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下館レイル倶楽部

真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)

【えちごトキめき鉄道】三セク転換を前に意見募集中

 2014年度内に予定されている北陸新幹線の金沢延伸が実現すると、いわゆる「並行在来線」として、信越本線の長野~直江津間と、北陸本線の直江津~金沢間はJRから切り離され、第三セクター鉄道としてリスタートすることになります。
 経営形態は、「上下一体」の「第一種鉄道事業者」となります。

 この内、新潟県内の信越本線(直江津~妙高高原間)と北陸本線(直江津~市振間)は「えちごトキめき鉄道」に転換します。
 (信越本線の長野~妙高高原間は「しなの鉄道」が、北陸本線の市振以西の富山県・石川県区間もそれぞれ別会社が継承します)

 現在「えちごトキめき鉄道」では、今後の経営の基本的な考え方をまとめた「経営基本計画(素案)」に対する意見を募集しています。
 募集期間は、2013年1月22日(火)~3月8日(金)まで。郵送の場合は、2013年3月8日(金)の消印まで有効です。

・えちごトキめき鉄道
 http://www.echigo-tokimeki.co.jp/

・経営基本計画(素案)に対するご意見を募集します(えちごトキめき鉄道 2013年1月22日)
 http://www.echigo-tokimeki.co.jp/coment.html

・経営基本計画(素案)(えちごトキめき鉄道 2013年1月)
 http://www.echigo-tokimeki.co.jp/PDF/2013keikaku/130122_keikaku%20.pdf
 (PDF形式のファイルです)


 「経営基本計画(素案)」について、詳しくは上記リンクからPDFファイルにてご確認をお願いするとして……。
 運行本数やダイヤ、車輌などについては、


【妙高はねうまライン(妙高高原~直江津)】
・JR東日本が使用している新型電車(形式不明)の導入をJR東日本と協議
・ラッシュ時6両編成、通常2~4両編成、2両以下はワンマン運転
・朝夕は増便
・日中も都市部を中心に増便
・夜間は金曜日の増便を検討
・直江津駅での接続、北陸新幹線の(仮称)上越駅との接続など利便性を確保
・快速「くびき野」は、運行継続を新潟県とJR東日本に要請


【日本海ひすいライン(直江津~市振)】
・新型ディーゼルカーを導入(一般型6両、イベント兼用2両)
・リゾート列車(ディーゼルカー)2両を導入
・ラッシュ時2両編成、通常1両編成で、ワンマン運転
・朝夕は増便(直江津~糸魚川間)
・日中も都市部を中心に増便(直江津~糸魚川間)
・夜間は金曜日の増便を検討(直江津~糸魚川間)
・富山県との県境付近は現行本数を維持
・直江津駅での接続、北陸新幹線の糸魚川駅との接続など利便性を確保
・特急「北越」は、運行継続を新潟県とJR西日本・JR東日本に要請


 となるようです。

 「えちごトキめき鉄道」が継承する区間の信越本線(単線)・北陸本線(複線)とも電化路線で、北陸本線は「日本海縦貫線」として多数の貨物列車も行き交っている重要ルートです。
 しかし、新たに「日本海ひすいライン」となる区間の北陸本線は旅客需要がさほど大きくないため、運行経費圧縮のため、旅客列車はディーゼルカーでの運行となるようです。
 この「新型ディーゼルカー」(環境配慮型)がどのような車輌なのかは分からないのですが、新潟付近でJR東日本が運用しているディーゼルカーといえば「キハE120形」(新潟トランシス製)がありますので、もしかすると「キハE120形」かその派生形になるのかも知れません。


 新幹線の延伸開業という「光」がある一方、長野新幹線の開業以降は並行在来線の「切り捨て」という「影」の部分をどう考えていくかという問題があります。
 公共交通の中でも定時運行性と速達性が高く、他の陸上交通モードより高効率である鉄道をどうやって継続運行していくかというのは、その沿線一帯の将来の繁栄にも大きく関わってくる重要な問題です。

 これは私が鉄道好きだから強調しているのではありません。
 地方で生活する一住民として、鉄道の存在が地域の持続的発展に欠かせない戦略的要素であるために重要視しているのです。

 今回の話は、直接的に下館界隈に影響がある話ではないのですが、これを関東鉄道常総線や真岡鐵道に置き換えて考えてみれば、決して対岸の火事だと安穏とはしていられないことにお気づきになると思います。

 「今は普通に走っているから大丈夫」という油断が積もり積もれば、やがて地方路線の危機につながっていきます。
 鉄道が失われた地域がどうなるかは、茨城県内では筑波鉄道や日立電鉄、鹿島鉄道などの事例を見れば明らかです。

 そんなことにならないように、単に「路線を守る」ということではなく、「必要な投資」を「必要な時期」に行いつつ、今後「路線をどのように活用」して「どのように地域の持続的な発展に寄与していけるか」という視点から、常日頃から意識して行動していきたいものだと思っています。


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【真岡鐵道】大雪でも「SLもおか」通常運転!!

 関東南岸を通過した爆弾低気圧と寒気の影響で、2013年1月14日(祝・月)は関東の平野部でも本格的な降雪となり、交通機関は大混乱。
 しかし、非電化路線の関東鉄道常総線と真岡鐵道は、大きな混乱もなく、基本的には通常ダイヤで運行。
 「SLもおか」号通常運転を敢行しました。

「SLもおか」号(2013年1月14日・下館駅)
▲ 2013年1月14日(祝・月)16時頃、下館駅に戻ってきた「SLもおか」号。関東の平野部としては猛烈な風雪の中、ダイヤ通りに運行しました。(クリックすると拡大画像を表示します)

 まだ風雪が強くなかった午前中に下館駅の近くを通ったところ、側線に「DE10」が待機しているので、「SLもおか」号がいつも通り走っていることは分かったのですが……。
 昼を過ぎて風雪が強まり、JR各線の運転見合わせが相次いできたので、「SLもおか」も往路だけで運転打ち切りになるのかな……と思っていましたが、さにあらず。

「SLもおか」号(2013年1月14日・下館駅)「SLもおか」号(2013年1月14日・下館駅)「SLもおか」号(2013年1月14日・下館駅)
▲ こうした荒天時でも列車が定時運行しているということは、言いしれぬ安心感を利用者や沿線住民に与えます。(クリックすると拡大画像を表示します)

 16時頃、再び下館駅の近くに用があって立ち寄ってみたところ、茂木からの復路運転を終えて回送の準備を行っていました。


▲ 発車までの約2分50秒の動画です。寒かった!!(クリックすると動画を再生します)

 JR水戸線は強風と雪のため運転を見合わせている中、真岡方に「DE10」を連結した「SLもおか」号編成は、回送列車 兼 真岡までの区間「快速」列車として、乗り遅れそうになった乗客を待って、定刻からやや遅れて出発していきました。


 真岡鐵道にしても常総線にしてもそうですが、こうした荒天時でも運転見合わせになることはあまりなくて、水戸線が止まっていても列車を運行することが多いです。
 水戸線が周辺地域にとって長年もっとも重要な鉄道路線であったことは間違いないのですが、水戸線が止まっても、行き先次第では移動できないわけではない……ということを、改めて皆さんに知っていただければと思います。


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【真岡鐵道】降雪による緊急運休情報

 本日(2013年1月14日)は本格的な雪模様となりましたね。
 関東一円で多くの鉄道路線が運転見合わせとなり、下館界隈ではJR水戸線がしばらく運転見合わせになったほか、JR宇都宮線もダイヤが相当乱れているようです。

