乗車しておくと良いでしょうね。
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【KATO】2010年9月の新製品/再生産情報
- 2010/06/07 (Mon)
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鉄道模型通販ショップ「壱番館」の新製品紹介ブログ「壱番館スタッフblog」で、「KATO」の2010年9月新製品情報が掲載されています。
・カトーの9月発売予定の新製品と再生産品の早期ご予約開始です。(「壱番館スタッフblog」 2010年6月5日)
http://d.hatena.ne.jp/ichibankan/20100605/1275707757
新製品は、次の通り。
・7010-1 DD54 ブルートレイン牽引機
・7009-1 DF50 四国形
・10-493 205系1200番台 南武線シングルアームパンタ 6両セット
・14-802-1 富山市内電車環状線9000形 セントラム 白
・14-802-2 富山市内電車環状線9000形 セントラム 銀
・14-802-3 富山市内電車環状線9000形 セントラム 黒
待望の新製品「DD54」が9月発売となります。
実車同様、「B-1-B」の軸は壱をしっかり再現。動力関連は最新仕様での製品化となり、牽引力も期待できます
「DF50」は、「四国形」が発売となります。
富山の市内環状線「セントラム」は、3色揃っての製品化です。
昨年末に発売となった、富山ライトレール「ポートラム」と同じ仕様での製品化ですので、大いに期待できますね。
続いて、2010年9月の再生産情報。
・3060-1 EF65 500 (P形)
・10-366 20系 特急形寝台客車 7両基本セット
・5086-1 ナロネ21
・5087-1 ナハネ20
・5133-1 スハ43 茶
・5133-2 スハ43 ブルー
・5134-1 スハフ42 茶
・5134-2 スハフ42 ブルー
・5135-1 オハ47 茶
・5135-2 オハ47 ブルー
・10-222 E3系1000番台 山形新幹線「つばさ」7両セット
・10-222 485系初期形「雷鳥」8両基本セット
・10-223 485系初期形「雷鳥」4両増結セット
・10-555 683系「サンダーバード」6両基本セット
・10-556 683系「サンダーバード」3両増結セット
・10-821 E259系 成田エクスプレス 6両セット
・8014 コキ5500
・8024 ワキ8000
「20系」客車の再選産は、「DD54」発売に合わせたもので、これで寝台特急「出雲」を組成できますよ~ということでしょう。
「EF65 500番台 P形」の再生産も同様で、往年の「出雲」を再現できます。
「43系」客車は、「DF50 四国形」の発売を念頭に置いたものだろうと思います。
もっとも、旧型客車(旧客)はいろんな機関車に牽引されていましたから、「DD54」に牽引させても良いでしょうし、蒸気機関車に牽引させても良いと思います(実際にはなかった組み合わせを楽しむのも良いと思います)。
・カトーの9月発売予定の新製品と再生産品の早期ご予約開始です。(「壱番館スタッフblog」 2010年6月5日)
http://d.hatena.ne.jp/ichibankan/20100605/1275707757
新製品は、次の通り。
・7010-1 DD54 ブルートレイン牽引機
・7009-1 DF50 四国形
・10-493 205系1200番台 南武線シングルアームパンタ 6両セット
・14-802-1 富山市内電車環状線9000形 セントラム 白
・14-802-2 富山市内電車環状線9000形 セントラム 銀
・14-802-3 富山市内電車環状線9000形 セントラム 黒
待望の新製品「DD54」が9月発売となります。
実車同様、「B-1-B」の軸は壱をしっかり再現。動力関連は最新仕様での製品化となり、牽引力も期待できます
「DF50」は、「四国形」が発売となります。
富山の市内環状線「セントラム」は、3色揃っての製品化です。
昨年末に発売となった、富山ライトレール「ポートラム」と同じ仕様での製品化ですので、大いに期待できますね。
続いて、2010年9月の再生産情報。
・3060-1 EF65 500 (P形)
・10-366 20系 特急形寝台客車 7両基本セット
・5086-1 ナロネ21
・5087-1 ナハネ20
・5133-1 スハ43 茶
・5133-2 スハ43 ブルー
・5134-1 スハフ42 茶
・5134-2 スハフ42 ブルー
・5135-1 オハ47 茶
・5135-2 オハ47 ブルー
・10-222 E3系1000番台 山形新幹線「つばさ」7両セット
・10-222 485系初期形「雷鳥」8両基本セット
・10-223 485系初期形「雷鳥」4両増結セット
・10-555 683系「サンダーバード」6両基本セット
・10-556 683系「サンダーバード」3両増結セット
・10-821 E259系 成田エクスプレス 6両セット
・8014 コキ5500
・8024 ワキ8000
「20系」客車の再選産は、「DD54」発売に合わせたもので、これで寝台特急「出雲」を組成できますよ~ということでしょう。
「EF65 500番台 P形」の再生産も同様で、往年の「出雲」を再現できます。
「43系」客車は、「DF50 四国形」の発売を念頭に置いたものだろうと思います。
もっとも、旧型客車(旧客)はいろんな機関車に牽引されていましたから、「DD54」に牽引させても良いでしょうし、蒸気機関車に牽引させても良いと思います(実際にはなかった組み合わせを楽しむのも良いと思います)。
【ひたちなか海浜鉄道】平成21年度決算を発表
- 2010/06/07 (Mon)
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第三セクター鉄道への転換後、今年で3年目に入った「ひたちなか海浜鉄道」。
同鉄道は2010年6月3日、転換2年目であった平成21年度(2009年度)の決算を発表しました。

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
▲ ひたちなか海浜鉄道の車両達(クリックすると拡大画像を表示できます)。左は「キハ205」、中は「キハ223」と「キハ3710形」、右は「ミキ300-103」。いずれも2009年8月30日、那珂湊駅で撮影。
転換1年目の平成20年度/2008年度に比べると、営業収入は約300万円増加して約2.33億円(前年比:101%)、輸送人員は約1.9万人増加して773,804人(前年比:102.5%)でした。
・ひたちなか海浜鉄道 実質収支は改善(MSN産経 2010年6月4日)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/100604/ibr1006041210001-n1.htm
・「H21損益計算書」(ひたちなか海浜鉄道 プレスリリース内 2010年6月3日)
http://www.hitachinaka-rail.co.jp/htdocs/index.php?action=cabinet_action_main_download&block_id=42&room_id=1&cabinet_id=1&file_id=76&upload_id=473
・「H21決算概略」(ひたちなか海浜鉄道 プレスリリース内 2010年6月3日)
http://www.hitachinaka-rail.co.jp/htdocs/index.php?action=cabinet_action_main_download&block_id=42&room_id=1&cabinet_id=1&file_id=77&upload_id=474
・「H21賃借対照表」(ひたちなか海浜鉄道 プレスリリース内 2010年6月3日)
http://www.hitachinaka-rail.co.jp/htdocs/index.php?action=cabinet_action_main_download&block_id=42&room_id=1&cabinet_id=1&file_id=75&upload_id=472
もう少し細かく見てみると……。
まず輸送人員は、
・通勤定期……2008年度:127,320人→2009年度:124,320人/前年比:97.6%
・通学定期……2008年度:291,000人→2009年度:303,480人/前年比:104.3%
・定期合計……2008年度:418,320人→2009年度:427,800人/前年比:102.8%
景気低迷の影響もあって、通勤定期は微減しています。
一方、割引率が高い「年間定期券」を発売した結果、通学定期客は増加に転じています。
健闘しているのは定期外の利用で、
・定期外……2008年度:336,543人→2009年度:346,004人/前年比:102.5%
沿線での各種イベント実施、バスツアー誘致、阿字ヶ浦駅~国営ひたち海浜公園を結ぶシャトルバスの運行などの効果もあって、しっかり約1.9万人増加しています。
営業収入については、
・通勤定期……2008年度:2,639万円→2009年度:2,514.1万円/前年比:95.3%
・通学定期……2008年度:5,129.3万円→2009年度:4,775.8万円/前年比:93.1%
・定期合計……2008年度:7,768.3万円→2009年度:7,289.9万円/前年比:93.8%
