下館レイル倶楽部
真岡鐵道・関東鉄道常総線・JR水戸線が集まる「下館」を中心に活動する鉄道模型趣味・鉄道趣味の倶楽部です。(2009年6月12日開設)
【JR東日本】EF510 500番台、営業運転開始
- 2010/06/29 (Tue)
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試運転を繰り返していた「EF510 500番台」。
2010年6月25日(金)、いよいよ営業運転に投入されました。
・寝台特急「カシオペア」をEF510-501が牽引(「railf.jp」2010年6月25日)
http://railf.jp/news/2010/06/25/215500.html
実はその日、私は急に用ができ、夕方になって小山駅から上野駅に向かっていました。
すると、間々田駅付近で、蒼い機関車に牽引された銀色の列車とすれ違い。
「EF510 500番台」が寝台特急「カシオペア」を牽引して走る最初の姿を、私はすれ違う車内から見たのでした。
乗る列車が1本遅ければ、小山駅のホームから観察できたかも……と思ったことは言うまでもありません(苦笑)
年々客車列車が衰退していく中、本当に久々に登場した旅客用の新型電気機関車が「EF510 500番台」です。
(注:旅客専用ではなく、合間に貨物列車の牽引も行うようです)
これまでの客車列車は、国鉄時代の旧式化した電気機関車が相当くたびれた客車を牽引していて――熱心な愛好家はそちらの方が良いんだそうですが――、私はこのままだとイメージアップにはならないと考えていました。
というのは、特に特急のような「看板列車」には、適切な時期に適切な投資を行い、でき得る限り最良の車両を用意すべきだと考えているからです。
これだけクルマが一般的になり、外観や内装がどんどん向上していく中で、鉄道車両だけが何十年も同じ車両を使い続けていくことは、相対的な価値の減退に直結します。
(そのような車両があること自体はとても価値があるし、しっかり動態保存すべきだと思いますが、しかし古い車両しかないというのは問題です)
その意味において、「カシオペア」の登場は大きな意味がありましたが、登場時点では機関車の新造が行われなかったという意味では不完全でした。
今回の「EF510 500番台」の登場は、単に新型機が登場したというだけのことではなく、看板列車を牽引する旅客用の機関車を15両新造するということで、特別な意味合いがあります。
15両の内の2両は「カシオペア」に合わせた塗色となり、これでやっと「カシオペア」は本来あるべき姿を体現できることになります。
大げさに言えば、日本における客車列車の未来を背負って立つことになった「EF510 500番台」。
今のところ、「カシオペア」と「北斗星」以外にどんな列車を牽引するかは分かりませんが、できれば「あけぼの」や「日本海」、「トワイライトエクスプレス」などの寝台列車も牽引して欲しいものです。
※なお、この記事にコメントをつける場合は、記事タイトル下の「CM」部分をクリックすると投稿できます。
2010年6月25日(金)、いよいよ営業運転に投入されました。
・寝台特急「カシオペア」をEF510-501が牽引(「railf.jp」2010年6月25日)
http://railf.jp/news/2010/06/25/215500.html
実はその日、私は急に用ができ、夕方になって小山駅から上野駅に向かっていました。
すると、間々田駅付近で、蒼い機関車に牽引された銀色の列車とすれ違い。
「EF510 500番台」が寝台特急「カシオペア」を牽引して走る最初の姿を、私はすれ違う車内から見たのでした。
乗る列車が1本遅ければ、小山駅のホームから観察できたかも……と思ったことは言うまでもありません(苦笑)
年々客車列車が衰退していく中、本当に久々に登場した旅客用の新型電気機関車が「EF510 500番台」です。
(注:旅客専用ではなく、合間に貨物列車の牽引も行うようです)
これまでの客車列車は、国鉄時代の旧式化した電気機関車が相当くたびれた客車を牽引していて――熱心な愛好家はそちらの方が良いんだそうですが――、私はこのままだとイメージアップにはならないと考えていました。
というのは、特に特急のような「看板列車」には、適切な時期に適切な投資を行い、でき得る限り最良の車両を用意すべきだと考えているからです。
これだけクルマが一般的になり、外観や内装がどんどん向上していく中で、鉄道車両だけが何十年も同じ車両を使い続けていくことは、相対的な価値の減退に直結します。
(そのような車両があること自体はとても価値があるし、しっかり動態保存すべきだと思いますが、しかし古い車両しかないというのは問題です)
その意味において、「カシオペア」の登場は大きな意味がありましたが、登場時点では機関車の新造が行われなかったという意味では不完全でした。
今回の「EF510 500番台」の登場は、単に新型機が登場したというだけのことではなく、看板列車を牽引する旅客用の機関車を15両新造するということで、特別な意味合いがあります。
15両の内の2両は「カシオペア」に合わせた塗色となり、これでやっと「カシオペア」は本来あるべき姿を体現できることになります。
大げさに言えば、日本における客車列車の未来を背負って立つことになった「EF510 500番台」。
今のところ、「カシオペア」と「北斗星」以外にどんな列車を牽引するかは分かりませんが、できれば「あけぼの」や「日本海」、「トワイライトエクスプレス」などの寝台列車も牽引して欲しいものです。
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下館レイル倶楽部・代表
性別:
男性
趣味:
鉄道、鉄道模型、ミリタリーなど
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「下館レイル倶楽部」は、鉄道の街・下館(茨城県筑西市)を中心に活動する鉄道&鉄道模型の趣味団体です。
しもだて地域交流センター「アルテリオ」で鉄道模型の運転会を毎月開催するほか、各種イベントの見学・撮影なども実施しています。
公共交通の上手な利活用や、鉄道など公共交通を活かしたまちづくりなどの情報発信も行います!
・mixi(ミクシィ)
・Facebook(フェイスブック)
・Twitter(ツイッター)
・ご連絡&お問い合わせメールアドレス
nal@sainet.or.jp(←「@」を半角文字にしてお送りください)
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