下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【JR東日本】常磐線の新型特急用車両「E657系」!!
- 2010/12/07 (Tue)
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JR東日本が、常磐線の新型特急車両についての情報を公開しました。
新型は「E657系」です。
・常磐線特急に新型車両を導入! ~ E657系特急形交直流電車 ~(JR東日本 プレスリリース 2010年12月7日)
http://www.jreast.co.jp/press/2010/20101206.pdf
・常磐線特急にE657系を導入へ(「railf.jp」 2010年12月7日)
http://railf.jp/news/2010/12/07/181000.html
・常磐線用新型特急車輌はE657系。(「編集長敬白」 2010年12月7日)
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2010/12/post_84.html
従来「スーパーひたち」は「651系」で、「フレッシュひたち」は「E653系」での運転が基本でしたが、2012年秋以降は「E657系」に統一されることになります。



▲ 常磐線で「スーパーひたち」「フレッシュひたち」として運行中の「651系」(中央)と「E653系」(右、左)。新型特急車両「E657系」がデビューする2012年、運用に大きな変化が訪れます。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
発表内容によると、
・2012年春にデビュー。
・上野~いわき間の特急は2012年秋までに「E657系」で統一。
・6M4T(6両が動力車、4両は付随車)の10両編成を16本投入。
・先頭車とグリーン車にはるフルアクティブサスペンションを装備。
・全車両に車体間ダンパを装備。
・静粛性を重んじた床構造の採用。
・全座席にパソコンを置けるテーブルとコンセントを設置。
・WiMAXを用いたブロードバンド環境を構築(当初は上野~水戸間で、後日順次拡大)。
・いわき~仙台間は、現行の「E653系」による新設特急に切り替え。
・いわき駅で「E657系」特急と「E653系」特急は同一ホーム上で乗り換えできる。
……などとあります。
そのほか、「ご利用状況にあわせて、特急列車の輸送体系見直し等をおこないます」とありますが、これが何を指すのかは現時点では不明です。
(従来は14両編成で運行していた列車を「E657系」10両に減車するとか、そういうことなのかも知れませんが)
「E653系」がいわき以北に「転属」することは発表されていますが(どう考えてもかなり「余剰」が出ますが)、「651系」については一切触れられていません。
「651系」は登場から20年、リフレッシュ工事から10年。
後継となる新型車両登場となると、「651」系の処遇がどうなるかは予断を許さないということになるかも知れません。
「651系」も「E653系」も、7両の基本編成と4両の付属編成があります。
「651系」が「引退」するかどうかは微妙なところですが、その前に波動用として残っている「485系」や「183系」を置き換え、さらには「485系」ベースの団体列車を置き換えるために改造が行われる編成もあるのではないか……と思います。
「651系」と「E653系」は貴重な交直両用車でもありますので、おそらく余剰だからすぐ廃車ということにはなりにくいように思いますが、どうなるでしょうか。
水戸線沿線住民としては、「651系」でも「E653系」でも良いので、水戸線内の快速とか通勤ライナー、あるいは水戸~宇都宮間の速達列車に転用してもらえんだろうか……と思ってしまいます。
北関東道の開通により、何も手を打たないと相対的に利便性が低下している水戸線は「ジリ貧」の状態になりかねません。
水戸線は潜在的な需要はあるのに、運行頻度が低すぎて、クルマへの逸走がかなり生じていますが、それに何ら対処していないのが大問題です。
運行頻度を増したり、速達性を向上することなどによって利便性を増すことができれば、クルマに逸走してしまった乗客をシフトさせることもできますし、新規の需要掘り起こしも可能です。
JR任せでなく、本当は県もこうした対策に注力してもらいたいものですが、県西地域は水戸方面から見ると「山の向こう」でしすし、そこを東西に走る水戸線についての危機感を持っている関係者がどの程度いるのかを考えると、なかなか……。
(もし県の担当者がこの文章を読んでいるのであれば、このままでは人口減少傾向に拍車がかかりそうな県西地域の活性化のためにも、是非検討の俎上に……とお願いしたいものです)
また、小山駅の短絡線が撤去されてしまった今、かつての急行「つくばね」のような都心方面への直通列車を「復活」するのは難しいかも知れませんが、本当はこういう列車こそ必要な世の中になっているのではないか……と考えています。
ともあれ、「E657系」の実車が登場すれば、水戸線でも試運転や勝田~郡山間の回送などで走る機会が出てくるものと思います。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