 関東鉄道常総線と真岡鐵道は、大きな混乱もなく、基本的には通常ダイヤで運行していたのですが、真岡鐵道から緊急の運休情報が発表されました。

・積雪および凍結による路線運休予定【緊急】(真岡鐵道 2013年1月14日)
 http://www.mcatv.co.jp/menu/mokasl/20130114175734/index.html

 運休となるのは、次の4本の列車です。
 ポイントの凍結防止作業などを行うものと思います。


 【2013年1月14日(月)】
 真岡 21:54発の茂木行き下り列車


 【2013年1月15日(火)】
 真岡 5:15発の下館行き上り列車
 真岡 5:47発の茂木行き下り列車
 茂木 5:26発の真岡行き上り列車


 その他は通常通りに運行する予定とのことです。

 真岡鐵道沿線の高校では、始業時刻を遅らせる学校もあるようです。
 通学している学生さんは、緊急連絡網で連絡が回ってきているだろうとは思いますが、念のため学校に確認することをお勧めします。


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【運転会告知】アルテリオ2013年1月定例運転会

 告知が遅れてしまいましたが、当方「下館レイル倶楽部」2013年1月定例運転会のお知らせです。

 今月は通常の開催スケジュールである「第3週の週末開催」となります。

 一般公開は2013年1月20日(日)10:00~16:00となります(途中1時間ほど「昼休み」となります)。
 設営&試運転は、運転会前夜の1月19日(土)18:00~21:00頃に行います。
 ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。

 なお、運転会前日の夕方から行う設営(1月19日18:00~)と、運転会当日の早朝(1月20日9:00~10:00)は、原則としてメンバー、または参加費をご負担いただける方のみ参加可能と致します。
 ご参加の方は、この記事に参加表明のコメントをつけてください(記事タイトル下の「CM」部分をクリックするとコメントを投稿できます)。

アルテリオ定例運転会・12年11月アルテリオ定例運転会・12年11月アルテリオ定例運転会・12年11月
▲ 2013年1月の定例運転会は、1月20日(日)が一般公開日です。これらの画像は、2012年11月定例運転会の模様です。(クリックすると拡大画像を表示します)


【開催予定】

・一般公開:2013年1月20日(日)10:00~16:00(途中、1時間ほど「昼休み」)
・開催会場:しもだて地域交流センター「アルテリオ」2F「研修室」(茨城県筑西市)
     http://www.city.chikusei.lg.jp/kurashi/shisetsu/shisetsu/kouryu/kouryu.html

・前日設営:2013年1月19日(土)18:00~21:00頃(基本的に関係者か、参加費をお支払いいただける方)
・反省会?:2013年1月19日(土)21:00頃~
・早朝走行:2013年1月20日(日) 9:00~10:00(基本的に関係者のみ)
・撤収作業:2013年1月20日(日)16:00~17:00(基本的に関係者のみ)

・備考1:HOゲージとNゲージ(もしかするとZゲージも?)の周回コースを設置予定です
・備考2:前日設営のみ、運転会当日のみの参加も可能です
・備考3:運転会当日はギャラリーが見物に来ます(「早朝運転」「昼休み」中を除く)
・備考4:ご参加の場合、会場費はその日ごとに分担をお願いします^^; (人数次第ですが、500~800円程度/日となることが多いです)



【参加者の集合について】

・前日設営からご参加の場合
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います
 ……18:00に2F受付前で集合/他に誰もいない場合は、「下館レイル倶楽部です」と名乗って部屋を開けてもらってください
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)

・日曜日ご参加の場合
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います(満車の場合は、道向かいにある「筑西しもだて合同庁舎」もしくは「筑西市役所」の駐車場をご利用ください)
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)




【1月19日・朝~夕方/自由行動】

・真岡鐵道「SLもおか号」乗車
 ……往路は下館10:37発→茂木12:02着
 ……復路は茂木14:28発→下館15:57着
 ……途中の益子(ましこ)駅で下車し、陶芸の街を散策するのも良し
 ……下館13:02発→茂木14:07着の普通列車に乗れば、復路の「SLもおか号」に乗車可能

「とばのえステーションギャラリー」見学
 ……開催時間は、9:00~16:00
 ……入場無料/模型の運転を行う場合は、10分140円(硬券の「入場券」を購入する)



【1月19日・夜/設営、オフ会】

・オフ会
 ……1日目の設営終了後に開催(会場未定)



【1月20日・朝~夕方/運転会】

・運転会
 ……会場は9:00から入室可能ですが、10:00までは基本的に一般非公開の「早朝運転」タイムとします
 ……「昼休み」中は、ご希望の参加者のみ残って基本的に一般非公開の「昼間運転」タイムとします
 ……会場は17:00まで押さえてありますが、ラスト1時間は撤収作業です



【1月20日・夜/オフ会】

・オフ会
 ……2日目の運転会終了後開催(会場未定)





・真岡鐵道(真岡市公式サイト内)
 http://www.moka-railway.co.jp/

・道の駅もてぎ もてぎプラザ
 http://www.motegiplaza.com/

・とばのえステーションギャラリー
 http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html


(ちょこっと宿泊案内)

・「ホテル新東」
 http://www.hotel-shinto.co.jp/

・「ホテル ルートイン下館」
 http://www.route-inn.co.jp/search/hotel/index.php?hotel_id=529


 なお、2013年3月までの開催予定(運転会の当日)は次の通りです(それぞれ運転会前日の土曜日は、会場設営&試運転を行います)。



・2013年1月……1月20日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2013年2月……2月17日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2013年3月……3月17日(日)「アルテリオ」2F「研修室」




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ダイソーの鉄道玩具「プチ電車」シリーズ!!

 昨日近所の百円ショップ「ザ・ダイソー」で買い物をしていたところ、何やら怪しげな鉄道玩具が……。

 「プチ電車」シリーズ!!

 3両で1編成を組むように設計されていて、単三電池×1本で走ります。

「プチ電車」シリーズ「プチ電車」シリーズ「プチ電車」シリーズ
▲ 百円ショップ「ザ・ダイソー」で販売中の鉄道玩具「プチ電車」シリーズ。車輌もレールも1パック100円(税込:105円)です。(クリックすると拡大画像を表示します)


 「ザ・ダイソー」の鉄道玩具と言えば、以前「ザ・トレイン」シリーズがあったのですが……。
 各鉄道会社から商品化の許諾を取らずに済ますためなのか、実在の車輌ではなく、「なんとなく似ている車輌」しかありませんでした。

 今回の「プチ電車」シリーズは、「プラレール」や「ザ・トレイン」に比べるとコンパクトなサイズで、ボギー台車を意識してか、車輪は4組あります。
 国内の鉄道会社から商品化の許諾を取っているため、北は北海道の「キハ283系」から南は九州の「800系」まで、結構幅広く製品化しています。
 「C11」と「43系」客車なんていうシブい編成も製品化されています。

 いくら100円とはいえ、さすがに全種類買って来るわけにはいかないので(苦笑)、とりあえず「E5系はやぶさ」を購入。
 3両編成という設定で、「先頭車」+「動力車」+「後尾車」を購入することになります(プラレールと異なり、カプラーの形状等の問題で、編成中の位置は固定)


 いつから販売されているのかは分かりませんが、人気が殺到しているのか、元々品薄なのか、カーブレール(4本セット)はどの店舗でも売り切れていて、あいにく周回コースを設定できません。
 また、以前販売されていた「ザ・トレイン」よりレールの幅が狭いように感じるのですが、「ザ・トレイン」はレールも車輌も物置部屋にしまい込んでしまったので、すぐ確認できません(汗)


 ……で、「Youtube」を探してみたら、こんな動画が。



 販売状態では「プラレール」よりも線路幅が狭いのですが、この動画では無理矢理(笑)改造して「プラレール」の線路を走れるようにしていますね。


 当方でも準備が整ったら、試験運転や他の鉄道玩具との比較をしてみたいと思います。
 乞うご期待!!