輸送人員では増加していた通学定期ですが、「年間定期券」の割引率が大きいため、収入としては減少に転じています(一種の「薄利多売」ですね)。
輸送人員が増えていた定期外利用については、
・定期外……2008年度:9,961.3万円→2009年度:9,974.5万円/前年比:100.1%
……と、人数ほどには収入が増えていません。
増収に貢献しているのは「運輸雑収」(鉄道グッズや駅猫グッズ販売など)で、
・定期外……2008年度:5,339.2万円→2009年度:6,036.2万円/前年比:113.1%
ここで約700万円増収している分で、定期券の減収をカバーしきっています。
一方、「経費」にあたる営業費については、
・2008年度:2億6,728万円
・2009年度:2億7,065万円
・前年比:337.2万円増加
と、前年より増加していますが、これは、
・21年度から固定資産税を計上した(1,191万円)
・輸送力増強のための設備投資として、「金上(かねあげ)」駅に交換設備を新設する付帯工事費用などを計上した(約500万円)
・社内の人員体制を強化するため、人件費が増加
しているためで、実質的な収支については改善傾向にあると見て良いと思います。
転換前からの念願でもある「金上」駅の交換設備が使用可能となれば、列車の増発による運行頻度の改善が行えるため、利便性の向上が図れます。
朝夕ラッシュ時の運転本数が増え、乗車機会が増えるということは、通勤通学利用の増加(あるいは減少傾向の鈍化)になりますし、週末や休日の運行頻度が改善することは観光利用増加を後押しすることになります。
那珂湊の魚市場を訪問する際など、いつもクルマではなく、たまには湊線もご利用くださいね~。
★2010年6月9日(水)補記
「営業費」について記載に誤りがありましたので、以下の通り訂正を行いました。
・誤……前年比:3,372万円増加
・正……前年比:337.2万円増加
なんと、「ひたちなか海浜鉄道」の吉田社長から直々にご指摘をいただきました(ご覧くださいましてありがとうございます)。
リリース資料では金額の単位が「千円」となっているのを、当方が「万円」に変更して記事化しているのですが、この部分のみ元の「3,372千円」の「千」の部分だけ「万」に変えて、コンマの位置を変えていなかったミスでした……。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
同鉄道は2010年6月3日、転換2年目であった平成21年度(2009年度)の決算を発表しました。
▲ ひたちなか海浜鉄道の車両達(クリックすると拡大画像を表示できます)。左は「キハ205」、中は「キハ223」と「キハ3710形」、右は「ミキ300-103」。いずれも2009年8月30日、那珂湊駅で撮影。
転換1年目の平成20年度/2008年度に比べると、営業収入は約300万円増加して約2.33億円(前年比:101%)、輸送人員は約1.9万人増加して773,804人(前年比:102.5%)でした。
・ひたちなか海浜鉄道 実質収支は改善(MSN産経 2010年6月4日)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/100604/ibr1006041210001-n1.htm
・「H21損益計算書」(ひたちなか海浜鉄道 プレスリリース内 2010年6月3日)
http://www.hitachinaka-rail.co.jp/htdocs/index.php?action=cabinet_action_main_download&block_id=42&room_id=1&cabinet_id=1&file_id=76&upload_id=473
・「H21決算概略」(ひたちなか海浜鉄道 プレスリリース内 2010年6月3日)
http://www.hitachinaka-rail.co.jp/htdocs/index.php?action=cabinet_action_main_download&block_id=42&room_id=1&cabinet_id=1&file_id=77&upload_id=474
・「H21賃借対照表」(ひたちなか海浜鉄道 プレスリリース内 2010年6月3日)
http://www.hitachinaka-rail.co.jp/htdocs/index.php?action=cabinet_action_main_download&block_id=42&room_id=1&cabinet_id=1&file_id=75&upload_id=472
もう少し細かく見てみると……。
まず輸送人員は、
・通勤定期……2008年度:127,320人→2009年度:124,320人/前年比:97.6%
・通学定期……2008年度:291,000人→2009年度:303,480人/前年比:104.3%
・定期合計……2008年度:418,320人→2009年度:427,800人/前年比:102.8%
景気低迷の影響もあって、通勤定期は微減しています。
一方、割引率が高い「年間定期券」を発売した結果、通学定期客は増加に転じています。
健闘しているのは定期外の利用で、
・定期外……2008年度:336,543人→2009年度:346,004人/前年比:102.5%
沿線での各種イベント実施、バスツアー誘致、阿字ヶ浦駅~国営ひたち海浜公園を結ぶシャトルバスの運行などの効果もあって、しっかり約1.9万人増加しています。
営業収入については、
・通勤定期……2008年度:2,639万円→2009年度:2,514.1万円/前年比:95.3%
・通学定期……2008年度:5,129.3万円→2009年度:4,775.8万円/前年比:93.1%
・定期合計……2008年度:7,768.3万円→2009年度:7,289.9万円/前年比:93.8%
輸送人員では増加していた通学定期ですが、「年間定期券」の割引率が大きいため、収入としては減少に転じています(一種の「薄利多売」ですね)。
輸送人員が増えていた定期外利用については、
・定期外……2008年度:9,961.3万円→2009年度:9,974.5万円/前年比:100.1%
……と、人数ほどには収入が増えていません。
増収に貢献しているのは「運輸雑収」(鉄道グッズや駅猫グッズ販売など)で、
・定期外……2008年度:5,339.2万円→2009年度:6,036.2万円/前年比:113.1%
ここで約700万円増収している分で、定期券の減収をカバーしきっています。
一方、「経費」にあたる営業費については、
・2008年度:2億6,728万円
・2009年度:2億7,065万円
・前年比:337.2万円増加
と、前年より増加していますが、これは、
・21年度から固定資産税を計上した(1,191万円)
・輸送力増強のための設備投資として、「金上(かねあげ)」駅に交換設備を新設する付帯工事費用などを計上した(約500万円)
・社内の人員体制を強化するため、人件費が増加
しているためで、実質的な収支については改善傾向にあると見て良いと思います。
転換前からの念願でもある「金上」駅の交換設備が使用可能となれば、列車の増発による運行頻度の改善が行えるため、利便性の向上が図れます。
朝夕ラッシュ時の運転本数が増え、乗車機会が増えるということは、通勤通学利用の増加(あるいは減少傾向の鈍化)になりますし、週末や休日の運行頻度が改善することは観光利用増加を後押しすることになります。
那珂湊の魚市場を訪問する際など、いつもクルマではなく、たまには湊線もご利用くださいね~。
★2010年6月9日(水)補記
「営業費」について記載に誤りがありましたので、以下の通り訂正を行いました。
・誤……前年比:3,372万円増加
・正……前年比:337.2万円増加
なんと、「ひたちなか海浜鉄道」の吉田社長から直々にご指摘をいただきました(ご覧くださいましてありがとうございます)。
リリース資料では金額の単位が「千円」となっているのを、当方が「万円」に変更して記事化しているのですが、この部分のみ元の「3,372千円」の「千」の部分だけ「万」に変えて、コンマの位置を変えていなかったミスでした……。
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【JR東日本】新型リゾートトレイン登場
- 2010/06/07 (Mon)
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JR東日本が製造を行っていた新型リゾートトレインの第1弾が、製造元の東急車輌から長野へと「甲種輸送」されました。
大糸線用の2両編成と思われます。
・新形リゾートトレインが東急車輌から出場(月刊「鉄道ファン」誌サイト「railf.jp」 2010年6月3日)
http://railf.jp/news/2010/06/04/092000.html
この車両は、小海線に投入されたハイブリッド気動車「キハE200系」の足回りに、リゾート列車にふさわしい車体を載せたような車両です。
今後は、津軽線・大湊線用に4両、五能線用に4両(既存の「リゾートしらかみ」1編成の置き換え用)が製造予定です。
ちなみに、JR東日本が発表した新型リゾートトレインの概要は、こちらをご参照ください。
・「ハイブリッドシステムを搭載した新型リゾートトレインを導入!」(JR東日本 2009年2月3日)
http://www.jreast.co.jp/press/2008/20090113.pdf
