下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【東北関東大震災】東北地方のJR各線の運転再開情報
- 2011/03/28 (Mon)
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「東北関東大震災」で甚大な被害が発生しているJR東日本 仙台支社管内の各路線について、宮城県内で震災後初めてとなる運行再開が実現しました。
運行再開となったのは、仙台~石巻を結ぶ仙石線の内、仙台側の起点・あおば通~小鶴新田の間、5.6km(仙石線の路線長は52km)。
「震災ダイヤ」で、1時間に2~7本の運転となっています。
また、左沢線も全線で運行を再開しています。
こちらも「震災ダイヤ」で、山形~寒河江間が5往復、寒河江~左沢間が4往復となっています。
・仙石線・左沢線 運転を再開(「railf.jp」 2011年3月28日)
http://railf.jp/news/2011/03/28/092000.html
・地震による列車影響と運転見込みについて(JR東日本仙台支社 2011年3月28日11:15更新)
http://www.jr-tabi.com/eq.html
仙台支社管内の路線の内、上記以外の区間については……。
まず、次の線区ではすでに運行を再開しています。
・奥羽本線
……米沢~及位(~青森)/1~2時間に1本程度
・米坂線
……米沢~今泉(~坂町)/1日3往復
・磐越西線
……郡山~喜多方(~新津)/1~2時間に1本程度
また、次の3区間については、3月中に運行再開となります。
・東北本線
……郡山~本宮/1~2時間に1本程度、17往復/日
……3月29日(火)から運行再開見込み
・只見線
……会津若松~会津坂下/朝夕に4往復
……3月30日(水)から運行再開見込み
・東北本線
……仙台~岩切/1時間に2~4本程度
……3月31日(木)から運行再開見込み
・磐越東線
……3月31日(木)から運行再開見込み
さらに、次の線区についても今後の予定が発表されています。
・山形新幹線
……4月上旬から運行再開見込み
・東北本線
……安積永盛~郡山間は、4月2日(土)から運行再開見込み
……本宮~福島間は、4月上旬から運行再開見込み
……岩沼~仙台間は、4月2日(土)から運行再開見込み
……岩切~利府間は、4月上旬から運行再開見込み
・仙山線
……山寺~山形間は、4月1日(金)から運行再開見込み
……仙台~愛子間は、4月上旬から運行再開見込み
・奥羽本線
……福島~米沢間は、4月上旬から運行再開見込み
・陸羽東線
……小牛田~新庄間は、4月上旬から運行再開見込み
・陸羽西線
……新庄~余目間は、4月1日(金)から運行再開見込み
なお、3月11日(金)以降、連続して5日間以上運行不能となっている区間に関わりがある定期券や回数券については、日割り計算で払い戻しを行うとのことです。
現時点でも運行不能が続いている区間の定期券や回数券については、最終的な運行不能日数が確定してから払い戻しなどの対応を決めるとのことです。
また、大震災による運休によって、事前に購入していた乗車券を使用しての旅行を中止せざるを得なかった人に対しては、手数料不要で全額払い戻しを行うとのことです。
通常であれば、日付が過ぎてしまった切符の払い戻しは行えませんが、今回の震災では特例として2012年3月11日までの間、払い戻しに対応してくれるとのことです。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
運行再開となったのは、仙台~石巻を結ぶ仙石線の内、仙台側の起点・あおば通~小鶴新田の間、5.6km(仙石線の路線長は52km)。
「震災ダイヤ」で、1時間に2~7本の運転となっています。
また、左沢線も全線で運行を再開しています。
こちらも「震災ダイヤ」で、山形~寒河江間が5往復、寒河江~左沢間が4往復となっています。
・仙石線・左沢線 運転を再開(「railf.jp」 2011年3月28日)
http://railf.jp/news/2011/03/28/092000.html
・地震による列車影響と運転見込みについて(JR東日本仙台支社 2011年3月28日11:15更新)
http://www.jr-tabi.com/eq.html
仙台支社管内の路線の内、上記以外の区間については……。
まず、次の線区ではすでに運行を再開しています。
・奥羽本線
……米沢~及位(~青森)/1~2時間に1本程度
・米坂線
……米沢~今泉(~坂町)/1日3往復
・磐越西線
……郡山~喜多方(~新津)/1~2時間に1本程度
また、次の3区間については、3月中に運行再開となります。
・東北本線
……郡山~本宮/1~2時間に1本程度、17往復/日
……3月29日(火)から運行再開見込み
・只見線
……会津若松~会津坂下/朝夕に4往復
……3月30日(水)から運行再開見込み
・東北本線
……仙台~岩切/1時間に2~4本程度
……3月31日(木)から運行再開見込み
・磐越東線
……3月31日(木)から運行再開見込み
さらに、次の線区についても今後の予定が発表されています。
・山形新幹線
……4月上旬から運行再開見込み
・東北本線
……安積永盛~郡山間は、4月2日(土)から運行再開見込み
……本宮~福島間は、4月上旬から運行再開見込み
……岩沼~仙台間は、4月2日(土)から運行再開見込み
……岩切~利府間は、4月上旬から運行再開見込み
・仙山線
……山寺~山形間は、4月1日(金)から運行再開見込み
……仙台~愛子間は、4月上旬から運行再開見込み
・奥羽本線
……福島~米沢間は、4月上旬から運行再開見込み
・陸羽東線
……小牛田~新庄間は、4月上旬から運行再開見込み
・陸羽西線
……新庄~余目間は、4月1日(金)から運行再開見込み
なお、3月11日(金)以降、連続して5日間以上運行不能となっている区間に関わりがある定期券や回数券については、日割り計算で払い戻しを行うとのことです。
現時点でも運行不能が続いている区間の定期券や回数券については、最終的な運行不能日数が確定してから払い戻しなどの対応を決めるとのことです。
また、大震災による運休によって、事前に購入していた乗車券を使用しての旅行を中止せざるを得なかった人に対しては、手数料不要で全額払い戻しを行うとのことです。
通常であれば、日付が過ぎてしまった切符の払い戻しは行えませんが、今回の震災では特例として2012年3月11日までの間、払い戻しに対応してくれるとのことです。
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【東北関東大震災】JR常磐線、土浦~勝田間4月上旬に運転再開か
- 2011/03/27 (Sun)
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東北関東大震災で被災したJR東日本 水戸支社管内の常磐線・水戸線・水郡線の内、常磐線の土浦~勝田間の運転再開についての情報が出てきました。
鉄道雑誌『鉄道ファン』誌のwebサイト「railf.jp」によると、土浦~勝田間は4月上旬に運転再開を見込んでいるとのことです。
・常磐線 土浦-勝田間、4月上旬に運転再開見込み(「railf.jp」 2011年3月25日)
http://railf.jp/news/2011/03/25/235400.html
水戸支社管内の路線の内、上記以外の区間については……。
水戸線、水郡線、常磐線の勝田~いわき間は、すでに点検作業が終わり、復旧作業には着手しています。
ただし、現時点では具体的にいつ運転再開するかという情報は公開されていません。
常磐線のいわき~仙台間については、巨大地震による被害、大津波による被害、福島第一原発の事故による影響などにより、未だに復旧の見通しは立っていません。
あの被害を考えると、JR単独でどうにかできるレベルではなく、おそらく国家戦略レベルでどうするか考えないといけない状況だろうと思います。
大津波の被害に遭わずに済む内陸寄りにルート変更するのか。
それとも、「スーパー特急」規格並の高規格・高架路線にして、今回と同クラスの津波でも流出せずに済むような構造にするのか。
常磐線の重要性については言うまでもないことですが、将来像についてはまだ見えて来ません。
(参考用URL)
・100メートル以上ゆがむレール JR常磐線の被害公開 茨城(MSN産経 2011年3月20日)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110320/ibr11032016020008-n1.htm
・県都の玄関、水郷、復旧遠く(東京新聞 2011年3月20日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20110320/CK2011032002000059.html
・JR復旧作業遅れる 一部再開めど立たず(読売新聞 2011年3月18日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20110317-OYT8T00950.htm
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
鉄道雑誌『鉄道ファン』誌のwebサイト「railf.jp」によると、土浦~勝田間は4月上旬に運転再開を見込んでいるとのことです。
・常磐線 土浦-勝田間、4月上旬に運転再開見込み(「railf.jp」 2011年3月25日)
http://railf.jp/news/2011/03/25/235400.html
水戸支社管内の路線の内、上記以外の区間については……。
水戸線、水郡線、常磐線の勝田~いわき間は、すでに点検作業が終わり、復旧作業には着手しています。
ただし、現時点では具体的にいつ運転再開するかという情報は公開されていません。
常磐線のいわき~仙台間については、巨大地震による被害、大津波による被害、福島第一原発の事故による影響などにより、未だに復旧の見通しは立っていません。
あの被害を考えると、JR単独でどうにかできるレベルではなく、おそらく国家戦略レベルでどうするか考えないといけない状況だろうと思います。
大津波の被害に遭わずに済む内陸寄りにルート変更するのか。
それとも、「スーパー特急」規格並の高規格・高架路線にして、今回と同クラスの津波でも流出せずに済むような構造にするのか。
常磐線の重要性については言うまでもないことですが、将来像についてはまだ見えて来ません。
(参考用URL)
・100メートル以上ゆがむレール JR常磐線の被害公開 茨城(MSN産経 2011年3月20日)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110320/ibr11032016020008-n1.htm
・県都の玄関、水郷、復旧遠く(東京新聞 2011年3月20日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20110320/CK2011032002000059.html
・JR復旧作業遅れる 一部再開めど立たず(読売新聞 2011年3月18日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20110317-OYT8T00950.htm
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【東北関東大震災】ひたちなか海浜鉄道、大きな被害
- 2011/03/24 (Thu)
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勝田~阿字ヶ浦を結ぶひたちなか海浜鉄道(以前の茨城交通 湊線)。
廃線の危機を乗り越え、利用者も収入も増加傾向にある中で、2011年3月11日の巨大地震による被災。
同社の公式サイトでは、3月17日付けで「湊線の運行状況について」という記事が、3月18日には「代行バスの運行について」という記事が相次ぎ掲載されていましたが、どの程度の被災状況であるのかは分かりませんでした。
今回、新聞記事で被災状況が報じられ、常磐線と同様、かなりの被害が出ていることが分かりました。
・東日本大震災:湊線被害「地元の足、絶対残す」 「応援団」活動を模索(毎日新聞 2011年3月23日)
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20110323ddlk08040099000c.html
(写真も掲載されています)
掲載画像を見ると、路盤が完全に崩落していて、線路が宙に浮いていることが分かります。
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廃線の危機を乗り越え、利用者も収入も増加傾向にある中で、2011年3月11日の巨大地震による被災。
同社の公式サイトでは、3月17日付けで「湊線の運行状況について」という記事が、3月18日には「代行バスの運行について」という記事が相次ぎ掲載されていましたが、どの程度の被災状況であるのかは分かりませんでした。
今回、新聞記事で被災状況が報じられ、常磐線と同様、かなりの被害が出ていることが分かりました。
・東日本大震災:湊線被害「地元の足、絶対残す」 「応援団」活動を模索(毎日新聞 2011年3月23日)
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20110323ddlk08040099000c.html
(写真も掲載されています)
掲載画像を見ると、路盤が完全に崩落していて、線路が宙に浮いていることが分かります。