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【ご挨拶】本年もどうぞよろしく!!(2013/平成25年)

 明けましておめでとうございます。2013年/平成25年になりました。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


 さて、我が家は本日「大宝(だいほう)八幡宮」へ初詣に出かけました。

 ここは関東鉄道常総線の「大宝(だいほう)」駅から徒歩3分ほどの立地。
 例年、正月の三が日は大量のマイカーが押し寄せ、駐車場待ちの大渋滞が発生して身動きが取れなくなります。

 そこで我が家は、最寄り駅から常総線を利用します。
 渋滞知らずで時間通り、実に快適な移動ができます。
 現在の常総線は、日中でもだいたい1時間に2本程度の運行頻度ですし、三が日は多数の露店も出ていたりしますので、時間調整もしやすいものと思います。

キハ5002大宝駅キハ5001
▲ 2013年1月2日(水)の常総線「大宝(だいほう)」駅(中画面)。左画面は大宝駅に進入する上り普通列車の「キハ5002」、右画面は同じく下り普通列車の「キハ5001」。(クリックすると拡大画像を表示します)

 なお、「大きな宝」というなんとも縁起が良い「大宝」駅の駅名が記載してある「大宝往復乗車券」も2013年1月31日まで販売中です。
 これは「下妻」~「大宝」間の往復切符(硬券)で、大人用:300円(限定1,000枚)、子ども用:160円(限定500円)。
 下妻駅のみでの発売です。


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【いすみ鉄道】国鉄形気動車に似せた「いすみ350形」導入

 不要となった「キハ52」や「キハ28」をJRから導入して、観光列車の目玉として運行するいすみ鉄道
 旧型車の導入と並行して、新型車の導入も進めています。

 第三セクター転換時に導入したレールバス「いすみ200形」が老朽化したことに伴い、新型「いすみ300形」(新潟トランシス製/真岡鐵道「モオカ14形」と同様の車輌)を導入中ですが、このたび新たに「いすみ350形」が入線しました。
 パっと見、旧国鉄「キハ20系」にそっくりの「なんちゃって国鉄形気動車」です。

・いすみ350形が到着しました。(「いすみ鉄道 社長ブログ」 2012年12月21日)
 http://isumi.rail.shop-pro.jp/?day=20121221

・いすみ350形が完成しました。(「いすみ鉄道 社長ブログ」 2012年12月10日)
 http://isumi.rail.shop-pro.jp/?day=20121210


 「いすみ350形」(2両導入)は、「キハ300形」(3両導入)と同じ新潟トランシス製の軽快ディーゼルカー「NDC」シリーズに属する車輌で、基本性能は「キハ300形」と同じで、車体だけ「キハ20」に似せています。
 全長18m、エンジン出力は355ps。イベント対応のためオールロングシートで、トイレはありません。

 現在の技術でレトロ風車輌を新造したもので、レトロな雰囲気を醸し出しつつ、現行車輌としてのサービスレベルを持ち、並行して導入を進める「いすみ300形」と同じシステムを有するため、維持管理もしやすい……と、「うまい所」を狙った新型車両といえます。


 いすみ鉄道は、廃止対象だった国鉄木原線を第三セクター転換した鉄道です。
 しかし、沿線人口がさほど多い地域を走っているわけではなく、転換後もずっといわゆる赤字経営が続いてきました。
 存廃問題が表面化し、社長の公募を行って立て直しを図ることになり、2008年2月に最初の公募社長が就任。
 しかし、最初の公募社長は2009年2月に行われた千葉県知事選挙に立候補するため辞任してしまい、しばらく社長空白という緊急事態に。
 2009年5月、再度の社長公募が行われた結果、2人目の公募社長となる「鳥塚 亮」氏が就任しました。

 鳥塚氏は、元「ブリティッシュ・エアウェイズ」旅客運航部長にして、「前面展望」シリーズなどの鉄道DVDを販売する「パシナ倶楽部」を運営する「有限会社パシナコーポレーション」の代表取締役でもあります。

 「キハ52」導入などのアイディアは鳥塚氏ならではのもので、今後もさまざまな新機軸を打ち出してくるものと思います。
 2013年度には、JR久留里線での運用を終えた「キハ30形」を導入する意向のようです。


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【KATO】2013年3月の新製品情報

 ご紹介が遅れましたが、「KATO」2013年3月の新製品情報を発表しています。

 今回はNゲージで新旧の車両が製品化され、E6系「スーパーこまち」20系「さくら」、それに「EF30」などが登場します。
 それと、HOゲージ(16番ゲージ)では「DE10」と「オハ35茶」「オハフ33茶」、「ワム90000(2両セット)」「ヨ5000」が再生産となります。

・発売予定品情報 2013年3月(「KATO」公式サイト 2012年12月5日)
発売予定品情報 2013年3月(KATO公式サイトへの直リンク)
発売予定品情報 2013年3月(KATO公式サイトへの直リンク)
▲ KATOの2013年3月の発売予定品情報(KATO公式サイトへの直リンク)。(クリックすると拡大画像を表示します)

・KATOE6系スーパーこまち・381系100番台等お得な先行予約受付開始!(「ポポンデッタ商品部NEWS」 2012年12月5日)
 http://popondetta.com/blog/cat1/katoe6381100.html

・【Nゲージ】カトー 新製品・再生産品情報(「J-鉄道部」 2012年12月7日)
 http://blog.joshinweb.jp/joshintrain/2012/12/post-81ae-1.html


 2013年3月に発売となる新製品は次の通り。


【Nゲージ】
・10-1136 E6系秋田新幹線「スーパーこまち」3両基本セット(標準価格:11,025円)
・10-1137 E6系秋田新幹線「スーパーこまち」4両増結セット(標準価格:7,980円)
 ……特徴的な形状と、あかね色をメインにしたカラーリングを忠実に製品化
 ……11号車「E611形」には「E5系」との併結運転用の先頭部連結機構を装備
 ……実車同様、車体傾斜機構を装備
 ……フライホイール付き動力ユニットを搭載、R282の曲線を通過可能
 ……「基本セット」は、箱・発泡中敷のベストコレクションタイプのパッケージに収納
 ……「増結セット」は、7両入りブックケース仕様(基本セットを収容可能)

・10-1112 381系100番台「くろしお」6両基本セット(標準価格:17,850円)
・10-1113 381系100番台「くろしお」3両増結セット(標準価格:7,350円)
 ……非貫通式先頭車100番台「くろしお」編成の1989年頃の姿を再現
 ……JR無線アンテナ装備、黒Hゴム、洗面所窓閉塞、JNRマークなし、JRマーク表示あり
 ……実車同様、振り子機構を装備
 ……先頭車は変換式トレインマーク装備、「くろしお」「やくも」「きのさき」「こうのとり」の4種類を選択可能
 ……パッケージは7両入りブックケース仕様

