下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
いすみ鉄道、「外見はレトロ・中身は新型」の「キハ20」導入
■レトロな外観の新型車両!
「いすみ鉄道」の新車は、国鉄「キハ20形」を意識したものになりました。
・新型車両 キハ20について(いすみ鉄道 社長ブログ 2015年6月23日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=2137
本物の「キハ20形」は、かつて全国各地で見掛けた一般的な車輌の一つでしたが、すでにほとんど引退しています。
「ひたちなか海浜鉄道」では、冷房装置を追加装備した「キハ205」が現役で走っていますが、何しろ製造から約半世紀という「ご高齢」車輌ですので、さすがに寄る年波には勝てなくなりつつあります。
今回「いすみ鉄道」が導入した「キハ20 1303」は、「キハ20」を名乗っていますが、「本物」ではなく、「外見はレトロ・中身は新型」です。
内装については、セミクロスシート・トイレ付きの「いすみ300形」と同様。
外装については、国鉄「キハ20形」に似せた「いすみ350形」と同じで、塗色を国鉄一般気動車色に。
鉄道にそんなに詳しくない人が見たら、「レトロな車両」なのに「新しい!」と驚くことになるかも……?
「いすみ鉄道」では、JR西日本から譲受した「キハ52 125」(「キハ20」の車体を1.3m延ばし、エンジンを2基装備するパワーアップ型)と急行形の「キハ28 2346」の2両を連結して、観光の目玉として週末などに運行しています。
これらも製造から年数が経っている車輌ですので、できるだけ永く使い続けるためには、出番を減らして(=基本的には週末に運行する程度にとどめて)長持ちさせることになります。
レトロ車輌を導入すれば、観光の目玉になります。
でも、長持ちさせようとすれば、「いつも乗れる」ようにはできない……。
このジレンマを解決するための一つの答えが、「外見はレトロ・中身は新型」車輌の導入だったわけです。
外見はレトロでも、今の基準で製造された新型ですから、日常的な運用(毎日の運行)にも差し障りがないし、週末には「本物」のレトロ車輌とのすれ違いシーンも……。
「外見はレトロ・中身は新型」車輌については、JR西日本がSL列車に用いる車輌として「旧型客車にそっくりな新型客車」を製造することを発表しています。
「本物」の古い車輌が入手困難・維持困難になる中で、今後増えていくのでは……と思います。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
「いすみ鉄道」の新車は、国鉄「キハ20形」を意識したものになりました。
・新型車両 キハ20について(いすみ鉄道 社長ブログ 2015年6月23日)
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=2137
いすみ鉄道の新車は、国鉄「キハ20形」を意識したものになりました。・新型車両 キハ20について(いすみ鉄道 社長ブログ 2015年6月23日) http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=2137 内装...
Posted by 下館レイル倶楽部 on 2015年6月24日
本物の「キハ20形」は、かつて全国各地で見掛けた一般的な車輌の一つでしたが、すでにほとんど引退しています。
「ひたちなか海浜鉄道」では、冷房装置を追加装備した「キハ205」が現役で走っていますが、何しろ製造から約半世紀という「ご高齢」車輌ですので、さすがに寄る年波には勝てなくなりつつあります。
今回「いすみ鉄道」が導入した「キハ20 1303」は、「キハ20」を名乗っていますが、「本物」ではなく、「外見はレトロ・中身は新型」です。
内装については、セミクロスシート・トイレ付きの「いすみ300形」と同様。
外装については、国鉄「キハ20形」に似せた「いすみ350形」と同じで、塗色を国鉄一般気動車色に。
鉄道にそんなに詳しくない人が見たら、「レトロな車両」なのに「新しい!」と驚くことになるかも……?
「いすみ鉄道」では、JR西日本から譲受した「キハ52 125」(「キハ20」の車体を1.3m延ばし、エンジンを2基装備するパワーアップ型)と急行形の「キハ28 2346」の2両を連結して、観光の目玉として週末などに運行しています。
これらも製造から年数が経っている車輌ですので、できるだけ永く使い続けるためには、出番を減らして(=基本的には週末に運行する程度にとどめて)長持ちさせることになります。
レトロ車輌を導入すれば、観光の目玉になります。
でも、長持ちさせようとすれば、「いつも乗れる」ようにはできない……。
このジレンマを解決するための一つの答えが、「外見はレトロ・中身は新型」車輌の導入だったわけです。
外見はレトロでも、今の基準で製造された新型ですから、日常的な運用(毎日の運行)にも差し障りがないし、週末には「本物」のレトロ車輌とのすれ違いシーンも……。
「外見はレトロ・中身は新型」車輌については、JR西日本がSL列車に用いる車輌として「旧型客車にそっくりな新型客車」を製造することを発表しています。
「本物」の古い車輌が入手困難・維持困難になる中で、今後増えていくのでは……と思います。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
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下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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