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【東北関東大震災】真岡鐵道、3月23日から真岡~茂木間で運行再開
- 2011/03/23 (Wed)
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真岡鐵道は、真岡~茂木間の試運転を行ったところ安全を確認できたため、2011年3月23日(水)から真岡~茂木間で運行再開すると発表しました。
ただし、JR水戸線の運行再開の目処が立たないことを理由に、下館~真岡間は当分の間運転を見合わせるとも発表しています(代替輸送も行わない)。
部分的な運行再開にあたっては、「震災ダイヤ」が新たに設定され、朝の時間帯と、午後~夕方の時間帯のみ、上下12往復の限定運行となります。
・インフォメーション92(真岡鐵道 2011年3月22日)
http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/mokainfo93.php
・「震災ダイヤ」(真岡鐵道 2011年3月22日)
http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/images/rinji_jikokuhyou.pdf
(PDF形式のファイルです)
「震災ダイヤ」は、次の通りです(真岡~茂木間は各駅停車です)。
まずは、下り列車(真岡→茂木)。
(下り)
真岡 550発 → 茂木 630着
真岡 636発 → 茂木 715着
真岡 725発 → 茂木 805着
真岡 756発 → 茂木 838着
真岡 1229発 → 茂木 1307着
真岡 1415発 → 茂木 1455着
真岡 1505発 → 茂木 1545着
真岡 1534発 → 茂木 1614着
真岡 1612発 → 茂木 1653着
真岡 1637発 → 茂木 1722着
真岡 1712発 → 茂木 1751着
真岡 1747発 → 茂木 1829着
続いて、上り列車(茂木→真岡)。
(上り)
茂木 636発 → 真岡 714着
茂木 726発 → 真岡 809着
茂木 815発 → 真岡 852着
茂木 855発 → 真岡 934着
茂木 1325発 → 真岡 1404着
茂木 1523発 → 真岡 1608着
茂木 1552発 → 真岡 1628着
茂木 1627発 → 真岡 1711着
茂木 1700発 → 真岡 1746着
茂木 1729発 → 真岡 1805着
茂木 1804発 → 真岡 1843着
茂木 1855発 → 真岡 1934着



▲ 2011年3月14日(月)の下館駅の模様。巨大地震発生時、下館駅にいたのはどうやら写真の「モオカ14-9」だけだった模様。震災当日は1番線にいましたが、この日までに側線へと移動していたようです。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
茂木方面では、筑西市よりも屋根瓦の落下が多かったという話も聞いていましたので、真岡鐵道の線路や路盤にも影響が出ている区間があるのではないか……と思っていました。
しかし、どうやら長期間不通になるような深刻なダメージを被ったわけではなさそうで、その点は安堵しました。
また、下館方面に関しても、運行を再開しないのは水戸線が止まっているから……ということなので、裏を返せばいつでも列車運行は可能だということでもありそうです。
せめて朝夕の時間帯だけでも下館までの運行を……とも思うのですが、燃料事情が好転するまでは無理はできないということなのかも知れませんし、元々芳賀地域内のみの利用が多い路線でもあるので、優先順位としてはまず真岡~茂木間を……ということなのかも知れません。
常総線が運行を再開しているので、「SLもおか」号の運行を再開したら、「都心方面からはTX&常総線で!!」というような誘導を行っても良いのに……と思ってしまいます。
常総線と真岡鐵道の連携切符も発売しているわけですから、ぜひ検討をお願いしたいところです。
今すぐは難しいかも知れませんが、こんなときだからこそ、できるだけ早期に「SLもおか」号の運行を再開してもらって、真岡鐵道と沿線の健在ぶりをアピールしてほしいなあと思っています。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
ただし、JR水戸線の運行再開の目処が立たないことを理由に、下館~真岡間は当分の間運転を見合わせるとも発表しています(代替輸送も行わない)。
部分的な運行再開にあたっては、「震災ダイヤ」が新たに設定され、朝の時間帯と、午後~夕方の時間帯のみ、上下12往復の限定運行となります。
・インフォメーション92(真岡鐵道 2011年3月22日)
http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/mokainfo93.php
・「震災ダイヤ」(真岡鐵道 2011年3月22日)
http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/images/rinji_jikokuhyou.pdf
(PDF形式のファイルです)
「震災ダイヤ」は、次の通りです(真岡~茂木間は各駅停車です)。
まずは、下り列車(真岡→茂木)。
(下り)
真岡 550発 → 茂木 630着
真岡 636発 → 茂木 715着
真岡 725発 → 茂木 805着
真岡 756発 → 茂木 838着
真岡 1229発 → 茂木 1307着
真岡 1415発 → 茂木 1455着
真岡 1505発 → 茂木 1545着
真岡 1534発 → 茂木 1614着
真岡 1612発 → 茂木 1653着
真岡 1637発 → 茂木 1722着
真岡 1712発 → 茂木 1751着
真岡 1747発 → 茂木 1829着
続いて、上り列車(茂木→真岡)。
(上り)
茂木 636発 → 真岡 714着
茂木 726発 → 真岡 809着
茂木 815発 → 真岡 852着
茂木 855発 → 真岡 934着
茂木 1325発 → 真岡 1404着
茂木 1523発 → 真岡 1608着
茂木 1552発 → 真岡 1628着
茂木 1627発 → 真岡 1711着
茂木 1700発 → 真岡 1746着
茂木 1729発 → 真岡 1805着
茂木 1804発 → 真岡 1843着
茂木 1855発 → 真岡 1934着
▲ 2011年3月14日(月)の下館駅の模様。巨大地震発生時、下館駅にいたのはどうやら写真の「モオカ14-9」だけだった模様。震災当日は1番線にいましたが、この日までに側線へと移動していたようです。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
茂木方面では、筑西市よりも屋根瓦の落下が多かったという話も聞いていましたので、真岡鐵道の線路や路盤にも影響が出ている区間があるのではないか……と思っていました。
しかし、どうやら長期間不通になるような深刻なダメージを被ったわけではなさそうで、その点は安堵しました。
また、下館方面に関しても、運行を再開しないのは水戸線が止まっているから……ということなので、裏を返せばいつでも列車運行は可能だということでもありそうです。
せめて朝夕の時間帯だけでも下館までの運行を……とも思うのですが、燃料事情が好転するまでは無理はできないということなのかも知れませんし、元々芳賀地域内のみの利用が多い路線でもあるので、優先順位としてはまず真岡~茂木間を……ということなのかも知れません。
常総線が運行を再開しているので、「SLもおか」号の運行を再開したら、「都心方面からはTX&常総線で!!」というような誘導を行っても良いのに……と思ってしまいます。
常総線と真岡鐵道の連携切符も発売しているわけですから、ぜひ検討をお願いしたいところです。
今すぐは難しいかも知れませんが、こんなときだからこそ、できるだけ早期に「SLもおか」号の運行を再開してもらって、真岡鐵道と沿線の健在ぶりをアピールしてほしいなあと思っています。
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【東北関東大震災】JR東日本 水戸支社、水戸周辺の被災区間を報道公開
- 2011/03/22 (Tue)
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東北関東大震災による被害から未だ復旧していない茨城県内の鉄道各線。
JR東日本 水戸支社管内の常磐線・水戸線・水郡線の内、今日現在で運行を再開しているのは常磐線の土浦以南(上野~土浦間)のみ。
水戸線と水郡線は「復旧の見通しが立っていない」の一点張りで、何がどう問題なのか情報開示がなされていません。
沿線住民の不安や不満が高まる中、水戸周辺の被災現場が報道公開されました。
水戸駅も被災しているほか、ひたちなか市内で線路と路盤が大きく沈下している様子が報じられています。
JRとしては、「これで察してくれ」というわけではないんでしょうが……。
・100メートル以上ゆがむレール JR常磐線の被害公開 茨城(MSN産経 2011年3月20日)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110320/ibr11032016020008-n1.htm
・県都の玄関、水郷、復旧遠く(東京新聞 2011年3月20日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20110320/CK2011032002000059.html
・JR復旧作業遅れる 一部再開めど立たず(読売新聞 2011年3月18日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20110317-OYT8T00950.htm
常磐線については、まずは水戸までの復旧と、車両基地がある勝田までの復旧はなんとしても急がなければいけないという事情は分かります。
しかし、今回の新聞報道を読む限り、まだしばらくは日数がかかりそうな印象です。
勝田以北は、ずっと海沿いのルートとなります……現地の状況を見たわけではないのですが、水戸周辺より被害が小さいことはないでしょう。
福島に入ると、被害はさらに拡大。大津波で線路や路盤が流失したり、貨物列車のコンテナ貨車が津波で転覆・流出したり、4両編成の旅客列車が津波で転覆している映像が度々テレビでも流れていました。
それにしても、いつになったら水戸線と水郡線は運行再開にこぎつけるのでしょうか。
詳細は一切発表が行われていないものの、復旧が容易でないような、何か大きな阻害要因があるのでしょうか。
阻害要因となりそうなものを考えてみると……。
水戸線には、川島~東結城間に鬼怒川の橋梁があります。この橋梁は、昭和13年(1938年)9月に発生した大洪水により崩壊した初代橋梁(「水戸鉄道」開業当時に架橋)に替わって架けられた2代目の橋梁で、約70年前の橋ということになります。
今回の震災で、筑西市は「震度6強」の激しい揺れとなりましたから、この橋が無事かどうか、地震当初から気になってはいます。
また、岩瀬以東は切り通しの区間もあるので、下館界隈より震源域に近いその一帯がどうなっているかも気になっていました。
水郡線には、水戸~常陸青柳間に那珂川の橋梁があり、2011年4月の完成予定で架け替え&堤防改修工事が行われていました。
現行の橋と、既に現場に運び込まれ、架け替えを待つ状態だったと思われる新しい橋桁がどうなっているか……。
また、常陸大宮から常陸大子に至るまでには、何度となく久慈川の橋梁を渡るほか、ちょっとした峡谷のような狭隘な地形を通りますので、この辺の状態がどうなっているかも気になります。
常磐線の復旧を最優先にしているのだろうことは分かりますし、JRの立場で考えると優先順位を高くせざるを得ない事情は理解できるのですが……。
水戸線と水郡線についても、もし復旧が遅れるのだとしても、ある程度は具体的な説明を行わないと、沿線住民の理解と納得は得にくいのではないか……と思います。



▲ 2011年3月14日(月)の下館駅の模様。左は南口改札前に貼り出されたお詫び。中央は北口駅舎内で、ご婦人が新幹線特急券の払い戻しに訪れたが、機器が動いていないので対応できなかった。右は下館駅西側の踏切で、遮断機が外されているのに注目。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
間もなく春休みとはいえ、今日(3月22日)から再開する学校も多いですし、すぐ新年度が始まります。
列車が動かないとなると、卒業式や入学式にも参加できない生徒だっているはずですし、新年度以降の通学にも大きな影響が出るでしょう。
もちろん、企業活動も再開しています。
通勤に鉄道を利用している人も多いので、いつまでも見通しなしに運休が続けば、鉄道そのものに対する信頼性を大きく損ねてしまう危険性すらあります。
被災区間の復旧にあたる作業員が必死で働いているだろうことは重々承知しています。
しかし、常磐線ほどではないとはいえ、多くの乗客が日々水戸線や水郡線を利用していたのですから、公共交通を担う一大企業として、責任感とスピード感のある対応を事業者側にはお願いしたいと考えています。
少なくとも水戸線については、今のところ代行バスを走らせようという話は耳にしていません。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
JR東日本 水戸支社管内の常磐線・水戸線・水郡線の内、今日現在で運行を再開しているのは常磐線の土浦以南(上野~土浦間)のみ。