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新型は「E657系」です。
・常磐線特急に新型車両を導入! ~ E657系特急形交直流電車 ~(JR東日本 プレスリリース 2010年12月7日)
http://www.jreast.co.jp/press/2010/20101206.pdf
・常磐線特急にE657系を導入へ(「railf.jp」 2010年12月7日)
http://railf.jp/news/2010/12/07/181000.html
・常磐線用新型特急車輌はE657系。(「編集長敬白」 2010年12月7日)
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2010/12/post_84.html
従来「スーパーひたち」は「651系」で、「フレッシュひたち」は「E653系」での運転が基本でしたが、2012年秋以降は「E657系」に統一されることになります。
▲ 常磐線で「スーパーひたち」「フレッシュひたち」として運行中の「651系」(中央)と「E653系」(右、左)。新型特急車両「E657系」がデビューする2012年、運用に大きな変化が訪れます。(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)
発表内容によると、
・2012年春にデビュー。
・上野~いわき間の特急は2012年秋までに「E657系」で統一。
・6M4T(6両が動力車、4両は付随車)の10両編成を16本投入。
・先頭車とグリーン車にはるフルアクティブサスペンションを装備。
・全車両に車体間ダンパを装備。
・静粛性を重んじた床構造の採用。
・全座席にパソコンを置けるテーブルとコンセントを設置。
・WiMAXを用いたブロードバンド環境を構築(当初は上野~水戸間で、後日順次拡大)。
・いわき~仙台間は、現行の「E653系」による新設特急に切り替え。
・いわき駅で「E657系」特急と「E653系」特急は同一ホーム上で乗り換えできる。
……などとあります。
そのほか、「ご利用状況にあわせて、特急列車の輸送体系見直し等をおこないます」とありますが、これが何を指すのかは現時点では不明です。
(従来は14両編成で運行していた列車を「E657系」10両に減車するとか、そういうことなのかも知れませんが)
「E653系」がいわき以北に「転属」することは発表されていますが(どう考えてもかなり「余剰」が出ますが)、「651系」については一切触れられていません。
「651系」は登場から20年、リフレッシュ工事から10年。
後継となる新型車両登場となると、「651」系の処遇がどうなるかは予断を許さないということになるかも知れません。
「651系」も「E653系」も、7両の基本編成と4両の付属編成があります。
「651系」が「引退」するかどうかは微妙なところですが、その前に波動用として残っている「485系」や「183系」を置き換え、さらには「485系」ベースの団体列車を置き換えるために改造が行われる編成もあるのではないか……と思います。
「651系」と「E653系」は貴重な交直両用車でもありますので、おそらく余剰だからすぐ廃車ということにはなりにくいように思いますが、どうなるでしょうか。
水戸線沿線住民としては、「651系」でも「E653系」でも良いので、水戸線内の快速とか通勤ライナー、あるいは水戸~宇都宮間の速達列車に転用してもらえんだろうか……と思ってしまいます。
北関東道の開通により、何も手を打たないと相対的に利便性が低下している水戸線は「ジリ貧」の状態になりかねません。
水戸線は潜在的な需要はあるのに、運行頻度が低すぎて、クルマへの逸走がかなり生じていますが、それに何ら対処していないのが大問題です。
運行頻度を増したり、速達性を向上することなどによって利便性を増すことができれば、クルマに逸走してしまった乗客をシフトさせることもできますし、新規の需要掘り起こしも可能です。
JR任せでなく、本当は県もこうした対策に注力してもらいたいものですが、県西地域は水戸方面から見ると「山の向こう」でしすし、そこを東西に走る水戸線についての危機感を持っている関係者がどの程度いるのかを考えると、なかなか……。
(もし県の担当者がこの文章を読んでいるのであれば、このままでは人口減少傾向に拍車がかかりそうな県西地域の活性化のためにも、是非検討の俎上に……とお願いしたいものです)
また、小山駅の短絡線が撤去されてしまった今、かつての急行「つくばね」のような都心方面への直通列車を「復活」するのは難しいかも知れませんが、本当はこういう列車こそ必要な世の中になっているのではないか……と考えています。
ともあれ、「E657系」の実車が登場すれば、水戸線でも試運転や勝田~郡山間の回送などで走る機会が出てくるものと思います。
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下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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