上記「railf.jp」の掲載画像を見ると、パッと見は特急形車両のような風体ですね。
これは私見ですが、ぜひこの車両をベースとして、非電化路線の速達列車(特急や急行、快速など)用の車両を製造してほしいものだと思っています。
これはもちろん、単に「造ればよい」というわけではありませんし、速達列車を運行したとしても効果が薄い路線もありますので、十分な検討は必要だと思いますし、沿線自治体などの協力も必要になりますが……。
「ローカル線だから普通列車だけでいいや」という消極論や、「どうせ乗らないだろう」という悲観論では何も変わりません。
地方路線の活性化、ひいてはその路線沿線地域の活性化のためにも、積極的な利便性・速達性の向上を進めてもらいたいものだと考えています。
茨城県内では、水郡線の活性化のためにはこうした列車の投入も一助となるのではないかと思っています。
(普通列車は新鋭「キハE130系」の導入でかなりサービス向上が図れているのですが、速達列車の設定はない状態なので……)
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
大糸線用の2両編成と思われます。
・新形リゾートトレインが東急車輌から出場(月刊「鉄道ファン」誌サイト「railf.jp」 2010年6月3日)
http://railf.jp/news/2010/06/04/092000.html
この車両は、小海線に投入されたハイブリッド気動車「キハE200系」の足回りに、リゾート列車にふさわしい車体を載せたような車両です。
今後は、津軽線・大湊線用に4両、五能線用に4両(既存の「リゾートしらかみ」1編成の置き換え用)が製造予定です。
ちなみに、JR東日本が発表した新型リゾートトレインの概要は、こちらをご参照ください。
・「ハイブリッドシステムを搭載した新型リゾートトレインを導入!」(JR東日本 2009年2月3日)
http://www.jreast.co.jp/press/2008/20090113.pdf
上記「railf.jp」の掲載画像を見ると、パッと見は特急形車両のような風体ですね。
これは私見ですが、ぜひこの車両をベースとして、非電化路線の速達列車(特急や急行、快速など)用の車両を製造してほしいものだと思っています。
これはもちろん、単に「造ればよい」というわけではありませんし、速達列車を運行したとしても効果が薄い路線もありますので、十分な検討は必要だと思いますし、沿線自治体などの協力も必要になりますが……。
「ローカル線だから普通列車だけでいいや」という消極論や、「どうせ乗らないだろう」という悲観論では何も変わりません。
地方路線の活性化、ひいてはその路線沿線地域の活性化のためにも、積極的な利便性・速達性の向上を進めてもらいたいものだと考えています。
茨城県内では、水郡線の活性化のためにはこうした列車の投入も一助となるのではないかと思っています。
(普通列車は新鋭「キハE130系」の導入でかなりサービス向上が図れているのですが、速達列車の設定はない状態なので……)
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【長野電鉄】初代「成田エクスプレス」を湯田中特急用に2編成導入
- 2010/06/05 (Sat)
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初代「成田エクスプレス」用の車両として活躍してきた「253系」。
後継となる「E259系」の製造が進み、初代車両は次々に任を解かれ、長野へと回送されていきました。
現在最後の1本が営業運転を行っていますが、それも2010年6月30日まで。この日をもって「成田エクスプレス」から「引退」となります。
長野に回送された253系は、廃車が前提なのか、それともJR東日本のより古い車両(「185系」とか)の置き換え用として転用するのか……など、ファンの間でもいろいろな憶測が飛び交っていたのですが……。
このたび、思わぬ形で「第二の人生」をスタートする車両があることが分かりました。
なんと、長野電鉄が特急用に3両編成×2本を導入するというのです。
・成田エクスプレス NEX信濃路へ 来春、長野電鉄がロマンスカーなどに続き中古車両導入(読売新聞 2010年6月5日)
http://otona.yomiuri.co.jp/trip/railnews/100605tt02.htm
・長野電鉄がJR東日本253系を導入(月刊「鉄道ファン」誌サイト「railf.jp」 2010年6月4日)
http://railf.jp/news/2010/06/04/091900.html
・253系初代N'EXは長野電鉄に。(「編集長敬白」 2010年6月4日)
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2010/06/253nex.html
長野電鉄への導入にあたってはワンマン運転対応改造工事を行い、2011年春から長野~湯田中間の特急用として再デビューする予定だそうです。
長野電鉄の特急といえば、なんと50年もの長きに渡って活躍を続けている自社オリジナル車両「2000系」と、元・小田急電鉄の「10000形」を短編成化した「1000形」の2形式が走っています。
現役にとどまっている「2000系」も遠くない内に「1000形」で置き換えるのだろう……と思っていたのですが、思わぬ大抜擢が待っていました。
上記「編集長敬白」にもあるように、おそらく来春以降は「1000形」と「253系」が特急運用に就き、古豪「2000系」は引退するか予備車として待機するかのどちらかになるでしょう。
長野電鉄に3編成×2本が渡ることになった「253系」。
残る他の車両達はこのまま廃車となってしまうのか、それともより古い他の形式を置き換えることになるのか。
JR東日本にも「185系」や「189系」などの古い特急形電車が残っていますし、同じ長野といえば「しなの鉄道」の「169系」も以前から置き換えの話が持ち上がっています。
もしかすると、今後も思わぬサプライズ発表があるのかも知れませんね。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
後継となる「E259系」の製造が進み、初代車両は次々に任を解かれ、長野へと回送されていきました。
現在最後の1本が営業運転を行っていますが、それも2010年6月30日まで。この日をもって「成田エクスプレス」から「引退」となります。
長野に回送された253系は、廃車が前提なのか、それともJR東日本のより古い車両(「185系」とか)の置き換え用として転用するのか……など、ファンの間でもいろいろな憶測が飛び交っていたのですが……。
このたび、思わぬ形で「第二の人生」をスタートする車両があることが分かりました。
なんと、長野電鉄が特急用に3両編成×2本を導入するというのです。
・成田エクスプレス NEX信濃路へ 来春、長野電鉄がロマンスカーなどに続き中古車両導入(読売新聞 2010年6月5日)
http://otona.yomiuri.co.jp/trip/railnews/100605tt02.htm
・長野電鉄がJR東日本253系を導入(月刊「鉄道ファン」誌サイト「railf.jp」 2010年6月4日)
http://railf.jp/news/2010/06/04/091900.html
・253系初代N'EXは長野電鉄に。(「編集長敬白」 2010年6月4日)
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2010/06/253nex.html
長野電鉄への導入にあたってはワンマン運転対応改造工事を行い、2011年春から長野~湯田中間の特急用として再デビューする予定だそうです。
長野電鉄の特急といえば、なんと50年もの長きに渡って活躍を続けている自社オリジナル車両「2000系」と、元・小田急電鉄の「10000形」を短編成化した「1000形」の2形式が走っています。
現役にとどまっている「2000系」も遠くない内に「1000形」で置き換えるのだろう……と思っていたのですが、思わぬ大抜擢が待っていました。
上記「編集長敬白」にもあるように、おそらく来春以降は「1000形」と「253系」が特急運用に就き、古豪「2000系」は引退するか予備車として待機するかのどちらかになるでしょう。
長野電鉄に3編成×2本が渡ることになった「253系」。
残る他の車両達はこのまま廃車となってしまうのか、それともより古い他の形式を置き換えることになるのか。
JR東日本にも「185系」や「189系」などの古い特急形電車が残っていますし、同じ長野といえば「しなの鉄道」の「169系」も以前から置き換えの話が持ち上がっています。
もしかすると、今後も思わぬサプライズ発表があるのかも知れませんね。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
【レポート】2010年5月定例運転会(2日目)
2010年5月15日(土)~16日(日)は、毎月恒例の「アルテリオ定例運転会」でした。
というわけで、すっかり遅れてしまいましたが、先日掲載したレポート(その1)に続き、運転会本番だった5月16日(日)の模様を、動画の紹介をメインにどうぞ。
【5月16日の参加メンバー】
・「駿くんパパ」さん+「駿くん」
・「ソロモンの悪夢」さん
・「たひ」さん
・「ゆうちゃん」さん
・「NAL」(管理人)+怪獣軍団(チビ怪獣&プチ怪獣とヨメ)
■(HOゲージ)トーマス大活躍?