水戸線と水郡線は「復旧の見通しが立っていない」の一点張りで、何がどう問題なのか情報開示がなされていません。
沿線住民の不安や不満が高まる中、水戸周辺の被災現場が報道公開されました。
水戸駅も被災しているほか、ひたちなか市内で線路と路盤が大きく沈下している様子が報じられています。
JRとしては、「これで察してくれ」というわけではないんでしょうが……。
・100メートル以上ゆがむレール JR常磐線の被害公開 茨城(MSN産経 2011年3月20日)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110320/ibr11032016020008-n1.htm
・県都の玄関、水郷、復旧遠く(東京新聞 2011年3月20日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20110320/CK2011032002000059.html
・JR復旧作業遅れる 一部再開めど立たず(読売新聞 2011年3月18日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20110317-OYT8T00950.htm
常磐線については、まずは水戸までの復旧と、車両基地がある勝田までの復旧はなんとしても急がなければいけないという事情は分かります。
しかし、今回の新聞報道を読む限り、まだしばらくは日数がかかりそうな印象です。
勝田以北は、ずっと海沿いのルートとなります……現地の状況を見たわけではないのですが、水戸周辺より被害が小さいことはないでしょう。
福島に入ると、被害はさらに拡大。大津波で線路や路盤が流失したり、貨物列車のコンテナ貨車が津波で転覆・流出したり、4両編成の旅客列車が津波で転覆している映像が度々テレビでも流れていました。
それにしても、いつになったら水戸線と水郡線は運行再開にこぎつけるのでしょうか。
詳細は一切発表が行われていないものの、復旧が容易でないような、何か大きな阻害要因があるのでしょうか。
阻害要因となりそうなものを考えてみると……。
水戸線には、川島~東結城間に鬼怒川の橋梁があります。この橋梁は、昭和13年(1938年)9月に発生した大洪水により崩壊した初代橋梁(「水戸鉄道」開業当時に架橋)に替わって架けられた2代目の橋梁で、約70年前の橋ということになります。
今回の震災で、筑西市は「震度6強」の激しい揺れとなりましたから、この橋が無事かどうか、地震当初から気になってはいます。
また、岩瀬以東は切り通しの区間もあるので、下館界隈より震源域に近いその一帯がどうなっているかも気になっていました。
水郡線には、水戸~常陸青柳間に那珂川の橋梁があり、2011年4月の完成予定で架け替え&堤防改修工事が行われていました。
現行の橋と、既に現場に運び込まれ、架け替えを待つ状態だったと思われる新しい橋桁がどうなっているか……。
また、常陸大宮から常陸大子に至るまでには、何度となく久慈川の橋梁を渡るほか、ちょっとした峡谷のような狭隘な地形を通りますので、この辺の状態がどうなっているかも気になります。
常磐線の復旧を最優先にしているのだろうことは分かりますし、JRの立場で考えると優先順位を高くせざるを得ない事情は理解できるのですが……。
水戸線と水郡線についても、もし復旧が遅れるのだとしても、ある程度は具体的な説明を行わないと、沿線住民の理解と納得は得にくいのではないか……と思います。
▲ 2011年3月14日(月)の下館駅の模様。左は南口改札前に貼り出されたお詫び。中央は北口駅舎内で、ご婦人が新幹線特急券の払い戻しに訪れたが、機器が動いていないので対応できなかった。右は下館駅西側の踏切で、遮断機が外されているのに注目。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
間もなく春休みとはいえ、今日(3月22日)から再開する学校も多いですし、すぐ新年度が始まります。
列車が動かないとなると、卒業式や入学式にも参加できない生徒だっているはずですし、新年度以降の通学にも大きな影響が出るでしょう。
もちろん、企業活動も再開しています。
通勤に鉄道を利用している人も多いので、いつまでも見通しなしに運休が続けば、鉄道そのものに対する信頼性を大きく損ねてしまう危険性すらあります。
被災区間の復旧にあたる作業員が必死で働いているだろうことは重々承知しています。
しかし、常磐線ほどではないとはいえ、多くの乗客が日々水戸線や水郡線を利用していたのですから、公共交通を担う一大企業として、責任感とスピード感のある対応を事業者側にはお願いしたいと考えています。
少なくとも水戸線については、今のところ代行バスを走らせようという話は耳にしていません。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
【東北関東大震災】関東鉄道、3月22日(火)以降の常総線平日暫定ダイヤを公表
- 2011/03/21 (Mon)
- ニュース(鉄道・LRT・バスなど) |
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関東鉄道は、このたび発生した「東北関東大震災」を受けて、2011年3月22日(火)以降の常総線暫定ダイヤを発表しました。
震災後、これまでは時刻表がない状態での「だいたい○分ごと」の「徐行運転」状態でしたが、今週からは多少の前後はあるものの、一応暫定時刻表に沿った形での運行となります。
つまり、ある程度時間が読めるようになる、ということです。
・関東鉄道
http://www.kantetsu.co.jp/
・常総線 3月22日(火)からの平日の列車発着時刻表(上り/下館→取手)
http://www.kantetsu.co.jp/news/110411/joso_e_up.pdf
(PDFファイルです)
・常総線 3月22日(火)からの平日の列車発着時刻表(下り/取手→下館)
http://www.kantetsu.co.jp/news/110411/joso_e_down.pdf
(PDFファイルです)
この「震災ダイヤ」は、とりあえず平日分が公開されています。
列車の運行本数は通常より減り、快速は全て運休。運転区間は下館~水海道と、取手~水海道に二分されます(下館~守谷直通列車は運休)。
また、部分的な徐行区間があるため、所要時間が通常よりは余計にかかり、通常だと普通列車で60~70分の下館~守谷間が、「震災ダイヤ」では80~90分(水海道での乗り換え含む)となります。
下館~水海道間の運行頻度(運転間隔)は、朝夕の通勤時間帯が30分に1本程度、日中は40~50分に1本程度、21時以降は40~60分に1本程度です。
水海道~取手間の運行頻度は、朝の通勤時間帯が10~15分に1本程度、日中は20分に1本程度、夕方は10~15分に1本程度、21時以降は15~20分に1本程度です。
常総線は、震災発生後は運転を見合わせていました。
しかし、すぐに復旧に向けて動き出しました。
3月12日(土)、本数は少ないし時間も全く読めない応急措置だったとはいえ、下館まで代行バスを運行。
3月13日(日)、取手~水海道間の列車運行を再開(水海道~下館間は代行バス)。
3月14日(月)、下妻までの列車運行を再開(下妻~下館間は代行バス)。
3月15日(火)、下館までの列車運行を再開。
いつ大きな余震があるか分からないため、通常より大きく減速しての徐行運転。
しかし、被災地(下館界隈も被災しました)で列車が走る心理的な影響は絶大でした。
JR水戸線と真岡鐵道の運行再開がいつになるか全く分からない中、下館では常総線だけが力強くディーゼルエンジンを轟かせてきたわけです。



▲ 震災翌日の2011年3月12日(土)の大田郷駅(左2枚)と黒子駅(右1枚)の模様。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
上の写真は、震災翌日の3月12日(土)に撮影した大田郷駅と黒子駅の模様です。
震災後、下館駅周辺(特に北口の旧市街地)では停電も断水も発生していなかったものの、下館~下妻の広い範囲では停電と断水が続いていました。
大田郷駅では、目立った損害はなく、駅務室には関鉄の職員さんが1人待機していて、駅に利用者が訪れた際の説明にあたっていました。
ただ、停電は知らずに来てしまったようで(それほど情報が混乱もしくは途絶していた)、連絡が取れず難儀していたようです。
黒子駅では、ちょうど上下列車の交換中に被災したのか、「キハ2405」と「キハ5002」が並んでいました。ここには若い職員さんがいて、利用者に旧・国道294号線経由の代行バスが走っていることを伝えていました。
停電のため、「キハ5002」はエンジンを回し続け、列車無線用の電源にしているとのことでした。
私は常々「特に都心方面へお出かけの際は、長年使い慣れた小山経由だけでなく、常総線とつくばエクスプレスを使ってみてくださいね」というような呼びかけを行っていました。
行き先次第ですが、上野や秋葉原、東京など、山手線の東半分方面に行く場合は小山経由よりも所要時間がかからないことが多いし、運行頻度も結構高くなりましたので、利便性も高くなっているためです。
また、運賃の面でも、割引切符「TX&常総ライン往復きっぷ」を使うと、下館~秋葉原間の運賃は3,080円となりますので、JR経由の場合とほぼ同等となっていることもポイントでした。
今回の震災で、JR水戸線の復旧がいつになるか分からない中、常総線・TXルートというのは下館周辺の皆さんにとって重要な生命線の座に躍り出ました。
(小山までクルマで移動するという方法もありますが、ガソリン不足が深刻な状況では……)
しばらくは「震災ダイヤ」ですが、追い追い通常ダイヤに戻るものと思います。
以前に比べると大幅に運行頻度が向上し(TX開業前の倍以上)、快速運行も行っている現在の常総線に乗車する機会が増えることで、沿線住民の認知が好転することも個人的にはかなり期待しています。
移動ルートが複数あるということは、日頃の移動の柔軟性を高めるだけでなく、今回のような非常時の際、あるルートが使用できなくても、他のルートでも移動できるという安心感をもたらします。
こんなときだからこそ、そのことの重要性を再認識していただいて、震災から復興後も常総線を利用する機会を増やしていただければと思います。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
震災後、これまでは時刻表がない状態での「だいたい○分ごと」の「徐行運転」状態でしたが、今週からは多少の前後はあるものの、一応暫定時刻表に沿った形での運行となります。
つまり、ある程度時間が読めるようになる、ということです。
・関東鉄道
http://www.kantetsu.co.jp/
・常総線 3月22日(火)からの平日の列車発着時刻表(上り/下館→取手)
http://www.kantetsu.co.jp/news/110411/joso_e_up.pdf
(PDFファイルです)
・常総線 3月22日(火)からの平日の列車発着時刻表(下り/取手→下館)
http://www.kantetsu.co.jp/news/110411/joso_e_down.pdf
(PDFファイルです)
この「震災ダイヤ」は、とりあえず平日分が公開されています。
列車の運行本数は通常より減り、快速は全て運休。運転区間は下館~水海道と、取手~水海道に二分されます(下館~守谷直通列車は運休)。
また、部分的な徐行区間があるため、所要時間が通常よりは余計にかかり、通常だと普通列車で60~70分の下館~守谷間が、「震災ダイヤ」では80~90分(水海道での乗り換え含む)となります。
下館~水海道間の運行頻度(運転間隔)は、朝夕の通勤時間帯が30分に1本程度、日中は40~50分に1本程度、21時以降は40~60分に1本程度です。
水海道~取手間の運行頻度は、朝の通勤時間帯が10~15分に1本程度、日中は20分に1本程度、夕方は10~15分に1本程度、21時以降は15~20分に1本程度です。
常総線は、震災発生後は運転を見合わせていました。
しかし、すぐに復旧に向けて動き出しました。
3月12日(土)、本数は少ないし時間も全く読めない応急措置だったとはいえ、下館まで代行バスを運行。
3月13日(日)、取手~水海道間の列車運行を再開(水海道~下館間は代行バス)。
3月14日(月)、下妻までの列車運行を再開(下妻~下館間は代行バス)。
3月15日(火)、下館までの列車運行を再開。
いつ大きな余震があるか分からないため、通常より大きく減速しての徐行運転。
しかし、被災地(下館界隈も被災しました)で列車が走る心理的な影響は絶大でした。
JR水戸線と真岡鐵道の運行再開がいつになるか全く分からない中、下館では常総線だけが力強くディーゼルエンジンを轟かせてきたわけです。
▲ 震災翌日の2011年3月12日(土)の大田郷駅(左2枚)と黒子駅(右1枚)の模様。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
上の写真は、震災翌日の3月12日(土)に撮影した大田郷駅と黒子駅の模様です。
震災後、下館駅周辺(特に北口の旧市街地)では停電も断水も発生していなかったものの、下館~下妻の広い範囲では停電と断水が続いていました。
大田郷駅では、目立った損害はなく、駅務室には関鉄の職員さんが1人待機していて、駅に利用者が訪れた際の説明にあたっていました。
ただ、停電は知らずに来てしまったようで(それほど情報が混乱もしくは途絶していた)、連絡が取れず難儀していたようです。