・10-1141 20系寝台特急「さくら」長崎編成 8両セット(標準価格:15,750円)
・10-1142 20系寝台特急「さくら」佐世保編成 8両セット(標準価格:15,750円)
 ……昭和43年10月ダイヤ改正直前の寝台特急「さくら」を再現
 ……長崎編成の電源車「カニ22」は、パンタグラフと電動発電機が撤去された後の姿を設定
 ……長崎編成セットには、中間車7号車として座席車からの寝台化改造車「ナハネフ21」(新規作成)を収録
 ……佐世保編成に連結された簡易電源車「マヤ20」(「オハシ30」からの改造車)を新規作成
 ……編成両端の車両(カニ・ナハネフ)にはアーノルトカプラーを標準装備
 ……中間部の「ナハネフ21」交換用にKATOカプラーN JP(A)が付属
 ……長崎編成セットには、「EF65 500(P)」用ヘッドマーク「さくら(ピンク)」「さくら(白)」が付属
 ……佐世保編成セットには、「DD51」用ヘッドマーク「さくら(ピンク)」「さくら(白)」が付属

・3073 EF30(標準価格:7,560円)
 ……関門海峡トンネルで活躍した交直流形電気機関車「EF30」を再現
 ……屋根上の配線は金属線で、碍子は塩害対策でグリスを塗布した緑色をリアルに再現
 ……プロトタイプは、1961年(昭和36年)製造のグループで、1灯ヘッドライト&後部標識板の無い小判形テールライトを再現
 ……動力はフライホイール付動力ユニットを搭載、15両編成を牽引可能
 ……ナンバープレートは、門司機関区所属の「9」「11」「14」「17」号機からの選択式
 ……メーカーズプレートは「日立」「東芝」の2種類が付属
 ……アーノルトカプラー標準装備、交換用のKATOナックルカプラー付属

・10-1167 タキ1000 日本石油輸送色 ENEOS(エコレールマーク付)8両セットB(標準価格:10,920円)
 ……「10-825 タキ1000 日本石油輸送色 8両セット」を、現行仕様にバージョンアップ
 ……車両番号は新規設定、車番変更に合わせて自重表記や検査表記も変更
 ……車番は「76」「128」「164」「191」「251」「269」「294」「370」の8両
 ……パッケージは紙箱&発泡中敷き仕様

・20-230 ユニトラック複線片渡りポイント4番(左)(標準価格:3,990円)
・20-231 ユニトラック複線片渡りポイント4番(右)(標準価格:3,990円)



 「E6系」は、既に発売された「E5系」との併結運転を実施できるので、運転会などでは注目の的になるでしょうね。
 車体傾斜機能付きなので、カントレールと組み合わせることで効果倍増です。

 20系寝台特急「さくら」は、長崎編成と佐世保編成を完全再現!!
 国鉄ファンにはたまらないでしょうね。

 「EF30」は上記「さくら」発売に呼応する新製品で、これはなんともシブい新製品ですね!!
 「さくら」フル編成もバッチリ牽引できますので、20系「さくら」をお買い求めの際はぜひセットでいかがでしょうか。


 2013年3月に発売となる再生産製品は次の通り。


【Nゲージ】
・2002 C11(標準価格:5,775円)
・3012 ED73-1000(標準価格:7,140円)
・3060-1 EF65 500番台 P形(標準価格:7,245円)
・7008-3 DD51 後期 暖地型(標準価格:6,615円)

【HOゲージ】
・1-703 DE10(標準価格:14,700円)
・1-512 オハ35茶(標準価格:5,250円)
・1-512 オハフ33茶(標準価格:5,775円)
・1-812 ワム90000(2両入)(標準価格:3,780円)
・1-813 ヨ5000(標準価格:3,675円)



 Nゲージの「C11」「DD51 後期 暖地型」「ED73 1000番台」「EF65 500番台P形」は、新製品の20系「さくら」発売に合わせて再生産となるものです。

 HOゲージの「DE10」は、先日の「EF510」が発売となるまでは最安値の機関車として重宝されてきました。
 貨車でも客車でも、何を牽かせても似合う機関車ですので、お持ちでなければこの機会に是非!


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【JR東日本】運用離脱した「キハ38形」などのその後

 新型ディーゼルカー「キハE130形100番台」の導入に伴い、JR久留里線(千葉県)での運用が終了した「キハ38形」「キハ30形」「キハ37形」

 運用が終わった途端、3回に分けて郡山と新津へ「連行」されました。


・キハ38形3両が郡山へ(「railf.jp」 2012年12月21日)
 http://railf.jp/news/2012/12/20/140000.html

・キハ30形、キハ37形、キハ38形が新津へ(「railf.jp」 2012年12月15日)
 http://railf.jp/news/2012/12/12/160000.html

・【JR東】久留里用気動車6輌 配給輸送(「鉄道ホビダス」 2012年12月11日)
 http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2012/12/jr6_4.html

・キハ38形3両が郡山総合車両センターへ(「railf.jp」 2012年12月6日)
 http://railf.jp/news/2012/12/06/150000.html

・【JR東】キハ38形 郡山総合車セへ(「鉄道ホビダス」 2012年12月5日)
 http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2012/12/jr38.html


 これらの記事から、移動は下記の3段階に分けて行われたことが分かります。

 12月5日に木更津から郡山に移動
 ……「キハ38 1001」、「キハ38 1」、「キハ38 3」

 12月11日に木更津から会津若松(→新津)へ移動
 ……「キハ38 1003」
 ……ほかに、「キハ30 100」、「キハ30 98」、「キハ37 2」、「キハ37 1003」、「キハ37 1002」

 12月20日に木更津から郡山に移動
 ……「キハ38 1002」、「キハ38 2」、「キハ38 4」


 この内、12月18日〜19日にかけて、一度郡山に移動してから、再び千葉に「里帰り」したのが「キハ38 1」。
 いすみ市作田にある「ファーム・リゾート 鶏卵牧場」にある「ポッポの丘」で、展示車両として静態保存されるためです。
 (結構面白い車両達が静態保存されています)


 12月22日現在、郡山には計5両の「キハ38形」が、新津には「キハ38 1003」のみ1両が、それぞれ「いる」ものと思います。

 「キハ38形」が製造されたのは、1986年〜87年にかけて。
 「キハ35形」の発生品を一部流用しているとはいえ、まだ当面は使えるように感じます。

 このまま廃車となってしまうのか。
 JR東日本の他の線区で使用する予定があるのか。
 国内外の他の鉄道へと譲渡されるのか。
 何か改造を施す予定でもあるのか。

 個人的には大学時代の八高線で頻繁に乗車したことがり、結構気に入っている車両の一つなので、どうにも気になって仕方ありません。


 ちなみに、久留里線で運用を外れたこれらの車両については、JR千葉支社の椿浩支社長が「複数の私鉄から引き合いがあり、譲渡を検討している」と発言したようで、次のような記事が掲載されていました。

・新型車両、12月導入 旧型キハ引退で記念イベント JR久留里線(「ちばとぴ」 2012年10月9日)
 http://www.chibanippo.co.jp/c/news/economics/104488

 既にネット上ではあれこれ譲渡先についてのウワサが飛び交っていますが、現時点では未確認情報ですので、JR東日本や、譲渡が行われる場合は譲渡先からの正式発表を待ちたいと思います。


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【KATO】「鉄道模型カタログ2013」2012年12月13日発売

 毎年この時期になると発売される「KATO」のカタログ「KATO Nゲージ・HOゲージ 鉄道模型カタログ」
 最新刊となる「KATO Nゲージ・HOゲージ 鉄道模型カタログ2013」が2012年12月13日(木)に発売となります。
 税込み定価は「1,575円」です。