まず、目が動くトーマスの活躍?から。
続いて、ドイツの箱形DL「BR215」「BR218」が牽く2階建て客車。
続いて、アメリカ型の長大貨物です。
日本型車両も走ります。まずは485系。
客車も走ってます。
よく見ると、いろんな貨車が混じってます。
■(Nゲージ)懐かしの旧客(旧型客車)編成も登場
続いて、Nゲージ。
Bトレや、TOMIOXの415系新旧モデル混在編成も走りました。
いかがでしたでしょうか。
常設レイアウトを使っての運転会ではないので、慌ただしい中での開催とはなっていますが、バリエーション豊かな車両で賑わっている様子をお感じになっていただければ幸いです。
2010年6月の定例運転会は、しもだて地域交流センター「アルテリオ」にて、6月19日(土)18:00から前日設営と試運転、6月20日(日)9:00~16:00が運転会本番です。
ご興味のある方はぜひお越しください。
というわけで、すっかり遅れてしまいましたが、先日掲載したレポート(その1)に続き、運転会本番だった5月16日(日)の模様を、動画の紹介をメインにどうぞ。
【5月16日の参加メンバー】
・「駿くんパパ」さん+「駿くん」
・「ソロモンの悪夢」さん
・「たひ」さん
・「ゆうちゃん」さん
・「NAL」(管理人)+怪獣軍団(チビ怪獣&プチ怪獣とヨメ)
■(HOゲージ)トーマス大活躍?
まず、目が動くトーマスの活躍?から。
続いて、ドイツの箱形DL「BR215」「BR218」が牽く2階建て客車。
続いて、アメリカ型の長大貨物です。
日本型車両も走ります。まずは485系。
客車も走ってます。
よく見ると、いろんな貨車が混じってます。
■(Nゲージ)懐かしの旧客(旧型客車)編成も登場
続いて、Nゲージ。
Bトレや、TOMIOXの415系新旧モデル混在編成も走りました。
いかがでしたでしょうか。
常設レイアウトを使っての運転会ではないので、慌ただしい中での開催とはなっていますが、バリエーション豊かな車両で賑わっている様子をお感じになっていただければ幸いです。
2010年6月の定例運転会は、しもだて地域交流センター「アルテリオ」にて、6月19日(土)18:00から前日設営と試運転、6月20日(日)9:00~16:00が運転会本番です。
ご興味のある方はぜひお越しください。
【トミーテック】「ジオラママット」「情景小物」などの新製品情報
- 2010/06/02 (Wed)
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鉄道模型ショップ「ポポンデッタ」のブログ「ポポンデッタ商品部NEWS」にトミーテックが展開する各「コレクション」シリーズの新製品情報が掲載されています。
・TOMYTECコレクションシリーズ新製品情報!(「ポポンデッタ」商品部NEWS)
http://popondetta.com/blog/cat1/tomytec_28.html
前の記事で、2010年9月発売予定で
「国鉄70系 中央西線 4両セット」
「国鉄70系 阪和快速 4両セット」
の2種類が発売となることをご案内しましたが、それに加えて、
「ザ・カーコレクション 基本セットG1」
「情景小物059テント」
「情景小物065ビニールハウス」
「ジオラママットA ~春の水田~」
「ジオラママットB ~秋の畑~」
「DHM-03 電動側面方向幕103系京浜東北線」
「DHM-04 電動側面方向幕103系総武線」
「SR-01 指令器」
「車番コレクション201系中央線H4編成」
「車番コレクション201系中央線H7編成」
「サボコレクション 佐保さんフィギュア夏服」
「ジオラママット」シリーズの「水田」と「畑」、「情景小物」シリーズの「ビニールハウス」辺りは、地方の情景を再現するには重宝する新商品ですね。
従来は苦労して水田を再現して……なんて人が多かったはずですが、この新商品を使えばレイアウト作成がかなり容易になると思います。
「ザ・カーコレクション 基本セットG1」は、昔の車両「ホンダ TN-7軽トラック」、移動交番仕様の「日産キャラバン」の2種類、最近の車両では、消防仕様の「スバル サンバートラック」、日産部品仕様の「日産バネットバン」の4種類を収録しています。
・TOMYTECコレクションシリーズ新製品情報!(「ポポンデッタ」商品部NEWS)
http://popondetta.com/blog/cat1/tomytec_28.html
前の記事で、2010年9月発売予定で
「国鉄70系 中央西線 4両セット」
「国鉄70系 阪和快速 4両セット」
の2種類が発売となることをご案内しましたが、それに加えて、
「ザ・カーコレクション 基本セットG1」
「情景小物059テント」
「情景小物065ビニールハウス」
「ジオラママットA ~春の水田~」
「ジオラママットB ~秋の畑~」
「DHM-03 電動側面方向幕103系京浜東北線」
「DHM-04 電動側面方向幕103系総武線」
「SR-01 指令器」
「車番コレクション201系中央線H4編成」
「車番コレクション201系中央線H7編成」
「サボコレクション 佐保さんフィギュア夏服」
「ジオラママット」シリーズの「水田」と「畑」、「情景小物」シリーズの「ビニールハウス」辺りは、地方の情景を再現するには重宝する新商品ですね。
従来は苦労して水田を再現して……なんて人が多かったはずですが、この新商品を使えばレイアウト作成がかなり容易になると思います。
「ザ・カーコレクション 基本セットG1」は、昔の車両「ホンダ TN-7軽トラック」、移動交番仕様の「日産キャラバン」の2種類、最近の車両では、消防仕様の「スバル サンバートラック」、日産部品仕様の「日産バネットバン」の4種類を収録しています。
【トミーテック】「鉄コレ」国鉄70系・第2弾、2010年9月発売予定
- 2010/06/01 (Tue)
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トミーテックが展開する「鉄道コレクション」の新製品情報!!