黒子駅では、ちょうど上下列車の交換中に被災したのか、「キハ2405」と「キハ5002」が並んでいました。ここには若い職員さんがいて、利用者に旧・国道294号線経由の代行バスが走っていることを伝えていました。
停電のため、「キハ5002」はエンジンを回し続け、列車無線用の電源にしているとのことでした。
私は常々「特に都心方面へお出かけの際は、長年使い慣れた小山経由だけでなく、常総線とつくばエクスプレスを使ってみてくださいね」というような呼びかけを行っていました。
行き先次第ですが、上野や秋葉原、東京など、山手線の東半分方面に行く場合は小山経由よりも所要時間がかからないことが多いし、運行頻度も結構高くなりましたので、利便性も高くなっているためです。
また、運賃の面でも、割引切符「TX&常総ライン往復きっぷ」を使うと、下館~秋葉原間の運賃は3,080円となりますので、JR経由の場合とほぼ同等となっていることもポイントでした。
今回の震災で、JR水戸線の復旧がいつになるか分からない中、常総線・TXルートというのは下館周辺の皆さんにとって重要な生命線の座に躍り出ました。
(小山までクルマで移動するという方法もありますが、ガソリン不足が深刻な状況では……)
しばらくは「震災ダイヤ」ですが、追い追い通常ダイヤに戻るものと思います。
以前に比べると大幅に運行頻度が向上し(TX開業前の倍以上)、快速運行も行っている現在の常総線に乗車する機会が増えることで、沿線住民の認知が好転することも個人的にはかなり期待しています。
移動ルートが複数あるということは、日頃の移動の柔軟性を高めるだけでなく、今回のような非常時の際、あるルートが使用できなくても、他のルートでも移動できるという安心感をもたらします。
こんなときだからこそ、そのことの重要性を再認識していただいて、震災から復興後も常総線を利用する機会を増やしていただければと思います。
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【東北関東大震災】アルテリオ3月定例運転会は中止します
- 2011/03/18 (Fri)
- 運転会開催のお知らせ |
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2011年3月11日(金)午後に発生した東北~茨城沖の巨大地震の影響で、各地の公共施設でさまざまな損傷が発生しています。
一昨日、当方「下館レイル倶楽部」が毎月定例運転会を開催しているしもだて地域交流センター「アルテリオ」から連絡がありました。
「当面開館できる状況ではないことから、今月の運転会は開催を見合わせていただきたい」
このお申し出を受けて、3月19日(土)夕方から前日設営、3月20日(日)に運転会を予定しておりましたが、今回は開催中止となりました。
来月以降の開催については、会場側の復旧次第となります(建物自体には損傷はなく、たぶんガラスの破損を修理する業者を手配するのに難儀しているのではないかと思います)。
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一昨日、当方「下館レイル倶楽部」が毎月定例運転会を開催しているしもだて地域交流センター「アルテリオ」から連絡がありました。
「当面開館できる状況ではないことから、今月の運転会は開催を見合わせていただきたい」
このお申し出を受けて、3月19日(土)夕方から前日設営、3月20日(日)に運転会を予定しておりましたが、今回は開催中止となりました。
来月以降の開催については、会場側の復旧次第となります(建物自体には損傷はなく、たぶんガラスの破損を修理する業者を手配するのに難儀しているのではないかと思います)。
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【東北関東大震災】
- 2011/03/13 (Sun)
- 【管理人から】注意事項など |
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2011年3月11日(金)午後に発生した太平洋岸の巨大地震。
直後に発生した大津波により、各地で甚大な被害が報告されております。
当方が居住する茨城県筑西市でも震度6強の激しい揺れとなり、家屋の倒壊はほとんどなかったものの、石塀の倒壊、屋根瓦の脱落など、広い範囲で被害が出ています。
また、地震発生と同時に停電が発生し、断水も発生していました。
同じ筑西市内でも、旧・下館町地域などでは停電も一瞬で復旧したり、水道も問題なく使用できたようですが、それ以外の地域では長時間の停電と断水が続いておりました。
こちらでの停電は、今朝復旧しました。
やっと、パソコンとインターネットが利用できる状況となりました。
詳細は後ほど改めますが、現在下館周辺ではJR水戸線が運休、常総線は水海道以南の運転を再開して、現在下館方面の運行再開に向けて点検を行っているようです。
今後、可能な範囲で当地の状況についてお知らせしたいと思います。
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直後に発生した大津波により、各地で甚大な被害が報告されております。
当方が居住する茨城県筑西市でも震度6強の激しい揺れとなり、家屋の倒壊はほとんどなかったものの、石塀の倒壊、屋根瓦の脱落など、広い範囲で被害が出ています。
また、地震発生と同時に停電が発生し、断水も発生していました。
同じ筑西市内でも、旧・下館町地域などでは停電も一瞬で復旧したり、水道も問題なく使用できたようですが、それ以外の地域では長時間の停電と断水が続いておりました。
こちらでの停電は、今朝復旧しました。
やっと、パソコンとインターネットが利用できる状況となりました。
詳細は後ほど改めますが、現在下館周辺ではJR水戸線が運休、常総線は水海道以南の運転を再開して、現在下館方面の運行再開に向けて点検を行っているようです。
今後、可能な範囲で当地の状況についてお知らせしたいと思います。
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【JR東日本】常磐線の新型特急「E657系」が甲種輸送
- 2011/03/11 (Fri)
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JR東日本が常磐線の新型特急車両として製造を行っている「E657系」が、ついに姿を現しました。
・JR東日本E657系5両が甲種輸送される(「railf.jp」 2011年3月9日)
http://railf.jp/news/2011/03/10/205000.html
(写真が掲載されています)
今回甲種輸送されたのは、車両メーカー「近畿車輛」が製造した5両で、
∠クハE656-1 - モハE657-201 - モハE656-201 - サハE657-1 - サロE657-201
……と、10両編成の半分にあたります。
「E657系」は、昨年末に第一報が出た際にこちらでもご紹介していますが、
・2012年春にデビュー。
・上野~いわき間の特急は2012年秋までに「E657系」で統一。
・6M4T(6両が動力車、4両は付随車)の10両編成を16本投入。
・先頭車とグリーン車にはフルアクティブサスペンションを装備。
・全車両に車体間ダンパを装備。
・静粛性を重んじた床構造の採用。
・全座席にパソコンを置けるテーブルとコンセントを設置。
・WiMAXを用いたブロードバンド環境を構築(当初は上野~水戸間で、後日順次拡大)。
・いわき~仙台間は、現行の「E653系」による新設特急に切り替え。
・いわき駅で「E657系」特急と「E653系」特急は同一ホーム上で乗り換えできる。
……などとなっています。
【参考用URL】
・常磐線特急に新型車両を導入! ~ E657系特急形交直流電車 ~(JR東日本 プレスリリース 2010年12月7日)
http://www.jreast.co.jp/press/2010/20101206.pdf
・常磐線特急にE657系を導入へ(「railf.jp」 2010年12月7日)
http://railf.jp/news/2010/12/07/181000.html
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・JR東日本E657系5両が甲種輸送される(「railf.jp」 2011年3月9日)
http://railf.jp/news/2011/03/10/205000.html
(写真が掲載されています)
今回甲種輸送されたのは、車両メーカー「近畿車輛」が製造した5両で、
∠クハE656-1 - モハE657-201 - モハE656-201 - サハE657-1 - サロE657-201
……と、10両編成の半分にあたります。
「E657系」は、昨年末に第一報が出た際にこちらでもご紹介していますが、
・2012年春にデビュー。
・上野~いわき間の特急は2012年秋までに「E657系」で統一。
・6M4T(6両が動力車、4両は付随車)の10両編成を16本投入。
・先頭車とグリーン車にはフルアクティブサスペンションを装備。
・全車両に車体間ダンパを装備。
・静粛性を重んじた床構造の採用。
・全座席にパソコンを置けるテーブルとコンセントを設置。
・WiMAXを用いたブロードバンド環境を構築(当初は上野~水戸間で、後日順次拡大)。
・いわき~仙台間は、現行の「E653系」による新設特急に切り替え。
・いわき駅で「E657系」特急と「E653系」特急は同一ホーム上で乗り換えできる。
……などとなっています。
【参考用URL】
・常磐線特急に新型車両を導入! ~ E657系特急形交直流電車 ~(JR東日本 プレスリリース 2010年12月7日)
http://www.jreast.co.jp/press/2010/20101206.pdf
・常磐線特急にE657系を導入へ(「railf.jp」 2010年12月7日)
http://railf.jp/news/2010/12/07/181000.html
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【都心LRT】事業運営権を民間に売却し経営委託する新方式を検討か
- 2011/03/09 (Wed)
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今朝の「日本経済新聞」に、PFI(民間資金を活用した社会資本整備)改革の最終案が明らかとなりました。
鉄道や港湾施設、浄化槽、国・地方の医療施設など、公共性が高い14分野について、事業運営権を民間に売却して、経営を委託する新方式(コンセッション)の導入が可能となる方向性のようです。
(14分野の中に「道路」は含まれていません)
東京都中央区が検討している銀座~晴海間LRTについても、この方式の適用が考慮されている……と記事にはあります。
・銀座の路面電車計画、民間経営の新方式が有力に(日本経済新聞 2011年3月9日)
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公設民営方式と併せて、この方式が導入できるようになれば、各地で検討されているLRT計画もかなり敷居が下がるのではないかと思います。
宇都宮や水戸のLRT計画についても、この方式が実現できるとなれば、大きな後押しとなることは間違いありません。
【参考記事】
・都心に路面電車復活へ 銀座-晴海に整備計画 中央区、20年代前半の開業目指す(「日本経済新聞」 2011年2月2日 朝刊)
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・銀座~晴海に路面電車、2020年導入目指す(読売新聞 2011年2月3日)
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鉄道や港湾施設、浄化槽、国・地方の医療施設など、公共性が高い14分野について、事業運営権を民間に売却して、経営を委託する新方式(コンセッション)の導入が可能となる方向性のようです。
(14分野の中に「道路」は含まれていません)
東京都中央区が検討している銀座~晴海間LRTについても、この方式の適用が考慮されている……と記事にはあります。
・銀座の路面電車計画、民間経営の新方式が有力に(日本経済新聞 2011年3月9日)
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公設民営方式と併せて、この方式が導入できるようになれば、各地で検討されているLRT計画もかなり敷居が下がるのではないかと思います。
宇都宮や水戸のLRT計画についても、この方式が実現できるとなれば、大きな後押しとなることは間違いありません。
【参考記事】
・都心に路面電車復活へ 銀座-晴海に整備計画 中央区、20年代前半の開業目指す(「日本経済新聞」 2011年2月2日 朝刊)
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・銀座~晴海に路面電車、2020年導入目指す(読売新聞 2011年2月3日)
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【雷都レールとちぎ】講演会「日常の風景のなかで交通環境を考える」3月10日(木)開催
環境と福祉の交通まちづくりをめざす市民団体「雷都レールとちぎ」から、講演会のお知らせが届きましたのでお知らせします。
・未来につなぐまちづくり講演会「日常の風景のなかで交通環境を考える ~公共交通をよりよくするために~」
講演会チラシ(PDF形式のファイルです)
▲ チラシを追加しました!!