 今回の新カタログは、2013年内に発売・再生産予定の製品情報を中心として、初心者向けの説明ページなども掲載しています。

KATO 鉄道模型カタログ2013
▲ 「KATO Nゲージ・HOゲージ 鉄道模型カタログ2013」は2012年12月13日(木)発売です。





パッケージ

Amazonで購入



 25-000 KATO Nゲージ・HOゲージ 鉄道模型カタログ2013

 【発売】KATO(カトー)
 【ジャンル】鉄道模型カタログ
 【発売日】2012年12月13日
 【税込価格】1,575円(参考:2012年12月11日時点でのAmazon.co.jpでの販売価格は「1,383円」)
 【備考】2013年内に発売・再生産予定の製品情報が中心




 近年のKATOのカタログは、以前の過去の製品を全て収する網羅的な構成ではなく、その年ごとに予定している新製品・再生産品情報メインの構成に変更されています。
 Nゲージの過去製品については、「KATO Nゲージ アーカイブス -鉄道模型3000両の世界-」にまとめられています。

 また、2012年版のカタログも販売中です。
 もしお持ちでなければ、今の内にいかがでしょうか。




KATO Nゲージ アーカイブス -鉄道模型3000両の世界-

Amazonで購入



 25-050 KATO Nゲージ アーカイブス -鉄道模型3000両の世界-

 【発売】KATO(カトー)
 【ジャンル】鉄道模型カタログ
 【発売日】2008年2月22日
 【税込価格】1,890円
 【備考】







パッケージ

Amazonで購入



 25-000 KATO Nゲージ・HOゲージ 鉄道模型カタログ2012

 【発売】KATO(カトー)
 【ジャンル】鉄道模型カタログ
 【発売日】2011年12月20日
 【税込価格】1,575円
 【備考】2012年内に発売・再生産予定の製品情報が中心




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【運転会告知】アルテリオ2012年12月定例運転会

 告知が遅れてしまいましたが、当方「下館レイル倶楽部」2012年12月定例運転会のお知らせです。

 今月は通常の開催スケジュールである「第3週の週末開催」となります。

 一般公開は2012年12月16日(日)10:00~16:00となります(途中1時間ほど「昼休み」となります)。
 設営&試運転は、運転会前夜の12月15日(土)18:00~21:00頃に行います。
 ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。

 なお、運転会前日の夕方から行う設営(12月15日18:00~)と、運転会当日の早朝(12月16日9:00~10:00)は、原則としてメンバー、または参加費をご負担いただける方のみ参加可能と致します。
 ご参加の方は、この記事に参加表明のコメントをつけてください(記事タイトル下の「CM」部分をクリックするとコメントを投稿できます)。

アルテリオ定例運転会・12年7月アルテリオ定例運転会・12年7月アルテリオ定例運転会・12年7月
▲ 2012年12月の定例運転会は、12月16日(日)が一般公開日です。これらの画像は、2012年7月定例運転会の模様です。(クリックすると拡大画像を表示します)


【開催予定】

・一般公開:2012年12月16日(日)10:00~16:00(途中、1時間ほど「昼休み」)
・開催会場:しもだて地域交流センター「アルテリオ」2F「研修室」(茨城県筑西市)
     http://www.city.chikusei.lg.jp/kurashi/shisetsu/shisetsu/kouryu/kouryu.html

・前日設営:2012年12月15日(土)18:00~21:00頃(基本的に関係者か、参加費をお支払いいただける方)
・反省会?:2012年12月15日(土)21:00頃~
・早朝走行:2012年12月16日(日) 9:00~10:00(基本的に関係者のみ)
・撤収作業:2012年12月16日(日)16:00~17:00(基本的に関係者のみ)

・備考1:HOゲージとNゲージ(もしかするとZゲージも?)の周回コースを設置予定です
・備考2:前日設営のみ、運転会当日のみの参加も可能です
・備考3:運転会当日はギャラリーが見物に来ます(「早朝運転」「昼休み」中を除く)
・備考4:ご参加の場合、会場費はその日ごとに分担をお願いします^^; (人数次第ですが、500~800円程度/日となることが多いです)



【参加者の集合について】

・前日設営からご参加の場合
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います
 ……18:00に2F受付前で集合/他に誰もいない場合は、「下館レイル倶楽部です」と名乗って部屋を開けてもらってください
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)

・日曜日ご参加の場合
 ……クルマ利用の方は、「アルテリオ」地下駐車場に駐車願います(満車の場合は、道向かいにある「筑西しもだて合同庁舎」もしくは「筑西市役所」の駐車場をご利用ください)
 ……鉄道利用の方は、下館駅北口から徒歩5~6分で「アルテリオ」です(道順など不安な方は事前にお知らせください)




【12月15日・朝~夕方/自由行動】

・真岡鐵道「SLもおか号」乗車
 ……往路は下館10:37発→茂木12:02着
 ……復路は茂木14:28発→下館15:57着
 ……途中の益子(ましこ)駅で下車し、陶芸の街を散策するのも良し
 ……下館13:02発→茂木14:07着の普通列車に乗れば、復路の「SLもおか号」に乗車可能

「とばのえステーションギャラリー」見学
 ……開催時間は、9:00~16:00
 ……入場無料/模型の運転を行う場合は、10分140円(硬券の「入場券」を購入する)



【12月15日・夜/設営、オフ会】

・オフ会
 ……1日目の設営終了後に開催(会場未定)



【12月16日・朝~夕方/運転会】

・運転会
 ……会場は9:00から入室可能ですが、10:00までは基本的に一般非公開の「早朝運転」タイムとします
 ……「昼休み」中は、ご希望の参加者のみ残って基本的に一般非公開の「昼間運転」タイムとします
 ……会場は17:00まで押さえてありますが、ラスト1時間は撤収作業です



【12月16日・夜/オフ会】

・オフ会
 ……2日目の運転会終了後開催(会場未定)





・真岡鐵道(真岡市公式サイト内)
 http://www.moka-railway.co.jp/

・道の駅もてぎ もてぎプラザ
 http://www.motegiplaza.com/

・とばのえステーションギャラリー
 http://www.kantetsu.co.jp/train/tobanoe_gallery/tobanoe_gallery.html


(ちょこっと宿泊案内)

・「ホテル新東」
 http://www.hotel-shinto.co.jp/

・「ホテル ルートイン下館」
 http://www.route-inn.co.jp/search/hotel/index.php?hotel_id=529


 なお、2013年3月までの開催予定(運転会の当日)は次の通りです(それぞれ運転会前日の土曜日は、会場設営&試運転を行います)。



・2013年1月……1月20日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2013年2月……2月17日(日)「アルテリオ」2F「研修室」
・2013年3月……3月17日(日)「アルテリオ」2F「研修室」




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【KATO】2013年2月の新製品情報

 ご紹介が遅れましたが、「KATO」2013年2月の新製品情報を発表しています。

 今回の目玉は、東京メトロ・丸ノ内線の現行車両「02系」10系寝台急行「大雪」セット、「大雪」を牽引したことがある「ED76 500番台」
 それと、驚いたのは、「クモヤ90」0番台が製品化されることです。

・発売予定品情報 2013年2月(「KATO」公式サイト 2012年11月8日)
発売予定品情報 2013年2月(KATO公式サイトへの直リンク)
▲ KATOの2013年2月の発売予定品情報(KATO公式サイトへの直リンク)。(クリックすると拡大画像を表示します)

・【Nゲージ】カトー 東京メトロ丸ノ内線02系、ED76ほか ご予約受付中商品のご案内(「J-鉄道部」 2012年11月8日)
 http://blog.joshinweb.jp/joshintrain/2012/11/n-02ed76-bf83.html