2010年9月に「国鉄70系」第2弾が発売となる模様です。
・トミーテックの鉄道コレクション国鉄70系が発売です。(「壱番館」スタッフブログ)
http://d.hatena.ne.jp/ichibankan/20100601/1275385750
「鉄道コレクション」の70系は、既に
「国鉄70系 中央東線 4両セット」
「国鉄70系 上越線 4両セット」
の2種類が発売されていますが、今回は
「国鉄70系 中央西線 4両セット」
「国鉄70系 阪和快速 4両セット」
の2種類が発売となります。
阪和快速セットは、「全金車」の300番台の4両セットです。
中央西線のセットには、0番台が2両、300番台が2両入ります。
それにしても、「鉄コレ」を含む同社の「○○コレクション」シリーズは発売のペースが全然落ちませんね。
高価格にシフトしているNゲージ業界にあって、安価に入手できるという点と、マイナーな車両や古い車両がリリースされるという点で、「鉄コレ」の役割というのは結構大きいものがあります。
これからどんな車両が製品化されるか、楽しみでもあり、(懐具合を考えると)不安でもあります(苦笑)
2010年9月に「国鉄70系」第2弾が発売となる模様です。
・トミーテックの鉄道コレクション国鉄70系が発売です。(「壱番館」スタッフブログ)
http://d.hatena.ne.jp/ichibankan/20100601/1275385750
「鉄道コレクション」の70系は、既に
「国鉄70系 中央東線 4両セット」
「国鉄70系 上越線 4両セット」
の2種類が発売されていますが、今回は
「国鉄70系 中央西線 4両セット」
「国鉄70系 阪和快速 4両セット」
の2種類が発売となります。
阪和快速セットは、「全金車」の300番台の4両セットです。
中央西線のセットには、0番台が2両、300番台が2両入ります。
それにしても、「鉄コレ」を含む同社の「○○コレクション」シリーズは発売のペースが全然落ちませんね。
高価格にシフトしているNゲージ業界にあって、安価に入手できるという点と、マイナーな車両や古い車両がリリースされるという点で、「鉄コレ」の役割というのは結構大きいものがあります。
これからどんな車両が製品化されるか、楽しみでもあり、(懐具合を考えると)不安でもあります(苦笑)
【JR東日本】「EF510 500番台」、着実に増えてます
- 2010/05/31 (Mon)
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3月の報道公開後、試運転を重ねているJR東日本の新型電気機関車「EF510 500番台」。
この記事では「EF510-505」が試運転を行っている様子を伝えていますが、5月28日には「EF510-506」が田端運転所に到着しているようです。
・EF510-505+24系が東北本線で試運転(『鉄道ファン』誌のサイト「railf.jp」)
http://railf.jp/news/2010/05/31/141100.html
掲載画像を見ると、この機関車が「ブルートレイン」を牽引する姿がとても良く似合っているなあと感じます。
機関車だけでなく、現存している寝台特急「北斗星」や「あけぼの」用の客車もそろそろ新型を……と期待してしまいますね。
なお、豪華寝台特急「カシオペア」の客車「E26系」は、それまでの「常識」を覆すシルバーの車体なので「ブルートレイン」の範疇には入らないそうです。
この記事では「EF510-505」が試運転を行っている様子を伝えていますが、5月28日には「EF510-506」が田端運転所に到着しているようです。
・EF510-505+24系が東北本線で試運転(『鉄道ファン』誌のサイト「railf.jp」)
http://railf.jp/news/2010/05/31/141100.html
掲載画像を見ると、この機関車が「ブルートレイン」を牽引する姿がとても良く似合っているなあと感じます。
機関車だけでなく、現存している寝台特急「北斗星」や「あけぼの」用の客車もそろそろ新型を……と期待してしまいますね。
なお、豪華寝台特急「カシオペア」の客車「E26系」は、それまでの「常識」を覆すシルバーの車体なので「ブルートレイン」の範疇には入らないそうです。
【わたらせ渓谷鐵道】新型車のカラーリング決定、「B案」に
- 2010/05/31 (Mon)
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先日こちらでもご紹介しました、わたらせ渓谷鐵道が来春から3両導入する新型車両のカラーリングが決まりました。
2010年5月9日(日)~18日(火)に実施した「乗客投票」の結果、従来車の塗色(銅色)+窓の周りを明るいベージュ帯(その下縁に金色の小帯)という「B案」に決まったようです。
この塗色は、2012年3月に導入予定の新型トロッコ列車にも採用する予定だそうです。
・わたらせ渓谷鐵道
http://www.watetsu.com/
・新型車両カラーリング投票結果発表!
http://www.watetsu.com/event.php?EVENT_ID=71
・わたらせ渓谷鉄道、新型車両カラフルに(読売新聞 2010年5月29日 栃木版)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20100528-OYT8T01251.htm
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20100528-OYT9I01250.htm(拡大画像)
・わたらせ渓谷鉄道、新型車両カラフルに(読売新聞 2010年5月30日)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100530-OYT1T00449.htm
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20100529-OYT9I00066.htm(拡大画像)
・わたらせ渓谷鉄道:来春運行新車両のデザインを発表 /群馬(毎日新聞 2010年5月30日)
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20100530ddlk10020116000c.html
前回の記事でも書きましたが、掲載画像から判断する限り、新型車両は平成筑豊鉄道「400形」、肥薩おれんじ鉄道「HSOR-100形」、のと鉄道「NT200形」などと同型で、新潟トランシス製の「NDCシリーズ」のようです。
現行車に比べると走行性能が向上するだけでなく、車内設備も良くなると思いますので、来春のデビューが楽しみですね。
2010年5月9日(日)~18日(火)に実施した「乗客投票」の結果、従来車の塗色(銅色)+窓の周りを明るいベージュ帯(その下縁に金色の小帯)という「B案」に決まったようです。
この塗色は、2012年3月に導入予定の新型トロッコ列車にも採用する予定だそうです。
・わたらせ渓谷鐵道
http://www.watetsu.com/
・新型車両カラーリング投票結果発表!
