下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【関東鉄道】取手→水海道間の深夜バス申請中
■取手では常磐線終電から、守谷ではTX終電から乗り継ぎ可能
関東鉄道は、常磐線の下り最終列車を待って0:40(24:40)に取手駅を出発し、つくばエクスプレス(TX)の下り最終列車を待って1:15(25:15)に守谷駅を出発し、水海道駅まで運行する深夜バスの認可申請を行っています。
・取手~守谷~水海道間深夜バスについて(関東鉄道 2013年12月27日)
http://www.kantetsu.co.jp/bus/shinya/midnight-m.html
取手~守谷間は、800円。
取手~水海道間は、1,300円。
守谷~水海道間は、500円。
途中の乗車は守谷駅でのみ可能で、他は全て降車専用です。
■一言に「深夜バス」といって、実態はさまざま
「深夜バス」と聞くと、『水曜どうでしょう』で出演陣がたびたび乗車しては「やられ」ちゃってる「はかた」号などを思い起こす人もいると思いますが、あれは「夜行の高速バス」なんです。
「深夜バス」には、
(1)通常のバス路線で、深夜の時間帯(23時以降など)に運行する「深夜バス」
(2)終列車が出発した後の時間帯に、鉄道の代替手段としてターミナル駅から郊外に向かう「深夜急行バス」
……があります。
(1)タイプの「深夜バス」は、通常のバス路線の終バスの時刻を繰り下げて、割増料金を支払えば利用できるようにするものです。
(2)タイプの「深夜急行バス」は、鉄道の終列車に乗り遅れた人を「救済」する目的で運行するものです。
今回、関東鉄道が申請しているのは、(2)のタイプだろうと思います。
私も埼玉・所沢在住時には(2)タイプの「深夜バス」を時折利用していました。
専用の最短ルートを高速運行する鉄道より所要時間はかなりかかるのですが(3倍程度)、タクシーを利用するよりは料金がかからないので(例:池袋~所沢間の深夜帯だと、タクシーだと10,000円超、深夜急行バスは2,000円程度)重宝していました。
特に「深夜急行バス」の場合、民間の交通事業者が自力運行する前提だと、一定以上の需要が見込めないと運行が難しいのですが、都心から100km圏内辺りまでは通勤圏内に入るため、相応に潜在需要はあるものと思います。
従来運行していなかったルートでも、行政が「下駄を履かせる」(住民サービスの一環として運行経費の一部を肩代わりする)などすれば、もしかすると可能性が見えてくるケースもあるのではないかと思います。
今回のケースでは、今のところ水海道以北の深夜バス(深夜急行バス)は考えていないようなんですが、上記「下駄を履かせる」方式が可能で、かつ鉄道の乗車券(定期券)プラス深夜料金加算で利用できる柔軟な運用が実現できるのであれば、終列車の後に走る深夜急行バスは「地方でもあり」ではないかと思います。
もしその手法が適用できるなら、たとえばJR水戸線の終電が出発した後に、小山駅24:00発とか25:00発の下館方面行きの深夜急行バスがあれば、結構需要を掘り起こせるのではないか……と。
(もっとも、JR水戸線に関して言えば、対都心を考えると小山23:11発が終電では「早過ぎる」ので、終列車の時刻繰り下げが必要だと考えています)
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
関東鉄道は、常磐線の下り最終列車を待って0:40(24:40)に取手駅を出発し、つくばエクスプレス(TX)の下り最終列車を待って1:15(25:15)に守谷駅を出発し、水海道駅まで運行する深夜バスの認可申請を行っています。
・取手~守谷~水海道間深夜バスについて(関東鉄道 2013年12月27日)
http://www.kantetsu.co.jp/bus/shinya/midnight-m.html
取手~守谷間は、800円。
取手~水海道間は、1,300円。
守谷~水海道間は、500円。
途中の乗車は守谷駅でのみ可能で、他は全て降車専用です。
■一言に「深夜バス」といって、実態はさまざま
「深夜バス」と聞くと、『水曜どうでしょう』で出演陣がたびたび乗車しては「やられ」ちゃってる「はかた」号などを思い起こす人もいると思いますが、あれは「夜行の高速バス」なんです。
「深夜バス」には、
(1)通常のバス路線で、深夜の時間帯(23時以降など)に運行する「深夜バス」
(2)終列車が出発した後の時間帯に、鉄道の代替手段としてターミナル駅から郊外に向かう「深夜急行バス」
……があります。
(1)タイプの「深夜バス」は、通常のバス路線の終バスの時刻を繰り下げて、割増料金を支払えば利用できるようにするものです。
(2)タイプの「深夜急行バス」は、鉄道の終列車に乗り遅れた人を「救済」する目的で運行するものです。
今回、関東鉄道が申請しているのは、(2)のタイプだろうと思います。
私も埼玉・所沢在住時には(2)タイプの「深夜バス」を時折利用していました。
専用の最短ルートを高速運行する鉄道より所要時間はかなりかかるのですが(3倍程度)、タクシーを利用するよりは料金がかからないので(例:池袋~所沢間の深夜帯だと、タクシーだと10,000円超、深夜急行バスは2,000円程度)重宝していました。
特に「深夜急行バス」の場合、民間の交通事業者が自力運行する前提だと、一定以上の需要が見込めないと運行が難しいのですが、都心から100km圏内辺りまでは通勤圏内に入るため、相応に潜在需要はあるものと思います。
従来運行していなかったルートでも、行政が「下駄を履かせる」(住民サービスの一環として運行経費の一部を肩代わりする)などすれば、もしかすると可能性が見えてくるケースもあるのではないかと思います。
今回のケースでは、今のところ水海道以北の深夜バス(深夜急行バス)は考えていないようなんですが、上記「下駄を履かせる」方式が可能で、かつ鉄道の乗車券(定期券)プラス深夜料金加算で利用できる柔軟な運用が実現できるのであれば、終列車の後に走る深夜急行バスは「地方でもあり」ではないかと思います。
もしその手法が適用できるなら、たとえばJR水戸線の終電が出発した後に、小山駅24:00発とか25:00発の下館方面行きの深夜急行バスがあれば、結構需要を掘り起こせるのではないか……と。
(もっとも、JR水戸線に関して言えば、対都心を考えると小山23:11発が終電では「早過ぎる」ので、終列車の時刻繰り下げが必要だと考えています)
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HN:
下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
自己紹介:
「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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