 2013年2月に発売となる新製品は次の通り。


【Nゲージ】
・10-1126 東京メトロ丸ノ内線02系 6両セット(標準価格:16,800円)
 ……東京メトロシリーズ第5弾
 ……要所で丸みがある独特の車体形状を再現
 ……製品のプロトタイプは後期形の7次車(編成番号53)
 ……SS-030台車、SS-130台車を新規製作
 ……先頭車の行先表示は「荻窪」、交換用として「池袋」を付属
 ……フライホイール付き動力ユニットを搭載、R216の曲線を通過可能
 ……編成中間車はKATOカプラー伸縮密連形を標準装備

・10-1124 10系寝台急行「大雪」 6両基本セット(標準価格:12,600円)
・10-1125 10系寝台急行「大雪」 6両増結セット(標準価格:12,600円)
 ……石北本線経由で札幌~網走を結んだ急行「大雪」の昭和45年10月ダイヤ以降の姿を再現
 ……「オロハネ10」を新規製品化、車体中央の扉、左右にそれぞれA寝台・B寝台を振り分けた特異な外観を再現
 ……「スロ54」「スユニ61」「マニ60」200番台も新規製品化
 ……基本セット、増結セットとも、編成両端の車両はテールライト標準装備(消灯スイッチ付き)
 ……編成端の車両はアーノルトカプラー、中間車はKATOカプラーN JPを標準装備(アーノルトカプラー交換用のKATOナックルカプラーも付属)
 ……編成中間車はKATOカプラー伸縮密連形を標準装備
 ……側面の号車番号・種別表示・列車名・行先などは印刷済み(急行「大雪」網走行)で、行先表示シール(札幌行)も付属
 ……ブ基本セット、増結セットとも、ブックケースは「6両+機関車」タイプ

・3071 ED76 500番台(標準価格:7,560円)
 ……交流電気機関車「ED76」の北海道仕様「500番台」
 ……D形機関車ながら、F形に匹敵する長い車体
 ……北海道仕様ならではの側面フィルター、大きな床下機器、幅広車体を再現
 ……運転台を再現、運転士フィギュアを搭載可能
 ……手すりや解放テコも再現、屋根上は白色の碍子&銅色の高圧線で再現
 ……ナンバープレートは「503」「508」「517」「522」の4種類から選択
 ……メーカープレートは「東芝」「三菱」から選択
 ……動力はフライホイール付動力ユニットを搭載
 ……ヘッドライト点灯
 ……アーノルトカプラー標準装備、交換用のKATOナックルカプラー付属

・クモヤ90 0番台(M車)(標準価格:6,090円)
・クモヤ90 0番台(T車)(標準価格:3,150円)
 ……旧形国電「73系」を改造した事業用車「クモヤ90形」を製品化
 ……電車区構内での入れ換え、回送、試運転車両の伴走車での本線走行などに活躍
 ……実車同様、様々な連結相手に対応するため、一方にボディマウント式KATO密連形カプラー、もう一方にアーノルトカプラー(台車マウント式)を標準装備
 ……両側の運転台にはヘッドライト・テールライトを標準装備(消灯スイッチ付き)
 ……点灯式の運行表示幕は「90 回」を印刷済み
 ……車体番号はモーター車(M車)が「009」、モーターなし(トレーラー/T車)は「022」
 ……動力はフライホイール付動力ユニットを搭載
 ……旧形国電独特のグローブベンチレータを再現、床下機器も新規作成
 ……フライホイール付き動力ユニットを搭載、動力台車は他車両との併結を前提にトラクションタイヤ無しの仕様




 丸ノ内線「02系」は、銀座線の「01系」を拡大発展させたような車両で、登場当時はとても先進的な印象を受けたことを思い出します。
 KATOをはじめ、各社から地下鉄車両が相次ぎ発売されていますので、地下鉄好きな方はぜひご注目ください。

 急行「大雪」は、昭和45年10月ダイヤ以降の編成を再現するもので、電化区間の札幌~旭川間を検印した「ED76 500番台」とセットでの発売となります。
 この編成発売のために新規製作された客車も複数ありますので、人気が出そうな気がします。

 「クモヤ90 0番台」は、KATOが製品化するとは予想していなかったので、正直びっくりしました。
 実車同様、いろいろな状況を想定して楽しめそうですね。


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【特集:宇都宮LRT】課題(3)市民への周知継続

先に行われた宇都宮市長選挙は、2期8年を手堅く務めてきた佐藤栄一氏が大差で当選しました。LRT導入を公約に掲げた佐藤氏が圧勝したことにより、同氏が掲げた「ネットワーク型コンパクトシティ」を実現するため、その東西方向の軸となるLRT導入計画が大きく前進します。

・2012とちぎ宇都宮市長選 LRT実現 待ったなし 佐藤氏3選 「高齢化備え」奏功(東京新聞 2012年11月19日)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20121119/CK2012111902000154.html


 今後の課題としては、


(1)市内最大のバス事業者「関東自動車」との調整
(2)LRT運行主体の決定
(3)市民への周知継続


 が挙げられます。

 前回の【課題(2)】運行主体の決定に続き、3つめの課題である「市民への周知継続」について。



【課題(3)】市民への周知継続

 海外でLRT導入と鉄道・バスなどとの有機的な連携を実現し、市域内公共交通充実によるまちづくりに成功している諸都市でも、それぞれの国における「先進事例」(つまり「前例がない」)では、住民の理解を得るまでにそれなりに労苦が伴いました。


▲ 「ナントの勅令」が発布されたフランス・ナントのLRT。1958年に路面電車を廃止して以降はバス頼りだったものの限界があり、1981年に地下鉄や連接トロリーバスと比較検討した上でLRT導入を決定。LRTやバスなど市内交通は「ナント都市域交通公社」が一括運行。

 上の動画はフランス・ナントのLRTとバスが題材ですが、ここはかつて路面電車が走っていた都市であるために、LRTに対しても「路面電車なんて時代遅れだ」という曲解が根強かっただろうことは想像に難くありません。
 そこでナント市は、宇都宮市が行っているのと同様、市民向けにLRTの魅力やどうやって施工するかなどを記載したリーフレットを作成して周知活動を展開しました。
 それでもおそらく、市民の少なくない割合が懐疑的であったり、反対したはずです。
 しかし今、LRT導入が失敗だったと感じる市民はほとんどいないのではないかと思います。


 公共交通の重要性については、各種アンケート結果を見ても明らかなのですが、だいたい8割方の人が「公共交通は重要」だと考えているようで、公的支援拡充についてもおおむね理解が得られていると判断して良い状況ではあります。
 しかし、いざ具体的な計画が明らかになると、初期投資額の大きさだけが問題視され、なかなか計画が進まないということが起こりがちです。

 漠然とした意識の中では「公共交通は重要」、でも具体的な話になると「多額の税金を注入するのは反対」では、いつになっても話が進みません。
 市民の意見は十人十色で、全ての市民が100%満足するような政策など最初から存在しないのです。
 それに、さまざまな意見を全て聞いていたのでは、行政が完全にストップしてしまいます。
 それこそ「決められない政治」です。

 そうなると、富山市の森市長のようにLRT導入を公約した市長がリーダーシップを発揮して導入を推進するしか手がないということになります。
 富山の森市長は「私はLRTを導入します。私の政策が気に入らないなら次の市長選で落選させてください」と言い切ってLRTなど公共交通推進を行っています。
 今、富山市長の公共交通充実という大方針に反対する市民はほとんどいません。
 宇都宮でも同じことが言えます。