開催日時は、2011年3月10日(木)18:30~20:00。
開催場所は、宇都宮市の中心街にある「ホテル丸治」です。
聴講は無料で、事前申し込み(詳細は後述)を行ってください。
また、講演会終了後には懇親会も開催予定です(会費:4,000円)。
以下は、「雷都レールとちぎ」から届きました案内メールです。
============================================================
未来につなぐまちづくり講演会
============================================================
日常の風景のなかで交通環境を考える
~ 公共交通をよりよくするために ~
講師:橋本 優子 氏(宇都宮市美術館学芸員)
============================================================
各地で、クルマ優先のまちづくりから、「公共交通まちづくり」へという動きが加速しています。環境や福祉の面から、私たちのまちにも、この流れは確実にやってきます。
今回は、私たちが普段何気なく利用している「移動手段」について、クルマやバス、電車という「乗り物」だけでなく、駅やバス停などの「乗り換え施設」についても、「デザイン」の側面からお話しします。
私たちの日常の生活を、「もっと便利に、快適に」するために、みなさんで考えてみましょう。
============================================================
●日時:2011年 3月10日(木)
開場18:15
開演18:30
閉会20:00(終了後、懇親会予定)
●場所:宇都宮ホテル丸治
(宇都宮市泉町1‐22)
●講師:橋本 優子 氏(宇都宮市美術館学芸員)
宇都宮美術館主任学芸員、武蔵野美術大学非常勤講師。東京都出身。
京都工芸繊維大学大学院終了、開設準備室時代より宇都宮美術館に勤務。
近・現代のデザイン、デザイン教育、デザインのミュゼオロジーを専門と
するかたわら、鉄道をめぐるデザインと文化、都市・社会システムとしての鉄道に関心を寄せる。
共著に、『近代デザイン史』(2006年、武蔵野美術大学出版局)、『プロダクトデザイン ~商品開発に携わるすべてのひとへ~』(2009年、ワークスコーポレーション)、『ヴェルナー.パントン作品集』(2010年、河出書房新社)など。
『鉄道デザインEx』『新幹線エクスプローラ』などへの寄稿で、鉄道ライターとしても活躍している。
●内容:
18:30 開 会 主催者あいさつ
18:35 橋本 優子 氏 講演会
~ まちづくり茶論
(皆さんで交通まちづくりについて考えます)
20:00 閉会
~懇親会(ご希望者のみ・会費4000円)
●聴講料:無料(事前申し込みが必要です。)
(収容人数を超える場合、入場を制限する場合があります。)
●懇親会について:
講演会終了後、同会場にて懇親会(アルコールあり、会費4000円)を予定しています。
参加希望の方は、申込時にその旨明記してください。
●主催・問い合せ・お申込み:
環境と福祉の交通まちづくりをめざす
市民団体「雷都レールとちぎ」
〒320-0802 宇都宮市江野町10-3 イエローフィッシュ内
常駐者はおりません。連絡はメールまたはFAXでお願いします。
メール info@t-lrt.com
FAX 028-632-0699
雷都レールとちぎホームページ
============================================================
●聴講および懇親会申込みについて:
・聴講を希望される方は、下記の申込書(または添付チラシの
申込書)に記入の上、FAXまたはメールでお申込みください。
・定員を超えた場合、記入いただいた連絡先にご連絡しますので、
必ず連絡先を記入してください。
・団体でお申込みの場合も、個人のお名前とお住まいを記入して
お申込みください。
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<<< 聴講申込書 >>>
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送信先 市民団体「雷都レールとちぎ」事務局あて
FAX 028-632-0699
メール info@t-lrt.com
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未来につなぐまちづくり講演会の聴講を希望します。
■氏名:
■住所(町名までで結構です):
■連絡先(FAX番号またはメールアドレス):
■懇親会への参加の有無:
下のいずれかを選択(または削除)してください。
□聴講のみ(無料)
□聴講および懇親会(会費4,000円)参加希望
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多くの方のご参加をお待ちしております。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
・未来につなぐまちづくり講演会「日常の風景のなかで交通環境を考える ~公共交通をよりよくするために~」
講演会チラシ(PDF形式のファイルです)
▲ チラシを追加しました!!
開催日時は、2011年3月10日(木)18:30~20:00。
開催場所は、宇都宮市の中心街にある「ホテル丸治」です。
聴講は無料で、事前申し込み(詳細は後述)を行ってください。
また、講演会終了後には懇親会も開催予定です(会費:4,000円)。
以下は、「雷都レールとちぎ」から届きました案内メールです。
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未来につなぐまちづくり講演会
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日常の風景のなかで交通環境を考える
~ 公共交通をよりよくするために ~
講師:橋本 優子 氏(宇都宮市美術館学芸員)
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各地で、クルマ優先のまちづくりから、「公共交通まちづくり」へという動きが加速しています。環境や福祉の面から、私たちのまちにも、この流れは確実にやってきます。
今回は、私たちが普段何気なく利用している「移動手段」について、クルマやバス、電車という「乗り物」だけでなく、駅やバス停などの「乗り換え施設」についても、「デザイン」の側面からお話しします。
私たちの日常の生活を、「もっと便利に、快適に」するために、みなさんで考えてみましょう。
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●日時:2011年 3月10日(木)
開場18:15
開演18:30
閉会20:00(終了後、懇親会予定)
●場所:宇都宮ホテル丸治
(宇都宮市泉町1‐22)
●講師:橋本 優子 氏(宇都宮市美術館学芸員)
宇都宮美術館主任学芸員、武蔵野美術大学非常勤講師。東京都出身。
京都工芸繊維大学大学院終了、開設準備室時代より宇都宮美術館に勤務。
近・現代のデザイン、デザイン教育、デザインのミュゼオロジーを専門と
するかたわら、鉄道をめぐるデザインと文化、都市・社会システムとしての鉄道に関心を寄せる。
共著に、『近代デザイン史』(2006年、武蔵野美術大学出版局)、『プロダクトデザイン ~商品開発に携わるすべてのひとへ~』(2009年、ワークスコーポレーション)、『ヴェルナー.パントン作品集』(2010年、河出書房新社)など。
『鉄道デザインEx』『新幹線エクスプローラ』などへの寄稿で、鉄道ライターとしても活躍している。
●内容:
18:30 開 会 主催者あいさつ
18:35 橋本 優子 氏 講演会
~ まちづくり茶論
(皆さんで交通まちづくりについて考えます)
20:00 閉会
~懇親会(ご希望者のみ・会費4000円)
●聴講料:無料(事前申し込みが必要です。)
(収容人数を超える場合、入場を制限する場合があります。)
●懇親会について:
講演会終了後、同会場にて懇親会(アルコールあり、会費4000円)を予定しています。
参加希望の方は、申込時にその旨明記してください。
●主催・問い合せ・お申込み:
環境と福祉の交通まちづくりをめざす
市民団体「雷都レールとちぎ」
〒320-0802 宇都宮市江野町10-3 イエローフィッシュ内
常駐者はおりません。連絡はメールまたはFAXでお願いします。
メール info@t-lrt.com
FAX 028-632-0699
雷都レールとちぎホームページ
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●聴講および懇親会申込みについて:
・聴講を希望される方は、下記の申込書(または添付チラシの
申込書)に記入の上、FAXまたはメールでお申込みください。
・定員を超えた場合、記入いただいた連絡先にご連絡しますので、
必ず連絡先を記入してください。
・団体でお申込みの場合も、個人のお名前とお住まいを記入して
お申込みください。
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<<< 聴講申込書 >>>
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送信先 市民団体「雷都レールとちぎ」事務局あて
FAX 028-632-0699
メール info@t-lrt.com
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未来につなぐまちづくり講演会の聴講を希望します。
■氏名:
■住所(町名までで結構です):
■連絡先(FAX番号またはメールアドレス):
■懇親会への参加の有無:
下のいずれかを選択(または削除)してください。
□聴講のみ(無料)
□聴講および懇親会(会費4,000円)参加希望
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多くの方のご参加をお待ちしております。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
【TOMIX】2011年7月の新製品情報
- 2011/03/08 (Tue)
- ニュース(鉄道模型) |
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- CM(0) |
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- ▲Top
「TOMIX」の2011年7月の新製品情報です。
今回の目玉は、「485系200番台」「(同)300番台」のリニューアルと、「ED61」「ED62」のリニューアルでしょうか。
「EF65 1000番台(前期型)」と「24系24形」もリニューアル生産が行われます。
再生産では「ED75 700番台(前期型)」と「ソ80」などが予定に入っています。
各通販サイトでも予約や先行予約が始まっています。
・TOMIX7月発売予定製品各種のご案内。(「ポポンデッタ商品部NEWS」 2011年3月3日)
http://popondetta.com/blog/cat2/tomix7.html
・トミックス 7月発売予定 新製品(N)です。(「壱番館スタッフblog」 2011年3月2日)
http://d.hatena.ne.jp/ichibankan/20110302/1299074322
・【Nゲージ】トミックス 7月発売予定の新製品情報
(「J-鉄道部」 2011年3月4日)
http://blog.joshinweb.jp/joshintrain/2011/03/n7-4739.html
発売となる新製品(リニューアル品を含む)は次の通り。
【Nゲージ】
・92404 DE10・ワム80000形貨物列車セット(リニューアル)
……「DE10」は更新車をモデル化、フライホイール動力採用
……「ワム280000」は「未来を拓く JR貨物」キャッチコピー付き
……「ワム380000」は屋根が青色
・9114 ED61形電気機関車(リニューアル)
……フライホイール付動力採用、運転台シースルー化
……手すり・解放テコ・信号炎管を別パーツ化
……常点灯基板(ON/OFF付き)採用
……スノープロウ装着済み
……ミニカーブ対応
・9115 ED62形電気機関車(リニューアル)
……フライホイール付動力採用、運転台シースルー化
……手すり・解放テコ・信号炎管を別パーツ化
……常点灯基板(ON/OFF付き)採用
……スノープロウ装着済み
・92425 485-200系特急電車 基本4両セット(リニューアル)
・92426 485-300系特急電車 基本4両セット(リニューアル)
・92427 485系特急電車(AU13搭載車)増結2両セット(M車)(リニューアル)
・92428 485系特急電車(AU13搭載車)増結2両セット(T車)(リニューアル)
・8944 サハ481形(AU13搭載車)(リニューアル)
・8945 サロ481形(AU13搭載車)(リニューアル)
・8946 サシ481形(AU13搭載車)(リニューアル)
……フライホイール動力採用、新集電、黒色車輪採用、TNカプラーSP化
……ヘッドライトは電球色LED基板採用
……200番台のヘッドマークは「白鳥」(文字)装着済み/「やまびこ」(イラスト)付属