http://www.watetsu.com/event.php?EVENT_ID=71
・わたらせ渓谷鉄道、新型車両カラフルに(読売新聞 2010年5月29日 栃木版)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20100528-OYT8T01251.htm
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20100528-OYT9I01250.htm(拡大画像)
・わたらせ渓谷鉄道、新型車両カラフルに(読売新聞 2010年5月30日)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100530-OYT1T00449.htm
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20100529-OYT9I00066.htm(拡大画像)
・わたらせ渓谷鉄道:来春運行新車両のデザインを発表 /群馬(毎日新聞 2010年5月30日)
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20100530ddlk10020116000c.html
前回の記事でも書きましたが、掲載画像から判断する限り、新型車両は平成筑豊鉄道「400形」、肥薩おれんじ鉄道「HSOR-100形」、のと鉄道「NT200形」などと同型で、新潟トランシス製の「NDCシリーズ」のようです。
現行車に比べると走行性能が向上するだけでなく、車内設備も良くなると思いますので、来春のデビューが楽しみですね。
【TX】09年度の平均乗車人員は27万人超、10年4月は28万3千6百人
- 2010/05/30 (Sun)
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発展著しいつくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道は、2009年度の平均乗車人員が270,300人に達していたことを発表しました。
また、先月(2010年4月)の平均乗車人員が283,600人と、初めて28万人を突破していることも明らかにしています。
TXは、「2010年度までに27万人」との目標を掲げて開業しましたので、当初発表より1年早く目標を達成したことになります。
・つくばエクスプレス 公式サイト
http://www.mir.co.jp/
・TX 1日平均乗車人員が昨年度に27万人突破 目標を1年前倒しで達成(東京新聞 2010年5月25日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20100526/CK2010052602000106.html
・TX1日平均27万人突破 東京駅延伸に期待 茨城(MSN産経 2010年5月25日)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/100525/ibr1005251848005-n1.htm
上記「東京新聞」の記事によると、2009年度の輸送実績は前年度5%増の9779万人。
開業初年度は秋葉原駅以外の駅で2万人以上/日の利用客がある駅はなかったのですが、現在は他路線との乗換駅の「守谷」「流山おおたかの森」「南流山」「北千住」の各駅が2万人以上の駅となっています。
「平均乗車人員が27万人を超えた」ということは、開業前に設定していた大きなハードルをクリアしたということで、これにより次の2つの目標について動きが現実味を帯びてきました。
1つめは「編成の8両化」で、「利用客が増加したら8両化する」という前提で、まずは6両編成での開業となり、今に至っています。
その後のTXは、利用客の増加で年々ラッシュ時の混雑はひどくなる一方で、現行の6両編成では積み残しが発生することがあるようです。
既に編成数の追加による増発は実施済みですから、次に打てる輸送力増強は1編成あたりの車両数の増加ということになります。
上記の新聞記事では触れていませんが、混雑率の上昇は徐々に問題になってきていますし、利用客からの要望も多いと聞きますので、遠くない内に決断が必要なものと考えます。
2つめは「東京駅への延伸」で、沿線自治体や首都圏新都市鉄道は「27万人を超えることが前提条件」ということを以前から表明していました。
実際、今回も発表を受けるかたちで、つくば市が沿線自治体と共同で、首都圏新都市鉄道に対して東京駅への延伸を申し入れるとの報道もあります。
東京駅といっても、山手線のホーム直上ではなく、深度50m超といわれる大深度地下での丸の内側への延伸となり、場所も少し離れてしまいます。
つまり、京葉線と同様、「東京駅」とはいっても山手線の一駅分程度は移動に要することになるものと言われています。
東京への延伸というのは、計画当初時点であればまあまあ妥当だったとは思うのですが……(いかにもお役所的・お役人的な発想のような気もします)。
東京延伸に必要な予算は「1,100億円」で、これは建設費の「節約」により発生しプールしている余剰金の総額に相当します。
工費が見積もり通りであれば資金的には問題ないということにはなりますが、わずか4~5kmの延伸でこの金額ですし、しかもバリアフリーが重要視されている昨今の状況下での大深度地下での延伸ですから……。
また、そもそも論ですが、現在の情勢下で東京に延伸することがどれほどのインパクトを持つのか、再検討を要するのではないかと思えます。
つまり、私自身はこのような見方をしています。
・東京へ延伸すると、莫大な工費に見合うだけの大幅な利用の増加を見込めるのか
・現在の秋葉原は一大拠点であり、このまま始発・終着とすることのメリットの方が大きいのではないか
・東北縦貫線が開通すれば宇都宮・高崎・常磐線が東京に直通するので、TXまで延伸するのは過剰ではないか
・これだけの資金があるのであれば、秋葉原駅の改良や、筑波山方面や土浦方面など茨城県側への延伸を検討する方が良いのではないか
東京駅といっても既存の駅とは離れているうえ、50mを超える上下移動を伴うとなれば、実質的にはあまり意味がないのではないか……という懸念があります。
それなら、秋葉原駅での上下移動を容易化することで山手線・京浜東北線への乗り継ぎを改善する方が効果的なのではないかと思えます。
上野~東京間ノンストップ予定の「東北縦貫線」が開通すれば、山手線・京浜東北線は相対的に混雑率が低下するでしょうから、この点でも好都合といえます。
また、現在の秋葉原は、TX開業に伴って再開発が進んだ結果、渋谷や新宿などと並んで東京を代表する街の五指に入るようになっていますし、街のブランド力は極めて高く、国際的な認知度も相当高いので、このまま秋葉原を始発・終着とすることの方がメリットが大きいのではないかと思います。
茨城県側の延伸については、沿線他県・他市への配慮もあって、茨城県としてはあまり積極的ではないようなんですが、私見ですが観光需要がある筑波山への延伸であれば比較的理解を得やすいのではないかと考えています。
つくば駅からどんなルートで延伸するか、全線複線なのか、高規格鉄道のまま延伸するのか……など、いろいろ検討の余地はありますが、終着駅については旧・筑波鉄道の筑波駅が当時の駅設備がほとんどそっくり残されていますので(駅舎がバスターミナルとして利用中)、これを転用するというのが現実的だろうと思います。
TXのつくば駅は、南北方向に細長く延びる「筑波研究学園都市」のかなり南の方にありますので、筑波大学、北の方にある大穂地区などを経由して筑波山方面に向かうルートでの延伸となれば、つくば市内の交通事情も大きく改善することにもなります。
TX開業後、「守谷」駅~「つくば」駅の区間にあたる沿線3市(つくば市・つくばみらい市・守谷市)の人口が4年間で約2.3万人増加するなど、茨城県内では(埼玉・千葉も同様のようですが)TXの利便性向上と地域の発展は密接に結びついています。
逆に言うと、TXの沿線以外ではいずれも厳しい状況が続いていて、魅力ある公共交通機関があるかどうかで「地域力」にも大きな差が生まれつつあります。
この活況が県内の他の地域にも波及すれば良いのですが、現状ではレールがつながっておらず、そうなるとやはり「つくば」駅から先の延伸を期待してしまうところです。
また、先月(2010年4月)の平均乗車人員が283,600人と、初めて28万人を突破していることも明らかにしています。
TXは、「2010年度までに27万人」との目標を掲げて開業しましたので、当初発表より1年早く目標を達成したことになります。
・つくばエクスプレス 公式サイト
http://www.mir.co.jp/
・TX 1日平均乗車人員が昨年度に27万人突破 目標を1年前倒しで達成(東京新聞 2010年5月25日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20100526/CK2010052602000106.html
・TX1日平均27万人突破 東京駅延伸に期待 茨城(MSN産経 2010年5月25日)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/100525/ibr1005251848005-n1.htm