 鉄道やLRTなど軌道系の公共交通機関が整備されると、沿線の付加価値は格段に向上します。

 同じ金額を投じた場合、道路と軌道系交通機関では、もたらすメリットに格段の違いがあるのです。
 軌道系交通機関の長所である定時運行性と速達性の高さ、輸送力の大きさ、まちづくりや不動産価値にも直結する将来確実性の高さなど、道路だけでは到底生み出すことができない底力を軌道系交通機関は秘めています。
 (だからこそ、各国でLRT導入が進んでいるわけです)

 普段当たり前のように利用している4車線道路が、実は1kmあたり25億円以上かかっている。
 新しく立体交差ができて便利になったけど、実はそこだけで50億円以上かかっている。
 国道バイパスの高架区間が開通して信号待ちが解消されたけど、1kmあたり100億円かかっている。
 「テクノ通り」の整備には1km38億円かかった。
 「北道路」は1km100億円を要した。
 「大通り」の拡幅には1km90~100億円かかる。


 それらに投じた税金と比較して、LRT整備が高額といえるかどうか。
 運賃収入で整備費を回収できるLRTに対して、道路は一切収入を得ることができないのだから、それこそ「赤字」の垂れ流しではないか……。

 コスト面を論拠にLRT導入に懐疑的なご意見をお持ちの方は、道路建設にどれほど「莫大な税金」が投入されているか、その点をあまりに軽視している(無視している)のではないだろうか……と、感じることが多いのです。
 もちろん道路も重要な社会インフラなのですが、そればかりに投資を続けても、根本的な道路交通量が減らない限り渋滞はなくならないので、道路だけに投資を続けるのはあまり好ましいこととは言えません。

 抜本的な道路交通量を減らすためには、利便性が高い公共交通ネットワークが必要ですし、宇都宮の場合は少なくとも東西基幹交通に関してはLRT導入が不可欠です(断言します)。
 今は上下分離方式が導入できますので、LRTも道路建設と同じく、インフラ部分(軌道・施設・車両)は公的に整備し、運行主体(たぶん、市やバス会社などが共同出資する組織になる)は列車の運行だけ行います。
 この方式であれば、インフラ整備費を負担しなくて済むため、かなり安い運賃設定が可能、しかも運転本数を多く設定できます。

 アメリカの先進事例都市の一つ・ポートランド(オレゴン州)では、LRTもバスも同じ運行組織が一括して行っていて、


・1時間券……2ドル(1ドル80円換算で160円)
・1日券……5ドル(1ドル80円換算で400円)


 で、LRTもバスも乗り放題です。
 この価格設定は、インフラ整備だけでなく、運行経費のある程度を公的に賄っているから実現できるものですが、たとえ税金を投入して運行を支えていても、利便性が高い公共交通という質の高い行政サービスを提供することで、都市の魅力が増して人・物・金が集まればトータルでは大きく黒字になるため、ほとんどの市民が市の方針に納得しているわけです。
 (それこそ本来行政が行うべき市民サービスなのです)

 宇都宮の場合、どうもLRTを導入するかどうかの「入口の感情論」だけで終わっているケースが多いようです。
 しかし今きちんと軌道系交通機関を導入し、公共交通網を充実して市街地を集約する方向にシフトしないと、今後さらに市街地拡散が進んでしまう(=市の維持管理費が増大し、さらに効率が悪い都市構造になってしまう)ことが明白である以上、重要なのはLRT導入の是非ではありません。
 重要なのは、LRTを含めた市域内の公共交通の利便性を利用者視点でどう高めていけるかということなのです。

 公共事業は、短期的には投資を回収しきれるものではありませんから、評価を行う場合は中長期的な視野に立った総合的な評価を行う必要があります。


・走行時間の短縮効果
・走行費用の減少効果
・交通事故の減少効果


 といった費用便益分析だけでなく、


・雇用の創出効果
・消費の拡大効果


 といった社会的波及効果も勘案する必要があります。


 参考までに、2011年11月に行われた福田 富一(とみかず)知事の講演によると、1日の利用者数が片道16,500人/往復33,000人の場合、LRTの維持管理費は約15億円/年に対して、運賃収入は約20億円/年との試算が出ています。
 運賃設定については言及がなかったのですが、確か運賃は150円という想定があったので、それに準拠しているのだろうと思います。
 運行頻度は、ラッシュ時には4分ごと、日中や夜間でも6分ごとを想定しています。
 また、この試算には車内や停留所などの広告収益は含んでいないものと思います。

 参考ついでに、以下の数値を記しておきます。


【公共交通機関の建設費】
・つくばエクスプレス(複線・全線高架か地下)は1kmあたり約142億円
・地下鉄(複線)は1km150~300億円
・モノレールやAGT(複線)は1km約100億円
・名古屋のガイドウェイバス(複線)は1km約50億円
・LRT(複線)は地平レベル中心で1kmあたり約15億円、部分的な高架区間を含むと1km約25億円(←宇都宮の場合はこれ)

【道路の建設費】
・4車線道路は地平レベル中心の場合は1kmあたり25億円以上
・橋や高架道路は1kmあたり100~240億円
・「テクノ通り」の整備は1km38億円
・「北道路」は1km100億円
・「大通り」の拡幅は1km90~100億円



 ちなみに、「つくばエクスプレス(TX)」は全長58.3kmの全線高架か地下の複線電化路線です。
 最高運転速度は130km/h、秋葉原~つくば間を最速45分で結びます。
 総建設費は「約8,400億円」(当初見込みより約1,000億円圧縮)で、開業前までは「赤字必至」「どうせ誰も乗らない」等の懐疑論が主流でした。

 2005年に開業し、現在開業から約7年経過しています。
 1日あたりの利用者数は、次のように推移しています。


・2005年度……157,000人/日
・2006年度……195,300人/日
・2007年度……234,200人/日
・2008年度……257,600人/日
・2009年度……270,300人/日
・2010年度……283,000人/日
・2011年度……290,000人/日
 (2011年度は、前年度末に発生した東日本大震災後の混乱が影響し、一時利用客数が伸びなかった時期があるため、統計上は増加ペースが鈍化しています/実際には震災後半年を経ずに元の増加ペースに戻っています)


 定時運行性・速達性が極めて高く、沿線の付加価値はうなぎ登りに上昇し、開業による経済波及効果は約26兆円超と言われています。

 宇都宮にLRTを導入する場合、建設費はTXの1/22(二十二分の一)程度ですので、導入効果も相応に縮小するとは思いますが、経済波及効果(間接的なものも含む)は数千億円規模以上になるものと考えることができます。


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【特集:宇都宮LRT】課題(2)運行主体の決定

先に行われた宇都宮市長選挙は、2期8年を手堅く務めてきた佐藤栄一氏が大差で当選しました。

・2012とちぎ宇都宮市長選 LRT実現 待ったなし 佐藤氏3選 「高齢化備え」奏功(東京新聞 2012年11月19日)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20121119/CK2012111902000154.html


 LRT導入を公約に掲げた佐藤氏が圧勝したことにより、同氏が掲げた「ネットワーク型コンパクトシティ」を実現するため、その東西方向の軸となるLRT導入計画が大きく前進します。

 今後の課題としては、


(1)市内最大のバス事業者「関東自動車」との調整
(2)LRT運行主体の決定
(3)市民への周知継続


 が挙げられます。

 前回の【課題(1)】関東自動車との調整に続き、2つめの課題である「運行主体の決定」について。


【課題(2)】運行主体の決定

 LRTを導入する場合、運行主体をどうするかは重要な問題です。
 この問題は関東自動車をはじめとするバス事業者との調整にもよりますので、現時点ではまだ未確定要素が大きいものと思います。