……300番台のヘッドマークは「ひばり」(文字)装着済み/「雷鳥」(イラスト)付属
・92814 24系25形特急寝台客車 7両セット(リニューアル)
・8531 オハネフ24(リニューアル)
・8532 オハネ24(リニューアル)
・8533 オロネ24(リニューアル)
……クーラー別パーツ化、新集電、黒色車輪採用
……「オハネ24」「オハネフ24」の室内は2段式改造後を再現
・8540 カニ24-100形(M車)
……機関車の次位に連結して、走行を補助をする車両
……機関車の速度に合わせる速度可変装置付き
……フライホイール付き動力を採用
……トレインマークは白色LEDを採用
・3141 私有U18A形コンテナ(コカ・コーラ塗装 3個入)
……1993年に10個のみ製造されたコカ・コーラ輸送専用コンテナをモデル化
続いて、再生産となるのは次の通り。
【Nゲージ】
・9122 EF65-1000形電気機関車(前期型)
……フライホイール付き動力を採用、スノープロー装着済み
……発売は8月を予定
・2772 ソ80 グリーン(チキ7000付き)
・2774 チキ7000
・2775 タキ5450
・2777 ホキ800(2両セット)
・2175 ED75-700形電気機関車(前期型)
……仕様は従来品と同様
・0839 トレインマーク485-200系用(文字)
・0840 トレインマーク485-200系用(イラスト)
・0843 トレインマーク485-200系用(文字)B
・0844 トレインマーク485-200系用(イラスト)B
・0845 トレインマーク485-300系用(文字)A
・0846 トレインマーク485-300系用(イラスト)A
・0847 トレインマーク485-300系用(文字)B
・0848 トレインマーク485-300系用(イラスト)B
……仕様は従来品と同様
「ED61」と「ED62」のリニューアルを待っていた人は多かったのではないかと思います。
また、国鉄フリークの皆さんにとっては。「485系」と「24系24形」のリニューアルは嬉しい話だろうと思います。
「24系24形」による長大編成を組成した場合、動力車が先頭の1両だけでは登坂力不足になる可能性があるようですので、その場合は動力機能を持つ「カニ24-100形」との「重連」にしてください、というわけです。機関車との速度調整機能もあるので、牽引機との同調をお忘れなく。
なお、「24系24形」の牽引に打ってつけの「EF65 1000番台(前期型)」の再生産時期は、8月となっているようです。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
今回の目玉は、「485系200番台」「(同)300番台」のリニューアルと、「ED61」「ED62」のリニューアルでしょうか。
「EF65 1000番台(前期型)」と「24系24形」もリニューアル生産が行われます。
再生産では「ED75 700番台(前期型)」と「ソ80」などが予定に入っています。
各通販サイトでも予約や先行予約が始まっています。
・TOMIX7月発売予定製品各種のご案内。(「ポポンデッタ商品部NEWS」 2011年3月3日)
http://popondetta.com/blog/cat2/tomix7.html
・トミックス 7月発売予定 新製品(N)です。(「壱番館スタッフblog」 2011年3月2日)
http://d.hatena.ne.jp/ichibankan/20110302/1299074322
・【Nゲージ】トミックス 7月発売予定の新製品情報
(「J-鉄道部」 2011年3月4日)
http://blog.joshinweb.jp/joshintrain/2011/03/n7-4739.html
発売となる新製品(リニューアル品を含む)は次の通り。
【Nゲージ】
・92404 DE10・ワム80000形貨物列車セット(リニューアル)
……「DE10」は更新車をモデル化、フライホイール動力採用
……「ワム280000」は「未来を拓く JR貨物」キャッチコピー付き
……「ワム380000」は屋根が青色
・9114 ED61形電気機関車(リニューアル)
……フライホイール付動力採用、運転台シースルー化
……手すり・解放テコ・信号炎管を別パーツ化
……常点灯基板(ON/OFF付き)採用
……スノープロウ装着済み
……ミニカーブ対応
・9115 ED62形電気機関車(リニューアル)
……フライホイール付動力採用、運転台シースルー化
……手すり・解放テコ・信号炎管を別パーツ化
……常点灯基板(ON/OFF付き)採用
……スノープロウ装着済み
・92425 485-200系特急電車 基本4両セット(リニューアル)
・92426 485-300系特急電車 基本4両セット(リニューアル)
・92427 485系特急電車(AU13搭載車)増結2両セット(M車)(リニューアル)
・92428 485系特急電車(AU13搭載車)増結2両セット(T車)(リニューアル)
・8944 サハ481形(AU13搭載車)(リニューアル)
・8945 サロ481形(AU13搭載車)(リニューアル)
・8946 サシ481形(AU13搭載車)(リニューアル)
……フライホイール動力採用、新集電、黒色車輪採用、TNカプラーSP化
……ヘッドライトは電球色LED基板採用
……200番台のヘッドマークは「白鳥」(文字)装着済み/「やまびこ」(イラスト)付属
……300番台のヘッドマークは「ひばり」(文字)装着済み/「雷鳥」(イラスト)付属
・92814 24系25形特急寝台客車 7両セット(リニューアル)
・8531 オハネフ24(リニューアル)
・8532 オハネ24(リニューアル)
・8533 オロネ24(リニューアル)
……クーラー別パーツ化、新集電、黒色車輪採用
……「オハネ24」「オハネフ24」の室内は2段式改造後を再現
・8540 カニ24-100形(M車)
……機関車の次位に連結して、走行を補助をする車両
……機関車の速度に合わせる速度可変装置付き
……フライホイール付き動力を採用
……トレインマークは白色LEDを採用
・3141 私有U18A形コンテナ(コカ・コーラ塗装 3個入)
……1993年に10個のみ製造されたコカ・コーラ輸送専用コンテナをモデル化
続いて、再生産となるのは次の通り。
【Nゲージ】
・9122 EF65-1000形電気機関車(前期型)
……フライホイール付き動力を採用、スノープロー装着済み
……発売は8月を予定
・2772 ソ80 グリーン(チキ7000付き)
・2774 チキ7000
・2775 タキ5450
・2777 ホキ800(2両セット)
・2175 ED75-700形電気機関車(前期型)
……仕様は従来品と同様
・0839 トレインマーク485-200系用(文字)
・0840 トレインマーク485-200系用(イラスト)
・0843 トレインマーク485-200系用(文字)B
・0844 トレインマーク485-200系用(イラスト)B
・0845 トレインマーク485-300系用(文字)A
・0846 トレインマーク485-300系用(イラスト)A
・0847 トレインマーク485-300系用(文字)B
・0848 トレインマーク485-300系用(イラスト)B
……仕様は従来品と同様
「ED61」と「ED62」のリニューアルを待っていた人は多かったのではないかと思います。
また、国鉄フリークの皆さんにとっては。「485系」と「24系24形」のリニューアルは嬉しい話だろうと思います。
「24系24形」による長大編成を組成した場合、動力車が先頭の1両だけでは登坂力不足になる可能性があるようですので、その場合は動力機能を持つ「カニ24-100形」との「重連」にしてください、というわけです。機関車との速度調整機能もあるので、牽引機との同調をお忘れなく。
なお、「24系24形」の牽引に打ってつけの「EF65 1000番台(前期型)」の再生産時期は、8月となっているようです。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
【KATO】2011年6月の新製品情報
- 2011/03/07 (Mon)
- ニュース(鉄道模型) |
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- ▲Top
「KATO」の2011年6月の新製品情報です。
今回の目玉は、JR九州「819系200番台 3両セット」と、先日後継となる「キハ189系」に後を託して引退した「キハ181系『はまかぜ』6両セット」でしょうか。
富山ライトレールも3色が新登場します。
再生産では「0系2000番台『ひかり』8両基本セット」と「(同)増結セット」が予定に入っています。
各通販サイトでも予約や先行予約が始まっています。
・発売予定品情報 2011年6月(「KATO」公式サイト 2011年3月4日)
http://www.katomodels.com/distribution/poster/poster2011_6.jpg
・KATO6月発売新製品、先行予約受付開始!(「ポポンデッタ商品部NEWS」 2011年3月4日)
http://popondetta.com/blog/cat2/kato6_1.html
・カトー 6月発売予定の新製品情報(N)です。(「壱番館スタッフblog」 2011年3月4日)
http://d.hatena.ne.jp/ichibankan/20110304/1299217597
・カトー 新製品予約開始致しました。(「J-鉄道部」 2011年3月4日)
http://blog.joshinweb.jp/joshintrain/2011/03/post-2241.html
・【Nゲージ】KATO キハ181系「はまかぜ」 発売決定!(「J-鉄道部」 2011年3月5日)
http://blog.joshinweb.jp/joshintrain/2011/03/n.html
発売となる新製品は次の通り。
【Nゲージ】
・10-813 813系200番台 3両セット
……フライホイール・サスペンション機構搭載動力ユニット
……併結運転を考慮し、トラクションタイヤは非装着
・10-861 209系500番台 武蔵野線 8両セット
……先頭車のスカートは、新規作成の強化型を装着
……シングルアーム式パンタグラフを装着
・10-875 キハ181系「はまかぜ」 6両セット
……塗色はJR西日本更新色
……出荷時には「はまかぜ」ヘッドマークを装着
……交換用ヘッドマークは「かにカニエクスプレス」「おわら」「ありがとうキハ181」などを予定
・14-801-2 富山ライトレール TLR-0607形(紫)
・14-801-6 富山ライトレール TLR-0603形(黄)
・14-801-8 富山ライトレール TLR-0605形(とやまグリーントラム)
……赤・青・緑に続き、紫と黄が新登場
……「とやまグリーントラム」は、緑塗色にラッピングを施した状態
……行先表示は「岩瀬浜」(従来の赤・青・緑は「富山駅北」だった)
続いて、再生産となるのは次の通り。
【Nゲージ】
・10-453 0系2000番台新幹線「ひかり」 8両基本セット
・10-454 0系2000番台新幹線「ひかり」 8両増結セット
……「基本セット」+「増設セット」で16両フル編成
……走行時は、半径R315以上の曲線線路を使用
……単線トラス鉄橋の前後には、直線の高架線路を入れる必要あり
・10-547 N700系新幹線「のぞみ」 4両基本セット(ベストセレクション)
・10-548 N700系新幹線「のぞみ」 4両増結セット(ベストセレクション)
・10-549 N700系新幹線「のぞみ」 8両増結セット(ベストセレクション)
……走行時は、半径R315以上の曲線線路を使用
……単線トラス鉄橋の前後には、直線の高架線路を入れる必要あり
・10-005 Nゲージスターターセット・スペシャル D51 SL列車セット
……本セットの「D51」は旧製品
・2016-1 D51 498
……好評のリニューアル「D51」が再生産
・8027 トラ45000 2両入
・8032 セキ6000 2両入
【HOゲージ】
・1-808 ワム80000 2両入
・1-813 ヨ5000
最近KATOは、各地に密着した一般形車両のモデル化を行っていますが、JR九州の「813系200番台」はその流れに沿ったチョイスではないかと思います。
特急形だけでなく、「普通の」車両もちゃんと製品化してもらえるというのはありがたいところです(かといって「乱発」は困るわけなんですが……)。
HOゲージの「ワム80000」と「ヨ5000」の再生産も嬉しいところ。
HOというと、「高価だ」「どうせ手が出せない」と思い込んでいる人も少なくないと思いますが、長大編成のフルセットを揃えようというのでなければ、思ったほど値が張らずに済むこともあります。
動力車も、KATOだと「DE10」や天賞堂の「凸型電機」などであれば、模型量販店などの割引価格で11,000円程度で入手できます。
また、通販ショップ「モデルスシマ」さんには、アンデコ(社名ロゴなどが入っていないバージョン)であれば日本型の入替DLにも見えるバックマン製「GE 70t」が3,680円で入手できますから(送料は別途発生)、考え方と工夫次第で思わぬ楽しみ方が実現できますよ。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
今回の目玉は、JR九州「819系200番台 3両セット」と、先日後継となる「キハ189系」に後を託して引退した「キハ181系『はまかぜ』6両セット」でしょうか。