上記「東京新聞」の記事によると、2009年度の輸送実績は前年度5%増の9779万人。
開業初年度は秋葉原駅以外の駅で2万人以上/日の利用客がある駅はなかったのですが、現在は他路線との乗換駅の「守谷」「流山おおたかの森」「南流山」「北千住」の各駅が2万人以上の駅となっています。
「平均乗車人員が27万人を超えた」ということは、開業前に設定していた大きなハードルをクリアしたということで、これにより次の2つの目標について動きが現実味を帯びてきました。
1つめは「編成の8両化」で、「利用客が増加したら8両化する」という前提で、まずは6両編成での開業となり、今に至っています。
その後のTXは、利用客の増加で年々ラッシュ時の混雑はひどくなる一方で、現行の6両編成では積み残しが発生することがあるようです。
既に編成数の追加による増発は実施済みですから、次に打てる輸送力増強は1編成あたりの車両数の増加ということになります。
上記の新聞記事では触れていませんが、混雑率の上昇は徐々に問題になってきていますし、利用客からの要望も多いと聞きますので、遠くない内に決断が必要なものと考えます。
2つめは「東京駅への延伸」で、沿線自治体や首都圏新都市鉄道は「27万人を超えることが前提条件」ということを以前から表明していました。
実際、今回も発表を受けるかたちで、つくば市が沿線自治体と共同で、首都圏新都市鉄道に対して東京駅への延伸を申し入れるとの報道もあります。
東京駅といっても、山手線のホーム直上ではなく、深度50m超といわれる大深度地下での丸の内側への延伸となり、場所も少し離れてしまいます。
つまり、京葉線と同様、「東京駅」とはいっても山手線の一駅分程度は移動に要することになるものと言われています。
東京への延伸というのは、計画当初時点であればまあまあ妥当だったとは思うのですが……(いかにもお役所的・お役人的な発想のような気もします)。
東京延伸に必要な予算は「1,100億円」で、これは建設費の「節約」により発生しプールしている余剰金の総額に相当します。
工費が見積もり通りであれば資金的には問題ないということにはなりますが、わずか4~5kmの延伸でこの金額ですし、しかもバリアフリーが重要視されている昨今の状況下での大深度地下での延伸ですから……。
また、そもそも論ですが、現在の情勢下で東京に延伸することがどれほどのインパクトを持つのか、再検討を要するのではないかと思えます。
つまり、私自身はこのような見方をしています。
・東京へ延伸すると、莫大な工費に見合うだけの大幅な利用の増加を見込めるのか
・現在の秋葉原は一大拠点であり、このまま始発・終着とすることのメリットの方が大きいのではないか
・東北縦貫線が開通すれば宇都宮・高崎・常磐線が東京に直通するので、TXまで延伸するのは過剰ではないか
・これだけの資金があるのであれば、秋葉原駅の改良や、筑波山方面や土浦方面など茨城県側への延伸を検討する方が良いのではないか
東京駅といっても既存の駅とは離れているうえ、50mを超える上下移動を伴うとなれば、実質的にはあまり意味がないのではないか……という懸念があります。
それなら、秋葉原駅での上下移動を容易化することで山手線・京浜東北線への乗り継ぎを改善する方が効果的なのではないかと思えます。
上野~東京間ノンストップ予定の「東北縦貫線」が開通すれば、山手線・京浜東北線は相対的に混雑率が低下するでしょうから、この点でも好都合といえます。
また、現在の秋葉原は、TX開業に伴って再開発が進んだ結果、渋谷や新宿などと並んで東京を代表する街の五指に入るようになっていますし、街のブランド力は極めて高く、国際的な認知度も相当高いので、このまま秋葉原を始発・終着とすることの方がメリットが大きいのではないかと思います。
茨城県側の延伸については、沿線他県・他市への配慮もあって、茨城県としてはあまり積極的ではないようなんですが、私見ですが観光需要がある筑波山への延伸であれば比較的理解を得やすいのではないかと考えています。
つくば駅からどんなルートで延伸するか、全線複線なのか、高規格鉄道のまま延伸するのか……など、いろいろ検討の余地はありますが、終着駅については旧・筑波鉄道の筑波駅が当時の駅設備がほとんどそっくり残されていますので(駅舎がバスターミナルとして利用中)、これを転用するというのが現実的だろうと思います。
TXのつくば駅は、南北方向に細長く延びる「筑波研究学園都市」のかなり南の方にありますので、筑波大学、北の方にある大穂地区などを経由して筑波山方面に向かうルートでの延伸となれば、つくば市内の交通事情も大きく改善することにもなります。
TX開業後、「守谷」駅~「つくば」駅の区間にあたる沿線3市(つくば市・つくばみらい市・守谷市)の人口が4年間で約2.3万人増加するなど、茨城県内では(埼玉・千葉も同様のようですが)TXの利便性向上と地域の発展は密接に結びついています。
逆に言うと、TXの沿線以外ではいずれも厳しい状況が続いていて、魅力ある公共交通機関があるかどうかで「地域力」にも大きな差が生まれつつあります。
この活況が県内の他の地域にも波及すれば良いのですが、現状ではレールがつながっておらず、そうなるとやはり「つくば」駅から先の延伸を期待してしまうところです。
【鹿島鉄道跡BRT】8月中に運行開始
- 2010/05/28 (Fri)
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先年廃止となった鹿島鉄道の軌道敷をバス専用道として整備し、代替バスなどの定時運行性と速達性を確保しようという地方版BRT(バス高速度輸送システム)事業について、「2010年8月中に運行開始」という予定が明らかとなりました。
・8月中に運行を開始 鹿島鉄道跡BRT事業 法定協が第6回会合(東京新聞 2010年5月26日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20100526/CK2010052602000105.html
・鹿島鉄道跡バス専用道 ダイヤ大幅増加で8月開通へ 茨城(MSN産経 2010年5月26日)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/100526/ibr1005260243000-n1.htm
専用道として整備するのは、石岡駅~常陸小川駅の7.1kmで、この内石岡駅~旧・四箇村駅間の5.1kmを先行整備。
記事によると、この先行区間の工事が終わった後、7月中旬から8月上旬にかけて試験走行を実施。
その後、本格運行をスタートする予定とのこと。
石岡駅~茨城空港の空港アクセスバスも、専用道を利用することになるようです。
計画当初、石岡駅東口をバスターミナルとして整備することになっていましたが、結局西口にある既存のバスターミナルを起点とすることになりました。
JR常磐線や他の路線バスへの乗り換えを考えると、妥当な線だと思います。
BRTの運行は、関鉄グリーンバスが行います。
使用する車両は、当初デザイン性を優先し曲線を取り入れたバスを想定していましたが、上記記事にも画像が掲載されているように、一般的な路線バス用の車両を新規に3両導入。
既存のバスと合わせて運行することになるとのことです。
利便性については、運転本数を約1.7倍にすることで大幅に高めるとのこと。
石岡駅~常陸小川駅の運転本数は、現行72本のところ、専用道供用後は122本に。
平日の朝は10分ごと、夕方は15分ごと、日中は20~30分間隔の運行頻度を予定しているようです。
専用道経由となれば、当然ながら定時運行性と速達性が向上します。
石岡駅~常陸小川駅の所要時間は、現行25~35分と混雑状況によってまちまちですが、専用道経由となれば20分となります。
(バスが専用道を経由することで、特に「百里航空祭」開催時のバス運行はかなりスムーズになるはずです/ただし、空港・基地に向かうバスについては、常陸小川駅~バスターミナルが一般道経由のままだと、この区間では渋滞に巻き込まれることになりますが……)
専用道を走るバスには全てバスロケーションシステムを導入するため、パソコンや携帯電話などでバスの運行状況を確認できるようになります。
BRT事業は、実現までにかなりの金額が費やされていますので、実は鹿島鉄道を廃止せず、近代化したうえで維持費がかかりにくい方法で再生しても金額的にはそう変わらなかったのではないか……とも思えます。
存廃問題に揺れていた当時、近代化に必要な金額は「11億円」という数字が出ていましたので、そう非現実的な金額ではないと思っていたのですが……。
コスト的に「鉄道」としての維持が困難であれば、「軌道」(路面電車と同じ枠組み/だからといって「路面」を走っている必要はありません)に転換しての再生という可能性もあったと思います。
その上で、空港アクセス支線を新設(「軌道」として道路整備と併せて行ってしまえば、予算も工面可能)しても良かったと思うので、本当はもっと早く広範な議論を深めておく必要があったのだろうとは思います。
なお、鹿島鉄道の存続活動を熱心に行っていた茨城県立小川高校が、鉄道廃止による交通アクセスの悪化、周辺地域の少子化などの影響などもあって、2012年度末で閉校(茨城県教育委員会「県立高等学校の再編整備」内の「第2次県立高等学校再編整備の前期実施計画における統合等の学校再編概要」による)が決まってしまいました。