 インフラ整備(軌道敷設・施設建設・車両購入)は国と県の補助を受けつつ宇都宮市が行いますので、運行主体については、


(1)市とバス事業者、民間企業、市民などが共同出資する運行会社を設立して運行
(2)関東自動車が運行主体として運行
(3)関東自動車が路線バス事業を人員・設備丸ごと新たな運行主体に売却


 というのが考えられます。

 ただ、インフラ整備(軌道、停留所、関連施設、車両も)を公的資金で賄うとなれば、初期投資額を大幅に圧縮できるから……と判断して、


(4)JR東日本や東武鉄道などの鉄道事業者が運行主体として名乗りを上げる


 という可能性も出てきますが……。


▲ 米国・ポートランドのLRT「MAX」。LRT・路面電車・郊外列車・路線バスは「トライメット」が一括運行。中心市街地の幅員が狭い道路では、LRTの上下線を分離することで限られた空間をフル活用し、LRTとバスがうまく共存しています。

 関東自動車に限りませんが、地方の交通事業者にとって路線バス事業は「経営の重荷」になっています。

 端的に言えば、独立採算制が前提では「赤字」です。
 しかも、鉄道と違って専用走行空間を走らないため、定時運行性と速達性が確保できず(渋滞に巻き込まれるし、法定速度以上で走れないうえにバス停での停車時間が加わるため、マイカーの方が速達性が高くなる)、ますます利用者の路線バス離れが加速していきます。

 現状でも赤字(独立採算制が前提での「赤字」)で、将来の展望も明るくない……となれば、路線バスからは手を引いて、高い収益性が見込める高速バス事業や観光バス事業に特化する方が良いと考えるのが自然な流れです。

 関東自動車も、できれば高速バスや観光バス、企業などとの契約バスに特化して、収益性が高い事業だけで会社のスリム化を図りたいのだと思います。
 しかし、スリム化ということになると、バスの運転手さんなどの人員整理が発生してしまいます。
 会社としては、できれば人員整理はやりたくない筈で(労働問題に直結しますので)、関東自動車が路線バス事業から「撤退」という選択をしない(できない)大きな理由になっているのではないかと考えられます。

 私自身、かつてリストラ解雇や会社倒産で失職した経験があり、雇用を守ることがいかに重要かは骨身に染みて理解しています。
 宇都宮のLRT導入がスムーズに進むかどうかは、バス会社従業員の雇用機会の確保(+希望退職者の転職支援)にかかっているといっても良いのかも知れません。


 参考までに……。

 宇都宮市も市長も、これまで懇切丁寧に市民向けの説明を行っているのですが、東西基幹交通としてLRTを導入するのは、宇都宮が目指す「ネットワーク型コンパクトシティ」実現のための「手段の一つ」に過ぎません。
 LRTを1本通すだけではなく(それだけでもかなりの効果があるのですが)、鉄道・LRT・路線バス・コミュニティバス・デマンド交通との有機的な連携を図り(乗り換え・乗り継ぎをしやすくする)、クルマや自転車からの乗り換えも容易にすることになります。

 LRT導入に伴い、ある程度の路線バスについては整理・統合や運行区間の短縮が行われることになるでしょうから、その分の人員や車両に余裕が生じるはずです。
 余裕が出た人員や車両は、従来は公共交通空白地帯だったエリアへの新規路線用として振り向けることが考えられています。

 つまり、バス路線の整理・統合が行われても、バスの運転手さんの仕事はなくなるどころか、むしろ増えることになります。
 積極的にお仕事するのが嫌だという人はともかく、引き続き職務に励みたいバス関係の従業員を切り捨てるようなことにはならないわけです。


 いずれにしても、今までの日本では考えられなかったような、『プロジェクトX』級の一大変革が動き出します。
 既に富山市が行っているような諸政策を、より規模を大きくして実施していくことになるはずです。


 続いて、【課題(3)】市民への周知継続についてをご覧ください。


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【特集:宇都宮LRT】課題(1)関東自動車との調整

先に行われた宇都宮市長選挙は、2期8年を手堅く務めてきた佐藤栄一氏が当選しました。

・2012とちぎ宇都宮市長選 LRT実現 待ったなし 佐藤氏3選 「高齢化備え」奏功(東京新聞 2012年11月19日)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20121119/CK2012111902000154.html


 前回(2008年)の選挙は、LRT反対・慎重な候補が3人対抗馬として出馬し、佐藤氏が約8万票、対抗3候補が合計で約8万票、佐藤氏の得票が約500票ほど上回りました。
 今回(2012年)の選挙は、LRT導入と公共交通ネットワーク拡充を主張する佐藤氏が10万票以上(前回比:+2万票)、「脱LRT宣言」を主張した新人候補は約4万票(前回とは候補者が異なりますが、前回比:-4万票)でした。

 ここまでLRT導入が明確な争点となった市長選で、投票率が下がったにも関わらず佐藤氏は2万票も上積みして当選しました。
 これは極めて重要な意味を持ちます。

 今後の課題としては、


(1)市内最大のバス事業者「関東自動車」との調整
(2)LRT運行主体の決定
(3)市民への周知継続


 が挙げられます。


▲ ドイツ・カッセルのトラム。カッセルはグリム童話で有名なグリム兄弟が長く暮らしていた都市で、『水曜どうでしょう』ファンにもおなじみの「メルヘン街道」の中心都市。市内交通は「カッセル交通」が一括運行。


【課題(1)】関東自動車との調整

 関東自動車との調整は、今春同社が公共交通系の投資ファンド「みちのりホールディングス」の傘下に入り、経営陣が変わったことにより状況が変化。
 現在のトップは、「市が考えるネットワーク型コンパクトシティの考え方は理解できた」として、「県や市が考える公共交通ネットワーク構築に向けて、ブレーンになりたい」とまで語っています。
 以前は「何が何でもLRT反対」というほどに態度を硬化し、一切交渉にも応じない姿勢であったわけですから、これは大きな前進です。

 「みちのりホールディングス(みちのりHD)」は、現在、


「茨城交通」(茨城県)
「関東自動車」(栃木県)
「福島交通」(福島県)
「岩手県北バス」(岩手県)


 を傘下に収めています。

 鉄道・軌道の運行経験が皆無の「関東自動車」が「みちのりHD」傘下に入ったことのメリットの一つは、グループ企業となった「茨城交通」(かつては鉄道も運行/現在はひたちなか市と共同出資した「ひたちなか海浜鉄道」の株主)と「福島交通」(現在も鉄道を運行)は鉄道運行の経験があるということです。
 具体的にいえば、宇都宮にLRTを導入し、「関東自動車」が運行主体に名を連ねる場合、運転士の訓練や鉄道・軌道の運行ノウハウ習得をグループ会社に頼ることができるということです。

 宇都宮でスムーズにLRT導入が実現できれば、「みちのりHD」にとってもビッグチャンスとなります。
 なぜなら、「茨城交通」の本丸でもある水戸でもLRT構想があり、宇都宮での導入スキームを水戸に、さらに言えば全国各地に適用できるからです。
 自治体とバス事業者が協力して、公共交通ネットワークを構築することで、バス事業者にもメリットがあることが分かれば、一気に流れが変わっていくものと思います。


 続いて、【課題(2)】運行主体の決定についてをご覧ください。


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