富山ライトレールも3色が新登場します。
再生産では「0系2000番台『ひかり』8両基本セット」と「(同)増結セット」が予定に入っています。
各通販サイトでも予約や先行予約が始まっています。
・発売予定品情報 2011年6月(「KATO」公式サイト 2011年3月4日)
http://www.katomodels.com/distribution/poster/poster2011_6.jpg
・KATO6月発売新製品、先行予約受付開始!(「ポポンデッタ商品部NEWS」 2011年3月4日)
http://popondetta.com/blog/cat2/kato6_1.html
・カトー 6月発売予定の新製品情報(N)です。(「壱番館スタッフblog」 2011年3月4日)
http://d.hatena.ne.jp/ichibankan/20110304/1299217597
・カトー 新製品予約開始致しました。(「J-鉄道部」 2011年3月4日)
http://blog.joshinweb.jp/joshintrain/2011/03/post-2241.html
・【Nゲージ】KATO キハ181系「はまかぜ」 発売決定!(「J-鉄道部」 2011年3月5日)
http://blog.joshinweb.jp/joshintrain/2011/03/n.html
発売となる新製品は次の通り。
【Nゲージ】
・10-813 813系200番台 3両セット
……フライホイール・サスペンション機構搭載動力ユニット
……併結運転を考慮し、トラクションタイヤは非装着
・10-861 209系500番台 武蔵野線 8両セット
……先頭車のスカートは、新規作成の強化型を装着
……シングルアーム式パンタグラフを装着
・10-875 キハ181系「はまかぜ」 6両セット
……塗色はJR西日本更新色
……出荷時には「はまかぜ」ヘッドマークを装着
……交換用ヘッドマークは「かにカニエクスプレス」「おわら」「ありがとうキハ181」などを予定
・14-801-2 富山ライトレール TLR-0607形(紫)
・14-801-6 富山ライトレール TLR-0603形(黄)
・14-801-8 富山ライトレール TLR-0605形(とやまグリーントラム)
……赤・青・緑に続き、紫と黄が新登場
……「とやまグリーントラム」は、緑塗色にラッピングを施した状態
……行先表示は「岩瀬浜」(従来の赤・青・緑は「富山駅北」だった)
続いて、再生産となるのは次の通り。
【Nゲージ】
・10-453 0系2000番台新幹線「ひかり」 8両基本セット
・10-454 0系2000番台新幹線「ひかり」 8両増結セット
……「基本セット」+「増設セット」で16両フル編成
……走行時は、半径R315以上の曲線線路を使用
……単線トラス鉄橋の前後には、直線の高架線路を入れる必要あり
・10-547 N700系新幹線「のぞみ」 4両基本セット(ベストセレクション)
・10-548 N700系新幹線「のぞみ」 4両増結セット(ベストセレクション)
・10-549 N700系新幹線「のぞみ」 8両増結セット(ベストセレクション)
……走行時は、半径R315以上の曲線線路を使用
……単線トラス鉄橋の前後には、直線の高架線路を入れる必要あり
・10-005 Nゲージスターターセット・スペシャル D51 SL列車セット
……本セットの「D51」は旧製品
・2016-1 D51 498
……好評のリニューアル「D51」が再生産
・8027 トラ45000 2両入
・8032 セキ6000 2両入
【HOゲージ】
・1-808 ワム80000 2両入
・1-813 ヨ5000
最近KATOは、各地に密着した一般形車両のモデル化を行っていますが、JR九州の「813系200番台」はその流れに沿ったチョイスではないかと思います。
特急形だけでなく、「普通の」車両もちゃんと製品化してもらえるというのはありがたいところです(かといって「乱発」は困るわけなんですが……)。
HOゲージの「ワム80000」と「ヨ5000」の再生産も嬉しいところ。
HOというと、「高価だ」「どうせ手が出せない」と思い込んでいる人も少なくないと思いますが、長大編成のフルセットを揃えようというのでなければ、思ったほど値が張らずに済むこともあります。
動力車も、KATOだと「DE10」や天賞堂の「凸型電機」などであれば、模型量販店などの割引価格で11,000円程度で入手できます。
また、通販ショップ「モデルスシマ」さんには、アンデコ(社名ロゴなどが入っていないバージョン)であれば日本型の入替DLにも見えるバックマン製「GE 70t」が3,680円で入手できますから(送料は別途発生)、考え方と工夫次第で思わぬ楽しみ方が実現できますよ。
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【英国高速鉄道】日立製作所などの企業連合が車輌製造を受注
- 2011/03/04 (Fri)
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今回の話題は、日本国内ではなく、遠く大英帝国のことですが、茨城にゆかりのある日立製作所関連の話題でもあるし、鉄道発祥の地・英国で日本の車輌が大々的に走る契機になりそうな出来事でもあるので、ご紹介します。
一昨日新聞報道があったのですが、ロンドンとマンチェスターなどを結ぶ英国高速鉄道の車両製造事業を、日立製作所などが構成する企業連合(コンソーシアム)「アジリティ・トレインズ」が受注することになりました。
この決定には、2009年末から英国で運行を開始した日立製作所の「クラス395」(2012年のロンドンオリンピックに向けて整備されたロンドン~フォークストン間の「オリンピックジャベリン」に使用される高速車両)の運用実績が高く評価されていることも影響したようです。
・日立:海外事業拡大に弾み 英高速鉄道受注へ(毎日.JP 2011年3月2日)
http://mainichi.jp/select/today/news/20110303k0000m020099000c.html
(車両のイメージCGも掲載しています)
・英鉄道の車両更新は日立<6501.T>連合の提案推進、事業規模は縮小(ロイター 2011年3月2日)
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities4/idJPnTK885171220110302
・英高速鉄道の車両、日立が受注へ 総額6千億円 インフラ輸出拡大に弾み(MSN産経 2011年3月2日)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110302/biz11030207250020-n1.htm
・英国の都市間高速鉄道計画に関する契約締結の見通しについて(日立製作所 プレスリリース 2011年3月2日)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2011/03/0302a.html
鉄道発祥の地・英国で、日本生まれの鉄道車輌が評価され活躍する姿には、とても勇気づけられますね。
英国のヨークにある「イギリス国立鉄道博物館」には、東海道・山陽新幹線の歴史を切り開いた「0系」が展示されていますが、世界初の高速鉄道でありながら安全かつ確実に長年運行してきた新幹線システムの実績は、同国でも高く評価されているようです。
世界の鉄道車輌製造のシェアは、ボンバルディアやシーメンス(ジーメンス)、アルストムなど、独仏系のメーカーが大半を占めています。
日本勢も、川崎重工、日立製作所、近畿車輌、東急車輌、日本車輌などが輸出を行っていますが、これまでは海外勢の勢いに圧倒されていた感があります。
英国での動きは、独仏系のメーカーが圧倒的に強いヨーロッパではどこまで波及するか分かりませんが(英国内であれば波及する可能性は低くないと思いますが)、今後日本勢も国際的なシェアを高めていくきっかけになるのかも知れません。
なお、今回の車輌製造計画については、中国も「E2系」新幹線や「ICE3」などをベースとする「独自車両」を「西側諸国の半額で車両を製造できる」と提案していたようです。
中国側では「手応えあり」などと報じて盛り上がっていたようですが……結果はご承知の通り。
・英高速鉄道計画に中国の技術は採用されず、日立が受注か―中国紙(レコードチャイナ 2011年3月4日)
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=49687
最近の中国の動きは、どうも性急すぎるようにしか思えません。
どんなに高スペックであっても、それが長期継続的に発揮できないものであれば、実用性や安全性の点で疑問符が付くことは免れないでしょう。
先日運行スタートした運転最高速度350km/hの高速鉄道車両も、結局は日本やドイツの技術が下地にあるものなのですが、中国側は「中国独自の……」とか、「中国が完全に知的所有権を……」とか喧伝しています。
たぶん、「誇大」な喧伝をしなくなり、正直に「いや実は、ベースになってるのは日本やドイツの高速車両で、そこに中国独自のカスタマイズを加えたんですけどね……」と言えるようになったとき、初めて国際的な信用と評価が得られるのではないか……と思えます。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
一昨日新聞報道があったのですが、ロンドンとマンチェスターなどを結ぶ英国高速鉄道の車両製造事業を、日立製作所などが構成する企業連合(コンソーシアム)「アジリティ・トレインズ」が受注することになりました。
この決定には、2009年末から英国で運行を開始した日立製作所の「クラス395」(2012年のロンドンオリンピックに向けて整備されたロンドン~フォークストン間の「オリンピックジャベリン」に使用される高速車両)の運用実績が高く評価されていることも影響したようです。
・日立:海外事業拡大に弾み 英高速鉄道受注へ(毎日.JP 2011年3月2日)
http://mainichi.jp/select/today/news/20110303k0000m020099000c.html
(車両のイメージCGも掲載しています)
・英鉄道の車両更新は日立<6501.T>連合の提案推進、事業規模は縮小(ロイター 2011年3月2日)
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities4/idJPnTK885171220110302
・英高速鉄道の車両、日立が受注へ 総額6千億円 インフラ輸出拡大に弾み(MSN産経 2011年3月2日)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110302/biz11030207250020-n1.htm
・英国の都市間高速鉄道計画に関する契約締結の見通しについて(日立製作所 プレスリリース 2011年3月2日)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2011/03/0302a.html
鉄道発祥の地・英国で、日本生まれの鉄道車輌が評価され活躍する姿には、とても勇気づけられますね。
英国のヨークにある「イギリス国立鉄道博物館」には、東海道・山陽新幹線の歴史を切り開いた「0系」が展示されていますが、世界初の高速鉄道でありながら安全かつ確実に長年運行してきた新幹線システムの実績は、同国でも高く評価されているようです。
世界の鉄道車輌製造のシェアは、ボンバルディアやシーメンス(ジーメンス)、アルストムなど、独仏系のメーカーが大半を占めています。
日本勢も、川崎重工、日立製作所、近畿車輌、東急車輌、日本車輌などが輸出を行っていますが、これまでは海外勢の勢いに圧倒されていた感があります。
英国での動きは、独仏系のメーカーが圧倒的に強いヨーロッパではどこまで波及するか分かりませんが(英国内であれば波及する可能性は低くないと思いますが)、今後日本勢も国際的なシェアを高めていくきっかけになるのかも知れません。
なお、今回の車輌製造計画については、中国も「E2系」新幹線や「ICE3」などをベースとする「独自車両」を「西側諸国の半額で車両を製造できる」と提案していたようです。
中国側では「手応えあり」などと報じて盛り上がっていたようですが……結果はご承知の通り。
・英高速鉄道計画に中国の技術は採用されず、日立が受注か―中国紙(レコードチャイナ 2011年3月4日)
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=49687
最近の中国の動きは、どうも性急すぎるようにしか思えません。
どんなに高スペックであっても、それが長期継続的に発揮できないものであれば、実用性や安全性の点で疑問符が付くことは免れないでしょう。
先日運行スタートした運転最高速度350km/hの高速鉄道車両も、結局は日本やドイツの技術が下地にあるものなのですが、中国側は「中国独自の……」とか、「中国が完全に知的所有権を……」とか喧伝しています。
たぶん、「誇大」な喧伝をしなくなり、正直に「いや実は、ベースになってるのは日本やドイツの高速車両で、そこに中国独自のカスタマイズを加えたんですけどね……」と言えるようになったとき、初めて国際的な信用と評価が得られるのではないか……と思えます。
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【阿佐海岸鉄道&JR牟岐線】鉄道利用促進の「秘策」を募集中!!