2011年度末に募集停止し、市内にある中央高校の学科再編という形態で「発展的再編」を図るとあります。
存続活動当時、生徒達は「かしてつ」がなくなると通学が困難になる=通学できる生徒が減少するという危惧を抱いていましたので、残念ながら懸念していたことが的中してしまったということにはなります。
このBRT事業がうまくいくかどうか、うまく行ったとしてどう評価するのかなど、いろいろ課題はあるように思います。
ともあれ、少なくともこの区間に関して言えることは、鉄道が廃止されて改めてその重要性が認識できた人が多かったであろうということで、他の地方路線沿線にお住まいの方も他人事とは思わず、なくなったから「しまった」と思わないよう、平素から時々でも良いので公共交通のご利用をお願いできれば幸いです。
10回中10回ともクルマを使う人が、10回中1~2回だけでも鉄道やバスを利用するだけでも、結構大きな効果があります。
それは単に交通事業者に利があるというだけでなくて、道路の交通量が1割減るだけでも渋滞が解消する場合があるのですから……。
・8月中に運行を開始 鹿島鉄道跡BRT事業 法定協が第6回会合(東京新聞 2010年5月26日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20100526/CK2010052602000105.html
・鹿島鉄道跡バス専用道 ダイヤ大幅増加で8月開通へ 茨城(MSN産経 2010年5月26日)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/100526/ibr1005260243000-n1.htm
専用道として整備するのは、石岡駅~常陸小川駅の7.1kmで、この内石岡駅~旧・四箇村駅間の5.1kmを先行整備。
記事によると、この先行区間の工事が終わった後、7月中旬から8月上旬にかけて試験走行を実施。
その後、本格運行をスタートする予定とのこと。
石岡駅~茨城空港の空港アクセスバスも、専用道を利用することになるようです。
計画当初、石岡駅東口をバスターミナルとして整備することになっていましたが、結局西口にある既存のバスターミナルを起点とすることになりました。
JR常磐線や他の路線バスへの乗り換えを考えると、妥当な線だと思います。
BRTの運行は、関鉄グリーンバスが行います。
使用する車両は、当初デザイン性を優先し曲線を取り入れたバスを想定していましたが、上記記事にも画像が掲載されているように、一般的な路線バス用の車両を新規に3両導入。
既存のバスと合わせて運行することになるとのことです。
利便性については、運転本数を約1.7倍にすることで大幅に高めるとのこと。
石岡駅~常陸小川駅の運転本数は、現行72本のところ、専用道供用後は122本に。
平日の朝は10分ごと、夕方は15分ごと、日中は20~30分間隔の運行頻度を予定しているようです。
専用道経由となれば、当然ながら定時運行性と速達性が向上します。
石岡駅~常陸小川駅の所要時間は、現行25~35分と混雑状況によってまちまちですが、専用道経由となれば20分となります。
(バスが専用道を経由することで、特に「百里航空祭」開催時のバス運行はかなりスムーズになるはずです/ただし、空港・基地に向かうバスについては、常陸小川駅~バスターミナルが一般道経由のままだと、この区間では渋滞に巻き込まれることになりますが……)
専用道を走るバスには全てバスロケーションシステムを導入するため、パソコンや携帯電話などでバスの運行状況を確認できるようになります。
BRT事業は、実現までにかなりの金額が費やされていますので、実は鹿島鉄道を廃止せず、近代化したうえで維持費がかかりにくい方法で再生しても金額的にはそう変わらなかったのではないか……とも思えます。
存廃問題に揺れていた当時、近代化に必要な金額は「11億円」という数字が出ていましたので、そう非現実的な金額ではないと思っていたのですが……。
コスト的に「鉄道」としての維持が困難であれば、「軌道」(路面電車と同じ枠組み/だからといって「路面」を走っている必要はありません)に転換しての再生という可能性もあったと思います。
その上で、空港アクセス支線を新設(「軌道」として道路整備と併せて行ってしまえば、予算も工面可能)しても良かったと思うので、本当はもっと早く広範な議論を深めておく必要があったのだろうとは思います。
なお、鹿島鉄道の存続活動を熱心に行っていた茨城県立小川高校が、鉄道廃止による交通アクセスの悪化、周辺地域の少子化などの影響などもあって、2012年度末で閉校(茨城県教育委員会「県立高等学校の再編整備」内の「第2次県立高等学校再編整備の前期実施計画における統合等の学校再編概要」による)が決まってしまいました。
2011年度末に募集停止し、市内にある中央高校の学科再編という形態で「発展的再編」を図るとあります。
存続活動当時、生徒達は「かしてつ」がなくなると通学が困難になる=通学できる生徒が減少するという危惧を抱いていましたので、残念ながら懸念していたことが的中してしまったということにはなります。
このBRT事業がうまくいくかどうか、うまく行ったとしてどう評価するのかなど、いろいろ課題はあるように思います。
ともあれ、少なくともこの区間に関して言えることは、鉄道が廃止されて改めてその重要性が認識できた人が多かったであろうということで、他の地方路線沿線にお住まいの方も他人事とは思わず、なくなったから「しまった」と思わないよう、平素から時々でも良いので公共交通のご利用をお願いできれば幸いです。
10回中10回ともクルマを使う人が、10回中1~2回だけでも鉄道やバスを利用するだけでも、結構大きな効果があります。
それは単に交通事業者に利があるというだけでなくて、道路の交通量が1割減るだけでも渋滞が解消する場合があるのですから……。
【Zゲージ】新ブランド「ロクハン」、車両の縮尺を1/220に変更
- 2010/05/24 (Mon)
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当方でも注目している日本型Zゲージの新ブランド「ロクハン(ROKUHAN/六半)」が重大発表!!
これまで、ゲージ(線路の幅)は「6.5mm」ですが、車両の縮尺(スケール)は他社と異なる「1/200」スケールを採用すると表明していたのですが、本日付で他社と同じ「1/220」スケールに変更することを明らかにしました。
・ロクハン 公式サイト
http://www.rokuhan.com/
・重大発表!(ロクハン 公式サイト内)
http://www.rokuhan.com/news/2010/05/post-1.html
変更に至る舞台裏についての詳細は分かりませんが、ユーザー側の視点で考えると、縮尺が異なると他社製品との「共存」が難しくなるのは確かなので、そのような要望が多く寄せられたのかも知れません。
1/200スケールは、1/220スケールに比べると「狭軌感」が増すので興味深いチョイスだな……と感じてはいたんですが、他社と異なる規格を採用するデメリットも出て来ます。
熟慮の末に選択した独自の縮尺を変えるわけですから、今回の変更は苦渋の決断であったのだろうと推察します。
結果的には規格を統一できることになり、他社製品との「共存」が問題なく行えるということで、安心したユーザーが多いのではないかとは思います。
そのほかの新情報としては……。
110mm直線レールの試作品が出来上がったとのことで、その画像も掲載されています。
どうやら未着色のようですが、雰囲気はTOMIXのファイントラックに似ていますね。
これまで、ゲージ(線路の幅)は「6.5mm」ですが、車両の縮尺(スケール)は他社と異なる「1/200」スケールを採用すると表明していたのですが、本日付で他社と同じ「1/220」スケールに変更することを明らかにしました。
・ロクハン 公式サイト
http://www.rokuhan.com/
・重大発表!(ロクハン 公式サイト内)
http://www.rokuhan.com/news/2010/05/post-1.html
変更に至る舞台裏についての詳細は分かりませんが、ユーザー側の視点で考えると、縮尺が異なると他社製品との「共存」が難しくなるのは確かなので、そのような要望が多く寄せられたのかも知れません。
1/200スケールは、1/220スケールに比べると「狭軌感」が増すので興味深いチョイスだな……と感じてはいたんですが、他社と異なる規格を採用するデメリットも出て来ます。
熟慮の末に選択した独自の縮尺を変えるわけですから、今回の変更は苦渋の決断であったのだろうと推察します。
結果的には規格を統一できることになり、他社製品との「共存」が問題なく行えるということで、安心したユーザーが多いのではないかとは思います。
そのほかの新情報としては……。
110mm直線レールの試作品が出来上がったとのことで、その画像も掲載されています。
どうやら未着色のようですが、雰囲気はTOMIXのファイントラックに似ていますね。
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プロフィール
HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
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