- 2011/03/01 (Tue)
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茨城からは遠方の地域の話ではありますが、地方交通を考える上では大切な話題だと思いますので、こちらでもご紹介します。
四国の阿佐東地域(徳島県海部郡美波町・牟岐町・海陽町、及び高知県安芸郡東洋町)を走る「阿佐(あさ)海岸鉄道」の「阿佐東線」とJR四国の「牟岐(むぎ)線」の活性化を図るため、「阿佐東地域公共交通懇話会」は利用促進や収入増加につながるアイディアの全国公募を行っています。
応募期間は、2011年1月27日(木)~3月22日(火)です。
・ごっきげん海岸沿線 阿佐海岸鉄道 公式サイト
http://www.asatetu.v-co.jp/index.shtml
・阿佐東地域公共交通懇話会 公式サイト
http://www.asatetu.ok1.jp/
・阿佐東地域における鉄道の利用促進策の募集(阿佐海岸鉄道 2011年2月20日)
http://www.asatetu.v-co.jp/news_disp.cgi?nid=42
・利用客アップへ秘策求む…赤字の阿佐東線(読売新聞 2011年2月27日)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090128-945707/news/20110227-OYT1T00296.htm
応募要項は次の通りです。
・募集内容
「鉄道の利用促進を図るアイデア」や「収益増加につながるアイデア」
・応募資格
誰でもOK(同一人物が何件応募してもOK)
・募集期間
2011年1月27日(木)~3月22日(火)必着
・応募方法
郵送、ファクシミリ、電子メールで
・応募先&問い合わせ先
〒775-0501 徳島県 海部郡 海陽町 宍喰浦 字 正梶 22-1
阿佐海岸鉄道株式会社 総務課
「利用促進策アイデア受付」係 御中
電話:0884-76-3701
ファクシミリ:0884-76-3703
電子メール:soumu@asatetu.v-co.jp
(問い合わせは平日の8:30~17:00の間に受付)
「阿佐海岸鉄道」は、元々は牟岐(むぎ)~室戸(むろと)~後免(ごめん)を結ぶ「阿佐線」として計画された区間の内、海部(かいふ)~甲浦(かんのうら)が区間開業した格好の第三セクター鉄道です。
計画線「阿佐線」の東側の一部区間なので「阿佐東線」を名乗っています。
開業したのは、わずか8.5km。
起点「海部」駅と終点「甲浦」駅の間には、唯一の中間駅「宍喰(ししくい)」駅があります。
ちなみに、「阿佐線」として計画されていた西側の区間は、御免~奈半利(なはり)間が第三セクター鉄道「土佐くろしお鉄道」の「阿佐線(ごめん・なはり線)」として開業しています。
こちらは距離も長く、全線が高規格の高架路線(最高運転速度:110km/h)で、海沿いを走るため眺望も良く、観光利用も多いそうです。
しかし、室戸岬を挟んだ奈半利~甲浦の区間の鉄道建設がストップしたまま未成線となり、現在は国道55号線を通って「高知東部交通」の路線バスが奈半利~室戸岬~室戸~甲浦を結んでいます。
で。
JR牟岐線と阿佐海岸鉄道が走る阿佐東地域は、多くの地方と同様、少子高齢化が進み、自家用車への依存度が高まっていて、鉄道を含む公共交通は年々利用者が減り続けています。
とはいえ、定時運行性や速達性に優れる鉄道や、鉄道と補完関係にあるバスが衰退してしまうと、「地域力」が失われてしまうことは明白です。
(特に鉄道は、廃止して設備を撤去してから「しまった!!」と気付いても、復旧するには結構な金額が必要になるので、慎重にも慎重を期す必要があります)
そこで、阿佐海岸鉄道では何とか活性化を図ろうと、「風鈴列車」(車両の天井に風鈴を設置)を走らせたり「天の川列車」(車両の天井にLEDを設置して天の川に見立てた)を走らせたりしていますが、抜本的な改善にはつながっていないようです。
で、今回の全国公募が行われている……というわけです。
こんな列車が走っているといいなあ……とか、こんな駅があればいいなあ……とか、どんな「秘策」でもOKだそうです。
応募された「秘策」は、実現できるかどうか、どんな効果が見込めるかなどを検討したうえで、数件を来年度(2011年度)に採用する予定とのこと。
採用者には10,000円相当の地元特産物が贈られる(希望すれば、阿佐海岸鉄道のブレーキ圧メーターや座席などの鉄道グッズに変更することも可能)とのことです。
今回は四国南東部の鉄道に関する「秘策」募集でしたが、地元の鉄道活性化にも役立つアイディアが浮かぶかも知れませんので、ぜひいろいろなアイディアを応募してみてくださいね。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
四国の阿佐東地域(徳島県海部郡美波町・牟岐町・海陽町、及び高知県安芸郡東洋町)を走る「阿佐(あさ)海岸鉄道」の「阿佐東線」とJR四国の「牟岐(むぎ)線」の活性化を図るため、「阿佐東地域公共交通懇話会」は利用促進や収入増加につながるアイディアの全国公募を行っています。
応募期間は、2011年1月27日(木)~3月22日(火)です。
・ごっきげん海岸沿線 阿佐海岸鉄道 公式サイト
http://www.asatetu.v-co.jp/index.shtml
・阿佐東地域公共交通懇話会 公式サイト
http://www.asatetu.ok1.jp/
・阿佐東地域における鉄道の利用促進策の募集(阿佐海岸鉄道 2011年2月20日)
http://www.asatetu.v-co.jp/news_disp.cgi?nid=42
・利用客アップへ秘策求む…赤字の阿佐東線(読売新聞 2011年2月27日)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090128-945707/news/20110227-OYT1T00296.htm
応募要項は次の通りです。
・募集内容
「鉄道の利用促進を図るアイデア」や「収益増加につながるアイデア」
・応募資格
誰でもOK(同一人物が何件応募してもOK)
・募集期間
2011年1月27日(木)~3月22日(火)必着
・応募方法
郵送、ファクシミリ、電子メールで
・応募先&問い合わせ先
〒775-0501 徳島県 海部郡 海陽町 宍喰浦 字 正梶 22-1
阿佐海岸鉄道株式会社 総務課
「利用促進策アイデア受付」係 御中
電話:0884-76-3701
ファクシミリ:0884-76-3703
電子メール:soumu@asatetu.v-co.jp
(問い合わせは平日の8:30~17:00の間に受付)
「阿佐海岸鉄道」は、元々は牟岐(むぎ)~室戸(むろと)~後免(ごめん)を結ぶ「阿佐線」として計画された区間の内、海部(かいふ)~甲浦(かんのうら)が区間開業した格好の第三セクター鉄道です。
計画線「阿佐線」の東側の一部区間なので「阿佐東線」を名乗っています。
開業したのは、わずか8.5km。
起点「海部」駅と終点「甲浦」駅の間には、唯一の中間駅「宍喰(ししくい)」駅があります。
ちなみに、「阿佐線」として計画されていた西側の区間は、御免~奈半利(なはり)間が第三セクター鉄道「土佐くろしお鉄道」の「阿佐線(ごめん・なはり線)」として開業しています。
こちらは距離も長く、全線が高規格の高架路線(最高運転速度:110km/h)で、海沿いを走るため眺望も良く、観光利用も多いそうです。
しかし、室戸岬を挟んだ奈半利~甲浦の区間の鉄道建設がストップしたまま未成線となり、現在は国道55号線を通って「高知東部交通」の路線バスが奈半利~室戸岬~室戸~甲浦を結んでいます。
で。
JR牟岐線と阿佐海岸鉄道が走る阿佐東地域は、多くの地方と同様、少子高齢化が進み、自家用車への依存度が高まっていて、鉄道を含む公共交通は年々利用者が減り続けています。
とはいえ、定時運行性や速達性に優れる鉄道や、鉄道と補完関係にあるバスが衰退してしまうと、「地域力」が失われてしまうことは明白です。
(特に鉄道は、廃止して設備を撤去してから「しまった!!」と気付いても、復旧するには結構な金額が必要になるので、慎重にも慎重を期す必要があります)
そこで、阿佐海岸鉄道では何とか活性化を図ろうと、「風鈴列車」(車両の天井に風鈴を設置)を走らせたり「天の川列車」(車両の天井にLEDを設置して天の川に見立てた)を走らせたりしていますが、抜本的な改善にはつながっていないようです。
で、今回の全国公募が行われている……というわけです。
こんな列車が走っているといいなあ……とか、こんな駅があればいいなあ……とか、どんな「秘策」でもOKだそうです。
応募された「秘策」は、実現できるかどうか、どんな効果が見込めるかなどを検討したうえで、数件を来年度(2011年度)に採用する予定とのこと。
採用者には10,000円相当の地元特産物が贈られる(希望すれば、阿佐海岸鉄道のブレーキ圧メーターや座席などの鉄道グッズに変更することも可能)とのことです。
今回は四国南東部の鉄道に関する「秘策」募集でしたが、地元の鉄道活性化にも役立つアイディアが浮かぶかも知れませんので、ぜひいろいろなアイディアを応募してみてくださいね。
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下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
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・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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